JP2013065754A - リアクトル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リアクトル装置を構成する一対のコイルの一方の端部同士を接続して直列接続する場合、接続部分をケースから絶縁しておく部分の小型化を図る。
【解決手段】コイルの端面に当接する絶縁部材に、相互に接続されている端部14,16を受けいれて取り囲む内壁40と、内壁から距離を隔てた位置で内壁を取り囲む外壁44を形成しておく。相互に接続されている端部は、コイルの端面からコイルの伸張方向に突出させる。相互に接続されている端部が内壁の内側に収容され、外部から2重に絶縁される。接続されている端部同士とケース間の沿面距離も増大する。
【選択図】図2

Description

本明細書では、リアクトル装置を開示する。
DC−DCコンバータなどにリアクトル装置が利用される。本明細書でいうリアクトル装置は、回路にリアクタンスを導入する機器であり、コイルを備えている。
一対のコイルを並置し、各コイルの一方の端部同士を接続して一対のコイルを直列に接続したリアクトル装置が開発されており、その一例が特許文献1に記載されている。
特開2009−246222号公報
各コイルの一方の端部同士を接続して一対のコイルを直列に接続する場合、端部同士を溶接等して接続する必要があり、その接続部をケースから絶縁しておく必要がある。
特許文献1の技術では、その公報の図1に示されているように、相互に接続されている端部同士がコイルの外周面からコイルの半径方向の外側に向けて伸張しており、その接続部分を収容しておくケースが大型化する。また、ケースと接続部分を絶縁しておく絶縁部材が必要とされる。特許文献1の技術では、接続部分を絶縁しておく絶縁部材とケースの詳細を記載していない。
本明細書で開示するリアクトル装置は、接続部分を絶縁した状態で収容しておく部分の小型化を図る。
本明細書で開示するリアクトル装置は、少なくとも一対のコイルと絶縁部材を備えている。一対のコイルは並置されており、各コイルの一方の端部同士が接続されている。接続されている端部同士はコイルの端面からコイルの伸張方向に突出している。
絶縁部材には、接続されている端部同士を受けいれて取り囲む内壁と、内壁から距離を隔てた位置で内壁を取り囲む外壁が形成されている。
組み立て終わったリアクトル装置では、並置されている一対のコイルの端面に絶縁部材が当接し、相互に接続されている端部が内壁の内側に収容されている。
上記のリアクトル装置では、コイルの端面からコイルの伸張方向に伸びている空間内に接続部分を収容する。その位置に収容すると、ケース形状が複雑化せず、しかもケースの大型化を避けることができる。また接続部分が内壁と外壁によって2重に絶縁され、接続部分とケース間の沿面距離も増大する。ケースの小型化と絶縁信頼性の向上がともに得られる。
上記のリアクトル装置は、小型であり、絶縁信頼性が高い。車載するのに適している。
実施例1のリアクトル装置の分解斜視図。 図1のボビンを図1と反対側から斜視した図。 収容部にコイル端部を収容した状態を示す図。
下記に示す実施例の主要な特徴を列記する。
(特徴1)一対のコイルは、端面が同一面内に揃う関係で並置されている。
(特徴2)同一面内に揃っている端面側のコイルの端部同士が溶接されている。
(特徴3)溶接されている端部同士は、コイルの上面側に位置している。
(特徴4)溶接されている端部同士は、コイル外においてU字状に伸びているコアの上方に位置している。
(特徴5)コイルの底面側は、樹脂を介して、ケース内面に位置決めされている。
図1は、実施例のリアクトル装置1の分解斜視図である。図2は、図1のボビン20を図1と反対側から斜視した図である。
図中の2は第1コイルであり、断面が扁平長方形をしている銅線をエッジワイズ巻きしたものである。銅線の表面は絶縁材で被覆されている。第1コイル2はA方向に伸張しており、中空部10を備えている。図中の4は第2コイルであり、第1コイル2と同じ銅線で形成されている。第2コイル4もA方向に伸張しており、中空部12を備えている。第1コイル2と第2コイル4は並置されており、第1コイル2の端面11と第2コイル4の端面13は、同一面内に揃っている。
第1コイル2では、端面11側の端部14から他方側の端部6に向けて、銅線がコイル状に巻かれている。第2コイル4では、端面13側の端部16から他方側の端部8に向けて、銅線がコイル状に巻かれている。
第1コイル2の端面11側の端部14と、第2コイル4の端面13側の端部16は、重ね合わされた状態で溶接されている。端部14と端部16の溶接箇所では、表面を被覆していた絶縁材が損傷しており、表面での絶縁が得られていない。端部14と端部16が接続されているために、第1コイル2と第2コイル4は直列に接続されている。他方の端部6と8の間に電圧をかけると、第1コイル2と第2コイル4の直列回路に電流が流れる。
図中の22は第1コアであり、図中の24は第2コアである。第1コア22と第2コア24は、U字状コア26で接続されている。第1コア22は第1コイル2の中空部10に挿入され、第2コア24は第2コイル4の中空部12に挿入される。U字状コア26の周囲は絶縁材料(樹脂)で形成されているボビン20で被覆されている。ボビン20の第1コア22と第2コア24側には、つば状に広がっている平面部36が形成されている。ボビン20は、平面部36と曲面部30を備えており、平面部36の背面側に段差32が形成されている。U字状コア26はボビン20の曲面部30内に埋設されている。
図示されていないが、第1コイル2の端部6と第2コイル4の端部8の側にも、ボビン20と同種のボビンが用意されている。そのボビン(第2ボビンという。ボビン20のことは第1ボビンという)も、第1コアと第2コアとU字状コアを備えている。第2ボビンの第1コアは第1コイル2の中空部10に挿入され、第2ボビンの第2コアは第2コイル4の中空部12に挿入される。その状態で、第1コイル2の中空部10内で、第1ボビン20の第1コア22の端面と、図示しない第2ボビンの第1コアの端面が当接し、第2コイル2の中空部12内で、第1ボビン20の第2コア24の端面と、図示しない第2ボビンの第2コアの端面が当接する。組み立てが終了すると、第1ボビン20の第1コア22と、第1ボビン20のU字状コア26と、第1ボビン20の第2コア24と、第2ボビンの第2コアと、第2ボビンのU字状コアと、第2ボビンの第1コアの順で一巡する磁路が形成される。
また組み立てが終了すると、第1ボビン20の端面28が第1コイル2の端面11と第2コイル4の端面13に当接する。同様に、図示しない第2ボビンの端面が端部6側の第1コイル2の端面と端部8側の第2コイル4の端面に当接する。
第1コイル2の端面11側の端部14と、第2コイル4の端面13側の端部16は、第1コイル2と第2コイル4の伸張方向Aに沿って伸びている。第1ボビン20の平面部36の背後に、相互に接続された端部14と端部16を受け入れる収容部34が形成されている。収容部34は、段差32内に位置している。すなわちU字状コア26の上方に確保されている段差32内に、端部14と端部16と、収容部34が配置されている。
図2に示すように、収容部34のコイル2,4側には、開口38が形成されている。開口38の内部に内壁40が形成されている。内壁40の内部には開口42が形成されている。開口42は、伸張方向Aに沿って伸びている端部14と端部16を収容する大きさと位置に形成されている。収容部34を形成している壁44は、内壁40から所定距離Bだけ離れており、内壁40を取り囲んでいる。壁44は、内壁40に対する外壁である。
実際の使用時には、リアクトル装置をケースに収容して用いる。この際に、コイル2,4の底面とケースの底板の内側の面の間に樹脂を充填して、リアクトル装置をケース内に収容する。また、収容部34の上面にケースの蓋板が当接する。
図3は、収容部34に端部14,16を収容した状態を示している。内壁40と外壁44によって、溶接された端部14,16が図示しないケース(外壁44の上面に当接している)から2重に絶縁されていることがわかる。ケースは外壁44の上面に接することから、溶接された端部14,16からケースまでの沿面距離(絶縁体の表面に沿った距離)は、溶接された端部14,16からCで示す位置までの距離となる。内壁40と外壁44の間に形成されている開口38によって、溶接された端部14,16からケースまでの沿面距離は、図中の2×D分だけ拡大されていることがわかる。
なお端部14,16の下方では、内壁40と外壁44の2重構造が確保されていない。端部14,16とケースが接近している部分に、内壁40と外壁44の2重構造が配置されれば、2重構造による絶縁信頼性が確保される。
本実施例によると、溶接することで表面の絶縁が損傷している端部14,16が、内壁40と外壁44によって2重に絶縁され、絶縁信頼性が向上している。また内壁40と外壁44の間に形成されている開口38によって、表面の絶縁が損傷している端部14,16から収容部34の外表面に至るまでの沿面距離が確保されており、沿面に沿った絶縁破壊に対しても抵抗力が高められている。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:リアクトル装置
2:第1コイル
4:第2コイル
6:端部
8:端部
10:中空部
11:端面
12:中空部
13:端面
14:端部
16:端部
20:ボビン
22:第1コア
24:第2コア
26:U字状コア
28:端面
30:曲面部
32:段差
34:収容部
36:平面部
38:開口
40:内壁
42:開口
44:外壁

Claims (1)

  1. 少なくとも一対のコイルと絶縁部材を備えているリアクトル装置であり、
    一対のコイルは並置されており、各コイルの一方の端部同士が接続されており、接続されている端部同士がコイルの端面からコイルの伸張方向に突出しており、
    絶縁部材に、接続されている端部同士を受けいれて取り囲む内壁と、内壁から距離を隔てた位置で内壁を取り囲む外壁が形成されており、
    並置されている一対のコイルの端面に絶縁部材が当接し、接続されている端部同士が内壁の内側に収容されていることを特徴とするリアクトル装置。
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