JP5216911B2 - 被覆除去ユニットおよび光ファイバ被覆除去装置 - Google Patents

被覆除去ユニットおよび光ファイバ被覆除去装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバ素線、光ファイバ心線などの被覆付き光ファイバの被覆を除去する被覆除去ユニットおよび光ファイバ被覆除去装置に関する。
本願は、2009年3月3日に、日本国に出願された特願2009−049819号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
光ファイバを機器やコネクタ等と接続させるにあたって、この光ファイバの先端付近の被覆を除去して光ファイバ裸線を露出させる必要がある(特許文献1、2参照)。
この被覆を除去する機具として、図10〜図12に、従来の被覆除去ユニットの一例を示す。この被覆除去ユニット20は、被覆付き光ファイバ21の被覆21bを除去する装置であって、被覆除去刃28を備えている。この被覆除去刃28は、刃押え板22、半円刃23、平刃24および刃受け板25を有し、これらがこの順にて積層一体化されてなる。
刃押え板22には、被覆付き光ファイバ21を収容可能な切欠き22aが形成されている。
半円刃23は、半円状の刃部23aを有する。この刃部23aの内径は、被覆付き光ファイバ21の被覆21bの外径より小さく、被覆付き光ファイバ21の光ファイバ裸線21aの外径より大きくなっている。
図12に示すように、刃受け板25は、被覆付き光ファイバ21が収容されるV字状の切欠き26aを有する台部26と、押さえ部27と、を有する。
図11に示すように、被覆付き光ファイバ21を切欠き22a、26a内に収めた状態にて、同図中に示す矢印方向に被覆除去ユニット20を移動させる。これにより、半円刃23の刃部23aが被覆付き光ファイバ21の被覆21bを除去する。
特開平09−113732号公報 国際公開第2002/4998号パンフレット
現状、上記のような被覆除去ユニットを備えた光ファイバ被覆除去装置は、手動方式が主流である。この方式は簡便ではあるが、被覆除去の成功率が作業者により異なる場合があり、その作業効率の点からも改善の余地があった。
そこで、これら課題を解決するために、この装置の自動方式化が検討されている。この検討にあたり、光ファイバを被覆除去刃に導くV溝構造の形状が問題になった(特許文献1、2参照)。すなわち、V溝構造を有した被覆除去装置では、直線状態の光ファイバをV溝に導く場合であっても、光ファイバと被覆除去刃との間で位置ズレが生じ、光ファイバを被覆除去刃の適切な位置にセットすることが困難になることがあった。
さらに、最近の光ファイバアンプは非常に装置が小型化されている。そのため、その光ファイバアンプに収容されている光ファイバは、曲率半径の小さな曲げ癖が付いている場合が多い。また、光ファイバは、ボビンに巻かれて保管されていることがあるため、同様な曲げ癖が生じる場合がある。
この曲げ癖が付いた被覆付き光ファイバ21を被覆除去ユニット20で処理する場合には、被覆付き光ファイバ21が切欠き22a、26aに収まらず、位置ずれが生じることがあった。この結果、被覆21bを除去する際に、半円刃23等により光ファイバ裸線21aが破損するおそれがあった。
そこで本発明では、自動方式等の装置の仕様に適した、光ファイバの正確な位置決めが可能なガイドを有する被覆除去ユニット、およびこの被覆除去ユニットを備えた光ファイバ被覆除去装置の提供を目的とする。特に、曲げ癖がついた被覆付き光ファイバに適用した場合でも、その被覆除去の際に、光ファイバの位置ずれが生じず、光ファイバ裸線の破損を防止できる被覆除去ユニットおよび光ファイバ被覆除去装置の提供を目的とする。
本発明は、上記課題を解決して係る目的を達成するために以下の手段を採用した。
(1)本発明の被覆除去ユニットは、対向して配置された一対の刃体からなり、これら刃体の対向面それぞれに凹状刃部が形成された被覆除去刃と;前記被覆除去刃に重ねて配置された光ファイバガイドと;を備え、被覆付き光ファイバの被覆を除去する。前記光ファイバガイドは、対向して配置された第1ガイド体と第2ガイド体とを有する。前記第1ガイド体は、平面視したときに、一方の前記刃体と重ねて配置され、かつ前記一方の刃体の前記対向面から他方の前記刃体側に突出した第1突出部を有する。前記第2ガイド体は、平面視したときに、前記他方の刃体と重ねて配置され、かつ前記他方の刃体の前記対向面から前記一方の刃体側に突出した第2突出部を有する。前記第1突出部の前記第2ガイド体と対向する面には、前記第1突出部の突出方向に向かって外方に傾斜した下部傾斜部が形成されている。前記第2突出部の前記第1ガイド体と対向する面には、前記第2突出部の突出方向に向かって外方に傾斜した上部傾斜部が形成されている。前記光ファイバガイドの被覆除去刃がある面側とは反対の面側に、前記被覆付き光ファイバを位置決めする位置決め板を更に有し;前記位置決め板は、対向して配置された一対の位置決め部を有し;一方の前記位置決め部が前記第1ガイド体と一体に動作するように配置され;他方の前記位置決め部が前記第2ガイド体と一体に動作するように配置され;前記一方の位置決め部と前記他方の位置決め部との対向面には、前記被覆除去刃の前記凹状刃部に相当する位置に、前記被覆付き光ファイバをその径方向に収容する収容部がそれぞれ形成されている。前記位置決め板には、前記第1ガイド体と前記第2ガイド体の間の空間に開口した液導入口が形成されている。
(2)上記(1)の場合、前記第1突出部の前記突出方向に対する前記下部傾斜部の傾斜角度(θ1)および前記第2突出部の前記突出方向に対する前記上部傾斜部の傾斜角度(θ2)は、15〜45度であってもよい
(3)上記()の場合、前記位置決め板には、前記第1ガイド体と前記第2ガイド体の間の空間に開口したガス導入口が形成されていてもよい
(4)上記()の場合、前記一方の位置決め板には、前記第1ガイド体と前記第2ガイド体の間の空間に開口した液導入口が形成され、前記他方の位置決め板には、前記空間に開口したガス導入口が形成されていてもよい。
)上記(1)の場合、前記一対の刃体には、位置決め機構がそれぞれ設けられていてもよい。
)上記()の場合、前記一対の位置決め板には、位置決め機構がそれぞれ設けられていてもよい。
)本発明の光ファイバ被覆除去装置は、上記(1)に記載の被覆除去ユニットを有する。
上記(1)に記載の被覆除去ユニットでは、光ファイバガイドを構成する第1ガイド体の第1突出部に下部傾斜部が形成され、第2ガイド体の第2突出部に上部傾斜部が形成されている。そのため、これら第1ガイド体と第2ガイド体を互いに接近させることによって、上部傾斜部または下部傾斜部によって曲がり癖がついた被覆付き光ファイバであっても、この被覆付き光ファイバを被覆除去刃の凹状刃部に確実に導くことができる。従って、適切な位置にこの光ファイバを保持した状態にて被覆を除去できる。そのため、この被覆除去の際に光ファイバ裸線に破損が生じて、その破断強度が低下するのを抑制できる。ゆえに、上記(1)に記載の被覆除去ユニットによれば、長期に渡り使用が可能な、光ファイバ裸線を提供できる。
また、上記(1)に記載の構成は、仕様が異なる光ファイバ被覆除去装置にも適用が容易である。すなわち、既存の光ファイバ被覆除去装置に用いられている被覆除去刃に代えて上記(1)に記載の被覆除去ユニットを装着すれば、本願と同等な効果が得られる。
本発明の第1実施形態に係る被覆除去ユニットを示す分解斜視図である。 同実施形態の被覆除去ユニットを示す正面図である。 同実施形態の被覆除去ユニットの動作を示す正面図である。 同実施形態の被覆除去ユニットの動作を示す正面図である。 同実施形態の刃体の変形例を示す斜視図である。 同実施形態の光ファイバガイドの変形例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る被覆除去ユニットを示す正面図である。 同実施形態の被覆除去ユニットの動作を示す正面図である。 本発明の光ファイバ被覆除去装置を模式的に示した斜視図である。 従来の被覆除去ユニットの一例を示す分解斜視図である。 従来の被覆除去ユニットの断面図である。 従来の被覆除去ユニットに用いられている刃受け板を示す正面図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る被覆除去ユニット10(10A)を示す分解斜視図である。図2は、同実施形態の被覆除去ユニット10Aを示す正面図である。図3は、同実施形態の被覆除去ユニット10Aの動作を示す正面図である。図4は、同実施形態の被覆除去ユニット10Aの動作を示す正面図である。
本実施形態の被覆除去ユニット10Aは、被覆付き光ファイバ21の被覆21bを光ファイバ裸線21aから除去する。図1および図2に示すように、本実施形態の被覆除去ユニット10Aは、被覆除去刃1と、光ファイバガイド2と、位置決め板3と、を有する。被覆除去刃1、光ファイバガイド2、および位置決め板3は、これらの厚み方向にこの順番で並べて配置されている。
被覆除去刃1、光ファイバガイド2、および位置決め板3は、互いに離間させて配置してもよいし、互いに積層させて配置してもよい。
被覆付き光ファイバ21は、例えば光ファイバ心線、光ファイバ素線である。
被覆除去刃1は、薄板状に形成された一対の略矩形状の刃体4、4からなる。以下の説明において、一方の刃体4を符号4Aで示し、他方の刃体4を符号4Bで示すことがある。これら刃体4(4A、4B)は、各対向面(対向縁部)4a、4aが向かい合うように同一の面内に配置される。
対向縁部4a、4aのほぼ中央には、半円形の凹状刃部5がそれぞれ形成されている。これらの凹状刀部5の両側の対向縁部4a、4aは、直線状に形成されたストレート部6となっている。これらの対向縁部4a、4aを向かい合わせて各刃体4(4A、4B)を接触させることで、凹状刃部5、5が円形の開口部(第1開口部)をなし、各ストレート部6、6が同一面内で接触する。
凹状刃部5、5は、上記第1開口部の直径が被覆付き光ファイバ21の被覆21bの外径より小さく、光ファイバ裸線21aの外径より大きくなるように形成されている。これにより、凹状刃部5、5が光ファイバ裸線21aを傷つけることなく、被覆21bのみを除去する。
刃体4(4A,4B)には、図5に示すように、そのストレート部6に位置決め機構4b、4cが設けられていてもよい。この位置決め機構4b、4cは、これらの刃体4A,4Bが互いに接触して被覆付き光ファイバ21の被覆21bの除去を行う際に、刃体4A,4B(被覆除去ユニット10A)の高さ方向の位置決めを行う。この位置決め機構としては、例えば図5に示すように、一方の刃体4Aに設けられた突起部4bと;他方の刃体4Bに設けられ、この突起部48に嵌合する形状の窪み部4cと;が挙げられる。被覆21bを除去する時に、これらの突起部4bと窪み部4cとが嵌合することによって、刃体4(4A,4B)の高さ方向の位置決めが行われる。これにより、被覆21bの除去の際に、刃体4(4A,4B)の位置がずれて、光ファイバ裸線21aに破損が生じることや、被覆21bが除去しきれずに残るといった不具合が抑制される。ゆえに、より安定して被覆21bの除去された光ファイバ裸線21aの提供が行なえる。
図5では、一方の刃体4Aに突起部4b、他方の刃体4Bに窪み部4cが設けられた場合を示したが、例えば一方の刃体4Aの上方に突起部4bが設けられ、下方に窪み部4cが設けられた形状としてもよい。また、突起部4bや窪み部4cの数も特に限定されない。
本発明で使用される被覆付き光ファイバ21は、特に限定されない。例えば、シングルモードファイバ(ITU-T G.652 B準拠)であり、フジクラ FutureGuide(R)-SM等が挙げられる。
光ファイバガイド2は、薄板状に形成された一対のガイド体7,8(第1ガイド体7および第2ガイド体8)を有する。これら一対のガイド体7,8は、被覆付き光ファイバ21の長手方向に沿って、被覆除去刃1に隣接して配置されている。この際、被覆除去刃1と一対のガイド体7,8とは、互いに平行に配置されている。
第1ガイド体7と第2ガイド体8とは、同一面内で対向して配置されている。本明細書中、これら第1ガイド体7と第2ガイド体8との対向面を対向縁部7a,8a(内縁)という。第2ガイド体の対向縁部8aは、第1ガイド体7の対向縁部7aに即した形状を有する。
図1に示すように、第1ガイド体7は、その上縁部7bと下縁部7cとが互いに平行に形成されている。
第1ガイド体7の対向縁部7aは、第1ガイド体7の一端7d側から他端7e側に向けて上縁部7bから一定角度で下降した上部傾斜部11と、上部傾斜部11の下端から上縁部7bに平行に延在した中間部12と、中間部12から一定角度で下降した下部傾斜部13と、を有する。
図2に示すように、下部傾斜部13の下縁部7cに対する傾斜角度θ1は、15〜45度とするのが好ましく、20〜35度がさらに好ましい。傾斜角度θ1が15度より小さいと、被覆付き光ファイバ21を適切な位置(凹状刃部5内)へと導くことができる範囲Rが狭くなる。一方、傾斜角度θ1が45度より大きいと、被覆付き光ファイバ21を適切な位置へとスムーズに移動させるのが難しくなる。
図2に示すように、第1ガイド体7の下部傾斜部13が形成される位置は、被覆除去刃1の下部側のストレート部6に相当する位置に形成されるのが望ましい。
第1ガイド体7の中間部12が形成される位置は、一方の刃体4Aの凹状刃部5の下端近傍に相当する位置が望ましい。すなわち、第1ガイド体7の中間部12が形成される位置が、凹状刃部5の下端に相当する位置か、この位置よりもやや低い位置であることが望ましい。
これらの構成により、被覆付き光ファイバ21が、第1ガイド体7の下部傾斜部13によって被覆除去刃1の凹状刃部5に導入されるよう、ガイドされる。
図1および図2に示すように、第1ガイド体7の中間部12と下部傾斜部13とを含む部分は、本体部33(上部傾斜部11を有する部分)の下部から図2における右方に突出した第1突出部34となっている。すなわち、第1突出部34は、その中間部12に沿って他方の刃体4B側へと突出している。
このため、下部傾斜部13は第1突出部34の突出方向に向けて徐々に下降するように(すなわち外方に)傾斜している。
図1に示すように、第2ガイド体8は、その上縁部8bと下縁部8cとが互いに平行に形成されている。
第2ガイド体8の対向縁部8aは、一端8d側から他端8e側に向けて一定角度で下降した上部傾斜部14と、上部傾斜部14の下端から上縁部8bに平行に延在した中間部15と、中間部15から一定角度で下降した下部傾斜部16とを有する。
上述したように、第2ガイド体8の対向縁部8aは、第1ガイド体7の対向縁部7aに即した形状を有している。すなわち、第2ガイド体8の上部傾斜部14が、第1ガイド体7の上部傾斜部11とほぼ平行に形成されている。第2ガイド体8の中間部15が、第1ガイド体7の中間部12とほぼ平行に形成されている。第2ガイド体8の下部傾斜部16が、第1ガイド体7の下部傾斜部13とほぼ平行に形成されている。
従って、第1ガイド体7の対向縁部7aと第2ガイド体8の対向縁部8aとを向かい合わせた時に、第2ガイド体8の上部傾斜部14、中間部15および下部傾斜部16が、それぞれ第1ガイド体7の上部傾斜部11、中間部12および下部傾斜部13と対向するように形成されている。
図2に示すように、第2ガイド体8の上部傾斜部14の上縁部8bに対する傾斜角度θ2は、第1ガイド体7の下部傾斜部13の傾斜角度θ1と同様の理由で、15〜45度とするのが好ましく、20〜35度とするのがさらに好ましい。
図2に示すように、第2ガイド体8の上部傾斜部14が形成される位置は、被覆除去刃1の上部側のストレート部6に相当する位置に形成されるのが望ましい。
第2ガイド体8の中間部15が形成される位置は、他方の刃体4Bの凹状刃部5の上端近傍に相当する位置が望ましい。すなわち、第2ガイド体8の中間部15が形成される位置が、凹状刃部5の上端に相当する位置か、この位置よりもやや高い位置であることが望ましい。
これらの構成により、被覆付き光ファイバ21が、第2ガイド体8の上部傾斜部14によって被覆除去刃1の凹状刃部5に導入されるよう、ガイドされる。
第1ガイド体7の中間部12と第2ガイド体8の中間部15との高低差は、被覆付き光ファイバ21の外径とほぼ等しいか、または被覆付き光ファイバ21の外径よりやや大きいことが好ましい。これによって、後述するようにこれらの中間部12、15間にて被覆付き光ファイバ21の上下方向の移動を規制した状態で、被覆付き光ファイバ21を凹状刃部5に導くことができる。
図1および図2に示すように、第2ガイド体8の上部傾斜部14と中間部15とを含む部分は、本体部35(下部傾斜部16を含む部分)の上部から図2における左方に突出した第2突出部36となっている。すなわち、第2突出部36は、その中間部15に沿って一方の刃体4A側へと突出している。
このため、上部傾斜部14は第2突出部36の突出方向に向けて徐々に上昇するように(すなわち外方に)傾斜している。
位置決め板3は、被覆付き光ファイバ21を光ファイバガイド2の第1ガイド体7と第2ガイド体8との間、特に図2に示す範囲R内に導き、被覆付き光ファイバ21の位置決めをする。この位置決め板3は、図1に示すように、一対の位置決め部18(一方の位置決め部18A、および他方の位置決め部18B)からなり、これらが対向して配置されている。本明細書中、これらの位置決め部18(18A,18B)の対向面を、対向縁部18aという。これらの位置決め部18(18A,18B)は、被覆付き光ファイバ21の長手方向に沿って、光ファイバガイド2と平行に設けられている。
これら位置決め部18(18A,18B)の対向縁部18a,18aのほぼ中央には、被覆付き光ファイバ21を収容して位置決めする半円形の凹状収容部19,19が形成されている。凹状収容部19,19は、位置決め部18(18A,18B)同士を向かい合わせて接触させた時に、円形の開口部(第2開口部)をなす。
凹状収容部19,19は、上記第2開口部の直径が被覆付き光ファイバ21の外径よりやや大きくなるよう形成されている。すなわち、凹状収容部19,19は被覆付き光ファイバ21が不都合なく収まる大きさとなっている。凹状収容部19,19は、被覆除去刃1と光ファイバガイド2と位置決め板3とを重ねて配置した際に、被覆除去刃1の凹状刃部5に相当する位置に形成されている。
位置決め部18(18A,18B)の対向縁部18a,18aには、図6に示すように、位置決め機構18b,18cが設けられていてもよい。この位置決め機構18b,18cは、被覆21bの除去を行う際に、位置決め板3(被覆除去ユニット10A)の厚さ方向の位置決めを行う。この位置決め機構としては、例えば図6に示すように、一方の位置決め部18Aに設けられた凹部18bと、他方の位置決め部18Bに設けられ、この凹部18bに嵌合する形状の凸部18cと、が挙げられる。被覆21bを除去する時に、一方の位置決め部18Aと他方の位置決め部18Bとの対向縁部18aが接触すると、これら凹部18bと凸部18cとが嵌合し、位置決め板3の厚さ方向の位置決めが行われる。これにより、一方の刃体4Aの凹状刃部5と他方の刃体4Bの凹状刃部5とが、その厚さ方向にずれることなく被覆付き光ファイバ21の被覆21bに当接し、均等に被覆21bの除去が行える。
本実施形態の被覆除去ユニット10Aは、被覆除去刃1と光ファイバガイド2とからなる基本構成(すなわち位置決め板3がない構成)であっても、曲がり癖のある被覆付き光ファイバ21を被覆除去刃1の中央の凹状刃部5にガイドして、被覆21bの除去を行なうことが可能である。
この構成にさらに、上記の位置決め板3を追加することにより、より確実に被覆付き光ファイバ21を被覆除去刃1の中央の凹状刃部5にガイドすることが可能になる。その結果、被覆21bの除去の時に、被覆付き光ファイバ21に傷がつかず、被覆除去後の光ファイバの強度を保つことができる。
本実施形態の被覆除去ユニット10Aにおいて、一方の刃体4Aと、第1ガイド体7と、一方の位置決め部18Aとが、第1ユニット体31として一体的に動作する。また、他方の刃体4Bと、第2ガイド体8と、他方の位置決め部18Bとが、第2ユニット体32として一体的に動作する。
第1ユニット体31と第2ユニット体32の一方または両方は、例えば、図示せぬ移動機構によって互いに接近および離間する方向に移動可能である。
図2に示すように、第1ユニット体31において、第1ガイド体7の第1突出部34は、平面視したときに、一方の刃体4Aの対向縁部4aから第2ユニット体32の方向へと突出している。
第2ユニット体32において、第2ガイド体8の第2突出部36は、平面視したときに、他方の刃体4Bの対向縁部4aから第1ユニット体31の方向へと突出している。
次に、本実施形態の被覆除去ユニット10Aの使用方法について説明する。
図2に示すように、第1ユニット体31と第2ユニット体32とを互いに離間させ、これらの間に被覆付き光ファイバ21を配置する。
図示例では、被覆付き光ファイバ21の高さ位置が、第2ガイド体8の上部傾斜部14に相当する位置にある場合を示している。
図3に示すように、第1ユニット体31と第2ユニット体32とを互いに接近させると、被覆付き光ファイバ21は第2ガイド体8の上部傾斜部14に当接する。
これらの第1ユニット体31と第2ユニット体32とを、さらに互いに接近させると、被覆付き光ファイバ21は、第2ユニット体32の上部傾斜部14により押され、第1ユニット体31の刃体4のストレート部6に沿って下方に移動する。
この図3に示す状態で平面視した際に、被覆付き光ファイバ21は、第1突出部34と一方の刃体4Aと他方の刃体4Bと第2突出部36とに囲まれた空間37内にある。
上記第1ユニット体31と第2ユニット体32との移動は、両方を互いに近づく方向に移動させてもよいし、いずれか一方を他方に近づける方向に移動させてもよい。図示例において、この移動方向は、第1突出部34または第2突出部36の突出方向とほぼ同じ方向である。
図4に示すように、第1ユニット体31と第2ユニット体32とをさらに近づけると、被覆付き光ファイバ21は、第2ユニット体32の上部傾斜部14に押されてさらに下方へと移動する。この際、被覆付き光ファイバ21は、第一ユニット体31(第1ガイド体7)の中間部12と第2ユニット体32(第2ガイド体8)の中間部15との間で、その上下方向の移動が規制される。この状態で、さらに第1ユニット体31および第2ユニット体32を近付けて、これらの刃体4A、4Bの対向縁部4a、4a同士を近づけると、被覆付き光ファイバ21が一方の刃体4Aの凹状刃部5と他方の刃体4Bの凹状刃部5とに挟まれる。
また、図1に示すように、被覆付き光ファイバ21は、第1ユニット体31および第2ユニット体32の移動によって各位置決め板3の凹状収容部19、19内に導かれ、位置決めされる。
この状態で被覆付き光ファイバ21を、被覆除去ユニット10に対して、被覆除去刃1の厚さ方向、すなわち図2〜図4における紙面と垂直な方向に相対的に移動させる。この操作によって、凹状刃部5、5により被覆21bには被覆付き光ファイバ21の長さ方向に力が加えられ、被覆21bが光ファイバ裸線21aから除去される。
被覆付き光ファイバ21が空間37内において低い位置、例えば第1ガイド体7の下部傾斜部13に相当する高さ位置にある場合には、被覆付き光ファイバ21がこの下部傾斜部13によって上方移動し、凹状刃部5に導かれる。
このように、本実施形態の被覆除去ユニット10Aでは、図3に示す第1突出部34と一方の刃体4Aと他方の刃体4Bと第2突出部36とに囲まれた空間37内で、第2ガイド体8の上部傾斜部14または第1ガイド体7の下部傾斜部13によって、被覆付き光ファイバ21が凹状刃部5および凹状収容部19に導かれる。従って、曲がり癖がついた被覆付き光ファイバ21であっても、第1ガイド体7または第2ガイド体8によって、この被覆付き光ファイバ21が凹状刃部5および凹状収容部19に導かれ、的確な位置にてその被覆21bが除去される。
また、本実施形態の被覆除去ユニット10Aは、仕様が異なる光ファイバ被覆除去装置にも適用が容易である。すなわち、既存の光ファイバ被覆除去装置に用いられている被覆除去刃に代えて、本実施形態の被覆除去ユニット10Aを装着すれば、上記の効果が得られる。
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態に係る被覆除去ユニット10(10B)を示すものである。以下の説明において、第1実施形態の被覆除去ユニット10Aと同様な構成については同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の被覆除去ユニット10Bが第1実施系形態の被覆除去ユニット10Aと異なる点は、一方の位置決め板18Aに液導入口41が形成されている点と、他方の位置決め板18Bにガス導入口43が形成されている点である。また、第1ガイド体7の上縁部7bが一方の位置決め部18Aの上端近傍に相当する位置に形成されている点と、第2ガイド体8の下縁部8cが他方の位置決め部18Bの下端近傍に相当する位置に形成されている点である。本実施形態では、液導入口41とガス導入口43との両方が形成されている場合を示しているが、どちらか一方のみが位置決め部18(18A,18B)に形成されていてもよい。
図7,8では、被覆除去刃1を省略して記載しているが、その構成は上記の第1実施形態と同様である。
図8に示すように、ガス導入口43は、第1ユニット体31と第2ユニット体32とを合わせたときに、第1ガイド体7と第2ガイド体8との間の空間42に開口するように、他方の位置決め板18Bに形成されている。このガス導入口43から、空間42に空気などのガスが導入される。
図8は、被覆付き光ファイバ21が位置決めされた状態を示した図である。この状態にて、被覆除去刃1(図7,8では図示略)によって被覆21bが除去される。すると、第1ガイド体7と第2ガイド体8との間の空間42に、除去された被覆21bである除去カスが発生する。ここで、ガス導入口43からこの空間42に上記ガスを導入すると、このガス導入口43から空間42の外へとガスの流れが発生する。この結果、このガスの流れに伴って、除去カスが空間42から排出される。ガスは、被覆21bの除去を行っている間、随時導入してもよいし、所定量の被覆21bを除去した後に導入してもよい。
図8に示すように、液導入口41は、空間42に開口するように、一方の位置決め板18Aに形成されている。この液導入口41から、空間42に液体が導入される。この液体としては、例えばエタノールなどのアルコールや水等が挙げられる。液導入口41から空間42に上記液体を導入すると、この液導入口43から空間42の外へと液体の流れが発生する。この結果、この液体の流れに伴って、除去カスが空間42から排出される。ガスに加えて液体も空間42に導入することで、より効果的に除去カスを空間42から排出できる。
空間42に導入された液体は凹状刀部5にも供給される。そのため、この液体としてアルコールを用いた場合、このアルコールによって凹状刃部5と被覆21bとの間の摩擦を低減しつつ、凹状刃部5による被覆21bの除去が行える。この時、アルコールによる凹状刃部5のクリーニングも同時に可能となる。従って、より効果的に被覆21bの除去が行えると共に、摩擦や除去カス等による凹状刃部5の刃こぼれが抑制され、長期に渡って凹状刃部5の使用が可能となる。
液導入口41は、凹状刃部5(凹状収容部19)よりも高い位置に形成されるのが好ましい。これにより、液体に働く重力により、空間42に導入された液体が、より積極的に被覆21bの除去を行っている部位に供給される。このため、液導入口41が凹状収容部19より低い位置にある場合に比べ、液体を安定して被覆21bの除去を行っている部位に供給でき、より効果的に、空間42からの除去カスの除去、凹状刃部5のクリーニング、および凹状刃部5と被覆21b間の低摩擦化が行える。
液体は、所定量の被覆21bを除去した後に導入してもよいが、凹状刃部5への上記の作用を考慮すると、被覆21bの除去を行っている間、随時導入するのが好ましい。
上述のように、本実施形態の被覆除去ユニット10Bでは、ガス導入口43から空間42に導入されるガスや、液導入口41により空間42に導入される液体により、空間42から除去カスが排出される。これにより、この除去カスの残留物が被覆除去の際の被覆除去刃1に干渉して光ファイバ裸線に破損が生じることが抑制でき、かつ被覆除去後の光ファイバ裸線上の除去カスを少なくすることができる。
本実施形態の被覆除去ユニット10Bでは、第1ガイド体7の上縁部7bが一方の位置決め板18A(および一方の刃体4A)の上端部に相当する位置に形成されている。また、第2ガイド体8の下縁部8cが、他方の位置決め板18B(および他方の刃体4B)の下端部に相当する位置に形成されている。これにより、空間42に導入された液体やガスの流路が、空間42の外方へと形成される。すなわち、本実施形態の被覆除去ユニット10Bでは、第1ガイド体7と第2ガイド体8とが、被覆付き光ファイバ21のガイドのみならず、空間42に導入されるガスおよび液体の流路にもなっている。この結果、空間42に導入されたガスや液体が不必要に分散することなく、効率よく被覆21bの除去を行っている部位に導入される。また、部品点数が増加することなく上記の効果が得られため、本実施形態の被覆除去ユニット10Bを備えた装置の小型化が図れる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、被覆除去刃1(刃体4)や位置決め板3(位置決め部18)に、位置決め機構4b,4c,18b,18cをそれぞれ設けてもよい。第1実施形態の際と同様な効果が得られる。
<光ファイバ被覆除去装置>
図9は、本発明の一実施形態に係る光ファイバ被覆除去装置50を模式的に示した図である。この光ファイバ被覆除去装置50は、上述の被覆除去ユニット10(10A,10B)と、この被覆除去ユニット10の第1ユニット体31および第2ユニット体32、あるいはどちらか一方を駆動させる駆動機構(図示略)と、これらを内包する筺体51と、を備えた自動方式の装置である。移動機構は、例えば、被覆除去刃1の刃体4(4A,4B)、光ファイバガイド2の第1ガイド体7と第2ガイド体8、および位置決め板3の位置決め部18(18A,18B)をそれぞれ自動開閉動作(水平移動動作)させる、あるいは第1ユニット31と第2ユニットとを自動水平移動動作させるように構成されている。
本実施形態の光ファイバ被覆除去装置50では、被覆付き光ファイバ21がこの光ファイバ被覆除去装置50内に導入されると、駆動機構により第1ユニット体31および第2ユニット体32あるいはどちらか一方のみが互いに近づく方向に移動して、適切な位置に被覆付き光ファイバ21がガイド・保持される。第1ユニット31および第二ユニット32、あるいはどちらか一方が、さらに近づくように移動することで、被覆付き光ファイバ21の被覆21bが被覆除去刃1によって切断、除去される。この際、第2実施形態の被覆除去ユニット10Bが搭載された光ファイバ被覆除去装置50では、液導入口41から液体が空間42に導入され、ガス導入口43からガスが空間42に導入される。これにより、被覆除去作業中に発生する除去カスを、被覆21bの除去を行っている部位から排出できる。これにより、この除去カスの残留物が被覆除去の際の被覆除去刃1に干渉して光ファイバ裸線に破損が生じることを抑制でき、かつ被覆除去後の光ファイバ裸線上の除去カスを少なくすることができる。また、自動方式の光ファイバ被覆除去装置50とすることができるため、作業者の技術による被覆除去の精度のばらつきがなく、安定した光ファイバ裸線の提供が可能となる。更に、得られる光ファイバ裸線に破損が生じがたいため、その破断強度の低下が抑制される。そのため、長期の使用に適した光ファイバ裸線の供給が可能となる。
本発明の被覆除去ユニットによれば、曲がり癖がついた被覆付き光ファイバであっても、この被覆付き光ファイバを被覆除去刃の凹状刃部に確実に導くことができる。従って、的確な位置にこの光ファイバを保持した状態にて被覆を除去でき、被覆除去の際に光ファイバ裸線に破損が生じて、その破断強度の低下等が生じるのを抑制できる。
また、本発明の光ファイバ被覆除去装置によれば、作業者の技術による被覆除去の精度のばらつきがなく、安定した光ファイバ裸線の提供が可能となる。更に、得られる光ファイバ裸線に破損が生じがたいため、その破断強度の低下が抑制される。そのため、長期の使用に適した光ファイバ裸線の供給が可能となる。
1 被覆除去刃
2 光ファイバガイド
3 位置決め板
4(4A,4B) 刃体
4a 対向縁部
4b 突起部
4c 窪み部
5 凹状刃部
7 第1ガイド体
7a 対向縁部(内縁)
8 第2ガイド体
8a 対向縁部(内縁)
10(10A,10B) 被覆除去ユニット
12 第1ガイド体の中間部
13 第1ガイド体の下部傾斜部
14 第2ガイド体の上部傾斜部
15 第2ガイド体の中間部
18 位置決め部
18a 位置決め部の対向縁部
18b 凹部
18c 凸部
19 凹状収容部
21 被覆付き光ファイバ
21a 光ファイバ裸線
21b 被覆
37 第1突出部と一対の刃体と第2突出部とに囲まれた空間
42 第1ガイド体と第2ガイド体の間の空間
41 液導入口
43 ガス導入口

Claims (7)

  1. 対向して配置された一対の刃体からなり、これら刃体の対向面それぞれに凹状刃部が形成された被覆除去刃と;
    前記被覆除去刃に重ねて配置された光ファイバガイドと;
    を備え、被覆付き光ファイバの被覆を除去する被覆除去ユニットであって:
    前記光ファイバガイドは、対向して配置された第1ガイド体と第2ガイド体とを有し;
    前記第1ガイド体は、平面視したときに、一方の前記刃体と重ねて配置され、かつ前記一方の刃体の前記対向面から他方の前記刃体側に突出した第1突出部を有し;
    前記第2ガイド体は、平面視したときに、前記他方の刃体と重ねて配置され、かつ前記他方の刃体の前記対向面から前記一方の刃体側に突出した第2突出部を有し;
    前記第1突出部の前記第2ガイド体と対向する面には、前記第1突出部の突出方向に向かって外方に傾斜した下部傾斜部が形成されており;
    前記第2突出部の前記第1ガイド体と対向する面には、前記第2突出部の突出方向に向かって外方に傾斜した上部傾斜部が形成されており
    前記光ファイバガイドの被覆除去刃がある面側とは反対の面側に、前記被覆付き光ファイバを位置決めする位置決め板を更に有し;
    前記位置決め板は、対向して配置された一対の位置決め部を有し;
    一方の前記位置決め部が前記第1ガイド体と一体に動作するように配置され;
    他方の前記位置決め部が前記第2ガイド体と一体に動作するように配置され;
    前記一方の位置決め部と前記他方の位置決め部との対向面には、前記被覆除去刃の前記凹状刃部に相当する位置に、前記被覆付き光ファイバをその径方向に収容する収容部がそれぞれ形成されており;
    前記位置決め板には、前記第1ガイド体と前記第2ガイド体の間の空間に開口した液導入口が形成されている;
    ことを特徴とする被覆除去ユニット。
  2. 前記第1突出部の前記突出方向に対する前記下部傾斜部の傾斜角度(θ1)および前記第2突出部の前記突出方向に対する前記上部傾斜部の傾斜角度(θ2)は、15〜45度である
    ことを特徴とする請求項1に記載の被覆除去ユニット。
  3. 前記位置決め板には、前記第1ガイド体と前記第2ガイド体の間の空間に開口したガス導入口が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の被覆除去ユニット。
  4. 前記一方の位置決め板には、前記第1ガイド体と前記第2ガイド体の間の空間に開口した液導入口が形成され、
    前記他方の位置決め板には、前記空間に開口したガス導入口が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の被覆除去ユニット。
  5. 前記一対の刃体には、位置決め機構がそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の被覆除去ユニット。
  6. 前記一対の位置決め板には、位置決め機構がそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の被覆除去ユニット。
  7. 請求項1に記載の被覆除去ユニットを有することを特徴とする光ファイバ被覆除去装置。
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