JP7519973B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本開示は、基板処理装置に関するものである。
特許文献1は、基板を載置するステージが内部に設けられたチャンバの底面の端付近の1箇所に排気口を形成し、排気口から排気することでチャンバ内を減圧する構成の基板処理装置を開示する。
国際公開第2013/175897号
本開示は、排気特性が偏りを抑制する技術を提供する。
本開示の一態様による基板処理装置は、チャンバと、基板支持部と、環状邪魔板と、真空ポンプと、配管ユニットとを備える。チャンバは、側壁と底部を有し、少なくとも1つのガス供給口と複数の排気口とを有する。チャンバは、複数の排気口の一部又は全部が、チャンバの底部に形成される。基板支持部は、チャンバ内に配置される。環状邪魔板は、上から見て複数の排気口を覆うように基板支持部の周囲に配置され、環状邪魔板と基板支持部との間に間隙が形成される。配管ユニットは、集合配管部と、複数の第1配管と、第2配管とを含む。集合配管部は、側壁を有する。集合配管部は、側壁に、複数の第1開口と、複数の第1開口よりも上方に配置される第2開口とを有する。複数の第1配管は、複数の第1開口から複数の排気口までそれぞれ延在する。第2配管は、第2開口から真空ポンプまで延在する。
本開示によれば、排気特性が偏りを抑制できる。
図1は、実施形態に係る基板処理装置の概略構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る排気部の構成の一例を模式的に示した図である。 図3は、実施形態に係る排気部の構成の一例を示した斜視図である。 図4は、実施形態に係る基板処理装置への基板の搬入を概略的に示した図である。 図5は、実施形態に係る基板処理装置の排気特性を示した図である。 図6は、比較例の基板処理装置の構成を概略的に示した図である。 図7は、比較例の基板処理装置の排気特性を示した図である。 図8は、実施形態に係る基板処理装置の概略構成の他の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るチャンバの底壁部分の排気口の配置の一例を概略的に示した図である。
以下、図面を参照して本願の開示する基板処理装置の実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態により、開示する基板処理装置が限定されるものではない。
ところで、基板を載置したチャンバ内を減圧して基板処理を実施する基板処理装置が知られている。基板処理装置は、基板を載置するステージがチャンバ内の中央に設けられ、スペースの制限やメンテナンス性を考慮して、チャンバの底面の端付近の1箇所に排気口が形成されることが多い。このような基板処理装置は、1箇所の排気口から排気してチャンバ内を減圧した場合、排気特性が偏り、基板に対する基板処理にも偏りが発生する。
そこで、排気特性が偏りを抑制する技術が期待されている。
[実施形態]
[成膜装置の構成]
次に、実施形態について説明する。最初に、実施形態に係る基板処理装置100について説明する。基板処理装置100は、基板に対して基板処理を実施する。実施形態では、基板処理装置100をプラズマ処理装置とし、基板に対して、基板処理としてアッシング処理等のプラズマ処理を行う場合を例に説明する。図1は、実施形態に係る基板処理装置100の概略構成の一例を示す図である。基板処理装置100は、半導体ウエハなどの基板Wに形成された被エッチング対象膜上のフォトレジスト膜をアッシングして除去するアッシング処理等のプラズマ処理を行う。
基板処理装置100は、気密に構成されたチャンバ110を有している。チャンバ110は、円筒状とされ、例えば表面に陽極酸化被膜を形成されたアルミニウム、ニッケル等の金属により構成されている。チャンバ110の上部は、石英、セラミックス等の絶縁部材料からなる略円盤状の蓋体107により気密に閉塞されている。
チャンバ110は、隔壁部材150により内部が、処理室102とプラズマ生成室104に区画されている。隔壁部材150には、複数の貫通孔150aが形成されている。プラズマ生成室104は、隔壁部材150を介して処理室102の上方に設けられている。プラズマ生成室104は、誘導結合プラズマ(ICP:Inductively Coupled Plasma)方式によってガスを励起させてガスからプラズマを生成する。処理室102は、複数の貫通孔150aを介してプラズマ生成室104に連通する。処理室102は、複数の貫通孔150aを介して供給されるプラズマにより、基板Wに対してアッシング処理等のプラズマ処理を行う。
チャンバ110は、蓋体107の外周端部にガス拡散路123が形成されている。ガス拡散路123は、チャンバ110の内周の周方向に沿ってリング状に形成されている。ガス拡散路123には、ガス流路122の一端が接続されている。ガス流路122は、チャンバ110の側壁内に形成されている。ガス流路122の他端には、ガス配管121が接続されている。ガス配管121は、ガス供給部120に接続されている。
ガス供給部120は、基板処理に用いる各種のガスのガス供給源にそれぞれ接続されたガス供給ラインを有している。各ガス供給ラインは、基板処理のプロセスに対応して適宜分岐し、開閉バルブなどのバルブや、マスフローコントローラなどの流量制御器など、ガスの流量を制御する制御機器が設けられている。ガス供給部120は、基板処理に用いる各種のガスを供給する。本実施形態では、例えば、ガス供給部120から水素(H2)ガスとアルゴン(Ar)ガスの混合ガスが供給される例を挙げて説明するが、ガスの種類はこれに限らない。ガス供給部120から供給されたガスは、ガス配管121、ガス流路122及びガス拡散路123を介して、蓋体107の外周端部付近からプラズマ生成室104の内部空間に導入される。
チャンバ110の上部には、アンテナ部材としてのコイル119が巻回されている。コイル119には、高周波電源118が接続されている。高周波電源118は、300kHz~60MHzの周波数の電力を出力し、コイル119に供給する。これにより、プラズマ生成室104内に誘導電磁界が形成される。プラズマ生成室104では、導入されたガスが誘導電磁界により励起され、プラズマが生成される。
チャンバ110は、内部に、基板Wが載置されるステージ106が設けられている。本実施形態に係る基板処理装置100は、ステージ106が処理室102内の中央付近に設けられている。ステージ106は、処理室102の底部に設けられた支持部材108に支持されている。ステージ106は、例えば、アルマイト処理されたアルミニウムにより形成される。ステージ106は、基板Wを加熱するためのヒータ105が内部に埋設されている。ヒータ105は、ヒータ電源138から給電されることにより基板Wを所定の温度(例えば300℃)に加熱する。ヒータ電源138は、基板W上の被エッチング対象膜が大きなダメージを受けない程度の温度、例えば250℃~400℃程度の範囲にヒータ105の温度を制御することができる。
処理室102の側壁には、基板Wの搬出入するため、開口した搬出入口132が形成されている。搬出入口132は、ゲートバルブ130によって開閉とされている。基板Wの搬出入は、例えば、搬送アーム170(図4参照)などの搬送機構によって行われる。搬出入口132は、搬送アーム170及び基板Wが通過可能なように、搬送アーム170及び基板Wの断面形状よりも若干大きく形成されている。例えば、搬出入口132は、上下方向の高さが搬送アーム170及び基板Wの厚さよりも所定の許容分だけ大きく形成されている。また、搬出入口132は、基板Wの搬出入する際に、搬送アーム170と干渉しないように、搬出入口132の下側の下面132aがステージ106の上面よりも低く形成されている。
処理室102の内側には、処理室102の内壁を保護するライナー134が設けられている。ライナー134は、例えば、アルミニウムから形成されている。ライナー134は、処理室102の内側面を覆うよう形成されている。また、ライナー134は、搬出入口132の下面132aの内側面側となる上端面134aが下面132aよりも上部に延長され、延長された上端面134aがステージ106の上面と同等の高さに形成されている。
チャンバ110は、ステージ106の周囲を囲むように複数の排気口136が形成されている。本実施形態では、チャンバ110の底壁に複数の排気口136が形成されている。各排気口136は、排気部140に接続されている。排気部140は、複数の排気口136から排気することでチャンバ110内を減圧する。排気部140の詳細な構成は、後述する。基板処理装置100は、排気部140によって処理室102及びプラズマ生成室104内を、プラズマ処理を実施する所定の真空度まで減圧することができる。
ライナー134には、ステージ106の下側に、内側となる支持部材108側に突出する整流板135が設けられている。整流板135は、各排気口136の上部を覆う程度までライナー134から内側に突出するように設けられている。整流板135は、ライナー134の内周の全周に設けられている。整流板135は、平板な環状の形状に形成され、ステージ106の下面、支持部材108の周面、及びチャンバ110の底面とそれぞれ間隔を開けて配置されている。整流板135は、チャンバ110の側壁側に固定され、当該側壁からステージ106側へ延びるように形成されている。整流板135は、環状のプレート部分に穴が無い無孔板とされている。本実施形態では、整流板135が、本開示の環状邪魔板、環状無孔邪魔板に対応する。ここで、ステージ106の下面と整流板135の上面との距離をD1とする。整流板135の下面とチャンバ110の底面との距離をD2とする。整流板135の環状のプレート部分の径方向の長さをD3とする。整流板135の内側の周面から支持部材108の側面までの距離をD4とする。整流板135の厚さをD5とする。例えば、距離D1と距離D2は、距離D1:距離D2=1:3~4とされている。また、厚さD5と距離D1は、D5>D1とされている。また、長さD3と距離D4は、D3>D4とされている。
処理室102とプラズマ生成室104との間を隔てる隔壁部材150には、複数の貫通孔150aが形成されている。例えば、隔壁部材150には、内周側から順に同心円状に複数の貫通孔150aが形成されている。隔壁部材150は、プラズマ生成室104において生成されるプラズマのうち、ラジカルを複数の貫通孔150aから処理室102に通す。すなわち、プラズマ生成室104においてガスが励起されプラズマが発生すると、ラジカル、イオン、紫外光などが発生する。隔壁部材150は、石英等で構成され、プラズマ生成室104で生成されたプラズマのイオンと紫外光を遮蔽して、ラジカルのみを処理室102へ通過させる。
チャンバ110のプラズマ生成室104部分の側壁には、側壁を覆うようにリング状部材152が設けられている。リング状部材152は、例えば、石英により構成される。リング状部材152の上部は、内側に向かって徐々に内径が小さくなるように丸く形成されている。リング状部材152の内壁は、隔壁部材150の最外周の貫通孔150aを塞がない程度に貫通孔150aに近接する。
次に、実施形態に係る排気部140の構成について説明する。図2は、実施形態に係る排気部140の構成の一例を模式的に示した図である。図3は、実施形態に係る排気部140の構成の一例を示した斜視図である。
チャンバ110の底壁には、ステージ106の周囲を囲むように複数の排気口136が形成されている。排気口136の数は、2つ以上であればよく、3つ以上設けることが好ましい。図2では、模式的に簡略化したため、排気口136を2つ示しているが、実施形態に係る基板処理装置100は、チャンバ110の底壁にステージ106の周囲を囲むように排気口136を3箇所設けている。複数の排気口136は、ステージ106の周囲に等しく配置する。例えば、本実施形態では、ステージ106の中心に対して120°の角度の間隔で3箇所に排気口136を配置する。
排気部140は、マニホールド構造で複数の排気口136とそれぞれ接続されている。例えば、排気部140は、複数の第1配管141と、集合部142と、第2配管143とを備える。複数の第1配管141は、それぞれ一端が排気口136に接続されている。集合部142は、円筒状とされ、内部に空洞が形成されている。集合部142は、複数の第1配管141の他端が側面の下側に接続される。複数の第1配管141は、集合部142の空洞と連通している。第2配管143は、複数の第1配管141の他端が集合部142に接続する接続位置よりも高い位置で集合部142の側面に接続されている。第2配管143は、集合部142との接続位置の下端が、複数の第1配管141の他端が集合部142に接続する接続位置の上端以上の位置とされている。第2配管143は、集合部142の空洞と連通している。第2配管143には、APC(Auto Pressure Controller)バルブなどの圧力制御バルブ143aが設けられる。第2配管143の他端は、例えば、真空ポンプ等の排気装置や工場の排気管などの排気系に接続される。図2の例では、第2配管143の他端に排気系として真空ポンプ145が接続されている。例えば、図3に示すように、集合部142は、側壁に、複数の第1開口142aと、複数の第1開口142aよりも上方に配置される第2開口142bとを有する。複数の第1配管141は、それぞれ第1開口142aに接続され、複数の第1開口142aから複数の排気口136までそれぞれ延在する。第2配管143は、第2開口142bに接続され、第2開口142bから真空ポンプ145まで延在する。
排気部140は、第2配管143を介して排気系で排気が行われることにより、集合部142及び複数の第1配管141を介してチャンバ110内を排気する。また、排気部140は、第2配管143に設けた圧力制御バルブ143aにより排気圧を調整することでチャンバ110内の圧力を制御する。
[基板処理の流れ]
次に、実施形態に係る基板処理装置100が基板処理としてプラズマ処理を実施する流れを説明する。基板Wにプラズマ処理を行う場合、ゲートバルブ130が開く。搬送アーム170などの搬送機構は、搬出入口132から処理室102内に基板Wを搬入し、ステージ106上に載置する。図4は、実施形態に係る基板処理装置100への基板Wの搬入を概略的に示した図である。
ここで、搬出入口132は、搬送アーム170及び基板Wが通過可能なように、搬送アーム170及び基板Wの断面形状よりも若干大きく形成されている。また、搬出入口132は、搬送アーム170と干渉しないように、下側の下面132aがステージ106の上面よりも低く形成されている。これにより、搬送アーム170が、例えば、複数のアームを水平回転させて伸縮する多関節アームのように、手前側のアームほど筐体が下側に突出する構成であっても、基板Wを搬入する際に搬出入口132と搬送アーム170が干渉することを抑制できる。
基板Wの搬入が完了すると、ゲートバルブ130が閉じる。排気部140は、各排気口136から処理室102の内部及びプラズマ生成室104の内部を排気して所定の減圧状態にする。また、ヒータ電源138は、基板Wが所定の温度(例えば300℃)になるように、ヒータ105に所定の電力を供給する。
続いて、ガス供給部120は、ガス配管121、ガス流路122及びガス拡散路123を介してプラズマ生成室104内に水素ガス及びアルゴンガスを供給する。また、高周波電源118は、コイル119に例えば4000Wの高周波電力を供給して、プラズマ生成室104の内部に誘導電磁界を形成する。これにより、プラズマ生成室104において、水素ガス及びアルゴンガスからプラズマが生成される。生成されたプラズマのうち、紫外光、イオンは、隔壁部材150により遮蔽され、ラジカルが通過する。これにより、処理室102内の基板Wの表面は、紫外光と水素イオンからのダメージを受けることなく、ラジカルによって、例えば基板W上のフォトレジスト膜のアッシング処理などの所望の処理を実行できる。
ここで、図1~図3に示したように、実施形態に係る基板処理装置100は、ステージ106の周囲を囲むように均等に3箇所に排気口136を配置し、各排気口136からチャンバ110内を排気する。これにより、各排気口136への排気の流れがステージ106の周方向に分散されるため、排気特性の偏りを抑制できる。また、実施形態に係る基板処理装置100は、ステージ106よりも低い位置に各排気口136を覆うようにステージ106の周囲に整流板135を設けている。これにより、各排気口136への排気の流れが、整流板135と、ステージ106の下面や支持部材108の周面との間を通過することでステージ106の周方向に広がって均一化され、排気特性の偏りをより抑制できる。
また、実施形態に係る基板処理装置100は、図1及び図2に示したように、ライナー134の上端面134aを搬出入口132の下面132aよりも上部に延長し、上端面134aをステージ106の上面と同等の高さに形成している。なお、ライナー134の上端面134aは、ステージ106の上面よりも高く形成されてもよい。このように、搬出入口132の開口の底面を一番内側だけステージ106の上面と同じにすることで、下部の各排気口136へのコンダクタンスをステージ106の周方向に均一にすることができ、ガスの均一性が改善される。また、ライナー134のみ上端面134aを上部に延長することで、搬出入口132は、内側だけ狭くなる。これにより、搬出入口132は、搬送アーム170が侵入するスペースを確保できる。
図5は、実施形態に係る基板処理装置100の排気特性を示した図である。図5は、実施形態に係る基板処理装置100の構成とした場合の排気特性をシミュレーションした結果である。図5には、ステージ106の面内での排気特性の分布を示している。実施形態に係る基板処理装置100は、排気特性の偏りが抑制できるため、図5に示すように、ステージ106の面内で排気特性を均一化できる。
また、実施形態に係る排気部140は、それぞれ排気口136を接続した各第1配管141を集合部142に接続し、各第1配管141の接続位置よりも高い位置で第2配管143を集合部142に接続している。これにより、例えば、排気口136からネジなどの異物が第1配管141に落下し、集合部142の空洞内に異物が到達しても、第2配管143に異物が混入することを防止できる。
ここで、比較例として従来の基板処理装置を説明する。従来、基板処理装置は、基板を載置するステージがチャンバ内の中央に設けられており、スペースの制限やメンテナンス性を考慮して、チャンバの底面の端付近の1箇所に排気口が形成されることが多い。図6は、比較例の基板処理装置の構成を概略的に示した図である。図6では、実施形態に係る基板処理装置100と同様の構成の部分に同一の符号を付している。比較例の基板処理装置は、チャンバ110の底壁の1箇所に排気口136を設けている。この場合、チャンバ110内は、排気口136を設けた側に排気特性が偏る。図7は、比較例の基板処理装置の排気特性を示した図である。図7は、チャンバ110の底壁の1箇所に排気口136を設けた場合の排気特性をシミュレーションした結果である。図7には、ステージ106の面内での排気特性の分布を示している。図7に示すように、比較例の基板処理装置は、ステージ106の面内で排気特性の分布に語りがある。このように排気特性に偏りがあると、ステージ106の面内でガスが偏り、基板Wに対する基板処理についても基板Wの面内で処理特性に偏りが発生する。
また、従来の基板処理装置は、図6に示すように、チャンバ110の底壁に排気口136を設けたため、ネジなどの異物が排気口136から、排気口136に接続された配管137に混入する場合がある。配管137には、APCバルブなどの圧力制御バルブ137aが設けられる。圧力制御バルブ137aは、異物を噛み込むと排気制御ができなくなるなど不具合が発生する。このため、従来の基板処理装置は、排気口136に異物混入防止用に網を設ける必要がある。しかし、この異物混入防止用の網に反応生成物が付着して徐々に堆積し、排気特性が低下する。
一方、実施形態に係る基板処理装置100は、排気特性の偏りを抑制できるため、ステージ106の面内でガスの偏りを抑制でき、基板Wに対する基板処理についても基板Wの面内での処理特性の偏りを抑制できる。
また、実施形態に係る排気部140は、第1配管141、集合部142、第2配管143に異物混入防止用の網を設けることなく、排気系への異物の混入を防止できる。このように、実施形態に係る排気部140は、異物混入防止用の網を設ける必要が無いため、排気特性の低下を抑制できる。
なお、上記実施形態では、複数の排気口136がチャンバ110の底部に形成された場合を説明した、しかし、これに限定されるものはない。複数の排気口136の一部がチャンバ110の底部に形成され、複数の排気口136の残りがチャンバ110の側壁に形成されてもよい。また、複数の排気口136の全部がチャンバ110の側壁に形成されてもよい。また、複数の排気口136の一部又は全部がチャンバ110の底面から側壁に亘って形成されてもよい。図8は、実施形態に係る基板処理装置100の概略構成の他の一例を示す図である。図9は、実施形態に係る基板処理装置100の概略構成の他の一例を示す図である。図9は、実施形態に係るチャンバ110の底壁部分の排気口136の配置の一例を概略的に示した図である。図8及び図9に示す基板処理装置100は、図1に示した基板処理装置100と一部同様の構成であるため、同一部分に同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分について主に説明する。図8及び図9は、複数の排気口136をライナー134とチャンバの底面との角部分に形成した場合を示している。
図8に示すように、基板処理装置100は、チャンバ110の底壁とライナー134との角部分に、ライナー134の下側排気口136が形成されている。排気口136は、ステージ106の周囲を囲むように複数形成されている。排気口136は、ステージ106の周囲を囲むようにライナー134に側面に複数形成されている。図9に示すように、排気口136は、開口の外側がライナー134の下に位置するように形成されている。すなわち、排気口136は、外側がライナー134の下に入り込んだ状態となっている。ライナー134の内側面は、排気口136の位置する部分が排気口136の形状に合わせて下側が窪んでいる。これにより、排気口136は、ライナー134の下に入り込んだ外側でも吸気することができる。排気部140の第1配管141は、上部側がそれぞれ排気口136に接続されている。排気部140は、第2配管143を介して排気系で排気が行われることにより、集合部142及び複数の第1配管141を介してチャンバ110内を排気する。また、排気部140は、第2配管143に設けた圧力制御バルブ143aにより排気圧を調整することでチャンバ110内の圧力を制御する。実施形態に係る基板処理装置100は、このようにライナー134に側面に複数の排気口136を設けてチャンバ110内を排気する構成としてもよい。
[効果]
このように、実施形態に係る基板処理装置100は、チャンバ110と、ステージ106(基板支持部)と、整流板135(環状邪魔板)と、真空ポンプ145と、排気部140(配管ユニット)とを備える。チャンバ110は、側壁と底部を有し、少なくとも1つのガス供給口(ガス拡散路123)と複数の排気口136とを有する。チャンバ110は、複数の排気口136の一部又は全部は、チャンバ110の底部に形成される。ステージ106は、チャンバ110内に配置される。整流板135は、上から見て複数の排気口136を覆うようにステージ106の周囲に配置され、整流板135とステージ106との間に間隙が形成される。排気部140は、集合部142(集合配管部)と、複数の第1配管141と、第2配管143とを含む。集合部142は、側壁を有する。集合部142は、側壁に、複数の第1開口142aと複数の第1開口142aよりも上方に配置される第2開口142bとを有する。複数の第1配管141は、複数の第1開口142aから複数の排気口136までそれぞれ延在する。第2配管143は、第2開口142bから真空ポンプ145まで延在する。これにより、基板処理装置100は、排気特性が偏りを抑制できる。
また、チャンバ110は、3つ以上の排気口136を有する。これにより、基板処理装置100は、各排気口136への排気の流れを分散できるため、排気特性の偏りを抑制できる。
また、複数の排気口136は、周方向に等間隔で配置されている。これにより、基板処理装置100は、各排気口136への排気の流れをステージ106の周方向に分散できるため、排気特性の偏りを抑制できる。
また、整流板135は、チャンバ110の側壁からステージ106に向かって延在する。これにより、基板処理装置100は、各排気口136への排気の流れが整流板135によって周方向に広がるため、排気特性の偏りを抑制できる。
また、ステージ106は、第1の径を有する基板支持プレート(ステージ106のプレート部分)と、第1の径よりも小さい第2の径を有し、基板支持プレートの下面から下方に延在する(支持部材108)脚部と、を含む。整流板135は、第1の径よりも小さい内径を有する。これにより、基板処理装置100は、各排気口136への排気の流れが屈曲して広がるため、排気特性の偏りをより抑制できる。
また、整流板135は、間隙の寸法よりも大きい幅寸法を有する。これにより、基板処理装置100は、各排気口136への排気の流れを整流板135により周方向に広げることができるため、排気特性の偏りをより抑制できる。
以上、実施形態について説明してきたが、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上述した実施形態は、多様な形態で具現され得る。また、上述した実施形態は、請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
例えば、上記の実施形態では、基板処理をアッシング処理とした場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。基板処理は、チャンバ110内を減圧して実施する基板処理であれば、どのような基板処理であってもよい。例えば、基板処理は、プラズマエッチングなどのプラズマ処理であってもよく、プラズマを用いない処理であってもよい。また、例えば、基板処理は、エッチング処理や成膜処理であってもよい。
例えば、上記の実施形態では、チャンバ110の底壁に複数の排気口136を形成した場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。複数の排気口136は、チャンバ110の側壁の、ステージ106の上面よりも低い位置に形成してもよい。
また、上記の実施形態では、基板処理装置100を、いわゆる誘導結合型プラズマ(Inductively-coupled plasma:ICP)装置とした場合を説明した。しかし、これに限定されるものではない。基板処理装置100は、チャンバ110内を減圧して基板処理を実施する装置であれば、どのような装置であってもよい。例えば、基板処理装置100は、容量結合型プラズマ(CCP)、ECRプラズマ(electron-cyclotron-resonance plasma)、ヘリコン波励起プラズマ(HWP)、または、表面波プラズマ(SWP)等を利用する装置であってもよい。
また、上記の実施形態では、基板Wを半導体ウエハとした場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。基板Wは、何れの基板でもよい。
なお、今回開示された実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
100 基板処理装置
106 ステージ
108 支持部材
110 チャンバ
135 整流板
136 排気口
140 排気部
141 第1配管
142 集合部
142a 第1開口
142b 第2開口
143 第2配管
145 真空ポンプ
W 基板

Claims (11)

  1. 側壁と底部を有し、基板支持部が内部に配置され、少なくとも1つのガス供給口と前記基板支持部よりも低い位置に複数の排気口とを有するチャンバであり、前記複数の排気口は、前記基板支持部の周囲を囲むように配置され、前記複数の排気口の一部又は全部は、前記チャンバの底部に形成される、チャンバと、
    前記基板支持部よりも低い位置に、上から見て前記複数の排気口を覆うように前記基板支持部の周囲に配置される環状邪魔板であり、前記環状邪魔板と前記基板支持部との間に間隙が形成される、環状邪魔板と、
    真空ポンプと、
    配管ユニットと、を備え、
    前記配管ユニットは、
    側壁を有する集合配管部であり、前記側壁は、複数の第1開口と前記複数の第1開口よりも上方に配置される第2開口とを有する、集合配管部と、
    前記複数の第1開口から前記複数の排気口までそれぞれ延在する複数の第1配管と、
    前記第2開口から前記真空ポンプまで延在する第2配管と、を含む、
    基板処理装置。
  2. 前記複数の排気口は、3つ以上の排気口を有する、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記複数の排気口は、周方向に等間隔で配置されている、
    請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記環状邪魔板は、前記チャンバの側壁から前記基板支持部に向かって延在する、
    請求項1~3の何れか1つに記載の基板処理装置。
  5. 前記基板支持部は、
    第1の径を有する基板支持プレートと、
    前記第1の径よりも小さい第2の径を有し、前記基板支持プレートの下面から下方に延在する脚部と、を含む、
    請求項1~4の何れか1つに記載の基板処理装置。
  6. 前記環状邪魔板は、前記第1の径よりも小さい内径を有する、
    請求項5に記載の基板処理装置。
  7. 前記環状邪魔板は、前記間隙の寸法よりも大きい幅寸法を有する、
    請求項1~6の何れか1つに記載の基板処理装置。
  8. 前記複数の排気口の一部は、前記チャンバの側壁に形成される、
    請求項1~7の何れか1つに記載の基板処理装置。
  9. 前記環状邪魔板は、無孔板である、
    請求項1~8の何れか1つに記載の基板処理装置。
  10. 側壁と底部を有し、基板支持部が内部に配置され、少なくとも1つのガス供給口と前記基板支持部よりも低い位置に複数の排気口とを有するチャンバであり、前記複数の排気口は、前記基板支持部の周囲を囲むように配置され、前記チャンバの側壁に形成される、チャンバと、
    前記基板支持部よりも低い位置に、前記複数の排気口の上方において前記チャンバの側壁から前記基板支持部に向かって延在する環状無孔邪魔板であり、前記環状無孔邪魔板と前記基板支持部との間に間隙が形成される、環状無孔邪魔板と、
    真空ポンプと、
    配管ユニットと、を備え、
    前記配管ユニットは、
    側壁を有する集合配管部であり、前記側壁は、複数の第1開口と前記複数の第1開口よりも上方に配置される第2開口とを有する、集合配管部と、
    前記複数の第1開口から前記複数の排気口までそれぞれ延在する複数の第1配管と、
    前記第2開口から前記真空ポンプまで延在する第2配管と、を含む、
    基板処理装置。
  11. 基板支持部が内部に配置され、少なくとも1つのガス供給口と前記基板支持部よりも低い位置に複数の排気口とを有するチャンバであり、前記複数の排気口は、前記基板支持部の周囲を囲むように配置されたチャンバと、
    前記基板支持部よりも低い位置に、上から見て前記複数の排気口を覆うように前記基板支持部の周囲に配置される環状邪魔板であり、前記環状邪魔板と前記基板支持部との間に間隙が形成される、環状邪魔板と、
    真空ポンプと、
    配管ユニットと、を備え、
    前記配管ユニットは、
    側壁を有する集合配管部であり、前記側壁は、複数の第1開口と前記複数の第1開口よりも上方に配置される第2開口とを有する、集合配管部と、
    前記複数の第1開口から前記複数の排気口までそれぞれ延在する複数の第1配管と、
    前記第2開口から前記真空ポンプまで延在する第2配管と、を含む、
    基板処理装置。
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