JP2014182336A - 被覆除去器 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置合わせを容易に且つ精度良く行うことができる被覆除去器を提供する。
【解決手段】被覆除去器1は、ヒンジ部13を介して互いに近接及び離間する方向に回動し、互いに開閉可能に設けられた第1把持部3及び第2把持部5と、第1把持部3及び第2把持部5のそれぞれに設けられ、第1把持部3及び第2把持部5が閉じたときに互いに対向する位置に配置された第1及び第2刃部7,9と、第1把持部3及び第2把持部5が閉じられたときに、第1及び第2刃部7,9の位置決めを行う位置決め部11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ心線の被覆部を除去する被覆除去器に関する。
従来の被覆除去器として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の被覆除去器は、一端にヒンジ機構を有する相対向する把手の他端に、光ファイバ心線の被覆部を挟持するクランプ部と、光ファイバ心線の被覆部に切込み傷を付与する付傷刃と、を備えている。この被覆除去器では、光ファイバ心線をクランプ部で挟持しながら付傷刃で光ファイバ心線の被覆部に切込み傷を与え、光ファイバ心線を引き抜くことにより被覆部を除去する。
特開平10−115715号公報
光ファイバ心線の被覆を除去する際には、被覆部に切り込む刃部の位置にずれが生じると、被覆部を良好に除去できないおそれがある。そのため、被覆除去器では、刃の位置を高精度に合わせなければならない。従来では、被覆除去器の各部品の製造公差、組立て精度を高めることにより、刃部の位置合わせの精密性を確保していた。しかしながら、各部品の寸法精度は使用に伴い劣化することがあるため、刃部の位置合わせの精度を常に確保することが困難となるおそれがある。
本発明は、刃部の位置合わせを容易に且つ精度良く行うことができる被覆除去器を提供することを目的とする。
本発明に係る被覆除去器は、光ファイバを被覆部で被覆してなる光ファイバ心線の被覆部を除去する被覆除去器であって、ヒンジ部を介して互いに近接及び離間する方向に回動し、互いに開閉可能に設けられた第1把持部及び第2把持部と、第1把持部及び第2把持部のそれぞれに設けられ、第1把持部及び第2把持部が閉じたときに互いに対向する位置に配置された第1及び第2刃部と、第1把持部及び第2把持部が閉じたときに、第1及び第2刃部の位置決めを行う位置決め部と、を備えることを特徴とする。
この被覆除去器では、第1把持部及び第2把持部が閉じられたときに、一対の刃部の位置合わせを行う位置決め部を備えている。これにより、被覆除去器では、被覆部を除去する際、第1把持部と第2把持部が閉じられたときに、一対の刃部の位置が位置決め部により調整され、刃部が互いに対向する所定の位置となる。したがって、被覆除去器では、第1刃部と第2刃部との位置合わせを容易に且つ精度良く行うことができる。
一実施形態においては、位置決め部は、第1把持部及び第2把持部の少なくとも一方に設けられ、他方の把持部側に突出した突起部と、他方の把持部に設けられ、第1把持部及び第2把持部が閉じたときに突起部と係合する係合部と、を有していてもよい。これにより、被覆除去器では、第1把持部及び第2把持部が閉じたときに突起部が係合部と係合するため、第1及び第2刃部の位置決めを行うことができると共に、その位置関係を保持できる。
一実施形態においては、位置決め部は、第1及び第2刃部の近傍に配置されていてもよい。これにより、被覆除去器では、刃部の位置合わせをより精度良く行うことができる。
一実施形態においては、突起部は、角錐台形状を呈していてもよい。これにより、被覆除去器では、刃部の位置合わせをより精度良く行うことができる。
本発明によれば、刃部の位置合わせを容易に且つ精度良く行うことができる。
一実施形態に係る被覆除去器を示す斜視図である。 図1に示す被覆除去器を他の方向から示す斜視図である。 被覆除去器を下方から示す斜視図である。 光ファイバ心線の断面構成を示す図である。 図1に示す被覆除去器を前から見た図である。 図5におけるVI−VI線での断面構成を示す図である。 (a)は被覆除去器が開いた状態の側面図であり、(b)は(a)におけるb−b線での断面構成を示す図である。 (a)は被覆除去器が閉じた状態の側面図であり、(b)は(a)におけるb−b線での断面構成を示す図である。 被覆除去器による光ファイバ心線の被覆部の除去方法を説明する図である。 他の形態に係る被覆除去器を示す図である。 他の形態に係る被覆除去器の断面構成を示す図である。 他の形態に係る被覆除去器を示す斜視図である。 スライドガイドが引き出された状態を示す斜視図である。 スライドガイドに光ファイバ支持具が配置された状態を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、一実施形態に係る被覆除去器を示す斜視図である。図2は、図1に示す被覆除去器を他の方向から示す斜視図である。図3は、被覆除去器を下方から示す斜視図である。各図に示す被覆除去器1は、光ファイバ心線の被覆部を除去するための機器である。
最初に、被覆除去器1により被覆部が除去される光ファイバ心線について説明する。図4は、光ファイバ心線の断面構成を示す図である。図4に示すように、光ファイバ心線100は、光ファイバ(ガラスファイバ)102と、この光ファイバ102と被覆する第1被覆部104と、第1被覆部104を被覆する第2被覆部106と、からなる。光ファイバ102の直径は、例えば0.125mm、第1被覆部104の直径は、例えば0.25mm、第2被覆部106の直径は、例えば0.9mmである。本実施形態では、被覆除去器1は、光ファイバ心線100の第2被覆部106を除去する。なお、被覆除去器1は、第1被覆部104を除去することもできる。
続いて、被覆除去器1について説明する。図5は、図1に示す被覆除去器を前から見た図である。図6は、図5におけるVI−VI線での断面構成を示す図である。図7(a)は被覆除去器が開いた状態の側面図であり、図7(b)は図7(a)におけるb−b線での断面構成を示す図である。図8(a)は被覆除去器が閉じた状態の側面図であり、図8(b)は図8(a)におけるb−b線での断面構成を示す図である。
被覆除去器1は、第1把持部3と、第2把持部5と、第1刃部7と、第2刃部9と、位置決め部11と、を備えている。
第1把持部3及び第2把持部5は、作業者により把持される部分である。第1把持部3及び第2把持部5は、ヒンジ部13を介して連結されている。ヒンジ部13は、第1把持部3及び第2把持部5の一端部(基端部)に配置されている。第1把持部3及び第2把持部5は、ヒンジ部13を支点に回動して互いに近接及び離間する方向に移動し、開閉可能に設けられている。ヒンジ部13には、図示しないばねが配置されており、第1把持部3及び第2把持部5は、初期状態において、第1把持部3と第2把持部5とが離間して開放された状態(第1把持部3と第2把持部5とが離間して略V字形状を呈する状態)とされている。
第1把持部3は、手押部15を有している。手押部15は、光ファイバ心線100の第2被覆部106を除去する際に、第1把持部3において第2把持部5側に押圧される部分である。手押部15は、第1把持部3の他端部(先端部)に配置されている。手押部15には、窪み部15aが設けられている。窪み部15aは、湾曲した形状を呈している。なお、以下では、第1把持部3の一端部側を「後」、他端部側を「前」とする。
図3及び図5に示すように、第1把持部3は、クランプ部材20,22を有している。クランプ部材20,22は、被覆除去器1において光ファイバ心線100を後述するクランプ部材28との協働で挟持する。クランプ部材20,22は、第1把持部3の幅方向(図5における左右方向)に沿って延在する板状の部材であり、第1把持部3の他端部に配置されている。クランプ部材20,22は、第1把持部3の前後方向(図6における図示左右方向)において所定の間隔をあけて対向配置されている。
クランプ部材20には、クランプ部20a,20bが設けられている。クランプ部20a,20bは、クランプ部材20において、所定の間隔をあけて配置されている。クランプ部材22には、クランプ部22a,22bが設けられている。クランプ部22a,22bは、クランプ部材22において、所定の間隔をあけて配置されている。クランプ部20a,20b,22a,22bは、略V字形状を呈しており、光ファイバ心線100を押圧すると共に、光ファイバ心線100の位置決めをする。図5に示すように、クランプ部20aとクランプ部22aとは、第1把持部3の前方から見て同じ位置に配置されている。クランプ部20bとクランプ部22bとは、第1把持部3の前方から見て同じ位置に配置されている。すなわち、クランプ部20a,22a、クランプ部20b,22bに配置された光ファイバ心線100は、直線的に配置される。
図5に示すように、第1把持部3には、位置決め部材23が設けられている。位置決め部材23は、略三角形形状を呈しており、角部が第2把持部5側を向いている。位置決め部材23は、第1把持部3と第2把持部5とが閉じたときに、後述する位置決め部材26の位置決め部26aに位置し、位置決め部26aとの協働で光ファイバ心線100を位置決めする。
第1把持部3の前端部には、第1支持部24が設けられている。第1支持部24は、第2把持部5の前端部に設けられた第2支持部30(後述)との協働で光ファイバ心線100を支持する。第1支持部24は、第1把持部3の幅方向において一端部側に配置されている。詳細には、第1支持部24は、クランプ部20bが位置する側に配置されている。第1支持部24は、板状の部材であり、係合部24aが設けられている。係合部24aは、略V字形状を呈している。図5に示すように、係合部24aの頂部は、第1把持部3の前方から見て、クランプ部20b,22bの頂部と同じ位置に配置されている。
第2把持部5は、位置決め部材26を有している。位置決め部材26は、被覆除去器1において位置決め部材23との協働で光ファイバ心線100を位置決めする。位置決め部材26は、第2把持部5の幅方向に沿って延在する板状の部材であり、第2把持部5の他端部に配置されている。位置決め部材26には、位置決め部26a,26bが設けられている。位置決め部26a,26bは、位置決め部材26において、所定の間隔をあけて配置されている。位置決め部26a,26bは、略V字形状を呈している。
第2把持部5は、クランプ部材28を有している。クランプ部材28は、被覆除去器1においてクランプ部材20,22との協働で光ファイバ心線100を挟持する。クランプ部材28は、第2把持部5の幅方向に沿って延在する板状の部材であり、第2把持部5の他端部に配置されている。クランプ部材28は、位置決め部材26と所定の間隔を空けて配置されており、位置決め部材26の後方に位置している。クランプ部材28は、第1把持部3と第2把持部5とが閉じたときに、クランプ部材20とクランプ部材22との間に位置する。
クランプ部材28には、クランプ部28a,28bが設けられている。クランプ部28a,28bは、クランプ部材28において、所定の間隔をあけて配置されている。クランプ部28a,28bは、略V字形状を呈している。位置決め部26aとクランプ部28aとは、第2把持部5の前方から見て同じ位置に配置されている。位置決め部26bとクランプ部28bとは、第2把持部5の前方から見て同じ位置に配置されている。すなわち、位置決め部26aとクランプ部28a、位置決め部26bとクランプ部28bに配置された光ファイバ心線100は、直線的に配置される。
第2把持部5の前端部には、第1支持部24との協働で光ファイバ心線100を支持する第2支持部30が設けられている。第2支持部30は、略三角形形状を呈しており、第1支持部24の係合部24aに係合する。光ファイバ心線100は、第1支持部24の係合部24aと第2支持部30の頂部との間で支持される。
第1刃部7は、光ファイバ心線100の第2被覆部106に切込みを入れる。第1刃部7は、第1把持部3に設けられている。第1刃部7は、第1把持部3の他端部側に配置されている。第1刃部7は、クランプ部材20の前方に配置されている。第1刃部7の切込み量は、調整可能とされている。
第2刃部9は、光ファイバ心線100の第2被覆部106に切込みを入れる。第2刃部9は、第2把持部5に設けられている。第2刃部9は、第2把持部5の他端部側に配置されている。第2刃部9は、ファイバ位置決め部材26とクランプ部材28との間に配置されている。第2刃部9の切込み量は、調整可能とされている。
第1刃部7と第2刃部9とは、第1把持部3及び第2把持部5が閉じたときに、互いに対向する位置に配置されている。第1刃部7及び第2刃部9には、光ファイバ心線100に対応する位置に、V字形状又はU字形状の溝(図示しない)が設けられている。
位置決め部11は、第1把持部3と第2把持部5とが閉じたときに、第1把持部3と第2把持部5との位置決めを行い、第1刃部7と第2刃部9とを位置決めする。位置決め部11は、突起部32と、係合部34と、を有している。
突起部32は、第1把持部3に設けられている。突起部32は、第1把持部3の他端部に設けられており、幅方向の両端部にそれぞれ配置されている。突起部32は、第1刃部7の近傍に配置されており、具体的には、第1刃部7の後方に位置している。突起部32は、第1把持部3から第2把持部5側に突出しており、第1把持部3及び第2把持部5が閉じたときに、第2把持部5の領域に位置している。
突起部32は、略四角錐台形状を呈している。突起部32は、図7(a)及び図8(a)に示すように、側面側から見たときに略台形形状を呈していると共に、図7(b)及び図8(b)に示すように、前側から見たときに略台形形状を呈している。
係合部34は、第2把持部5に設けられている。係合部34は、第1把持部3及び第2把持部5が閉じたときに、突起部32に対応する位置に配置されている。すなわち、係合部34は、第2把持部5における幅方向の両端部に設けられている。係合部34は、突起部32に対応する形状を呈しており、突起部32を収容する略四角錐台形状の空間を画成している。詳細には、係合部34は、図7(a)及び図8(a)に示すように、側面側から見たときに略台形形状を呈していると共に、図7(b)及び図8(b)に示すように、前側から見たときに略台形形状を呈している。
続いて、上述の構成を有する被覆除去器1による第2被覆部106の除去方法について説明する。図9は、被覆除去器による光ファイバ心線の被覆部の除去方法を説明する図である。図9に示すように、まず光ファイバ心線100を位置決め部材26の位置決め部26a及びクランプ部材28のクランプ部28aに配置する。次に、光ファイバ心線100を軸方向に移動させて、第2被覆部106を除去する位置を調節する。
続いて、第1把持部3の手押部15を第2把持部5側に押圧し、第1把持部3と第2把持部5とを閉じる。このとき、第1把持部3の突起部32が第2把持部5の係合部34に係合し、第1把持部3と第2把持部5、すなわち第1刃部7と第2刃部9とが位置決めされる。また、光ファイバ心線100の第2被覆部106に、第1刃部7及び第2刃部9が食い込むと共に、クランプ部20a,22a,28aにより光ファイバ心線100が挟持される。そして、第1把持部3及び第2把持部5を閉じた状態で、光ファイバ心線100を引っ張る。これにより、第1及び第2刃部7,9により切込みが入れられた箇所を起点に第2被覆部106が裂け、光ファイバ心線100の第2被覆部106を除去できる。
以上説明したように、本実施形態の被覆除去器1は、位置決め部11を備えている。位置決め部11は、突起部32と係合部34とを有し、突起部32と係合部34とは、第1把持部3と第2把持部5とが閉じたときに係合する。これにより、被覆除去器1では、第1把持部3と第2把持部5とが閉じたときに、第1把持部3と第2把持部5とが位置決めされ、第1刃部7と第2刃部9とが位置決めされる。したがって、被覆除去器1では、第1刃部7と第2刃部9との位置合わせを容易に且つ精度良く行うことができる。
本実施形態では、第1把持部3及び第2把持部5が閉じたときに突起部32が係合部34と係合するため、第1刃部7と第2刃部9との位置決めを行うことができると共に、その位置関係を保持できる。したがって、被覆除去器1では、第1刃部7と第2刃部9とが噛み合った状態を保持できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、突起部32を略四角錐台形状とし、係合部34を突起部32に対応する形状としているが、突起部及び係合部の形状はこれに限定されない。突起部及び係合部の形状は、例えば図10に示す形状であってもよい。図10は、他の形態に係る被覆除去器を示す図である。
図10に示すように、被覆除去器1Aの第1把持部3Aは、突起部32Aを有しており、第2把持部5Aは、係合部34Aを有している。突起部32Aは、図10(a)に示すように、側面側から見たときに略半円形状を呈している。また、突起部32Aは、図10(b)に示すように、球面を有している。係合部34Aは、突起部32Aに対応する形状とされており、球面とされている。
また、突起部及び係合部は、例えば図11に示す形状であってもよい。図11は、他の形態に係る被覆除去器の断面構成を示す図である。図11に示すように、被覆除去器1Bでは、位置決め部11Bを備えている。位置決め部11Bは、第1把持部3Bに設けられた突起部32Bと係合部32C、第2把持部5Bに設けられた突起部34Bと係合部34Cから構成されている。突起部32Bと係合部34Cとが係合し、突起部34Bと係合部32Cとが係合する。
上記実施形態に加えて、被覆除去器1は、スライドガイドを備えていてもよい。図12は、他の形態に係る被覆除去器を示す斜視図である。図13は、スライドガイドが引き出された状態を示す斜視図である。図14は、スライドガイドに光ファイバ支持具が配置された状態を示す斜視図である。
図12〜図14に示すように、被覆除去器1には、スライドガイド40が取り付けられている。図13に示すように、スライドガイド40は、2本のスライドシャフト41a,41bにより被覆除去器1に連結されている。具体的には、被覆除去器1には、第2把持部5の前端部に挿通孔H1,H2が互いに所定の間隔を有して離間して配置されており、スライドシャフト41a,41bは、挿通孔H1,H2のそれぞれに挿通されている。スライドシャフト41a,41bの先端部(第2把持部5に挿入されている側の端部)には、図示しない固定具(C形留め輪)が設けられており、スライドシャフト41a,41bは、固定具により被覆除去器1の挿通孔H1,H2から抜けないようになっている。
スライドガイド40は、スライドシャフト41a,41bに沿って前後方向に移動可能とされている。図14に示すように、スライドガイド40には、光ファイバ支持具42が配置される。光ファイバ支持具42は、光ファイバ心線100を支持(保持)する治具である。
スライドガイド40を用いて光ファイバ心線100の第2被覆部106を除去する方法について説明する。まず、図12に示すように、スライドガイド40を第2把持部5に近接させた位置に配置する。次に、光ファイバ心線100を光ファイバ支持具42に固定し、スライドガイド40に光ファイバ支持具42をセットする。このとき、光ファイバ心線100は、位置決め部材26の位置決め部26a及びクランプ部材28のクランプ部28aに配置される。
続いて、第1把持部3の手押部15を第2把持部5側に押圧し、第1把持部3と第2把持部5とを閉じる。このとき、第1把持部3の突起部32が第2把持部5の係合部34に係合し、第1把持部3と第2把持部5、すなわち第1刃部7と第2刃部9とが位置決めされる。また、光ファイバ心線100の第2被覆部106に、第1刃部7及び第2刃部9が食い込むと共に、クランプ部20a,22a,28aにより光ファイバ心線100が挟持される。そして、第1把持部3及び第2把持部5を閉じた状態で、光ファイバ支持具42と共にスライドガイド40を第2把持部5から離間する方向に移動させる。これにより、第1及び第2刃部7,9により切込みが入れられた箇所を起点に第2被覆部106が裂け、光ファイバ心線100の第2被覆部106を除去できる。
1,1A,1B…被覆除去器、3…第1把持部、5…第2把持部、7…第1刃部、9…第2刃部、11,11A,11B…位置決め部、32,32A,32B,34b…突起部、32c,34,34A,34C…係合部、100…光ファイバ心線、106…第2被覆部。

Claims (4)

  1. 光ファイバを被覆部で被覆してなる光ファイバ心線の前記被覆部を除去する被覆除去器であって、
    ヒンジ部を介して互いに近接及び離間する方向に回動し、互いに開閉可能に設けられた第1把持部及び第2把持部と、
    前記第1把持部及び前記第2把持部のそれぞれに設けられ、前記第1把持部及び前記第2把持部が閉じたときに互いに対向する位置に配置された第1及び第2刃部と、
    前記第1把持部及び前記第2把持部が閉じたときに、前記第1及び第2刃部の位置決めを行う位置決め部と、を備えることを特徴とする被覆除去器。
  2. 前記位置決め部は、
    前記第1把持部及び前記第2把持部の少なくとも一方に設けられ、他方の把持部側に突出した突起部と、
    前記他方の把持部に設けられ、前記第1把持部及び前記第2把持部が閉じたときに前記突起部と係合する係合部と、を有することを特徴とする請求項1記載の被覆除去器。
  3. 前記位置決め部は、前記第1及び第2刃部の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の被覆除去器。
  4. 前記突起部は、角錐台形状を呈していることを特徴とする請求項2又は3記載の被覆除去器。
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