JPH11176660A - コイルを含む電気回路装置 - Google Patents

コイルを含む電気回路装置

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JPH11176660A
JPH11176660A JP9356220A JP35622097A JPH11176660A JP H11176660 A JPH11176660 A JP H11176660A JP 9356220 A JP9356220 A JP 9356220A JP 35622097 A JP35622097 A JP 35622097A JP H11176660 A JPH11176660 A JP H11176660A
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coil
electric circuit
circuit device
winding
terminals
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JP9356220A
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Masaki Kanazawa
正喜 金澤
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/02Casings
    • H01F27/022Encapsulation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/40Structural association with built-in electric component, e.g. fuse

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルを含む電気回路装置の小型化、低コス
ト化が困難であった。 【解決手段】 基体部21とコイル巻回し部22と鍔状
部23とを有する絶縁性保持体20を設ける。金属製支
持板34とここに固着された電子回路部品としてのトラ
ンジスタ3等を基体部21に埋設する。基体部21から
複数の端子を導出させる。コイル巻回し部22に巻線
6、7、8を設ける。各巻線6、7、8を端子に接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルと電子回路
部品とを含む電気回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル部品と電子回路部品とを含む従来
の典型的な電気回路装置においては、インダクタンス素
子又はトランス等のコイル部品とトランジスタ、ダイオ
ード、コンデンサ等の電子回路部品とが回路基板上に配
置され、必要に応じてコイル部品と電子回路部品の一部
又は全部が外装樹脂で被覆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トランス、
インダクタンス素子等のコイル部品は、トランジスタ、
コンデンサ、抵抗等の電子回路部品に比べて大型であ
る。このため、回路基板上にコイル部品と電子回路部品
との両方を配置する時に、コイル部品のための搭載スペ
ースの割合が大きくなり、電気回路装置の小型化を阻害
する。また、コイル部品のコイルの端末を回路基板の配
線導体に接続する作業が面倒であった。また、回路基板
に外部接続端子を容易に設けることができなかった。
【0004】そこで、本発明の目的は、小型化又は省ス
ペース化を図ることができ且つ生産性に優れているコイ
ルを有する電気回路装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、基体部とこの基体部の
主面に対して垂直に延びており且つ前記基体部と一体に
形成されているコイル巻回し部とを有している絶縁性保
持体と、前記コイル巻回し部を囲むように配置されたコ
イルと、前記基体部に埋設された電子回路部品と、その
一端部が前記基体部に埋設され、その他端部が前記基体
部の外に導出され、前記コイル及び前記電子回路部品の
少なくとも一方に電気的に接続されている複数の端子と
から成るコイルを含む電気回路装置に係わるものであ
る。なお、請求項2に示すように、絶縁性保持体に、巻
枠の一部を構成するように鍔状部を設けることが望まし
い。また、請求項3に示すように、コアを設け、更に、
コイル巻回し部及び基体部にコアを挿入する貫通孔を設
けることが望ましい。また、請求項4に示すように、電
子回路部品の支持板と、ワイヤとを設け、支持板は端子
に一体的に形成し、支持板を基体部に埋設し、電気回路
部品は支持板上に固着し、電気回路部品と端子とをワイ
ヤで接続し、コイルの一端部及び他端部を端子に接続す
ることが望ましい。また、請求項5に示すように、コア
を中央脚と第1及び第2の外脚との三脚構造とし、コイ
ル巻回し部の貫通孔に中央脚を挿入し、絶縁性保持体の
外周面の少なくとも一部に第1及び第2の外脚の少なく
とも一部を挿入するための溝を設けることが望ましい。
【0006】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、絶縁性保持体
の基体部(サブストレート又は基台部)に一体にコイル
巻回し部を設け、これを囲むようにコイルを配置し、基
体部に電子回路部品を埋設したので、電子回路部品とコ
イルとが積層状態に配置され、電気回路装置又は複合電
気回路部品の小型化又は省スペース化を図ることができ
る。請求項2の発明によれば、鍔状部がコイルの位置制
限に寄与し、コイルの配置が容易になる。請求項3の発
明によれば、貫通孔を使用してコアの配置を容易に達成
することができる。なお、コアを設けると複数のコイル
の電磁結合を良好に行うことができる。また、1つのコ
イルのみの場合にはコアを設けることによってインダク
タンス値の増大を図ることができる。また、コアによっ
て電子回路部品の放熱性が良くなる。また、請求項4の
発明によれば、電気回路装置又はコイルを外部に接続す
るための端子を容易に得ることができる。また、支持板
によって電子回路部品の位置決めを容易に行うことが可
能になり、且つ放熱性を高めることができる。また、請
求項5の発明によれば、絶縁性保持体の溝によってコア
の位置決めを容易に行うことができる。
【0007】
【実施形態及び実施例】次に、図1〜図8を参照して本
発明の実施形態及び実施例を説明する。
【0008】図1に示す電気回路装置1は、複合電気回
路部品とも呼ぶことができるものであって、図8に示す
直流(DC)−直流(DC)変換器を構成している。図
8のDC−DC変換器は、コイル部品としてのトランス
2と、電子回路部品としてのトランジスタ3、混成集積
回路に構成された制御回路4と、整流ダイオード5とを
有する。また、トランス2は1次巻線6と2次巻線7と
3次巻線8と磁性体コア9とを有する。1次巻線6は第
1及び第2の端子10、11を有し、2次巻線7も第1
及び第2の端子12、13を有し、3次巻線8も第1及
び第2の端子14、15を有する。トランジスタ3は1
次巻線6の第2の端子11とグランド端子16との間に
接続されている。ダイオード5は2次巻線7の第1の端
子12と直流出力端子17との間に接続されている。制
御回路4は3次巻線8の第1及び第2の端子14、15
に接続され、且つトランジスタ3のベース及びエミッタ
にも接続されている。この制御回路4は3次巻線8の電
圧に基づいてトランジスタ3をオン・オフ制御する。直
流電源端子として機能する1次巻線6の第1の端子10
とグランド端子16との間には破線で示すように電圧平
滑用又は安定化用のコンデンサ18が接続される。な
お、交流電圧を直流電圧に変換する場合には、端子10
及び16に整流回路(図示せず)も接続される。出力端
子17と2次巻線7の第2の端子13との間には破線で
示す平滑用コンデンサ19が接続される。2つのコンデ
ンサ18、19及び上述の整流回路を本実施例の図1に
示す電気回路装置1に含めた構成にすることもできる。
【0009】図1の電気回路装置1は、図8のDC−D
C変換器を構成するために、絶縁性保持体20を有す
る。この絶縁性保持体20は絶縁性樹脂の1種であるエ
ポキシ樹脂から成り、周知のトランスファモールド法で
形成されている。勿論、この絶縁性保持体20をインジ
ェクションモールド法等の別のモールド法で形成するこ
ともできる。この絶縁性保持体20は、図3及び図7か
ら明らかなように基体部21とコイル巻回し部22と鍔
状部23とから成る。基体部21は平面的に見て略四角
形の平板状に形成されており、巻枠の一部として機能し
ていると共に、図8に示したトランジスタ3、制御回路
4を含む回路基板4a、ダイオード5の外囲体として機
能している。従って、図3及び図4に示すようにトラン
ジスタ3、回路基板4a及びダイオード5は絶縁性保持
体20の基体部21に埋設されている。
【0010】トランジスタ3、ハイブリッドIC構造の
回路基板4a、及びダイオード5とトランス2の1次巻
線6、2次巻線7及び3次巻線8との間の電気的接続、
及びこの電気回路装置1と外部回路との接続を行うため
に、図4に示すように細条又は帯状金属から成る第1、
第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9及び
第10の端子24、25、26、27、28、29、3
0、31、32及び33と、金属板から成る第1、第2
及び第3の支持板34、35及び36が設けられてい
る。第1、第2及び第3の支持板34、35、36は第
3、第5及び第6の端子26、28、29に一体的に連
結され、これ等に半田又は接着剤で固着されたトランジ
スタ3、回路基板4a、ダイオード5と共に基体部21
に埋設されている。第1、第2、第4、第7、第8、第
9、第10の端子24、25、27、30、31、3
2、33の一端部24a、25a、27a、30a、3
1a、32a、33aは基体部21に埋設され、他端部
は基体部21の側面から外に導出されている。
【0011】電子回路部品としてのトランジスタ3、回
路基板4a、ダイオード5は金属製支持版34、35、
36の下面側に固着されている。図8の電気的回路が形
成されるように、複数の金属ワイヤ37によってトラン
ジスタ3のエミッタ電極と第4の端子27の一端部27
aとの間、トランジスタ3のベース電極と回路基板4a
との間、回路基板4aと第4の端子27の一端部27a
との間、第2の支持板35と回路基板4aとの間、回路
基板4aと第10の端子33の一端部33aとの間、ダ
イオード29と第7の端子30の一端部30aとの間が
接続されている。複数のワイヤ37も勿論基体部21に
埋設されている。回路基板4aは、絶縁性回路基板の上
にトランジスタ3をオン・オフ制御するための図8に示
す周知の制御回路4を設けたハイブリッドICである。
回路基板4aの制御回路4の電源電圧及び出力端子17
の電圧値の大小を示す情報は3次巻線8から得る。本発
明は制御回路4の内部構成に無関係のものであるので、
この詳しい説明を省略する。なお、この実施例では電子
回路部品としてのトランジスタ3、回路基板4a、ダイ
オード5を支持板34、35、36の下面に設けたが、
支持板34、35、36の上面側に設けること、又は支
持板34、35、36の中の選択されたものに対しては
下面側に設け、残りのものには上面側に設けることもで
きる。
【0012】図8の電気回路を形成するために、1次巻
線6の一端部6aは第1の端子24に接続され、この他
端部6bは第3の端子26に接続されている。また、2
次巻線7の一端部7aは第6の端子29に接続され、こ
の他端部7bは第8の端子31に接続されている。ま
た、3次巻線8の一端部8aは第5の端子28に接続さ
れ、この他端部8bは第10の端子33に接続されてい
る。1次巻線6、2次巻線7及び3次巻線8の端子2
4、26、29、31、28、33に対する接続は、こ
れ等の端部6a、6b、7a、7b、8a、8bを端子
24、26、29、31、28、33に数回巻き付け且
つ半田(図示せず)で結合することによって達成されて
いる。なお、図1〜図3では各巻線6、7、8の端子2
4、26、29、30、28、33に対する接続が原理
的に示され、また図4ではこれ等の接続が省略されてい
る。
【0013】1次巻線6、2次巻線7、及び3次巻線8
は絶縁性保持体20の筒状又は柱状のコイル巻回し部2
2に絶縁被覆導線を巻回すことによって形成されてい
る。なお、3次巻線8の最外周面には保護用の絶縁性テ
ープ38が巻回されている。この実施例では、1次巻線
6、2次巻線7、3次巻線8をこの順に重ねるように配
置したが、コイル巻回し部22の軸方向にそれぞれ分割
して配置することもできる。コイル巻回し部22は基体
部21の中央から垂直に立上るように配置され、平面的
に見て基体部21の内側に収まるように配置されてい
る。従って、基体部21は1次、2次及び3次巻線6、
7、8の位置制限部即ち巻枠の一部(下側鍔状部)とし
ても機能している。鍔状部23はコイル巻回し部22の
上に配置され、平面的に見てコイル巻回し部22を内側
に含むように形成されている。従って、絶縁性保持体2
0の図3に示す断面形状は一般的な巻枠と同様にドラム
形である。
【0014】1次巻線6、2次巻線7、及び3次巻線8
を相互に電磁結合させるための磁性体コア9は、図5に
示すように第1及び第2のE形コア9a、9bの組み合
せから成り、それぞれが中央脚39と、第1及び第2の
外脚40、41とを有する。コア9は鋼板の積層体又は
フェライト等で形成することができる。第1及び第2の
E形コア9a、9bは図示されていない締付金具又は接
着剤で一体化される。なお、2つのE形コア9a、9b
の代りに1つのE形コアと1つのI形コアの組み合せで
コア9を構成することができる。
【0015】絶縁性保持体20の中心、即ち基体部2
1、コイル巻回し部22及び鍔状部23の中心に貫通孔
42が設けられ、この貫通孔42にコア9の中央脚39
が挿入されている。また、電気回路装置1の薄型化及び
小型化を図るため及びコア9の位置決めのために、基体
部21の対向する2つの側面に溝43、44が設けら
れ、ここにコア9の第1及び第2の外脚40、41の一
部が挿入され、更に、鍔状部23の上面に溝45が設け
られ、ここにコア9の一部が挿入されている。
【0016】本実施例の電気回路装置1を作製する時に
は、図6に示すリードフレーム46を用意する。このリ
ードフレーム46は金属平板をプレス加工したものであ
って、図1〜図4に示した細条端子24〜33と、支持
板34、35、36と、これ等の連結部47とを有す
る。図4に示したチップ状トランジスタ3、回路基板4
a、チップ状ダイオード5は、周知の方法によってリー
ドフレーム46の各支持板34、35、36に固着され
る。また、金属細線から成るワイヤ37による図4に示
す電気的接続は図6のリードフレーム46の状態におけ
る周知の熱圧着又は超音波又はこれ等の両方を使用した
ワイヤボンディング方法によって行う。リードフレーム
46にトランジスタ3、回路基板4a、ダイオード5を
固着し、更にワイヤ37による接続が行われた組立体が
完成したら、この組立体を絶縁性保持体20を得るため
の金型(図示せず)に配置し、金型の成形空所(キャビ
ティ)に周知のトランスファモールド法に従ってエポキ
シ樹脂を注入して図7に示す絶縁性保持体20を得る。
樹脂モールドが完了すると、図6のリードフレーム46
の連結部47は不要になるので、これを切断して除去す
る。樹脂モールド時には、図7に示すように各端子24
〜33を支持板34、35、36の主面と同一平面内に
保つ。1次巻線6、2次巻線7、及び3次巻線8は、端
子24〜33を折り曲げる前の図7の状態でコイル巻回
し部22にそれぞれの絶縁被覆導線を順次に巻回すこと
によって得る。1次巻線6の一端部6a及び他端部6b
の端子24、26に対する巻き付けによる接続、2次巻
線7の一端部7a及び他端部7bの端子29、31に対
する巻き付けによる接続、及び3次巻線8の一端部8a
及び他端部8bの端子28、33に対する巻き付けによ
る接続は図7の状態で行う。しかる後、各端子24〜3
3を基体部21の主面に対して直角な方向に折り曲げて
図1に示す電気回路装置1を完成させる。基体部21の
側面の各端子24〜33の導出部には基体部21の上面
から下面に至るように溝38が形成されており、平面的
に見て端子24〜33の少なくとも一部は溝48の中に
位置し、基体部21で機械的に保護されている。なお、
端子24〜33を折り曲げないで図7の状態のままにし
ておくこともできる。
【0017】本実施例は次の利点を有する。 (1) 電子回路装置としてのトランジスタ3、回路基
板4a、ダイオード5の外囲体として機能している基体
部21とコイル巻回し部22が積層状態に配置されてい
る。また、基体部21は巻線6、7、8のための巻枠の
一部として機能している。従って、電気回路装置1の小
型化が可能になる。また、電気回路装置1の占有スペー
スを低減させることができる。 (2) コイル巻回し部22及び鍔状部23は、リード
フレーム46の樹脂モールド工程で同時に作られるの
で、電気回路装置1の製造が容易になり、この低コスト
化を図ることができる。 (3) 基体部21の側面から導出されている端子2
4、26、28、29、31、33に各巻線6、7、8
の端部を接続する構成であるので、基体部21の中のト
ランジスタ3、回路基板4a、ダイオード5と各巻線
6、7、8との間の電気的接続を容易に達成することが
できる。 (4) 絶縁性保持体20の溝44、45にコア9の一
部を挿入するので、コア9の位置決めを容易且つ正確に
行うことができる。 (5) 端子24〜33の折り曲げ部が基体部21の側
面の溝48の中に配置されているので、この部分の機械
的保護が達成される。 (6) 基体部21の中心及び側面に基体部21よりも
熱伝導率の大きいコア9が配置されているので、コア9
が放熱体として機能し、トランジスタ3、回路基板4
a、ダイオード5の放熱性が良くなる。
【0018】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) トランスの1次巻線6、2次巻線7、3次巻線
8の代りにチョークコイル等を設けることができる。コ
イル巻回し部22にチョークコイルを設ける場合には、
基体部21に整流回路を埋設することができる。 (2) コイル巻回し部22を円筒状又は円柱状にする
こと、及び鍔状部23を円板状にすることができる。 (3) コア9を漏れ磁束を少なくするためにポット型
コアに置き換えることができる。 (4) 端子24〜33をクランク状に折り曲げること
ができる。 (5) 端子33を端子28に並置させ、ワイヤ37に
よる回路基板4aと端子33との接続の距離を短くする
ことができる。 (6) DC−DC変換器に限ることなく、整流平滑回
路、絶縁用トランスを含む増幅回路等にも本発明を適用
できる。 (7) トランジスタ3の代りにFET等の別の半導体
素子を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる電気回路装置を示す斜
視図である。
【図2】図1の電気回路装置の平面図である。
【図3】図2の電気回路装置のA−A線断面図である。
【図4】図3の電気回路装置のB−B線断面図である。
【図5】図1の電気回路装置のコアを示す斜視図であ
る。
【図6】図1の電気回路装置の製造に使用するリードフ
レームを示す平面図である。
【図7】図1のリードフレームに電子回路部品を固着
し、ワイヤによる接続を行ったものに絶縁性保持体をモ
ールドで設けたものを示す斜視図である。
【図8】図1の電気回路装置の回路図である。
【符号の説明】
3 トランジスタ 4a 制御回路を含む回路基板 4 ダイオード 6、7、8 巻線 9 コア 20 絶縁性保持体 21 基体部 22 コイル巻回し部 23 鍔状部 24〜33 細条端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体部とこの基体部の主面に対して垂直
    に延びており且つ前記基体部と一体に形成されているコ
    イル巻回し部とを有している絶縁性保持体と、 前記コイル巻回し部を囲むように配置されたコイルと、 前記基体部に埋設された電子回路部品と、 その一端部が前記基体部に埋設され、その他端部が前記
    基体部の外に導出され、前記コイル及び前記電子回路部
    品の少なくとも一方に電気的に接続されている複数の端
    子とから成るコイルを含む電気回路装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁性保持体は、更に、前記コイル
    巻回し部に一体に形成された鍔状部を有していることを
    特徴とする請求項1記載の電気回路装置。
  3. 【請求項3】 更に、磁性体材料から成るコアを有し、
    前記コイル巻回し部及び前記基体部に貫通孔が形成さ
    れ、前記貫通孔に前記コアが挿入されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の電気回路装置。
  4. 【請求項4】 更に、金属製の支持板とワイヤを含み、 前記支持板は前記複数の端子の内の少なくとも1つに連
    結され、 前記電子回路部品は前記支持板に固着され、 前記支持板は前記電子回路部品を伴なって前記基体部に
    埋設され、 前記ワイヤは前記電子回路部品と前記複数の端子の少な
    くとも1つとに接続され、 前記コイルの一端部及び他端部は前記複数の端子から選
    択された2つの端子にそれぞれ接続されていることを特
    徴とする請求項1又は2又は3記載の電気回路装置。
  5. 【請求項5】 前記コアは、中央脚と、この中央脚に連
    結された第1及び第2の外脚とを有するものであり、 前記コイル巻回し部の前記貫通孔には前記中央脚が挿入
    されており、 前記絶縁性保持体の外周面の少なくとも一部に前記第1
    及び第2の外脚の少なくとも一部を挿入するための溝が
    設けられていることを特徴とする請求項3記載の電気回
    路装置。
JP9356220A 1997-12-08 1997-12-08 コイルを含む電気回路装置 Pending JPH11176660A (ja)

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US09/201,639 US6157284A (en) 1997-12-08 1998-11-30 Packaging of an electric circuit including one or more coils
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