JP5086192B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は,処理室内に処理ガスを導入しながら排気し,処理ガスのプラズマを生成して被処理基板(例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)やエレクトロルミネセンスディスプレイ(Electro−Luminescence Display)などのフラットパネルディスプレイ(Flat Panel Display)用の基板)に対して所定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置に関する。
この種のプラズマ処理装置においては,従来より処理室内に配置されたFPD基板に対してエッチング,成膜などの所定のプラズマ処理を行う際に,処理室内のFPD基板上に処理ガスが導入され,プラズマ化される。このようなプラズマ処理装置では,例えば処理ガスを吐出する複数のガス吐出孔が形成されたシャワーヘッドを処理室の天井部に設け,処理室内を例えばターボ分子ポンプなどの真空ポンプで真空排気するようになっている。
ところで,FPD基板は益々大型化が指向され,最近では一辺が2m以上にもなる巨大なFPD基板が出現するに至っており,それに伴って処理室も大型化し,このような処理室内に大量の処理ガスを供給する必要が生じている。これに伴い,処理室からの排気量も増大する。このため,例えば処理室に複数の排気口を設け,各排気口にターボ分子ポンプなどの真空ポンプを接続して,大量のガスを排気するものもある。
特開平10−22263号公報 特開平11−40398号公報
しかしながら,プラズマ処理装置では,通常,例えば複数のターボ分子ポンプなどの取付位置や各部の配設位置などにより処理室内に形成される排気口の位置も限られることになる。この場合,処理室内の排気の流れは,排気口の近傍に集中し,排気の均一性に偏りが生じてしまう。このため,FPD基板の面内における処理結果(例えばエッチングレートや成膜レートなど)に偏りが生じるという問題があった。
この点,半導体ウエハなどを処理するプラズマ処理装置においては,載置台の周りに排気リングを設け,排気の流れを調整するものがある(特許文献1,2参照)。例えば特許文献1における排気リングは,載置台からその周囲を囲み外側に張り出すヒレ部を形成する上側の排気リングと,処理室の側壁からその周囲を囲み内側に張り出すヒレ部を形成する下側の排気リングよりなる。また特許文献2における排気リング(リング状遮蔽板)は,上側の排気リングと下側の排気リングの両方にそれぞれ複数の排気孔が重ならないように形成されている。
ところが,これらはいずれについても半導体ウエハの処理装置であり,その処理室の大きさもFPD用基板の処理装置に比して小さいため,排気量も少ないのでターボ分子ポンプなども1つで足り,排気口も1つで十分である。このように比較的小型の処理装置に適用される排気リングをFPD用基板を処理する大型の処理装置にそのまま適用しても,排気の流れの偏りを十分に解消することはできない。
すなわち,FPD用基板のような大型の基板を処理する大型の処理装置では,上述したように排気量が多いため,複数の排気口から大量に排気できるように構成されている。このため,各排気口の近傍で吸引力が強くなるので,1つの排気口だけでなく,各排気口に排気の流れが集中する。この場合,例えば特許文献1のように排気口の配置位置とは無関係に上側と下側の排気リングにヒレ部を設けただけでは,各排気口の配置位置によって排気の流れが変わってしまう虞がある。また,特許文献2のように排気口の配置位置とは無関係に上側と下側の排気リングの両方に一様に排気孔を形成するだけでも,各排気口の配置位置によって排気の流れが変わってしまう虞は払拭しきれない。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,処理室に設けられた各排気口の配置位置に拘わらず,排気の流れが各排気口に集中することを防止できるプラズマ処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,被処理基板にプラズマ処理を施す処理室と,前記処理室にプラズマを生起するための処理ガスを供給する処理ガス供給部と,前記処理室内に設けられ,前記被処理基板を載置する載置台と,前記処理室内のプラズマ生成領域と前記処理室内を排気する排気経路を隔てるバッフル部と,前記排気経路において前記バッフル部よりも下流側に,前記載置台の周囲に配置された複数の排気口と,を備え,前記バッフル部は,前記載置台の周囲を囲むように離間して配置された上流側バッフル板とこの上流側バッフル板の下流側に配置された下流側バッフル板とからなり,前記各バッフル板にはそれぞれ前記プラズマ生成領域と前記排気経路とを連通する複数の開口が形成され,少なくとも一方のバッフル板の各開口は前記各排気口の配置位置に応じて数と形状のいずれか一方又は両方を変えたことを特徴とするプラズマ処理装置が提供される。
このような本発明によれば,処理ガス供給部から処理室内のプラズマ生成領域に向けて供給された処理ガスは,バッフル部を介して排気経路から排気口へ導かれ排気される。このとき,上流側バッフル板と下流側バッフル板のうち,少なくとも一方のバッフル板の各開口は前記各排気口の配置位置に応じて数と形状のいずれか一方又は両方を変えているので,上流側バッフル板と下流側バッフル板を通る排気の流れは,各排気口の配置位置に拘わらず,常に各排気口に集中することを防止できる。
この場合,前記上流側バッフル板の複数の開口は,全体に一様に配置されるように形成し,前記下流側バッフル板の複数の開口は,前記各排気口から遠ざかるほど数が多くなるように又は形状が大きくなるように形成するようにしてもよい。これにより,排気の流れが排気口の近傍に集中することを防止でき,排気の流れをより均等にすることができる。すなわち,一般には排気口に近い部位ほど吸引力が大きく,各排気口から遠いほど吸引力が弱まるので,それに応じて開口の数が多くなるように又は形状が大きくなるようにすることで,各開口からほぼ同様に処理ガスを排気できる。
具体的には例えば前記上流側バッフル板の前記複数の開口は円孔状に形成するとともに,前記下流側バッフル板の前記複数の開口はスリット状に形成してもよい。この場合,前記下流側バッフル板の前記スリット状の各開口は,前記各排気口から遠ざかるほど広くなるように形成することが好ましい。
上記の他,前記上流側バッフル板と前記下流側バッフル板の前記複数の開口はともに円孔状に形成してもよい。この場合,前記下流側バッフル板の前記円孔状の開口の数は,前記各排気口から遠ざかるほど多くなるように形成することが好ましい。
また,前記上流側バッフル板は,前記載置台から外側に向けて水平になるように形成し,前記下流側バッフル板は,前記載置台から外側に向けて傾斜するようにしてもよい。これによれば,各排気口の配置位置に拘わらず,上流側バッフル板と下流側バッフル板とは,これらの間の空間と,下流側バッフル板と排気口との間の空間とがほぼ同様になるように配設することができる。これにより,排気の流れを均等にすることができるとともに,より安定させることができる。
例えば前記排気口が前記処理室の側壁に形成されている場合に,前記処理室の側壁側は,排気口の位置にバッフル板を取り付けることができない。このような場合でも,前記下流側バッフル板は,例えば前記載置台の下方から前記処理室の側壁に向けて上方に傾斜するように形成することにより,各バッフル板の間の空間と,下流側バッフル板と排気口との間の空間とがほぼ同様になるように配設することができる。
また,前記上流側バッフル板及び前記下流側バッフル板にはそれぞれ,これらの開口の開度を調整する開度調整部材を設けるようにしてもよい。これによれば,前記上流側バッフル板及び前記下流側バッフル板の開口の開度を,例えば排気口からの吸引力に応じて微調整できる。これにより,排気の流れがより最適になるように調整できる。
本発明によれば,処理室に設けられた各排気口の配置位置に拘わらず,排気の流れが各排気口に集中することを防止できるプラズマ処理装置を提供できるものである。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(プラズマ処理装置の構成例)
先ず,本発明を複数のプラズマ処理装置を備えるマルチチャンバータイプの基板処理装置に適用した場合の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は,本実施形態にかかる基板処理装置100の外観斜視図である。同図に示す基板処理装置100は,フラットパネルディスプレイ用基板(FPD用基板)Gに対してプラズマ処理を施すための3つのプラズマ処理装置を備える。
各プラズマ処理装置はそれぞれ減圧可能な処理室200を備える。各処理室200はそれぞれ,断面多角形状(例えば断面矩形状)の搬送室110の側面にゲートバルブ102を介して連結されている。搬送室110にはさらに,ロードロック室120がゲートバルブ104を介して連結されている。ロードロック室120には,基板搬出入機構130がゲートバルブ106を介して隣設されている。
基板搬出入機構130にそれぞれ2つのインデクサ140が隣設されている。インデクサ140には,FPD用基板Gを収納するカセット142が載置される。カセット142は複数枚(例えば25枚)のFPD用基板Gが収納可能に構成されている。
このような基板処理装置100によってFPD用基板Gに対してプラズマ処理を行う際には,先ず基板搬出入機構130によりカセット142内のFPD用基板Gをロードロック室120内へ搬入する。このとき,ロードロック室120内に処理済みのFPD用基板Gがあれば,その処理済みのFPD用基板Gをロードロック室120内から搬出し,未処理のFPD用基板Gと置き換える。ロードロック室120内へFPD用基板Gが搬入されると,ゲートバルブ106を閉じる。
次いで,ロードロック室120内を所定の真空度まで減圧した後,搬送室110とロードロック室120間のゲートバルブ104を開く。そして,ロードロック室120内のFPD用基板Gを搬送室110内の搬送機構(図示せず)により搬送室110内へ搬入した後,ゲートバルブ104を閉じる。
搬送室110と処理室200との間のゲートバルブ102を開き,上記搬送機構により処理室200内の載置台に未処理のFPD用基板Gを搬入する。このとき,処理済みのFPD用基板Gがあれば,その処理済みのFPD用基板Gを搬出し,未処理のFPD用基板Gと置き換える。
処理室200内では,FPD用基板G上に処理ガスを供給してエッチング,アッシング,成膜などの所定の処理を行う。なお,本実施形態にかかる処理室200は,その上方から処理ガスを供給するとともに下方の複数の排気口から排気するように構成されている。
(処理室の構成例)
次に,このような各プラズマ処理装置の処理室200の具体的構成例について図面を参照しながら説明する。ここでは,本発明のプラズマ処理装置を,例えばガラス基板などのFPD用の絶縁基板(以下,単に「基板」とも称する)Gをエッチングする容量結合型プラズマ(CCP)エッチング装置に適用した場合の処理室の構成例について説明する。図2は,処理室200の概略構成を示す断面図である。
処理室200は,例えば表面が陽極酸化処理(アルマイト処理)されたアルミニウムからなる略角筒形状の処理容器により構成される。処理室200はグランドに接地されている。処理室200内の底部には,下部電極を構成するサセプタ310を有する載置台300が配設されている。載置台300は,矩形の基板Gを固定保持する基板保持機構として機能し,矩形の基板Gに対応した矩形形状に形成される。
載置台300は,絶縁性のベース部材302と,このベース部材302上に設けられる導電体(例えばアルミニウム)からなる矩形ブロック状のサセプタ310とを備える。サセプタ310上には,基板Gを基板保持面で保持する静電保持部320が設けられる。静電保持部320は,例えば下部誘電体層と上部誘電体層との間に電極板322を挟んで構成される。載置台300には,その外枠を構成し,上記ベース部材302,サセプタ310,静電保持部320の周りを囲むように,例えばセラミックや石英の絶縁部材からなる矩形枠状の外枠部330が配設されている。
静電保持部320の電極板322には,直流(DC)電源315がスイッチ316を介して電気的に接続されている。スイッチ316は,例えば電極板322に対してDC電源315とグランド電位とを切り換えられるようになっている。スイッチ316がDC電源315側に切り換えられると,DC電源315からのDC電圧が電極板322に印加され,静電吸着力(クーロン力)により基板Gは載置台300上に吸着保持される。スイッチ316がグランド側に切り換えられると,電極板322が除電され,これに伴って基板Gも除電され,静電吸着力が解除される。
サセプタ310には,整合器312を介して高周波電源314の出力端子が電気的に接続されている。高周波電源314の出力周波数は,比較的高い周波数たとえば13.56MHzなどが選ばれるが,更にこの周波数に比較的低い周波数たとえば3.2MHzなどを重畳する2周波とすることもある。
サセプタ310の内部には冷媒流路317が設けられており,チラー装置(図示せず)から所定の温度に調整された冷媒が冷媒流路317を流れるようになっている。この冷媒によって,サセプタ310の温度を所定の温度に調整することができる。
載置台300は,静電保持部320の基板保持面と基板Gの裏面との間に伝熱ガス(例えばHeガス)を所定の圧力で供給する伝熱ガス供給機構を備える。伝熱ガス供給機構は,伝熱ガスをサセプタ310内部のガス流路318を介して基板Gの裏面に所定の圧力で供給するようになっている。
なお,このような載置台300に対して基板Gを搬出入する際には,処理室200の側壁に形成された基板搬入出口204をゲートバルブ102によって開閉することにより,処理室200と搬送室110との間を連通させる。
処理室200の天井部には,載置台300に対向するようにシャワーヘッド210が配設されている。シャワーヘッド210は処理室200内に処理ガスを吐出する処理ガス吐出部を構成する。シャワーヘッド210は,内部にバッファ室222を有し,載置台300と対向する吐出面(下面)に処理ガスを吐出する多数の処理ガス吐出孔224が形成されている。
また,シャワーヘッド210は,載置台300のサセプタ310と平行に対向するように配置されており,上部電極の機能も兼ねている。すなわち,シャワーヘッド210は例えばグランドに接地されており,サセプタ310とともに一対の平行平板電極を構成する。これにより,基板G上に処理ガスが供給され,サセプタ310に高周波電源314からの高周波電力が印加されると,基板G上のプラズマ生成空間に処理ガスのプラズマが生起される。このプラズマ中のイオン,ラジカルなどの活性種が基板Gの上面(被処理面)に作用し,基板G上に所定のエッチング処理が施される。
シャワーヘッド210には,処理ガスを供給する処理ガス供給機構230が接続されている。具体的には処理ガス供給機構230は,処理ガス供給源232を備え,処理ガス供給源232は処理ガス供給配管233を介してシャワーヘッド210の上面に設けられた処理ガス導入口226に接続されている。処理ガス供給配管233の途中には,処理ガスの流量を制御するためのマスフローコントローラ(MFC)234,処理ガスの供給を開始又は停止させるための開閉バルブ235などが設けられている。
このような処理ガス供給源232からの処理ガスは,処理ガス導入口226を通ってシャワーヘッド210のバッファ室222に導入され,処理ガス吐出孔224から基板Gに向けて吐出される。なお,このような処理ガスとしては,例えばエッチングガスとしてフッ素ガスなどのハロゲン系のガス,Oガス,Arガスなどが用いられる。
処理室200の底部には,複数の排気口208が配設されている。これらの排気口208は例えば図3に示すように載置台300の周りに配設される。各排気口208にはそれぞれ排気管402を介して真空ポンプにより構成される排気機構が接続されており,各排気口208を通じて処理室200内の排気が行われる。図2では,排気機構を各排気口208に接続されたターボ分子ポンプ(TMP)410とその排気側にそれぞれ設けたドライポンプ(DP)420により構成した場合を例に挙げている。なお,各ドライポンプ(DP)の排気側の各配管は合流して,例えば基板処理装置100が設置されるクリーンルームなどの排気設備に接続される。
このように,複数の排気口208にそれぞれターボ分子ポンプ(TMP)410を設けることにより,大型の基板Gを処理する処理室200内の大量のガスを排気して処理室200内を高真空(例えば1.3Pa)に保持することができる。
なお,排気機構は図2に示すものに限られるものではない。例えば各ターボ分子ポンプ(TMP)410の下流側にそれぞれドライポンプ(DP)420を設ける代わりに,各ターボ分子ポンプ(TMP)410の下流側を合流させて,その合流配管に排気速度の高いメカニカルブースタポンプ(MBP)を1つ設けるようにしてもよい。
本実施形態にかかる載置台300の側方には,処理室200内を基板Gが処理されるプラズマ生成領域Sと排気経路Vを隔てるバッフル板340が配置されている。本実施形態におけるバッフル板340は,載置台300の周囲を囲んで配置されたリング状の上流側バッフル板350と,この上流側バッフル板よりも下流側に離間して配置されたリング状の下流側バッフル板360からなる。これら上流側バッフル板350,下流側バッフル板360はそれぞれ,例えば外枠部330と処理室200の側壁との間に図示しないボルトやねじなどの締結部材によって固定される。
各バッフル板350,360にはそれぞれプラズマ生成領域Sと排気経路Vとを連通する複数の開口が形成され,少なくとも一方のバッフル板の開口は各排気口208の配置位置に応じて数と形状のいずれか一方又は両方を変えた構成になっている。これにより,処理室内の雰囲気が排気経路を介して排気される際に,各排気口208の配置位置に集中して排気されることを防止できる。
(各バッフル板の構成例)
以下,このような上流側バッフル板350と下流側バッフル板360の具体的構成例について図面を参照しながら詳細に説明する。図4は上流側バッフル板350の構成例を示す図であり,図5は下流側バッフル板360の構成例を示す図である。図4は上流側バッフル板350を取り付けた状態で載置台300を上方から見た図であり,図5は上流側バッフル板350を取り外した状態で下流側バッフル板360を上方から見た図である。
図4に示す上流側バッフル板350は,載置台300の周り全体を塞ぐように設けられる。図4に示す上流側バッフル板350は4枚の板状部材に分けて構成される。具体的には載置台300の周りに,処理室200の側壁の一端から他端まで平行に延びる長い矩形状の2枚の板状部材352と,これら板状部材352の直角方向に延びる一対の短い矩形状の2枚の板状部材354とを配設してなる。これらの板状部材352,354には,複数の円孔状の開口356が全体に一様(例えば格子状)に形成されている。なお,各円孔状開口356の配置は,図4に示すものに限られるものではない。
図5に示す下流側バッフル板360は,載置台300の各側面と処理室200の側壁との間に設けられた4枚の板状部材362からなる。これらは板状部材362にはそれぞれ,スリット状の開口364が形成されている。各スリット状開口364は,載置台300から処理室200の側壁に向けてほぼ垂直に延びるように形成される。また各スリット状開口364は,吸込力が最も強くなる排気口208の近傍から遠ざかるほど幅が広くなるように配置される。
具体的には例えば図6に示すように,排気口208から遠いスリット状開口364bは,排気口208から近いスリット状開口364aよりも幅を大きくする。これにより,排気口208から近い順に,スリット状開口364a,364bと幅が大きくなり,さらにその外側の角部には孔が形成されるのでその孔がスリット状開口364bよりもさらに大きいスリット状開口364cとして機能する。
なお,下流側バッフル板360は,図4に示す上流側バッフル板350のように平行する2つの板状部材362を四つ角まで延びるように形成して,四つ角には図6に示す場合と同様にスリット状開口364cを形成するようにしてもよい。これにより,排気の流れが排気口208の近傍に集中することを防止できる。しかも,排気口208から遠いほど吸引力が弱まるので,それに応じてスリット状開口364の幅を大きくすることで,各スリット状開口364からほぼ同様に処理ガスを排気できる。
(処理室内の排気の流れ)
次に,本実施形態におけるバッフル板340を設けた場合の排気の流れについて図面を参照しながら説明する。図7A〜図10A,図7B〜図10Bは排気の流れの概略を説明するための図である。図7B〜図10Bは,図7A〜図10Aに示すA−A断面を横方向から見た場合の概略図である。図7A,図7Bはバッフル板340をまったく設けない場合,図8A,図8Bは下流側バッフル板360だけを設けた場合,図9A,図9Bは下流側バッフル板360と上流側バッフル板350を両方設けた場合,図10A,図10Bは本実施形態の比較例としてスリットのない下流側バッフル板363を1枚だけ設けた場合である。
図7A,図7Bに示すように,バッフル板340をまったく設けない場合には,処理室200内の排気の流れは,各排気口208に集中する。すなわち,シャワーヘッド210から載置台300上のプラズマ生成領域Sに向けて供給された処理ガスは,載置台300と処理室200の側壁との間の排気経路Vを通って各排気口208に向かう。このとき,バッフル板340がないため,各排気口208の吸引力の作用により,各排気口208に排気の流れが集中してしまう。これでは,排気の均一性に偏りが生じ,その結果,基板Gの面内におけるエッチングレートに偏りが生じてしまう。特にFPD基板を処理するプラズマ処理装置では処理室200も大型なので,排気の流れが各排気口208に集中すると,偏りが大きくなってしまうという問題がある。
これに対して,本実施形態では,図8A,図8Bに示すように下流側バッフル板360を設けることにより,各排気口208に近いほどスリット状開口364の幅が狭いのでコンダクタンスが小さく,各排気口208に遠いほどスリット状開口364の幅が広いのでコンダクタンスが大きくなる。このため,排気の流れは,各排気口208から近くて吸引力が強い部位ほど流れ難く,各排気口208から遠くて吸引力が弱い部位ほど流れ易くなる。これにより,排気の流れが各排気口208に集中することを防止できる。
本実施形態では図9A,図9Bに示すように,下流側バッフル板360に加えて上流側バッフル板350を設けることにより,上流側バッフル板350と下流側バッフル板360との間の空間に向けてより均一に排気の流れを形成することができる。これにより,排気の均一性をより向上させることができるので,その結果,基板Gの面内におけるエッチングレートの均一性も向上させることができる。
ここで,もしスリットがない下流側バッフル板363を設けた場合について考えてみると,図10A,図10Bに示すように排気の流れは四つ角の孔に集中して流れ込み,各排気口208へ向かうので,排気の均一性に大きな偏りが生じてしまう。従って,これを防止するためにも,下流側バッフル板360には開口(例えば上述のスリット状開口364)を形成することが好ましい。
また,上流側バッフル板350と下流側バッフル板360とは,これらの間の空間と,下流側バッフル板360と排気口208との間の空間とがほぼ同様になるように配設することが好ましい。これにより,上流側バッフル板350の各円孔状開口356を通る排気の流れが下流側バッフル板360の各スリット状開口364に効率よく導かれ,排気の流れをより安定させることができる。
なお,上記実施形態では,上流側バッフル板350及び下流側バッフル板360はともに,載置台300から外側に向けて水平になるように設けた場合について説明したが,必ずしもこれに限定されるものではない。例えば下流側バッフル板360は,載置台300から外側に向けて傾斜するように形成するようにしてもよい。
また,上記実施形態では,処理室200の底壁に複数の排気口208を形成したプラズマ処理装置にバッフル板340を設けた場合について説明したが,必ずしもこれに限定されることはなく,例えば図11A,図11Bに示すように処理室200の側壁に複数の排気口208を形成したプラズマ処理装置にバッフル板340を設けてもよい。排気口208を処理室200の側壁に形成する場合には,例えば図11A,図11Bに示すように処理室200の側壁の外側には,排気口208を囲むように,配管を取り付けるための取付枠体209が設けられている。この取付枠体209の底部に形成された孔209aに配管を介してターボ分子ポンプ(TMP)410,ドライポンプ(DP)420が接続される。
このように処理室200の側壁に排気口208を形成する場合においても,上流側バッフル板350と下流側バッフル板360とを共に水平に設けるようにしてもよい。ところが,排気口208の配置位置によっては,載置台300の側方かつ排気口208よりも上側の空間(バッフル板340を取り付ける空間)が狭くなってしまう場合もある。この場合にも,上流側バッフル板350と下流側バッフル板360とをともに水平に配置すると,上流側バッフル板350と下流側バッフル板360との間の空間が,下流側バッフル板360と排気口208との間の空間よりも狭くなってしまう虞がある。
そこで,このような場合には,例えば図12A,図12Bに示すように,下流側バッフル板360を載置台300の下方から処理室200の側壁に向けて上方に傾斜するように傾斜して配置することが好ましい。これにより,たとえ排気口208よりも上側の空間が狭くても,上流側バッフル板350と下流側バッフル板360との間の空間と,下流側バッフル板360と排気口208との間の空間とがほぼ同様になるように配設することができる。これにより,排気の流れが集中することを防止できるとともに,排気の流れをより安定させることができる。
なお,本実施形態における下流側バッフル板360に形成する開口364をスリット状にした場合について説明したが,これに限定されるものではない。例えば下流側バッフル板360にはスリット状開口364の代わりに円孔状開口を形成してもよい。この場合,スリット状開口364a,364b,364cの場合と同様に排気口208の近傍から遠ざかるほど孔径を大きくしたり,孔の数を多くしたりしてもよい。これによっても,排気の流れが各排気口208に集中することを防止できる。
また,本実施形態における下流側バッフル板360では,例えば図5に示すように排気口208の直上のうち,排気口208の孔縁あたりに短いスリット状開口364aを形成しているが,これに限定されるものではない。排気口208の直上は排気の流れが強くなるので,例えば排気口208の孔全体にわたってスリット状開口364を設けないようにしてもよい。これにより,排気口208の直上においてその排気口208の孔全体を閉じることができる。
また,本実施形態における上流側バッフル板350及び下流側バッフル板360には,例えば図13A,図13Bに示すように,これらの各円孔開口356,各スリット状開口364の開度を調整する開度調整部材358,368を設けるようにしてもよい。これによれば,上流側バッフル板及び前記下流側バッフル板における各円孔開口356,各スリット状開口364の開度を,例えば排気口208からの吸引力に応じて微調整できる。これにより,排気の流れがより最適になるように調整できる。
図13Aに示す開度調整部材358は,上流側バッフル板350の表面に板状部材359をスライド自在に取り付け,この板状部材に円孔状開口356の開度を調整するための調整孔359aを円孔状開口356と同様の配置に形成したものである。これによれば,開度調整部材358を構成する板状部材359をスライドさせることにより,各円孔状開口356の開度を一斉に調整することができる。なお,開度調整部材358の構成は,図13Bに示すものには限られるものではない。
図13Bに示す開度調整部材368は,各スリット状開口364の開度を調整する板状部材369を各スリット状開口364の近傍にスライド自在に設けたものである。これによれば,開度調整部材368の各板状部材369をスライドさせることにより各スリット状開口364の開度を別々に調整することができる。なお,開度調整部材368の構成は,図13Bに示すものには限られるものではない。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施形態では,本発明を,複数の排気口208を図3に示すように載置台300の4つの側面と処理室200の側壁との間に2つずつ配置したプラズマ処理装置に適用した場合について説明したが,複数の排気口208の数と配置はこれに限定されるものではない。また,複数の排気口208は必ずしも均等に形成されている必要はなく,例えば2つ又は3つ以上の排気口208が一部に近接して形成されていてもよい。
また,上記実施形態では上部電極を接地して下部電極のみに高周波電力を印加するタイプのプラズマ処理装置に適用した場合について説明したが,これに限定されるものではない。例えば上部電極と下部電極の両方に高周波電力を印加するタイプのプラズマ処理装置に適用してもよく,また下部電極のみに例えば高周波の異なる2種類の高周波電力を印加するタイプ或いは誘導結合タイプのプラズマ処理装置に適用してもよい。
本発明は,処理室内に処理ガスを導入しながら排気し,処理ガスのプラズマを生成して,被処理基板に対して所定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置に適用可能である。
本発明の実施形態にかかるプラズマ処理装置を備えた基板処理装置の構成例を示す斜視図である。 同実施形態における処理室の構成例を示す縦断面図である。 同実施形態における各排気口の配置位置を説明するための図である。 同実施形態における上流側バッフル板の構成例を示す図である。 同実施形態における下流側バッフル板の構成例を示す図である。 図5に示す下流側バッフル板の一部を拡大した図である。 同実施形態における処理室内の排気の流れを説明するための図であり,バッフル板がない場合である。 図7AにおけるA−A断面図である。 同実施形態における処理室内の排気の流れを説明するための図であり,下流側バッフル板だけを設けた場合である。 図8AにおけるA−A断面図である。 同実施形態における処理室内の排気の流れを説明するための図であり,上流側バッフル板と下流側バッフル板の両方を設けた場合である。 図9AにおけるA−A断面図である。 同実施形態における処理室内の排気の流れを説明するための図であり,開口が形成されていない下流側バッフル板だけを設けた場合である。 図10AにおけるA−A断面図である。 同実施形態において排気口が処理室の側壁に形成されている場合の排気の流れを説明するための縦断面図である。 図11AにおけるB−B断面図である。 同実施形態における下流側バッフル板の変形例を説明するための縦断面図である。 図12AにおけるB−B断面図である。 同実施形態における上流側バッフル板の開度調整部材を説明するための部分断面図である。 同実施形態における下流側バッフル板の開度調整部材を説明するための部分断面図である。
符号の説明
100 基板処理装置
102,104,106 ゲートバルブ
110 搬送室
120 ロードロック室
130 基板搬出入機構
140 インデクサ
142 カセット
200 処理室
204 基板搬入出口
208 排気口
209 取付枠体
209a 孔
210 シャワーヘッド
222 バッファ室
224 処理ガス吐出孔
226 処理ガス導入口
230 処理ガス供給機構
232 処理ガス供給源
233 処理ガス供給配管
234 マスフローコントローラ(MFC)
235 開閉バルブ
300 載置台
302 ベース部材
310 サセプタ
312 整合器
314 高周波電源
315 電源
316 スイッチ
317 冷媒流路
318 ガス流路
320 静電保持部
322 電極板
330 外枠部
340 バッフル板
350 上流側バッフル板
352,354 板状部材
356 円孔状開口
358 開度調整部材
360 下流側バッフル板
362 板状部材
363 開口がない下流側バッフル板
364(364a〜364c) スリット状開口
368 開度調整部材
402 排気管
410 ターボ分子ポンプ(TMP)
420 ドライポンプ(DP)
G FPD基板

Claims (8)

  1. 被処理基板にプラズマ処理を施す処理室と,
    前記処理室にプラズマを生起するための処理ガスを供給する処理ガス供給部と,
    前記処理室内に設けられ,前記被処理基板を載置する載置台と,
    前記処理室内のプラズマ生成領域と前記処理室内を排気する排気経路を隔てるバッフル部と,
    前記排気経路において前記バッフル部よりも下流側に,前記載置台の周囲に配置された複数の排気口と,を備え,
    前記バッフル部は,前記載置台の周囲を囲むように離間して配置された上流側バッフル板とこの上流側バッフル板の下流側に配置された下流側バッフル板とからなり,前記各バッフル板にはそれぞれ前記プラズマ生成領域と前記排気経路とを連通する複数の開口が形成され
    前記上流側バッフル板の複数の開口は,全体に一様に配置されるように形成し,前記下流側バッフル板の複数の開口は,前記各排気口から遠ざかるほど数が多くなるように又は形状が大きくなるように形成したことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記上流側バッフル板の前記複数の開口は円孔状に形成し,前記下流側バッフル板の前記複数の開口はスリット状に形成したことを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記下流側バッフル板の前記スリット状の各開口は,前記各排気口から遠ざかるほど広くなるように形成したことを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記上流側バッフル板と前記下流側バッフル板の前記複数の開口はともに円孔状に形成したことを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記下流側バッフル板の前記円孔状の開口の数は,前記各排気口から遠ざかるほど多くなるように形成したことを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記上流側バッフル板は,前記載置台から外側に向けて水平になるように形成し,前記下流側バッフル板は,前記載置台から外側に向けて傾斜するように形成したことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記排気口は,前記処理室の側壁に形成されており,
    前記下流側バッフル板は,前記載置台の下方から前記処理室の側壁に向けて上方に傾斜するように形成したことを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記上流側バッフル板及び前記下流側バッフル板にはそれぞれ,これらの開口の開度を調整する開度調整部材を設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
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