JP2017111261A - 光接続部材 - Google Patents

光接続部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2017111261A
JP2017111261A JP2015244634A JP2015244634A JP2017111261A JP 2017111261 A JP2017111261 A JP 2017111261A JP 2015244634 A JP2015244634 A JP 2015244634A JP 2015244634 A JP2015244634 A JP 2015244634A JP 2017111261 A JP2017111261 A JP 2017111261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
optical
optical fiber
holding
collimator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015244634A
Other languages
English (en)
Inventor
章仁 三井
Akihito Mitsui
章仁 三井
藤沢 清志
Kiyoshi Fujisawa
清志 藤沢
バッハ チアゴ
Bach Tiago
バッハ チアゴ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2015244634A priority Critical patent/JP2017111261A/ja
Publication of JP2017111261A publication Critical patent/JP2017111261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】製造コストの上昇を抑制しつつ、ネットワーク環境で要求される任意の接続態様に適応して接続することのできる光接続部材を提供する。【解決手段】筒形状を有し、一端に形成された収容部20cにコリメータレンズ11を収容する一方、他端に形成された挿入孔20aから挿入される光ファイバ10を保持するインナーホルダ20と、筒形状を有し、一端に形成された第1挿入孔30bから挿入されるインナーホルダを所定位置で保持するアウターホルダ30と、を備え、アウターホルダは、内周面の一部にインナーホルダの外周面を保持する保持領域を有する構成とした。【選択図】図9

Description

本発明は、発光素子からの光を集光して光ファイバに入射したり、光ファイバから出射する光を受光素子に集光したりする場合に使用される光接続部材に関する。
光接続部材に含まれる光コリメータは、光源から出射される光を光ファイバ内で伝搬させ、必要に応じて空中に出射させる際、或いは、空中を伝搬する光を光ファイバ内に入射させる際に使用される。このような光コリメータにおいては、光の伝搬効率を確保するために、光ファイバの端面とコリメータレンズとを高精度に位置決めする必要がある。従来、製造や加工に伴うコストの上昇を抑制しつつ、簡単に光ファイバとコリメータレンズとの位置決めを行う光コリメータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の光コリメータにおいては、円筒形状を有する保持部材と、保持部材の一端に形成された収容部に収容されるコリメータレンズと、保持部材の他端に形成された挿入孔から挿入される光ファイバと、を備え、保持部材の収容部近傍に形成された陥没部に光ファイバの端面及びコリメータレンズを当接させて位置決めを行う。陥没部を基準として光ファイバ及びコリメータレンズが位置決めされるので、コストの上昇を抑制しつつ、簡単に光ファイバとレンズとの間の位置決めが可能となっている。
特開2011−227201号公報
近年、光ファイバは、従来のメタル線に比べ伝送速度が速く、電磁ノイズの影響を受けないことから、自動車内や航空機内などの様々なネットワークにおける最適な通信媒体として注目されている。光ファイバの導入が検討される様々なネットワークにおいては、そのネットワーク環境によって要求される光コリメータの接続態様が変化する。例えば、光コリメータが接続される部分は、ネットワーク環境に応じてその寸法が増減する。このため、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することができる光コリメータが要請されている。
光コネクタに内蔵される小型の光コリメータにおいては、収容空間を縮小する背景から、3mmを超える径のコリメータレンズが使用されることは少ない。一方、光コリメータにおいては、光学性能を優先するため、その外径寸法(太さ)がコリメータレンズを基準に設計されることが一般的である。したがって、外径寸法が大きい光コリメータを作成する場合には、コリメータレンズを保持するホルダ自体の厚み寸法を大きくするなどの対応が必要となる。しかしながら、ホルダ自体の厚み寸法を大きくする場合には、高精度の切削加工などの加工が必要となり、製造コストが上昇するという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、製造コストの上昇を抑制しつつ、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することができる光接続部材を提供することを目的とする。
本発明の光接続部材は、筒形状を有し、一端に形成された収容部にレンズを収容する一方、他端に形成された挿入孔から挿入される光ファイバを保持する第1保持部材と、筒形状を有し、一端に形成された挿入孔から挿入される前記第1保持部材を所定位置で保持する第2保持部材と、を備え、前記第2保持部材は、内周面の一部に前記第1保持部材の外周面を保持する保持領域を有することを特徴とする。
上記光接続部材によれば、レンズ及び光ファイバを保持する第1保持部材が第2保持部材に挿入され、所定位置で保持される。このため、ネットワーク環境で要求される接続態様に応じて第2保持部材を交換することにより、様々な接続態様に適応して光接続部材を接続することができる。一方、レンズ及び光ファイバを保持する第1保持部材は、ネットワーク環境の種別に関わらず共通して使用できるので、レンズを保持する部材に特別な切削加工などの加工を施す必要がない。また、第1保持部材は、第2保持部材の内周面の一部に形成された保持領域で保持されるので、この保持領域の内周面の一部における加工精度のみを確保すればよい。この結果、製造コストの上昇を抑制しつつ、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することが可能となる。
上記光接続部材において、前記第2保持部材は、前記保持領域よりも前記第1保持部材が挿入される一端側の内周面が、前記第1保持部材の外周面よりも大径に構成されることが好ましい。この構成によれば、第2保持部材における一端側の内周面の寸法が、第1保持部材の外周面に比べて大きくなる。このため、第2保持部材に対する第1保持部材の挿入時における接触面積を縮小することができる。これにより、第2保持部材に対して第1保持部材を挿入する際の作業効率を向上することが可能となる。
また、上記光接続部材において、前記第2保持部材は、前記保持領域よりも前記光ファイバが挿入される他端側の内周面が、前記第1保持部材の外周面よりも小径であって、前記光ファイバの外周面よりも大径に構成されることが好ましい。この構成によれば、第2保持部材における他端側の内周面の寸法が、光ファイバの外周面に比べて過度に大きくならない。このため、第2保持部材に挿入された光ファイバを第1保持部材の挿入孔にスムーズに案内することが可能となる。
さらに、上記光接続部材において、前記第2保持部材には、当該第2保持部材の外周面の寸法を局部的に調整する調整部が設けられることが好ましい。この構成によれば、調整部によって第2保持部材の外周面の寸法が局部的に調整される。このため、光接続部材が接続される対象(接続対象)の接続孔の寸法が変化する場合であっても、当該接続孔の寸法に対応して第2保持部材の外周面の寸法を調整できる。これにより、様々な接続態様に適応して光接続部材を接続することが可能となる。
例えば、上記光接続部材において、前記調整部は、前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔の内周面に当接する当接部で構成される。この構成によれば、第2保持部材に設けられた当接部が接続対象の接続孔の内周面に当接することから、接続孔の内周寸法が第2保持部材における当接部以外の外周面よりも大径である場合であっても、適切に接続対象に光接続部材を接続することが可能となる。
なお、上記光接続部材において、前記調整部は、前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔の内周面に圧接する圧接部で構成されてもよい。この構成によれば、第2保持部材に設けられた圧接部が接続対象の接続孔の内周面に圧接することから、接続孔の内周寸法が第2保持部材における圧接部以外の外周面よりも大径である場合であっても、適切に接続対象に光接続部材を接続することが可能となる。
また、上記光接続部材においては、前記第2保持部材の外周面の寸法を局部的に調整可能な調整部材を更に備えるようにしてもよい。この構成によれば、調整部材によって第2保持部材の外周面の寸法が局部的に調整される。このため、光接続部材が接続される対象(接続対象)の接続孔の寸法が変化する場合であっても、当該接続孔の寸法に対応して第2保持部材の外周面の寸法を調整できる。これにより、様々な接続態様に適応して光接続部材を接続することが可能となる。
特に、上記光接続部材において、前記調整部材は、前記第2保持部材の外周面に着脱可能に構成され、前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔の内周面に当接することが好ましい。この構成によれば、調整部材が接続対象の接続孔の内周面に当接することから、接続孔の内周寸法が第2保持部材における調整部材以外の外周面よりも大径である場合であっても、適切に接続対象に光接続部材を接続することが可能となる。また、第2保持部材の外周面に調整部材が着脱可能に構成されるので、第2保持部材を共通の構成としつつ調整部材を交換するだけで、様々な接続対象に適応して光接続部材を接続することが可能となる。
さらに、上記光接続部材において、前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔に対する挿入量を規制する規制部材を更に備えるようにしてもよい。この構成によれば、規制部材により、接続対象の接続孔に対する光接続部材の挿入量が規制されることから、接続対象に対して一定位置以上に光接続部材が挿入されるのを防止すると共に、所望の位置まで光接続部材を挿入することが可能となる。
本発明によれば、製造コストの上昇を抑制しつつ、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することが可能となる。
第1の実施の形態に係る光コリメータ及び接続対象の説明図である。 第1の実施の形態に係る光コリメータを接続対象に接続した状態の説明図である。 第1の実施の形態に係る光コリメータを接続対象に接続した状態の説明図である。 第1の本実施の形態に係る光コリメータのインナーホルダの側面図である。 図4に示すA−A矢視断面図である。 図5に示す2点鎖線B内の拡大図である。 第1の本実施の形態に係る光コリメータのアウターホルダの断面を示す模式図である。 第1の実施の形態に係る光コリメータの組立工程を説明するための模式図である。 第1の実施の形態に係る光コリメータの組立工程を説明するための模式図である。 第1の実施の形態に係る光コリメータの組立工程を説明するための模式図である。 第1の実施の形態に係る光コリメータの組立工程を説明するための模式図である。 第2の実施の形態に係る光コリメータの外観を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係る光コリメータの正面図、側面図及び接続状態図である。 第2の実施の形態の変形例に係る光コリメータの外観を示す斜視図である。 第3の実施の形態に係る光コリメータの外観を示す斜視図である。 第3の実施の形態に係る光コリメータ及び接続対象の断面を示す模式図である。
以下、本発明の複数の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明に係る光接続部材については、以下に示す実施の形態に限定されるものではなく、その発明の趣旨の範囲内で種々変形して実施することができる。以下においては、本発明に係る光接続部材の一例として、光コリメータを用いて説明する。しかしながら、本発明に係る光接続部材の適用対象については、光コリメータに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る光コリメータ及び接続対象の説明図である。図2及び図3は、第1の実施の形態に係る光コリメータを接続対象に接続した状態の説明図である。図1においては、第1の実施の形態に係る光コリメータ100が接続対象に接続される前の状態を示している。図2及び図3においては、第1の実施の形態に係る光コリメータ100が接続対象に接続された後の状態を示している。
なお、図1〜図3においては、説明の便宜上、接続対象の一部としてのスリーブSを示している。例えば、スリーブSは、割りスリーブで構成される。スリーブSは、例えば、リン青銅等の金属材料やセラミックで形成することができる。スリーブSは、概して円筒形状を有し、その中央に接続孔S0が形成されている。スリーブSは、光コリメータ100の挿入に伴って接続孔S0が押し広げられながら、接続孔S0の内周面で光コリメータ100の外周面を保持できるように構成されている。
また、図1〜図3においては、このスリーブSの両端から光コリメータ100が挿入され、接続される場合について説明する。しかしながら、光コリメータ100が接続される接続形態については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、スリーブSの一端のみに接続されるようにしてもよい。また、スリーブSでなく、接続対象に形成された接続孔S0に接続されるようにしてもよい。
図1〜図3に示すように、第1の実施の形態に係る光コリメータ100は、光ファイバ10及びコリメータレンズ11(図3参照)を保持する第1保持部材としてのインナーホルダ(以下、単に「インナー」という)20と、このインナー20を保持する第2保持部材としてのアウターホルダ(以下、単に「アウター」という)30とを含んで構成される。なお、図1においては、説明の便宜上、インナー20に光ファイバ10が保持された状態について示している。しかしながら、光ファイバ10は、後述するように、アウター30に保持されたインナー20に対して挿入される。
光コリメータ100は、図1〜図3に示すように、インナー20が保持された状態のアウター30が接続対象の一部であるスリーブSに挿入されて接続される。第1の実施の形態では、スリーブSの両端から光コリメータ100が挿入されて所定位置に固定される。所定位置に固定された状態において、双方の光コリメータ100(より具体的には、インナー20)に保持されたコリメータレンズ11は、所定の位置関係に配置される。
以下、第1の実施の形態に係る光コリメータ100の構成部品について説明する。図4は、第1の実施の形態に係る光コリメータ100のインナーホルダ20の側面図である。図5は、図4に示すA−A矢視断面図である。図4及び図5においては、適宜、インナーホルダ20に保持される光ファイバ10及びコリメータレンズ11を示している。なお、本実施の形態に係る光コリメータ100においては、光ファイバ10としてプラスチック光ファイバが好適に挿入されるが、ガラスファイバが挿入されてもよい。
図4及び図5に示すように、インナー20は、概して円筒形状を有している。インナー20の一端部(図4及び図5に示す左方側端部)には、コリメータレンズ(以下、適宜「レンズ」という)11が保持されている。一方、インナー20には、他端部(図4及び図5に示す右方側端部)に形成された挿入孔20aから光ファイバ10が挿入されている。
なお、ここでは、インナー20が円筒形状を有する場合について示している。しかしながら、インナー20の形状については、円筒形状に限定されるものではなく適宜変更が可能である。インナー20は、一端にレンズ11を保持する一方、他端に光ファイバ10を保持することを前提として任意の形状を採用することができる。代表的には、円筒形状以外の筒形状を採用することができる。また、本発明に係る光接続部材が光コリメータ以外の対象に適用される場合、コリメータレンズ11は、適用対象に必要な機能を有するレンズに置き換えられる。
インナー20は、例えば、ステンレス等の金属材料で形成される。特に加工性の点から、インナー20は、オーステナイト系ステンレスで形成されることが好ましい。図5に示すように、インナー20におけるレンズ11側の端部には、開口部20bが設けられている。この開口部20bの内側には、レンズ11を収容する収容部20cが設けられている。この収容部20cは、レンズ11の直径よりも僅かに小さい寸法に設けられ、レンズ11が圧入可能に構成されている。収容部20cは、レンズ11の表面の損傷を防止するためにレンズ11全体をその内側に収容可能な寸法に設けられている。
インナー20の内部には、光ファイバ10の外径よりも僅かに大径の貫通孔20dが設けられている。この貫通孔20dは、挿入孔20aに連通すると共に、収容部20cに連通して設けられている。また、インナー20には、その外周部から工具等により押圧加工を施すことで形成される複数の陥没部20eが設けられている。これらの陥没部20eは、収容部20cと、貫通孔20dとの間に設けられ、詳細について後述するように、レンズ11及び光ファイバ10の位置決めに利用される。
レンズ11は、例えば、ガラス材料で形成され、球形状を有するボールレンズで構成されている。図5に示すように、レンズ11は、インナー20の収容部20c内に収容された状態において、貫通孔20dに挿入された光ファイバ10の先端部に臨むように配置されている。
光ファイバ10は、例えば、プラスチック光ファイバで構成され、その中心を貫通して設けられるコア10aと、このコア10aを被覆するクラッド10bと、このクラッド10bを被覆して補強する補強層10cとから構成されている。光ファイバ10のレンズ11に対向する端面においては、コア10a、クラッド10b及び補強層10cが同一平面上に配置されている。すなわち、レンズ11に対向する端面において、コア10a、クラッド10b及び補強層10cが揃って配置されている。
また、光ファイバ10は、挿入孔20aを介して貫通孔20dに挿入され、その先端部がレンズ11の近傍でその球面に対向するように配置した状態で固定されている。第1の実施の形態に係る光コリメータ100においては、インナー20に対する光ファイバ10の挿入工程において、光ファイバ10の位置合わせを行った後、その状態でインナー20の一部に陥没部20fを設けてこの陥没部20fの内面で光ファイバ10を挟持して固定する。光コリメータ100においては、図5に示すように、インナー20における挿入孔20a側の端部近傍に複数の陥没部20fを設けて、光ファイバ10を挟持している。このような陥没部20fは、例えば、所定の工具を用いて押圧加工を施すことにより設けられる。
なお、インナー20に対する光ファイバ10の固定に関しては、これに限定されるものではなく、任意の固定方法が適用可能である。例えば、光ファイバ10は、貫通孔20dの内周面との間に塗布された接着剤によりインナー20に固定するようにしてもよい。貫通孔20dの内周面に塗布した接着剤によりインナー20を固定する場合、上述した陥没部20fを設ける必要はない。
例えば、光ファイバ10は、グレーデッドインデックス(GI)型光ファイバで構成され、ファイバ軸に垂直な断面で屈折率が連続的に変化するように構成されている。また、コア10a及びクラッド10bは、例えば、C-H結合のHをFに置換した全フッ素置換光学樹脂で構成されている。これらのように光ファイバ10を全フッ素置換光学樹脂で構成すると共に、GI型光ファイバで構成することにより高速且つ大容量通信を実現することができるものとなっている。
このような構成を有し、光コリメータ100においては、コストの上昇を抑制しつつ、簡便にレンズ11と光ファイバ10との位置決めを行うためにインナー20に設けた陥没部20eを利用する。具体的には、インナー20に設けた陥没部20e(より具体的には、陥没部20eを設けることでインナー20の内側に突出して形成される当接面)にレンズ11及び光ファイバ10の一部を当接させて位置決めを行い、これらの位置決め用のスペーサなどの構成を不要とする。これにより、コストの上昇を抑制しつつ、簡便にレンズ11と光ファイバ10とを位置決めできるものとなっている。
ここで、インナー20におけるレンズ11及び光ファイバ10の位置決め方法について図6を用いて説明する。図6は、図5に示す二点鎖線B内の拡大図である。図6に示すように、陥没部20eのうち、レンズ11に対向する部分には、レンズ11の一部が当接する一方、光ファイバ10に対向する部分には、光ファイバ10を構成するコア10a以外のクラッド10b及び/又は補強層10cの一部が当接する。このように当接した状態でレンズ11及び光ファイバ10がそれぞれインナー20の所定位置に位置決めされる。
図6に示すように、陥没部20eは、光ファイバ10の挿入方向と直交する平面(例えば、図6に示す光ファイバ10の端面と平行に配置され、陥没部20eの中心を通過する平面C)に対して、レンズ11に対向する部分の角度と、光ファイバ10に対向する部分の角度とが異なる角度に設けられている。このような陥没部20eは、例えば、先端部の形状の異なる先細の工具を用いて押圧加工を施すことにより設けられる。
このような工具で押圧加工することにより、陥没部20eは、その押圧加工時における中心軸を基準としてレンズ11に対向する部分の形状と、光ファイバ10に対向する部分の形状とが非対称に設けられることとなる。このように陥没部20eにおけるレンズ11に対向する部分の角度と、光ファイバ10に対向する部分の角度とを異なる角度とすることで、形状の異なるレンズ11と光ファイバ10との効果的に位置決めすることが可能となる。
また、本実施の形態においては、このような陥没部20eがインナー20の同一周上に複数(本実施の形態においては、3つ)設けられている。同一周上への陥没部20eの形成は、例えば、上述した先端形状の異なる工具によりインナー20の外周から同時に押圧加工を施すことが考えられる。このように同一周上に複数の陥没部20eを設けることにより、レンズ11及び光ファイバ10をそれぞれ複数の位置で当接させることができるので、より高精度にレンズ11及び光ファイバ10の位置決めを行うことが可能となる。
陥没部20eにおけるレンズ11に対向する部分は、傾斜面20eを構成する。この傾斜面20eは、図6に矢印で示す光ファイバ10の挿入方向と直交する平面(例えば、図6に示す光ファイバ10の端面と平行に配置され、陥没部20eの基端部を通過する平面D)に対する角度θが0°以上45°以下となるように設けられている。このようにレンズ11側の傾斜面20eの角度θを光ファイバ10の挿入方向と直交する平面Dに対して0°以上45°以下に設定することにより、レンズ11における光ファイバ10側の一部を支持した状態で位置決めすることができるので、レンズ11の位置精度を高めることができるものとなっている。
また、陥没部20eにおけるレンズ11に対向する部分の表面には、切削加工、プレス(押圧)加工、研削加工、エネルギービーム加工による除去加工を施すことで、レンズ11との当接面を形成している。このようにレンズ11に対向する陥没部20eの表面に除去加工を施すことで、レンズ11との当接面を形成したことから、陥没部20eにおけるレンズ11の当接面を平滑化することができるので、レンズ11の損傷を防止することができると共に、レンズ11の位置精度を更に高めることができるものとなっている。
一方、陥没部20eにおける光ファイバ10に対向する部分は、傾斜面20eを構成する。傾斜面20eは、光ファイバ10の挿入方向と直交する平面(例えば、図6に示す光ファイバ10の端面と平行に配置される平面E)に対する角度θが20°以下となるように設けられている。このように傾斜面20eの角度を平面Eに対して20°以下に設けることにより、光ファイバ10が、上述したように、コア10a、クラッド10b及び補強層10cが同一平面上に配置される光ファイバ(例えば、プラスチック光ファイバ)で構成される場合に、当該光ファイバ10の端面を陥没部20eに当接させることにより、これらの位置精度を確保し易くすることができるものとなっている。
このようにインナー20に設けた陥没部20eにレンズ11の一部及び光ファイバ10の一部を当接させて位置決めするようにしたことから、陥没部20eを基準としてレンズ11及び光ファイバ10を位置決めすることができる。これにより、別部材のスペーサをインナー20内に挿入する場合や、インナー20自体にスペーサ部を設ける場合と比べて、作業効率を向上することができ、コストの上昇を抑制しつつ、簡単にレンズ11と光ファイバ10との位置決めを行うことができる。
例えば、光ファイバを用いて自動車内や航空機内等での大容量通信を行うために用いられる光コリメータにおいて、従来のように、光ファイバとコリメータレンズとの位置決め用に隔壁(スペーサ部)を形成する場合には、金属材料等で構成される保持部材に対して切削加工などの加工処理を施す必要がある。しかしながら、上記用途で使用される光コリメータの保持部材においては、その寸法が小さくなることから、切削加工の加工精度が低下し、加工処理に伴うコスト(例えば、寸法不良製品の発生によるコスト)の増大が顕著となる。これに対し、インナー20においては、切削加工を施すことで隔壁(スペーサ部)を形成するのではなく、塑性加工を施すことで陥没部20eを形成することから、加工処理に伴うコストを大幅に低減することができる。例えば、上述した切削加工を用いた加工処理と比べて1/2〜2/3程度に低減することができる。
また、光コリメータ10のインナー20においては、陥没部20eによりレンズ11と光ファイバ10との位置決めを行う一方、貫通孔20dの内周面との間に塗布された接着剤等により光ファイバ10を固定している。この場合において、貫通孔20dは、光ファイバ10の固定に十分な長さを有して構成されていることから、光ファイバ10を位置決めした状態で堅固に固定される。このため、光ファイバ10を用いて自動車内や航空機内等での大容量通信を行うための用途において、抜き差しが繰り返し行われた場合においても、光ファイバ10とレンズ11との位置関係を維持することができる。
図7は、第1の実施の形態に係る光コリメータ100のアウター30の断面を示す模式図である。図7に示すように、アウター30は、概して円筒形状を有している。アウター30は、例えば、ステンレス等の金属材料で形成される。第1の実施の形態において、アウター30は、光コリメータ100の接続対象であるスリーブSに形成される接続孔S0の内周寸法に合わせた外径寸法に設計される。
なお、ここでは、アウター30が円筒形状を有する場合について示している。しかしながら、アウター30の形状については、円筒形状に限定されるものではなく適宜変更が可能である。アウター30は、一端にインナー20を保持する一方、他端から光ファイバ10が挿入されることを前提として任意の形状を採用することができる。代表的には、円筒形状以外の筒形状を採用することができる。
図7に示すように、アウター30の内部には、貫通孔30aが形成されている。貫通孔30aの一端部(図7に示す左方側端部)には、第1挿入孔30bが形成されている。一方、貫通孔30aの他端部(図7に示す右方側端部)には、第2挿入孔30cが形成されている。第1挿入孔30bは、アウター30に対してインナー20を挿入する際に利用される。第2挿入孔30cは、アウター30に保持されたインナー20に対して光ファイバ10を挿入する際に利用される。
貫通孔30aは、内周面の径の異なる複数(本実施の形態では、3つ)の領域で構成されている。貫通孔30aにおいては、第1挿入孔30b側の一端部近傍に内周面の径が最も大きい第1領域31が配置されている。一方、貫通孔30aの第2挿入孔30c側の他端部近傍には、内周面の径が最も小さい第2領域32が配置されている。また、貫通孔30aの中央近傍であって、第1領域31と第2領域32との間には、第1領域31の内周面よりも径が小さく、第2領域32の内周面よりも径の大きい第3領域33が配置されている。
第3領域33における内周面の径は、インナー20の外周面の径と略同一の寸法を有している。第1挿入孔30bから挿入されたインナー20は、この第3領域33の内周面にて保持される。すなわち、この第3領域33は、アウター30に挿入されたインナー20の外周面を保持する領域(以下、「保持領域」という)を構成する。以下においては、説明の便宜上、この第3領域33を「保持領域33」と呼ぶものとする。
第1領域31における内周面の径は、インナー20の外周面の径よりも大径に構成されている。一方、第2領域32における内周面の径は、インナー20の外周面の径よりも小径であって、光ファイバ10の外周面の径よりも大径に構成されている。すなわち、アウター30の内周面(すなわち、貫通孔30aの内周面)は、中央近傍に配置された保持領域33の端部を境界として、第1挿入孔30b側がインナー20の外周面よりも大径に構成される一方、第2挿入孔30c側がインナー20の外周面よりも小径に構成されている。保持領域33と異なり、第1領域31及び第2領域32は、インナー20や光ファイバ10等を保持する機能を有しない。このため、第1領域31及び第2領域32は、保持領域33に比べて寸法精度が要求されることはない。
次に、上記構成を有する光コリメータ100の組立工程について、図8〜図11を参照しながら説明する。図8〜図11は、第1の実施の形態に係る光コリメータ100の組立工程を説明するための模式図である。図8及び図9は、インナー20の一部に設けた陥没部20fで光ファイバ10を挟持する場合の組立工程を示している。一方、図10及び図11は、インナー20の貫通孔20dに塗布した接着剤で光ファイバ10を接着固定する場合の組立工程を示している。
陥没部20fで光ファイバ10を固定するインナー20を有する光コリメータ100を組み立てる場合、図8に示すように、アウター30の貫通孔30aを通過した光ファイバ10の先端(図8に示す左方側先端)に、レンズ11を保持した状態のインナー20が取り付けられる。この場合、光ファイバ10は、アウター30の第2挿入孔30cから挿入され、第1挿入孔30bを介してインナー20の挿入孔20aに挿入される。光ファイバ10は、インナー20の貫通孔20d内をレンズ11側に向けて進む。そして、光ファイバ10の先端部が陥没部20e(傾斜面20e)に当接すると、光ファイバ10の挿入作業が完了する。光ファイバ10の先端部を陥没部20eに当接するまで挿入することにより、レンズ11と光ファイバ10とを正確に位置決めすることができる。光ファイバ10が位置決めされた後、インナー20の挿入孔20a側の端部に陥没部20fが形成される。これにより、光ファイバ10が挟持される。
インナー20における光ファイバ10の位置決め及び固定が完了すると、図9に示すように、アウター30に対して光ファイバ10を保持したインナー20が挿入される。インナー20は、アウター30の第1挿入孔30bから、挿入孔20a側の端部が第2挿入孔30c側に向けて挿入される。インナー20における挿入孔20a側の端部が保持領域33に達すると、保持領域33の内周面によってインナー20の外周面が保持される。そして、インナー20が所定位置まで挿入されると、挿入作業が完了する。インナー20は、図9に示すように、挿入孔20a側の端部が第2領域32に到達する前の位置(より具体的には、保持領域33と第2領域32との境界を形成する段差部分より図9に示す左方側の位置)で停止する。このように第2領域32に到達する前にインナー20を停止することにより、挿入作業に伴ってインナー20が変形や破損する事態を防止している。
インナー20の挿入作業の完了により、本実施の形態に係る光コリメータ100が完成する。図9に示すように、光コリメータ100においては、レンズ11及び光ファイバ10を保持した状態のインナー20の外周側にアウター30が配置されている。アウター30の内部において、インナー20は、保持領域33の内周面のみで保持されている。第1領域31の内周面は、微小な間隙を挟んだ状態でインナー20の外周面に対向した状態となっている。また、光ファイバ10は、インナー20の貫通孔20dの内周面に固定されている。アウター30の第2領域32の内周面は、原則として、微小な間隙を挟んだ状態で光ファイバ10の外周面に対向した状態となっている。
一方、光ファイバ10を接着固定するインナー20を有する光コリメータ100を組み立てる場合、まず、図10に示すように、アウター30に対してレンズ11を保持したインナー20が挿入される。レンズ11は、インナー20の収容部20cにおいて、陥没部20e(傾斜面20e)に当接した状態で位置決めされている。なお、インナー20の貫通孔20dには、光ファイバ10を固定するための接着剤が塗布されている。インナー20は、アウター30の第1挿入孔30bから、挿入孔20a側の端部が第2挿入孔30c側に向けて挿入される。
インナー20における挿入孔20a側の端部が保持領域33に達すると、保持領域33の内周面によってインナー20の外周面が保持される。そして、インナー20が所定位置まで挿入されると、挿入作業が完了する。インナー20は、図10に示すように、挿入孔20a側の端部が第2領域32に到達する前の位置(より具体的には、保持領域33と第2領域32との境界を形成する段差部分より図10に示す左方側の位置)で停止する。このように第2領域32に到達する前にインナー20を停止することにより、挿入作業に伴ってインナー20が変形や破損する事態を防止している。
アウター30の所定位置までインナー20が挿入されると、図11に示すように、インナー20に対して光ファイバ10が挿入される。光ファイバ10は、アウター30の第2挿入孔30cからインナー20の挿入孔20aに向けて挿入される。光ファイバ10の先端部(図11に示す左方側端部)が、アウター30の第2領域32及び保持領域33を介してインナー20の挿入孔20aに到達すると、光ファイバ10はインナー20の貫通孔20d内をレンズ11側に向けて進む。そして、光ファイバ10の先端部が陥没部20e(傾斜面20e)に当接すると、光ファイバ10の挿入作業が完了する。光ファイバ10の先端部を陥没部20eに当接するまで挿入することにより、レンズ11と光ファイバ10とを正確に位置決めすることができる。
光ファイバ10の挿入作業の完了により、本実施の形態に係る光コリメータ100が完成する。図11に示すように、光コリメータ100においては、レンズ11及び光ファイバ10を保持した状態のインナー20の外周側にアウター30が配置されている。アウター30の内部において、インナー20は、保持領域33の内周面のみで保持されている。第1領域31の内周面は、微小な間隙を挟んだ状態でインナー20の外周面に対向した状態となっている。また、光ファイバ10は、インナー20の貫通孔20dの内周面に固定されている。アウター30の第2領域32の内周面は、原則として、微小な間隙を挟んだ状態で光ファイバ10の外周面に対向した状態となっている。
このように第1の実施の形態に係る光コリメータ100によれば、レンズ11及び光ファイバ10を保持するインナー20がアウター30に挿入され、所定位置で保持される。このため、ネットワーク環境で要求される接続態様に応じてアウター30を交換することにより、様々な接続態様に適応して光コリメータ100を接続することができる。一方、レンズ11及び光ファイバ10を保持するインナー20は、ネットワーク環境の種別に関わらず共通して使用できるので、レンズ11を保持する部材に特別な切削加工などの加工を施す必要がない。また、インナー20は、アウター30の貫通孔30aの内周面の一部に形成された保持領域33で保持されるので、保持領域33の内周面の一部における加工精度のみを確保すればよい。この結果、製造コストの上昇を抑制しつつ、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することが可能となる。
また、アウター30は、保持領域33よりも第1領域31の内周面が、インナー20の外周面よりも大径に構成されている。したがって、アウター30における一端側(第1挿入孔30b側)の内周面の寸法が、インナー20の外周面に比べて大きくなる。このため、アウター30に対するインナー20の挿入時における接触面積を縮小することができる。これにより、アウター30に対してインナー20を挿入する際の作業効率を向上することが可能となる。
さらに、光コリメータ100を組み立てる工程において、インナー20は、光ファイバ10を保持していない状態でアウター30に挿入される。一方、光ファイバ10は、アウター30に保持されたインナー20に対して、アウター30の他端側(第2挿入孔30c側)から挿入される。すなわち、光ファイバ10を保持していない状態のインナー20がアウター30に挿入される一方、アウター30に保持された状態のインナー20に対して光ファイバ10が挿入される。このため、アウター30に対するインナー20の挿入作業と、インナー20に対する光ファイバ10の挿入作業とを別々に行うことができる。このため、これらの挿入作業の効率を向上することが可能となる。
さらに、アウター30は、保持領域33よりも第2領域32の内周面が、インナー20の外周面よりも小径であって、光ファイバ10の外周面よりも大径に構成されている。したがって、アウター30における第2領域32の内周面の寸法が、光ファイバ10の外周面に比べて過度に大きくならない。このため、光ファイバ10をインナー20の挿入孔20aにスムーズに案内することが可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態に係る光コリメータ100においては、インナー20を保持するアウター30を交換することで、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することを可能とする。第2の実施の形態に係る光コリメータにおいては、アウター30の一部に、アウター30の外周面の寸法を局部的に調整する調整部を有することで、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することを可能とする点で、第1の実施の形態と相違する。
以下、第2の実施の形態に係る光コリメータについて、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、第2の実施の形態においても、光コリメータは、第1の実施の形態と同様に、接続対象であるスリーブSの両端に接続されるものとし、その詳細な説明を省略する。
図12は、第2の実施の形態に係る光コリメータ200の外観を示す斜視図である。図13は、第2の実施の形態に係る光コリメータ200の正面図(図13A)、側面図(図13B)及び接続状態図(図13C)である。なお、図13Cにおいては、説明の便宜上、光コリメータ200が接続されるスリーブSを示している。なお、図12及び図13において、第1の実施の形態に係る光コリメータ100と共通の構成については、同一の符号を付与してその説明を省略する。
図12及び図13に示すように、第2の実施の形態に係る光コリメータ200においては、アウター30の外周面に調整部としての複数のリブ34が形成されている点で、第1の実施の形態に係る光コリメータ100と相違する。リブ34以外のアウター30の構成(例えば、貫通孔30a)については、第1の実施の形態に係る光コリメータ100と同一のため、説明を省略する。
図12及び図13に示すように、アウター30には、外周面の寸法を局部的に調整する複数(本実施の形態では4つ)のリブ34が設けられている。これらのリブ34は、アウター30の外周面における第1挿入孔30b側に設けられている。すなわち、リブ34は、スリーブSに対する光コリメータ200(アウター30)の挿入方向の先端側に設けられている。これらのリブ34は、アウター30の外周面において、周方向に同一の間隔(より具体的には、90度間隔)を空けて配置されている。
各リブ34は、スリーブSに対する光コリメータ200(アウター30)の挿入方向に沿って延在して設けられている。各リブ34の先端部(第1挿入孔30b側の先端部)には、テーパ部34aが設けられている。スリーブSに対する挿入方向の先端部にテーパ部34aを設けることにより、スリーブSに対して光コリメータ200(アウター30)を挿入し易くすることができる。
第2の実施の形態に係る光コリメータ200においては、接続対象であるスリーブSに挿入される際、スリーブSの接続孔S0の内周面S1にリブ34を当接させながら挿入される(図13C参照)。すなわち、リブ34は、スリーブSの接続孔S0の内周面S1に当接する当接部として機能する。スリーブSに挿入された光コリメータ200は、図13Cに示すように、接続孔S0の内周面S1にリブ34を当接させた状態でスリーブS内に保持される。
このように第2の実施の形態に係る光コリメータ200においては、アウター30に、外周面の寸法を局部的に調整するリブ34が設けられている。このため、光コリメータ200が接続される接続対象であるスリーブSの接続孔S0の寸法が変化する場合であっても、当該接続孔S0の寸法に対応してアウター30の外周面の寸法を調整することができる。これにより、様々な接続態様に適応して光コリメータ200を接続することが可能となる。
また、アウター30に設けられたリブ34が、光コリメータ200が接続されるスリーブSの内周面S1に当接することから、スリーブSの接続孔S0の内周面S1の寸法が、アウター30の外周面(より具体的には、アウター30におけるリブ34以外の外周面)よりも大径である場合であっても、適切にスリーブSに光コリメータ200を接続することが可能となる。
特に、リブ34は、スリーブSに対する光コリメータ200(アウター30)の挿入方向に一定の長さを有している。これにより、一定の長さを有するリブ34をスリーブSの内周面S1に当接させることができるので、スリーブSに対して安定して光コリメータ200を接続することが可能となる。
なお、リブ34の構成については、上述した構成に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、アウター30の長手方向の全体に延在して設けられてもよい。また、ここでは、スリーブSの接続孔S0に当接する当接部として複数のリブ34が設けられる場合について説明しているが、これに限定されない。例えば、当接部は、アウター30の外周面に設けられた複数の突起であってもよい。
また、第2の実施の形態に係る光コリメータ200においては、アウター30の外周面の寸法を局部的に調整する調整部として複数のリブ34を設ける場合について説明している。しかしながら、この調整部の構成としては、リブ34に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、アウター30に設けられる調整部としては、スリーブSの内周面S1に圧接する圧接部で構成するようにしてもよい。
図14は、第2の実施の形態の変形例に係る光コリメータ201の外観を示す斜視図である。図14に示すように、光コリメータ201において、アウター30には、外周面の一部に、スリーブSの接続孔S0の内周面S1に圧接する圧接部として、複数の圧接爪35が設けられている。これらの圧接爪35は、アウター30の外周面における第1挿入孔30b側に設けられている。すなわち、圧接爪35は、スリーブSに対する光コリメータ201(アウター30)の挿入方向の先端側に設けられている。これらの圧接爪35は、アウター30の外周面において、周方向に同一の間隔(より具体的には、90度間隔)を空けて配置されている。
例えば、各圧接爪35は、アウター30の外周面のスリットを形成し、そのスリット内の一部をアウター30の外側に変形させることで構成される。圧接爪35は、第1挿入孔30b側の基端部35aでアウター30の外周面に連結され、第2挿入孔30c側の自由端部35bが僅かに変形可能に構成されている。なお、基端部35aは、テーパ部としての機能を有している。圧接爪35は、スリーブSに対する光コリメータ201の挿入に伴って僅かに内側に変形する。
第2の実施の形態の変形例に係る光コリメータ201においては、接続対象であるスリーブSに挿入される際、スリーブSの接続孔S0の内周面S1に圧接爪35を圧接させながら挿入される。すなわち、圧接爪35は、スリーブSの接続孔S0の内周面S1に圧接する圧接部として機能する。スリーブSに挿入された光コリメータ201は、内周面S1に対して圧接爪35を圧接させた状態でスリーブS内に保持される。
このように第2の実施の形態の変形例に係る光コリメータ201においては、アウター30に、外周面の寸法を局部的に調整する圧接爪35が設けられている。このため、光コリメータ201が接続される接続対象であるスリーブSの接続孔S0の内周面S1の寸法が変化する場合であっても、当該接続孔S0の寸法に対応してアウター30の外周面の寸法を調整することができる。これにより、様々な接続態様に適応して光コリメータ201を接続することが可能となる。
特に、アウター30に設けられた圧接爪35は、スリーブSの内周面S1の寸法に応じて変形することができる。このため、スリーブSの接続孔S0の内周面S1の寸法に応じて圧接爪35が変形することから、内周面S1の寸法が異なるスリーブSに適応して光コリメータ201を接続することが可能となる。
(第3の実施の形態)
第2の実施の形態に係る光コリメータ200(201)においては、アウター30の一部に、アウター30の外周面の寸法を局部的に調整する調整部としてリブ34や圧接爪35を有することで、ネットワーク環境で要求される様々な接続態様に適応して接続することを可能とする。第3の実施の形態に係る光コリメータにおいては、アウター30の外周面の寸法を局部的に調整可能な調整部材を備える点で第2の実施の形態と相違する。また、第3の実施の形態に係る光コリメータにおいては、接続対象に対する挿入量を規制する規制部材を備える点で第2の実施の形態と相違する。
以下、第3の実施の形態に係る光コリメータについて、第1、第2の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、第3の実施の形態においても、光コリメータは、第1、第2の実施の形態と同様に、接続対象であるスリーブSの両端に接続されるものとし、その詳細な説明を省略する。
図15は、第3の実施の形態に係る光コリメータ300の外観を示す斜視図である。図16は、第3の実施の形態に係る光コリメータ300及び接続対象(スリーブS)の断面を示す模式図である。なお、図15及び図16において、第1の実施の形態に係る光コリメータ100と共通の構成については、同一の符号を付与してその説明を省略する。
図15に示すように、第3の実施の形態に係る光コリメータ300においては、アウター30の外周面に調整部材として第1環状部材36が取り付けられる点、並びに、アウター30の外周面に規制部材として第2環状部材37が取り付けられる点で、第1、第2の実施の形態に係る光コリメータ100、200と相違する。調整部材36及び規制部材37以外のアウター30の構成(例えば、貫通孔30a)については、第1の実施の形態に係る光コリメータ100と同一のため、説明を省略する。
図15に示すように、アウター30には、外周面の寸法を局部的に調整する第1環状部材36が設けられている。第1環状部材36は、例えば、ゴムなどの弾性部材で構成することが好ましいが、金属材料などで構成することもできる。第1環状部材36は、アウター30の外周面における第1挿入孔30b側に設けられている。すなわち、第1環状部材36は、スリーブSに対する光コリメータ300(アウター30)の挿入方向の先端側に設けられている。第1環状部材36は、アウター30が挿入された状態で、スリーブSの内周面S1に当接可能な厚み寸法を有している。
また、アウター30には、スリーブSに対する光コリメータ300の挿入量を規制する第2環状部材37が設けられている。第2環状部材37は、例えば、ゴムなどの弾性部材で構成することが好ましいが、金属材料などで構成することもできる。第2環状部材37は、アウター30の外周面における第2挿入孔30c側に設けられている。すなわち、第2環状部材37は、スリーブSに対する光コリメータ300(アウター30)の挿入方向の後端側に設けられている。第2環状部材37は、アウター30が挿入された状態で、スリーブSの接続孔S0を規定する端部に当接可能な厚み寸法を有している。
なお、これらの第1環状部材36、第2環状部材37を適切に位置決めするためにアウター30の外周面に固定溝を形成することは実施の形態として好ましい。この場合には、スリーブSに対する光コリメータ300の挿入に伴って、第1環状部材36、第2環状部材37の位置がずれるのを防止することができる。
第3の実施の形態に係る光コリメータ300は、接続対象であるスリーブSに挿入される際、スリーブSの内周面S1に第1環状部材36を当接させながら挿入される。すなわち、第1環状部材36は、スリーブSの接続孔S0の内周面S1に当接する当接部として機能する。スリーブSに挿入された光コリメータ300は、図16に示すように、内周面S1に第1環状部材36を当接させた状態でスリーブS内に保持される。
また、第3の実施の形態に係る光コリメータ300においては、スリーブSに挿入される際、スリーブSの端部(図16に示す右方側端部)に第2環状部材37が当接し、スリーブSに対する光コリメータ300の挿入量を規制する。このため、スリーブSに対して光コリメータ300が一定位置以上に挿入されるのを規制することができる。
このように第3の実施の形態に係る光コリメータ300においては、アウター30に、外周面の寸法を局部的に調整する第1環状部材36が取り付けられている。このため、光コリメータ300が接続される接続対象であるスリーブSの接続孔S0の内周面S1の寸法が変化する場合であっても、当該内周面S1の寸法に対応してアウター30の外周面の寸法を調整することができる。これにより、様々な接続態様に適応して光コリメータ300を接続することが可能となる。
また、第1環状部材36は、アウター30の外周面に着脱可能に構成され、光コリメータ300が接続されるスリーブSの接続孔S0の内周面S1に当接する。これにより、第1環状部材36がスリーブSの内周面S1に当接することから、スリーブSの内周面S1の寸法がアウター30の外周面(より具体的には、アウター30における第1環状部材36以外の外周面)よりも大径である場合であっても、適切にスリーブSに光コリメータ300を接続することが可能となる。
特に、アウター30の外周面に第1環状部材36が着脱可能に構成されている。このため、アウター30を共通の構成としつつ、第1環状部材36を交換するだけで様々な接続対象に適応して光コリメータ300を接続することが可能となる。
また、第3の実施の形態に係る光コリメータ300においては、アウター30に、光コリメータ300が接続されるスリーブSに対する挿入量を規制する第2環状部材37が取り付けられている。このため、第2環状部材37により、スリーブSに対する光コリメータ300の挿入量が規制されることから、スリーブSに対して一定位置以上に光コリメータ300が挿入されるのを防止すると共に、所望の位置まで光コリメータ300を挿入することが可能となる。
特に、第2環状部材37は、アウター30の外周面に着脱可能に構成され、スリーブSの端部に当接して光コリメータ300の挿入量を規制する。このため、光コリメータ300の挿入量を確実に規制することができる。また、アウター30の外周面に第2環状部材37が着脱可能に構成されるので、アウター30を共通の構成としつつ、第2環状部材37を交換するだけで様々な接続対象に適応して光コリメータ300の挿入量を規制することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、アウター30が円筒形状を有する場合について説明している。しかしながら、アウター30の構成についてはこれに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、外形の断面が多角形(例えば、三角形や六角形)の筒形状を有してもよい。このように多角形の筒形状を有する場合には、その角部をスリーブSの接続孔S0の内周面S1に当接する当接部として利用することができる。
また、上記第2の実施の形態においては、アウター30の外周面に当接部としてのリブ34を設ける場合について説明している。しかしながら、第2の実施の形態におけるアウター30の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、アウター30の一部にスリーブSの端部に当接して光コリメータ300の挿入量を規制する規制部を設けてもよい。このようにアウター30の一部に規制部を設ける場合には、この規制部により、スリーブSに対する光コリメータ200の挿入量が規制されることから、スリーブSに対して一定位置以上に光コリメータ200が挿入されるのを防止すると共に、所望の位置まで光コリメータ200を挿入することが可能となる。
例えば、規制部は、アウター30の第2挿入孔30c側の外周面に突出して設けられる。そして、スリーブSの端部に当接して光コリメータ300の挿入量を規制することが好ましい。この場合には、光コリメータ200の挿入量を確実に規制することができる。
また、上記実施の形態においては、光コリメータ100が備えるレンズ11がボールレンズで構成される場合について説明している。しかしながら、光コリメータ100に適用されるレンズ11についてはボールレンズに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、結合対象との間で適切に伝搬される光を結合可能であることを前提として、凸レンズや凹レンズ等の任意のレンズを適用することができる。
100、200、201、300 光コリメータ
10 光ファイバ
10a コア
10b クラッド
10c 補強層
11 コリメータレンズ(レンズ)
20 インナーホルダ(インナー)
20a 挿入孔
20b 開口部
20c 収容部
20d 貫通孔
20e 陥没部
20e、20e 傾斜面
20f 陥没部
30 アウターホルダ(アウター)
30a 貫通孔
30b 第1挿入孔
30c 第2挿入孔
31 第1領域
32 第2領域
33 第3領域(保持領域)
34 リブ
35 圧接爪
36 第1環状部材
37 第2環状部材

Claims (9)

  1. 筒形状を有し、一端に形成された収容部にレンズを収容する一方、他端に形成された挿入孔から挿入される光ファイバを保持する第1保持部材と、
    筒形状を有し、一端に形成された挿入孔から挿入される前記第1保持部材を所定位置で保持する第2保持部材と、を備え、
    前記第2保持部材は、内周面の一部に前記第1保持部材の外周面を保持する保持領域を有することを特徴とする光接続部材。
  2. 前記第2保持部材は、前記保持領域よりも前記第1保持部材が挿入される一端側の内周面が、前記第1保持部材の外周面よりも大径に構成されることを特徴とする請求項1に記載の光接続部材。
  3. 前記第2保持部材は、前記保持領域よりも前記光ファイバが挿入される他端側の内周面が、前記第1保持部材の外周面よりも小径であって、前記光ファイバの外周面よりも大径に構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光接続部材。
  4. 前記第2保持部材には、当該第2保持部材の外周面の寸法を局部的に調整する調整部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光接続部材。
  5. 前記調整部は、前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔の内周面に当接する当接部で構成されることを特徴とする請求項4に記載の光接続部材。
    光接続部材
  6. 前記調整部は、前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔の内周面に圧接する圧接部で構成されることを特徴とする請求項4に記載の光接続部材。
  7. 前記第2保持部材の外周面の寸法を局部的に調整可能な調整部材を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光接続部材。
  8. 前記調整部材は、前記第2保持部材の外周面に着脱可能に構成され、前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔の内周面に当接することを特徴とする請求項7に記載の光接続部材。
  9. 前記光接続部材が接続される接続対象の接続孔に対する挿入量を規制する規制部材を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の光接続部材。
JP2015244634A 2015-12-15 2015-12-15 光接続部材 Pending JP2017111261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015244634A JP2017111261A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 光接続部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015244634A JP2017111261A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 光接続部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017111261A true JP2017111261A (ja) 2017-06-22

Family

ID=59080171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015244634A Pending JP2017111261A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 光接続部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017111261A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62296104A (ja) * 1986-05-19 1987-12-23 ソシエタ・カビ・ピレリ−・ソシエタ・ペル・アジオニ 拡大ビ−ム型コネクタ及び該コネクタにおける光ファイバ−を軸方向に位置ぎめする方法
US4889399A (en) * 1987-10-29 1989-12-26 Societa Cavi Pirelli S.P.A. Expanded beam connector for optical fibers
US20100104244A1 (en) * 2008-10-29 2010-04-29 Tyco Electronics Corporation Single-channel expanded beam connector
JP2011227201A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Mitsubishi Pencil Co Ltd 光コリメータ及びこれを用いた光コネクタ、並びに、光コリメータ用保持部材

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62296104A (ja) * 1986-05-19 1987-12-23 ソシエタ・カビ・ピレリ−・ソシエタ・ペル・アジオニ 拡大ビ−ム型コネクタ及び該コネクタにおける光ファイバ−を軸方向に位置ぎめする方法
US4889399A (en) * 1987-10-29 1989-12-26 Societa Cavi Pirelli S.P.A. Expanded beam connector for optical fibers
US20100104244A1 (en) * 2008-10-29 2010-04-29 Tyco Electronics Corporation Single-channel expanded beam connector
JP2011227201A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Mitsubishi Pencil Co Ltd 光コリメータ及びこれを用いた光コネクタ、並びに、光コリメータ用保持部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011129229A1 (ja) 光コリメータ及びこれを用いた光コネクタ、並びに、光コリメータ用保持部材
JP2006220717A (ja) 光ファイバ接続部品およびこれを使用した光ファイバ接続器
JP2008292709A (ja) 光接続部材
JP5705602B2 (ja) 光コネクタ
JP5357231B2 (ja) 光コネクタ
KR101760156B1 (ko) 광 콜리메이터 및 이를 이용한 광 커넥터
JP2012032725A (ja) 小径曲げ光コネクタ及びこの製造方法
JP2011070101A (ja) 光ファイバ固定具および光コネクタ
JP5851793B2 (ja) 光結合部材及びこれを用いた光コネクタ、並びに、光結合部材用保持部材
JP2017111261A (ja) 光接続部材
JP2015210306A (ja) 光コネクタ及び光コネクタの製造方法
JP2005326523A (ja) 光結合構造
JP2018141954A (ja) 光接続部材及び光コネクタ
JP5743676B2 (ja) 光コネクタ
JP6491418B2 (ja) 光ファイバコネクタ
JP2005316292A (ja) 光ファイバモジュール及びその製造方法
US20220019033A1 (en) Ferrule, fiber-equipped ferrule, and method for manufacturing fiber-equipped ferrule
JP5116103B2 (ja) 光ファイバコネクタ及びその組立方法
WO2018159081A1 (ja) 光接続部材及び光コネクタ
JP2005316295A (ja) 光ファイバモジュール
JP5657944B2 (ja) レンズ付き光コネクタ
JP5897864B2 (ja) 光結合部材及びこれを用いた光コネクタ、並びに、光結合部材用保持部材
JP5425866B2 (ja) 光コリメータ及びこれを用いた光コネクタ、並びに、光コリメータ用保持部材
JP4999192B2 (ja) 光ファイバコネクタ、およびその組立方法
JP2017003692A (ja) 光通信コネクタの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200204