JP2012198429A - 多心式光ファイバホルダとホルダ本体部 - Google Patents

多心式光ファイバホルダとホルダ本体部 Download PDF

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Abstract

【課題】小型な多心式光ファイバホルダとホルダ本体部とを提供すること。
【解決手段】多心式光ファイバホルダ10は、複数の光ファイバ11と、光ファイバ11が長手方向に沿って挿入される挿入孔23を有し、挿入孔23によって複数の光ファイバ11を保持するフェルール21とを有している。フェルール21は、フェルール21の長手方向において、フェルール21の中心軸21a側からフェルール21の周面21dに向かって面取りされた面取り部25を有している。面取り部25は、挿入孔23と連通し、光ファイバ11を挿入孔23にガイドし、側方、つまりフェルール21の径方向に向かって露出しているガイド面27を有している。
【選択図】 図1C

Description

本発明は、複数の光ファイバを保持する多心式光ファイバホルダとホルダ本体部とに関する。
例えば特許文献1には、光ファイバ間あるいは光ファイバと光導波回路間を光接続するにあたって低損失かつ低反射の多心光コネクタが開示されている。
この多心光コネクタは、第1の光ファイバと第2の光ファイバとを整列させる整列部材を有している。整列部材は、第1の光ファイバと第2の光ファイバとが挿入される貫通孔である整列用穴部と、光ファイバが整列用穴部に挿入されるために整列用穴部の縁に形成されている整列用穴テーパ部とを有している。第1の光ファイバは貫通孔の一方側から貫通孔に挿入され、第2の光ファイバは貫通孔の他方側から貫通孔に挿入され、第1の光ファイバと第2の光ファイバとは、互いに対向して配設される。このとき、第1の光ファイバの端面と第2の光ファイバの端面とは、互いに密着し、光結合する。
特開平8−15567号公報
上述した特許文献1において、整列用穴は、並んで配設されている。また整列用穴テーパ部は、整列用穴の縁に形成されている。整列用穴テーパ部を形成するためには、整列用穴同士の間隔を離す必要がある。そのため多心光コネクタ(整列部材)は、大型化してしまう。
そのため本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、小型な多心式光ファイバホルダとホルダ本体部とを提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、複数の光ファイバと、前記光ファイバが長手方向に沿って挿入される複数の挿入孔を周方向において同心円上に有し、前記挿入孔によって複数の前記光ファイバを保持するホルダ本体部と、を具備し、前記ホルダ本体部は、前記ホルダ本体部の中心軸側から周面に向かって面取りされた面取り部を有し、前記面取り部は、前記挿入孔と連通し、前記光ファイバを前記挿入孔にガイドし、前記ホルダ本体部の径方向に向かって露出しているガイド面を有していることを特徴とする多心式光ファイバホルダを提供する。
また本発明は目的を達成するために、複数の光ファイバを保持するために、前記光ファイバが長手方向に沿って挿入され、周方向において同心円上に配設されている複数の挿入孔と、前記挿入孔に連通し、中心軸側から周面に向かって形成されている面取りされた面取り部と、を具備し、前記面取り部は、前記挿入孔と連通し、前記光ファイバを前記挿入孔にガイドし、前記ホルダ本体部の径方向に向かって露出しているガイド面を有していることを特徴とするホルダ本体部を提供する。
本発明によれば、小型な多心式光ファイバホルダとホルダ本体部とを提供することができる。
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る多心式光ファイバホルダにおけるフェルールの正面図である。 図1Bは、図1Aに示す1B−1B線におけるフェルールの断面図である。 図1Cは、図1Aに示すフェルールの一端部側の斜視図である。 図2Aは、多心式光ファイバホルダを組み立てる際の組み立て図である。 図2Bは、多心式光ファイバホルダを組み立てる際の組み立て図である。 図2Cは、多心式光ファイバホルダを組み立てる際の組み立て図である。 図2Dは、多心式光ファイバホルダを組み立てる際の組み立て図である。 図2Eは、多心式光ファイバホルダを基に光結合コネクタを組み立てる際の側面図である。 図2Fは、図2Eに示す2F−2F線における断面図である。 図3Aは、挿入孔の縁にテーパを有するフェルールの正面図である。 図3Bは、図3Aに示す3B−3B線におけるフェルールの断面図である。 図4は、第1の実施形態の第1の変形例におけるフェルールの斜視図である。 図5Aは、第2の実施形態のフェルールの斜視図である。 図5Bは、図5Aに示すフェルールを基に多心式光ファイバホルダを組み立てる際の組み立て図である。 図6Aは、第3の実施形態の一方の多心式光ファイバホルダにおけるフェルールの側面図である。 図6Bは、図6Aに示す多心式光ファイバホルダの背面図である。 図6Cは、第3の実施形態の他方の多心式光ファイバホルダにおけるフェルールの側面図である。 図6Dは、図6Cに示す多心式光ファイバホルダの背面図である。 図6Eは、図6Aに示す一方の多心式光ファイバホルダと図6Cに示す他方の多心式光ファイバホルダとが結合した状態を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1Aと図1Bと図1Cと図2Aと図2Bと図2Cと図2Dと図2Eと図2Fと図3Aと図3Bとを参照して第1の実施形態について説明する。
図2Dに示すように、多心式光ファイバホルダ10は、複数の光ファイバ11と、光ファイバ11が長手方向に沿って挿入される挿入孔23を有し、挿入孔23によって複数の光ファイバ11を保持するフェルール21とを有している。
多心式光ファイバホルダ10は、フェルール21を介して光ファイバ11を保持する保持ユニットである。
図2Aに示すように、光ファイバ11は、挿入孔23の長手方向に沿って挿入孔23に挿入される。光ファイバ11は、例えば円柱形状を有している。
図1Aと図1Bと図1Cとに示すように、挿入孔23は、光ファイバ11の数に対応するように、光ファイバ11と少なくとも同数以上配設されている。本実施形態では、例えば挿入孔23は3個配設され、例えば光ファイバ11は3本配設されている。1つの挿入孔23には、1本の光ファイバ11が挿入される。挿入孔23は光ファイバ11と同形状を有し、光ファイバ11が挿入孔23に嵌合する。図1Aに示すように、各挿入孔23は、フェルール21の周方向において同心円上に配設されており、互いに及びフェルール21の中心軸21aに近接している。図1Bに示すように、挿入孔23は、フェルール21の長手方向に沿って配設されており、フェルール21を貫通している。挿入孔23は、例えば削り加工によって形成される。
フェルール21は、複数の光ファイバ11を直接保持する多心式のホルダ本体部である。フェルール21は、図2Dに示すように、光ファイバ11の一端面11fがフェルール21の他端部21cにおける他端面21fと同一平面上に配設されるように、光ファイバ11を保持する。フェルール21は、上述した挿入孔23を有する例えば円柱形状を有している。図1Aと図1Cとに示すように、フェルール21は、複数の光ファイバ11を保持するため、多心型となっている。フェルール21は、ジルコニアやガラスや金属(真鍮)などによって形成されている。
図1Bと図1Cとに示すように、フェルール21の一端部21b側は、一端部21b側から他端部21c側に向かって拡径している直円錐台形状を有している。直円錐台の他端部21c側の底面は、上述した円柱部分のフェルール21と同径となっている。フェルール21は、フェルール21の長手方向において、フェルール21の中心軸21a側からフェルール21の周面21dに向かって面取りされた面取り部25を、一端部21b側に有している。一端部21b側が直円錐台形状を有しているために、面取り部25は、フェルール21の中心軸21a側からフェルール21の周面21dに向かって、及び一端面21g(一端部21b)から他端面21f(他端部21c)に向かって、傾斜して形成されている。
また図1Bと図1Cとに示すように、面取り部25は、挿入孔23と連通し、光ファイバ11を挿入孔23にガイドし、側方、つまりフェルール21の径方向に向かって露出しているガイド面27を有している。ガイド面27は、フェルール21の長手方向に沿ってフェルールの一端面21gから挿入孔23における開口部23aにまで配設されている。ガイド面27は、挿入孔23における開口部23aと連通している。1つのガイド面27は、1つの挿入孔23に対応するように配設されている。ガイド面27は、1本の光ファイバ11を1つの挿入孔23にガイドするガイド部材として機能する。ガイド面27は、光ファイバ11をガイドする際に、光ファイバ11の周面が当接するように、円弧形状の断面を有している。ガイド面27の円弧の曲率と、光ファイバ11の円弧の曲率とは略同一である。ガイド面27は、光ファイバ11が挿入孔23に挿入される際に、光ファイバ11が当接する当接面である。なお一端部21b側は円錐台形状を有しているため、ガイド面27は、一端面21gから開口部23aに向かって、挿入孔23の周方向において広がっている。ガイド面27に当接した光ファイバ11は、ガイド面27を摺動し、ガイド面27によって挿入孔23にガイドされる。ガイド面27の当接面積は、挿入孔23における開口部23aの開口面積よりも大きい。
ガイド面27を含む面取り部25と、フェルール21とは、例えば削り加工によって形成される。このときフェルール21の一端部21b側は、上述したように円柱形状の他端部21c側と同径の底面を有する直円錐台形状を有している。またこのときガイド面27は、直円錐台において、フェルール21の中心軸21aの軸方向に沿ってフェルールの一端面21gから開口部23aにまで配設され、開口部23aと連通するように形成されている。
ガイド面27を含む面取り部25と光ファイバ11とには、光ファイバ11とフェルール21とを接着する図示しない接着剤が塗布される。接着剤は、例えば、光学用の接着剤や、シリコンやエポキシ等の透明な接着剤などである。
また図2Eに示すように、一方の多心式光ファイバホルダ10と他方の多心式光ファイバホルダ10とは、光ファイバ11の光結合のために、位置決め部材31によって位置決め部材31の内部にて位置決めされる。位置決め部材31は、例えば断面がC字形状の略円筒形状を有している。そのため位置決め部材31には、図示しないスリットが位置決め部材31の長手方向に沿って配設されている。このように位置決め部材31は、円の一部が欠けた割りスリーブとなっている。
次に図2Aと図2Bと図2Cと図2Dと図2Eと図2Fとを参照して、本実施形態の製造方法について説明する。
図2Aに示すように、各光ファイバ11の中心軸11aは、フェルール21の径方向において、フェルール21の中心軸21aの外側に配設される。
この状態で、図2Bに示すように、光ファイバ11の一端面11fは、フェルール21の一端面21gと、挿入孔23の開口部23aとの間に配設される。言い換えると、一端面11fを含む光ファイバ11の一端部は、フェルール21の径方向において、ガイド面27の外側(側方)に配設される。
図2Cに示すように、光ファイバ11は、フェルール21の径方向において、フェルール21の中心軸21a側に移動し、ガイド面27に当接する。このとき図1Cに示すように、ガイド面27が円弧形状を有し、ガイド面27の円弧の曲率と光ファイバ11の円弧の曲率とは略同一であるため、光ファイバ11の位置ずれは防止される。またこのとき光ファイバ11の中心軸11aは、挿入孔23の中心軸と一致する。
図2Dに示すように、光ファイバ11は、ガイド面27を摺動し、ガイド面27によって挿入孔23にガイドされる。光ファイバ11は、開口部23aを挿通し、光ファイバ11の一端面11fがフェルール21の他端面21fと同一平面上に配設されるように、挿入孔23に挿入される。
上記における光ファイバ11を挿入孔23に挿入する動作は、光ファイバ11を1本ずつ挿入孔23に挿入しても良いし、3本の光ファイバ11をそれぞれ同時に挿入孔23に挿入してもよい。
接着剤が光ファイバ11と面取り部25とに塗布され、光ファイバ11とフェルール21とは接着する。
これにより多心式光ファイバホルダ10が製造される。
次に上記によって製造された1対の多心式光ファイバホルダ10において、図2Eと図2Fとに示すように、一方の多心式光ファイバホルダ10と他方の多心式光ファイバホルダ10とは、位置決め部材31によって位置決め部材31(割りスリーブ)の内部にて位置決めされる。このとき、一方のフェルール21と他方のフェルール21とは、光の進行方向において対向した状態で位置決め部材31と嵌合する。そして一方のフェルール21の他端面21fと他方のフェルール21の他端面21fとが位置決め部材31の内部にて当接し、一方の光ファイバ11と他方の光ファイバ11とが位置決め部材31の内部にて光結合する。
次に図2Eと図2Fとに示すように、位置決め部材31は、径方向内側に向かって締め付けられ、一方のフェルール21と他方のフェルール21とを固定する。
これにより光結合コネクタ41が製造される。
なお本実施形態では、図1Cに示すように、フェルール21が面取り部25を有し、面取り部25はガイド面27を有している。しかし面取り部25とガイド面27が配設されていない状態で、光ファイバ11を挿入孔23にガイドする場合、図3Aと図3Bとに示すように、挿入孔23(開口部23a)の縁231aには、テーパ231bを縁231aの全周に渡って形成する必要がある。
テーパ231bを形成するためには、挿入孔23同士をテーパ231bの長さ以上に離して配設する必要があり、またテーパ231b同士を離し、テーパ231bとフェルール21の周面21dとを離して配設する必要がある。これにより、挿入孔23同士の間と、テーパ231b同士の間と、テーパ231bとフェルール21の周面21dとの間に、所望の厚みを有する肉厚が必要となり、フェルール21が大型化してしまう。
しかし本実施形態では、フェルール21に面取り部25を配設し、面取り部25にガイド面27を配設しているために、挿入孔23同士を互いに及びフェルール21の中心軸21aに近接させても、光ファイバ11はガイド面27によってガイドされて挿入孔23に挿入する。そのため、上述したような肉厚を考慮する必要が無く、フェルール21と多心式光ファイバホルダ10と光結合コネクタ41とが小型になる。
このように本実施形態では、フェルール21に面取り部25を配設し、面取り部25にガイド面27を配設しているために、挿入孔23同士を互いに及びフェルール21の中心軸21aに近接して配設できるため、この状態であってもフェルール21を小型にできる。これにより本実施形態では、多心式光ファイバホルダ10と光結合コネクタ41とを小型にできる。
また本実施形態では、ガイド面27が挿入孔23における開口部23aよりも大きいため、上述したように、フェルール21と多心式光ファイバホルダ10と光結合コネクタ41とを小型にしても、光ファイバ11を容易に挿入孔23に挿入できる。
また本実施形態では、ガイド面27が円弧形状の断面を有し、ガイド面27の円弧の曲率と光ファイバ11の円弧の曲率とを略同一にすることで、光ファイバ11を容易にガイド面27に当接でき、光ファイバ11の位置ずれを防止でき、光ファイバ11を容易に挿入孔23にガイドできる。
また本実施形態では、一端部21b側を直円錐台形状に形成し、面取り部25をフェルール21の中心軸21a側からフェルール21の周面21dに向かって及び一端面21g(一端部21b)から他端面21f(他端部21c)に向かって傾斜して形成し、面取り部25にガイド面27を側方に向かって露出させている。そのため本実施形態では、光ファイバ11を容易にガイド面27に当接させることができ、またガイド面27を容易に製造できる。
また本実施形態では、図2Bに示すように、一端面11fを含む光ファイバ11の一端部を、フェルール21の径方向において、ガイド面27の外側(側方)に配設している。そのため本実施形態では、図2Cに示すように、光ファイバ11を挿入孔23に挿入する際に、光ファイバ11を容易にガイド面27に当接させることができ、光ファイバ11を容易に挿入孔23に向けてガイドすることができる。
また本実施形態では、ガイド面27の当接面積を開口部23aの開口面積よりも大きくしているために、光ファイバ11を挿入孔23に直接挿入するよりも容易に挿入孔23に挿入できる。
また本実施形態では、ガイド面27を挿入孔23に連通させているために、挿入孔23を形成すると同時に、ガイド面を形成でき、フェルール21を容易に加工でき、また図3Aと図3Bとに示すように、挿入孔23にそれぞれテーパ231bを形成すような手間を省くことができる。
なおフェルール21の一端部21b側は、一端部21b側から他端部21c側に向かって縮径している直円錐台形状を有していてもよい。このとき、直円錐台の他端部21c側の底面は、上述した円柱部分のフェルール21と同径となっている。このとき、面取り部25は、フェルール21の中心軸21a側からフェルール21の周面21dに向かって、及び一端面21g(一端部21b)から他端面21f(他端部21c)に向かって、傾斜して形成されている。またこのときガイド面27は、ガイド面27を側方(フェルール21の中心軸21a)に向かって露出していればよい。
なお本実施形態の変形例として、図4に示すように、フェルール21の一端部21b側は、他端部21c側よりも細い略円柱形状を有している。このとき、このときガイド面27は、円柱において、フェルール21の中心軸21aの軸方向に沿ってフェルールの一端面21gから開口部23aにまで配設され、開口部23aと連通するように形成されている。なお一端部21b側は略円柱形状を有しているため、一端面21g側におけるガイド面27の周方向の円弧長さと、開口部23a側におけるガイド面27の周方向の長さとは、同一となっている。
次に、本発明に係る第2の実施形態について図5Aと図5Bとを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成については、第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
図5Aに示すように、本実施形態の挿入孔23は、第1の実施形態と同様に同心円上に配設されている。この状態で、本実施形態のフェルール21は、同心円上に配設されている各挿入孔23の中央に、中央挿入孔23cをさらに有している。中央挿入孔23cは、フェルール21の中心軸21a上に配設されている。
本実施形態では、同心円上に配設されている挿入孔23に、図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように第1の実施形態と同様に光ファイバ11が挿入される。そして、最後に中央挿入孔23cに、図5Bに示すように、光ファイバ11が挿入される。
本実施形態では、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また本実施形態では、中央挿入孔23cの周囲に挿入孔23を同心円上に配設し、最後に中央挿入孔23cに光ファイバ11を挿入することで、中央挿入孔23cに対応する面取り部25とガイド面27とを配設しなくても、容易に中央挿入孔23cに光ファイバ11を挿入できる。また本実施形態では、フェルール21における光ファイバ11の充填率を向上させることができる。
次に、本発明に係る第3の実施形態について図6Aと図6Bと図6Cと図6Dと図6Eとを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成については、第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態のフェルール21は、光ファイバ11が光結合する際に、フェルール21を周方向において位置決めする位置決め部材51を他端面21fに有している。位置決め部材31は、図6Aと図6Bとに示すように一方のフェルール21の他端面21fに配設されている例えばピン51aと、図6Cと図6Dとに示すように他方のフェルール21の他端面21fに配設され、ピン51aが嵌合する凹部51bとを有している。ピン51aは、例えば一方のフェルール21の他端面21fに配設されている図示しない凹部に挿し込まれている。なお凹部51bと嵌合できれば、ピン51aに限定する必要は無く、一方のフェルール21の他端面21fと一体の凸部であってもよい。
図6Eに示すように、ピン51aは、一方のフェルール21と他方のフェルール21とが光の進行方向において位置決め部材31(割りスリーブ)によって内部にて対向した状態で嵌合し位置決めされた際に、凹部51bと嵌合する。
そして位置決め部材31は、径方向内側に向かって締め付けられ、一方のフェルール21と他方のフェルール21とを固定する。
このように本実施形態では、位置決め部材51によって、一方のフェルール21(一方の多心式光ファイバホルダ10)と他方のフェルール21(他方の多心式光ファイバホルダ10)とを周方向において位置決めでき、より確実に光結合でき、光結合時の光損失を低減できる。
また本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
10…多心式光ファイバホルダ、11…光ファイバ、11f…一端面、21…フェルール、21b…一端部、21c…他端部、21d…周面、23…挿入孔、23a…開口部、25…面取り部、27…ガイド面、31…位置決め部材、41…光結合コネクタ。

Claims (4)

  1. 複数の光ファイバと、
    前記光ファイバが長手方向に沿って挿入される複数の挿入孔を周方向において同心円上に有し、前記挿入孔によって複数の前記光ファイバを保持するホルダ本体部と、
    を具備し、
    前記ホルダ本体部は、前記ホルダ本体部の中心軸側から周面に向かって面取りされた面取り部を有し、
    前記面取り部は、前記挿入孔と連通し、前記光ファイバを前記挿入孔にガイドし、前記ホルダ本体部の径方向に向かって露出しているガイド面を有していることを特徴とする多心式光ファイバホルダ。
  2. 前記ホルダ本体部は、同心円上に配設されている前記挿入孔の中央に、中央挿入孔をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載の多心式光ファイバホルダ。
  3. 前記保持部材は、前記光ファイバが光結合する際に、前記光ファイバを周方向において位置決めする位置決め部材を有することを特徴とする請求項1に記載の多心式光ファイバホルダ。
  4. 複数の光ファイバを保持するために、前記光ファイバが長手方向に沿って挿入され、周方向において同心円上に配設されている複数の挿入孔と、
    前記挿入孔に連通し、中心軸側から周面に向かって形成されている面取りされた面取り部と、
    を具備し、
    前記面取り部は、前記挿入孔と連通し、前記光ファイバを前記挿入孔にガイドし、前記ホルダ本体部の径方向に向かって露出しているガイド面を有していることを特徴とするホルダ本体部。
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WO2022157845A1 (ja) * 2021-01-20 2022-07-28 日本電信電話株式会社 円筒多心フェルール及び光コネクタ

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