JP2017163129A - ラインフィルタ - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、このようなラインフィルタでは、絶縁テープを巻回するのに時間がかかり、また、上述の空隙により2個のボビンにはがたつきが生じる問題がある。
このベースの端部には、ボビンの最外側面に設けられた凹部と係合する保持片(連結部)が設けられている。またボビンの鍔部は、E型磁芯の根元部と巻線との絶縁距離を確保するため所定の長さを有する。
このラインフィルタでは、2個のボビンがベースにがたつきなく連結されており、巻線の外周に絶縁テープが巻回されずに、E型磁芯の中央脚と巻線の絶縁を容易に確実に行うことができる。
つまり、従来例のようなラインフィルタでは、ベースの端部にボビンの最外側面に設けられた凹部と係合する保持片が設けられているため、平面視で、ベースの外形が大きくなりベースの重量が増加する。
第1上鍔部と第1下鍔部を形成する第1筒状部を有する第1ボビンと、
前記第1筒状部に巻回した第1巻線と、
第2上鍔部と第2下鍔部を形成して前記第1筒状部と並行に配置された第2筒状部を有する第2ボビンと、
前記第2筒状部に巻回した第2巻線と、
前記第1ボビンと前記第2ボビンの間に配置された連結部材と、
前記第1上鍔部と前記第2上鍔部の上方に配置された第1根元部と、前記第1下鍔部と前記第2下鍔部の下方に配置された第2根元部と、前記第1筒状部と前記第2筒状部に挿入した側脚を有する、閉磁路を形成したコアを、備えており、
平面視で、前記連結部材は、前記コアの内周の内側に配置され、かつ、前記第1上鍔部と前記第1下鍔部と前記第2上鍔部と前記第2下鍔部に連結されていることを特徴とする。
「前記連結部材は、連結筒状部と第1連結片と第2連結片と第3連結片と第4連結片を有し、
前記第1連結片と前記第2連結片と前記第3連結片と前記第4連結片は、前記第1上鍔部と前記第1下鍔部と前記第2上鍔部と前記第2下鍔部に、それぞれ連結されており、
正面視で、前記第1ボビンと前記第2ボビンは、同じ全高に形成していると共に、高さ方向で同じ位置に配置しており、
正面視で、前記連結部材は、前記第1ボビンと前記第2ボビンの全高以内に全て配置されていること」、
「前記コアは、前記連結筒状部に挿入した中央脚を有すること」、
を含むものである。
第1上鍔部12と第1下鍔部16の径方向の外形は、それぞれ同じ大きさである。第1上鍔部12と第1下鍔部16との間の第1筒状部11の外周には絶縁被膜銅線からなる第1巻線19が多層巻回されている。巻回された第1巻線19の径方向の外形は、第1上鍔部12と第1下鍔部16の径方向の外形より若干小さく形成している。第1巻線19の両終端は、第1上端子13と第1下端子17にそれぞれ電気的に接続されている。
第2上鍔部22と第2下鍔部26の径方向の外形は、同じ大きさである。第2上鍔部22と第2下鍔部26との間の第2筒状部21の外周には絶縁被膜銅線からなる第2巻線29が多層巻回されている。巻回された第2巻線29の径方向の外形は、第2上鍔部22と第2下鍔部26の径方向の外形より若干小さく形成している。第2巻線29の両終端は、第2上端子23と第2下端子27にそれぞれ電気的に接続されている。
なお、第1ボビン10と第2ボビン20は同じ成形金型で作られており同一形状である。
そして、正面視で、第1ボビン10と第2ボビン20は、同じ全高H2であると共に、高さ方向で同じ位置に配置されている。
第1筒状部11と第2筒状部21の筒軸方向に垂直な断面内形は矩形に形成されている。
具体的に、平面視で、コア40の内周の内側に配された、第1連結片32と第2連結片33と第3連結片34と第4連結片35は、コア40の内周の内側に配された、第1上鍔部12と第1下鍔部16と第2上鍔部22と第2下鍔部26にそれぞれ連結されている。
第1連結片32は、連結筒状部31の上端外周から第1ボビン側に突出しており、第1連結片32の筒軸方向下面に、下方に向けて突出した第1凸部32aが設けられている。第1上鍔部12の筒軸方向上面には、第1連結片32と連結した第1連結溝12aと、第1連結溝12aの底部に第1凸部32aと嵌合した第1凹部12bが形成されている。
第2連結片33は、連結筒状部31の下端外周から第1ボビン側に突出しており、第2連結片33の筒軸方向上面に、上方に向けて突出した第2凸部33aが設けられている。第1下鍔部16の筒軸方向の下面には、第2連結片33と連結した第2連結溝16aと、第2連結溝16aの底部に第1凸部33aと嵌合した第2凹部16bが形成されている。
第3連結片34は、連結筒状部31の上端外周から第2ボビン側に突出しており、第3連結片34の筒軸方向下面に、下方に向けて突出した第3凸部34aが設けられている。第2上鍔部22の筒軸方向の上面には、第3連結片34と連結した第3連結溝22aと、第3連結溝22aの底部に第3凸部34aと嵌合した第3凹部22bが形成されている。
第4連結片35は、連結筒状部31の下端外周から第2ボビン側に突出しており、第4連結片35の筒軸方向上面に、上方に向けて突出した第4凸部35aが設けられている。第2下鍔部26の筒軸方向の下面には、第4連結片35と連結した第4連結溝26aと、第4連結溝26aの底部に第4凸部35aと嵌合した第4凹部26bが形成されている。
また、平面視で、第1巻線19と第2根元部42aとの絶縁距離を確保するために、第2連結部2bは筒軸方向に所定の長さL8を有する。
また、平面視で、第2巻線29と第1根元部41aとの絶縁距離を確保するために、第3連結部2cは筒軸方向に所定の長さL9を有する。
また、平面視で、第2巻線29と第2根元部42aとの絶縁距離を確保するために、第4連結部2dは筒軸方向に所定の長さL10を有する。
このような第1〜4連結部2a〜2dは、筒軸方向において、第1、2根元部と第1、2巻線との絶縁距離を確保する長さL7〜L10を必要として、所定以下に小さくできないものである。
また、第2連結部2bの全幅W4は、第1下鍔部16の外形から第1筒状部11の内形までとなっている。
また、第3連結部2cの全幅W5は、第2上鍔部22の外形から第2筒状部21の内形までとなっている。
また、第4連結部2dの全幅W6は、第2下鍔部26の外形から第2筒状部21の内形までとなっている。
このような第1〜4連結部の全幅W3〜W6は、コアの形状や配置により決まるものであり、特に限定されない。
また、正面視で、第1〜4連結部の全高H3は、連結筒状部の全高H1より小さい。
また、正面視で、第1〜4連結部の全高H3は、不図示のコアの全高H4より小さい。
また、平面視で、第3連結片34の下面と第4連結片35の上面との筒軸方向の長さL5は、第3連結溝22aの底面と第4連結溝26aの底面の筒軸方向の長さL6とほぼ同じである。
具体的に、図4において、第1上端子台12cと第1下端子台16cの連結部材側には、連結筒状部31を載置する第1上載置部12dと第1下載置部16dが突出して形成されている。また、第2上端子台22cと第2下端子台26cの連結部材側には、連結筒状部31を載置する第2上載置部22dと第2下載置部26dが突出して形成されている。そして、連結筒状部31が第1上下載置部12d、16dと第2上下載置部22d、26dの上面に載置されている。
第1コア41は、第1根元部41aと、第1根元部41aの両端から直角方向に一体に延在した、2個の第1側脚41bと、第1側脚41bの間に配置した第1中央脚41cを有する。
第2コア42は、第2根元部42aと、第2根元部42aの両端から直角方向に一体に延在した、2個の第2側脚42bと、第2側脚42bの間に配置した第2中央脚42cを有する。
このコア40は、閉磁路を形成しており、このコア40と第1、2巻線により、コモンモードノイズとノーマルモードノイズの両方が除去できる。
第1、2中央脚の断面外形は、連結筒状部31の断面内形より若干小さい矩形に形成している。
なお、第1、2側脚の断面外形、第1、2筒状部の断面内形、第1、2中央脚の断面外形、連結筒状部31の断面内形とは、筒軸方向と直角方向の断面を指す。
第1連結片32と第2連結片33が第1連結溝12aと第2連結溝16aに両側から挟み込み、第1凸部32aが第1凹部12bに嵌合し、第2凸部33aが第2凹部16bに嵌合して、連結部材30が第1ボビン10に連結する。
第3連結片34と第4連結片35が第3連結溝22aと第4連結溝26aに両側から挟み込み、第3凸部34aが第3凹部22bに嵌合し、第4凸部35aが第4凹部26bに嵌合して、連結部材30が第2ボビン20に連結する。
ただし、第1、2巻線の外形と連結部材30には若干の隙間があり、第1、2巻線の外形は連結部材30に接しない。
つまり、第1側脚41bが第1筒状部11と第2筒状部21に挿入されると共に第1中央脚41cが連結筒状部31に挿入される。また、第2側脚42bが第1筒状部11と第2筒状部21に挿入されると共に第2中央脚42cが連結筒状部31に挿入される。
そして、2個の第1側脚41bの先端と2個の第2側脚42bの先端が突き合うと共に、第1中央脚41cの先端と第2中央脚42cの先端が突き合う。
また、第1根元部41aが、第1上鍔部12と第1連結片32に接すると共に、第2上鍔部22と第3連結片34に接する。
また、第2根元部42aが、第1下鍔部16と第2連結片33に接すると共に、第2下鍔部26と第4連結片35に接する。
また、図2(b)に示すように、正面視で、コア40が第1〜4連結部2a〜2dを隠すように、第1〜4連結部2a〜2dはコア40に全て重畳して配置されている。
また、平面視で、連結部材30は、コアの内周Rの内側に配置され、かつ、第1上鍔部12と第1下鍔部16と第2上鍔部22と第2下鍔部26に連結されている。
そこで、平面視で、連結部材30は、コアの内周の内側に配置され、かつ、第1上鍔部12と第1下鍔部16と第2上鍔部22と第2下鍔部26に連結されている。
よって、本例は、コアの根元部と巻線との所定の絶縁距離を確保するための鍔部を、有効に活用できると共に、平面視で、連結部材の外形を従来例のようなベース(連結部材)の外形より小さくできるため、軽量のラインフィルタを提供できる。
また、この実施形態のラインフィルタによれば、コモンモードノイズとノーマルモードノイズの両方を除去できる。
また、第1連結片32と第2連結片33と第3連結片34と第4連結片35は、第1上鍔部12と第1下鍔部16と第2上鍔部22と第2下鍔部26に、それぞれ連結されている。
また、正面視で、第1ボビン10と第2ボビン20は、同じ全高H2に形成していると共に、高さ方向で同じ位置に配置している。
また、正面視で、連結部材30は、第1ボビン10と第2ボビンの全高以内に、全て配置している。
一方、本例では、正面視で、連結部材は、第1ボビンと第2ボビンの全高以内に、全て配置されているため、従来例のような構成のベース部分、低背化できて、ラインフィルタの小型化を実現できる。
また、第1ボビン10と第2ボビン20は熱硬化性樹脂により形成されており、第1ボビン10には第1巻線19と電気的に接続した第1上端子13と第1下端子17と、第2ボビン20には第2巻線29と電気的に接続した第2上端子23と第2下端子27が固定されている。
本例のラインフィルタの組立時において、巻線の端末を端子に半田接続する際に、熱硬化性樹脂の第1ボビンと第2ボビンは、熱可塑性樹脂の第1ボビンと第2ボビンに比べて、半田熱による形状の変形を小さくできる。
また、連結部材が第1ボビンと第2ボビンに連結される際に、熱可塑性樹脂の第1〜第4連結片は、熱硬化性樹脂の第1〜第4連結片に比べて、弾性変形しやすいため外側に広がりやすく、第1〜第4連結溝に組立しやすい。
例えば、実施形態のラインフィルタのコア40は、2個のE型コアからなる日の字型コアであるが、コアに閉磁路が形成されるなら、2個のU型コアからなるO型コアでもよい。
2個のU型コアは、第1コアと第2コアからなる。この第1コアは、第1根元部と、第1根元部の両端から直角方向に延在した2個の第1側脚を有する。この第2コアは、第2根元部と、第2根元部の両端から直角方向に延在した2個の第2側脚を有する。
そして、第1側脚が第1筒状部と第2筒状部に挿入される。また第2側脚が第1筒状部と第2筒状部に挿入される。
この変形例1は、コアの根元部と巻線との所定の絶縁距離を確保するための鍔部を、有効に活用できると共に、平面視で、連結部材の外形を、従来例のようなベース(連結部材)の外形より小さくできるため、軽量のラインフィルタを提供できる。
さらに、この変形例1は、主にコモンモードノイズを除去できるものの、実施形態のような中央脚がなくコアの軽量化を図ることができるため、より軽量のラインフィルタを提供できる。
また、実施形態では、第1、2中央脚が連結筒状部31に挿入されているため、第1、2中央脚と第1、2巻線との絶縁が確保されるが、第1、2中央脚と第1、2巻線との所定の絶縁距離を確保できれば、連結筒状部の形状はこれに限らない。
例えば、連結筒状部の筒軸方向と直角方向の断面上辺が開口された断面略U形の変形連結筒状部が用いられてもよい。この場合、第1、2中央脚と第1、2巻線との所定の絶縁距離を確保するため、変形連結筒状部の筒軸方向と直角方向の断面左辺上端と断面右辺上端が高さ方向上側に延びて第1ボビン10と第2ボビン20の上端より高い構造でもよい。この変形連結筒状部は連結筒状部に含まれるものである。
また、実施形態では、第1〜4連結部は、第1〜4凸部を有する第1〜4連結片と、底部に第1〜4凹部を有する第1〜4連結溝からなるが、連結部材30が第1ボビン10と第2ボビン20に連結されるならば、これに限らない。
第1連結部は、連結筒状部31の上端外周から第1ボビン側に突出した第1凸部51aと、第1上鍔部12の外周に形成して第1凸部51aと嵌合した第1凹部51bからなる。
第2連結部は、連結筒状部31の下端外周から第1ボビン側に突出した第2凸部52aと、第1下鍔部16の外周に形成して第2凸部52aと嵌合した第2凹部52bからなる。
第3連結部は、連結筒状部31の上端外周から第2ボビン側に突出した第3凸部53aと、第2上鍔部の外周に形成して第3凸部53aと嵌合した第3凹部53bからなる。
第4連結部は、連結筒状部31の下端外周から第2ボビン側に突出した第4凸部54aと、第2下鍔部の外周に形成して第4凸部54aと嵌合した第4凹部54bからなる。
第1凸部51aと第2凸部52aとの筒軸方向の長さは、第1凹部51bと第2凹部52bとの筒軸方向の長さとほぼ同じである。
また、第3凸部53aと第4凸部54aとの筒軸方向の長さは、第3凹部53bと第4凹部54bとの筒軸方向の長さとほぼ同じである。
そして、第1凸部51aが第1凹部51bに嵌合して、第2凸部52aが第2凹部52bに嵌合して、連結部材30が第1ボビン10に連結する。
また、第3凸部53aが第3凹部53bに嵌合して、第4凸部54aが第4凹部54bに嵌合して、連結部材30が第2ボビン20に連結する。
また、実施形態では、ラインフィルタ組立中での連結ボビンについて、第1〜4連結部のみの連結のため、第1ボビン10と第2ボビン20は、相対的に僅かに移動しやすいものの、連結強度を高めるため、第1ボビン10と第2ボビン20に連結構造が追加されてもよい。連結構造は、例えば、正面視で、第1上載置部12dの側面と第2上載置部22dの側面が互いに凹凸嵌合して、かつ、第1下載置部16dの側面と第2下載置部26dの側面が互いに凹凸嵌合するものである(不図示)。すると、ラインフィルタ組立中での連結ボビンについて、第1ボビン10と第2ボビン20は、相対的に移動しにくくなり、組立品質を上げることができる。
また、実施形態では、第1中央脚の先端と第2中央脚の先端が互いに突き合う2個のE型コアであるが、第1中央脚の先端と第2中央脚の先端が若干隙間を配置する2個のE型コアでもよい。ただし、この場合のE型コアは、第1側脚と第2側脚は互いに突き合うものである。
また、実施形態のコアは、2個のE型コアよりなるが、閉磁路が形成されるなら、この形態に限らず、E型コアとI型コアの組み合わせ等でもよい。この場合、コアの内周とは、E型コアの根元部と2個の側脚と、I型コアによって囲まれた内周を指し、平面視で連結部材30の全体を囲える最小のコアの内周を指す。
また、変形例1では、コアは、2個のU型コアよりなるが、閉磁路が形成されるなら、この形態に限らず、U型コアとI型コアの組み合わせ等でもよい。この場合、コアの内周とは、U型コアの根元部と2個の側脚と、I型コアによって囲まれた内周を指す。
2a 第1連結部
2b 第2連結部
2c 第3連結部
2d 第4連結部
10 第1ボビン
11 第1筒状部
12 第1上鍔部
12a 第1連結溝
12b 第1凹部
12c 第1上端子台
12d 第1上載置部
13 第1上端子
16 第1下鍔部
16a 第2連結溝
16b 第2凹部
16c 第1下端子台
16d 第1下載置部
17 第1下端子
19 第1巻線
20 第2ボビン
21 第2筒状部
22 第2上鍔部
22a 第3連結溝
22b 第3凹部
22c 第2上端子台
22d 第2上載置部
23 第2上端子
26 第2下鍔部
26a 第4連結溝
26b 第4凹部
26c 第2下端子台
26d 第2下載置部
27 第2下端子
29 第2巻線
30 連結部材
31 連結筒状部
32 第1連結片
32a 第1凸部
33 第2連結片
33a 第2凸部
34 第3連結片
34a 第3凸部
35 第4連結片
35a 第4凸部
40 コア
41 第1コア
41a 第1根元部
41b 第1側脚
41c 第1中央脚
42 第2コア
42a 第2根元部
42b 第2側脚
42c 第2中央脚
51a 第1凸部
51b 第1凹部
52a 第2凸部
52b 第2凹部
53a 第3凸部
53b 第3凹部
54a 第4凸部
54b 第4凹部
L0 第1ボビンと第2ボビンの筒軸方向の全長
L1 連結部材の筒軸方向の全長
L2 コアの内周における筒軸方向の全長
L3 第1連結片の下面と第2連結片の上面の筒軸方向の長さ
L4 第1連結溝の底面と第2連結溝の底面の筒軸方向の長さ
L5 第3連結片の下面と第4連結片の上面の筒軸方向の長さ
L6 第3連結溝の底面と第4連結溝の底面の筒軸方向の長さ
L7 第1巻線と第1根元部との絶縁距離を確保する所定の長さ
L8 第1巻線と第2根元部との絶縁距離を確保する所定の長さ
L9 第2巻線と第1根元部との絶縁距離を確保する所定の長さ
L10 第2巻線と第2根元部との絶縁距離を確保する所定の長さ
L11 第1巻線の筒軸方向の全長
L12 第2巻線の筒軸方向の全長
H1 連結筒状部の全高
H2 第1ボビンと第2ボビンの全高
H3 第1〜4連結部の全高
H4 コアの全高
R コアの内周
W1 連結部材の全幅
W2 コアの内周における全幅
W3 第1連結部の全幅
W4 第2連結部の全幅
W5 第3連結部の全幅
W6 第4連結部の全幅
Claims (3)
- 第1上鍔部と第1下鍔部を形成する第1筒状部を有する第1ボビンと、
前記第1筒状部に巻回した第1巻線と、
第2上鍔部と第2下鍔部を形成して前記第1筒状部と並行に配置された第2筒状部を有する第2ボビンと、
前記第2筒状部に巻回した第2巻線と、
前記第1ボビンと前記第2ボビンの間に配置された連結部材と、
前記第1上鍔部と前記第2上鍔部の上方に配置された第1根元部と、前記第1下鍔部と前記第2下鍔部の下方に配置された第2根元部と、前記第1筒状部と前記第2筒状部に挿入した側脚を有する、閉磁路を形成したコアを、備えており、
平面視で、前記連結部材は、前記コアの内周の内側に配置され、かつ、前記第1上鍔部と前記第1下鍔部と前記第2上鍔部と前記第2下鍔部に連結されていることを特徴とするラインフィルタ。 - 前記連結部材は、連結筒状部と第1連結片と第2連結片と第3連結片と第4連結片を有し、
前記第1連結片と前記第2連結片と前記第3連結片と前記第4連結片は、前記第1上鍔部と前記第1下鍔部と前記第2上鍔部と前記第2下鍔部に、それぞれ連結されており、
正面視で、前記第1ボビンと前記第2ボビンは、同じ全高に形成していると共に、高さ方向で同じ位置に配置しており、
正面視で、前記連結部材は、前記第1ボビンと前記第2ボビンの全高以内に全て配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラインフィルタ。 - 前記コアは、前記連結筒状部に挿入した中央脚を有することを特徴とする請求項1または2に記載のラインフィルタ。
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Cited By (1)
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