JP6474851B2 - 被覆除去具及び被覆除去方法 - Google Patents
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Description
線径125μmの裸光ファイバの外周に内側被覆層が形成されており、線径250μmの内側被覆層の更に外側に外側被覆層が形成されている場合には、段付きに被覆を除去する必要がある。この場合、仮に外側被覆層の除去後に内側被覆層を除去することにすると、作業工程が増えてしまう。これに対し、特許文献2には、一度の除去工程で内側被覆層と外側被覆層を段付きに除去できる被覆除去具が記載されている。
また、 本発明の幾つかの実施形態は、本体と、光ファイバの被覆を除去する被覆除去刃を有する一対の刃部材とを備え、前記刃部材は、未使用の部位を使って前記被覆を除去するために、前記本体に対してスライド可能に設けられており、前記刃部材は、係合部を有し、前記本体は、複数の係止部を有し、複数の係止部のいずれかに前記係合部を係止させることによって、前記刃部材の位置を段階的に変更可能であることを特徴とする被覆除去具である。
図9A及び図9Bは、本実施形態の被覆除去の概略説明図である。以下の説明では、光ファイバ1の光軸に平行な方向を「前後方向」とし、光ファイバ1の端部の側を「前」とし、逆側を「後」とする。
内側被覆層1Bは、裸光ファイバ1Aの外周を被覆する被覆層である。内側被覆層1Bの外径D2は250μmが一般的であるが、これに限定されるものではない。内側被覆層1Bは、例えばUV樹脂により構成されている。外側被覆層1Cは、内側被覆層1Bの更に外周を被覆する被覆層である。外側被覆層1Cの外径D3は例えば500μmや900μm等であるが、これに限定されるものではない。外側被覆層1Cは、例えばUV樹脂により構成されている。
そこで、本実施形態では、被覆除去具100の本体に対して第1被覆除去刃41をスライド可能に構成している。そして、第1被覆除去刃41をスライドさせて、第1被覆除去刃41の未使用の部位を使って光ファイバ1の被覆を除去することにより、第1被覆除去刃41の使用可能回数を増やし、被覆除去具100の寿命を延ばすことを可能にしている。以下、本実施形態の被覆除去具100の具体的な構成について説明する。
台部11は、被覆除去具100の底部を構成する板状の部位である。台部11の後側には、スライド部12が形成されている。スライド部12は、ホルダ5を前後方向にスライド可能に載置する部位である。スライド部12は、ホルダ5を載置する載置面12Aと、載置面12Aの左右両縁から上側に延び出た一対の側壁部12Bとによって構成されており、載置面12A及び一対の側壁部12Bの内壁面によって、ホルダ5が前後方向に案内されることになる。
図6Aに示す状態では、刃部材40が第1係止部331によって固定されている。この状態では、第1被覆除去刃41の比較的下側の部位(図中の1番の矢印の部位)を使用して、光ファイバ1の被覆を除去することになる。作業者が図6Aに示す刃部材40の頭部を下に押し込むと、刃部材40の係合部42が第1係止部331から外れ、刃部材40が下にスライドし、刃部材40の係合部42が第2係止部332に引っ掛かり、図6Bに示す状態になる。
前述の第1実施形態の被覆除去具100は、一対の第1被覆除去刃41と、一対の第2被覆除去刃34とを有しており、一度の除去工程で内側被覆層1Bと外側被覆層1Cを段付きに除去することが可能であった。但し、被覆除去具は、一対の第1被覆除去刃41を備え、一対の第2被覆除去刃34を備えていなくてもよい。この場合、作業者は、外側被覆層1Cを予め除去した光ファイバ1を被覆除去具にセットし、被覆除去具の第1被覆除去刃41によって内側被覆層1Bを除去するとよい。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1B 内側被覆層、1C 外側被覆層、
5 ホルダ、5A 蓋部、
10 基部、11 台部、
12 スライド部、12A 載置面、12B 側壁部、
13 開始位置ストッパ、14 終了位置ストッパ、
21 支柱部、22 ガイド部、
22A V溝部、22B スリット部、
23 ゲージ部、
30 アーム部、
31 変形部、32 操作部、
33 装着部、331 第1係止部、332 第2係止部、
34 第2被覆除去刃、35 誘導部、351 誘導面、
36 確認窓、
40 刃部材、
41 第1被覆除去刃、42 係合部、43 突出部、
100 被覆除去具
Claims (17)
- 本体と、
光ファイバの被覆を除去する被覆除去刃を有する一対の刃部材と
を備え、
前記刃部材は、未使用の部位を使って前記被覆を除去するために、前記本体に対してスライド可能に設けられており、
それぞれの前記刃部材は、前記被覆除去刃を両刃に備えており、
未使用の前記被覆除去刃を使うために、一対の前記刃部材を入れ替えて前記本体に装着可能であることを特徴とする被覆除去具。 - 本体と、
光ファイバの被覆を除去する被覆除去刃を有する一対の刃部材と
を備え、
前記刃部材は、未使用の部位を使って前記被覆を除去するために、前記本体に対してスライド可能に設けられており、
前記刃部材は、係合部を有し、
前記本体は、複数の係止部を有し、
複数の係止部のいずれかに前記係合部を係止させることによって、前記刃部材の位置を段階的に変更可能であることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1又は2に記載の被覆除去具であって、
前記本体は、基部と、基部から延出した一対のアーム部とを有し、
それぞれの前記アーム部は、前記刃部材を装着した操作部を備え、一対の前記操作部を互いに近接させると一対の被覆除去刃が前記光ファイバを挟み込むように構成されており、
それぞれの前記操作部の対向面には、前記光ファイバの位置を誘導する誘導部が設けられていることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項3に記載の被覆除去具であって、
前記誘導部は、一対の前記操作部を互いに近接させると前記光ファイバを所定の位置に誘導する誘導面を有しており、
一対の前記操作部のそれぞれに設けられた前記誘導面は、互いに異なる位置に設けられていることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項4に記載の被覆除去具であって、
一対の前記操作部のそれぞれに設けられた前記誘導面は、前記光ファイバの端部の側ほど、前記基部から離れた位置に設けられていることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の被覆除去具であって、
一対の前記刃部材を近接させて接触させたとき、一対の前記被覆除去刃の間に隙間が形成されることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の被覆除去具であって、
一方の前記被覆除去刃には上下の両縁に突出部が形成されており、他方の前記被覆除去刃には突出部が形成されていないことを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の被覆除去具であって、
前記本体は、前記光ファイバの長さを測るためのゲージ部を有することを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1に記載の被覆除去具であって、
一対の前記刃部材は、共通の部材であることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の被覆除去具であって、
前記刃部材の材質は、前記本体の材質と異なることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の被覆除去具であって、
前記本体は、前記ファイバを保持するホルダをスライドさせるスライド部と、所定の終了位置で前記ホルダのスライドを停止させる終了位置ストッパとを有することを特徴とする被覆除去具。 - 請求項11に記載の被覆除去具であって、
前記本体は、所定の開始位置に前記ホルダを位置合わせする開始位置ストッパを有し、
前記開始位置から前記終了位置までの間の前記ホルダのスライド距離は、前記開始位置に前記ホルダを位置合わせしたときに前記被覆除去刃から突出する前記光ファイバの端部の長さよりも短く設定されていることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項11又は12に記載の被覆除去具であって、
前記終了位置まで前記ホルダをスライドさせたとき、前記光ファイバの端部には、前記被覆除去刃に未到達で除去されない被覆が残存することを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1〜13のいずれかに記載の被覆除去具であって、
前記本体は、基部と、基部から延出した一対のアーム部とを有し、
前記基部は、所定の開始位置にホルダを位置合わせする開始位置ストッパを有し、
前記アーム部には、前記開始位置ストッパで前記ホルダを位置合わせしたときに前記アーム部越しに前記ホルダを確認するための貫通穴が形成されていることを特徴とする被覆除去具。 - 請求項1〜14のいずれかに記載の被覆除去具であって、
前記本体は、下側ほど幅の狭まる形状のV溝部と、前記V溝部の底部において一定幅の形状のスリット部とを有するファイバガイド部を備えることを特徴とする被覆除去具。 - 本体と、被覆除去刃を有する一対の刃部材とを備えた被覆除去具を用意すること、
前記被覆除去刃を使用して、光ファイバの被覆を除去すること、
前記光ファイバの被覆を除去した後、前記本体に対して前記刃部材をスライドさせ、前記被覆除去刃の未使用の部位を使って別の光ファイバの被覆を除去すること、及び、
前記被覆除去刃を両刃に備えた一対の前記刃部材を入れ替えて前記本体に装着し、未使用の前記被覆除去刃を使うこと
を行う被覆除去方法。 - 本体と、被覆除去刃を有する一対の刃部材とを備えた被覆除去具を用意すること、
前記被覆除去刃を使用して、光ファイバの被覆を除去すること、
前記光ファイバの被覆を除去した後、前記本体に対して前記刃部材をスライドさせ、前記被覆除去刃の未使用の部位を使って別の光ファイバの被覆を除去すること、及び、
前記刃部材は係合部を有しており、前記本体は複数の係止部を有しており、複数の係止部のいずれかに前記係合部を係止させることによって、前記刃部材の位置を段階的に変更すること
を行う被覆除去方法。
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