JP2007207459A - トランス及びランプ点灯装置 - Google Patents

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Yasuo Hosaka
康夫 保坂
Yoshihisa Konno
義久 今野
Satoru Shimizu
悟 清水
Hidefumi Nakagome
秀文 中込
Akinobu Maekawa
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Abstract

【課題】ランプ点灯回路におけるバランサとして適切に機能させつつコストダウンを可能とするトランスを得る。
【解決手段】本ツイン・トランスは、第1のトランス部を構成する第1の一次巻線及び第1の二次巻線と、第2のトランス部を構成する第2の一次巻線及び第2の二次巻線と、第1の一次巻線及び第1の二次巻線と第2の一次巻線及び第2の二次巻線とを貫く第1の磁路と、第1の磁路の2ヶ所をバイパスさせる第2の磁路とを有する。第1のトランス部は第1の磁路の一部と第2の磁路とを通り且つ第1の一次巻線及び第1の二次巻線を貫く第1の磁束を発生させ、第2のトランス部は第1の磁路の一部と第2の磁路とを通り且つ第2の一次巻線及び第2の二次巻線を貫く第2の磁束を発生させる。この第2の磁路によってランプ点灯回路のバランサとして用いた際にランプに流れる電流のバランスを悪化させることがなくなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、トランス及び当該トランスを用いたランプ点灯装置に関する。
近年広く普及しつつある大型の液晶テレビでは多数の冷陰極蛍光放電管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)がバックライトとして用いられている。この多数の冷陰極蛍光放電管の輝度のばらつきを抑えるための技術が、例えば米国特許公開公報2005/0093471や2005/0093472に開示されている。また、他の技術には、米国特許公開公報2004/0155596、米国特許公開公報2005/0088113、米国特許公開公報2005/0218827なども存在している。
それらの公報記載の技術では、冷陰極蛍光放電管間の電流量を調整するバランサとしてトランスを多数用いた構成となっており、トランスのコストを下げることができれば、冷陰極蛍光放電管の駆動回路全体のコストを下げることができるようになる。市販されている一部のトランスには、ツイン・トランスとして2つのトランスを一体化させたものも存在しているが、単純に2つのトランスを一体化させて単に使用するだけでは、逆に冷陰極蛍光放電管に流れる電流のバランスが悪化するという現象が発生する。
米国特許公開公報2005/0093471 米国特許公開公報2005/0093472 米国特許公開公報2004/0155596 米国特許公開公報2005/0088113 米国特許公開公報2005/0218827
上で述べたように、単純に複数のトランスを一体化するようなコストダウンはバランサとしての機能を減ずることになり、好ましくない。
従って、本発明の目的は、ランプ点灯装置におけるバランサとして適切に機能させつつコストダウンを可能とし、複数のトランスを一体化したトランスを提供することである。
また、本発明の他の目的は、バランサとして適切に機能しつつコストダウンを可能とし、複数のトランスを一体化したトランスを用いたランプ点灯装置を提供することである。
本発明の第1の態様に係るトランスは、第1のトランス部を構成する第1の一次巻線及び第1の二次巻線と、第2のトランス部を構成する第2の一次巻線及び第2の二次巻線と、第1の一次巻線及び第1の二次巻線と第2の一次巻線及び第2の二次巻線とを貫く第1の磁路と、第1の磁路の2ヶ所をバイパスさせる第2の磁路とを具備する。そして、第1のトランス部は、第1の磁路の一部と第2の磁路とを通り且つ第1の一次巻線及び第1の二次巻線を貫く第1の磁束を発生させ、第2のトランス部は、第1の磁路の一部と第2の磁路とを通り且つ第2の一次巻線及び第2の二次巻線を貫く第2の磁束を発生させるものである。
このように第1の磁路だけではなく第2の磁路を設けることによって、ランプ点灯回路のバランサとして用いた際にランプに流れる電流のバランスを悪化させることがなくなる。また、2つのトランスを1つの素子に統合しているので、コストを下げることも可能である。
なお、上で述べた第2の磁路は、第1のトランス部及び第2のトランス部により発生される磁束の干渉を低減させると言える場合もある。第1及び第2のトランス部により発生されるそれぞれの磁束の一部で、第1の磁路の一部を共有して通る磁束は、それぞれを干渉し合うので干渉磁束と呼ぶものとする。第2の磁路を導入することによって、第1及び第2のトランス部により発生される磁束を干渉するような磁束の割合を低減させることができると推定され、その場合にはバランサとして用いた際の性能の低減を抑えることができるようになる。
また、上で述べた第1の磁束の方向が、第2の磁束の方向と逆になるように、第1及び第2のトランス部を用いるようにしてもよい。第1及び第2のトランス部によって干渉磁束を互いに打ち消すように作用して、性能悪化を抑えることができるようになる。
さらに、第1の磁路と第2の磁路とが共通のコアにより構成されるようにしてもよい。これによってコストダウンが図れるようになる。
さらに、第1のトランス部と第2のトランス部とを通る第3の磁束が形成される場合もある。この第3の磁束は、第1の磁束及び第2の磁束より小さくなる。さらに、この第3の磁束をキャンセルできるようにすると、第1のトランス部と第2のトランス部の干渉がより低減し効果的である。
本発明の第2の態様に係るランプ点灯装置は、電源から供給される電圧を昇圧させることにより複数のランプが並列駆動されるランプ点灯装置であって、複数のランプに接続され、ランプ間の電流量を調整する複数のトランスを有する。そして、複数のトランスのうち少なくとも2つのトランスが共通のコアにより形成される。このようなトランスを用いることによってコストダウンが可能となる。
また、本発明の第2の態様に係るランプ点灯装置において、上記2つのトランスは、第1の一次巻線及び第1の二次巻線を有する第1のトランス部と、第2の一次巻線及び第2の二次巻線を有する第2のトランス部と、第1の一次巻線及び第1の二次巻線と第2の一次巻線及び第2の二次巻線とを貫く第1の磁路と、第1の磁路の2ヶ所をバイパスさせる第2の磁路とを有するようにしてもよい。そして、第1のトランス部は、第1の磁路の一部と第2の磁路とを通り且つ第1の一次巻線及び第1の二次巻線を貫く第1の磁束を発生させ、第2のトランス部は、第1の磁路の一部と第2の磁路とを通り且つ第2の一次巻線及び第2の二次巻線を貫く第2の磁束を発生させ、第1の磁束の方向が、第2の磁束の方向と逆になるように、第1及び第2のトランス部の配線が行われるようにしてもよい。このようにすれば、第1のトランス部と第2のトランス部との相互干渉を抑えることができるようになる。
また、第1及び第2の一次巻線並びに第1及び第2の二次巻線の巻数が同数である場合もある。バランサとしては特に昇圧又は降圧しなくともよい場合があるためである。
さらに、第1及び第2の一次巻線の巻数は同数で、第1及び第2の二次巻線の巻数は同数で、第1及び第2の一次巻線の巻数は第1及び第2の二次巻線の巻数と異なっているようにしてもよい。例えば第1及び第2の二次巻線を含む閉ループによってランプに流れる電流のバランスをとるようなランプ点灯装置においては、このような配線が適用できる。
以上のような構成を実現するための回路は複数存在しており、以下に具体例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明によれば、ランプ点灯装置におけるバランサとして適切に機能させつつコストダウンを可能とするトランスを得ることができる。
また、本発明の他の側面によれば、バランサとして適切に機能しつつコストダウンを可能とするトランスを用いたランプ点灯装置を得ることができる。
[本発明の原理]
1.第1の手法
図1に示すように、R(Round)コア101を用いて、一次巻線1aと二次巻線2aとを有する第1のトランス100と、一次巻線1bと二次巻線2bとを有する第2のトランス200とを形成する場合を考える。ここで、第1のトランス100によって発生され、第2のトランス200を通らずに戻ってくる磁束を主磁束111とし、第1のトランス100によって発生され、第2のトランス200を通って戻ってくる磁束を干渉磁束112とすると、干渉磁束112が第2のトランス200によって発生される主磁束に悪影響を及ぼす。同様に第2のトランスによって発生される干渉磁束も、第1のトランスによって発生される主磁束111に悪影響を及ぼす。従って、このようなツイン・トランスをランプ点灯回路のバランサとして用いると電流バランスが悪化してしまい、バランサ・トランスとして十分な特性を確保することが難しい。
そこで、図2のような構成を採用する。すなわち、Rコア部分11aにI型のコア部分11bを付加したコア11を採用する。また、一次巻線1aと二次巻線2aとを有する第1のトランス10と、一次巻線1bと二次巻線2bとを有する第2のトランス20とを、コア11におけるRコア部分11aに形成する。また、I型のコア部分11bは、Rコア部分11aにおける、第1のトランス10と第2のトランス20との境界点をバイパスするように形成される。このようにコア11においては、Rコア11aのように第1のトランス10及び第2のトランス20を貫く第1の磁路と、この第1の磁路の2ヶ所をバイパスさせる第2の磁路とが設けられる。第2の磁路は、第1のトランス10のみを貫く第1の磁束と第2のトランス20のみをつらぬく第2の磁束とを通すI型のコア部分11bに相当する。すなわち、一次巻線1a及び二次巻線2aと一次巻線1b及び二次巻線2bとの間に第1の磁路と第2の磁路の接続点が存在する。なお、図1及び図2では、一次巻線より二次巻線の方が巻数が多い例を示しているが、一例であって一次巻線と二次巻線の巻数は同じ場合もある。また、一次巻線と二次巻線とは相対的なものであるから、一次巻線の方が二次巻線より巻数が多い場合もある。この点については以下でも同じである。
このようにすると、例えば第1のトランス10において発生される主磁束121は、コア11のうちI型のコア部分11bを通るようになるため図1の場合に比して強くなる。すなわち、I型のコア部分11bを導入することによって、干渉磁束122より主磁束121が相対的に強くなるため、干渉磁束の影響を低減することができ、バランサ・トランス間の干渉を少なくすることができる。よって、ランプ点灯回路のバランサとして用いると電流バランスが通常のバランサ・トランスを用いる場合と同様となり、ツイン・トランスを用いたコスト削減が有効となる。
なお、主磁束121を強くすることがI型のコア部分11bを付加した理由であるから、必ずしもコアの形状は図2のような形状に限定されない。また、図2のような形状であれば、できるだけ主磁束121が強くなるような形状や材料を採用する必要がある。
2.第2の手法
第1の手法はツイン・トランスの構造を対象としたものであるが、ツイン・トランス内の各トランスを適切に利用することによって、上で述べた干渉磁束をキャンセルすることも可能である。一方、図3に示すように不適切に利用する場合には、バランサとしての機能を大きく損なうことになる。すなわち、第1のトランス10に実線131で表されるような向きに主磁束を発生させると、点線133で表されるような向きの干渉磁束が発生し、第2のトランス20に実線132で表されるような向きに主磁束を発生させると、点線134で表されるような向きの干渉磁束が発生する。より具体的には、実線131は反時計回りでI型のコア部分11b及び第1のトランス10を通過する。また、実線132は反時計回りでI型のコア部分11b及び第2のトランス20を通過する。さらに、点線133及び134も反時計回りで第1のトランス10及び第2のトランス20を通過する。そうすると、I型のコア部分11bでは、第1のトランス10による主磁束と第2のトランス20による主磁束が打ち消し合うように発生しており、第1のトランス10及び第2のトランス20の部分では、それぞれの干渉磁束がキャンセルされることなく重なっている。すなわち、主磁束を弱めており、干渉磁束によってそれぞれのトランスに大きく影響を受けるようになる。従って、ランプ点灯装置のバランサとしてこのようにツイン・トランスを用いると電流バランスが悪化してしまい、バランサ・トランスとして十分な特性を確保することが難しい。
そこで、図4(a)に示すような磁束様態をもたらすように、ツイン・トランスに電流を流すようにすればよい。すなわち、適切な方向に電流を流して第1のトランス10に実線141で表されるような向きに主磁束141を発生させると、点線143で表されるような向きに干渉磁束が発生し、適切な方向に電流を流して第2のトランス20に実線142で表されるような向きに主磁束を発生させると、点線144で表されるような向きに干渉磁束が発生する。より具体的には、実線141は反時計回りでI型のコア部分11b及び第1のトランス10を通過する。実線142は時計回りでI型のコア部分11b及び第2のトランス20を通過する。また、点線143は反時計回りでRコア部分11a並びに第1のトランス10及び第2のトランス20を通過する。さらに、点線144は時計回りでRコア部分11a並びに第1のトランス10及び第2のトランス20を通過する。
I型のコア部分11bでは、主磁束同士が打ち消し合うこともなく、Rコア部分11aでは干渉磁束が互いに反対方向に発生しているので互いに打ち消し合って、図4(b)に示すように、第1のトランス10によって発生される主磁束(実線141)と、第2のトランスによって発生される主磁束(実線142)とが主として残るようになる。すなわち、第1のトランス10と第2のトランス20とが互いに悪影響を及ぼすことなく独立に機能するようになる。従って、第1のトランス10と第2のトランス20とを1つのコア(連結して1つになっているものをも含む)に形成することによってコストダウンを図ることができ、独立のトランスを用いたのと同様の機能を実現することができるようになる。
第1のトランス10及び第2のトランス20に電流を流す方向については、上で述べたように主磁束を発生させるような方向であって、巻線の巻き方にも依存する。例えば、一次巻線1aと一次巻線1bとが同じ方向に巻かれている場合には、巻始めから巻き終わりまで又は巻き終わりから巻始めといったように同じ方向で電流を流す。二次巻線2a及び二次巻線2bについても同じ方向に巻かれている場合には、巻始めから巻き終わりまで又は巻き終わりから巻始めと言ったように同じ方向で電流を流す必要がある。以下でも述べるが、一次巻線1a(又は1b)と二次巻線2a(又は2b)に流す電流の向きは、ランプ点灯装置によって異なる。
なお、図3及び図4(a)及び(b)では、第1の手法と併せて実施した例を示したが、I型のコア部分11bを設けないような場合においても、干渉磁束がキャンセルされるという部分については同じであり効果がある。
3.実際の構成例
図5(a)乃至(c)に、第1の手法を採用して構成したツイン・トランスの例を示す。図5(a)は、E型のコア31とI型のコア32とを連結して使用するツイン・トランスの一例を示している。I型のコア32には、第1のトランス10(一次巻線1a及び二次巻線2a)と第2のトランス20(一次巻線1b及び二次巻線2b)とを形成している。なお、第1のトランス10の巻線は、E型のコア31の空間33aに入るように形成され、第2のトランス20の巻線は、E型のコア31の空間33bに入るように形成される。このように棒状のI型コア32を回転させれば、一次巻線1a及び1bと、二次巻線2a及び2bとをそれぞれ同時に形成することができ、効率的な生産が可能となる。一次巻線と二次巻線とが同じ巻数であればより効率的な生産が可能となる。
図5(b)は、2つのE型のコア41及び42を連結して使用するツイン・トランスの一例を示している。E型のコア41には、第1のトランス10の一次巻線1aと第2のトランス20の一次巻線1bとをE字の上下の突き出し部分に形成する。E字の真ん中の突き出し部分に巻線は形成されない。また、E型のコア42には、第1のトランス10の二次巻線2aと第2のトランス20の二次巻線2bとをE字の上下の突き出し部分に形成する。E字の中央の突き出し部分に巻線は形成されない。このような2つのコア41及び42を連結すれば図4(a)及び(b)と同じ構成を得られる。
また、図5(c)は、上で述べたような、連結すると日型のコアではなく、田型のコアを用いる例を示している。図5(c)に示すように、日型の上部コア51と、第1のトランス10の一次巻線1a及び二次巻線2aと第2のトランス20の一次巻線1b及び二次巻線2bとが形成されるI型のコア52とを組み合わせて構成する。日型の上部コア51の下部には、I型のコア52を組み入れる溝が形成されている。図5(a)に示したように、棒状のI型コア52を回転させれば、一次巻線1a及び1bと二次巻線2a及び2bとをそれぞれ同時に形成することができ、効率的な生産が可能となる構成である。
その他上で述べた趣旨を反映しているが、図5(a)乃至(c)ではない構造を採用することも可能である。
口型のコアや日型のコアについても一体的に形成するのではなく、部品を組み合わせて口型のコアや日形のコアを生成するようにしても良い。例えば、コ字型のコアを2つ向き合わせにしてロの字にし、その真ん中にI型のコアを入れるようにしてもよい。
このように第1のトランスと第2のトランスを構成する共通のコアは、一体的に形成されたものでもよく、部品を組み合わせたものでもよい。
4.ランプ点灯回路に使用した場合の具体例
4.1 第1の例
図6Aに第1のランプ点灯回路の例を示す。第1のランプ点灯回路は、電源Vと、メイントランスMTと、メイントランスMTの二次巻線側に接続された4つのトランスと、冷陰極蛍光放電管L1乃至L4とを含む。なお、冷陰極蛍光放電管は、その他のランプでもよいので、以下ランプと呼ぶ。4つのトランスは、ランプL1乃至L4のバランサとして機能し、ツイン・トランス301及び302にて実現される。
ツイン・トランス301において、第1のトランスの一次巻線1aの巻始め端子SはメイントランスMTの二次巻線の一端に接続され、第1のトランスの一次巻線1aの巻き終わり端子EはランプL1の一端に接続される。ランプL1の他端は接地されている。また、第2のトランスの一次巻線1bの巻始め端子SはメイントランスMTの二次巻線の一端に接続され、第2のトランスの一次巻線1bの巻き終わり端子EはランプL2の一端に接続される。ランプL2の他端は接地されている。ツイン・トランス302においても、ランプがランプL1ではなくランプL3に接続されている点、ランプL2がランプL4に接続されている点のみ異なる。
このように接続した場合、ランプL1乃至L4には同じ方向に電流が流れるため、ツイン・トランス301及び302における第1のトランスの一次巻線1a及び第2のトランスの一次巻線1bにも同じ方向に電流が流れる。
また、ツイン・トランス301における第1のトランス(左側)の二次巻線2aの巻始め端子Sは、ツイン・トランス302における第2のトランス(右側)の二次巻線2bの巻き終わり端子Eに接続されており、ツイン・トランス301における第1のトランスの二次巻線2aの巻き終わり端子Eは、ツイン・トランス301における第2のトランス(右側)の二次巻線2bの巻始め端子Sに接続されている。また、ツイン・トランス301における第2のトランスの二次巻線2bの巻き終わり端子Eは、ツイン・トランス302における第1のトランス(左側)の二次巻線2aの巻始め端子Sに接続されている。ツイン・トランス302における第1のトランスの二次巻線2aの巻き終わり端子Eは、ツイン・トランス302における第2のトランスの二次巻線2bの巻始め端子Sに接続されている。このように、二次巻線は閉ループを構成しており、電流は一方向に流れる。すなわち、全てのトランスの二次巻線には同一方向に電流が流れる。また、このように二次巻線が閉ループを構成すれば、全ての二次巻線には同一の電流が流れ、これによって一次巻線にも同一の電流が流れるようになる。すなわち、二次巻線の閉ループによって一次巻線の電流が調整される。
このような接続を行うことによって上で述べた第2の手法を実施したことになり、ツイン・トランス301及び302においてトランス相互に悪影響を及ぼすことなくバランサとしての機能を実現することができる。すなわち、ランプL1乃至L4に流れる電流のばらつきを抑えることができる。なお、上で述べた第1の手法をも実施したツイン・トランス301及び302を用いればより効果的である。なお、本例の場合、一次巻線の方が二次巻線より巻数が多い方が好ましい。これは二次巻線側の閉ループは、電流のバランスをとるための回路であって、高電圧で動作させる必要はないからである。
図7を用いて本例におけるツイン・トランス301の接続を模式的に示す。上でも述べたように、第1のトランス10の一次巻線1aの巻始め端子Sと、第2のトランス20の一次巻線1bの巻始め端子Sとは、メイントランスMTの二次巻線の一端に接続される。また、第1のトランス10の一次巻線1aの巻き終わり端子EはランプL1に接続され、第2のトランス20の一次巻線1bの巻き終わり端子EはランプL2に接続される。また、第1のトランス10の二次巻線2aの巻始め端子Sと、第2のトランス20の二次巻線2bの巻き終わり端子Eとは、閉ループを構成するために他のツイン・トランスに接続される。このため図7では点線で示している。また、第1のトランス10の二次巻線2aの巻き終わり端子Eと第2のトランス20の二次巻線2bの巻始め端子Sとは接続されている。このような接続に従えば問題なくツイン・トランスを用いてコストダウンできる。
なお、図6Aの例では、一次巻線と二次巻線とは反対方向に電流が流れているが、一次巻線に流れる電流の方向と二次巻線に流れる電流の方向を同じにするようにしても良い。この例を図6Bに示す。図6Aと比較すると、二次巻線2a及び二次巻線2bの巻き方が逆転しているため、二次巻線で構成される閉ループに流れる電流が反転している。このような構成であっても、全ての一次巻線には同じ方向に電流が流れ、全ての二次巻線にも同じ方向に電流が流れる。
4.2 第2の例
図8に第2のランプ点灯回路の例を示す。第2のランプ点灯回路は、電源Vと、メイントランスMTと、メイントランスMTの二次巻線側に接続されたトランス402と、トランス402に接続される2つのトランスと、ランプL1乃至L4とを含む。トランス402以外の2つのトランスは、ランプL1乃至L4のバランサとして機能し、ツイン・トランス401にて実現される。
トランス402の一次巻線の巻始め端子と二次巻線の巻き終わり端子とは、メイントランスMTの二次巻線の一端に接続されている。また、ツイン・トランス401において、第1のトランス(左側)の一次巻線1aの巻始め端子Sと二次巻線2aの巻き終わり端子Eとが、トランス402の一次巻線の巻き終わり端子に接続されている。第1のトランスの一次巻線1aの巻き終わり端子Eは、ランプL1の一端に接続されている。ランプL1の他端は接地されている。第1のトランスの二次巻線2aの巻始め端子Sは、ランプL2の一端に接続されている。ランプL2の他端は接地されている。
また、ツイン・トランス401において、第2のトランス(右側)の一次巻線1bの巻始め端子Sと二次巻線2bの巻き終わり端子Eとが、トランス402の二次巻線の巻始め端子に接続されている。第2のトランスの一次巻線1bの巻き終わり端子Eは、ランプL3の一端に接続されている。ランプL3の他端は接地されている。第2のトランスの二次巻線2bの巻始め端子Sは、ランプL4の一端に接続されている。ランプL4の他端は接地されている。
このように接続した場合、ランプL1乃至L4には同じ方向に電流が流れるため、ツイン・トランス401における第1のトランスの一次巻線1a及び第2のトランスの一次巻線1bにも同じ方向に電流が流れる。同様に、ツイン・トランス401における第1のトランスの二次巻線2a及び第2のトランスの二次巻線2bにも同じ方向に電流が流れる。但し、第1のトランスの一次巻線1aに流れる電流と第1のトランスの二次巻線2aとに流れる電流はその方向が逆になっている。
このような接続を行うことによって上で述べた第2の手法を実施したことになり、ツイン・トランス401においてトランス相互に悪影響を及ぼすことなくバランサとしての機能を実現することができる。すなわち、ランプL1乃至L4に流れる電流のばらつきを抑えることができる。なお、上で述べた第1の手法をも実施したツイン・トランス401を用いればより効果的である。なお、本例の場合、ツイン・トランス401において一次巻線の巻数と二次巻線の巻数とは同一となる。これは、本例では一次巻線と二次巻線とを区別して用いていないためである。
なお、トランス402においては、一次巻線と二次巻線とが接続されており、一次巻線と二次巻線に流れる電流が同じになるように動作する。また、ツイン・トランス401においては、第1のトランスの一次巻線1aと第1のトランスの二次巻線2aとが接続されており、一次巻線と二次巻線とに流れる電流が同じになるように動作する。同様に、第1のトランスの一次巻線1bと第1のトランスの二次巻線2bとが接続されており、一次巻線と二次巻線とに流れる電流が同じになるように動作する。よって、全体としてランプL1乃至L4に同じ電流が流れるように動作する。
図9を用いて本例におけるツイン・トランス401の接続を模式的に示す。上でも述べたように、第1のトランス10の一次巻線1aの巻始め端子Sと、第1のトランス10の二次巻線2aの巻き終わり端子Eとは、トランス402の一次巻線に接続されている。また、第1のトランス10の一次巻線1aの巻き終わり端子EはランプL1に接続され、第1のトランス10の二次巻線2aの巻始め端子SはランプL2に接続される。さらに、第2のトランス20の一次巻線1bの巻始め端子Sと、第2のトランス20の二次巻線2bの巻き終わり端子Eとは、トランス402の二次巻線に接続されている。また、第2のトランス20の一次巻線1bの巻き終わり端子EはランプL3に接続され、第2のトランス20の二次巻線2bの巻始め端子SはランプL4に接続される。このような接続に従えば問題なくツイン・トランスを用いてコストダウンできる。
4.3 第3の例
図10に第3のランプ点灯回路の例を示す。第3のランプ点灯回路は、電源Vと、メイントランスMTと、メイントランスMTの二次巻線側に接続された2つのトランスを含むツイン・トランス501と、ランプL1乃至L3とを含む。ツイン・トランス501に含まれる2つのトランスは、ランプL1乃至L3のバランサとして機能する。
ツイン・トランス501において、第1のトランス(左側)の一次巻線1aの巻始め端子Sは、メイントランスMTの二次巻線の一端に接続される。また、第1のトランスの一次巻線1aの巻き終わり端子Eは、ランプL1の一端に接続される。ランプL1の他端は接地されている。
また、第2のトランス(右側)の一次巻線1bの巻始め端子Sは、メイントランスMTの二次巻線の一端に接続される。また、第2のトランスの一次巻線1bの巻き終わり端子Eは、第1のトランスの二次巻線2aの巻き終わり端子Eに接続されている。第1のトランスの二次巻線2aの巻始め端子Sは、ランプL2の一端に接続されている。ランプL2の他端は接地されている。また、第2のトランスの二次巻線2bの巻き終わり端子Eは、メイントランスMTの二次巻線の一端に接続されている。そして、第2のトランスの二次巻線2bの巻始め端子Sは、ランプL3の一端に接続されている。ランプL3の他端は接地されている。
このように接続した場合、ランプL1乃至L3には同じ方向に電流が流れるため、ツイン・トランス501における第1のトランスの一次巻線1a及び第2のトランスの一次巻線1bにも同じ方向に電流が流れる。同様に、ツイン・トランス501における第1のトランスの二次巻線2a及び第2のトランスの二次巻線2bにも同じ方向に電流が流れる。但し、第1のトランスの一次巻線1aに流れる電流と第1のトランスの二次巻線2aとに流れる電流はその方向が逆になっている。
このような接続を行うことによって上で述べた第2の手法を実施したことになり、ツイン・トランス501においてトランス相互に悪影響を及ぼすことなくバランサとしての機能を実現することができる。すなわち、ランプL1乃至L3に流れる電流のばらつきを抑えることができる。なお、上で述べた第1の手法をも実施したツイン・トランス501を用いればより効果的である。なお、本例の場合、ツイン・トランス501において一次巻線の巻数と二次巻線の巻数とは同一となる。これは、本例では一次巻線と二次巻線とを区別して用いていないためである。
ツイン・トランス501では、第1のトランスの二次巻線2aと第2のトランスの一次巻線1bとが接続されており、同じ電流が流れる。また、第1のトランスの一次巻線1aと二次巻線2aとは同じ電流が流れるように動作し、第2のトランスの一次巻線1bと二次巻線2bとは同じ電流が流れるように動作する。これによって、全体としてもランプL1乃至L3に同じ電流が流れるように動作する。
図11を用いて本例におけるツイン・トランス501の接続を模式的に示す。上でも述べたように、第1のトランス10の一次巻線1aの巻始め端子Sと、第2のトランス20の一次巻線1bの巻始め端子Sと、第2のトランス20の二次巻線2bの巻き終わり端子Eとは、メイントランスMTの二次巻線の一端に接続されている。第1のトランス10の一次巻線1aの巻き終わり端子Eは、ランプL1に接続されている。第1のトランス10の二次巻線2aの巻始め端子Sは、ランプL2に接続されている。さらに、第2のトランス20の二次巻線2bの巻始め端子Sは、ランプL3に接続されている。第1のトランス10の二次巻線2aの巻き終わり端子Eと、第2のトランス20の一次巻線1bの巻き終わり端子Eとは接続されている。このような接続に従えば問題なくツイン・トランスを用いてコストダウンできる。
4.4 第4の例
上で述べた3つの例では、ランプには同じ方向で電流が流れるため同相駆動であった。そこで、本例では、第1の例を変形して、隣接するランプに異なる方向で電流を流して逆相駆動を行う場合の例を示す。
図12Aに、本例におけるランプ点灯回路を示す。本例のランプ点灯回路は、電源V1及びV2と、メイントランスMT+及びMT−と、第1のトランス(左側)と第2のトランス(右側)とを含むツイン・トランス601と、ランプL1及びL2とを含む。実際には、電源V1及びV2は連動して逆相の電圧を発生する。
ツイン・トランス601において、第1のトランス(左側)の一次巻線1aの巻始め端子Sは、メイントランスMT+の二次巻線の一端に接続されている。第1のトランスの一次巻線1aの巻き終わり端子Eは、ランプL1の一端に接続されている。ランプL1の他端は接地されている。
ツイン・トランス601において、第2のトランス(右側)の一次巻線1bの巻き終わり端子Eは、メイントランスMT−の二次巻線の一端に接続されている。第2のトランスの一次巻線1bの巻始め端子Sは、ランプL2の一端に接続されている。ランプL2の他端は接地されている。
ランプL1とランプL2の流れる電流の方向は反対になっているが、接続の仕方を反対にしているため、一次巻線1a及び1bについては、同じ方向に電流が流れるように接続されている。
また、ツイン・トランス601において、第1のトランスの二次巻線2aの巻始め端子Sは、第2のトランスの二次巻線2bの巻き終わり端子Eに接続されている。第1のトランスの二次巻線2aの巻き終わり端子Eは、第2のトランスの二次巻線2bの巻始め端子Sに接続されている。すなわち、二次巻線2a及び2bは、閉ループを構成している。
このように二次巻線2a及び2bには、同じ方向に電流が流れるように接続されている。また、このように二次巻線が閉ループを構成すれば、全ての二次巻線には同一の電流が流れ、これによって一次巻線にも同一の電流が流れるようになる。すなわち、二次巻線の閉ループによって一次巻線の電流が調整される。
このような接続を行うことによって上で述べた第2の手法を実施したことになり、ツイン・トランス601においてトランス相互に悪影響を及ぼすことなくバランサとしての機能を実現することができる。すなわち、ランプL1及びL2に流れる電流のばらつきを抑えることができる。なお、上で述べた第1の手法をも実施したツイン・トランス601を用いればより効果的である。なお、本例の場合、一次巻線の方が二次巻線より巻数が多い方が好ましい。これは二次巻線側の閉ループは、電流のバランスをとるための回路であって、高電圧で動作させる必要はないからである。
図13を用いて本例におけるツイン・トランス601の接続を模式的に示す。上でも述べたように、第1のトランス10の一次巻線1aの巻始め端子Sは、メイントランスMT+の二次巻線の一端に接続される。また、第1のトランス10の一次巻線1aの巻き終わり端子EはランプL1に接続される。第2のトランス20の一次巻線1bの巻始め端子SはランプL2に接続される。また、第1のトランス10の二次巻線2aの巻始め端子Sと、第2のトランス20の二次巻線2bの巻き終わり端子Eとは、図12の例では接続されているが、一般的には閉ループを構成するために他のツイン・トランスに接続される。このため図13では点線で示している。また、第1のトランス10の二次巻線2aの巻き終わり端子Eと第2のトランス20の二次巻線2bの巻始め端子Sとは接続されている。このような接続に従えば問題なくツイン・トランスを用いてコストダウンできる。
なお、図12Aの例では、一次巻線と二次巻線とは反対方向に電流が流れているが、一次巻線に流れる電流の方向と二次巻線に流れる電流の方向を同じにしても良い。この例を図12Bに示す。図12Aと比較すると、二次巻線2a及び二次巻線2bの巻き方が逆転しているため、二次巻線で構成される閉ループに流れる電流が反転している。このような構成であっても、全ての一次巻線には同じ方向に電流が流れ、全ての二次巻線にも同じ方向に電流が流れる。
以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上で述べた本発明の趣旨は、様々な方式のランプ点灯回路その他の回路に適用することが可能である。
性能の悪いツイン・トランスの例を示す図である。 本発明の第1の手法を用いたツイン・トランスを示す図である。 性能の悪いツイン・トランスの使用法を示す図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の手法の原理を説明するための図である。 (a)乃至(c)はツイン・トランスの例を示す図である。 ランプ点灯回路の第1の例を示す図である。 ランプ点灯回路の第1の例の変形例を示す図である。 ランプ点灯回路の第1の例の場合におけるツイン・トランスの接続例を示す図である。 ランプ点灯回路の第2の例を示す図である。 ランプ点灯回路の第2の例の場合におけるツイン・トランスの接続例を示す図である。 ランプ点灯回路の第3の例を示す図である。 ランプ点灯回路の第3の例の場合におけるツイン・トランスの接続例を示す図である。 ランプ点灯回路の第4の例を示す図である。 ランプ点灯回路の第4の例の変形例を示す図である。 ランプ点灯回路の第4の例の場合におけるツイン・トランスの接続例を示す図である。
符号の説明
1a,1b 一次巻線
2a,2b 二次巻線
10 第1のトランス 20 第2のトランス
11 コア
301,302,401,501,601 ツイン・トランス

Claims (8)

  1. 第1のトランス部を構成する第1の一次巻線及び第1の二次巻線と、
    第2のトランス部を構成する第2の一次巻線及び第2の二次巻線と、
    前記第1の一次巻線及び前記第1の二次巻線と前記第2の一次巻線及び前記第2の二次巻線とを貫く第1の磁路と、
    前記第1の磁路の2ヶ所をバイパスさせる第2の磁路と、
    を具備し、
    前記第1のトランス部は、前記第1の磁路の一部と前記第2の磁路とを通り且つ前記第1の一次巻線及び前記第1の二次巻線を貫く第1の磁束を発生させ、
    前記第2のトランス部は、前記第1の磁路の一部と前記第2の磁路とを通り且つ前記第2の一次巻線及び前記第2の二次巻線を貫く第2の磁束を発生させる
    トランス。
  2. 前記第2の磁路は、前記第1のトランス部及び前記第2のトランス部により発生される磁束の干渉を低減させる
    請求項1記載のトランス。
  3. 前記第1の磁路と前記第2の磁路とが共通のコアにより構成される請求項1記載のトランス。
  4. 前記第1のトランス部と前記第2のトランス部とを通る第3の磁束が形成され、
    前記第3の磁束は、前記第1の磁束及び前記第2の磁束より小さいことを特徴とする請求項1記載のトランス。
  5. 電源から供給される電圧を昇圧させることにより複数のランプが並列駆動されるランプ点灯装置であって、
    前記複数のランプに接続され、前記ランプ間の電流量を調整する複数のトランス
    を有し、
    前記複数のトランスのうち少なくとも2つのトランスが共通のコアにより形成される
    ランプ点灯装置。
  6. 前記2つのトランスは、
    第1の一次巻線及び第1の二次巻線を有する第1のトランス部と、
    第2の一次巻線及び第2の二次巻線を有する第2のトランス部と、
    前記第1の一次巻線及び前記第1の二次巻線と前記第2の一次巻線及び前記第2の二次巻線とを貫く第1の磁路と、
    前記第1の磁路の2ヶ所をバイパスさせる第2の磁路と、
    を有し、
    前記第1のトランス部は、前記第1の磁路の一部と前記第2の磁路とを通り且つ前記第1の一次巻線及び前記第1の二次巻線を貫く第1の磁束を発生させ、
    前記第2のトランス部は、前記第1の磁路の一部と前記第2の磁路とを通り且つ前記第2の一次巻線及び前記第2の二次巻線を貫く第2の磁束を発生させ、
    前記第1の磁束の方向が、前記第2の磁束の方向と逆になるように、前記第1及び第2のトランス部の配線が行われる
    請求項5記載のランプ点灯装置
  7. 前記2つのトランスは、
    第1の一次巻線及び第1の二次巻線を有する第1のトランス部と、
    第2の一次巻線及び第2の二次巻線を有する第2のトランス部と、
    を有し、
    前記第1及び第2の一次巻線並びに前記第1及び第2の二次巻線の巻数が同数である
    請求項5記載のランプ点灯装置。
  8. 前記2つのトランスは、
    第1の一次巻線及び第1の二次巻線を有する第1のトランス部と、
    第2の一次巻線及び第2の二次巻線を有する第2のトランス部と、
    を有し、
    前記第1及び第2の一次巻線の巻数は同数で、前記第1及び第2の二次巻線の巻数は同数で、前記第1及び第2の一次巻線の巻数は前記第1及び第2の二次巻線の巻数と異なっている
    請求項5記載のランプ点灯装置。
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