JP6429394B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタに関する。具体的には、光コネクタ同士の接続時に、一方の光コネクタのフェルールと他方の光コネクタのフェルールを物理的に押し当てた状態を保ち、光ファイバ同士の光結合を維持するために、少なくとも一方の光コネクタのフェルールが他方のフェルールを常に押す力を供給するコイルばね等の弾性体を、光コネクタ内に取り付けるための部品の構造に関する。
従来の光コネクタには、光コネクタのフェルールの端面から突出したガイドピンを、相手側の光コネクタのフェルールの端面に設けられたガイド穴に挿入し、フェルール同士を位置決めし、フェルールの端面を物理的に押し当てることで、光ファイバ同士を光結合するものがある。そのような光コネクタは、フェルールの端面同士の押し当てを常に保つために、コイルばね等の弾性体を内部に備えている。コイルばね等の弾性体は、フェルールを先端方向に押し出すように構成され、弾性力(付勢する力)によって、フェルールの端面を相手側の光コネクタのフェルールの端面に常に押し当てることができる。
例えば、特許5518979号公報(特許文献1)に記載された矩形状の光コネクタは、フェルールを後端側から先端側に付勢するスプリング(コイルばね)の後端側への移動を、スプリング押しという押さえ部材によって規制することで、フェルールを先端方向に押し出すように構成される。スプリング押しは、両側が垂直に屈曲した屈曲部を備える矩形状の押さえ部材であり、両側にある屈曲部の外面に突出した係止爪が光コネクタのハウジング(レセプタクルハウジング)の両側内面にそれぞれ形成された係合部に係合することで、スプリング押しが光コネクタのハウジングに対して固定される。
特許5518979号公報
上述した従来例のように、矩形状の光コネクタであれば、上述したスプリング押しのような矩形状の押さえ部材の両側の屈曲部外面の係止爪によって、光コネクタのハウジングの両側内面に形成された係合部にしっかりと係合することは可能である。しかしながら、円筒状の光コネクタに、従来例のような係止爪と係合部による係合構造を採用した場合、円筒状の光コネクタのハウジングの曲面に合わせて、係止爪及び係合部を形成しなければならず、従来例に比べて光コネクタの製造に手間がかかり、円筒状の光コネクタに適した係合構造ではない。
また、従来例のような係合構造を採用した円筒状の光コネクタのハウジングが、軸方向対して時計回り又は反時計回りにねじれた場合には、ねじれにより生じる回転を係止爪と係合部による係合構造のみで規制することになり、当該係止構造に回転により生じる力が集中してしまうことで、光コネクタのハウジングと押さえ部材との係合が解除され、光コネクタが分解してしまうおそれがある。
そこで、円筒状の光コネクタにおいて、フェルールを先端方向に押し出すためのコイルばねを内部に保持するのに適した構造を有する押さえ部材であって、光コネクタの軸方向に対して時計回り又は反時計回りにねじれた場合でも、押さえ部材の回転をしっかりと規制し、回転により加わった力によって係合が容易に解除されない構造を有する押さえ部材を含む光コネクタを提供する。
本発明に係る光コネクタの1つの実施形態として、光コネクタは、
光ファイバケーブルと接続されたフェルールと、
前記フェルールの先端部を内部で保持し、相手側の光コネクタと嵌合するための嵌合部と、
前記フェルールの後端部に配置された弾性体と、
前記フェルール及び前記弾性体を内部に収容した収容部と、
前記弾性体を前記収容部内に押し込み、前記収容部に取り付けられる押さえ部材と
を含み、
前記収容部には、該収容部の内壁から突出した係止部が設けられ、
前記押さえ部材には、前記係止部を受けるためのロック部が形成され、
前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられた際に、前記収容部内に収容された前記弾性体の弾性力により前記ロック部が前記係止部に押し付けられることで固定されることを特徴とする。
本発明に係る光コネクタの好ましい実施形態として、前記押さえ部材は、該押さえ部材の側壁の一部を切り抜いて形成した切欠け部を有し、
前記切欠け部は、前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられる際に、前記係止部と前記切欠け部の位置を合わせて、前記押さえ部材が前記収容部に押し込まれることで、前記係止部が前記切欠け部を通過するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係る光コネクタの好ましい実施形態として、前記押さえ部材は、前記切欠け部に面した前記ロック部の縁を突出させて形成したロック突部を有し、
前記ロック突部は、前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられる際に、前記係止部が前記切欠け部を通過し、前記押さえ部材が前記収容部内にある面に当接した状態から前記押さえ部材を回転させることで、前記係止部を横切るように構成され、
前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられた後、前記ロック突部が前記係止部に当接することで、前記押さえ部材の回転を規制するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係る光コネクタの好ましい実施形態として、前記押さえ部材は、前記収容部の端部に取り付ける際に、前記押さえ部材を回転させるための治具を受け入れる凹状の治具受け部を有することを特徴とする。
本発明に係る光コネクタの好ましい実施形態として、前記押さえ部材は、前記弾性体と接する面に凹部を有し、
前記凹部は、前記弾性体の端部を保持してズレを規制するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係る光コネクタは、上述した従来例とは異なり、円筒形状に適した係合構造を備えており、光コネクタの軸方向に対して時計回り又は反時計回りにねじれた場合であっても、ねじれにより生じる、光コネクタの押さえ部材の回転を、光コネクタの収容部の内壁にある係止部と押さえ部材のロック突部によって、押さえ部材の回転を規制することができ、押さえ部材が光コネクタの収容部から外れることを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る光コネクタと相手側の光コネクタを示す外観図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタを示す外観図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタの部品構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタの断面図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタの収容部の端部に取り付けられる押さえ部材を示す外観図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタの収容部に押さえ部材を押し込む前の状態を示す外観図と断面図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタの収容部に押さえ部材を押し込んだ状態を示す外観図と断面図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタの収容部に押さえ部材を押し込んだ状態から右に回転させた状態を示す外観図と断面図である。 本発明の一実施形態に係る光コネクタの収容部の端部に押さえ部材が取り付けられた状態を示す外観図と断面図である。
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光コネクタと相手側の光コネクタの外観を示す。円筒状の光コネクタ100は、本発明の一実施形態に係る光コネクタである。光コネクタ100は、相手側光コネクタ150と接続するための円筒状の嵌合部102を先端部に備え、後述する押さえ部材200、コイルばね202、及び光ケーブル106と結合されたフェルール204(図3参照)を収容するための円筒状の収容部104を後端部に備えている。
円筒状の相手側光コネクタ150は、光コネクタ100の嵌合部102と嵌合して光ケーブル156と光ケーブル106を光結合するための嵌合部152を先端部に備える。相手側光コネクタ150は、嵌合部152よりも後端側に、光ケーブル156を内部に収容したコード管154を備える。光ケーブル156は、コード管154の後端部から延出している。
図2は、本発明の一実施形態に係る光コネクタの外観を示す。光コネクタ100は、上述したように、先端部に嵌合部102を備え、後端部に収容部104を備えている。光ケーブル106は、収容部104の後端部から延出している。嵌合部102と収容部104の間には、光コネクタ100を機器等の筐体に取り付けるためのフランジ部108が設けられ、フランジ部108の筐体に接する面(光コネクタ100の後端側の面)には、光コネクタ100を機器等の筐体に取り付けた際に、当該筐体とフランジ108の隙間から水の侵入を防ぐための防水パッキン110が設けられている。嵌合部102、収容部104及びフランジ部108は、ダイキャスト成形により一体に構成される。相手側光コネクタ150の嵌合部152との嵌合接続を固定するためのロック突部112が嵌合部102の外壁に設けられている。光コネクタ100の収容部104の端部には、円柱状又は円盤状の押さえ部材200が取り付けられている。
図3は、本発明の一実施形態に係る光コネクタの部品構成を示す。光コネクタ100の収容部104の端部内側は、押さえ部材200を収容し取り付けるための取付部114である。取付部114には、収容部104の端部内壁から垂直に突出した係止部116が設けられている。図3に示される実施形態では、係止部116は二つ一組で設けられており、二つの係止部116は、円筒状の取付部114において互いに対向する位置に設けられている。つまり、円筒状の取付部114において、一方の係止部116は、他方の係止部116と向かい合う位置に180度離間して設けられている。なお、係止部116の数は、二つに限定されるものではない。収容部104には、押さえ部材200の他に、コイルばね202及び光ケーブル106と結合したフェルール204が収容される。別の実施形態として、コイルばね202の代わりに、フェルール204を先端方向に押し付けることができる弾性体であれば、別の弾性体を用いてもよい。
フェルール204は、相手側光コネクタとの接続のずれを防止するための一対のガイドピン206を先端部に備える。フェルール204の上部表面には、光ファイバの芯線を固定するための接着剤208が塗布されている。光コネクタ100の収容部104に、光ケーブル106が結合されたフェルール204とコイルばね202とを収容し、コイルばね202の弾性力に抗して押さえ部材200を収容部100の端部(取付部114)に取り付けると、フェルール204と押さえ部材200との間においてコイルばね202が押し込まれて圧縮し、常にフェルール204が光コネクタ100の先端方向(相手側の光コネクタの方向)に付勢された状態となる(図4参照)。
図4は、本発明の一実施形態に係る光コネクタの断面を示し、押さえ部材200によって、コイルばね202が付勢されて、フェルール204が光コネクタ100の先端方向に常に付勢された状態を示している。収容部104の内部には、フェルール204、コイルばね202及び光ケーブル106を収容するための収容空間118がある。フェルール204は、収容空間118を先端方向又は後端方向に摺動することができるように構成されている。図4の断面図に示されているように、収容空間118は、先端方向側が狭く、後端方向側が広く形成されている。つまり、収容部104の内壁は、規制面120がある部分から先端方向に向かうにつれて徐々に狭くなるように斜めに形成されている。
フェルール204は、コイルばね202で光コネクタ100の先端方向に付勢され、収容空間118の先端部の内壁に当接して先端方向への移動が規制される。光コネクタ100が相手側光コネクタ150と接続する際に、相手側光コネクタ150が内部に備えるフェルール(図示せず)によって、フェルール204は、後端方向に押し込まれるが、コイルばね202からの弾性力を常に受けているので、フェルール204には先端方向に押し込む力が働いている。また、コイルばね202は、フェルール204を光コネクタ100の先端方向に押し込むように作用するだけでなく、押さえ部材200を後端方向に押し出すようにも作用する。
規制面120は、取付部114と収容空間118との境界に設けられ、押さえ部材200を取付部114に押し込んで取り付ける際に、押さえ部材200の先端方向への移動を規制することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係る光コネクタの収容部の端部に取り付けられる押さえ部材の外観を示す。図5(a)は、押さえ部材200の表側の面(光コネクタ100の後端部側の面)を正面から見た図である。押さえ部材200の表面には、ロック突部212、治具受け部214、ケーブル保持部216、切欠け部218、ロック部220が設けられている。ロック突部212は、押さえ部材200を光コネクタ100の取付部114に取り付けたときに、収容部104の端部内壁に設けられた係止部116に引っ掛かるように構成されている。ロック突部212は、円柱状又は円盤状の押さえ部材200の縁の厚さを薄くして形成したロック部220の表面上に形成され、押さえ部材200を凹状に切り取って形成した切欠け部218に面したロック部220の端に位置する。
治具受け部214は、円柱状又は円盤状の押さえ部材200の縁に位置し、押さえ部材200の表面(光コネクタ100の後端側の面)を削り、縁の厚さを薄くして凹状に形成した部分である。治具受け部214は、押さえ部材200を光コネクタ100の収容部104の端部(取付部114)に収容して取り付ける際に使用される治具の先端を、受けることができる。治具の先端を治具受け214に差込むことで、治具によって押さえ部材200を光コネクタ100の収容部104に押し込み、押さえ部材200を回転させることができる。
ケーブル保持部216は、押さえ部材200の縁から中心にかけて切込を入れて形成される。切込の幅は、光ケーブル106を保持することができる程度の幅である。光コネクタの収容部104の端部に押さえ部材200を取り付けた際に、収容部104に収容されたフェルール204に結合された光ケーブル106は、ケーブル保持部216から光コネクタ100の外側に出される。
切欠け部218は、円柱状又は円盤状の押さえ部材200の側壁の一部を切り抜いて形成される。切欠け部218の形状は、収容部104の内壁から突出した係止部116を通すことができる形状である。したがって、押さえ部材200を光コネクタ100の収容部104の端部に取り付ける際に、係止部116と切欠け部218の位置を合わせて、押さえ部材200を収容部104の端部に押し込むことで、係止部116は切欠け部218をすり抜けて通過することができる。
ロック部220は、円柱状又は円盤状の押さえ部材200の縁を表面から削り、厚さを薄くして形成された部分である。光コネクタ100の収容部104の端部に押さえ部材200を取り付けた際に、収容部104内に収容されたコイルばね212の弾性力により、ロック部220は係止部116の裏側の面(光コネクタの先端方向の面)に押し付けられることで固定される。すなわち、収容部104内の取付部114に押さえ部材200を取り付けた際に、ロック部220に係止部116を受け入れて、係止部116の側壁にロック部220上のロック突部212が当接することで、ねじれ等による回転を規制することができる。
図5(b)は、押さえ部材200の表面の外観を示す斜視図である。図5(b)を参照すると、ロック突部212は、ロック部220の端から突出していることが確認できる。図5に示される押さえ部材200の1つの実施例では、ロック部220は、押さえ部材200の表面を削って、厚さを半分程度にして形成されたものである。
図5(c)は、押さえ部材200の裏面の外観を示す斜視図である。押さえ部材200の裏面(コイルばね202と接する面)には、凹部222と凹部側壁224がさらに形成されている。凹部222は、押さえ部材200の中心部を円状に一定の深さで削って形成され、光ケーブル106を内側に通し、フェルール204の後端に配置されるコイルばね202の端部を保持することができる。凹部222は、コイルばね202が縮んだとき等に、コイルばね202の端部のズレを規制することができる。より具体的には、凹部222の側壁である凹部側壁224によって、コイルばね202が押さえ部材200の中心からずれて移動することを防止することができる。
図6から9は、本発明の一実施形態に係る光コネクタの収容部に押さえ部材を押し込んで取り付ける際の各段階の状態を示す外観図と断面図である。図6は、光コネクタ100の収容部104の端部(取付部114)に押さえ部材200を押し込む前の状態を示す。図6(a)を参照すると、押さえ部材200は、ケーブル保持部216に光ケーブル106が通されており、治具受け部214に図示しない治具の先端が差込まれ、係止部116と切欠け部218の位置を合わせるように保持されている。
図6(b)は、収容部104内の状態を示しており、光ケーブル106と結合されたフェルール204とコイルばね202が収容部104に収容されている。この時点では、コイルばね202に力は加わっておらず、弾性力は作用していない。
図7(a)は、押さえ部材200を収容部104の奥まで押し込んだ状態を示す。押さえ部材200を押し込んだことで、切欠け部218は、位置が合わされて正面にある係止部116を通し、係止部116は切欠け部218をすり抜けて、押さえ部材200の裏面側から表面側に位置することになる。
図7(b)は、押し込まれた押さえ部材200の収容部104内の状態を示す。押さえ部材200が押し込まれると、押さえ部材200の裏面が、収容部104内の取付部114と収容空間118の境界にある規制面120に当接して、それ以上奥に押し込まれることが規制される。押さえ部材200を規制面120に当接するまで押し込むと、押さえ部材200の表面にあるロック突部212は、係止部116の裏側に回り込むことができる。コイルばね202は、押さえ部材200を押し込んだことにより、縮んだ状態となる。
図8は、図7に示す状態から押さえ部材を右に所定角度(例えば、45度)回転させた状態を示す。図8(a)を参照すると、押さえ部材200は、治具受け部214に先端が差込まれた治具(図示せず)によって、右に回転させられている。図8(b)は、収容部104の内の状態を示しており、図8(b)を参照すると、ロック突部212が、係止部116の裏側の面を横断して、係止部116の一方の側面から他方の側面に移動し、ロック部220がちょうど、係止部116の裏面と向い合せの位置に移動していることが分かる。
図9は、図8に示す状態から押さえ部材の押し込みをやめて、光コネクタの端部に押さえ部材を取り付けた状態を示す。図9(a)は、押さえ部材200が収容部104の端部に取り付けられた状態を示す。押さえ部材200は、収容部104内のコイルばね202により押し出す方向に付勢する力を受けて、収容部104の端部で固定される。
図9(b)は、押さえ部材200を取り付けた後の収容部104の内部の状態を示す。押さえ部材200は、コイルばね202からの弾性力を受けて、ロック部220に係止部116の裏面が押し付けられて固定されている。また、係止部116の一方の側面から係止部116の裏面を横断して他方の側面に移動したロック突部212は、ロック部220とロック突部212によって係止部116の裏面側を包みこむかたちとなり、光コネクタ100が軸方向に対して時計回り又は反時計回りにねじれた場合に、ロック部220上のロック突部212が当接することで、ねじれ等による回転を規制することができる。
本発明に係る光コネクタは、光ファイバケーブルの敷設工事等において、ケーブルを接続する際に利用することができる。
100 光コネクタ
102 嵌合部
104 収容部
106 光ケーブル
108 フランジ部
110 防水パッキン
112 ロック突部
114 取付部
116 係止部
118 収容空間
120 規制面
150 相手側光コネクタ
152 嵌合部
154 コード管
156 光ケーブル
200 押さえ部材
202 コイルばね(弾性体)
204 フェルール
206 ガイドピン
208 接着剤
212 ロック突部
214 治具受け部
216 ケーブル保持部
218 切欠け部
220 ロック部
222 凹部
224 凹部側壁

Claims (3)

  1. 光ファイバケーブルと接続されたフェルールと、
    前記フェルールの先端部を内部で保持し、相手側の光コネクタと嵌合するための嵌合部と、
    前記フェルールの後端部に配置された弾性体と、
    前記フェルール及び前記弾性体を内部に収容した収容部と、
    前記弾性体を前記収容部内に押し込み、前記収容部に取り付けられる押さえ部材と
    を含み、
    前記収容部には、該収容部の内壁から突出した係止部が設けられ、
    前記押さえ部材には、前記係止部を受けるためのロック部が形成され、
    前記ロック部は、前記押さえ部材の縁に形成され、前記ロック部が形成された前記縁の厚さは、前記押さえ部材の厚さよりも薄く、
    前記押さえ部材は、該押さえ部材の側壁の一部を切り抜いて形成した切欠け部と、該切欠け部に面した前記ロック部の縁を突出させて形成したロック突部とを有し、
    前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられた際に、前記収容部内に収容された前記弾性体の弾性力により前記ロック部が前記係止部に押し付けられることで固定され
    前記切欠け部は、前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられる際に、前記係止部と前記切欠け部の位置を合わせて、前記押さえ部材が前記収容部に押し込まれることで、前記係止部が前記切欠け部を通過するように構成され、
    前記ロック突部は、前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられる際に、前記係止部が前記切欠け部を通過し、前記押さえ部材が前記収容部内にある面に当接した状態から前記押さえ部材を回転させることで、前記係止部を横切るように構成され、
    前記押さえ部材が前記収容部に取り付けられた後、前記ロック突部が前記係止部に当接することで、前記押さえ部材の回転を規制するように構成されたことを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記押さえ部材は、前記収容部の端部に取り付ける際に、前記押さえ部材を回転させるための治具を受け入れる凹状の治具受け部を有することを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  3. 前記押さえ部材は、前記弾性体と接する面に凹部を有し、
    前記凹部は、前記弾性体の端部を保持してズレを規制するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光コネクタ。
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