JP2015014660A - 光コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
フェルールを使用した場合の問題を解消するため、例えば、特許文献1には、フェルールを用いない構成の光コネクタが提案されている。
この光コネクタは、第一ハウジングが第二光ファイバの先端部を第一光ファイバの軸に合わせるようにガイドする第一ガイド溝を有し、第二ハウジングが第一光ファイバの先端部を第二光ファイバの軸に合わせるようにガイドする第二ガイド溝を有し、第一ガイド溝と第二ガイド溝とによって光ファイバを調芯している。
図1は、本発明の実施例に係る光コネクタ1の構成を示す断面図である。図2は、図1に示す光コネクタ1のA−A線断面図およびB−B線断面図である。
本発明の実施例に係る光コネクタ1は、第一ハウジング10と、第一ハウジング10に収容される第一光ファイバ100と、第一ハウジング10に係合される第二ハウジング40と、第二ハウジング40に収容される第二光ファイバ200とを有し、第一ハウジング10と第二ハウジング40との係合に伴い、第一光ファイバ100の先端面100aと第二光ファイバ200の先端面200aとを突き合わすことによって光学的に接続する。
第一光ファイバ100は、端末部の不図示の被覆部を除去し、露出された第一光ファイバ100の先端部100b(以下、第一先端部100bという。)がファイバ挿通孔12から突出するように第一ハウジング10に収容される。
第二光ファイバ200は、端末部の不図示の被覆部を除去し、露出した第二光ファイバ200の先端部200b(以下、第二先端部200bという。)がファイバ挿通孔41aから突出するように第二ハウジング40に収容される。
第一ハウジング10は、第二ハウジング40との繰り返しの着脱によっても、不図示のロック機構等が破損せずに弾性変形できる合成樹脂材からなる。例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)が適用できる。
この第一ガイド部20は、第一先端部100bを第一ガイド溝22によって光軸方向にガイドするとともに、第一光ファイバ100の先端面100a(以下、第一先端面100aという。)より先に延びる第一ガイド溝22に第二先端部200bをガイドするようになっている。
また、第一ガイド溝22の溝深さは、第一光ファイバ100および第二光ファイバ200の中心が溝上縁面となる第一ガイド面21より上方に位置するように調整する。
また、第一ガイド溝22のV字の頂角は、第一光ファイバ100および第二光ファイバ200が第一ガイド溝22によって均一な圧力を受けて保持されるように90度に調整するとよい。
押圧部31は、第一先端部100bが配置される位置の周辺に、第一ガイド面21との間隔を狭めるように段状に形成した部分である。
より具体的には、押圧部31は、段差上面31aに達するまで第一ハウジング基部11に向けて肉厚が緩やかに増加するように傾斜した押圧ガイド傾斜面31bを有する。
これにより、第二ガイド部50の先端部が押圧ガイド傾斜面31bに摺接し、漸次弾性変形しながら押圧部31の段差上面31aに乗り上げるようになっている。
まず、第一光ファイバ100の端末部を覆う不図示の被覆部を除去し、第一光ファイバ100の端面が平滑になるように第一光ファイバ100を切断する。
この第一光ファイバ100の取り付け位置の調整は、例えば、第一ガイド溝22に円柱状の冶具を配置し、第一光ファイバ100を冶具に突き当てることによって行われる。
第二ハウジング40は、第一ハウジング10との繰り返しの着脱によっても、不図示のロック機構、および第二ガイド部50が破損せずに弾性変形できる合成樹脂材からなる。例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)が適用できる。
この第二ガイド部50は、ファイバ挿通孔41aから第二ハウジング基部41外に出した第二先端部200bを第二ガイド溝52によって光軸方向にガイドするとともに、第二光ファイバ200の先端面200a(以下、第二先端面200aという。)より先に延びる第二ガイド溝52に第一先端部100bをガイドするようになっている。
この第二ガイド部50は、先端側が自由端の片持ち状であり、第二ハウジング基部41に突設している。
より具体的には、第二ガイド部50は、第二ハウジング基部41に連接する部分の肉厚が先端部周辺の肉厚に比して薄く形成されることによって、弾性的変形できるようになっている。
この第二ガイド溝52の溝深さは、第一光ファイバ100および第二光ファイバ200の中心が溝上縁面となる第二ガイド面51より上方に位置するように調整する。
また、第二ガイド溝52のV字の頂角は、第一光ファイバ100および第二光ファイバ200が第二ガイド溝52によって均一な圧力を受けて保持されるように90度に調整するとよい。
この係合ガイド部60の突出端面60aが第一ハウジング10の第一ハウジング基部11と第一調芯用突出部12との段差部10aに突き合わされることによって第一ハウジング10と第二ハウジング40とが係合方向で位置決めされるようになっている。
この余長吸収空間70は、第一ハウジング10と第二ハウジング40とが係合完了した状態で、第一ガイド部20の突出端面と第二ハウジング基部41との間に形成した隙間空間である。
まず、第二光ファイバ200の端末部を覆う不図示の被覆部を除去し、第二光ファイバ200の端面が平滑になるように第二光ファイバ200を切断する。
この第二光ファイバ200の取り付け位置の調整は、例えば、第二ガイド溝52に円柱状の冶具を配置し、第二光ファイバ200を冶具に突き当てることによって行われる。
また、この接触面31a、50aは、光軸方向の長さを第一ハウジング10と第二ハウジング40の光軸方向でのがたつきによる移動距離以上の長さに調整する。
まず、第一ハウジング10と第二ハウジング40との係合が開始される(図3(a)参照)。具体的には、第一ガイド部20が、第二ガイド部50と、係合ガイド部60との間に挿入開始され、第二ガイド部50が第一ガイド部20と押圧用突出部30との間に挿入開始される。これにより、一側部のみ第二ガイド溝52によってガイドされていた第二光ファイバ200が他の側部についても第一ガイド溝22によって光軸に平行にガイドされる。
ここで、第二ガイド部50の先端部が押圧部31の押圧ガイド傾斜面31bに摺接することによって、第二ガイド部50が第一ガイド溝22と第二ガイド溝52との間隔を徐々に狭められるように弾性変形する(図4(b)参照)。
ここで、第一と第二先端面100a、200aを突き合わした状態で第一ハウジング10と第二ハウジング40とが係合完了するまで係合方向に移動することによって、第二光ファイバ200の余長分が余長吸収空間70内でたわみ変形する。
このため、第一ハウジング10と第二ハウジング40とが係合完了すると、第一と第二先端面100a、200aを突き合わした状態で、第一と第二先端部100b、200bが第一ガイド溝22と第二ガイド溝52とによって挟持される。
これにより、第一および第二先端部100b、200bの曲がり癖が光軸方向に向けられるように修復され、第一と第二先端部100b、200bが調芯された状態で保持されるようになっている。
10 第一ハウジング
10a 段差部
11 第一ハウジング基部
11a ファイバ挿通孔
12 第一調芯用突出部
20 第一ガイド部
21 第一ガイド面
22 第一ガイド溝
30 押圧用突出部
30a 突出端面
31 押圧部
31a 段差上面(接触面)
31b 押圧ガイド傾斜面
40 第二ハウジング
40a 段差部
41 第二ハウジング基部
41a ファイバ挿通孔
42 第二調芯用突出部
50 第二ガイド部
50a 押圧される面(接触面)
51 第二ガイド面
52 第二ガイド溝
60 係合ガイド部
60a 突出端面
60b ガイド摺接面
70 余長吸収空間
100 第一光ファイバ
100a 先端面
100b 先端部
200 第二光ファイバ
200a 先端面
200b 先端部
Claims (4)
- 第一ハウジングと、該第一ハウジングに収容される第一光ファイバと、前記第一ハウジングに係合される第二ハウジングと、該第二ハウジングに収容される第二光ファイバとを有し、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの係合に伴い、前記第一光ファイバの先端面と前記第二光ファイバの先端面とを突き合わすことによって光学的に接続する光コネクタにおいて、
前記第一ハウジングは、
前記第二光ファイバの先端部を前記第一光ファイバの軸に合わせるようにガイドするため、光軸に平行な第一ガイド面に第一ガイド溝が形成された第一ガイド部を有し、
前記第二ハウジングは、
前記第一光ファイバの先端部を前記第二光ファイバの軸に合わせるようにガイドするため、前記第一ガイド面に平行に向かい合わされる第二ガイド面に第二ガイド溝が形成された第二ガイド部を有し、
前記第一光ファイバと前記第二光ファイバとは、
前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの係合によって、光軸に対して垂直方向に軸がズレた配置状態から、前記第一ガイド溝と前記第二ガイド溝との間隔が狭くなることにより前記第一光ファイバおよび前記第二光ファイバの互いの前記先端面を突き合わした状態で挟持されることを特徴とする光コネクタ。 - 前記第二ガイド部は、
前記第一ガイド溝と前記第二ガイド溝との間隔が狭まる方向に弾性変形できるように構成され、
前記第一ハウジングは、
前記第一ガイド溝と前記第二ガイド溝との間隔を狭める方向に前記第二ガイド部を押圧する押圧部を有することを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。 - 前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとが係合した場合に、前記第二ガイド部と前記押圧部との接触面が、
光軸方向に対して平行であることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ。 - 前記第一ハウジング及び/又は前記第二ハウジングは、
前記第一光ファイバ及び前記第二光ファイバの余長分をたわませて吸収する空間を有する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の光コネクタ。
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JP2021092619A (ja) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 矢崎総業株式会社 | 光コネクタ |
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2013
- 2013-07-04 JP JP2013140323A patent/JP6186617B2/ja active Active
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JP7339143B2 (ja) | 2019-12-09 | 2023-09-05 | 矢崎総業株式会社 | 光コネクタ |
JP7339144B2 (ja) | 2019-12-09 | 2023-09-05 | 矢崎総業株式会社 | 光コネクタ |
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