JP5215761B2 - トランス - Google Patents

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Description

本発明は、主に、DC−DCコンバータに使用される低背型のトランスに関する。
従来、電子機器に用いられるトランスとして、例えば特許文献1には、中空の巻胴部の両端に巻枠及び端子保持部が一体化されたボビンと、この巻胴部に巻装される一次巻線及び二次巻線と、巻胴部の中空穴に挿入されるI型コアと、このI型コアとギャップ用シートを介して組み合わせて閉磁路を形成するU型コアを備えたものが開示されている。
特開2008−98350号公報
しかしながら、特許文献1のものでは、ボビンに挿入したI型コアにU型コアを組み付けるときに、U型コアの反対の端子上方空間に、コアを形成しない空間があるため、トランス全体の体積(ピン端子やボビンを含めた、縦×横×高さ)に占めるコアの占有体積率が低く、トランス全体の体積は大きくても許容ワット数が大きくなかった。
本発明の主たる目的は、低背型のトランスにおいて、トランス全体の体積に占めるコアの占有体積率を高めるものである。
本発明のトランスは、
長手方向に沿ってコイルを巻回する巻胴部を複数有すると共に、長手方向の両側下部に外向きに突出した複数の端子接続部を有するコイルボビンと、
前記コイルボビンに挿入されたI型コアと、
前記I型コアに磁気結合される日の字型コアとを備え、
前記コイルボビンは、前記複数の巻胴部の間に前記コイルボビンの一部を切り欠いた空間部を有し、前記複数の巻胴部には一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、
前記I型コアは、前記コイルボビンの両端部および前記空間部から露出され、
前記日の字型コアは、2つの長手部と前記長手部の両端部に設けた2つの短手部と前記短手部と略平行に設けられ前記長手部の略中央に設けた中央部を有し、前記短手部が前記I型コアの端部に磁気結合され、前記中央部が前記空間部にて前記I型コアに磁気結合されて、複数の閉磁路を構成し、
任意の1つの閉磁路の磁束の向きは、この任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成され、
前記コイルボビンは、複数の鍔部を有し、前記巻胴部は前記鍔部間に形成されており、前記端子接続部は前記鍔部に固定されており、
前記端子接続部の上方に前記日の字型コアの長手部が配置される、
ことを特徴とするものである。
また、本発明のトランスは、さらなる好ましい特徴として
「前記巻胴部の両側に位置する鍔部間の長さL2は、前記日の字型コアの開口部の長さL1とほぼ等しく、
前記鍔部の幅W2は、前記日の字型コアの開口部の幅W1とほぼ等しく、
前記空間部の長さL3は、前記中央部の長さL4とほぼ等しい、」、
「前記日の字型コアは、前記中央部を複数有する変形日の字型コアであり、
前記コイルボビンは、前記空間部を複数有し、
前記変形日の字型コアの前記複数の中央部が、前記複数の空間部にてそれぞれ前記I型コアに磁気結合されている、」
ことを含むものである。
本発明のトランスによれば、日の字型コアをコイルボビンに組み込むと、コイルボビンの長手方向の両側面下部に外向きに突出した端子接続部の上方に日の字型コアの2つの長手部が配置されるため、コイルボビンの端子接続部の上方の空間を有効に使うことができ、コアを形成しない空間を少なくできるためトランス全体の体積(端子接続部やボビンを含めた縦×横×高さ)に占めるコアの占有体積率を高くすることができ、トランス全体の体積に対する許容ワット数を大きくすることができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態例)
図1は本発明の第1の実施形態にかかる、トランス1の分解組立斜視図である。図2は図1のトランス1の完成斜視図である。図3は、図1のトランス1の磁気構成図である。
図1ないし図3においてDC−DCコンバータ用のトランス1は、コイル2を巻回するコイルボビン10と、このコイルボビン10に挿入されるI型コア50と、このI型コア50に磁気結合してコイルボビン10の垂直方向上方より取り付けられる日の字型コア60を備えている。
I型コア50は、両端部52とその両端部52の中間に中央部51を備え、長手方向に垂直な断面積が略同一の四角形状としている。I型コア50の長手方向の長さは、日の字型コア60の長手方向とほぼ同じ長さとしている。
日の字型コア60は、2つの長手部63とこの長手部63の両端に設けた2つ短手部62と、この短手部62と平行に設けられ長手部63の略中央に設けた中央部61とからなり、長手部63と短手部62と中央部61はそれぞれ長手方向に垂直な断面積が略同一の四角形状としている。このI型コア50と日の字型コア60は例えばマンガンフェライト等の磁性材料を金型成型し焼結して形成される。
コイルボビン10は、電気的に絶縁性のある樹脂で一体成形され、長手方向に開口を有する四角形状の中空部11と、この中空部11の外縁の両端にそれぞれ設けられた鍔部12と、この鍔部12の中間部に間隔をおいて設けられた2個の鍔部13と、この鍔部13、13間にコイルボビン10の一部を切り欠いた空間部19と、コイルボビン10の各鍔部に固定された端子接続部14と、鍔部12、13間にコイル2を巻回する巻胴部18とを備えている。
端子接続部14は、コイルボビン10の長手方向の下部の両側面に外向きに突出されている。日の字型コア60がコイルボビン10に組み込まれると、端子接続部14の上方に日の字型コア60の2つの長手部63が非接触に配置される。
巻胴部18には、コイル2として一次巻線16が巻回され、その上に二次巻線17を巻回される。コイルボビン10には、一次巻線16と二次巻線17の組が2組巻回される。この一次巻線16および二次巻線17の端末は、端子接続部14に絡げて半田付けされ接続される。なお、トランス1はDC−DCコンバータに使用され、低電圧変換のため一次巻線16と二次巻線17間を絶縁する鍔部を設けていない。
コイルボビン10の中空部11にI型コア50を挿入すると、コイルボビン10の一部を切り欠いた空間部19にI型コア50の中央部51が露出される。日の字型コア60は、コイルボビン10の垂直方向上方より組み合わされると、日の字型コア60の短手部62は、コイルボビン10の鍔部12より突出されるI型コア50の両端部52、52の上面と当接して磁気結合され、日の字型コア60の中央部61は、コイルボビン10の空間部19に挿入され、I型コア50の中央部51の上面と当接し磁気結合される。
そしてこのコイルボビン10の長手方向の鍔部12、13間の長さL2および鍔部12(鍔13)の幅W2は、日の字型コア60の開口部64の長さL1および幅W1とほぼ同じに形成し、また、コイルボビン10の鍔部13、13間(空間部19)の長さL3は、日の字コアの中央部61の長さL4とほぼ同じに形成されている。
そのためコイルボビン10の鍔部12、13と鍔部13、13(空間部19)は日の字型コア60をコイルボビン10に組み込むときのガイドの役割を果たし、コイルボビン10に容易に組み付けることができる。
ここでトランス1の磁気的特性について説明する。図3は、第1の実施形態にかかわるトランス1の磁気構成図である。図3(a)は、この磁気構成図の斜視図であり、図3(b)は図3(a)の上面図であり、図3(c)は図3(a)の正面図である。
この磁気構成図は、コイル2を巻回したI型コア50と磁気結合された日の字型コア60とからなる。この日の字型コア60は、I型コア50に対して磁気結合しながら4つの閉磁路に分けられる。この4つの閉磁路は、図3に示すように第一の閉磁路40と第二の閉磁路41と第三の閉磁路42と第四の閉磁路43とからなる。
図3(a)に示す磁気構成図の閉磁路を日の字型コア60から平面視する(図3(b)参照)と、第一の閉磁路40は、一方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50と、このI型コア50に当接され磁気結合された日の字型コア60の中央部61と一方の長手部63と一方の短手部62により形成される。
第二の閉磁路41は、一方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50と、このI型コア50に当接され磁気結合された日の字型コア60の中央部61と他方の長手部63と一方の短手部62により形成される。
第三の閉磁路42は、他方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50と、このI型コア50に当接され磁気結合された日の字型コア60の中央部61と一方の長手部63と他方の短手部62により形成される。
第四の閉磁路43は、他方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50と、このI型コア50に当接され磁気結合された日の字型コア60の中央部61と他方の長手部63と他方の短手部62とにより形成される。
第一の閉磁路40と第二の閉磁路41は、一方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50によって閉磁路を形成しており、日の字型コア60を平面視すると閉磁路の向きは一方が他方の逆向きになる。例えば、第一の閉磁路40の向きを右向きとすると、第二の閉磁路41の向きは左向きとなる。第三の閉磁路42と第四の閉磁路43も同様に、他方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50によって閉磁路を形成しており、閉磁路の向きは一方が他方の逆向きになる。
第一の閉磁路40と第三の閉磁路42は、互いに閉磁路の一部を中央部61で共有している。第三の閉磁路42の磁束の向きは、第一の閉磁路40との磁束の向きと逆向きに形成され、中央部61にてお互いの閉磁路が打ち消さないように磁路が形成される。例えば、図3(b)において第一の閉磁路40の向きを右向きとすると、第三の閉磁路42の向きは左向きとするように形成される。第二の閉磁路41と第四の閉磁路43も同様に、中央部61にてお互いの閉磁路が打ち消さないように磁路が形成される。
このように形成されたトランス1において、磁気結合して閉磁路を作る共有部分の中央部61の断面積(図4(a)のA)は、短手部62の断面積(図4(a)のC)の約2倍あるいはそれ以上にし、また、長手部63の断面積(図4(a)のB)の約4倍あるいはそれ以上にすると、各閉磁路が日の字型コア内で飽和することがない。
またI型コア50と日の字型コア60の短手部62と接触する接触面積(図4(b)のE)がI型コア50の断面積(図4(a)のD)とほぼ等しくかそれ以上、また、I型コア50と日の字型コア60の中央部61と接触する接触面積(図4(b)のF)がI型コアの断面積(図4(a)のD)の約2倍かそれ以上にしている。
このように形成すると、各閉磁路が日の字型コア内とI型コア内で飽和することがない。
このようなトランス1について、以下にその組立て方を説明する。コイルボビン10を用意し、コイルボビン10に設けられた巻胴部18に一次巻線16を巻回し、その上から二次巻線17を巻回する。この一次巻線16と二次巻線17の端末はコイルボビン10から突出した端子接続部14に絡げて半田付けする。
次に、コイルボビン10の中空部11にI型コア50を挿入する。コイルボビン10の両端にはI型コアの両端部52が突出すると共に、コイルボビン10の空間部19にはI型コアの中央部51が露出される。
その後、I型コア50を挿入したコイルボビン10に日の字型コア60を垂直方向上方より組み込み、日の字型コア60の短手部62の一側面がI型コア50の両端部52に接触し、日の字型コア60の中央部61の一側面がI型コア50の中央部51に接触する。そしてコイルボビン10の空間部19に接着剤を塗布することにより日の字型コア60とI型コア50をコイルボビン10に固着しトランス1を構成する。なお必要に応じて、I型コア50と日の字型コア60が接触する部分には、インダクタンス調整のため、薄いポリエステルの樹脂シートを挟んで空隙を設けてもよい。
以上のような構成により、本実施形態のトランス1は、日の字型コア60をコイルボビン10に組み込むと、コイルボビン10の長手方向の両側面下部に外向きに突出した端子接続部14の上方に日の字型コア60の2つの長手部63が配置されるため、コイルボビン10の端子接続部14の上方の空間を有効に使うことができ、コアを形成しない空間を少なくできるためトランス全体の体積(端子接続部やボビンを含めた縦×横×高さ)に占めるコアの占有体積率を高くすることができ、トランス全体の体積に対する許容ワット数を大きくすることができる。
また、コイルボビン10の鍔部12、13やコイルボビンの鍔部13、13(空間部19)は、日の字型コア60をコイルボビン10に組み込むときのガイドになっているため、コイルボビン10に容易に組み付けることができ、作業時間の短縮を図れる。
また、トランス1により4個の閉磁路(一次巻線と二次巻線の2組の閉磁路)が構成されるが2組のコイル2を1つのトランスで構成できることから小型化とコストダウンができる。
(第2の実施形態例)
図5は本発明の第2の実施形態にかかるトランス1の磁気構成図である。
図3の第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、I型コア50に磁気結合してこの巻線区間を6個の閉磁路(一次巻線と二次巻線の3組の閉磁路)に分けるように、変形日の字型コア160の長手部163に短手部162に平行に延出した2個の中央部161を追加し、各巻線区間には、一次巻線16と二次巻線17の組がそれぞれ巻線され、任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成される、という点である。
図5において、日の字型コア160の長手部163に短手部162に平行に延出した2個の中央部161を追加し、6個の閉磁路が形成される。
このトランスによれば、ある閉磁路における隣り合う閉磁路と相殺されることがないため、一つのトランスで、6つの閉磁路(一次巻線と二次巻線の3組の閉磁路)を形成でき、また、トランス全体の体積に占めるコアの占有体積率を高くすることができ、トランス全体の体積に対する許容ワット数を大きくすることができる。
なお、図5において、変形日の字型コア160の長手部163に短手部162に平行に延出した2個の中央部161を設けたが、この中央部161は3個以上であっても同様の効果が得られる。
また変形日の字型コアの中央部161の断面積は、変形日の字型コア160の短手部162の断面積の約2倍あるいはそれ以上、また、変形日の字型コア160の長手部163の断面積の約4倍あるいはそれ以上にしても上述と同様の効果が得られる。
またI型コア50と短手部162の接触する接触面積がI型コア50の断面積とほぼ等しくかそれ以上、また、I型コア50と中央部161の接触する接触面積がI型コア50の断面積の約2倍かそれ以上にしても上述と同様の効果が得られる。
今まで述べたI型コア50および日の字型コア60の長手部63、短手部62、中央部61は、それぞれ長手方向に垂直な断面積が略同一の四角形としている。このような構成にすると、これらのコアに流れる磁束の流れがより均一になり、安定した電圧を得られる。なお、これらのコアの長手方向に垂直な断面形状は、本実施例では四角形状を使用したが、この断面形状は、正方形や長方形や三角形や台形など任意の多角形であってもよい。
また、本発明は前述した実施形態例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更して実施可能である。
本発明の第1の実施形態にかかるトランスの分解組立斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかるトランスの完成斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかる磁気構成図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)をX方向から見た図、(c)は(a)をY方向から見た図である。 本発明の第1の実施形態にかかるI型コアと日の字型コアの説明図であり、(a)は各コアの断面積を説明するための図、(b)は各コアの接触面積を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる磁気構成図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)をX方向から見た図、(c)は(a)をY方向から見た図である。
符号の説明
1 トランス
2 コイル
10 コイルボビン
11 中空部
12 鍔部
13 鍔部
14 端子接続部
16 一次巻線
17 二次巻線
18 巻胴部
19 空間部
40 第一の閉磁路
41 第二の閉磁路
42 第三の閉磁路
43 第四の閉磁路
50 I型コア
51 中央部
52 両端部
60 日の字型コア
61 中央部
62 短手部
63 長手部
160 変形日の字型コア
161 中央部
162 短手部
163 長手部
A 断面積
B 断面積
C 断面積
D 断面積
E 接触面積
F 接触面積

Claims (3)

  1. 長手方向に沿ってコイルを巻回する巻胴部を複数有すると共に、長手方向の両側下部に外向きに突出した複数の端子接続部を有するコイルボビンと、
    前記コイルボビンに挿入されたI型コアと、
    前記I型コアに磁気結合される日の字型コアとを備え、
    前記コイルボビンは、前記複数の巻胴部の間に前記コイルボビンの一部を切り欠いた空間部を有し、前記複数の巻胴部には一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、
    前記I型コアは、前記コイルボビンの両端部および前記空間部から露出され、
    前記日の字型コアは、2つの長手部と前記長手部の両端部に設けた2つの短手部と前記短手部と略平行に設けられ前記長手部の略中央に設けた中央部を有し、前記短手部が前記I型コアの端部に磁気結合され、前記中央部が前記空間部にて前記I型コアに磁気結合されて、複数の閉磁路を構成し、
    任意の1つの閉磁路の磁束の向きは、この任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成され、
    前記コイルボビンは、複数の鍔部を有し、前記巻胴部は前記鍔部間に形成されており、前記端子接続部は前記鍔部に固定されており、
    前記端子接続部の上方に前記日の字型コアの長手部が配置される、
    ことを特徴とするトランス。
  2. 前記巻胴部の両側に位置する鍔部間の長さL2は、前記日の字型コアの開口部の長さL1とほぼ等しく、
    前記鍔部の幅W2は、前記日の字型コアの開口部の幅W1とほぼ等しく、
    前記空間部の長さL3は、前記中央部の長さL4とほぼ等しい、
    ことを特徴とする請求項に記載のトランス。
  3. 前記日の字型コアは、前記中央部を複数有する変形日の字型コアであり、
    前記コイルボビンは、前記空間部を複数有し、
    前記変形日の字型コアの前記複数の中央部が、前記複数の空間部にてそれぞれ前記I型コアに磁気結合されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のトランス。
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