JP2008060441A - インバータトランス - Google Patents

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一彰 朝倉
Yoshiaki Naganuma
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Abstract

【課題】2以上の出力型のインバータトランスにおいて、二次巻線の出力による冷陰極管のランプ電流を一定に保ち輝度のむらを防止し、また、インバータの回路全体の部品点数を減らしつつ小型化とコストダウンを図る。
【解決手段】コイルボビン10に挿入されたI型コア50に磁気結合して巻線区間を第一の閉磁路と第二の閉磁路に分ける変形コの字型コア60とを備え、第一の閉磁路と第二の閉磁路に分けられた巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組み合わせがそれぞれ巻線され、第一の閉磁路内で形成される閉磁路の磁束の向きは第二の閉磁路内で形成される閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示装置のバックライト用の冷陰極蛍光管を点灯するためなどに用いられるインバータトランスの構造に関する。
液晶テレビや液晶ディスプレイ装置などのバックライトには、複数本の冷陰極管が使用されている。この冷陰極管が、液晶テレビや液晶ディスプレイの背面に適当な間隔で配置され画面全体の輝度を保っている。複数本の冷陰極管を点灯させたときに、各冷陰極管の輝度のバラツキを抑え、むらのない照明を実現するためには、個々の冷陰極管のランプ電流を一定に保つ必要がある。
1本の冷陰極管を1個のトランスで独立に駆動すれば、輝度のバラツキを抑えることは容易であるが、駆動回路が複雑化する。そこで2本の冷陰極管を1個のトランスで駆動するようにして、インバータの回路全体の部品点数を減らし、小型化及びコストダウンが考えられている。
例えば特許文献1では、C字型コアを突き合わせてO字型の外方磁路を形成し、この両C字型コアの中央内周壁に同一のギャップを形成して配置したI字型コアと、このI字型コアの中央に設けた一次巻線と、この一次巻線の両側に振り分けた一対の二次巻線とで構成されている。
また、特許文献2では、ボビンの両端にそれぞれ端部ブロックが、また中間部に間隔をおいて2個の中間ブロックが設けられ、中央の2個の中間ブロックの間に一次巻線を巻線し、その両側の中間ブロックと端部ブロックの間にはサブフランジによって仕切られた領域を有しここに同一の巻線構造の二次巻線を巻線している。またボビンの端部ブロックには二次巻線の引き出し溝や、中間ブロックには一次巻線を通す経路を確保する突起を設けている。
実開平7−22528号公報 特開2006−165063号公報
しかしながら、特許文献1では一次巻線を接続する端子板が一次巻線の片側に設けられボビン自体が非対称な形状になっているため、一対の二次巻線を均等かつ対称に巻線することは難しく、一次巻線に通電すると一つの閉磁路に沿って2つの二次巻線のインダクタンスには偏差が生じ易く、誘起される電圧にバラツキが発生し、そのためこれに接続された2つの冷陰極ランプの輝度にバラツキが発生し易い問題があった。
また、一次巻線と二次巻線との距離を十分確保することができないため、2つある二次巻線の内どちらか一方が高電圧不良で不具合になった場合に、一次巻線が高電圧状態になり、全ての巻線が高電圧の不具合になる可能性があった。
これに対し、特許文献2では、ボビンが左右対称に構成されていると共に、巻線の位置が定まり、巻き乱れを防止できるため、二次巻線のインダクタンスのバラツキを抑えることができる。しかしながら、特許文献2においても、一次巻線と二次巻線との距離を十分確保することができないため、2つある二次巻線のうち、どちらか一方が高電圧不良で不具合になった場合に、全ての巻線が高電圧の不具合になる可能性があった。
また、特許文献1および特許文献2では、1つの一次巻線と2つの二次巻線に対して1つの磁気回路を形成しているため、2つの出力を個別に制御することができず、例えば冷陰極管自体にバラツキがある場合には2つの冷陰極ランプの輝度のバラツキを十分に抑えることができない問題があった。
本発明の主たる目的は、2以上の出力型のインバータトランスにおいて、二次巻線の出力による冷陰極管のランプ電流を一定に保ち輝度のむらを防止し、また、インバータの回路全体の部品点数を減らしつつ小型化とコストダウンを図り、さらに二次巻線のうち一方が高電圧状態になっても他方の二次巻線が動作できるようにすることにある。
本発明のインバータトランスは、コイルが巻線される第一コアに磁気結合しながら第二コアにより漏洩磁路を有しない複数の閉磁路が形成され、各閉磁路の巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成されることを特徴とするものである。
これにより、一つのインバータトランスにおいて、複数の隣り合う閉磁路が相殺されることなく独立して各トランスを駆動することができるため、二次巻線の出力によるランプ電流を一定に保ちつつ冷陰極ランプの輝度のバラツキを少なくすることができると共に、インバータの回路全体の部品点数を減らすことができる。
また、上記本発明のインバータトランスにおいては、前記各閉磁路は、隣接する他の閉磁路と互いにその一部を共有していることが好ましい。
これにより、閉磁路を構成するコアを小型化できる。
また、上記本発明のインバータトランスにおいては、前記第一コアおよび前記第二コアにおいて、前記閉磁路の共有部分に対応する部分の断面積は、それ以外の部分の断面積の約2倍であることが好ましい。
これにより、コアの小型化を図りつつ閉磁路に流れる磁束の飽和をなくすことができる。
本発明の別のインバータトランスは、コイルを巻線する巻線区間が複数設けられたコイルボビンと、前記コイルボビンに挿入されたI型コアと、前記I型コアに磁気結合してこの巻線区間を複数の閉磁路に分けるように、1つ以上の中央脚部を有する変形コの字型コアとを備え、各閉磁路内の巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成されることを特徴とするものである。
これにより、I型コアに巻線されたコイルに変形コの字型コアが磁気結合され、複数の独立した閉磁路が構成でき、独立して各トランスを駆動することができるため、二次巻線の出力によるランプ電流を一定に保ちつつ冷陰極ランプの輝度のバラツキを少なくすることができると共に、インバータの回路全体の部品点数を減らすことができる。
また、上記本発明のインバータトランスにおいては、前記コイルボビンは、中間部に該コイルボビンの一部を切り欠いた空間部を1個以上有し、この空間部から露出した前記I型コアに、前記変形コの字型コアの中央脚部が磁気結合される、ことが好ましい。
これにより、いずれかの二次巻線が高電圧不良でこれと組にある一次巻線が高電圧不良になった場合でも、他の一次巻線と二次巻線の組が高電圧不良になることを防ぐことができ、より信頼性の高いインバータトランスが得られる。
また、上記本発明のインバータトランスにおいては、前記変形コの字型コアの中央脚部の断面積は、前記I型コアの断面積の約2倍であることが好ましい。
これにより、コアの小型化を図りつつ閉磁路に流れる磁束が飽和することがなく磁路を形成できる。
本発明のさらに別のインバータトランスは、コイルを巻線する巻線区間がそれぞれ複数設けられた第一および第二のコイルボビンと、前記第一および第二のコイルボビンにそれぞれ挿入された第一および第二のI型コアと、H型コアの中央平板部の両側に、このH型コアの端平板部に平行に延出する2つ1組の中央磁脚部を1組以上追加した変形H型コアとを備え、前記第一のI型コアと前記変形H型コアの磁気結合により、前記第一のコイルボビンの巻線区間が複数の閉磁路に分けられ、前記第二のI型コアと前記変形H型コアの磁気結合により、前記第二のコイルボビンの巻線区間が複数の閉磁路に分けられ、各閉磁路内の巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成されることを特徴とするものである。
これにより、I型コアに巻線されたコイルに変形H型コアが磁気結合され、複数の独立した閉磁路が構成でき、独立して各トランスを駆動することができるため、二次巻線の出力によるランプ電流を一定に保ちつつ冷陰極ランプの輝度のバラツキを少なくすることができると共に、インバータの回路全体の部品点数を減らしさらなる小型化及びコストダウンができる。
また、上記本発明のインバータトランスにおいては、前記第一および第二のコイルボビンは、それぞれ中間部に該コイルボビンの一部を切り欠いた空間部を1個以上有し、この空間部から露出した前記第一および第二のI型コアに、前記変形H型コアの中央磁脚部が磁気結合される、ことが好ましい。
これにより、いずれかの二次巻線が高電圧不良でこれと組にある一次巻線が高電圧不良になった場合でも、他の一次巻線と二次巻線の組が高電圧不良になることを防ぐことができ、より信頼性の高いインバータトランスが得られる。
また、上記本発明のインバータトランスにおいては、前記変形H型コアの中央磁脚部および中央平板部の断面積は、前記第一および第二のI型コアの断面積の約2倍であることが好ましい。
これにより、コアの小型化を図りつつ閉磁路に流れる磁束が飽和することがなく磁路を形成できる。
本発明のインバータトランスによれば、複数の二次巻線の出力による複数の冷陰極管のランプ電流を一定に保ち輝度のむらを防止することができる。また、インバータの回路全体の部品点数を減らしつつ小型化とコストダウンを図り、さらには、いずれかの二次巻線が高電圧不良でこれと組にある一次巻線が高電圧不良になった場合でも、他の一次巻線と二次巻線の組が高電圧不良になることを防ぐことができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態例)
図1は本発明の第1の実施形態にかかるインバータトランス1の分解組立斜視図である。図2は図1の完成したインバータトランス1の斜視図である。図3は、図1のコイルボビン10にコイルを巻線した平面図である。図4は、図1のコイルボビン10にコイルを巻線した側面図である。図5は、図1のコイルボビン10にコイルを巻線した背面図である。図6は、図1の変形コの字型コアの斜視図である。図7は、図1のインバータトランス1の磁気構成図である。
図1ないし図7において、このインバータトランス1は、コイルを巻線するコイルボビン10と、このコイルボビン10に挿入されるI型コア50と、このI型コア50に磁気結合してコイルボビン10の外側より取り付けられる変形コの字型コア60と、このコイルボビン10を保護するカバー70とを備えている。
コイルボビン10は、長手方向に開口を有する四角形状の中空部11と、中空部11の外縁の両端にそれぞれ設けられた端部ブロック12と、端部ブロック12の中間部に間隔をおいて設けられた2個の中間ブロック13と、2つの中間ブロック13の間にコイルボビン10の一部を切り欠いた空間部19と、コイルボビン10の長手方向に外向き突出した出力端子接続部14と、2個の中間ブロックの間に長手方向と垂直の向きに外向きに突出した入力端子接続部15と、端部ブロック12と中間ブロック13の間に巻回される一次巻線16と二次巻線17とを備える。
またコイルボビン10は、端部ブロック12と中間ブロック13との間に中間ブロック13側に設けられた中ブロック18と、中ブロック18と端部ブロック12との間に設けられた2つのサブフランジ18aとよりなる。
この中間ブロック13と中ブロック18との間には、一次巻線16が巻回される。巻回される一次巻線16は、励磁用の第一入力巻線16aと第二入力巻線16bとで形成され、第一入力巻線16aには、不図示の電源回路から2V〜3V程度の入力信号が印加され、第二入力巻線16bは、12V〜24Vの入力信号が印加される。また、第二入力巻線16bと磁気的に結合された二次巻線17は、中ブロック18と端部ブロック12との間に形成され入力信号を1000V〜1200Vまで昇圧する。
一次巻線16の端末は、中間ブロック13の間の両側に設けられた入力端子接続部15の端子に絡げて半田付けされ接続される。また二次巻線17の端末は、端部ブロック12の底面に設けられた出力端子接続部14の端子に絡げて半田付けされ接続される。
また中間ブロック13間の底面には一次巻線の引き出しガイド21が形成され、端部ブロック12の底面には二次巻線の引き出し溝22が形成されている。それらによって、巻線の巻き始めや巻き終わりの引き出し位置が定まり巻き乱れを防ぐようにしている。なお、コイルボビン10は、電気的に絶縁性のある樹脂で一体成形されている。
そして、このコイルボビン10には、I型コア50が挿入される。I型コア50は、両端部52とその両端部52の中間にある中央部51を備え、長手方向に垂直な断面積が略同一の形状である。またI型コア50の長手方向の長さは、コイルボビン10の両端にある両端ブロック12より均等に突出するように設計されている。コイルボビン10の中空部11にI型コア50が挿入されると、コイルボビン10の一部を切り欠いた空間部19にI型コア50の中央部51が露出される。この中間ブロック13の間にある空間部19は、一方の一次巻線16と二次巻線17の組が高電圧不良になっても他方の一次巻線16と二次巻線17の組に影響しないような適切な距離を設けている。
そして、I型コア50と磁気結合するように変形コの字型コア60がコイルボビン10の外周より接続される。変形コの字型コア60は、中央平板部63とこの中央平板部63の端部にある両端磁脚62と、この両端磁脚62の中央にある中央磁脚61とからなる。この両端磁脚62の先端は、端部ブロック12より突出したI型コア50の両端部52に突き合されて接続される。またこの中央磁脚61の先端は、空間部19に露出したI型コア50の中央部51に突き合されて接続される。なお、変形コの字型コア60の中央磁脚61の先端部は、I型コア50に適切な空隙を設けて構成してもよい。
このような変形コの字型コア60は、I型コア50に対して磁気結合しながら2つの閉磁路に分ける。この2つの閉磁路は、図7に示すように漏洩磁路を有しない第一の閉磁路40と第二の閉磁路41からなる。すなわち、これらの閉磁路は、一次巻線側と二次巻線側との間にリーケージトランスで設けられているような漏洩磁束部を有しないものである。
そして第一の閉磁路40の磁束の向きは、第二の閉磁路41との磁束の向きと逆向きに形成されている。実際の構成では、コイルボビン10に巻かれる一次巻線16と二次巻線17の全ての巻回方向をコイルボビン10に対して同じとすると、入力される信号は一方を他方に対して位相を反転させて入力する。あるいは、入力される信号を同一位相とすれば、中間ブロック13より左右に巻かれる同一の巻線構造の巻線は、一方が他方に比べ逆向きに巻回する。
コイルボビン10には、巻回したコイルを保護するカバー70を備えている。このカバー70は、頂壁71およびこの頂壁71と一体に形成された側壁72より成る略直方体であり、側壁72の開口端の周囲には側壁より外方へ広がる鍔部73を有している。この頂壁71および頂壁71と一体に構成された側壁の内周壁に囲まれる空間は、コイルボビン10の巻線部分の形状より若干広い大きさとなっている。
またカバー70は、互いに対向する一組の側壁に一つずつ、I型コア50が挿入できる縦窓74が設けられている。また、その一組の側壁とは別の側壁に、変形コの字型コア60の中央磁脚61を挿入できる横窓75を設けている。このようなカバー70にしたため、巻回したコイルボビン10にカバー70を被せてもI型コア50と変形コの字型コア60を組み込み磁気結合できる。また、このカバー70を被せることによってコイルボビン10に巻回したコイルの断線防止ができる。また、このカバー70により二次巻線の出力端子接続部14とコア間の電気的絶縁が確保できる。なお、このカバー70は、電気的に絶縁性のある樹脂で一体成形されている。
ここでインバータトランス1の磁気的特性について説明する。図7は、第1の実施形態にかかわるインバータトランスの磁気構成図である。図7における各巻線は模式的に示したものであり、各巻線の巻線方向および巻回数はこれに限定されるものではない。
この磁気構成図は、コイルが巻回されたI型コア50と磁気結合された変形コの字型コア60とからなる。この磁気構成図において、2つの閉磁路が形成されている。第一の閉磁路40は、一方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50と、このI型コア50に磁気結合された変形コの字型コア60の中央磁脚61と一方の両端磁脚62により形成される。第二の閉磁路41は、他方の一次巻線16と二次巻線17の組に鎖交するI型コア50と、このI型コア50に磁気結合された変形コの字型コア60の中央磁脚61と他方の両端磁脚62により形成される。そして、第一の閉磁路40と第二の閉磁路41は、隣接する他の閉磁路と互いにその一部を中央磁脚61で共有している。
そして第一の閉磁路40の磁束の向きは、第二の閉磁路41との磁束の向きと逆向きに形成されている。例えば、図7において第一の閉磁路40の向きを右向きとすると、第二の閉磁路41の向きは左向きとするように形成される。そして、変形コの字型コア60とI型コア50において、これらが磁気結合して閉磁路を作る共有部分に対応する部分の断面積は、それ以外の部分の断面積の約2倍あるいはそれ以上としている。これは、変形コの字型コア60の中央脚部61の先端部の断面積が、中央平板部63の断面積と、両端磁脚62の断面積と、I型コア50の長手方向と垂直な断面積と比べて約2倍あるいはそれ以上に形成している。このように形成すると、第一の閉磁路40と第二の閉磁路41の磁束が飽和することがなく、一つのインバータトランスで、独立した2つの磁路を形成できる。
このような構成のインバータトランス1について、以下にその組立て方を説明する。
コイルボビン10を用意し、このコイルボビン10に設けられた中間ブロック13と中ブロック18との間に一次巻線16を巻回する。
次に、インバータトランス1の中ブロック18と端部ブロック12との間に二次巻線17を巻回する。例えば、第一入力巻線16aは9ターン程度、第二入力巻線16bは23ターン程度、二次巻線17は900ターン程度巻回する。
コイルをコイルボビン10に巻回したら、一次巻線16の端末は、中間ブロック13の間の両側に設けた入力端子接続部15に絡げて半田付けする。また二次巻線17の端末は、コイルボビン10の長手方向に外向き突出した出力端子接続部14に絡げて半田付けする。
次に、コイルボビン10にカバー70を被せる。カバー70を被せられたコイルボビン10の中空部11にI型コア50が挿入される。挿入されたI型コア50は、その両端部52がカバー70(端部ブロック12)からほぼ均一に突出するように配置する。
カバー70より突出したI型コア50の両端部52が変形コの字型コア60の両端磁脚62の先端と接続される。またI型コア50の中央部51が変形コの字型コア60の中央磁脚61の先端と接続される。
このような変形コの字型コア60は、コイルが巻回されたI型コア50と磁気的に結合され第一の閉磁路40と第二の閉磁路41に分ける。その後、変形コの字型コア60の中央平板部63とI型コア50の両端部52の端面とカバー70の側壁に絶縁テープを数回巻き付け、これによって変形コの字型コア60とI型コア50とカバー70とコイルボビン70が位置決めされインバータトランス1となる。
本実施形態のインバータトランスによれば、各閉磁路の巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線されており、一つのインバータトランスにおいて、複数の隣り合う閉磁路が相殺されることなく独立して各トランスを駆動することができるため、二次巻線の出力によるランプ電流を一定に保ちつつ冷陰極ランプの輝度のバラツキを少なくすることができると共に、インバータの回路全体の部品点数を減らすことができる。また、各閉磁路は隣接する他の閉磁路と互いにその一部を共有しているため、閉磁路を構成するコアを小型化できる。
(第2の実施形態例)
図8は本発明の第2の実施形態にかかるインバータトランス1の磁気構成図である。
これらの図において第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、I型コア50に磁気結合してこの巻線区間を3個以上の閉磁路に分けるように、変形コの字型コア60の中央平板部63に両端磁脚62に平行に延出した複数の中央磁脚61を追加し、複数の閉磁路に分けられた巻線区間には、一次巻線16と二次巻線17の組がそれぞれ巻線され、任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成され、変形コの字型コア60の中央磁脚61の先端部の断面積は、I型コア50の断面積の約2倍以上である、という点である。
図8においては、変形コの字型コア60の中央平板部63に両端磁脚62に平行に延出した2個の中央磁脚61を追加し、3個の閉磁路が形成される。そして第一の閉磁路40の向きを右向きとすると、第二の閉磁路41の向きは左向き、第三の閉磁路42の向きは右向きとなるように磁路を形成する。
本実施形態のインバータトランスによれば、隣り合う第一の閉磁路40と第二の閉磁路41は相殺されることがなく、また隣り合う第二の閉磁路41と第三の閉磁路42は相殺することなく、一つのインバータトランス1で、独立した3つの閉磁路を形成でき、一層のインバータトランスの小型化とコストダウンができる。
なお、図8においては、変形コの字型コア60の中央平板部63に両端磁脚62に平行に延出した2個の中央磁脚61を設けたが、この中央磁脚61は3個以上であっても同様の効果が得られる。
(第3の実施形態例)
図9は本発明の第3の実施形態にかかるインバータトランス1の磁気構成図である。
これらの図においてこの第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、コイルを巻線する巻線区間が複数設けられた第一のコイルボビン(図示せず)と、コイルを巻線する巻線区間が複数設けられた第二のコイルボビン(図示せず)と、H型コアの中央平板部121に、H型コアの2つの端平板部122に平行に延出する2つ1組の中央磁脚部123を1組追加した変形H型コア120と、第一のコイルボビンに挿入され、端平板部122の一方の先端および中央磁脚部123の一方の先端に面した第一のI型コア150と、第一のI型コア150に磁気結合しながら変形H型コア120の一方の中央磁脚部123により巻線区間を分けられた第一の閉磁路124と第二の閉磁路125と、第二のコイルボビンに挿入され、端平板部122の他方の先端およびこの中央磁脚部123の他方の先端に面した第二のI型コア160と、第二のI型コア160に磁気結合しながら変形H型コア120の他方の中央磁脚部123により巻線区間を分けられた第三の閉磁路126と第四の閉磁路127と、第一の閉磁路122と第二の閉磁路125と第三の閉磁路126と第四の閉磁路127に分けられた巻線区間には、一次巻線16と二次巻線17の組がそれぞれ巻線され、任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成され、変形H型コア120の中央磁脚部123および中央平板部121の断面積は、第一のI型コア150と第二のI型コア160の断面積の約2倍以上である、という点である。
図9においては、H型コアの中央平板部121に2つの端平板部122に平行に延出する2つ1組の中央磁脚部123を1組追加し、4個の閉磁路が形成される。そして第一の閉磁路124の磁束の向きを右向きとすると、第二の閉磁路125の磁束の向きは左向き、第三の閉磁路126の磁束の向きは左向き、第四の閉磁路127の磁束の向きは右向きとなるように磁路を形成する。
本実施形態のインバータトランスによれば、第一の閉磁路124はこれと隣り合う第二の閉磁路125と第三の閉磁路126と相殺されることがなく、また第二の閉磁路125は、これと隣り合う第一の閉磁路124と第四の閉磁路127と相殺されることがなく、また第三の閉磁路126は、これと隣り合う第一の閉磁路124と第四の閉磁路127と相殺されることがなく、また第四の閉磁路127は、これと隣り合う第二の閉磁路125と第三の閉磁路126と相殺されることがない。よって、一つのインバータトランスで、独立した4つの閉磁路を形成でき、より一層のインバータトランスの小型化とコストダウンができる。
(第4の実施形態例)
図10は本発明の第4の実施形態にかかるインバータトランス1の磁気構成図である。
この図において第3の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態において、第3の実施形態と異なる点は、H型コアの中央平板部121に、H型コアの2つの端平板部122に平行に延出する2つ1組の中央磁脚部123を2組追加した変形H型コア120を用いている点である。これによりさらなるインバータトランスの小型化とコストダウンができる。図10では、中央磁脚部123を端平板部122に平行に2組延出しているが、この中央磁脚部123を3組以上設けても同様の効果が得られる。
今まで述べたI型コアは、長手方向に垂直な断面積が略同一としている。このような構成にすると、このI型コアに流れる磁束の流れがより均一になり、冷陰極ランプの輝度のバラツキを少なくできる蛍光管を提供できる。
なお、I型コアの長手方向に垂直な断面形状は、本実施例では略四角形を使用したが、この断面形状は、任意の多角形、円、楕円等であってもよい。このI型コア50の断面形状が円形あるいは楕円形であると、コイルボビン10の中空部11はI型コア50に合わせた形状であるため、コイルボビン10の中空部11は円形あるいは楕円形に形成でき、それ合わせてコイルを巻回する部分が形成されるため、コイルの巻回作業が容易になり、作業時間の短縮ができる。なお、以上述べたI型コア、変形コの字型コア、変形H型コアの材質は、例えば、ニッケル系などのフェライト材でもよいし、金属系磁性材料などでもよい。
また、本発明は前述した実施形態例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更して実施可能である。
本発明の第1の実施形態にかかるインバータトランスの分解組立斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかるインバータトランスの完成斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかるコイルを巻線したコイルボビンの平面図である。 本発明の第1の実施形態にかかるコイルを巻線したコイルボビンの側面図である。 本発明の第1の実施形態にかかるコイルを巻線したコイルボビンの背面図である。 本発明の第1の実施形態にかかる変形コの字型コアの斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかるインバータトランスの磁気構成図である。 本発明の第2の実施形態にかかるインバータトランスの磁気構成図である。 本発明の第3の実施形態にかかるインバータトランスの磁気構成図である。 本発明の第4の実施形態にかかるインバータトランスの磁気構成図である。
符号の説明
1 インバータトランス
10 コイルボビン
11 中空部
12 端部ブロック
13 中間ブロック
14 出力端子接続部
15 入力端子接続部
16 一次巻線
16a 第一入力巻線
16b 第二入力巻線
17 二次巻線
18 中ブロック
18a サブフランジ
19 空間部
21 引き出しガイド
22 引き出し溝
40 第一の閉磁路
41 第二の閉磁路
50 I型コア
51 中央部
52 両端部
60 変形コの字型コア
61 中央磁脚
62 両端磁脚
63 中央平板部
70 カバー
71 頂壁
72 側壁
73 鍔部
74 縦窓
75 横窓
120 変形H型コア
121 中央平板部
122 端平板部
123 中央磁脚部
124 第一の閉磁路
125 第二の閉磁路
126 第三の閉磁路
127 第四の閉磁路
128 第五の閉磁路
129 第六の閉磁路
150 第一のI型コア
160 第二のI型コア

Claims (9)

  1. コイルが巻線される第一コアに磁気結合しながら第二コアにより漏洩磁路を有しない複数の閉磁路が形成され、
    各閉磁路の巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、
    任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成される、
    ことを特徴とするインバータトランス。
  2. 前記各閉磁路は、隣接する他の閉磁路と互いにその一部を共有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインバータトランス。
  3. 前記第一コアおよび前記第二コアにおいて、前記閉磁路の共有部分に対応する部分の断面積は、それ以外の部分の断面積の約2倍である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインバータトランス。
  4. コイルを巻線する巻線区間が複数設けられたコイルボビンと、
    前記コイルボビンに挿入されたI型コアと、
    前記I型コアに磁気結合してこの巻線区間を複数の閉磁路に分けるように、1つ以上の中央脚部を有する変形コの字型コアとを備え、
    各閉磁路内の巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、
    任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成される、
    ことを特徴とするインバータトランス。
  5. 前記コイルボビンは、中間部に該コイルボビンの一部を切り欠いた空間部を1個以上有し、この空間部から露出した前記I型コアに、前記変形コの字型コアの中央脚部が磁気結合される、
    ことを特徴とする請求項4に記載のインバータトランス。
  6. 前記変形コの字型コアの中央脚部の断面積は、前記I型コアの断面積の約2倍である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のインバータトランス。
  7. コイルを巻線する巻線区間がそれぞれ複数設けられた第一および第二のコイルボビンと、
    前記第一および第二のコイルボビンにそれぞれ挿入された第一および第二のI型コアと、
    H型コアの中央平板部の両側に、このH型コアの端平板部に平行に延出する2つ1組の中央磁脚部を1組以上追加した変形H型コアとを備え、
    前記第一のI型コアと前記変形H型コアの磁気結合により、前記第一のコイルボビンの巻線区間が複数の閉磁路に分けられ、
    前記第二のI型コアと前記変形H型コアの磁気結合により、前記第二のコイルボビンの巻線区間が複数の閉磁路に分けられ、
    各閉磁路内の巻線区間には、一次巻線と二次巻線の組がそれぞれ巻線され、
    任意の1つの閉磁路の磁束の向きはこの任意の閉磁路と隣り合う閉磁路の磁束の向きと逆向きに形成される、
    ことを特徴とするインバータトランス。
  8. 前記第一および第二のコイルボビンは、それぞれ中間部に該コイルボビンの一部を切り欠いた空間部を1個以上有し、この空間部から露出した前記第一および第二のI型コアに、前記変形H型コアの中央磁脚部が磁気結合される、
    ことを特徴とする請求項7に記載のインバータトランス。
  9. 前記変形H型コアの中央磁脚部および中央平板部の断面積は、前記第一および第二のI型コアの断面積の約2倍である、
    ことを特徴とする請求項8に記載のインバータトランス。
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