JP2016184106A - 光ファイバ付きフェルール、光コネクタシステム及び光ファイバ付きフェルールの製造方法 - Google Patents

光ファイバ付きフェルール、光コネクタシステム及び光ファイバ付きフェルールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フェルールにレンズを設けずに、光損失を抑制するファイバ付きフェルールを提供する。
【解決手段】複数のファイバ穴15を有し、端面11においてファイバ穴15が開口しているフェルール10と、光ファイバ2、GRINレンズ3及びコアレスファイバ4を有し、光ファイバ2の先にGRINレンズ3が融着接続されており、GRINレンズ3の先にコアレスファイバ4が融着接続されたレンズドファイバ1と、を備え、フェルール11の端面11において、ファイバ穴15に挿入されたレンズドファイバ1のコアレスファイバ4の端面11が、レンズドファイバ1の光軸に垂直な面に対して傾斜している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ付きフェルール、光コネクタシステム及び光ファイバ付きフェルールの製造方法に関する。
横並びの複数の光ファイバ穴の両側にガイドピン穴を持つピン嵌合位置決め方式の樹脂製のフェルールとして、JIS C 5981(F12形多心光ファイバコネクタ:MTコネクタ)に規定されたフェルールが知られている。この種のフェルールでは、対向させたフェルールの接続端面を突き合わせることによって、接続端面の光ファイバ端面が物理的に接続(Physical Contact)されることになる。JIS C 5982(F13形多心光ファイバコネクタ:MPOコネクタ)では、フェルールの接続端面が斜め研磨されている。例えば特許文献1の図6においても、フェルールの接続端面を斜め研磨したものが記載されている。フェルールの接続端面が斜め研磨されることにより、光ファイバの端面も斜め研磨され、反射減衰量の特性が向上する。
特許文献2では、斜め研磨された接続端面を突き合わせたときに、光ファイバの軸ずれが生じることが記載されている。このような光ファイバの光軸ずれに起因する光損失の増大を抑制するため、特許文献3では、フェルールにコリメートレンズを形成することが記載されている。
特開2002−006177号公報 特開2005−181832号公報 特開2011−059486号公報
特許文献3記載のフェルールは、レンズを必要とするため、樹脂成形が困難であり、製造コストがかかってしまう。一方、フェルールにレンズを形成せずにMFD(Mode Field Diameter)が小さい状況下では、光ファイバの軸ずれが生じると光損失が増大するとともに、光ファイバの端面に付着した塵埃による光損失も生じやすい。
本発明は、フェルールにレンズを設けずに、光損失を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、複数のファイバ穴を有し、端面において前記ファイバ穴が開口しているフェルールと、光ファイバ、GRINレンズ及びコアレスファイバを有し、光ファイバの先にGRINレンズが融着接続されており、GRINレンズの先にコアレスファイバが融着接続されたレンズドファイバと、を備え、前記フェルールの端面において、前記ファイバ穴に挿入された前記レンズドファイバの前記コアレスファイバの端面が、前記レンズドファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜していることを特徴とするファイバ付きフェルールである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、フェルールにレンズを設けずに、光損失を抑制することができる。
図1は、レンズドファイバ1とフェルール10の端面11の説明図である。 図2は、フェルール10の説明図である。 図3A〜図3Cは、光接続時の様子の説明図である。図3Aは、光ファイバ付きフェルール10を有する光コネクタ21をアダプタ22の両側から挿入した光コネクタシステム20の説明図である。図3B及び図3Cは、アダプタ22内におけるフェルール10の位置関係の説明図である。 図4は、光ファイバ付きフェルール10の製造方法のフロー図である。 図5は、第1実施形態の改良例のフェルール10の説明図である。 図6Aは、第2実施形態のフェルール10の説明図である。図6Bは、第2実施形態のフェルール10の光接続時の様子の説明図である。 図7Aは、第3実施形態のフェルール10の説明図である。図7Bは、第3実施形態のフェルール10の光接続時の様子の説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
複数のファイバ穴を有し、端面において前記ファイバ穴が開口しているフェルールと、光ファイバ、GRINレンズ及びコアレスファイバを有し、光ファイバの先にGRINレンズが融着接続されており、GRINレンズの先にコアレスファイバが融着接続されたレンズドファイバと、を備え、前記フェルールの端面において、前記ファイバ穴に挿入された前記レンズドファイバの前記コアレスファイバの端面が、前記レンズドファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜していることを特徴とするファイバ付きフェルールが明らかとなる。このようなファイバ付きフェルールによれば、フェルールにレンズを設けずに、光損失を抑制することができる。
前記フェルールは、前記複数のファイバ穴を挟むように配置された2つの位置決め穴を有しており、前記フェルールの端面は、前記2つの位置決め穴の並ぶ方向から見て傾斜していることが望ましい。これにより、フェルールの端面に沿って研磨を行えば、コアレスファイバの端面を光軸に垂直な面に対して傾斜させることができる。
前記フェルールは、前記複数のファイバ穴を挟むように配置された2つの位置決め穴を有しており、前記フェルールの端面は、前記2つの位置決め穴の並ぶ方向及び前記位置決め穴の軸方向に垂直な方向から見て傾斜していることが望ましい。これにより、フェルールの端面に沿って研磨を行えば、コアレスファイバの端面を光軸に垂直な面に対して傾斜させることができる。
前記フェルールは、前記複数のファイバ穴を挟むように配置された2つの位置決め穴を有しており、前記フェルールの端面は、前記位置決め穴の軸方向に垂直な面になっており、前記ファイバ穴の軸方向は、前記位置決め穴の軸方向に対して傾斜していることが望ましい。このように、フェルールの端面が傾斜していなくても、フェルールの端面に沿って研磨を行えば、コアレスファイバの端面を光軸に垂直な面に対して傾斜させることができる。
アダプタと、前記アダプタの両側に挿入される光コネクタとを有する光コネクタシステムであって、(A)前記光コネクタは、複数のファイバ穴を有し、端面において前記ファイバ穴が開口しているフェルールと、光ファイバ、GRINレンズ及びコアレスファイバを有し、光ファイバの先にGRINレンズが融着接続されており、GRINレンズの先にコアレスファイバが融着接続されたレンズドファイバと、を備え、前記フェルールの端面において、前記ファイバ穴に挿入された前記レンズドファイバの前記コアレスファイバの端面が、前記レンズドファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜しており、(B)前記アダプタは、内側に突出したスペーサを有し、(C)前記アダプタの内部において前記フェルールが前記スペーサに接触することによって、前記フェルールの端面同士が所定の間隔で対向して配置されることを特徴とする光コネクタシステムが明らかとなる。このような光コネクタシステムによれば、フェルールにレンズを設けずに、光損失を抑制することができる。
光ファイバ、GRINレンズ及びコアレスファイバを有し、光ファイバの先にGRINレンズが融着接続されており、GRINレンズの先にコアレスファイバが融着接続されたレンズドファイバを準備する工程と、複数のファイバ穴を有し、端面において前記ファイバ穴が開口しているフェルールを準備する工程と、前記ファイバ穴に前記レンズドファイバを挿入して固定する工程と、前記フェルールの端面に沿って研磨することによって、前記ファイバ穴に挿入された前記レンズドファイバの前記コアレスファイバの端面を、前記レンズドファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜させる工程とを有することを特徴とするファイバ付きフェルールの製造方法が明らかとなる。このような製造方法によれば、フェルールにレンズを設けずに、光損失を抑制することができる。
===第1実施形態===
<レンズドファイバ1とフェルール10の端面11について>
図1は、レンズドファイバ1とフェルール10の端面11の説明図である。なお、説明を分かりやすくするために、寸法や角度が誇張されて図示されている。
レンズドファイバ1は、シングルモード光ファイバ2と、GRINレンズ3と、コアレスファイバ4とを有し、シングルモード光ファイバ2の先にGRINレンズ3が融着接続されており、GRINレンズ3の先にコアレスファイバ4が融着接続された光ファイバである。
GRINレンズ3は、中心軸から外周に向かって徐々に屈折率が小さくなっている屈折率分布型レンズである。グレイデッドインデックス光ファイバも中心軸から外周に向かって徐々に屈折率が小さいので、GRINレンズ3としてグレイデッドインデックス光ファイバを用いることができる。また、GRINレンズ3は、コリメータレンズとして機能するように、所定長さになっている。具体的には、GRINレンズ3は、1周期分の定在波の長さであるピッチ長を(2n+1)/4倍した長さになっており(なお、nは0以上の整数)、ここでは、GRINレンズ3の長さは例えば590μmである。これにより、シングルモード光ファイバ2からGRINレンズ3に入射する光は、GRINレンズ3内で平行光に変換されて、GRINレンズ3からコアレスファイバ4に放射される。逆に、GRINレンズ3に入射する平行光は、GRINレンズ3内で収束されて、GRINレンズ3からシングルモード光ファイバ2に入射される。
コアレスファイバ4は、GRINレンズ3の先に設けられている。GRINレンズ3からコアレスファイバ4に入射した平行光は、コアレスファイバ4内を平行光として伝搬し、コアレスファイバ4の端面から外部に放射される。逆に、外部からコアレスファイバ4に入射した平行光は、コアレスファイバ4を伝搬して、GRINレンズ3に入射される。
コアレスファイバ4の端面は、光軸に対して傾斜している。ここでは、コアレスファイバ4の端面は、光軸に垂直な面に対して8度傾斜している。レンズドファイバ1の端面(コアレスファイバ4の端面)を傾斜させることにより、反射減衰量を低減させることができる。なお、コアレスファイバ4を設けずにGRINレンズ3の端面を傾斜させてしまうと、GRINレンズ3の長さが変わってしまうため、コリメータレンズとしての機能が損なわれてしまう。このため、GRINレンズ3の先にコアレスファイバ4を設け、このコアレスファイバ4の端面を光軸に対して傾斜させている。コアレスファイバ4の端面の傾斜は、フェルール10の端面11を斜め研磨することによって(後述)、形成される。ここでは、コアレスファイバ4の光軸上の長さを150μmとしているが、研磨量に応じて長さが若干異なる。
次に、2本のレンズドファイバ1を伝搬する光信号の経路について説明する。ここでは、光信号が左側のレンズドファイバ1から右側のレンズドファイバ1に伝搬するものとして説明する。
左側のレンズドファイバ1を伝搬した光信号は、コアレスファイバ4の傾斜端面から右側に向かって出射する。傾斜端面の外部が空気であるため、スネルの法則に従って光信号が屈折する(コアレスファイバ4の屈折率は、例えば1.46である)。この結果、左側のレンズドファイバ1から出射した光信号は、端面の向く側(下向き)とは反対側の上向きに屈折する(ここでは、約3.9度だけ上方に屈折する)。
光軸に対して上方に傾いて空気中を伝搬した光信号(平行光)は、右側のレンズドファイバ1の傾斜端面に入射する。右側のレンズドファイバ1の端面(コアレスファイバ4の端面)は、レンズドファイバ1の光軸に垂直な面に対して8度傾斜しており、左側のレンズドファイバ1の端面と平行に配置されている。この結果、右側のレンズドファイバ1の傾斜端面に入射した光信号は、屈折してレンズドファイバ1内を伝搬する。
左右のレンズドファイバ1を光接続するためには、屈折した光信号が空気中を伝搬することを見込んで、レンズドファイバ1の光軸をずらして配置する必要がある。具体的には、GRINレンズ3の端面同士の間隔が900μmの場合、レンズドファイバ1の光軸のずれ量Gは約30μmとなる。フェルール10の位置決め部(位置決め穴13又は位置決めピン14)とファイバ穴15とのずれ量(=G/2:オフセット量)は、約15μmとなる。以下の説明では、左右のレンズドファイバ1を光接続するためのフェルール10の端面11同士の間隔(レンズドファイバ1の光軸方向の間隔)をLとする。
本実施形態では、フェルール10にレンズを形成せずに済むため、フェルール10の製造が容易である。また、フェルール10間を伝搬する光信号のMFD(Mode Field Diameter)が大きいため、レンズドファイバ1の光軸ずれが多少生じても光損失を抑制できるとともに、レンズドファイバ1の端面に付着した塵埃による光損失も抑制できる。また、フェルール10の端面11同士を接触させずに済むとともに、レンズドファイバ1の端面同士も直接接触しないため、通常のMTフェルール同士のPC接続と比べると、フェルール10の端面11やレンズドファイバ1の端面が損傷しにくいという利点もある。レンズドファイバ1の端面(コアレスファイバ4の端面)にコーティングが施されている場合には、フェルール10の端面11同士が非接触であることは特に有利である。
<フェルール10について>
図2は、フェルール10の説明図である。以下の説明では、2つの位置決め穴13の並ぶ方向を「左右方向」とする。また、位置決め穴13の軸方向を「前後方向」とし、相手側のフェルール10と対向する側を「前」とし、逆側を「後」とする。また、左右方向及び前後方向に垂直な方向を「上下方向」とし、接着剤充填窓16の設けられた側を「上」とし、逆側を「下」とする。
フェルール10は、レンズドファイバ1の端部を保持する部材である。フェルール10の後側には、鍔部12が形成されている。鍔部12は、外周面から外側に突出した部位である。鍔部12を含むフェルール10は、樹脂により一体成型されている。フェルール10の内部において、複数のレンズドファイバ1の端部が保持されることになる。なお、本実施形態のフェルール10は、JIS C 5982(F13形多心光ファイバコネクタ:MPOコネクタ)で規定された傾斜端面を有するフェルールとほぼ同様の構成であり、位置決め穴13やファイバ穴15等の寸法や位置関係は、規格で規定された通りである。但し、ファイバ穴15の位置は、フェルール10の端面11を前側から見たときに、位置決め穴13に対して図1のG/2に相当する分だけ下側にずれている。
フェルール10は、2本の位置決め穴13と、複数のファイバ穴15と、接着剤充填窓16とを有する。
位置決め穴13は、位置決めピン14(図3A参照)を挿入するための穴である。位置決め穴13及び位置決めピン14は、フェルール10の位置決めを行う位置決め部となる。位置決め穴13に位置決めピン14を挿入することによって、フェルール10同士が位置合わせされる。位置決め穴13は、前後方向にフェルール10を貫通しており、複数のファイバ穴15を左右から挟むように、左右方向に間隔を空けて形成されている。
ファイバ穴15は、レンズドファイバ1の端部を挿入するための穴である。ファイバ穴15には、図1に示すようにレンズドファイバ1が挿入されることになる。ファイバ穴15は、フェルール10の前側の端面11と接着剤充填窓16との間を貫通している。ファイバ穴15は前後方向に平行に形成されており、複数のファイバ穴15は左右方向に並んで配置されている。ここでは、12個のファイバ穴15が左右方向に一列に並んで配置されている。ファイバ穴15は、フェルール10の内部において光路を形成する部位となり、レンズドファイバ1の光軸と平行な穴となる。
接着剤充填窓16は、接着剤を充填するための空洞部である。フェルール10の後側端面にはレンズドファイバ1を挿入するためのファイバ挿入口(不図示)が形成されており、このファイバ挿入口から挿入されたレンズドファイバ1は、接着剤充填窓16を横切って、ファイバ穴15に挿入されることになる。接着剤充填窓16から接着剤が充填されることによって、レンズドファイバ1がフェルール10に固定されることになる。
フェルール10の前側の端面11は、相手方のフェルールの前側端面と対向して配置されることになる。フェルール10の前側の端面11では、位置決め穴13が開口しているとともに、複数のファイバ穴15が開口している。
フェルール10の前側の端面11は、ファイバ穴15の軸方向に垂直な面に対して傾斜している。このため、レンズドファイバ1をファイバ穴15に挿入すると、フェルール10の前側の端面11は、レンズドファイバ1の光軸に垂直な面に対して傾斜することになる。
第1実施形態では、フェルール10の前側の端面11は、左右方向から見たときに、上下方向に対して傾斜している。より具体的には、フェルール10の前側の端面11は、フェルール10の上側(接着剤充填窓16の側)ほど前側になるように、上下方向に対して8度傾斜している。つまり、フェルール10の前側の端面11は、下側を向くように傾斜している。フェルール10の前側の端面11を傾斜させておくことによって、レンズドファイバ1の端面を斜めに研磨する処理が容易になる。
なお、端面11が、上側(接着剤充填窓16の側)ほど相手側のフェルールに向かうように傾斜していることに伴って、複数のファイバ穴15の中心位置が、位置決め穴13に対して下側(接着剤充填窓16の側とは反対側)にずれた位置になっている。すなわち、複数のファイバ穴15の中心位置(重心位置)は、フェルール10の端面11を前側から見たときに、位置決め穴13に対して図1のG/2に相当する分だけ下側にずれている。これにより、図1に示すように光信号が傾斜面で屈折しても、光接続が可能になる。
図3A〜図3Cは、光接続時の様子の説明図である。図3Aは、光ファイバ付きフェルール10を有する光コネクタ21をアダプタ22の両側から挿入した光コネクタシステム20の説明図である。図3B及び図3Cは、アダプタ22内におけるフェルール10の位置関係の説明図である。光コネクタシステム20は、光ファイバ付きフェルール10を有する2つの光コネクタ21と、2つの光コネクタ21を両側から挿入可能なアダプタ22とを有する。
図3Aに示すように、光コネクタ21がアダプタ22の両側から挿入されることによって、光コネクタ21のフェルール10の端面11同士が対向して配置される。雄型光コネクタ21のフェルール10から位置決めピン14が突出しており、この位置決めピン14が雌型光コネクタ21のフェルール10の位置決め穴13に挿入されることによって、アダプタ22内でフェルール10同士が位置決めピン14に垂直な方向(左右方向及び上下方向)に位置合わせされることになる。なお、フェルール10の傾斜した端面11が互いに平行になるように、フェルール10の上下の向きを逆転させて(接着剤充填窓16を逆向きにさせて)、フェルール10を対向させている。
アダプタ22の内部には、内側に突出したスペーサ23が形成されている。スペーサ23の前後方向の寸法は、前述のフェルール10の端面11同士の間隔Lに相当する。フェルール10がスペーサ23に接触することによって、図3B及び図3Cに示すように、フェルール10の端面11同士が所定の間隔Lで対向して配置される。つまり、アダプタ22内でフェルール10がスペーサ23に接触することによって、フェルール10同士が前後方向に位置合わせされることになる。ここではフェルール10の前側の端面11(傾斜端面)がスペーサ23と接触しているが、フェルール10の鍔部12がスペーサ23と接触することによって、フェルール10の端面11を所定の間隔Lで対向させるようにしても良い。
<光ファイバ付きフェルール10の製造方法>
図4は、光ファイバ付きフェルール10の製造方法のフロー図である。
まず、レンズドファイバ1を作成する(S101)。具体的には、まずシングルモード光ファイバ2にグレイデッドインデックス光ファイバが融着接続され、融着接続されたグレイデッドインデックス光ファイバが所定の長さにカットされ、シングルモード光ファイバ2の先にGRINレンズ3が形成される。次に、GRINレンズ3の端部にコアレスファイバ4が融着接続され、融着接続されたコアレスファイバ4が所定の長さにカットされる。このときのコアレスファイバ4の端面(カット面)は、レンズドファイバ1の光軸に対して垂直であり、未だ傾斜していない。なお、融着接続された部位の外径が、ファイバ穴15(規格で規定された内径のファイバ穴15)に挿通可能なように、融着接続が行われている。このようなレンズドファイバ1が複数本準備される。
次に、作業者は、レンズドファイバ1をファイバ穴15に挿入して接着する(S102)。このとき、作業者は、後にコアレスファイバ4の端面を斜め研磨できるようにするため、レンズドファイバ1の端部(コアレスファイバ4)がフェルール10の端面11から若干突出するまで、ファイバ穴15にレンズドファイバ1を挿入する。レンズドファイバ1の挿入後、作業者は、接着剤充填窓16から接着剤をフェルール10内部に充填することによって、レンズドファイバ1をフェルール10に接着する。
レンズドファイバ1の接着後、作業者は、フェルール10の端面11を斜めに研磨(斜め研磨)する(S103)。フェルール10の端面11は予め傾斜しているため、この傾斜したフェルール10の端面11に沿って研磨を行えば、レンズドファイバ1の端面(コアレスファイバ4の端面)も斜めに研磨されることになる。これにより、光ファイバ付きフェルール10が製造される。なお、このように製造された光ファイバ付きフェルール10を図1に示すように対向配置させて光接続させたとき、光損失を0.7dB程度、反射減衰量を60dB程度にすることが実現可能である。
斜め研磨後のレンズドファイバ1の端面にコーティング(ARコート)を施しても良い。レンズドファイバ1の端面にARコートを施すことによって、光信号の透過損失を抑制することができる。本実施形態の光ファイバ付きフェルール10は、光接続時にフェルール10の端面11同士が非接触であるため、コーティングが傷つきにくい。
上記の第1実施形態では、フェルール10の端面11において、ファイバ穴15に挿入されたレンズドファイバ1のコアレスファイバ4の端面が、レンズドファイバ1の光軸に垂直な面に対して傾斜している。ファイバ端面が傾斜しているため、また、GRINレンズ3によって光信号のMFD(Mode Field Diameter)が大きいため、光損失を抑制できるとともに、フェルールにレンズを形成せずに済むため、フェルール10の製造が容易である。
また、第1実施形態では、フェルール10の端面11が左右方向(2つの位置決め穴15の並ぶ方向)から見て傾斜している。このようにフェルール10の前側の端面11を傾斜させておくことによって、レンズドファイバ1の端面を斜めに研磨する処理が容易になる。
<第1実施形態の改良例>
前述のフェルール10は、12個のファイバ穴15が左右方向に一列に並んで配置されていた。但し、ファイバ穴15の数や配置は、これに限られるものではない。
図5は、第1実施形態の改良例のフェルール10の説明図である。改良例のフェルール10は、2次元配置されたファイバ穴15を有している。ここでは、左右方向に12個に並ぶファイバ穴15の列が上下方向に4列で配置されている。複数の光ファイバ穴15が2次元配置された場合には、フェルール10の端面11を前側から見たときに、複数のファイバ穴15の中心位置(重心位置)が、位置決め穴13に対して図1のG/2に相当する分だけ下側にずらすと良い。すなわち、端面11は、上側(接着剤充填窓16の側)ほど相手側のフェルールに向かうように傾斜しており、複数のファイバ穴15の中心位置は、位置決め穴13に対して下側(接着剤充填窓16の側とは反対側)にずれた位置にあると良い。
===第2実施形態===
図6Aは、第2実施形態のフェルール10の説明図である。第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、フェルール10の前側の端面11は、ファイバ穴15の軸方向に垂直な面に対して傾斜している。このため、レンズドファイバ1をファイバ穴15に挿入すると、フェルール10の前側の端面11は、レンズドファイバ1の光軸に垂直な面に対して傾斜することになる。
第2実施形態では、フェルール10の前側の端面11は、上からから見たときに(2つの位置決め穴15の並ぶ左右方向及び位置決め穴15の軸方向である前後方向に垂直な方向(上下方向)から見たときに)、左右方向に対して8度傾斜している。フェルール10の前側の端面11を傾斜させておくことによって、レンズドファイバ1の端面を斜めに研磨する処理が容易になる。
図6Bは、第2実施形態のフェルール10の光接続時の様子の説明図である。第2実施形態においても、フェルール10の端面11同士が対向して配置される。位置決めピン14がフェルール10の位置決め穴13に挿入されることによって、不図示のアダプタ内でフェルール10同士が位置決めピン14に垂直な方向(左右方向及び上下方向)に位置合わせされることになる。
なお、フェルール10の傾斜した端面11が互いに平行になるように、第2実施形態では、フェルール10の上下の向きを同じにさせて(接着剤充填窓16を同じ向きにさせて)、フェルール10を対向させている。このため、第2実施形態では、ファイバ穴15の上下方向の位置は、位置決め穴13の上下方向の位置と同じである(但し、第2実施形態では、複数のファイバ穴15は、一方の位置決め穴13の側に図1のG/2に相当する分だけ左右方向にずれている)。
第2実施形態においても、フェルール10がスペーサ23に接触することによって、フェルール10の端面11同士が所定の間隔Lで対向して配置される。つまり、フェルール10がスペーサ23に接触することによって、フェルール10同士が前後方向に位置合わせされることになる。
===第3実施形態===
図7Aは、第3実施形態のフェルール10の説明図である。
第3実施形態では、フェルール10の前側の端面11は、位置決め穴13の軸方向(前後方向)に垂直な面になっており、傾斜していない。但し、第3実施形態では、ファイバ穴15の軸方向が、位置決め穴13の軸方向に対して8度傾斜している。このため、レンズドファイバ1をファイバ穴15に挿入すると、フェルール10の前側の端面11は、レンズドファイバ1の光軸に垂直な面に対して傾斜することになる。
第3実施形態では、フェルール10の前側の端面11は、位置決め穴13の軸方向(前後方向)に垂直な面になっており、傾斜していない。但し、第3実施形態では、ファイバ穴15の軸方向がフェルール10の前側の端面11に対して傾斜している。このため、レンズドファイバ1をファイバ穴15に挿入後にフェルール10の端面11に沿って研磨を行えば、レンズドファイバ1の端面を斜めに研磨することが可能である。
図7Bは、第3実施形態のフェルール10の光接続時の様子の説明図である。第3実施形態においても、フェルール10の端面11同士が対向して配置される。位置決めピン14がフェルール10の位置決め穴13に挿入されることによって、不図示のアダプタ内でフェルール10同士が位置決めピン14に垂直な方向(左右方向及び上下方向)に位置合わせされることになる。なお、対向するフェルール10のファイバ穴15が互いに平行になるように、第3実施形態では、フェルール10の上下の向きを同じにさせて(接着剤充填窓16を同じ向きにさせて)、フェルール10を対向させている。
第3実施形態では、フェルール10がスペーサ23に接触することによって、フェルール10の端面11同士が所定の間隔L(前後方向の間隔ではなく、レンズドファイバ1の光軸方向の間隔)で対向して配置される。つまり、フェルール10がスペーサ23に接触することによって、フェルール10同士が前後方向に位置合わせされることになる。第3実施形態では、スペーサ23の前後方向の厚さは、第1、第2実施形態の場合(厚さL)よりも若干薄くなる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 レンズドファイバ、
2 シングルモード光ファイバ、
3 GRINレンズ、
4 コアレスファイバ、
10 フェルール、
11 端面、
12 鍔部、
13 位置決め穴、
14 位置決めピン、
15 ファイバ穴、
16 接着剤充填窓、
20 光コネクタシステム、
21 光コネクタ、
22 アダプタ、
23 スペーサ

Claims (6)

  1. 複数のファイバ穴を有し、端面において前記ファイバ穴が開口しているフェルールと、
    光ファイバ、GRINレンズ及びコアレスファイバを有し、光ファイバの先にGRINレンズが融着接続されており、GRINレンズの先にコアレスファイバが融着接続されたレンズドファイバと、
    を備え、
    前記フェルールの端面において、前記ファイバ穴に挿入された前記レンズドファイバの前記コアレスファイバの端面が、前記レンズドファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜している
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール。
  2. 請求項1に記載のファイバ付きフェルールであって、
    前記フェルールは、前記複数のファイバ穴を挟むように配置された2つの位置決め穴を有しており、
    前記フェルールの端面は、前記2つの位置決め穴の並ぶ方向から見て傾斜している
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール。
  3. 請求項1に記載のファイバ付きフェルールであって、
    前記フェルールは、前記複数のファイバ穴を挟むように配置された2つの位置決め穴を有しており、
    前記フェルールの端面は、前記2つの位置決め穴の並ぶ方向及び前記位置決め穴の軸方向に垂直な方向から見て傾斜している
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール。
  4. 請求項1に記載のファイバ付きフェルールであって、
    前記フェルールは、前記複数のファイバ穴を挟むように配置された2つの位置決め穴を有しており、
    前記フェルールの端面は、前記位置決め穴の軸方向に垂直な面になっており、
    前記ファイバ穴の軸方向は、前記位置決め穴の軸方向に対して傾斜している
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール。
  5. アダプタと、前記アダプタの両側に挿入される2つの光コネクタとを有する光コネクタシステムであって、
    それぞれの前記光コネクタは、
    複数のファイバ穴を有し、端面において前記ファイバ穴が開口しているフェルールと、
    光ファイバ、GRINレンズ及びコアレスファイバを有し、光ファイバの先にGRINレンズが融着接続されており、GRINレンズの先にコアレスファイバが融着接続されたレンズドファイバと、
    を備え、
    前記フェルールの端面において、前記ファイバ穴に挿入された前記レンズドファイバの前記コアレスファイバの端面が、前記レンズドファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜しており、
    前記アダプタは、内側に突出したスペーサを有し、
    前記アダプタの内部において前記フェルールが前記スペーサに接触することによって、前記フェルールの端面同士が所定の間隔で対向して配置される
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
  6. 光ファイバ、GRINレンズ及びコアレスファイバを有し、光ファイバの先にGRINレンズが融着接続されており、GRINレンズの先にコアレスファイバが融着接続されたレンズドファイバを準備する工程と、
    複数のファイバ穴を有し、端面において前記ファイバ穴が開口しているフェルールを準備する工程と、
    前記ファイバ穴に前記レンズドファイバを挿入して固定する工程と、
    前記フェルールの端面に沿って研磨することによって、前記ファイバ穴に挿入された前記レンズドファイバの前記コアレスファイバの端面を、前記レンズドファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜させる工程と
    を有することを特徴とするファイバ付きフェルールの製造方法。
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