JP3002448B1 - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JP3002448B1 JP3002448B1 JP10230208A JP23020898A JP3002448B1 JP 3002448 B1 JP3002448 B1 JP 3002448B1 JP 10230208 A JP10230208 A JP 10230208A JP 23020898 A JP23020898 A JP 23020898A JP 3002448 B1 JP3002448 B1 JP 3002448B1
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Abstract
効率に優れた基板処理装置を提供する。 【解決手段】カソード24とアノード33とにより平行
平板型の電極を構成する。アノード33を昇降可能とす
る。アノード33の全周囲に排気プレート50を設け
る。排気プレート50には複数の排気口51を設ける。
排気プレート50の外側の端部には、遮蔽部材としての
邪魔板52を設ける。アノード33を昇降させて電極間
隔を変更しても、排気プレート50と邪魔板52がアノ
ード33と一緒に昇降するので、プラズマを内槽30内
に閉じ込めることができプラズマ処理効率に優れる。ガ
スは、排気プレート50の排気口51を介して排気され
るので、反応ガスの流れがアノード33の周囲に対して
均一となり、均一なプラズマ処理が可能となる。
Description
し、特に、ドライエッチング装置やプラズマCVD(Ch
emical Vapor Deposition )装置等のプラズマを利用し
た基板処理装置に関するものである。
示すような、対向電極の間隔を可変な構造のものが知ら
れている(特開平3−203317号公報参照)。この
プラズマ処理装置6は、反応室721と、反応室721
内を真空排気する排気手段722と、反応室721内に
反応ガスを導入するガス導入手段723と、反応室72
1内に上下に対向して配置された下部電極724及び上
部電極725と、高周波電源726とを備えた基本構成
を有し、下部電極724を接地するとともにその上に被
加工物730を載置するようにし、上部電極725に高
周波電源726を接続するとともに昇降手段727にて
上下に位置調整可能に構成している。なお、728は被
加工物730を搬入、搬出するゲート、729は被加工
物730の移載手段である。
ると、プラズマ処理のプロセス条件に応じて上部電極7
25を移動させ、下部電極724と上部電極725間の
ギャップを調整することによって、プロセス条件の最適
化を図ることができる。
うな構造では、下電極の下方までプラズマが発生領域が
広がり、プラズマ処理効率が悪いという問題があった。
にできると共に、プラズマ処理効率に優れた基板処理装
置を提供することにある。
槽と、前記処理槽内に互いに対向して設けられた第1お
よび第2の電極とを備える基板処理装置であって、前記
第1の電極の全周囲であって少なくとも前記第1の電極
の外周と前記処理槽の側壁との間に設けられた仕切部材
と、 前記処理槽の前記側壁に沿って延在する遮蔽部材と
をさらに備え、前記仕切部材が前記第1の電極と共に移
動可能であって、前記第1の電極が移動することによっ
て前記第1および第2の電極間の間隔を変更可能である
ことを特徴とする基板処理装置が提供される。
間隔が可変なので、同じ基板処理装置を使用して、異な
る種類のプラズマ処理をそれぞれの処理に応じて好適な
電極間隔に設定して行うことができる。また、第1の電
極の全周囲であって少なくとも第1の電極の外周と処理
槽の側壁との間に設けられた仕切部材を備えており、ま
たこの仕切部材が第1の電極と共に移動可能であるの
で、異なる種類のプラズマ処理に対してそれぞれ好適な
電極間隔にするべく第1の電極を適切な位置に移動させ
ても、第1の電極と仕切部材とにより、プラズマを第1
の電極と仕切部材に対して第2の電極側に閉じ込めるこ
とが可能となり、プラズマ密度の低下と消費電力の増大
を抑制または防止することができ、プラズマ処理効率に
優れた基板処理装置が提供される。
を備えていることを特徴とする請求項1記載の基板処理
装置が提供される。
あって少なくとも第1の電極の外周と処理槽の側壁との
間に設けられた仕切部材の排気口を介して排気されるの
で、ガスの流れを第1の電極の周囲に対して均一なもの
とし易くなり、均一なプラズマ処理が可能となる。
1の電極に接触し、前記仕切部材と前記処理槽の前記側
壁との間の間隔が0.5mm乃至2mmであることを特
徴とする請求項1または2記載の基板処理装置が提供さ
れる。
が開口部を備え、前記遮蔽部材が、少なくとも前記開口
部に対応して設けられていることを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかに記載の基板処理装置が提供される。
ための開口部が設けられていることがあり、第1の電極
の位置によっては仕切部材の側方にそのような開口部が
位置する場合があり、その場合には、開口部を介してガ
スが仕切部材に対して第2の電極とは反対側に流れてし
まう場合があるが、このように遮蔽部材を設けると、こ
の遮蔽部材で開口部を塞ぐことができるので、たとえ処
理槽の側壁に開口部が設けられていても、プラズマを第
1の電極と仕切部材に対して第2の電極側に閉じ込める
ことが可能となり、プラズマ密度の低下と消費電力の増
大を抑制または防止することができ、プラズマ処理効率
に優れた基板処理装置が提供される。また、仕切部材に
排気口が設けられている場合には、ガスの流れを第1の
電極の周囲に対して均一なものとでき、均一なプラズマ
処理が可能となる。
仕切部材の前記第2の電極とは反対側に設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基
板処理装置が提供される。
排気口を前記第1の電極の周りに備え、前記基板処理装
置が、前記複数の排気口に連通する配管を備えているこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の基板
処理装置が提供される。
数の排気口のコンダクタンスを調整可能なコンダクタン
ス調整手段をさらに備えていることを特徴とする請求項
6記載の基板処理装置が提供される。
備え、前記基板処理装置が、前記配管からの排気を前記
処理槽の前記排気口まで導出可能な排気管をさらに備え
ていることを特徴とする請求項6または7記載の基板処
理装置が提供される。
内に互いに対向して設けられた第1および第2の電極と
を備える基板処理装置であって、前記第1の電極の全周
囲であって少なくとも前記第1の電極の外周と前記処理
槽の側壁との間に設けられた仕切部材をさらに備え、前
記仕切部材が前記第1の電極と共に移動可能であって、
前記第1の電極が移動することによって前記第1および
第2の電極間の間隔を変更可能であり、前記仕切部材が
複数の排気口を前記第1の電極の周りに備え、前記基板
処理装置が、前記複数の排気口に連通する配管を備えて
いることを特徴とする基板処理装置が提供される。請求
項10によれば、前記仕切部材の前記複数の排気口のコ
ンダクタンスを調整可能なコンダクタンス調整手段をさ
らに備えていることを特徴とする請求項9記載の基板処
理装置が提供される。請求項11によれば、前記処理槽
が排気口を備え、前記基板処理装置が、前記配管からの
排気を前記処理槽の前記排気口まで導出可能な排気管を
さらに備えていることを特徴とする請求項9または10
記載の基板処理装置が提供される。
を参照して説明する。
基板処理装置として、プラズマを利用したドライエッチ
ング装置を例にとって説明する。
エッチングするプラズマを用いたドライエッチング工程
がある。この工程においては、気密な処理槽に1対の平
行平板型の電極を相対向して設け、これらの電極の一方
の上に基板を載置し、この処理槽内に反応ガスを供給し
つつ、1対の電極間に高周波電力を印加してプラズマを
発生させてガス分子をプラズマにより励起させて基板表
面の薄膜をエッチングを行う。
イエッチング装置を説明するための縦断面図であり、図
2は、図1のX1−X1線断面図である。
処理槽(真空槽)20を備えており、この真空槽20
は、処理槽本体21と天井蓋22とを備えている。天井
蓋22はその断面が凸字状となっており、中央に形成さ
れた凹部に絶縁体23を介して上電極(カソード)24
が設けられている。
シャワープレート26と反応ガス導入管28とを備えて
いる。カソードプレート25とシャワープレート26と
の間には中空部27が形成されている。中空部27には
反応ガス導入管28が連通している。シャワープレート
26には多数のガス分散孔29が配設され、反応ガス導
入管28より導入された反応ガスをガス分散孔29によ
り内槽30内に分散供給し、その結果、サセプタ35上
に載置された基板(本実施の形態では液晶表示素子用ガ
ラス基板または半導体装置製造用半導体Si基板)36
上に反応ガスを均一に供給するようになっている。
213が設けられている。処理槽本体21の側壁211
には基板搬入/搬出口48が設けられており、処理槽本
体21の側壁215にはセンサ用開口47が設けられて
おり、側壁215の外壁にはセンサ49が取り付けられ
ており、センサ49によってセンサ用開口47を介して
プラズマの状態を確認できるようになっている。
向して下電極(アノード)33が設けられている。アノ
ード33はアノードプレート34とアノードプレート3
4上に設けられたサセプタ35とを備えている。サセプ
タ35の周囲のアノードプレート34上には電極ホルダ
37が設けられている。サセプタ35上には基板36が
載置される。アノードプレート34には、抵抗加熱式ヒ
ータ線(図示せず。)が埋め込まれている。
ゆる平行平板型の電極を構成している。カソード24に
は高周波電源46が接続されており、アノード33は接
地されており、カソード24とアノード33との間に高
周波電力を印加できるようになっている。アノードプレ
ート34は昇降ロッド42の上端に固着されており、昇
降ロッド42を昇降させることによって昇降する。昇降
ロッド42は、処理槽本体21の底板212を気密かつ
昇降自在に貫通して設けられている。また、アノードプ
レート34およびサセプタ35を昇降自在に貫通して複
数のリフトピン43が設けられている。これら複数のリ
フトピン43をリフトピン支持部材143上に搭載し、
このリフトピン支持部材143を昇降させることによっ
てリフトピン43を昇降させて基板36を昇降させる。
ート50を設けている。排気プレート50の内周はアノ
ードプレート34の外周に固着されている。排気プレー
ト50には、図2に示すように、複数の排気口51が設
けられている。排気プレート50の外側と処理槽本体2
1の側壁211、215の内壁216との間の間隔を
0.5mm乃至2mmとしている。
は、遮蔽部材としての邪魔板52が排気プレート50の
全周にわたって設けられている。邪魔板52は、排気プ
レート50底面から下側に向かうと共に側壁211、2
15に沿って延在している。邪魔板52の外側と側壁2
11、215の内壁216との間の間隔を0.5mm乃
至2mmとしている。
2を全周にわたって設けたが、邪魔板52は少なくとも
基板搬入/搬出口48およびセンサ用開口47に対応し
て設けることが好ましい。
52、カソード24、絶縁体23、天井蓋22、排気槽
本体21の側壁211、215により処理槽20内に内
槽30が構成され、その内部に内槽空間301が画成さ
れる。昇降ロッド42によりアノード33を昇降させ
て、アノード33とカソード24との距離、すなわち電
極間隔を変更しても、排気プレート50と邪魔板52が
アノードと一緒に昇降するので、内槽30を閉じた状態
とすることができ、プラズマも内槽30内に閉じ込める
ことができる。
ッチングを行う場合には、アノード33を下げた状態で
基板36をサセプタ35上に載置し、その後アノード3
3を上昇させ、プロセス条件に応じた電極間隔にし排気
プレート50の排気口51を介して排気槽本体21の底
板212の外排気口213より排気しながら、反応ガス
導入管286から反応ガスを導入しガス分散孔29によ
り反応ガスを分散供給して所定の圧力に制御しつつ、高
周波電源46より、カソード24、アノード33間に高
周波電力を印加して、プラズマを発生させて、基板36
上の薄膜のエッチングを行う。反応後のガスは排気プレ
ート50の排気口51を介しさらに外排気口213を経
て処理槽20外に排出される。
アノード33との間の電極間隔が可変なので、同じドラ
イエッチング装置1を使用して、異なる種類のプラズマ
処理をそれぞれの処理に応じて好適な電極間隔に設定し
て行うことができる。また、アノード33の全周囲であ
って少なくともアノード33の外周と処理槽20の側壁
211、215の内壁216との間に設けられた仕切部
材としての排気プレート50を備えており、またこの排
気プレート50がアノードプレート34に固着されてお
りアノード33と共に移動可能であるので、異なる種類
のプラズマ処理に対してそれぞれ好適な電極間隔にする
べくアノード33を適切な位置に移動させても、アノー
ド33と排気プレート50とにより、プラズマを内槽3
0内に閉じ込めることが可能となり、プラズマ密度の低
下と消費電力の増大を抑制または防止することができ、
プラズマ処理効率に優れ、生産性も向上する。
くともアノード33の外周と処理槽20の側壁211、
215との間に設けられた排気プレート50の排気口5
1を介して排気されるので、反応ガスの流れをアノード
33の周囲に対して均一なものとでき、基板載置部に載
置された基板36上のガスの流れが均一となり、その結
果、基板36上の薄膜等のエッチングが均一となり、均
一なプラズマ処理が可能となり、歩留まりも向上する。
36の搬入/搬出のための基板搬入/搬出口48が設け
られており、また、側壁215には、センサ用開口47
が設けられており、アノード33の上下方向の位置によ
っては排気プレート50の側方にそのような開口(基板
搬入/搬出口48やセンサ用開口47)が位置する場合
があり、その場合には、開口(基板搬入/搬出口48や
センサ用開口47)を介して反応ガスの一部が排気プレ
ート50の下側に流れてしまうが、本実施の形態のよう
に、邪魔板52を設けると、この邪魔板52で開口(基
板搬入/搬出口48やセンサ用開口47)を塞ぐことが
できるので、たとえ処理槽20の側壁211、215に
開口(基板搬入/搬出口48やセンサ用開口47)が設
けられていても、プラズマを内槽30内に閉じ込めるこ
とが可能となり、プラズマ密度の低下と消費電力の増大
を抑制または防止することができ、優れたプラズマ処理
効率が得られる。そして、邪魔板19を長くとること
で、様々なプロセス条件に応じた電極間隔を設定して
も、開口(基板搬入/搬出口48やセンサ用開口47)
の存在によって影響を受けることなく、同一条件でプロ
セス排気を行うことができる。また、基板36の搬入ま
たは搬出をするには、アノード33を下降させるが、本
実施の形態のように、邪魔板52を排気プレート50の
下側に設けておけば、アノード33の下降量が少なくて
済む。
2の実施の形態の基板処理装置を説明するための縦断面
図である。
ト50をアノードプレート34の上面とほぼ一致させて
設け、排気プレート50の下側に邪魔板52を設けた
が、本実施の形態においては、排気プレート53をアノ
ードプレート34よりも下側になるように設け、邪魔板
は設けていない点が第1の実施の形態と異なるが、他の
点は同じである。
の全周囲に設けている。排気プレート53はアノードプ
レート34の外周に固着されている。排気プレート53
には、図2に示すように、複数の排気口51が設けられ
ている。排気プレート53の外側と処理槽本体21の側
壁211、215の内壁216との間の間隔を0.5m
m乃至2mmとしている。
3の実施の形態の基板処理装置を説明するための縦断面
図である。
ト50をアノードプレート34の上面をほぼ一致させて
設け、排気プレート50の下側に邪魔板52を設けた
が、本実施の形態においては、排気プレート54をアノ
ードプレート34の上面とほぼ一致させて設けるが、邪
魔板は設けていない点が第1の実施の形態と異なるが、
他の点は同様である。
の全周囲に設けている。排気プレート54はアノードプ
レート34の外周に固着されている。排気プレート54
には、図2に示すように、複数の排気口51が設けられ
ている。排気プレート54の外側と処理槽本体21の側
壁211、215の内壁216との間の間隔を0.5m
m乃至2mmとしている。
理槽20の側壁211、215に設けられた開口が下側
に位置している場合に特に有効である。
基板処理装置としてSiウェーハ用枚葉式プラズマCV
D装置を例にとって説明する。
処理装置を説明するための縦断面図であり、図6は、図
5のX2−X2線断面図であり、これらの図は、Siウ
ェーハ用枚葉式プラズマCVD装置4におけるプロセス
チャンバの構造を示したものである。
121とによって処理槽(真空槽)120を構成してい
る。一般的に天井蓋122、シャワープレート126、
温度調整板125から成るユニットを上電極124もし
くはカソード電極124といい、プラズマを発生させる
ために、高周波が印加され、反応性ガスが供給されるユ
ニットである。また、サセプタ135、ヒータ134か
ら成るユニットを下電極133もしくはアノード電極1
33といい、ワーク136(本実施の形態では、Siウ
ェーハ)がサセプタ中心に載せられ、ヒータ134によ
って加熱されると共に一定の温度に均一に制御される。
このカソード電極124とアノード電極133の間でプ
ラズマを発生させ、ワーク136上に膜を生成する。
28から反応性ガスが処理槽120の中に供給される
が、この際には、多数の穴(ガス分散孔129)があい
た多孔板ともいえるシャワープレート126を通って、
均一な流量で処理槽120内に供給され、一定の圧力に
調節される。そして、一定の調圧時間が経過した後、高
周波が印加され、プロセスが開始する。ガスはシャワー
プレート126を通過した後、コンダクタンス調整板1
51、排気プレート150を通って、ブロック配管15
2内に入り、ブロック配管152の排気口153、ヒー
タベース240の排気口243、排気管244、処理槽
本体121の底板222の外排気口233および外排気
管234よりポンプ(図示せず。)へ向かって流れてい
く。
ために、排気プレート150上に載せてあるコンダクタ
ンス調整板151の穴155の径を変えることができる
ような構造となっている。排気プレート150には同一
径の穴155をあけておき、コンダクタンス調整板15
1は異径の穴154の品を数種類用意しておき、最適な
ガス流をつくることが可能である。
152と処理槽本体121の側壁221の内壁223と
の間の間隔を狭くすることでコンダクタンスの抑制を図
り、本部分からガスが流れていきづらくしてある。そう
することで処理槽本体121の側壁221、底面222
およびヒータベース240の下面に存在するヒータ13
4の昇降機構142(特にベローズ)もしくはワーク1
36の昇降を行うリフトピン昇降機構(図示せず。)へ
の生成物付着を防止している。また、ブロック配管15
2は排気プレート150の複数の穴155に連通すると
共に、ブロック配管152からの排気は、ブロック配管
152の排気口153、ヒータベース240の排気口2
43および排気管244を介して処理槽本体121の底
板222の外排気口233および外排気管234に直接
導出されるように構成されているので、処理槽120内
への排気ガスの流出が抑制される。
が、ヒータ134と隣接していることでヒータ134か
ら熱をもらい高温状態となるので、ブロック配管152
内での生成物付着が低減される。
ト150、ブロック配管152から成る均一排気ユニッ
トはヒータベース240上に設置されているため、下部
電極(アノード電極)133が上下可変式でも固定式で
も採用が可能で、搬送ポジション・プロセスポジション
といった下電極の位置問題に関係なく構成できる。
5の実施の形態の基板処理装置を説明するための縦断面
図であり、図8は、図7のX3−X3線断面図である。
構造図を示したが、図7、図8に示す通り、複数枚方式
(図では水平2枚葉方式)にも本発明は適用可能であ
る。
カソード124とアノード133との間の電極間隔が可
変なので、同じプラズマCVD装置4、5を使用して、
異なる種類のプラズマ処理をそれぞれの処理に応じて好
適な電極間隔に設定して行うことができる。また、アノ
ード133の全周囲であって少なくともアノード133
の外周と処理槽120の側壁221の内壁223との間
に設けられた仕切部材としての排気プレート150を備
えており、またこの排気プレート150がアノード13
3と共に移動可能であるので、異なる種類のプラズマ処
理に対してそれぞれ好適な電極間隔にするべくアノード
133を適切な位置に移動させても、アノード133と
排気プレート150とにより、プラズマを閉じ込めるこ
とが可能となり、プラズマ密度の低下と消費電力の増大
を抑制または防止することができ、プラズマ処理効率に
優れ、生産性も向上する。
なくともアノード133の外周と処理槽120の側壁2
21との間に設けられた排気プレート150の穴155
およびコンダクタンス調整板151の穴154を介して
排気され、さらに、排気プレート150上面の各穴15
5についている調整板151の穴154の径を変えるこ
とで排気速度の調整を図ることができるので、反応ガス
の流れをアノード33の周囲に対して均一なものとで
き、サセプタ135に載置されたワーク136上のガス
の流れが均一となり、その結果、ワーク136上への薄
膜等成膜が均一となり、均一なプラズマ処理が可能とな
り、歩留まりも向上する。
での排気速度調整であるため、処理槽120の排気口2
33の位置による影響は小さくなる。
したブロック配管152の中をガス流が流れ、排気管2
44より外排気管234まで直接ガスが導出されるた
め、処理槽120内(特にヒータ134下方)での生成
物堆積および腐食が抑制される。
ると共に、プラズマ処理効率に優れた基板処理装置が得
られる。
明するための縦断面図である。
明するための横断面図であり、図1のX1−X1線断面
図である。
明するための縦断面図である。
明するための縦断面図である。
明するための縦断面図である。
明するための横断面図であり、図5のX2−X2線断面
図である。
明するための縦断面図である。
明するための横断面図であり、図7のX3−X3線断面
図である。
Claims (11)
- 【請求項1】処理槽と、前記処理槽内に互いに対向して
設けられた第1および第2の電極とを備える基板処理装
置であって、 前記第1の電極の全周囲であって少なくとも前記第1の
電極の外周と前記処理槽の側壁との間に設けられた仕切
部材と、 前記処理槽の前記側壁に沿って延在する遮蔽部材と をさ
らに備え、 前記仕切部材が前記第1の電極と共に移動可能であっ
て、前記第1の電極が移動することによって前記第1お
よび第2の電極間の間隔を変更可能であることを特徴と
する基板処理装置。 - 【請求項2】前記仕切部材が排気口を備えていることを
特徴とする請求項1記載の基板処理装置。 - 【請求項3】前記仕切部材が前記第1の電極に接触し、 前記仕切部材と前記処理槽の前記側壁との間の間隔が
0.5mm乃至2mmであることを特徴とする請求項1
または2記載の基板処理装置。 - 【請求項4】前記処理槽の前記側壁が開口部を備え、 前記遮蔽部材が、少なくとも前記開口部に対応して設け
られていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の基板処理装置。 - 【請求項5】前記遮蔽部材が、前記仕切部材の前記第2
の電極とは反対側に設けられていることを特徴とする請
求項1乃至4のいずれかに記載の基板処理装置。 - 【請求項6】前記仕切部材が複数の排気口を前記第1の
電極の周りに備え、 前記基板処理装置が、前記複数の排気口に連通する配管
を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
かに記載の基板処理装置。 - 【請求項7】 前記仕切部材の前記複数の排気口のコンダ
クタンスを調整可能なコンダクタンス調整手段をさらに
備えていることを特徴とする請求項6記載の基板処理装
置。 - 【請求項8】前記処理槽が排気口を備え、 前記基板処理装置が、前記配管からの排気を前記処理槽
の前記排気口まで導出可能な排気管をさらに備えている
ことを特徴とする請求項6または7記載の基板処理装
置。 - 【請求項9】処理槽と、前記処理槽内に互いに対向して
設けられた第1および第2の電極とを備える基板処理装
置であって、 前記第1の電極の全周囲であって少なくとも前記第1の
電極の外周と前記処理槽の側壁との間に設けられた仕切
部材をさらに備え、 前記仕切部材が前記第1の電極と共に移動可能であっ
て、前記第1の電極が移動することによって前記第1お
よび第2の電極間の間隔を変更可能であり、 前記仕切部材が複数の排気口を前記第1の電極の周りに
備え、 前記基板処理装置が、前記複数の排気口に連通する配管
を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項10】前記仕切部材の前記複数の排気口のコン
ダクタンスを調整可能なコンダクタンス調整手段をさら
に備えていることを特徴とする請求項9記載の基板処理
装置。 - 【請求項11】前記処理槽が排気口を備え、 前記基板処理装置が、前記配管からの排気を前記処理槽
の前記排気口まで導出可能な排気管をさらに備えている
ことを特徴とする請求項9または10記載の基板処理装
置。
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