JPH077123U - 大電流チョークコイル - Google Patents

大電流チョークコイル

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JPH077123U
JPH077123U JP4053593U JP4053593U JPH077123U JP H077123 U JPH077123 U JP H077123U JP 4053593 U JP4053593 U JP 4053593U JP 4053593 U JP4053593 U JP 4053593U JP H077123 U JPH077123 U JP H077123U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻線を設けるボビンの形状を工夫することに
より、巻線とその巻線を樹脂注形するための注形用放熱
ベースとの位置関係を適切に規定して、巻線の放熱性の
改善を図り得るようにするとともに、組み立て容易な構
造とする。 【構成】 フランジ付きボビン組立体3の巻胴部12の
外周に巻線4を設け、注形用放熱ベースに前記ボビン組
立体3を前記フランジ11部分にて嵌合し、前記注形用
放熱ベースに樹脂を注形して前記巻線下部のみが前記樹
脂に浸るようにするとともに、磁気コア1A,1Bを前
記巻胴部内側に挿置した構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、大電流用のノイズフィルタ、ラインフィルタ等に使用する大電流チ ョークコイルに係り、とくに放熱性や形状の小型化に配慮した大電流チョークコ イルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭や事務所内で使用する各種の電気、電子機器のオン・オフに伴って 発生するノイズや、外部から商用電源線路を通って飛び込んでくるノイズを抑制 するために、チョークコイルとコンデンサ等を組み合わせたノイズフィルタが実 用に供されている。
【0003】 とくに、大電力の電気、電子機器用のノイズフィルタやラインフィルタの場合 、チョークコイルの電流容量も大きなものが要求される。従来のこの種の大電流 チョークコイルは、トロイダルコア等の閉磁路コアに断面が円形の一般的なエナ メル被覆導線を巻回してコイル部とし、放熱のためにコアも含め全体を絶縁樹脂 で注形(モールド)した構成となっていた。さらに、本出願人により、トロイダ ルコアに巻線したコイル部を金属製放熱板上に近接配置し、該コイル部と放熱板 間に樹脂を注形して、コイル部の発熱を樹脂を介して放熱板に伝導させる構成が 提案されている(実開平3−101036号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、トロイダルコアは、巻線の自動化に適さず、また、金属製放熱 板上にコアに巻線したコイル部を配置する場合、放熱板にコイル部が接触すると 絶縁不良となり、また放熱板とコイル部の距離が開き過ぎると放熱板への熱伝導 が悪化し、放熱板を設けた効果が薄れてしまう問題がある。また、放熱板とコイ ル部間に絶縁シートを介在させて樹脂注形することも考えられるがやはり絶縁シ ートの存在が放熱板への熱伝導を妨げてしまう。
【0005】 本考案は、上記の点に鑑み、巻線を設けるボビンの形状を工夫することにより 、巻線とその巻線を樹脂注形するための注形用放熱ベースとの位置関係を適切に 規定して、巻線の放熱性の改善を図り得るようにするとともに、組み立て容易な 構造とした大電流チョークコイルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の大電流チョークコイルは、フランジ付き ボビン組立体の巻胴部の外周に巻線を設け、注形用放熱ベースに前記ボビン組立 体を前記フランジ部分にて嵌合し、前記注形用放熱ベースに樹脂を注形して前記 巻線下部のみが前記樹脂に浸るようにするとともに、磁気コアを前記巻胴部内側 に挿置した構成としている。
【0007】 前記注形用放熱ベースは放熱板となる底板上に注形枠を載置した構成とし、該 注形枠に前記フランジを嵌合させる構成としても良い。
【0008】 また、前記ボビン組立体は、複数の巻胴部を有し、それぞれフランジ部を有す るボビン分割体を一体化したものでも良い。
【0009】 また、前記ボビン組立体の複数の巻胴部間に仕切り部を設ける構成でも良い。
【0010】 また、前記フランジの外側端面に、前記磁気コアが部分的に嵌まる凹部を形成 する構成としても良い。
【0011】 また、前記注形用放熱ベースに折り曲げ部分を設け、該折り曲げ部分で前記磁 気コアを固定する構成としても良い。
【0012】
【作用】
本考案の大電流チョークコイルにおいては、注形用放熱ベースに巻線を有する フランジ付きボビン組立体をフランジ部分にて嵌合し、注形用放熱ベースとフラ ンジ付きボビン組立体とを一体化しているため、巻線と注形用放熱ベースとの位 置関係が適切かつ正確に規定できる。すなわち、巻線が注形用放熱ベースに直接 接触せずに近接対向するように前記ボビン組立体を注形用放熱ベースで位置決め 、支持できる。
【0013】 このフランジ付きボビン組立体と注形用放熱ベースとの一体化は、両者の嵌合 により容易に実行でき、従来のように巻線とその巻線を樹脂注形するためのベー ス(ケース)との位置関係を何らかの手段で規定保持したり、巻線とベース間に 絶縁シートを介在させたりするといったことが不要になり、組立作業の効率化を 図ることができる。また、巻線と注形用放熱ベースとの間の絶縁樹脂による注形 (モールド)は、巻線下部が樹脂に浸れば良く、絶縁樹脂の注形量が少なくて済 むので経済性に優れている。また、磁気コアをボビン組立体の巻胴部内側に挿置 しており、樹脂は磁気コアにかからないため、樹脂注形時や使用時の発熱に起因 するコアへの無用のストレスを無くすことができ、コアの磁気特性の劣化を防止 することができる。
【0014】 さらに、巻線下部を絶縁樹脂で注形したとき、巻回された巻線間に絶縁樹脂が 入り込み、巻線で発生した熱が効果的に絶縁樹脂を介し注形用放熱ベースに伝導 され、放熱されることになる。
【0015】 また、前記ボビン組立体として、それぞれフランジ部を有するボビン分割体を 連結一体化した構成のものを使用すれば、予め空心で巻回成形した巻線を用いる ことができ、その巻線の内周に対を成すボビン分割体の巻胴部を嵌挿して一体化 することで巻線を有するボビン組立体が構成でき、巻線の線材径が太い場合にボ ビン組立体の巻胴部に直接巻線を巻回するよりも作業性が向上し、組立が容易に なる。
【0016】 また、前記ボビン組立体の複数の巻胴部間に絶縁用の仕切り部を設ける構成と すれば、巻線全体を樹脂注形しなくとも巻線相互間の絶縁性が確保され、巻線と 注形用放熱ベースとの間の絶縁樹脂による注形部分が巻線下部の必要最小限で済 み、絶縁樹脂量がより一層削減できる。
【0017】 また、前記フランジの外側端面に、前記磁気コアが部分的に嵌まる凹部を形成 する構成とすれば、、磁気コアの一部が該凹部に嵌まることでフランジからの磁 気コアの突出部分を小さくすることができ、磁気コアの磁路長を小さくできると ともに、コアの小型化ひいては大電流チョークコイルの小型化を図ることができ る。
【0018】 また、前記注形用放熱ベースに折り曲げ部分を設け、該折り曲げ部分で前記磁 気コアを固定する構成とすれば、磁気コアの固定のための接着等の作業が不要に なり、組立が容易になる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案に係る大電流チョークコイルの実施例を図面に従って説明する。
【0020】 図1乃至図9は本考案の第1実施例を示す。これらの図において、閉磁路を成 す磁気コア組立体1は、フェライト等のU型磁気コア1A,1Bを突き合わせ一 体化したものであり、コイル部2は、絶縁樹脂製ボビン組立体3の一対の真直ぐ な円筒状巻胴部12の外周に、断面が略矩形のエナメル被覆導線である平角導線 を所要回数巻回してなる巻線4をそれぞれ設けたものである。注形用放熱ベース 7は、樹脂溜まりを有するように注形枠5を放熱板となる金属製底板6上に載置 固定したものである。そして、前記コイル部2のボビン組立体3を前記注形用放 熱ベース7の注形枠5に嵌合し、さらに、コイル部2と注形用放熱ベース7の金 属製底板6との間に熱伝導性の良好なエポキシ系あるいはウレタン系の絶縁樹脂 8を注形し、磁気コア組立体1をコイル部2に嵌挿して接着一体化することによ り大電流チョークコイルが構成されている。
【0021】 前記U型磁気コア1A,1Bは対をなした真っすぐな円柱状脚部9とそれを連 結する連結部10からなっている。
【0022】 前記ボビン組立体3は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリプロピ レン等の熱可塑性絶縁樹脂で成型された一対のボビン分割体3A,3Bを突き合 わせて嵌合一体化したものである。
【0023】 前記ボビン分割体3A,3Bは、ともに同じ形状に成型されており、フランジ 11の内側端面に、一対の分割円筒状巻胴部12A,12Bと、その分割円筒状 巻胴部12A,12B間に位置する分割仕切り部13Aを一体にそれぞれ形成し たものである。前記フランジ11には、その下端面から両側面の中間より上にか けて、前記注形用放熱ベース7の注形枠5に嵌合させるための嵌合溝15が形成 されており、フランジ11の外側端面には、上端に端子取付部16が垂直に(庇 状に)垂直に形成されているとともに、分割円筒状巻胴部12A,12Bのコア 挿置穴20同士を連絡するように窪んだ凹部17が設けられており、前記端子取 付部16の下面中央から前記凹部に向かって仕切突片18が形成されている。ま た、図9に示すように、前記端子取付部16下面には、上面に通じる端子挿通穴 21とその両側の一対の端子係合溝22が、中央の仕切突片18を中心として左 右対称にそれぞれ設けられている。さらに、フランジ11の上部側には、仕切突 片18近傍両側に一対の巻線端部挿通穴23が、両側端に一対の巻線端部係合溝 24がそれぞれ設けられている。そして、前記分割円筒状巻胴部12Aの先端部 には環状凸部25が形成されており、分割円筒状巻胴部12Bの先端部には内周 のコア挿置穴20に沿って環状凹溝26が形成されている。前記分割仕切り部1 3Aは、薄板部27の上部と下部とに厚肉部28A,28Bを有している。図9 において、前記薄板部27の先端側には、ボビン分割体3A,3Bの中心(中心 線C参照)より一方の先端部分が除去された段差面29が形成されており、厚肉 部28A,28Bの先端側には、中心に対し片側に嵌合凸部31が、他方に嵌合 凹部32がそれぞれ形成されている。なお、図7及び図8に示すように、前記分 割仕切り部13A下側の厚肉部28Bの底面は、フランジ11の下端面よりも上 方に位置するように形成されている。
【0024】 ところで、前記ボビン分割体3A,3Bの一体化は、両者が同一の形状で形成 されているので、図7又は図9で示すように両者が点対称に向かい合うように配 置し、相互に嵌合することで行われる。嵌合時には、ボビン分割体3Aの分割円 筒状巻胴部12Aの環状凸部25がボビン分割体3Bの分割円筒状巻胴部12B の環状凹溝26と嵌合し、ボビン分割体3Bの環状凸部25がボビン分割体3A の環状凹溝26に嵌合することで、コア挿置穴20を有する一対の真直ぐな円筒 状巻胴部12を構成する。同時に、ボビン分割体3A,3B中央の分割仕切り部 13Aにおいて、図8に示すように、一方のボビン分割体の嵌合凸部31が他方 のボビン分割体の嵌合凹部32と嵌合するとともに、両者の薄板部27の段差面 29がそれぞれ対接し、対向するボビン分割体3A,3B中央に連続した仕切り 部13が形成される。このようにして、ボビン組立体3が構成される。
【0025】 図4の如く、端子30は、導体金属で略L字状に形成したものであり、前記端 子取付部16の端子挿通穴21に挿通する端部に、リード線等を接続するための リード穴34が設けられ、他方の端部には巻線端部係合切欠35が設けられてい る。また、端子30のボビン分割体3A,3Bへの取り付けは、端子30の巻線 端部係合切欠35をフランジ11内側の巻線端部挿通穴23に対応させ、リード 穴34を有する端部を端子挿通穴21に挿通し、仕切突片18の両側に対向する 端子係合溝22Aに嵌合させて行う。ボビン分割体3Bへの端子30の取り付け は、端子30の向きを図4とは反対にし端子30の巻線端部係合切欠35をフラ ンジ11外側の巻線端部係合溝24に対応させ、リード穴34を有する端部を端 子挿通穴21に挿通し、外側に位置する端子係合溝22Bに嵌合させて行う。こ のようにして、ボビン分割体3A,3Bに、端子30が一対ずつ設けられる。な お、仕切突片18が両方の端子30間を絶縁隔離しているので、巻線端部挿通穴 23同士が近接していても充分な絶縁耐圧を確保できる。
【0026】 前記巻線4は、前記ボビン組立体3の円筒状巻胴部12の外周に装着できるよ うに平角導線を予め空心状態で円筒状に巻回成形したものであり、内側に位置す る一方の端部4Aを前記巻線端部挿通穴23に、他方の端部4Bを前記巻線端部 係合溝24にそれぞれ挿入できるように折り曲げてある。
【0027】 前記注形枠5は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリプロピレン等 の熱可塑性絶縁樹脂で成型されており、前後面と両側面を有し、それらの4面で 囲まれた内側は抜き穴40になっており、前面と後面の壁部41には前記ボビン 分割体3A,3Bの嵌合溝15と嵌合するための略方形状の嵌合切欠42が形成 され、両側の側壁部43は肉厚に形成されており、その側面中央に係合凸部44 がそれぞれ形成されている。
【0028】 前記底板6は、鉄板等の熱伝導の良い金属製であって放熱板として機能するも のであり、前後端の中央に取付穴46を有する取付部47がそれぞれ設けられて おり、両側端の中央には前記注形枠5の係合凸部44と係合するための係合穴4 8を有する係合部49が折り曲げ立設されている。
【0029】 ここで、第1実施例における大電流チョークコイルの組立について説明する。 まず、端子30を一対ずつ一体に設けたボビン分割体3A,3Bを用意し、一方 のボビン分割体3Aの分割円筒状巻胴部12A,12Bの外周に円筒状に巻回成 形された一対の巻線4をそれぞれ嵌挿する。このとき、図4のように巻線4の端 部4Aをボビン分割体3Aの巻線端部挿通穴23から端子30の巻線端部係合切 欠35に挿通する。そして、巻線4のボビン分割体3Aが嵌挿されている部分の 反対側から、他方のボビン分割体3Bの分割円筒状巻胴部12A,12Bを巻線 4の内側に嵌挿するとともに、ボビン分割体3A,3Bを突き合わせて嵌合一体 化し、ボビン組立体3を形成する。このとき、巻線4の端部4Bをボビン分割体 3Bの巻線端部係合溝24から端子30の巻線端部係合切欠35に挿通する。ま た、ボビン分割体3A,3B及び一対の巻線4を一体化した後、巻線4の両端部 4A,4Bとそれらを挿通した端子30の巻線端部係合切欠35近辺とをはんだ 付けで接続する。なお、巻線4の外周下方端はフランジ11下端面より上方に位 置する(巻線4が金属製底板6に直接接触してしまわないために必要である。) 。このようにして、一対の円筒状巻胴部12に巻線4が巻回されたコイル部2が 構成される。
【0030】 一方、前記注形枠5を底板6上に載置し、注形枠5の係合凸部44と底板6の 係合穴48を係合することで一体化し、注形用放熱ベース7を構成する。該注形 用放熱ベース7は、注形枠5の抜き穴40により放熱板である底板6の上面が露 出しており、注形枠5で囲まれた樹脂溜まりが形成される。なお、注形枠5と底 板6の一体化は、接着剤による接着等を併用しても良い。
【0031】 次に、前述のコイル部2と、前記注形用放熱ベース7との一体化を行う。両者 の一体化は、ボビン組立体3の両側のフランジ11に形成されている嵌合溝15 と、注形枠5の嵌合切欠42を設けた壁部41の縁部とを嵌合させるとともに、 コイル部2と底板6との間の注形枠5の壁部41及び側壁部43の4面で囲まれ た樹脂溜まりに熱伝導性の良好な絶縁樹脂8を注入し、モールド(樹脂注形)す ることで行われる。このとき、ボビン組立体3と注形枠5の嵌合は、フランジ1 1の下端面が底板6に接するまで行われるが、ボビン組立体3中央の仕切り部1 3下側の厚肉部28B底面が、フランジ11の下端面よりも少し上方に位置する ように形成されていることから、ボビン組立体3中央の仕切り部13により底板 6上面が仕切られることがなく、両側の巻線4間下方に隙間を有しているので、 絶縁樹脂8は、巻線4の下部を含む、抜き穴40より露出する底板6上面の全体 にわたって浸透することができる。なお、このボビン組立体3と注形用放熱ベー ス7との嵌合一体化により、巻線4の下端と底板6上面とは、放熱性の損なわれ ない程度の微少間隔(例えば1mm以下)で対向し、絶縁樹脂8により絶縁されて いる。絶縁樹脂8の注形量は、巻線4の下部のみが浸るように設定する。
【0032】 次に、前記コイル部2のボビン組立体3の両側から、一対のU型磁気コア1A ,1Bの対をなした真っすぐな円柱状脚部9をコア挿置穴20にそれぞれ嵌挿し 、前記脚部の対向する端面をそれぞれ当接して磁気コア組立体1を構成するとと もに、該磁気コア組立体1とボビン組立体3とを接着剤を用いて接着固定し一体 化する。このとき、ボビン組立体3両側のフランジ11外側端面に凹部17が設 けられていることにより、U型磁気コア1A,1Bの連結部10の一部が該凹部 17に嵌まることでフランジ11からの突出部分を小さくすることができる。
【0033】 以上のようにして、大電流チョークコイルが得られる。なお、この大電流チョ ークコイルの各種電子機器への取り付けは、底板6に設けられている取付部47 の取付穴46を利用して行われ、電気的な接続は、ボビン組立体3両側上端の端 子取付部16に設けられている端子30のリード穴34にリード線を挿通して、 絡げ又ははんだ付けすることにより行われる。
【0034】 上記第1実施例の大電流チョークコイルは、一対の巻線4を有するコモンモー ドチョークコイルとして使用できる。この第1実施例によれば、樹脂注形するた めの注形用放熱ベース7と嵌合して該注形用放熱ベース7との位置関係を正確に 規定することができるボビン組立体3を用いることにより、ボビン組立体3に設 けられた巻線4の下端と注形用放熱ベース7の底板6との間隔を適切に維持でき (例えば1mm以下の微小間隔にでき)、絶縁樹脂8の注形は巻線4と注形用放熱 ベース7の底板6とが放熱性の損なわれない程度の微少間隔を空けて配置された 状態で実行でき、絶縁樹脂8で注形する範囲を必要最小限に留めて、樹脂注形に 必要な樹脂量を従来の磁気コア及びコイル部の全体を絶縁樹脂で樹脂注形する場 合よりも大幅に削減することができ、金属製の底板6からの放熱による巻線の放 熱性の改善を図ることができる。また、底板6上に絶縁シート等を配置すること も不要である。
【0035】 また、ボビン組立体3と注形用放熱ベース7との一体化は、ボビン組立体3の フランジ11下端面の嵌合溝15に注形用放熱ベース7の壁部41の縁部を嵌め 込むことで容易に実行でき、組立作業の効率化を図ることができる。また、コイ ル部2と注形用放熱ベース7との一体化後に絶縁樹脂8を樹脂注形することで、 注形用放熱ベース7に対してボビン分割体3A,3Bからなるボビン組立体3を 確実に固定できる。
【0036】 また、磁気コア組立体1はボビン組立体3のコア挿置穴20に挿入されており 、注形樹脂である絶縁樹脂8が直接触れないため、樹脂注形時や使用時の発熱に 起因する磁気コアへの無用のストレスを無くすことができ、磁気コアの磁気特性 の劣化を防止することができる。
【0037】 さらに、ボビン組立体3が同一形状のボビン分割体3A,3Bを嵌合一体化す ることで構成されており、該ボビン分割体3A,3Bは1つの金型で成形できる ため、製造が容易で経済性にも優れている。そして、コイル部2の一対の巻線4 間中央には、ボビン組立体3の仕切り部13が設けられており、その仕切り部1 3の下側の厚肉部28B底面がフランジ11の下端面よりも少し上方に位置する ように形成されていることから、コイル部2と注形用放熱ベース7の底板6間へ の絶縁樹脂8の確実な浸透が行えるとともに、絶縁樹脂8による注形は仕切り部 13の下端部分までの巻線下部を含む最小限で済み、この注形部分より上方は仕 切り部13により巻線4間の絶縁性が確保される。
【0038】 また、ボビン組立体3両側のフランジ11外側端面に凹部17が設けられてい ることにより、U型磁気コア1A,1Bの連結部10の一部が該凹部17に嵌ま ることでフランジ11からの突出部分を小さくすることができ、磁気コアの磁路 長を小さくできるとともに、磁気コアの小型化ひいては大電流チョークコイルの 小型化を図ることができる。
【0039】 また、平角導線を用いた巻線4を用いているので、平角導線を用いた巻線4の 幅の狭い面がボビン外周に対向するように当該平角導線を巻回することでボビン 組立体3の巻線幅に対して一般的な断面円形の導線よりも多い回数巻回すること ができ、1層巻で所要のインダクタンス及び電流容量を得ることが容易となる。 また、巻線4間の隙間に絶縁樹脂8を入り込ませることができ、ラジエータ効果 により巻線4の発熱が絶縁樹脂8に良好に伝導され、放熱性が改善される。
【0040】 さらに、巻線4は、平角導線を前記ボビン組立体3の円筒状巻胴部12に適合 するように予め円筒状に巻回成形しているため、ボビン分割体3A,3Bと嵌合 一体化するだけでよくボビン組立体3の円筒状巻胴部12に直接巻回するよりも 容易にコイル部2を構成することができる。
【0041】 図10は本考案の第2実施例を示す。この図において、注形用放熱ベース7A を構成する底板6Aは、その前端及び後端の取付部47が設けられている部分以 外の部分に、折り曲げ加工等により底板6Aに垂直なコア押さえ51をそれぞれ 立設したものである。該コア押さえ51は、上側部分を湾曲加工して弾性を持た せており、磁気コア組立体1と一体化したコイル部2を注形用放熱ベース7Aに 装着する際に、コイル部2より突出している磁気コア組立体1の両端面を両側か ら挟み込む如く保持するものである。
【0042】 従って、この第2実施例の構成では、磁気コア組立体1のコイル部2への固定 の際の接着剤による接着等の必要がなくなり、大電流チョークコイルの組立が容 易になる。その他の構成及び作用効果は前記第1実施例と同様である。
【0043】 なお、第2実施例においてコア押さえ51は底板6Aの前端及び後端にそれぞ れ少なくとも1個設けるものとし、前端及び後端にそれぞれ複数個設けても良い 。
【0044】 図11及び図12は本考案の第3実施例を示す。これらの図において、注形用 放熱ベース7Bを構成する底板6Bは、その両側端に取付穴46を有する取付部 47Bを設けるとともに、該取付部47Bの両側に係合穴48Bを有する係合部 49Bをそれぞれ折り曲げ加工等で立設し、前端及び後端の中央にそれぞれ折り 曲げ加工等により垂直なコア押さえ51Bを立設したものである。また、注形枠 5Bは、その両側面の両側に前記底板6Bの係合穴48Bと係合する係合凸部4 4Bをそれぞれ形成したものである。注形用放熱ベース7Bは、注形枠5Bの係 合凸部44Bと底板6Bの係合穴48Bとを係合することで一体化して構成した ものであり、前後端のコア押さえ51Bは、前記第2実施例と同様に、磁気コア 組立体1と一体化したコイル部2を注形用放熱ベース7Bに装着する際に、磁気 コア組立体1の両端面を両側から挟み込む如く保持するものである。従って、こ の第3実施例の構成では、磁気コア組立体1のコイル部2への固定の際の接着剤 による接着の必要がなくなり、大電流チョークコイルの組立が容易になる。なお 、その他の構成及び作用効果は前記第1実施例と同様である。
【0045】 なお、上記各実施例では一対のU型磁気コアを突き合わせた磁気コア組立体を 例示したが、U型磁気コアの代わりにコイル部の円筒状巻胴部を貫通する長さの 一対の脚部を有するU型磁気コアとその脚部端面間を連結するI型磁気コアとを 用い、U型磁気コアの脚部端面とI型磁気コアとを突き合わせて矩形状(ロ字状 )の閉磁路を有する磁気コア組立体を構成しても良い。
【0046】 また、上記各実施例では、注形用放熱ベースを樹脂製の注形枠と金属製の底板 を一体化して構成していたが、熱伝導性の良い金属で、底面及び4側面で囲まれ た樹脂溜まりを有し、かつ取付部あるいはコア押さえを一体に有する注形用放熱 ベースを形成してもよい。
【0047】 さらに、上記各実施例ではボビン組立体として一対の同形状のボビン分割体を 嵌合一体化して構成していたが、一方のボビン分割体にのみ円筒状巻胴部を形成 し、他方のボビン分割体を端子付きフランジとして形成し、両者を嵌合一体化し てボビン組立体を構成しても良い。
【0048】 また、円筒状巻胴部を1個又は3個以上有するボビン組立体を用いても良く、 その場合、巻線及び磁気コア組立体の形状又は組み合わせを適宜変更しても良い 。
【0049】 また、上記各実施例では平角導線を予め円筒状に巻回形成して巻線を構成して いたが、ボビン組立体の円筒状巻胴部に直接巻回してもよく、また、平角導線の かわりに断面が円形状の丸導線を用いて巻線を構成しても良い。
【0050】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の大電流チョークコイルによれば、巻線を有する フランジ付きボビン組立体をフランジ部分にて注形用放熱ベースと嵌合一体化す るため、巻線と注形用放熱ベースとの位置関係を適切かつ正確に規定でき、この フランジ付きボビン組立体と注形用放熱ベースとの一体化を容易に実行でき、組 立作業の効率化を図ることができる。また、巻線と注形用放熱ベースとの間の絶 縁樹脂による注形は、必要最小限に抑えられ、樹脂は磁気コア組立体に触れない ため、絶縁樹脂量が少なくて済むので経済性に優れているとともに、樹脂注形時 や使用時の発熱に起因する磁気コアへの無用のストレスを無くすことができ、磁 気コアの磁気特性の劣化を防止することができる。さらに、コイル部を絶縁樹脂 で注形したとき、巻回された巻線間に絶縁樹脂が入り込み、巻線で発生した熱が 効果的に絶縁樹脂を介し放熱機能を持つ注形用放熱ベースに伝導されるので、放 熱性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る大電流チョークコイルの第1実施
例における磁気コア組立体とコイル部を示す分解斜視図
である。
【図2】第1実施例における注形用放熱ベースを示す分
解斜視図である。
【図3】第1実施例を示す平面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】同側面図である。
【図6】図3のVI−VI断面図である。
【図7】第1実施例におけるボビン組立体の分解状態を
示す側面図である。
【図8】第1実施例におけるボビン組立体を示す中央部
の側断面図である。
【図9】第1実施例におけるボビン組立体の分解状態を
示す底面図である。
【図10】本考案の第2実施例を示す側面図である。
【図11】本考案の第3実施例を示す平面図である。
【図12】同側面図である。
【符号の説明】
1 磁気コア組立体 1A,1B U型磁気コア 2 コイル部 3 ボビン組立体 3A,3B ボビン分割体 4 巻線 5,5B 注形枠 6,6A,6B 底板 7,7A,7B 注形用放熱ベース 8 絶縁樹脂 11 フランジ 12 円筒状巻胴部 12A,12B 分割円筒状巻胴部 13 仕切り部 13A 分割仕切り部 15 嵌合溝 17 凹部 30 端子 51,51B コア押さえ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ付きボビン組立体の巻胴部の外
    周に巻線を設け、注形用放熱ベースに前記ボビン組立体
    を前記フランジ部分にて嵌合し、前記注形用放熱ベース
    に樹脂を注形して前記巻線下部のみが前記樹脂に浸るよ
    うにするとともに、磁気コアを前記巻胴部内側に挿置し
    たことを特徴とする大電流チョークコイル。
  2. 【請求項2】 前記注形用放熱ベースは放熱板となる底
    板上に注形枠を載置したものであり、該注形枠に前記フ
    ランジが嵌合してなる請求項1記載の大電流チョークコ
    イル。
  3. 【請求項3】 前記ボビン組立体は複数の巻胴部を有し
    ており、フランジを有するボビン分割体を一体化したも
    のである請求項1又は2記載の大電流チョークコイル。
  4. 【請求項4】 前記ボビン組立体は、複数の巻胴部間に
    仕切り部を有するものである請求項3記載の大電流チョ
    ークコイル。
  5. 【請求項5】 前記フランジの外側端面に、前記磁気コ
    アが部分的に嵌まる凹部が形成されている請求項1、
    2、3又は4記載の大電流チョークコイル。
  6. 【請求項6】 前記注形用放熱ベースに折り曲げ部分を
    設け、該折り曲げ部分で前記磁気コアを固定してなる請
    求項1、2、3、4又は5記載の大電流チョークコイ
    ル。
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