JP2020046582A - Lc用ユニブーツプラグコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な作業でまた芯線を露出させること無く極性変更(ロールオーバー)を行うことができ、APCにも対応し、Push/Pullにも対応することで高密度実装が可能なLC用ユニブーツプラグコネクタを提供する。【解決手段】ラッチ一体レバー40に対してタブTを通じてスライダ30を後方に引っ張り、スライダ30に設けたカム傾斜面部に沿ってピン形状部46が下方に押されて中間アーム部42先端を下方に湾曲変形させ、アダプタ内の係止溝に対するラッチ43の係止部44による引っ掛かりを解除させて引き抜き可能にしてなるスライダレバー連結体20をホルダに対し脱着自在に設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、一対のLC型光コネクタを有する双方向通信用の主としてユニブーツタイプの2芯型のLC用ユニブーツプラグコネクタに関する。
従来、インターネット等の普及に伴い、光コネクタの一種として、入力用の光コネクタと出力用の光コネクタとを有する双方向通信用の2芯型光コネクタユニットの需要が急増している。この場合の2芯型光プラグコネクタは、その極性反転のために一対の光コネクタの場所を入れ替える必要性が生じる。
そこで、近年においては、一対の光コネクタの位置を入れ替え可能にするために、上記2芯型光プラグコネクタとしては、一対の光ファイバケーブル(図示省略)の先端に取り付けられた一対の光コネクタの各フェルールハウジングを保持するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングから後方に延びた一対の光ファイバケーブルそれぞれを同時に保護する単一のブーツ(ユニブーツ構造)とを備える。
具体的には、特許文献1に示すように、一対の光コネクタの各フェルールハウジングを保持して一体となし、当該各フェルールハウジングから後方に延びた一対の光ファイバケーブルの芯線それぞれを収容する保持体と、該保持体から後方に延びた一対の光ファイバケーブルそれぞれを同時に保護するブーツと、前記保持体に対し脱着自在に設けられたレバー連結体とを備え、前記レバー連結体は、一対のラッチレバーが前記各フェルールハウジングに対応すべく、前記レバー連結体後端に取り付けられた操作レバーの先端側に連設して弾発性を付与して形成されている2芯型光プラグコネクタが公知である。
上記2芯型光プラグコネクタの使用に際し、一対の光コネクタを光アダプタの各挿入開口部に挿入する。このとき、ラッチレバーの各中間部両側に突設された係止部が各挿入開口部の上縁に当たっていったんは押下げられた後に、前記操作レバーと前記各ラッチレバーとの間の弾発性によって当該係止部は、光アダプタに設けられた係止溝と係合する。これによって前記光コネクタは光アダプタから抜脱を阻止される。
光アダプタの各挿入開口部から一対の光コネクタを引き抜く際には、前記操作レバーと前記各ラッチレバーとの間の弾発性に抗して当該操作レバーを手で下方に押圧する。すると、前記各ラッチレバーは中間部両側に突設された係止部と共に同時に押下げられ、当該係止部は、光アダプタに設けられた係止溝に対する係合が解除される。これにより前記ラッチレバーの係合突部後端のテーパ面および前記レバー連結体の弾力性の機能によって一対の光コネクタは光アダプタの各挿入開口部からスムーズに取り外される。
特開2016−40587号公報
しかしながら、上記した特許文献1に示す2芯型光プラグコネクタにおいては、プラグを引き抜く際には、保持体の上面側に取り付けられている操作レバーを手で下方に押圧しつつ引き抜くため、主として高密度実装による光コネクタシステムでは、接続中の他のプラグを誤って抜いてしまう虞がある。この誤脱は、特に光伝送路が高密度に装備されたLAN関係等で使用される光コネクタにおいて生じる。
また、上記した特許文献1に示す2芯型光プラグコネクタにおいては、保持体からレバー連結体を取り外すことでフェルールの左右の位置が変えられても、各フェルール自体の上下反転はできないため、フェルール先端が斜め凸球面状に研磨したAPC研磨(Angled PC)による構成では対応できない。
因みに、映像伝送等で多く使用されるAPC研磨(Angled PC)によるフェルールは、当該フェルール先端を斜め凸球面状に研磨することで反射光を光源側に戻さないようにした構成であって、PC研磨(Physical Contact)やSPC研磨(Super PC)によるフェルールとの接続互換性はない。しかも、APC研磨(Angled PC)による方法は、ファイバ同士の接触部分における反射光減衰量を55dB以上に容易に実現できるが、一方のフェルールの軸周りの回転を小さく抑制する必要がある。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、光アダプタの各挿入開口部から一対の光コネクタを引き抜く際に、接続中の他の一対の光コネクタを誤って抜いてしまうのを防止でき、これにより利便性に優れた諸々のプラグセキュリティシステムを構築可能にすると共に、簡単な作業で芯線を露出させること無く一対の光コネクタの極性変更(ロールオーバー)を行うことができ、且つAPC研磨(Angled PC)によるフェルールにも対応し、またPush/Pullにも対応することで高密度実装が必要だというニーズにもこたえることができるLC用ユニブーツプラグコネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、一対の光コネクタの各プリアッセを保持して一体となし、前記各プリアッセから後方に延びた一対の光ファイバケーブルの芯線それぞれを収容するホルダと、前記ホルダから後方に延びた一対の光ファイバケーブルそれぞれを同時に保護するブーツと、前記ホルダに対し脱着自在に設けられたスライダレバー連結体とを備え、
前記スライダレバー連結体は、コネクタ引き抜き用のタブを後端に装着してなるスライダと、
前記スライダを上側から挟み込むようにして前記ホルダに固定されるラッチ一体レバーとを備え、
前記ラッチ一体レバーは、前記ホルダに対し左右両側から挟持固定させるための左右一対の係止挟持片を備え且つ前記スライダを前後方向に所定距離だけスライド自在とするよう前記スライダの中央幅狭部分が係合する溝形状部を有する保持ベース部と、
前記保持ベース部から前方に向けて二股状に延設された中間アーム部と、
前記中間アーム部を介して側面視略への字型を呈するよう連設されて弾発性を付与して形成され且つ各中間部両側にアダプタの係止溝に係合される係止部を突設してなるラッチと、
前記中間アーム部の先端側に形成されたピン形状部と、
前記ラッチの先端に形成された係合突部とを備え、
前記スライダはその前端において内側にカム傾斜面部を備えた一対のラッチ挿入開口部を備え、
前記ラッチはその先端側からラッチ挿入開口部に挿入されて、前記プリアッセの係合凹部に前記ラッチ先端の係合突部が係合されるとともに、前記中間アーム部のピン形状部が前記カム傾斜面部に各当接保持されてなることを特徴とする。
前記スライダレバー連結体は、前記ラッチ一体レバーに対して前記タブを通じてスライダを後方に引っ張り、前記スライダに設けたカム傾斜面部に沿って前記ピン形状部が下方に押されて前記中間アーム部先端を下方に湾曲変形させ、アダプタに形成された係止溝に対するラッチの係止部による引っ掛かりを解除させて引き抜き可能にしてなることを特徴とする。
前記スライダレバー連結体は、前記スライダの下面側に設けたガイド用キー突起が前記ホルダの上面側に設けたガイド用キー溝の前側端に当接したときを基準位置とし、前記基準位置からタブを通じてスライダを後方に引っ張るとスライダに設けた前記カム傾斜面部にラッチ一体レバーの前記ピン形状部が当たり、カム傾斜面部に沿ってピン形状部が下方に押されるように前記中間アーム部が下方へ変形することを特徴とする。
前記スライダレバー連結体は、前記スライダが前記基準位置から後方へスライドしたときに、前記スライダの下面側に設けた突起型溝形状部が前記ホルダの上面側に設けた溝形状部に係合するよう形成されてなることを特徴とする。
前記ホルダは、カシメホルダとカシメリングアッセイを介して前記ブーツが取り付けられ、前記カシメホルダを軸として前記ホルダは回転自在となすとともに、更に前記各プリアッセは自体の軸筒部で前記ホルダに保持されてそれぞれ回転自在としたことを特徴とする。
前記各プリアッセはそれぞれの軸筒部の端部において前記ホルダに対し回動可能に係止される円形フランジ部を有し、前記円形フランジ部の周面には係止突起を備え、前記各プリアッセが角度0°の正位置と角度180°の反転位置で前記係止突起が係止されるよう前記ホルダにストッパ面を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光アダプタの各挿入開口部から一対の光コネクタを引き抜く際に、接続中の他の一対の光コネクタを誤って抜いてしまうのを防止でき、諸々のプラグセキュリティシステムを構築可能にする。また、簡単な作業で且つ芯線を露出させること無く一対の光コネクタの極性変更(ロールオーバー)を行うことができ、しかもAPC研磨(Angled PC)によるフェルールにも対応し、さらにPush/Pullにも対応することで高密度実装が必要だというニーズにもこたえることができる。
すなわち、本発明では、一対の光コネクタの各プリアッセを保持して一体となし、前記各プリアッセから後方に延びた一対の光ファイバケーブルの芯線それぞれを収容するホルダと、前記ホルダから後方に延びた一対の光ファイバケーブルそれぞれを同時に保護するブーツと、前記ホルダに対し脱着自在に設けられたスライダレバー連結体とを備え、
前記スライダレバー連結体は、コネクタ引き抜き用のタブを後端に装着してなるスライダと、
前記スライダを上側から挟み込むようにして前記ホルダに固定されるラッチ一体レバーとを備え、
前記ラッチ一体レバーは、前記ホルダに対し左右両側から挟持固定させるための左右一対の係止挟持片を備え且つ前記スライダを前後方向に所定距離だけスライド自在とするよう前記スライダの中央幅狭部分が係合する溝形状部を有する保持ベース部と、
前記保持ベース部から前方に向けて二股状に延設された中間アーム部と、
前記中間アーム部を介して側面視略への字型を呈するよう連設されて弾発性を付与して形成され且つ各中間部両側にアダプタの係止溝に係合される係止部を突設してなるラッチと、
前記中間アーム部の先端側に形成されたピン形状部と、
前記ラッチの先端に形成された係合突部とを備え、
前記スライダはその前端において内側にカム傾斜面部を備えた一対のラッチ挿入開口部を備え、
前記ラッチはその先端側からラッチ挿入開口部に挿入されて、前記プリアッセの係合凹部に前記ラッチ先端の係合突部が係合されるとともに、前記中間アーム部のピン形状部が前記カム傾斜面部に各当接保持されてなるので、
一対のLC型光コネクタを有する双方向通信用の主としてユニブーツタイプの2芯型のLC用ユニブーツプラグコネクタにおいて、光アダプタの各挿入開口部から一対の光コネクタを引き抜く際に、スライダレバー連結体は、ラッチ一体レバーに対してタブを通じてスライダを後方に引っ張ることで容易に引き抜くことができ、接続中の他の一対の光コネクタを誤って抜いてしまうのを防止できる。
前記スライダレバー連結体は、前記ラッチ一体レバーに対して前記タブを通じてスライダを後方に引っ張り、前記スライダに設けたカム傾斜面部に沿って前記ピン形状部が下方に押されて前記中間アーム部先端を下方に湾曲変形させ、アダプタに形成された係止溝に対するラッチの係止部による引っ掛かりを解除させて引き抜き可能にしてなるので、アダプタの係止溝に対するラッチの係止部の係脱を、接続中の他のLC型光コネクタに干渉することなく、タブの操作でスムーズに行わせることができる。しかも、ラッチは、中間アーム部の変形を介して下方に移動し、アダプタの係止溝に対するラッチの係止部を外すので、ラッチ自体に過度な負担(加重)を掛けることがない。
前記スライダレバー連結体は、前記スライダの下面側に設けたガイド用キー突起が前記ホルダの上面側に設けたガイド用キー溝の前側端に当接したときを基準位置とし、前記基準位置からタブを通じてスライダを後方に引っ張るとスライダに設けた前記カム傾斜面部にラッチ一体レバーの前記ピン形状部が当たり、カム傾斜面部に沿ってピン形状部が下方に押されるように前記中間アーム部が下方へ変形するので、中間アーム部に過度な加重を掛けることなく、アダプタの係止溝に対するラッチの係止部の係脱が確実に行える。
前記スライダレバー連結体は、前記スライダが前記基準位置から後方へスライドしたときに、前記スライダの下面側に設けた突起型溝形状部が前記ホルダの上面側に設けた溝形状部に係合するよう形成されてなるので、カム傾斜面部がピン形状部を下方へ押す力が作用している時、反力としてピン形状部からカム傾斜面部を介してスライダを上方に押す力が生じるが、反力が生じている時には、突起型溝形状部が溝形状部に係合することで上方への反力を受け止めることができ、スライダの浮き上がりを未然に防止することができる。
前記ホルダには、カシメホルダとカシメリングアッセイを介して前記ブーツが取り付けられ、前記カシメホルダを軸として前記ホルダは回転自在となすとともに、更に前記プリアッセは自体の軸筒部で前記ホルダに保持されて回転自在としたので、スライダレバー連結体をホルダからいったん取り外すことで、ホルダを軸方向の廻りに180°回転させ、その後にスライダレバー連結体を組み付けることで極性変更(ロールオーバー)が可能となる。
前記各プリアッセはそれぞれの軸筒部の端部において前記ホルダに対し回動可能に係止される円形フランジ部を有し、前記円形フランジ部の周面には係止突起を備え、前記各プリアッセが角度0°の正位置と角度180°の反転位置で前記係止突起が係止されるよう前記ホルダにストッパ面を対設したので、ホルダ部を180°回転させると同時に、各プリアッセを軸方向の廻りに回転させ、角度180°の回転位置でホルダのストッパ面に係止突起が係止されることでAPC研磨(Angled PC)によるフェルール対応の極性変更(ロールオーバー)が可能となる。
本発明を実施するための一形態を示すLC用ユニブーツプラグコネクタのスライダレバー連結体であり、(a)は分解斜視図、(b)は組み付け後の斜視図である。 スライダレバー連結体を外した状態の2芯型のLC用ユニブーツプラグコネクタを示し、(a)は分解斜視図、(b)は組み付け後の斜視図である。 スライダレバー連結体を取り付けた状態の2芯型のLC用ユニブーツプラグコネクタを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)の矢視方向から視たM−M断面図である。 プリアッセの一例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図である。 同じくプリアッセの一例を示し、(a)は斜め前方から視た斜視図、(b)は斜め後方から視た斜視図、(c)は図4(c)のA−A断面図である。 ホルダの一例を示し、(a)は斜め上方から視た斜視図、(b)は斜め下方から視た斜視図である。 同じくホルダの一例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 同じくホルダの一例を示し、(a)は図7(c)のB−B断面図、(b)は図7(c)のC−C断面図である。 ラッチ一体レバーの一例を示すもので、(a)は斜め前方から視た斜視図、(b)は斜め後方から視た斜視図である。 同じくラッチ一体レバーの一例を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 スライダの一例を示すもので、(a)は斜め後方から視た斜視図、(b)は斜め前方から視た斜視図、(c)は斜め下方から視た斜視図である。 同じくスライダの一例を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 同じくスライダの一例を示すもので、(a)は図12(a)のD−D断面図、(b)は図12(a)のE−E断面図である。 同じくスライダの一例を示すもので、(a)はスライダにタブを取り付けた状態の平面図、(b)は(a)のF−F断面図である。 スライダレバー連結体の全体構成を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のH−H断面図、(c)は(a)のG−G断面図である。 LC用ユニブーツプラグコネクタの全体構成を示し、(a)は拡大した正面図、(b)は側面図である。 同じくLC用ユニブーツプラグコネクタの全体構成を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のJ−J断面図、(c)は(a)のI−I断面図、(d)は(a)のK−K断面図である。 同じくLC用ユニブーツプラグコネクタの使用状態を示し、(a)はアダプタに挿入する前の状態を示す説明図、(b)はアダプタに挿入した状態の説明図、(c)はラッチの変形前の状態の概略を示す説明図、(d)はラッチの変形後の状態の概略を示す説明図である。 ロールオーバー操作の説明図であり、(a)はスライダレバー連結体を取り外した状態の斜視図、(b)乃至(d)は各プリアッセを漸次180°まで回転する途中状態の斜視図、(e)は各プリアッセの回転完了の状態の斜視図である。 同じくロールオーバー操作の説明図であり、(a)乃至(c)はホルダを180°回転する途中状態の斜視図、(d)はホルダの回転完了の状態の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明に係るLC用ユニブーツプラグコネクタの実施の一形態を詳細に説明する。
本発明に係るLC用ユニブーツプラグコネクタは、図1、図2及び図3に示すように、何れも同一構造によるLC型光コネクタの各プリアッセA、Bを保持し且つ当該各プリアッセA、Bから後方に延びた一対の光ファイバの芯線P(図4(d)、図5(c)参照)それぞれを収容するホルダ1と、該ホルダ1から後方に延びた一対の光ファイバケーブル(図示省略)それぞれを同時に保護するブーツ2と、前記ホルダ1に対し上方向から脱着自在となるよう取付けられるスライダレバー連結体20とを備えている。
<プリアッセの構成>
前記プリアッセA、B(各プリアッセA、Bは何れも同一構造である)は、図4、図5に示すように、前記光ファイバの芯線Pが挿通される挿通孔を有するフェルールFと、該各フェルールFのフランジ部(図示省略)を介して後方に延設されたチューブ(図示省略)を内周に保持して収容するフェルールハウジング10A、10Bと、該フェルールハウジング10A、10Bに内蔵され前記フランジ部に一端が係止されるコイルスプリング(図示省略)と、該フェルールハウジング10A、10Bの後部開放側を閉塞するエクステンダーキャップEとから概ね構成されている。尚、このエクステンダーキャップEはその中央孔を通って光ファイバケーブルが後方に引き出されるとともに、前記コイルスプリングの他端を係止する機能を有している。
また、前記不図示のフランジ部とエクステンダーキャップEとの光軸方向間に前記コイルスプリングが圧縮状態で装着されていることで、このコイルスプリングの弾性力により、フェルールFは先端側に付勢される。さらに、フェルールハウジング10A、10B自体は、エクステンダーキャップEの後部外周面に形成された円形括状の軸筒部3を介して、前記ホルダ1前側の上下凹部13a、13b間(後述する図6、図7、図8参照)に回転自在に保持される。
前記軸筒部3の端部には円形フランジ部4が連設されており、前記ホルダ1の上下凹部13a、13b間に回動可能に係止される。すなわち、前記円形フランジ部4の周面の一箇所には係止突起4Aが形成され、前記ホルダ1の後述する上下凹部13a、13bに形成されたストッパ面S(図3(b)、図8(b)参照)に、各フェルールハウジング10A、10Bが角度0°の正位置と角度180°の反転位置で前記係止突起4Aが係止されるようにしてある。さらに、前記フェルールハウジング10A、10B(各プリアッセA、B)の各上下2面には、平面視略矩形状で内底面が正面視略円弧状の凹面となった係合凹部Vが凹設されており、後述するスライドレバー連結体20の各ラッチ43の先端部が各係合されるようにしてある。
<ホルダの構成>
前記ホルダ1は、図6、図7、図8に示すように、下側半割体1Aと上側半割体1Bとの上下二分割構造による略角筒半割形状をなしており、下側半割体1Aの左右側壁に形成されている凹所内側の被係止部8b(図2(a)、図6(b)参照)に、上側半割体1Bの左右側壁に形成されている係止片8aの下端から内方に向けた係止爪(図示省略)が係合されることで、各半割体1A、1Bそれぞれが一体化されて全体略角筒形状の前記ホルダ1となる。而して、下側半割体1Aの左右側壁の被係止部8b後方にもガイド溝8cが縦設され該ガイド溝8cに上側半割体1Bの左右両壁に設けられた係止片24が係合される。このとき、前記ガイド溝8cは前側の被係止部8bより深く形成され、前記係止片24が係合されたときでも後述するラッチ一体レバー40の後部両側に設けられた係止挟持片41Aが前記係止片24の外側被係止溝24aに重合しつつ嵌合するものとなっている。
そして、前記各半割体1A、1Bの前側には、上記フェルールハウジング10A、10Bそれぞれの後部に形成されている前記軸筒部3、3を回転自在に各係合させるための凹部13a、13aが各形成されるとともに、前記ホルダ1の後端部には筒状のカシメホルダ21(図17(c)参照)先端の大径のフランジ部21aが各半割体1A、1B間に回転自在となって挟持され、このカシメホルダ21の後側の縮径部21bには、先端にカシメリング22aを備えた熱収縮チューブ22(カシメリングアッセイ)の当該カシメリング22a側が外嵌合されて外周からカシメ固定される。
さらに、前記各半割体1A、1B間には、フェルールハウジング10A、10Bそれぞれの後部から延びた各芯線Pがそれぞれ収容され、前記カシメホルダ21には各芯線Pを内挿した一対の光ファイバケーブル端が1つに纏めて挿通され、該カシメホルダ21を通って後方に延びている。また、前記カシメリング22aには、前記熱収縮チューブ22を覆うようにブーツ2の先端開口部側が外挿固定される。
前記ホルダ1の前端側上下面の中央2箇所と左右両端各1箇所の上下で各4箇所には正面視略コ字溝状の溝形状部23が形成され、この溝形状部23に対応して後述するスライダ30の下面側の中央2箇所と左右両端各1箇所の合計4箇所には正面視略コ字溝状の突起型溝形状部31が形成されおり、該スライダ30が後述する基準位置から後方へスライドしたときに、前記突起型溝形状部31と溝形状部23とが互いに噛み合った状態となって係合することで、スライダ30の浮き上がりを防止している。
<スライダレバー連結体の構成>
図1、図2、図3に示すように、前記スライダレバー連結体20は、コネクタ引き抜き用のタブTを後端に装着してなるスライダ30と、該スライダ30を上側から挟み込むようにして前記ホルダ1に装着固定されるラッチ一体レバー40とから概ね構成されている。
<ラッチ一体レバーの構成>
図9、図10、図15、図16、図17に示すように、前記ラッチ一体レバー40は、幅広な1枚の扁平状の保持ベース部41と、該保持ベース部41から前方に向けて二股状に延設された中間アーム部42、42と、該中間アーム部42、42を介して側面視略への字型を呈するよう各連設されて弾発性を付与してなるラッチ43、43とを備えている。
前記保持ベース部41の左右両端には、縦長矩形板状の係止挟持片41A、41Aを備え、前記スライダ30を上側から挟み込むようにして、前記ホルダ1の左右両側面に形成された被係止溝24a、24aに各係止挟持片41A、41Aを嵌合させ、各係止挟持片41A、41Aの下端内側に突設した係止突起41B、41Bが、前記被係止溝24、24に形成された係止部24A、24Aに係合することで、保持ベース部41(ラッチ一体レバー40)をホルダ1の左右両側から挟持固定させる。
前記保持ベース部41には、スライダ30の中央幅狭部分32が係合する溝形状部48を有し、前記スライダ30の左右方向の位置規制をしている。すなわち、前記スライダ30の中央幅狭部分32の幅寸は、ラッチ一体レバー40に設けた溝形状部48と係合するように設定されている。そして、前記スライダ30をラッチ一体レバー40に組んだ時、当該スライダ30はこの溝形状部48に沿って前後(軸方向)に移動するようになっている。
また、前記保持ベース部41の幅方向両側には、後方角部において上面側の一部が平面視略L字状に切欠してなるスライド保持用溝部47、47が形成されており、前記スライダ30の後部上面の左右両端から前方(軸方向)に向けて突設した矩形ブロック状の係止突起33、33が当該スライド保持用溝部47、47に係合している。これら係止突起33、33によってその下部側には押圧面部33A、33Aが形成され、前記タブTが前方に押されてスライダ30が前方に移動した際には、前記押圧面部33Aによって前記ホルダ1が前方に押される。
前記ラッチ43、43は、その各中間部両側(合計4箇所)に係止部44、44を突設してあり、既述のフェルールFが割りスリーブWに嵌合したことを契機に係止部44はアダプタQ(図18参照)の係止溝Q1に係合される。また、前記中間アーム部42、42の先端側(ラッチ43と中間アーム部42との連結部分)には、中間アーム部42、42の幅寸法よりも若干長い円柱によるピン形状部46、46が、中間アーム部42、42の長さ方向に対して横向きとなった状態で付設されている。
前記各ラッチ43、43の先端部には係合突部45、45が形成され、これらに対応して前記各フェルールハウジング10A、10Bそれぞれの上下2面には、前記各ラッチ43、43の係合突部45、45を脱着自在に係合するための一対の係合凹部V、Vが形成されている。また、前記係合突部45、45の下面は正面視略円弧状の凹面に、前記係合凹部V、Vの内底面は凸面に互いに対応するように形成されており、これによって前記係合突部45、45と前記係合凹部V、Vとは密着状態を維持して横方向にズレ無く所定位置で係合連結されるものとなっている。
<スライダの構成>
前記スライダ30は、図11、図12、図13に示すように、その中間部に前記保持ベース部41の下面の溝形状部48が係合する中央幅狭部分32が形成された略扁平ブロック状となって形成されている。また、前記スライダ30の後部側は中央幅狭部分32よりも幅広で、その上面にはT字形溝部34が形成されており、既述のタブT先端のT字形突起Taが組み付けられる。なお、前記スライダ30のT字形溝部34の位置する下面は、ブーツ2の外形に対応した正面視略円弧状の窪み部39となっている。また、前記スライダ30下面の中央幅狭部分32よりも前寄側にはガイド用キー突起37が突設され、前記ホルダ1の上下2面の各中央に形成されたガイド用キー溝38(前記図6、図7参照)に係合している。
前記スライダ30の前部側は当該スライダ30の後部側と同じ横幅を有し、その上面には段差を介して左右一対のラッチ挿入開口部35、35が形成されており、これらラッチ挿入開口部35、35の開口前方縁とスライダ30の前端との間の下面側は共に前方に向けて下降傾斜状となった左右一対のカム傾斜面部36、36を備えている(図12、13参照)。そして、前記ラッチ43、43はその先端側からラッチ挿入開口部35、35に挿入されて、各ラッチ43、43の先端部の係合突部45、45が前記各フェルールハウジング10A、10Bの係合凹部V、Vに係合保持されるとともに、前記中間アーム部42、42前端のピン形状部46、46が前記カム傾斜面部36、36に各当接保持されている。
前記スライダレバー連結体20は、前記スライダ30の中央幅狭部分32の前側端に保持ベース部41の溝形状部48が当接したときを基準位置としている。そして、この基準位置からタブTを通じてスライダ30を後方に引っ張るとスライダ30に設けた前記カム傾斜面部36、36に前記ラッチ一体レバー40の前記ピン形状部46、46が当たり、カム傾斜面部36、36に沿って当該ピン形状部46、46が下方に押されるように前記中間アーム部42、42が変形する。すなわち、前記カム傾斜面部36、36によって前記ピン形状部46、46が下方に押されて前記中間アーム部42、42先端を下方に突っ張り状に湾曲変形させ、アダプタQに形成された係止溝Q1に対するラッチ43、43の係止部44、44による引っ掛かりを解除させて引き抜き可能にする。
前記スライダ30は、その下面側の中央2箇所と左右両端各1箇所の合計4箇所に正面視略コ字溝状の突起型溝形状部31が形成されおり、該スライダ30が基準位置から後方へスライドしたときに、前記突起型溝形状部31と溝形状部23とが互いに噛み合った状態となって係合することで、スライダ30の浮き上がりを防止している。
次に、以上のように構成された形態についての使用・動作の一例について説明する。
<PUSHでアダプタに挿入する場合>
図18(a)に示すように、タブTからスライダ30を押し、該スライダ30の係止突起33の下部側にある押圧面部33Aでホルダ1が押される(図18(b)中、矢印X方向)。するとこれがプラグ全体を押す力になり、ラッチ43がアダプタQ側の係止溝Q1に係止されるまで押し込まれ、フェルールFが割りスリーブWに嵌合したことを契機に係止部44はアダプタQ(図18参照)の係止溝Q1に係合することでプラグ挿入状態となる。
<PULLでアダプタから外す場合>
先ず、ラッチ一体レバー40に対してスライダ30が前側端に突き当たった位置、すなわち、前記スライダ30の下面側に設けたガイド用キー突起37が前記ホルダ1の上面側に設けたガイド用キー溝38の前側端に当接したときを基準位置とする。図18(c)及び図18(d)に示すように、この基準位置からタブTを通じてスライダ30を後方に引っ張るとスライダ30に設けた前記カム傾斜面部36にラッチ一体レバー40の前記ピン形状部46が当たり、カム傾斜面部36に沿ってピン形状部46が下方に押されるように前記中間アーム部42が変形する。すなわち、前記カム傾斜面部36によって前記ピン形状部46が下方に押されて前記中間アーム部42先端を下方に突っ張り状に湾曲変形させ、アダプタQに形成された係止溝Q1に対するラッチ43の係止部44による引っ掛かりが解除されてアダプタQからの引き抜きが可能となる。
<ロールオーバーの説明>
一対の光コネクタの極性変更(ロールオーバー)を行う場合、先ず、図19(a)に示すように、前記スライダレバー連結体20をホルダ1から外しておく。
初めに、図19(b)乃至(e)に示すように、エクステンダーキャップEの軸筒部3端部に形成されている円形フランジ部4の係止突起4Aが上側凹部13bに形成されたストッパ面Sに係止されている正位置の状態から、各プリアッセA、B(フェルールハウジング10A、10B)だけをホルダ1に対して180°回転する(図中各矢印方向)。
すると、回転終了後(図19(e)の状態)には、エクステンダーキャップEの軸筒部3端部に形成されている円形フランジ部4の係止突起4Aが下側凹部13aに形成されたストッパ面Sに係止され、ホルダ1に対して各プリアッセA、Bは上下反転した状態となる。
次いで、図20(a)乃至(d)に示すように、カシメホルダ21(図17(c)参照)先端のフランジ部21aを回転軸として、ホルダ1を軸方向の周りに180°回転させる(図中各矢印方向)。
すると、回転完了後(図20(d)の状態)には、プリアッセAとプリアッセBとが左右入れ替わり極性変更されるがフェルールFの回転位置は最初と同じ位置のままとなる。これにより、ロールオーバーでAPC研磨(Angled PC)によるフェルールFにも対応することができる。
P 芯線
Q アダプタ
Q1 係止溝
T タブ
Ta T字形突起
A、B プリアッセ
S ストッパ面
E エクステンダーキャップ
F フェルール
V 係合凹部
W 割りスリーブ
1 ホルダ
1A 下側半割体
1B 上側半割体
2 ブーツ
3 軸筒部
4 円形フランジ部
4A 係止突起
8a 係止片
8b 被係止部
8c ガイド溝
10A、10B フェルールハウジング
13a 下側凹部
13b 上側凹部
20 スライダレバー連結体
21 カシメホルダ
21a フランジ部
21b 縮径部
22 熱収縮チューブ
22a カシメリング
23 溝形状部
24 係止片
24a 被係止溝
24A 係止部
30 スライダ
31 突起型溝形状部
32 中央幅狭部分
33 係止突起
33A 押圧面部
34 T字形溝部
35 ラッチ挿入開口部
36 カム傾斜面部
37 ガイド用キー突起
38 ガイド用キー溝
39 窪み部
40 ラッチ一体レバー
41 保持ベース部
41A 係止挟持片
41B 係止突起
42 中間アーム部
43 ラッチ
44 係止部
45 係合突部
46 ピン形状部
47 スライド保持用溝部
48 溝形状部

Claims (6)

  1. 一対の光コネクタの各プリアッセを保持して一体となし、前記各プリアッセから後方に延びた一対の光ファイバケーブルの芯線それぞれを収容するホルダと、前記ホルダから後方に延びた一対の光ファイバケーブルそれぞれを同時に保護するブーツと、前記ホルダに対し脱着自在に設けられたスライダレバー連結体とを備え、
    前記スライダレバー連結体は、コネクタ引き抜き用のタブを後端に装着してなるスライダと、
    前記スライダを上側から挟み込むようにして前記ホルダに固定されるラッチ一体レバーとを備え、
    前記ラッチ一体レバーは、前記ホルダに対し左右両側から挟持固定させるための左右一対の係止挟持片を備え且つ前記スライダを前後方向に所定距離だけスライド自在とするよう前記スライダの中央幅狭部分が係合する溝形状部を有する保持ベース部と、
    前記保持ベース部から前方に向けて二股状に延設された中間アーム部と、
    前記中間アーム部を介して側面視略への字型を呈するよう連設されて弾発性を付与して形成され且つ各中間部両側にアダプタの係止溝に係合される係止部を突設してなるラッチと、
    前記中間アーム部の先端側に形成されたピン形状部と、
    前記ラッチの先端に形成された係合突部とを備え、
    前記スライダはその前端において内側にカム傾斜面部を備えた一対のラッチ挿入開口部を備え、
    前記ラッチはその先端側からラッチ挿入開口部に挿入されて、前記プリアッセの係合凹部に前記ラッチ先端の係合突部が係合されるとともに、前記中間アーム部のピン形状部が前記カム傾斜面部に各当接保持されてなることを特徴とするLC用ユニブーツプラグコネクタ。
  2. 前記スライダレバー連結体は、前記ラッチ一体レバーに対して前記タブを通じてスライダを後方に引っ張り、前記スライダに設けたカム傾斜面部に沿って前記ピン形状部が下方に押されて前記中間アーム部先端を下方に湾曲変形させ、アダプタに形成された係止溝に対するラッチの係止部による引っ掛かりを解除させて引き抜き可能にしてなることを特徴とする請求項1記載のLC用ユニブーツプラグコネクタ。
  3. 前記スライダレバー連結体は、前記スライダの下面側に設けたガイド用キー突起が前記ホルダの上面側に設けたガイド用キー溝の前側端に当接したときを基準位置とし、前記基準位置からタブを通じてスライダを後方に引っ張るとスライダに設けた前記カム傾斜面部にラッチ一体レバーの前記ピン形状部が当たり、カム傾斜面部に沿ってピン形状部が下方に押されるように前記中間アーム部が下方へ変形することを特徴とする請求項1記載のLC用ユニブーツプラグコネクタ。
  4. 前記スライダレバー連結体は、前記スライダが前記基準位置から後方へスライドしたときに、前記スライダの下面側に設けた突起型溝形状部が前記ホルダの上面側に設けた溝形状部に係合するよう形成されてなることを特徴とする請求項3記載のLC用ユニブーツプラグコネクタ。
  5. 前記ホルダは、カシメホルダとカシメリングを備えた熱収縮チューブを介して前記ブーツが取り付けられ、前記カシメホルダを軸として前記ホルダは回転自在となすとともに、前記各プリアッセは自体の軸筒部で前記ホルダに保持されてそれぞれ回転自在としたことを特徴とする請求項1〜4記載のLC用ユニブーツプラグコネクタ。
  6. 前記各プリアッセはそれぞれの軸筒部の端部において前記ホルダに対し回動可能に係止される円形フランジ部を有し、前記円形フランジ部の周面には係止突起を備え、前記各プリアッセが角度0°の正位置と角度180°の反転位置で前記係止突起が係止されるよう前記ホルダにストッパ面を対設したことを特徴とする請求項5記載のLC用ユニブーツプラグコネクタ。
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