JP5216347B2 - 描画装置及び描画データの変換方法 - Google Patents

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Description

本発明は、描画装置及び描画データの変換方法に関する。例えば、電子ビームを用いて試料に所定のパターンを描画する描画装置および装置内で処理される描画データの変換方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図11は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向される。そして、可変成形開口421の一部を通過して、ステージ上に搭載された試料340に照射される。また、ステージは、描画中、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動する。すなわち、開口411と可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。開口411と可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
かかる電子ビーム描画を行なうにあたり、まず、半導体集積回路のレイアウトが設計される。そして、パターンレイアウトが定義されたレイアウトデータ(設計データ)が生成される。そして、レイアウトデータが変換され、電子線描画装置に適応した描画データが生成される。そして、描画データは、描画装置に入力され、複数のデータ処理の後、描画する際のショットデータとして生成される(例えば、特許文献1参照)。そして、このショットデータに従って描画処理が行なわれる。ここで、描画装置内では、描画データが展開されていき、ショットデータが生成される前の中間データが生成されることになる。そして、従来使用されていたパターンのデータフォーマットはあらゆる可能な大きさ、座標、図形種、及び個数に対応することができるように設計されていた。そのため、従来のパターンデータフォーマットでは、これらのいずれにも対応可能な数のビット数が用意されていた。
しかしながら、描画データのレイアウトによっては、従来のパターンデータフォーマットで用意されたビット数の一部しか利用しないといった場合が存在する。例えば、同じ形或いは同じ大きさのパターンの繰り返しが圧倒的に多いレイアウトでは従来のパターンデータフォーマットで確保されたビット数のうち、わずかなビット数しか利用されていないといった状況があった。1つのレイアウトにおいて数個のパターンだけが少ないビット数になるというのであればそれほどの影響を受けるものではないが、近年のパターン微細化やパターン個数の増加に伴い、少ないビット数で済むパターンが増加している。そのため、このような利用されないビット数を累積すると装置のスループットにとって無視できないほどのデータサイズに相当するビット数になってきている。
特開2007−128933号公報
上述したように、従来使用されていたパターンのデータフォーマットはあらゆる可能な大きさ、座標、図形種、及び個数に対応することができるようなビット数が用意されていた。そのため、使用されないビットも多く、使用されないビット数を累積すると装置のスループットにとって無視できないほどのデータサイズに相当してしまっていた。近年のパターン微細化やパターン個数の増加に伴い、データサイズの低減が求める中、データの使用ビット数の低減化が課題となっていた。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、ビット数を削減し、データサイズを低減する描画装置および描画データの変換方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の描画装置は、
描画データを記憶する記憶部と、
描画データを基に、定義された複数のパターンのパターン情報を取得する取得部と、
所定の領域毎に、取得された複数のパターン情報を基に、各パターン情報と各パターン情報の使用回数とを関連させた第1のテーブルを作成する第1のテーブル作成部と、
第1のテーブルを基に、ハフマンツリーを作成するハフマンツリー作成部と、
ハフマンツリーを基に、各パターン情報と使用回数の多いパターン情報ほど小さい値となるように各パターン情報を暗号化した2進数の可変長コードとを関連させた第2のテーブルを作成する第2のテーブル作成部と、
第2のテーブルを基に、可変長コードを用いた所定のフォーマットで、描画データに定義される所定の領域内のデータを変換する変換部と、
変換された所定の領域内のデータに基づいて、試料に上述した複数のパターンを描画する描画部と、
を備え
前記第1のテーブルは、各パターンの図形サイズ、及び図形座標の各値を混在させた上で前記各値と前記各値の使用回数を関連させて作成されることを特徴とする。
かかる構成により、第2のテーブルでは、使用回数の多いパターン情報ほど2進数の可変長コードが小さい値となる。小さい値ほど使用するビット数は少なくて済む。そして、可変長コードを用いた所定のフォーマットで所定の領域内のデータを変換する。そのため、変換された所定の領域内のデータは、各パターン情報を可変長コードで定義されることになる。その際、使用回数の多いパターン情報ほど少ないビット数で定義されているので、変換された所定の領域内のデータに使用するビット数を低減することができる。
ここで、2進数の可変長コードに暗号化されるパターン情報は、図形サイズを含むと好適である。或いは、図形の配置座標値を含むと好適である。さらに、図形サイズと図形の配置座標値との両方を含むとより好適である。
そして、変換された前記所定の領域内のデータは、図形サイズの可変長コードと図形の配置座標値の可変長コードとが連続するデータを含むと好適である。
本発明の一態様の描画データの変換方法は、
描画データを入力する工程と、
描画データを基に、定義された複数のパターンのパターン情報を取得する工程と、
所定の領域毎に、取得された複数のパターン情報を基に、各パターン情報と各パターン情報の使用回数とを関連させた第1のテーブルを作成する工程と、
第1のテーブルを基に、ハフマンツリーを作成する工程と、
ハフマンツリーを基に、各パターン情報と使用回数の多いパターン情報ほど小さい値となるように各パターン情報を暗号化した2進数の可変長コードとを関連させた第2のテーブルを作成する工程と、
第2のテーブルを基に、可変長コードを用いた所定のフォーマットで、描画データに定義される所定の領域内のデータを変換する工程と、
変換された所定の領域内のデータを記憶する工程と、
を備え
前記第1のテーブルは、各パターンの図形サイズ、及び図形座標の各値を混在させた上で前記各値と前記各値の使用回数を関連させて作成されることを特徴とする。
本発明によれば、使用回数の多いパターン情報ほど少ないビット数で定義されているので、全体の使用ビット数を大幅に低減することができる。よって、データサイズを大幅に小さくすることができる。その結果、描画時間を短縮させ、装置のスループットを向上させることができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。また、荷電粒子ビーム装置の一例として、荷電粒子ビーム描画装置、特に、可変成形型の電子ビーム描画装置について説明する。
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。
図1において、描画装置100は、電子ビーム描画装置の一例である。描画装置100は、試料101に複数の図形から構成されるパターンを描画する。試料101には、半導体装置を製造する際にリフォグラフィ工程で用いるためのマスクが含まれる。描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画部150は、描画室103と描画室103の上部に配置された電子鏡筒102を備えている。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、及び偏向器208が配置されている。そして、描画室103内には、XYステージ105が配置され、XYステージ105上に描画対象となる試料101が配置される。制御部160は、磁気ディスク装置110,116,122,126、データ処理部112、メモリ114,120,128、制御計算機118、ショットデータ生成部124、及び描画制御部130を有している。そして、磁気ディスク装置110,116,122,126、データ処理部112、メモリ114,120,128、制御計算機118、ショットデータ生成部124、及び描画制御部130は、図示していないバスにより互いに接続されている。制御計算機118内には、ブロック分割部40、セル配置部42、クラスタ分割部44、パターン分割部46、パターンデータ記録部48、累積テーブル作成部50、ハフマンツリー作成部52、ハフマンテーブル作成部54、及びフォーマット変換部56が配置されている。磁気ディスク装置110,116,122,126及びメモリ114,120,128は、記憶部或いは記憶装置の一例となる。また、外部の磁気ディスク装置500に描画データが格納されている。
ここで、ブロック分割部40、セル配置部42、クラスタ分割部44、パターン分割部46、パターンデータ記録部48、累積テーブル作成部50、ハフマンツリー作成部52、ハフマンテーブル作成部54、及びフォーマット変換部56は、プログラムを実行させるCPU等の計算機で実行される各処理機能として構成してもよい。或いは、ブロック分割部40、セル配置部42、クラスタ分割部44、パターン分割部46、パターンデータ記録部48、累積テーブル作成部50、ハフマンツリー作成部52、ハフマンテーブル作成部54、及びフォーマット変換部56の各構成を電気的な回路によるハードウェアにより構成してもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、処理を実行する計算機に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ120に記憶される。同様に、データ処理部112或いはショットデータ生成部124についてもプログラムを実行させるCPU等の計算機として構成してもよい。或いは、各内部処理構成を電気的な回路によるハードウェアにより構成してもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、処理を実行する計算機に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報は、データ処理部112についてはその都度メモリ114に、ショットデータ生成部124についてはその都度メモリ128に記憶される。
また、データ処理部112、制御計算機118、或いはショットデータ生成部124は、それぞれ1つの計算機で構成してもよいし、複数の計算機で構成してもよい。それぞれ複数の計算機で構成することで、並列処理を行なうことができる。並列処理を行なえば、処理速度を速くすることができる。
図1では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図2は、実施の形態1における描画データの階層構造の一例を示す図である。
描画データでは、描画領域が、チップ10の層、チップ領域を例えばy方向に向かって短冊状に仮想分割したストライプ20の層、ストライプ20を分割したブロック30の層、少なくとも1つ以上の図形で構成されるセル32の層、セル32を分割したクラスタ34の層、クラスタ34内に配置され、セル32を構成する図形36(パターン)の層といった一連の複数の内部構成単位ごとに階層化されている。また、1つの試料101の描画領域に対して複数のチップがレイアウトされていることが一般的である。そのため、後述するデータ処理部112において、チップマージ処理が行なわれ、図2に示すようなマージ後の階層が構成される。尚、ここではストライプ20についてチップ領域をy方向に向かって短冊状に分割した領域としてあるが、これは一例であり、描画面と平行しy方向と直交するx方向に分割する場合もありうる。或いは描画面と平行するその他の方向であっても構わない。
図3は、実施の形態1における描画方法を示すフローチャート図である。
上述したように、電子ビーム描画を行なうにあたっては、まず、半導体集積回路のレイアウトが設計される。そして、パターンレイアウトが定義されたレイアウトデータ(設計データ)が生成される。そして、レイアウトデータが変換され、描画装置100に適応した描画データが生成される。そして、描画データは、磁気ディスク装置500から読み出され、描画装置100に入力される。描画装置100内では、磁気ディスク装置110に描画データが格納される。そして、後述するように複数のデータ処理の後、描画する際のショットデータとして生成される。
S(ステップ)102において、データ処理工程として、データ処理部112は、磁気ディスク装置110から複数のチップのそれぞれの描画データを読み出し、入力する。そして、データ処理部112は、描画装置100の描画領域内に再配置して、チップマージ処理を行なう。また、データ処理部112は、その他に、ミラーリングやスケーリング処理といったデータ処理を行なっても構わない。そして、これらの処理が実行された後の描画データは、磁気ディスク装置116に格納される。
S104において、ブロック分割工程として、ブロック分割部40は、上段の工程でデータ処理された描画データを展開して、チップ10或いは各ストライプ20を図2で示したような複数のブロック30に仮想分割する。
S106において、セル配置工程として、セル配置部42は、描画データをさらに展開して、各ブロック30内にレイアウトされたセル32を配置する。
S108において、クラスタ分割工程として、クラスタ分割部44は、描画データをさらに展開して、各セル32を図2で示したような複数のクラスタ34に仮想分割する。
S110において、パターン分割工程として、パターン分割部46は、描画データをさらに展開して、各クラスタ34を各クラスタ34内にレイアウトされた図2で示したような複数の図形36(パターン)に分割する。パターン分割部46は、パターン分割することで、各クラスタ34内の図形36の図形数、図形種類、図形サイズ(L,M)、及び配置座標(X,Y)といったパターンデータ(パターン情報)を取得することができる。よって、パターン分割部46は、描画データを基に、定義されたパターンの情報を取得することができる。すなわち、パターン分割部46は、取得部の一例となる。
S112において、パターンデータ記録工程として、パターンデータ記録部48は、クラスタ34毎に、得られた図形36の図形数、図形種類、図形サイズ(L,M)、及び配置座標(X,Y)といったパターンデータをメモリ120に記録(格納)する。
S114において、累積テーブル作成工程として、累積テーブル作成部50は、クラスタ34毎に、取得された複数のパターン情報を基に、各パターン情報と各パターン情報の使用回数とを関連させた累積テーブル(第1のテーブル)を作成する。累積テーブル作成部50は、第1のテーブル作成部の一例となる。作成された累積テーブルは、メモリ120に格納される。
図4は、実施の形態1における累積テーブルの一例を示す図である。
図4において、累積テーブル60は、図形サイズ(M,L)及び図形座標(x,y)の各値とその値の使用回数とを関連させて定義する。ここでは、クラスタ34に配置されるすべての図形パターンについて、図形サイズの幅値M、図形サイズの高さ値L、図形座標(x,y)のx値、或いは図形座標(x,y)のy値が、0.10となる回数をカウントして定義する。ここでは、累積された使用回数が1回の場合を示している。同様に、0.12となる回数をカウントして定義する。ここでは、累積された使用回数が1回の場合を示している。同様に、0.50となる回数をカウントして定義する。ここでは、累積された使用回数が2回の場合を示している。同様に、0.90となる回数をカウントして定義する。ここでは、累積された使用回数が5回の場合を示している。同様に、0.11となる回数をカウントして定義する。ここでは、累積された使用回数が10回の場合を示している。同様に、0.80となる回数をカウントして定義する。ここでは、累積された使用回数が12回の場合を示している。そして、これらの使用回数の合計がここでは31回であることを示している。
図5は、実施の形態1における使用回数のカウントの仕方を説明するための一例を示す概念図である。
図5において、クラスタ34の基準位置から座標(0.11,0.90)の位置に、幅0.90、高さ0.80の図形が配置されている場合を示している。それぞれの単位はAUとする。この場合、値0.80が1回、値0.90が2回、値0.11が1回それぞれ使用されている回数として累積テーブル60に定義されることになる。累積テーブル60では、クラスタ34内に配置される全ての図形について同様に回数をカウントし、その累積値を定義する。
S116において、ハフマンツリー作成工程として、ハフマンツリー作成部52は、累積テーブル60をメモリ120から読み出し、累積テーブル60を基に、ハフマンツリーを作成する。作成されたハフマンツリーは、メモリ120に格納される。
図6は、図4の累積テーブルに対応するハフマンツリーの一例を示す図である。
図6において、ハフマンツリー70は、レベル1にルートノード72、レベル2の階層に葉ノード74,76、レベル3の階層に葉ノード78,80、レベル4の階層に葉ノード82,84、レベル5の階層に葉ノード86,88、レベル6の階層に葉ノード90,92が配置される。レベル1に配置されるルートノード72がハフマンツリー70の最初を構成する。このルートノード72には2つのレベル1の枝が接続される。一方のレベル1の枝の先端には、使用回数が最も多いパターン情報値の葉ノード74が配置される。2進数の「0」はこの枝に定義される。他方のレベル1の枝の先端には、レベル2の階層の葉ノード76が配置される。2進数の「1」はこの枝に定義される。葉ノード76には2つのレベル2の枝が接続される。一方のレベル2の枝の先端には、レベル3の階層の葉ノード78が配置される。2進数の「0」はこの枝に定義される。他方のレベル2の枝の先端には、使用回数が2番目に多いパターン情報値の葉ノード80が配置される。2進数の「1」はこの枝に定義される。葉ノード78には2つのレベル3の枝が接続される。一方のレベル3の枝の先端には、レベル4の階層の葉ノード82が配置される。2進数の「0」はこの枝に定義される。他方のレベル3の枝の先端には、使用回数が3番目に多いパターン情報値の葉ノード84が配置される。2進数の「1」はこの枝に定義される。葉ノード82には2つのレベル4の枝が接続される。一方のレベル4の枝の先端には、レベル5の階層の葉ノード86が配置される。2進数の「0」はこの枝に定義される。他方のレベル4の枝の先端には、使用回数が4番目に多いパターン情報値の葉ノード88が配置される。2進数の「1」はこの枝に定義される。葉ノード86には2つのレベル5の枝が接続される。一方のレベル5の枝の先端には、使用回数が5番目に多いパターン情報値の葉ノード90がレベル6の階層として配置される。2進数の「0」はこの枝に定義される。他方のレベル5の枝の先端には、使用回数が同様に5番目に多いパターン情報値の葉ノード92がレベル6の階層として配置される。2進数の「1」はこの枝に定義される。また、葉ノード72,76,78,82,86には、各自より下位の階層に配置された葉ノードのパターン情報値の使用回数の合計値が定義されている。このように、ハフマンツリー70は、使用回数の少ない下位2つのパターン情報値を最下位の階層レベルの2つの葉ノードとし、使用回数の多いパターン情報値をより上位の階層レベルの葉ノードとしてツリーを構成する。
S118において、ハフマンテーブル作成工程として、ハフマンテーブル作成部54は、ハフマンツリー70をメモリ120から読み出し、ハフマンツリー70を基に、各パターン情報と使用回数の多いパターン情報ほど小さい値となるように各パターン情報を暗号化した2進数の可変長コードとを関連させたハフマンテーブル(第2のテーブル)を作成する。ハフマンテーブル作成部54は、第2のテーブル作成部の一例となる。作成されたハフマンテーブルは、メモリ120に格納される。
図7は、図6のハフマンツリーに対応するハフマンテーブルの一例を示す図である。
図7において、ハフマンテーブル94は、各パターン情報値と2進数の可変長コードとを関連させて定義している。上述したハフマンツリー70は、次のように可変長コードを決定させる。使用回数が最も多いパターン情報値「0.80」の葉ノード74に達するためには、ルートノード72から2進数の「0」の枝を1つ通らなければならない。よって、値「0.80」のコードは、1ビットの「0」となる。使用回数が2番目に多いパターン情報値「0.11」の葉ノード80に達するためには、ルートノード72から2進数の「1」のレベル1の枝と2進数の「1」のレベル2の枝とを通らなければならない。よって、値「0.11」のコードは、2ビットの「11」となる。使用回数が3番目に多いパターン情報値「0.90」の葉ノード84に達するためには、ルートノード72から2進数の「1」のレベル1の枝と2進数の「0」のレベル2の枝と2進数の「1」のレベル3の枝とを通らなければならない。よって、値「0.90」のコードは、3ビットの「101」となる。使用回数が4番目に多いパターン情報値「0.50」の葉ノード88に達するためには、ルートノード72から2進数の「1」のレベル1の枝と2進数の「0」のレベル2の枝と2進数の「0」のレベル3の枝と2進数の「1」のレベル4の枝とを通らなければならない。よって、値「0.50」のコードは、4ビットの「1001」となる。使用回数が5番目に多いパターン情報値「0.12」の葉ノード92に達するためには、ルートノード72から2進数の「1」のレベル1の枝と2進数の「0」のレベル2の枝と2進数の「0」のレベル3の枝と2進数の「0」のレベル4の枝と2進数の「1」のレベル5の枝とを通らなければならない。よって、値「0.12」のコードは、5ビットの「10001」となる。また、同様に使用回数が5番目に多いパターン情報値「0.10」の葉ノード90に達するためには、ルートノード72から2進数の「1」のレベル1の枝と2進数の「0」のレベル2の枝と2進数の「0」のレベル3の枝と2進数の「0」のレベル4の枝と2進数の「0」のレベル5の枝とを通らなければならない。よって、値「0.12」のコードは、5ビットの「10000」となる。このように、使用回数の多いパターン情報ほど2進数の可変長コードが小さい値となるように暗号化される。すなわち、使用回数の多いパターン情報ほど少ないビット数の値とすることができる。そして、得られた各パターン情報と可変長コードとが関連したハフマンテーブル94が作成される。
S120において、フォーマット変換工程として、フォーマット変換部56は、ハフマンテーブル94を読み出し、ハフマンテーブル94を基に、可変長コードを用いた所定のフォーマットで、描画データに定義される所定の領域内のデータを変換する。描画データをフォーマット変換することで、ショットデータへと変換される前段階となる中間データを生成することができる。
図8は、実施の形態1における中間データの一例を示す図である。
図8において、生成された中間データ12では、ストライプヘッダに続き、ストライブ番号、当該ストライプ内に位置するブロックデータについてのブロックヘッダ、ブロック番号が定義される。そして、ブロック番号に続き、当該ブロック内に配置されるセルデータについてのセルヘッダ、セル番号、当該セル内に配置されるクラスタデータについてのクラスタヘッダ、クラスタ番号が定義される。そして、クラスタ番号に続き、図形コードが定義される。そして、図形コードに続き、図形サイズ(L,M)と図形座標(x、y)が定義される。そして、第1番目の図形に続き、同じクラスタ34内に配置される第2番目の図形62について、図形コード、図形サイズ(L,M)及び図形座標(X,Y)が定義される。このようにして1つのクラスタ34内の全ての図形について定義した後に、次のクラスタ34のクラスタヘッダ、クラスタ番号が続いて定義される。以下、同様に、定義される。ここで、図形サイズ(L,M)及び図形座標(X,Y)は、ハフマンテーブル94から各コードを読み出し、各コードをつなげて一連の連続コードとして定義する。
従来フォーマットでは、例えば、図形サイズ(L,M)を定義するために、例えば、Lに17ビット、Mに17ビットが必要であり、座標(X,Y)を定義するために、例えば、Xに17ビット、Yに17ビットの計68ビットが必要であった。これに対し、図8の中間データ12では、図形サイズ(L,M)のLとM、そして、座標(x,y)のxとyはそれぞれ可変長コードのビット値の合計となる。ここで、使用回数の最も多いパターン情報が、例えば、値「0.80」ならば、「0」の1ビットで済んでしまうことになる。そのため16ビットの削減効果が生じる。例えば、仮に、L,M,x,yが、すべて値「0.80」ならば、従来68ビットが必要であったところ「0000」の4ビットで済んでしまうことになる。
例えば、1つのクラスタ34内に3000個の図形が配置されている場合、L,M,x,yの各値は、合計で12000個使用されることになる。ハフマンツリーを用いれば、仮に全て使用回数が1回であったとしても最大長のコードのビット数は、従来の17ビットより小さくすることができる。実施の形態1では、使用回数の多いパターン情報ほど少ないビット数のコードとなるため、ビット数の低減効果は非常に大きいものとなる。
以上のようにして、変換された結果、ビット数が大幅に低減された各クラスタ内の中間データは、磁気ディスク装置122に記憶(格納)される。また、ハフマンテーブル94も磁気ディスク装置122に記憶(格納)される。
S122において、ショットデータ生成工程として、ショットデータ生成部124は、磁気ディスク装置122から中間データとハフマンテーブル94を読み出し、ショットデータを生成する。その際、ショットデータ生成部124は、読み出した中間データに定義された図形サイズ(L,M)及び図形座標(x、y)を定義する連続コードをハフマンテーブル94を参照して、元の数値に置き換えながら中間データを展開し、各図形をショット図形に分割すればよい。以上のようにして生成されたショットデータは磁気ディスク装置126に格納される。
図9は、実施の形態1における図形サイズ(L,M)及び図形座標(x、y)を定義する連続コードの一例を示す図である。
図9では、例えば、コード「01011000111」と中間データの図形サイズ(L,M)及び図形座標(x,y)の枠に定義されていた場合、ハフマンテーブル94を読み出して、ハフマンテーブル94を基に次のように判断される。まず、最初の「0」によって、図形サイズのL値が「0.80」であることがわかる。次の「101」によって、図形サイズのM値が「0.90」であることがわかる。次の「10001」によって、図形座標のx値が「0.12」であることがわかる。そして、最後の「11」によって、図形座標のy値が「0.11」であることがわかる。
そして、描画部150は、以上のような複数のフォーマットで変換されたクラスタ内のデータに基づいたショットデータにより制御された電子ビーム200を用いて以下のように試料101にクラスタ内に配置される複数のパターンを描画する。描画部150は、描画制御部130によって制御される。
電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形、例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形、例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向されて、移動可能に配置されたXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
図10は、実施の形態1における任意角図形をスリット分割する場合のビット数の削減効果を説明するための概念図である。
図10(a)には、任意角図形302が示されている。ここで、任意角図形とは、45度の整数倍の角度以外の角度を持つ図形とする。このような任意角図形302は、電子ビーム200を成形することが困難であるために、45度の整数倍の角度だけで構成される複数の長方形或いは台形に分割される。図10(b)に任意角図形302が4つの長方形312,314,316,318に分割された場合が示されている。かかる場合、中間データでは、4つの長方形312,314,316,318について、図形サイズ(L,M)及び図形座標(x,y)を定義することになる。ここで、図10(c)に示すように、x方向に同じ幅Mで分割すれば、4つの長方形312,314,316,318の図形幅M値はすべて同じ値とすることができる。よって、使用回数が多くなり、ハフマンツリーを用いることで、その分だけビット数を低減することができる。また、図形座標(x,y)については、左下の角を図形の基準位置とすれば、4つの長方形312,314,316,318のy値はすべて同じ値とすることができる。よって、使用回数が多くなり、ハフマンツリーを用いることで、その分だけビット数を低減することができる。
ここで、ある描画データの1つを用いてビット数の低減効果を検証する。90nm世代の配線パターンの一例について検証した。その際のクラスタサイズは6.4μmとした。その結果、従来の方式のままでは、中間データの図形サイズ(L,M)及び図形座標(x,y)の枠の合計が10880ビット必要であった。他方、本実施の形態によれば、中間データの図形サイズ(L,M)及び図形座標(x,y)の枠の合計が4999ビットに削減することができた。これにより54%に減少させることができた。
以上のように、本実施の形態によれば、ハフマンツリーで図形サイズ(L,M)及び図形座標(x,y)を可変長コードに暗号化することで、中間データのビット数を大幅に低減することができる。その結果、中間データのデータサイズを小さくすることができ、大幅に描画時間を短縮させることができる。その結果、装置のスループットを大幅に向上させることができる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、クラスタ毎にフォーマットを選択したが、これに限るものではなく、例えばセル毎にフォーマットを選択しても構わない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての描画データの作成装置、描画データの作成方法、描画データの変換装置、描画データの変換方法、荷電粒子ビーム描画装置及び描画方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における描画データの階層構造の一例を示す図である。 実施の形態1における描画方法を示すフローチャート図である。 実施の形態1における累積テーブルの一例を示す図である。 実施の形態1における使用回数のカウントの仕方を説明するための一例を示す概念図である。 図4の累積テーブルに対応するハフマンツリーの一例を示す図である。 図6のハフマンツリーに対応するハフマンテーブルの一例を示す図である。 実施の形態1における中間データの一例を示す図である。 実施の形態1における図形サイズ(L,M)及び図形座標(x、y)を定義する連続コードの一例を示す図である。 実施の形態1における任意角図形をスリット分割する場合のビット数の削減効果を説明するための概念図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
10 チップ
12 中間データ
20 ストライプ
30 ブロック
32 セル
34 クラスタ
36 図形
40 ブロック分割部
42 セル配置部
44 クラスタ分割部
46 パターン分割部
48 パターンデータ記録部
50 累積テーブル作成部
52 ハフマンツリー作成部
54 ハフマンテーブル作成部
56 フォーマット変換部
60 累積テーブル
70 ハフマンツリー
72 ルートノード
74,76,78,80,82,84,86,88,90,92 葉ノード
94 ハフマンテーブル
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
110,116,122,126,500 磁気ディスク装置
112 データ処理部
114,120,128 メモリ
118 制御計算機
124 ショットデータ生成部
130描画制御部
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
206,420 第2のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
207 対物レンズ
302 任意角図形
312,314,316,318 長方形
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 描画データを記憶する記憶部と、
    前記描画データを基に、定義された複数のパターンのパターン情報を取得する取得部と、
    所定の領域毎に、取得された複数のパターン情報を基に、各パターン情報と各パターン情報の使用回数とを関連させた第1のテーブルを作成する第1のテーブル作成部と、
    前記第1のテーブルを基に、ハフマンツリーを作成するハフマンツリー作成部と、
    前記ハフマンツリーを基に、各パターン情報と使用回数の多いパターン情報ほど小さい値となるように各パターン情報を暗号化した2進数の可変長コードとを関連させた第2のテーブルを作成する第2のテーブル作成部と、
    前記第2のテーブルを基に、前記可変長コードを用いた所定のフォーマットで、前記描画データに定義される前記所定の領域内のデータを変換する変換部と、
    変換された前記所定の領域内のデータに基づいて、試料に前記複数のパターンを描画する描画部と、
    を備え
    前記第1のテーブルは、各パターンの図形サイズ、及び図形座標の各値を混在させた上で前記各値と前記各値の使用回数を関連させて作成されることを特徴とする描画装置。
  2. 前記2進数の可変長コードに暗号化されるパターン情報は、図形サイズを含むことを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  3. 前記2進数の可変長コードに暗号化されるパターン情報は、図形の配置座標値を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の描画装置。
  4. 変換された前記所定の領域内のデータは、図形サイズの可変長コードと図形の配置座標値の可変長コードとが連続するデータを含むことを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  5. 描画データを入力する工程と、
    前記描画データを基に、定義された複数のパターンのパターン情報を取得する工程と、
    所定の領域毎に、取得された複数のパターン情報を基に、各パターン情報と各パターン情報の使用回数とを関連させた第1のテーブルを作成する工程と、
    前記第1のテーブルを基に、ハフマンツリーを作成する工程と、
    前記ハフマンツリーを基に、各パターン情報と使用回数の多いパターン情報ほど小さい値となるように各パターン情報を暗号化した2進数の可変長コードとを関連させた第2のテーブルを作成する工程と、
    前記第2のテーブルを基に、前記可変長コードを用いた所定のフォーマットで、前記描画データに定義される前記所定の領域内のデータを変換する工程と、
    変換された前記所定の領域内のデータを記憶する工程と、
    を備え
    前記第1のテーブルは、各パターンの図形サイズ、及び図形座標の各値を混在させた上で前記各値と前記各値の使用回数を関連させて作成されることを特徴とする描画データの変換方法。
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