JP5705602B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、光コリメータを用いた光コネクタに関する。
光コネクタを用いて光ファイバと各種光デバイスを結合する場合に、レンズを用いて結合効率を向上させる技術が提案され、単数あるいは複数の光ファイバを結合させる光コリメータが適用されている。
このような光コリメータにおいては、光ファイバの端面とコリメータレンズとの位置決めを行う必要がある。従来、このような光ファイバの端面とコリメータレンズとの位置決めを行う方法として、別部品のスペーサを保持部材内に挿入する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−241094号公報
光ファイバと各種光デバイスを結合する用途で使用される光コネクタにおいては、形状面においてその寸法が小さいこと、機器面において抜き差しが繰り返されても光ファイバとコリメータレンズとの位置関係が維持されることが要求される。
しかし、特許文献1に開示された技術のように、光ファイバの端面とコリメータレンズとの位置決めに、別部品を用いると、部品点数が増加するとともに、組立工程が複雑になるという問題がある。また、別部品を保持部材内に挿入する作業は、光コネクタの寸法が小さくなるほど困難となり、その作業に要するコストが上昇するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、煩雑な組立工程を必要とすることなく、高精度にコリメータレンズと光ファイバを位置合わせできる光コネクタを提供することを目的とする。
本発明の光コネクタは、一端にコリメータレンズを収容する収容部が形成され、他端に光ファイバが挿入される挿入孔が形成された金属製の保持部材と、一端に前記保持部材が挿入される第1の挿入孔が形成され、他端に前記光ファイバが挿入される第2の挿入孔が形成され、前記第1の挿入孔が一端に設けられるとともに前記第2の挿入孔が他端に設けられる通孔が形成された樹脂継手と、前記光ファイバの把持部を有し、前記樹脂継手の前記第2の挿入孔から前記通孔に挿入されるチャックと、を備えた光コネクタであって、前記保持部材の収容部近傍に形成された陥没部に、前記コリメータレンズおよび前記光ファイバの端面の少なくとも一方を当接させて位置決めを行うとともに、前記通孔に挿入されるにつれ前記チャックが半径方向内側へ弾性変形することにより前記把持部で前記光ファイバを固定することを特徴とする。
上記光コネクタによれば、保持部材に設けた陥没部にコリメータレンズおよび光ファイバの少なくとも一方を当接させて位置決めするようにしたことから、陥没部を基準としてコリメータレンズおよび/または光ファイバを位置決めすることができるので、従来のように別部品を保持部材内に挿入する場合と比べて作業効率を向上することができ、コストの上昇を抑制しつつ、簡単にコリメータレンズと光ファイバとの位置決めを行うことが可能となる。また、樹脂継手の通孔に挿入されたチャックが半径方向内側へ弾性変形することにより把持部で光ファイバを固定するので、位置決めされた光ファイバを堅固に固定することが可能となる。この結果、煩雑な組立工程を必要とすることなく、高精度にコリメータレンズと光ファイバを位置合わせすることができる。
例えば、上記光コネクタにおいて、前記チャックは、前記通孔に対する挿入方向の前端部を後端部よりも小径に設けた円筒形状を有するとともに、前記挿入方向に沿ってスリットが設けられ、前記通孔の内壁に設けられたテーパー面と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記把持部で前記光ファイバを固定することが考えられる。この場合には、樹脂継手の通孔に対して挿入するだけでチャックを変形させることができ、これに伴って把持部で光ファイバを固定することができるので、簡単に光コネクタを組み立てることが可能となる。
上記光コネクタにおいて、前記チャックは、弾性材料で形成された円筒形状を有し、前記通孔の内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記把持部で前記光ファイバを固定するようにしてもよい。この場合には、樹脂継手の通孔に対して挿入するだけでチャックを変形させることができ、これに伴って把持部で光ファイバを固定することができるので、簡単に光コネクタを組み立てることが可能となる。特に、チャックを弾性材料で形成していることから、弾性変形をさせるためのスリットなどの構成を設ける必要がなく、チャックの製造に要するコストを低減することが可能となる。
また、上記光コネクタにおいて、前記チャックは、前記通孔に対する挿入方向に大径部と小径部とを連結して設けた円筒形状を有するとともに、前記挿入方向に沿ってスリットが設けられ、前記大径部の外面が前記通孔の内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記小径部の内面に設けられた前記把持部で前記光ファイバを固定するようにしてもよい。この場合には、樹脂継手の通孔に対して挿入するだけでチャックを変形させることができ、これに伴って把持部で光ファイバを固定することができるので、簡単に光コネクタを組み立てることが可能となる。また、樹脂継手の通孔との当接を受ける大径部とは異なる小径部の内面に設けられた把持部で光ファイバを保持できるため、過度の押圧力が光ファイバに加わるのを防止でき、光ファイバを傷つけずに固定することが可能となる。
さらに、上記光コネクタにおいて、前記チャックは、前記通孔に対する挿入方向に小径部と大径部とを連結して設けた円筒形状を有するとともに、前記挿入方向に沿って前記大径部に複数のスリットが設けられ、前記大径部の外面が前記通孔の内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記大径部の内面に設けられた前記把持部で前記光ファイバを固定するようにしてもよい。この場合には、樹脂継手の通孔に対して挿入するだけでチャックを変形させることができ、これに伴って把持部で光ファイバを固定することができるので、簡単に光コネクタを組み立てることが可能となる。また、大径部に複数のスリットを設けていることから、大径部が半径方向内側へ弾性変形した際に、光ファイバに均等に力をかけて光ファイバを保持できるため、光ファイバを安定した状態で固定することが可能となる。
上記光コネクタにおいては、前記チャックの端部に接触して前記チャックを固定する押えコマを備えるようにしてもよい。この場合には、押さえコマによりチャックを固定することによって、チャックの位置ずれを防止できるため、光ファイバを確実に固定することが可能となる。
上記光コネクタにおいては、前記第2の挿入孔および前記第2の挿入孔から露出する前記光ファイバを覆うカバーを備えることが好ましい。この場合には、カバーによりチャックおよび光ファイバを固定することによって、チャックおよび光ファイバの位置ずれを防止できるため、光ファイバを確実に固定することが可能となる。
上記光コネクタにおいては、前記カバーの前記光ファイバを覆う部分には、複数の凸部が設けられていることが好ましい。この場合には、カバーの一部でジャケットを保持できるので、部品点数を増やすことなく光ファイバを被覆するジャケットを効果的に固定することが可能となる。
上記光コネクタにおいては、前記樹脂継手の外周に、デバイスと接続した際に前記デバイス側の係合部と係合する被係合部を設けることが好ましい。この場合には、樹脂継手の一部に設けた被係合部により、デバイスに挿入した光コネクタの位置ずれを防止できるので、光コネクタとデバイスとの接続を良好なものとすることが可能となる。
上記光コネクタにおいては、前記樹脂継手の外周に、デバイスに対して接続位置まで挿入可能とする環状に突出したフランジを設けることが好ましい。この場合には、フランジによりデバイスに対して接続位置まで挿入可能となるため、デバイスにおける所定位置に光コネクタを位置決めすることが可能となる。
本発明によれば、煩雑な組立工程を必要とすることなく、高精度にコリメータレンズと光ファイバを位置合わせすることが可能となる。
本発明に係る光コネクタをデバイスに接続した状態を模式的に示す側断面図である。 第1の実施の形態に係る光コネクタの側断面図である。 第1の実施の形態における樹脂継手の側断面図である。 第1の実施の形態におけるチャックの(a)斜視図、(b)側断面図である。 第1の実施の形態における光コリメータの側面図である。 図5に示すA−Aにおける断面図である。 図6に示す2点鎖線B内の拡大図である。 第1の実施の形態に係る光コネクタの組み立て工程を示す説明図である。 第1の実施の形態に係る光コネクタの組み立て工程を示す説明図である。 第1の実施の形態に係る光コネクタの組み立て工程を示す説明図である。 第1の実施の形態に係る光コネクタの組み立て工程を示す説明図である。 第1の実施の形態に係る光コネクタの組み立て工程を示す説明図である。 第2の実施の形態に係る光コネクタの側断面図である。 第2の実施の形態におけるチャックの(a)斜視図、(b)側断面図である。 第3の実施の形態に係る光コネクタの側断面図である。 第3の実施の形態におけるチャックの(a)斜視図、(b)側断面図である。 第4の実施の形態に係る光コネクタの側断面図である。 第4の実施の形態におけるチャックの(a)斜視図、(b)側断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明に係る光コネクタをデバイスに接続した状態について説明する。図1は、本発明に係る光コネクタをデバイスに接続した状態を模式的に示す側断面図である。なお、図1においては、説明の便宜上、受光/発光素子を備えるデバイスについて説明するが、デバイスの構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
図1に示すように、本発明に係る光コネクタ10が接続されるデバイス100は、受光/発光素子101をケース102の内部に配置するとともに、この受光/発光素子101の光軸上に図示しない支持手段によって支持された集光レンズ103および斜め研磨面104を配置して構成される。また、デバイス100のケース102の側面には、光コネクタ10を挿入する開口部105が設けられている。
デバイス100において、発光素子101から出射されるレーザ光は、集光レンズ103を介して斜め研磨面104によって反射され、開口部105に導かれる。そして、斜め研磨面104によって反射された光は、光コネクタ10のコリメータレンズ12により集光され、光ファイバ13に入射する。そして、このように入射された光が、光ファイバ13内を伝搬する。なお、図1においては、点線で発光素子101から出射されたレーザ光の光路を表示している。
また、デバイス100において、光ファイバ13を伝搬する光は、コリメータレンズ12を経由することによりコリメートされる。そして、光ファイバ13から出射されたレーザ光は、斜め研磨面104によって反射され、集光レンズ103を介して受光素子101に導かれる。なお、図1においては、点線で光ファイバ13から出射されたレーザ光の光路を表示している。
本実施の形態に係るデバイス100においては、ケース102内の所定位置まで光コネクタ10が挿入されると、受光/発光素子101と光ファイバ13との間を伝わるレーザ光が集光レンズ103および斜め研磨面104を介して適切に出入射できるように設計されている。以下、このようなデバイス100に接続される本発明に係る光コネクタ10の構成について説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタ10の側断面図である。図2に示すように、光コネクタ10は、概して円筒形状を有する保持部材としてのホルダ11と、このホルダ11の一端部に保持されるコリメータレンズ12と、ホルダ11の他端部に設けられた挿入孔11aから挿入される光ファイバ13と、ホルダ11および光ファイバ13を保持する樹脂継手14と、光ファイバ13を固定するチャック15と、樹脂継手14およびチャック15を覆うカバー16と、光ファイバ13を被覆するジャケット17と、ジャケット17を固定するための概して円筒形状を有する金属部材18と、を含んで構成されている。なお、第1の実施の形態に係る光コネクタ10においては、光ファイバ13としてプラスチック光ファイバが好適に挿入される。
ホルダ11、コリメータレンズ12および光ファイバ13は、光コリメータ10aを構成している。この光コリメータ10aについての詳細は後述する。
図3は、樹脂継手14の側断面図である。図3に示すように、樹脂継手14は、概して円筒形状を有し、樹脂継手14の長手方向に沿った通孔の一端にはホルダ11が挿入される挿入孔14aが設けられ、他端には光ファイバ13が挿入される開口部14bが設けられている。なお、挿入孔14aは、第1の挿入孔を構成し、開口部14bは、第2の挿入孔を構成する。また、樹脂継手14の中央付近にフランジ14cが設けられている。樹脂継手14において、フランジ14cから挿入孔14aまでの部分を第1円筒部14d、フランジ14cから開口部14bまでの部分を第2円筒部14eと称する。第1円筒部14dには、中央に被係合部14fが溝状に設けられている。また、第1円筒部14dは、第2円筒部14eより小径に構成されている。
また、樹脂継手14の通孔には、フランジ14cと第2円筒部14eとの境界に位置決め部14gが設けられ、第2円筒部14eのうちフランジ14cに近接する部分に把持領域14h、開口部14bに近接する部分にテーパー領域14iが設けられている。ここで、位置決め部14gから挿入孔14aまでの内径はホルダ11の外径とほぼ同径となり、把持領域14hの内径は光ファイバ13の外径とほぼ同径となるように構成されている。テーパー領域14iの内径は、開口部14b側からフランジ14c側へ行くほど小さくなるテーパー形状に構成されている。また、テーパー領域14iにおける開口部14b近傍には、その内周に沿って切り欠き部14jが設けられている。
フランジ14cの外径は、光コネクタ10が接続されるデバイス100における開口部105の内径よりも大きく構成される。そのため、光コネクタ10をデバイス100に挿入する際には、常にフランジ14cまでがデバイス100内に挿入されることとなり、ケース102内の所定位置に光コネクタ10を位置決めすることが可能となる。また、樹脂継手14の被係合部14fは、デバイス100における開口部105の内周に設けられた係合部105aと噛み合うことにより(図1参照)、デバイス100に挿入した光コネクタ10の位置ずれを防止し、光コネクタ10とデバイス100との接続を良好なものとするために設けられている。
図4は、チャック15の(a)斜視図、(b)側断面図である。図4に示すように、チャック15は、樹脂継手14の通孔におけるテーパー領域14iに対する挿入方向の前端部(図4(a)における左下側)が、後端部(図4(a)における右上側)よりも小径に設けられた円筒形状を有するとともに、テーパー領域14iに対する挿入方向に沿ってスリット15aが設けられている。また、チャック15は、テーパー領域14iに対する挿入方向の後端部近傍の外周に係止部15bが設けられ、後端部の外周にフランジ15cが設けられている。また、チャック15の前端部側の内周には、光ファイバ把持部15dが設けられている。この光ファイバ把持部15dの内径は、光ファイバ13の外径とほぼ同径となるように構成されている。チャック15は、構造上弾性が発現すればよく、材料としては樹脂、ゴム、エラストマー、金属などが使用可能である。
カバー16は、樹脂継手14内に挿入されたチャック15が外に出るのを防ぐために設けられ、図2に示すように、樹脂継手14の第2円筒部14eおよび開口部14bならびに樹脂継手14の開口部14bから露出する光ファイバ13の一部を覆っている。カバー16が装着された第2円筒部14eは、フランジ14cとほぼ同径となる。また、カバー16の光ファイバ13を覆う部分の外周には、複数の凸部16aが間隔をおいて設けられたジャケット保持部16bを構成している。
ジャケット17は、例えば、弾性素材や抗張力繊維で形成され、カバー16のジャケット保持部16bないしカバー16から露出する光ファイバ13の長手方向に沿って、光ファイバ13すべてを覆っている。ジャケット17と光ファイバ13とは密着しておらず、隙間を空けて装着されている。そのため、ジャケット17が引っ張られても光ファイバ13には力が加わらず、光ファイバ13の断線を防ぐことができる。
金属部材18は、長手方向にスリットがジグザグ状に形成されている。金属部材18は、カバー16のジャケット保持部16bに装着されたジャケット17を覆って固定されている。
続いて、本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタ10に用いる、ホルダ11、コリメータレンズ12および光ファイバ13から構成される光コリメータ10aについて詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態に係る光コリメータ10aの側面図である。図6は、図5に示すA−A矢視断面図である。
ホルダ11は、例えば、ステンレス等の金属材料で形成される。特に加工性の点から、ホルダ11は、オーステナイト系ステンレスで形成されることが好ましい。図6に示すように、ホルダ11におけるコリメータレンズ12側の端部には、開口部11bが設けられている。この開口部11bの内側には、コリメータレンズ12を収容する収容部11cが設けられている。この収容部11cは、コリメータレンズ12の表面の損傷を防止するためにコリメータレンズ12全体をその内側に収容可能な寸法に設けられ、コリメータレンズ12が圧入可能に構成されている。また、ホルダ11の内部には、光ファイバ13の外径よりもわずかに大径の貫通孔11dが設けられている。この貫通孔11dは、挿入孔11aに連通するとともに、収容部11cに連通して設けられている。さらに、ホルダ11には、その外周部から工具等により押圧加工を施すことで形成される複数の陥没部11eが設けられている。これらの陥没部11eは、収容部11cと貫通孔11dとの間に設けられ、詳細について後述するように、コリメータレンズ12および光ファイバ13の位置決めに利用される。
コリメータレンズ12は、例えば、ガラス材料で形成され、球形状を有するボールレンズで構成されている。図6に示すように、コリメータレンズ12は、ホルダ11の収容部11c内に収容された状態において、貫通孔11dに挿入された光ファイバ13の先端部に臨むように配置されている。
光ファイバ13は、その中心を貫通して設けられるコア13aと、このコア13aを被覆するクラッド13bと、このクラッド13bを被覆して補強する補強層13cとから構成されている。光ファイバ13のコリメータレンズ12に対向する端面においては、コア13a、クラッド13bおよび補強層13cが同一平面上に配置されている。すなわち、コリメータレンズ12に対向する端面において、コア13a、クラッド13bおよび補強層13cが揃って配置されている。
また、光ファイバ13は、挿入孔11aを介して貫通孔11dに挿入され、その先端部がコリメータレンズ12の近傍でその球面に対向するように配置した状態で固定されている。
第1の実施の形態に係る光コリメータ10aにおいて、光ファイバ13は、例えば、グレーデッドインデックス(GI)型光ファイバで構成され、ファイバ軸に垂直な断面で屈折率が連続的に変化するように構成されている。また、コア13aおよびクラッド13bは、例えば、C−H結合のHをFに置換した全フッ素置換光学樹脂で構成されている。このように、光ファイバ13を全フッ素置換光学樹脂で構成するとともに、GI型光ファイバで構成することにより、高速かつ大容量通信を実現することができる。
このような構成を有し、第1の実施の形態に係る光コリメータ10aにおいては、コストの上昇を抑制しつつ、簡便にコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行うためにホルダ11に設けた陥没部11eを利用する。具体的には、ホルダ11に設けた陥没部11eに、コリメータレンズ12および光ファイバ13の一部を当接させて位置決めを行うことにより、これらの位置決め用のスペーサなどの構成を不要とし、コストの上昇を抑制しつつ、簡便にコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを可能とするものである。
ここで、第1の実施の形態に係る光コリメータ10aのホルダ11におけるコリメータレンズ12および光ファイバ13の位置決め方法について図7を用いて説明する、図7は、図6に示す2点鎖線B内の拡大図である。図7に示すように、陥没部11eのうち、コリメータレンズ12に対向する部分には、コリメータレンズ12の一部が当接する一方、光ファイバ13に対向する部分には、光ファイバ13を構成するコア13a以外のクラッド13bまたは補強層13c、あるいはクラッド13bおよび補強層13cの一部が当接する。このように当接した状態でコリメータレンズ12および光ファイバ13がそれぞれホルダ11の所定位置に位置決めされる。
図7に示すように、陥没部11eは、光ファイバ13の挿入方向と直交する平面(例えば、図7に示す光ファイバ13の端面と平行に配置され、陥没部11eの中心を通過する平面C)に対して、コリメータレンズ12に対向する部分の角度と、光ファイバ13に対向する部分の角度とが異なる角度に設けられている。このような陥没部11eは、例えば、先端部の形状が異なる先細の工具を用いて押圧加工を施すことにより設けられる。このような工具で押圧加工することにより、陥没部11eは、その押圧加工時における中心軸を基準として、コリメータレンズ12に対向する部分の角度と、光ファイバ13に対向する部分の角度とを異なる角度とすることで、形状の異なるコリメータレンズ12と光ファイバ13とを効果的に位置決めすることが可能となる。
また、第1の実施の形態に係る光コリメータ10aにおいては、このような陥没部11eがホルダ11の同一周上に複数(本実施の形態においては、3つ)設けられている。同一周上への陥没部11eの形成は、例えば、上述した先端形状の異なる工具によりホルダ11の外周から同時に押圧加工を施すことが考えられる。このように同一周上に複数の陥没部11eを設けることにより、コリメータレンズ12および光ファイバ13をそれぞれ複数の位置で当接させることができるので、より高精度にコリメータレンズ12および光ファイバ13の位置決めを行うことが可能となる。
陥没部11eにおけるコリメータレンズ12に対向する部分は、傾斜面11eを構成する。この傾斜面11eは、図7に矢印で示す光ファイバ13の挿入方向と直交する平面(例えば、図7に示す光ファイバ13の端面と平行に配置され、陥没部11eの基端部を通過する平面D)に対する角度θが0°以上45°以下となるように設けられている。このようにコリメータレンズ12側の傾斜面11eの角度θを光ファイバ13の挿入方向と直交する平面Dに対して0°以上45°以下に設定することにより、コリメータレンズ12における光ファイバ13側の一部を支持した状態で位置決めすることができるので、コリメータレンズ12の位置精度を高めることができる。
一方、陥没部11eにおける光ファイバ13に対向する部分は、傾斜面11eを構成する。傾斜面11eは、光ファイバ13の挿入方向と直交する平面(例えば、図7に示す光ファイバ13の端面と平行に配置される平面E)に対する角度θが0°以上20°以下となるように設けられている。このように傾斜面11eの角度を平面Eに対して0°以上20°以下に設けることにより、光ファイバ13が、上述したように、コア13a、クラッド13bおよび補強層13cが同一平面上に配置される光ファイバで構成される場合に、当該光ファイバ13の端面を陥没部11eに当接させることにより、これらの位置精度を確保し易くすることができる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る光コリメータ10aにおいては、ホルダ11に設けた陥没部11eにコリメータレンズ12の一部および光ファイバ13の一部を当接させて位置決めするようにしたことから、陥没部11eを基準としてコリメータレンズ12および光ファイバ13を位置決めすることができるので、従来のように、別部品をホルダ11に挿入する場合と比べて、作業効率を向上させることができ、コストの上昇を抑制しつつ、簡単にコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行うことが可能となる。
続いて、第1の実施の形態に係る光コネクタ10の組み立て工程について、図8〜図12に基づいて説明する。図8〜図12は、光コネクタ10の組み立て工程を順に示す説明図である。光コネクタ10の組み立て工程は、樹脂継手14にホルダ11を圧入する工程(a)と、光ファイバ13を挿入する工程(b)と、チャック15を挿入する工程(c)と、カバー16を装着する工程(d)と、ジャケット17を装着する工程(e)と、金属部材18を装着する工程(f)と、を含んでいる。以下、各工程について詳細に説明する。
[工程(a)]
まず、図8に示すように、樹脂継手14の挿入孔14aから、ホルダ11を圧入する。ホルダ11の収容部11cには、陥没部11eに当接した状態でコリメータレンズ12が位置決めされて収容されている。挿入孔14aから圧入されたホルダ11は、ホルダ11の挿入孔11aが位置決め部14gに当接すると静止する。このとき、ホルダ11は所定の位置に位置決めされた状態となる。
[工程(b)]
次に、図9に示すように、樹脂継手14の開口部14bから光ファイバ13を挿入する。光ファイバ13は、樹脂継手14の内径に案内されてホルダ11の挿入孔11aに至り、ホルダ11の内径に案内されて陥没部11eに至る。光ファイバ13が、陥没部11eに当接したところで挿入作業が終了する。このとき、光ファイバ13は所定の位置に位置決めされた状態となる。
[工程(c)]
次に、図10に示すように、樹脂継手14の開口部14bにチャック15を小径の前端部側から挿入して押し込む。チャック15は、チャック15の前端部が樹脂継手14のテーパー領域14iと把持領域14hとの境界に当接すると静止する。このとき、チャック15のフランジ15cは、樹脂継手14のテーパー領域14iに設けられた切り欠き部14jに係合し、その端部は樹脂継手14の端面から出ていない。また、チャック15の係止部15bは、樹脂継手14の内周面を弾性変形させて樹脂継手14の内周面に係合する。これにより、チャック15は樹脂継手14から脱落しにくくなる。チャック15のスリット15aは、樹脂継手14のテーパー領域14iを進むにつれ締め付けられ、チャック15が半径方向内側へ弾性変形することにより、チャック15の光ファイバ把持部15dにおいて光ファイバ13が把持固定される。
[工程(d)]
次に、図11に示すように、樹脂継手14の第2円筒部14eおよび開口部14bならびに開口部14bから露出する光ファイバ13の一部を覆うようにカバー16を装着する。カバー16により、チャック15および光ファイバ13を固定することによって、チャック15および光コネクタ13の位置ずれを防止でき、光ファイバ13を確実に固定することが可能となる。
[工程(e)]
次に、図12に示すように、カバー16のジャケット保持部16bないしカバー16から露出する光ファイバ13の長手方向に沿って、光ファイバ13すべてを覆うようにジャケット17を装着する。ジャケット17は、カバー16のジャケット保持部16bに設けられた凸部16aによってジャケット保持部16bに固定されるため、部品点数を増やすことなく光ファイバ13を被覆するジャケット17を効果的に固定することが可能となる。
[工程(f)]
最後に、カバー16のジャケット保持部16bに装着されたジャケット17を覆うように金属部材18を装着することで、図2に示す光コネクタ10が得られる。金属部材18は、金属部材18のスリットを大きく開いてカバー16およびジャケット17を挟み込み、その後金属部材18のスリットを閉じることにより装着できる。金属部材18は、カバー16およびジャケット17の固定をより確実なものとするために装着する。ただし、カバー16自体を樹脂継手14や光ファイバ13に接着剤で接合することにより、カバー16を固定する構成とすることもできる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る光コネクタ10においては、ホルダ11に設けた陥没部11eにコリメータレンズ12の一部および光ファイバ13の一部を当接させて位置決めするようにしたことから、陥没部11eを基準としてコリメータレンズ12および光ファイバ13を位置決めすることができるので、従来のように、別部品をホルダ11内に挿入する場合と比べて、作業効率を向上することができ、コストの上昇を抑制しつつ、簡単にコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行うことが可能となる。また、第1の実施の形態に係る光コネクタ10においては、樹脂継手14の通孔に挿入するだけでチャック15を変形させることができ、これに伴って光ファイバ把持部15dで光ファイバ13を固定することができるので、簡単に組み立て作業を行うことが可能となる。
例えば、光ファイバを用いて機器間もしくは機器内での大容量通信を行うために用いられる光コネクタにおいて、従来のように、光ファイバとコリメータレンズとの位置決め用に隔壁(スペーサ部)を形成する場合には、金属材料などで構成される保持部材(ホルダ)に対して切削加工などの加工処理を施す必要がある。しかしながら、上記用途で使用される光コネクタの保持部材においては、その寸法が小さくなることから、切削加工の加工精度が低下し、加工処理に伴うコスト(例えば、寸法不良製品の発生によるコスト)の増大が顕著となる。これに対し、第1の実施の形態に係る光コネクタ10のホルダ11においては、保持部材であるホルダ11に切削加工を施すことで隔壁(スペーサ部)を形成するのではなく、塑性加工を施すことで陥没部11eを形成することから、加工処理に伴うコストを大幅に低減することができる。
また、第1の実施の形態に係る光コネクタ10においては、ホルダ11に形成された陥没部11eによりコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行う一方、樹脂継手14に形成された把持領域14hおよびチャック15に形成された光ファイバ把持部15dにより光ファイバ13を固定している。この場合において、光ファイバ13は、位置決めした状態で堅固に固定されている。このため、光ファイバ13を用いて機器間もしくは機器内での大容量通信を行うための用途において、抜き差しが繰り返し行われた場合においても、光ファイバ13とコリメータレンズ12との位置関係を維持することができる。
なお、以上の説明においては、ホルダ11に設けた陥没部11eにコリメータレンズ12の一部および光ファイバ13の一部を当接させてコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行う場合について説明している。しかしながら、コリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決め方法については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、コリメータレンズ12および光ファイバ13の双方を陥没部11eに当接させるのではなく、コリメータレンズ12または光ファイバ13の一方を当接させるようにし、他方については陥没部11e以外のホルダ11の部分で位置決めを行うようにしてもよい。ただし、この場合には、他方を位置決めするための部分が、陥没部11eとの関係で一定の位置関係に設計されることを前提とする。すなわち、本発明に係る光コネクタ10においては、コリメータレンズ12または光ファイバ13の一方を陥没部11eに当接させる着想も含まれる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態で示した光コネクタ10とは異なる構造の光コネクタ20について説明する。光コネクタ20は、樹脂継手24の一部の構造およびチャック25の構造が、光コネクタ10と相違する。以下、第2の実施の形態に係る光コネクタ20について、図13,図14に基づいて説明する。図13は、第2の実施の形態に係る光コネクタ20の側断面図である。図14は、チャック25の(a)斜視図、(b)側断面図である。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態に係る光コネクタ10と共通する構成については同一の符号を付与してその説明を省略する。
樹脂継手24の内周には、第2円筒部14eのうちフランジ14cに近接する部分に把持領域14h、開口部14bに近接する部分に筒部24aが設けられている。筒部24aの内径は、開口部14b側から把持領域14hまで等しく構成されている。このように、樹脂継手24は簡単な構造であるため、低コストで作製することが可能である。
図14に示すように、チャック25は、弾性材料で形成された円筒形状を有している。なお、弾性材料としては、ゴム、エラストマーが好ましい。チャック25の外径は、中間部から樹脂継手24の通孔における筒部24aに対する挿入方向の前端部25aへ行くほどテーパー状に小径となり、中間部から後端部25bは樹脂継手24の筒部24aの内径とほぼ同径に構成されている。また、チャック25の前端部側の内周には、内径が光ファイバ13の外径とほぼ同径となる光ファイバ把持部25cが設けられている。
続いて、第2の実施の形態に係る光コネクタ20の組み立て工程について説明する。光コネクタ20の組み立て工程は、第1の実施の形態に係る光コネクタ10の組み立て工程と、[工程(b)]および[工程(c)]が相違する。
光コネクタ20の組み立て工程においては、ホルダ11を樹脂継手24内に位置決めした後、チャック25を固定した光ファイバ13を樹脂継手24の開口部14bから挿入する。光ファイバ13は、樹脂継手24の内径に案内されてホルダ11の挿入孔11aに至り、ホルダ11の内径に案内されて陥没部11eに至る。光ファイバ13が、陥没部11eに当接したところで挿入作業が終了する。また、チャック25は、樹脂継手24の筒部24aの内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより、チャック25の光ファイバ把持部25cにおいて光ファイバ13が把持固定される。このとき、光ファイバ13は所定の位置に位置決めされた状態となり、チャック25は筒部24a内において摩擦により保持された状態となる。このように樹脂継手24の通孔に挿入するだけでチャック25を変形させることができ、これに伴って光ファイバ把持部25cで光ファイバ13を固定することができるので、簡単に組み立て作業を行うことが可能となる。特に、チャック25を弾性材料で形成していることから、弾性変形をさせるためのスリットなどの構成を設ける必要がなく、チャック25の製造に要するコストを低減することが可能となる。
第2の実施の形態に係る光コネクタ20においては、ホルダ11に形成された陥没部11eによりコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行う一方、樹脂継手24に形成された把持領域14hおよびチャック25に形成された光ファイバ把持部25cにより光ファイバ13を固定している。この場合において、光ファイバ13は、位置決めした状態で堅固に固定されている。このため、光ファイバ13を用いて機器間もしくは機器内での大容量通信を行うための用途において、抜き差しが繰り返し行われた場合においても、光ファイバ13とコリメータレンズ12との位置関係を維持することができる。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態で示した光コネクタ10とは異なる構造の光コネクタ30について説明する。光コネクタ30は、樹脂継手34の一部の構造およびチャック35の構造ならびに押さえコマ36を用いる点が、光コネクタ10と相違する。以下、第3の実施の形態に係る光コネクタ30について、図15,図16に基づいて説明する。図15は、第3の実施の形態に係る光コネクタ30の側断面図である。図16は、チャック35の(a)斜視図、(b)側断面図である。なお、第3の実施の形態において、第1の実施の形態に係る光コネクタ10と共通する構成については同一の符号を付与してその説明を省略する。
樹脂継手34の内周には、第2円筒部14eのうちフランジ14cに近接する部分に把持領域14h、開口部14bに近接する部分に第2筒部34b、把持領域14hと第2筒部34bとの間に第1筒部34aが設けられている。第1筒部34aの内径は、把持領域14hの内径より大きく、かつ、第2筒部34bの内径より小さく構成されている。また、第2筒部34bにおける開口部14b近傍には、その内周に沿って切り欠き部34cが設けられている。
図16に示すように、チャック35は、薄板ばねの作用を備え、樹脂継手34の通孔における第1筒部34aに対する挿入方向に大径部35aと小径部35bとを連結して設けた円筒形状を有するとともに、第1筒部34aに対する挿入方向に沿ってスリット35cが設けられ、後端部にフランジ35dが設けられている。大径部35aの外径は、樹脂継手34の第1筒部34aの内径とほぼ同径に構成されている。また、小径部35bの内周には、半径方向内側への膨出部からなる光ファイバ把持部35eが設けられている。なお、例えば、チャック35は板厚が0.1mm程度の薄板金属で構成され、この薄板金属に曲げ加工を施して円筒形状に構成されている。チャック35は、金属で形成されることが好ましい。樹脂、ゴム、エラストマーなどを材料とすると、強度が不足する場合が考えられるためである。
押さえコマ36は、概して円筒形状を有し、一端にフランジ36aが設けられている。押さえコマ36の外径は、樹脂継手34の第2筒部34bの内径とほぼ同径に構成されている。
続いて、第3の実施の形態に係る光コネクタ30の組み立て工程について説明する。光コネクタ30の組み立て工程は、第1の実施の形態に係る光コネクタ10の組み立て工程と、[工程(b)]および[工程(c)]が相違する。
光コネクタ30の組み立て工程においては、ホルダ11を樹脂継手34内に位置決めした後、チャック35を固定した光ファイバ13を樹脂継手34の開口部14bから挿入する。チャック35は、フランジ35dが第1筒部34aと第2筒部34bとの境界に当接すると静止する。チャック35のスリット35cは、第1筒部34a内において締め付けられて、チャック35全体の径が縮小する。光ファイバ13は、樹脂継手34の内径に案内されてホルダ11の挿入孔11aに至り、ホルダ11の内径に案内されて陥没部11eに至る。光ファイバ13が、陥没部11eに当接したところで挿入作業が終了する。このとき、光ファイバ13は所定の位置に位置決めされた状態となり、チャック35は第1筒部34a内において半径方向外側に向かう弾性付勢力により第1筒部34aの内壁に張り付いた状態となり、大径部35aの外面が第1筒部34aの内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより、小径部35bの内面に設けられた光ファイバ把持部35eで光ファイバ13を固定できる。このように、チャック35は、第1筒部34aの内壁に接触していない光ファイバ把持部35eで光ファイバ13を保持するため、過度の押圧力が光ファイバ13に加わるのを防止でき、光ファイバ13を傷つけずに固定することができる。なお、チャック35のフランジ35dは第2筒部34bにおいて、半径方向外側に向かう弾性付勢力を発揮している。
光ファイバ13を位置決めした後、樹脂継手34の開口部14bから押さえコマ36を挿入して押し込む。押さえコマ36は、その端部が第1筒部34aと第2筒部34bとの境界に当接すると静止し、チャック35を固定する。押さえコマ36のフランジ36aは、樹脂継手34の第2筒部34bに設けられた切り欠き部34cに係合する。なお、押さえコマ36は、チャック35を第1筒部34aに固定してから押し込むのではなく、光ファイバ13を位置決めする際にチャック35と同様に光ファイバ13に固定し、この状態で押さえコマ36を押し込む構成としてもよい。この場合は、押さえコマ36を第2筒部34bに押し込むことにより、チャック35も第1筒部34aに押し込まれ、それぞれ所定の位置に固定することができる。
第3の実施の形態に係る光コネクタ30においては、ホルダ11に形成された陥没部11eによりコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行う一方、樹脂継手34に形成された把持領域14hおよびチャック35に形成された光ファイバ把持部35eにより光ファイバ13を固定している。この場合において、光ファイバ13は、位置決めした状態で堅固に固定されている。このため、光ファイバ13を用いて機器間もしくは機器内での大容量通信を行うための用途において、抜き差しが繰り返し行われた場合においても、光ファイバ13とコリメータレンズ12との位置関係を維持することができる。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態で示した光コネクタ10とは異なる構造の光コネクタ40について説明する。光コネクタ40は、樹脂継手44の一部の構造およびチャック45の構造ならびに押さえコマ36を用いる点が、光コネクタ10と相違する。以下、第4の実施の形態に係る光コネクタ40について、図17,図18に基づいて説明する。図17は、第4の実施の形態に係る光コネクタ40の側断面図である。図18は、チャック45の(a)斜視図、(b)側面図である。なお、第4の実施の形態において、第1の実施の形態に係る光コネクタ10と共通する構成については同一の符号を付与してその説明を省略する。
樹脂継手44の内周には、第2円筒部14eのうちフランジ14cに近接する部分に把持領域14h、開口部14bに近接する部分に第2筒部44b、把持領域14hと第2筒部44bとの間に第1筒部44aが設けられている。第1筒部44aの内径は、把持領域14hの内径より大きく、かつ、第2筒部44bの内径より小さく構成されている。また、第1筒部44aと第2筒部44bとの境界は、テーパー部44cが設けられている。さらに、第2筒部44bにおける開口部14b近傍には、その内周に沿って切り欠き部44dが設けられている。
図18に示すように、チャック45は、樹脂継手44の通孔における第1筒部44aおよび第2筒部44bに対する挿入方向に小径部45aと大径部45bとを連結して設けた円筒形状を有するとともに、この挿入方向に沿って大径部45bに複数(本実施の形態においては、3本)のスリット45cが設けられている。小径部45aの外径は、第1筒部44aの内径とほぼ同径に構成されている。また、大径部45bの外径は、第2筒部44bの内径とほぼ同径に構成されている。また、大径部45bの内周には、光ファイバ把持部45dが設けられている。さらに、大径部45bの連結部分には、樹脂継手44のテーパー部44cの形状と一致するテーパー部が設けられている。
続いて、第4の実施の形態に係る光コネクタ40の組み立て工程について説明する。光コネクタ40の組み立て工程は、第1の実施の形態に係る光コネクタ10の組み立て工程と、[工程(b)]および[工程(c)]が相違する。
光コネクタ40の組み立て工程においては、ホルダ11を樹脂継手44内に位置決めした後、チャック45を固定した光ファイバ13を樹脂継手44の開口部14bから挿入する。このとき、チャック45は、小径部45aを前端側として樹脂継手44の通孔内に挿入され、通孔内を進むにつれてスリット45cが締め付けられていく。光ファイバ13は、樹脂継手44の内径に案内されてホルダ11の挿入孔11aに至り、ホルダ11の内径に案内されて陥没部11eに至る。光ファイバ13が、陥没部11eに当接したところで挿入作業が終了する。このとき、光ファイバ13は所定の位置に位置決めされた状態となる。また、チャック45は、大径部45bのテーパー部が樹脂継手44のテーパー部44cに当接した状態で、大径部45bの外面が樹脂継手44の通孔における第2筒部44bの内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより、大径部45bの内面に設けられた光ファイバ把持部45dで光ファイバ13を把持固定している。このように、大径部45bに複数のスリット45cを設けることにより、大径部45bが半径方向内側へ弾性変形した際に、光ファイバ13に均等に力をかけて光ファイバ13を保持できるため、光ファイバ13を安定した状態で固定することが可能となる。
光ファイバ13を位置決めした後、樹脂継手44の開口部14bから押さえコマ36を挿入して押し込む。押さえコマ36は、その端部がチャック45の大径部45bの端部に当接すると静止し、チャック45を固定する。押さえコマ36のフランジ36aは、樹脂継手44の第2筒部44bに設けられた切り欠き部44dに係合する。なお、押さえコマ36は、チャック45を固定してから押し込むのではなく、光ファイバ13を位置決めする際にチャック45と同様に光ファイバ13に固定し、この状態で押さえコマ36を押し込む構成としてもよい。この場合は、押さえコマ36を第2筒部44bに押し込むことにより、チャック45も第1筒部44aに押し込まれ、それぞれ所定の位置に固定することができる。
第4の実施の形態に係る光コネクタ40においては、ホルダ11に形成された陥没部11eによりコリメータレンズ12と光ファイバ13との位置決めを行う一方、樹脂継手44に形成された把持領域14hおよびチャック45に形成された光ファイバ把持部45dにより光ファイバ13を固定している。この場合において、光ファイバ13は、位置決めした状態で堅固に固定されている。このため、光ファイバ13を用いて機器間もしくは機器内での大容量通信を行うための用途において、抜き差しが繰り返し行われた場合においても、光ファイバ13とコリメータレンズ12との位置関係を維持することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
上記実施の形態においては、プラスチック光ファイバを光ファイバ13の一例として説明しているが、上記実施の形態に係る光コネクタ10にて適用される光ファイバ13は、プラスチック光ファイバに限定されるものではない。例えば、ガラスファイバを適用することも可能である。
また、上記第1の実施の形態においては、樹脂継手14内にチャック15のみを挿入して光ファイバ13を固定する構成としたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。樹脂継手14内にチャック15および押さえコマを挿入して光ファイバ13を固定する構成としてもよい。同様に、第2の実施の形態においても、樹脂継手24内にチャック25のみを挿入して光ファイバ13を固定する構成に限定されず、樹脂継手24内にチャック25および押さえコマを挿入して光ファイバ13を固定する構成としてもよい。また、第3の実施の形態においては、樹脂継手34内にチャック35および押さえコマ36を挿入して光ファイバ13を固定する構成に限定されず、樹脂継手34内にチャック35のみを挿入して光ファイバ13を固定する構成としてもよい。同様に、第4の実施の形態においても、樹脂継手44内にチャック45および押さえコマ36を挿入して光ファイバ13を固定する構成に限定されず、樹脂継手44内にチャック45のみを挿入して光ファイバ13を固定する構成としてもよい。
10 光コネクタ
10a 光コリメータ
11 ホルダ
11a 挿入孔
11b 開口部
11c 収容部
11d 貫通孔
11e 陥没部
12 コリメータレンズ
13 光ファイバ
13a コア
13b クラッド
13c 補強層
14 樹脂継手
14a 挿入孔
14b 開口部
14c フランジ
14d 第1円筒部
14e 第2円筒部
14f 被係合部
14g 位置決め部
14h 把持領域
14i テーパー領域
14j 切り欠き部
15 チャック
15a スリット
15b 係止部
15c フランジ
15d 光ファイバ把持部
16 カバー
16a 凸部
16b ジャケット保持部
17 ジャケット
18 金属部材
20 光コネクタ
24 樹脂継手
24a 筒部
25 チャック
25a 前端部
25b 後端部
25c 光ファイバ把持部
30 光コネクタ
34 樹脂継手
34a 第1筒部
34b 第2筒部
34c 切り欠き部
35 チャック
35a 大径部
35b 小径部
35c スリット
35d フランジ
35e 光ファイバ把持部
36 押さえコマ
36a フランジ
40 光コネクタ
44 樹脂継手
44a 第1筒部
44b 第2筒部
44c テーパー部
44d 切り欠き部
45 チャック
45a 小径部
45b 大径部
45c スリット
45d ファイバ把持部
100 デバイス
101 受光/発光素子
102 ケース
103 集光レンズ
104 斜め研磨面
105 開口部
105a 係合部

Claims (10)

  1. 一端にコリメータレンズを収容する収容部が形成され、他端に光ファイバが挿入される挿入孔が形成された金属製の保持部材と、
    一端に前記保持部材が挿入される第1の挿入孔が形成され、他端に前記光ファイバが挿入される第2の挿入孔が形成され、前記第1の挿入孔が一端に設けられるとともに前記第2の挿入孔が他端に設けられる通孔が形成された樹脂継手と、
    前記光ファイバの把持部を有し、前記樹脂継手の前記第2の挿入孔から前記通孔に挿入されるチャックと、
    を備えた光コネクタであって、
    前記保持部材の収容部近傍に形成された陥没部に、前記コリメータレンズおよび前記光ファイバの端面の少なくとも一方を当接させて位置決めを行うとともに、前記通孔に挿入されるにつれ前記チャックが半径方向内側へ弾性変形することにより前記把持部で前記光ファイバを固定することを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記チャックは、前記通孔に対する挿入方向の前端部を後端部よりも小径に設けた円筒形状を有するとともに、前記挿入方向に沿ってスリットが設けられ、前記通孔の内壁に設けられたテーパー面と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記把持部で前記光ファイバを固定することを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記チャックは、弾性材料で形成された円筒形状を有し、前記通孔の内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記把持部で前記光ファイバを固定することを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  4. 前記チャックは、前記通孔に対する挿入方向に大径部と小径部とを連結して設けた円筒形状を有するとともに、前記挿入方向に沿ってスリットが設けられ、前記大径部の外面が前記通孔の内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記小径部の内面に設けられた前記把持部で前記光ファイバを固定することを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  5. 前記チャックは、前記通孔に対する挿入方向に小径部と大径部とを連結して設けた円筒形状を有するとともに、前記挿入方向に沿って前記大径部に複数のスリットが設けられ、前記大径部の外面が前記通孔の内壁と当接して半径方向内側へ弾性変形することにより前記大径部の内面に設けられた前記把持部で前記光ファイバを固定することを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  6. 前記チャックの端部に接触して前記チャックを固定する押えコマを備えることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  7. 前記第2の挿入孔および前記第2の挿入孔から露出する前記光ファイバを覆うカバーを備えることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  8. 前記カバーの前記光ファイバを覆う部分には、複数の凸部が設けられていることを特徴とする請求項7記載の光コネクタ。
  9. 前記樹脂継手の外周に、デバイスと接続した際に前記デバイス側の係合部と係合する被係合部を設けることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の光コネクタ。
  10. 前記樹脂継手の外周に、デバイスに対して接続位置まで挿入可能とする環状に突出したフランジを設けることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の光コネクタ。
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