JP2004214488A - インバータトランス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略ロの字状の外側コア2と、該外側コア2の内側に略I形状の内側コア3a、3b、3cを備え、該コアには一次巻線W1と二次側巻線W2がそれぞれ卷回されると共に、前記コア3a、3cにそれぞれに卷回されている一次巻線W1に流れる電流によって当該コア3a、3cそれぞれに発生される磁束の向きが互いに減算される方向に発生される。コア3bに発生される磁束の向きが互いに減算される方向に発生されると共にコア3a、3cに発生される磁束とコア3bに発生される磁束とがコア3bにおいて互いに加算される方向にそれぞれ発生される。また、前記コア3a、3b、3cに卷回されている二次巻線W2に誘起される電圧の極性は同一極性となるように卷回されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータトランスに関し、特に漏洩インダクタンスを利用して高電圧を得るのに適したインバータトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ等のディスプレイ装置として、陰極線管、所謂CRTに代り、液晶ディスプレイ(以下、LCDと略称する。)が広く使用されるようになってきた。このLCDはCRTと異なり、発光機能を持たないので、バックライト方式やフロントライト方式の画面照明用の光源を必要としている。このような光源には冷陰極蛍光管(以下、CCFLという。)を使用し、それらCCFLを同時に放電、点灯させているのが一般的である。
【0003】
一般に、この種のCCFLの放電、点灯には、放電開始時に60kHz、1600V程度の高周波電圧を発生させるインバータ回路が用いられる。このインバータ回路はCCFLの放電後、インバータトランスの二次側電圧をCCFLの放電を維持するのに必要な600V程度の電圧まで下げる。このようなインバータ回路に使用されるインバータトランスとしては、従来から磁心にI形状コアを用いた開磁路構造のものと、磁心を閉磁路構造としたものとがある。
【0004】
開磁路構造のものにあっては、インバータトランスの個数がCCFLの本数と1対1の関係で増加すると、インバータトランス全体として大型化し、又、コストの上昇を招くという問題点があった。また、閉磁路構造のものにあっては、1つのインバータトランスで複数本のCCFLを放電させ得るが、CCFL間で放電動作にばらつきを生じさせたり、過電流によりインバータトランスを損傷させる等の問題があった。CCFL間での放電動作のばらつきには、各CCFLにバラストコンデンサを直列に挿入するという対処方法があるが、これによる電力効率の低下、ランプ電流のバラツキを大きくする。更に部品点数やコストの増大を招くという問題があった。
【0005】
このような問題点を解決するインバータトランスとして、例えば、図9に示すように、略ロ字形状のコア(以下、ロ字状コアという。)21及びこのロ字状コア21と共に磁心22を構成する2本のI形状の内側コア23a、23bを備えたインバータトランスがある(例えば特許文献1参照。)。かかるインバータトランスは、1つの一次巻線24、2つの二次巻線25a、25b及び2つの二次巻線に対応して設けられ一次巻線24及び2つの二次巻線25a、25bを巻回する2本の矩形筒状のボビン26a、26bとから大略構成されている。一次巻線24に流す電流により発生した磁束は、I形状の内側コア23a、23bを同一方向に流れるため、それぞれの磁束は互いに干渉することなく、ロ字状コア21の外側の磁路21a、21bに流れる。このため、一次巻線24が共通でありながら、それぞれ独立した二次巻線25a、25bをもつので、同時に2本のCCFLを駆動することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−353044
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記インバータトランスは、一次巻線24が共通でありながら、それぞれ独立した複数個の二次巻線25a、25bをもつので、2本のCCFLを点灯する上で、従来技術で必要とされた2個のインバータトランスの設置、あるいは2個のバラストコンデンサの設置を行なうことなく、同時に2本のCCFLを点灯することができるが、以下のような問題点があった。即ち、近年サイドエッジ型のLCDでは6灯タイプのものが使用され、LCDの上辺に3灯、下辺に3灯のCCFLを必要とする。この場合、CCFLを6灯点灯する場合には前記特許文献1に開示されたインバータトランスは3個必要になる。そのためにコスト増になると共に、機器の小型化が図れないという問題点がある。
【0008】
本発明は、かかる問題を解決して小型、低価格な多灯用のインバータトランスを提供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載のインバータトランスは、略ロの字状の外側コアと、該外側コアの内側に配置して所定の漏洩インダクタンスをもつように接合される略I形状の複数個の内側コアを備え、該複数個の内側コアには一次巻線と二次巻線がそれぞれ卷回されると共に、第1グループを構成する前記複数個の内側コアの互いに隣り合わない内側コアにそれぞれに卷回されている一次巻線に流れる電流によって当該第1グループのコアそれぞれに発生される磁束の向きは互いに同方向であり、第2グループを構成する前記第1グループのコアに隣り合うコアに発生される磁束の向きは、前記第1グループのコアに発生される磁束と互いに逆方向であり、前記第1グループ及び第2グループのコアに卷回されている二次巻線に誘起される電圧の極性が同一極性であることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載のインバータトランスは、請求項1記載のインバータトランスにおいて、前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている二次巻線は、それぞれ互いに逆方向に卷回されていると共に、前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている一次巻線には前記二次巻線に誘起される電圧の極性が同一極性となる方向に電圧が印加されることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のインバータトランスは、請求項1又は2に記載のインバータトランスにあいて、前記第1グループ及び第2グループのコアのコアに卷回されている一次巻線はそれぞれ同一方向に卷回されていると共に、前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている一次巻線に印加される電圧は、第1グループと第2グループとで逆極性であることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載のインバータトランスは、請求項1又は2に記載のインバータトランスにおいて、前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている一次巻線は、それぞれ互いに逆方向に卷回されており、前記第1グループと第2グループのコアのに卷回されている一次巻線に印加される電圧は、第1グループと第2グループとで同一極性であることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載のインバータトランスは、請求項1から4の何れかに記載のインバータトランスにおいて、前記複数個の内側コアの数は、3以上であることを特徴とする。
【0014】
請求項6記載のインバータトランスは、請求項1から5の何れかに記載のインバータトランスにおいて、前記内側コアの横断面積はそれぞれ同一であると共に、略ロの字状の外側コアの前記内側コアと平行な辺の横断面積は、前記内側コアの横断面積より小さいことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1により本発明の第1の実施形態を説明する。第1の実施形態におけるインバータトランス1は、CCFLを3灯点灯するインバータトランスである。略ロの字状の外側コア2と、該外側コア2の内側に配置して所定の漏洩インダクタンスをもつように接合される略I形状の3個の内側コア3a、3b、3cを備えている。該3個の内側コア3a、3b、3cには一次巻線W1と二次巻線W2がそれぞれ卷回されている。
【0016】
前記3個の内側コアの互いに隣り合わない内側コア3a、3c(第1グループのコア)にそれぞれに卷回されている一次巻線W1に流れる電流によって当該第1グループのコア3a、3cそれぞれに発生される磁束Φ1、Φ3の向きは互いに同方向である。前記第1グループのコアに発生される磁束Φ1、Φ3と第2グループのコア3bに発生される磁束Φ2とは互いに逆方向である。
【0017】
前記のように各磁束Φ1、Φ2、Φ3を発生する一次巻線W1は、図1(b)、図1(c)に示すように、2種類ある。即ち、図1(b)に示すように、一次巻線の卷回方向を全て同一とし、前記第1グループの一次巻線と第2グループに印加される電圧eの極性を逆にする方法がある。また、図1(c)に示すように、第1グループと第2グループの一次巻線の卷回方向を互いに逆方向とし、第1グループの一次巻線と第2グループの一次巻線に印加される電圧eの極性を同一にする方法がある。何れの場合も第1グループのコア3a、3cに隣り合うコア3b(第2グループのコア)に発生される磁束Φ2の向きは、前記第1グループのコア3a、3cに発生される磁束Φ1、Φ3が当該第2グループのコア3bにおいて互いに逆方向となる。
【0018】
前記のような方向に各磁束が発生されると、該磁束によって前記第1グループのコア3a、3cに卷回されている二次巻線W2の端子c、d間に誘起される電圧の極性は同一極性になる。また、第2グループのコア3bに卷回されている二次巻線W2は、磁束の方向が逆になるが、巻線の卷回方向が前記第1グループとは逆方向のため、その端子c、d間に誘起される電圧の極性は第1グループと同一極性になる。
【0019】
また、一次巻線W1は図1(b)、図1(c)に示すように、それぞれ並列に接続してもよく、あるいはそれぞれを直列に接続してもよい。かかる場合においても前記のように各磁束が発生されるように一次巻線の方向、あるいは印加電圧の極性が定められる。
【0020】
前述したように、インバータトランスの二次巻線にはCCFLの点灯時に1600V程度の高周波電圧が、又、CCFLの放電を維持するのに600V程度の電圧が必要である。しかし、前述したように一次巻線と二次巻線の巻線方向及び、一次巻線の印加電圧の極性を定めることにより、二次巻線には同一方向の電圧が誘起され、二次巻線間に印加される電圧の差がなくなり、インバータトランスの絶縁耐圧を低くすることができる。また、1つのインバータトランスで3灯のCCFLが同時に点灯でき、部品点数が削減されると共に、装置の小型化が図れ、ひいては装置の低廉化を図ることができる。
【0021】
図2により本発明の第2の実施形態における原理を説明する。第2の実施形態におけるインバータトランス1は、CCFLを6灯点灯するインバータトランスである。略ロの字状の外側コア2と、該外側コア2の内側に配置して所定の漏洩インダクタンスをもつように接合される略I形状の6個の内側コア3a、3b、3c、3d、3e、3fを備えている。該6個の内側コア3a、3b、3c、3d、3e、3fには一次巻線W1と二次巻線W2がそれぞれ卷回されている。
【0022】
前記6個の内側コアの互いに隣り合わない内側コア3a、3c、3e(第1グループのコア)にそれぞれに卷回されている一次巻線W1に流れる電流によって当該第1グループのコア3a、3c、3eそれぞれに発生される磁束Φ1、Φ3、Φ5の向きは互いに同方向である。前記第1グループのコア3a、3c、3eに隣り合うコア3b、3d、3f(第2グループのコア)に発生される磁束の向きは、互いに同方向であると共に前記第1グループのコア3a、3c、3eに発生される磁束Φ1、Φ3、Φ5と第2グループのコア3b、3d、3fに発生される磁束Φ2、Φ4、Φ6とが当該第2グループのコア3b、3d、3fにおいて互いに逆方向である。
【0023】
前記のように各磁束Φ1、Φ2、Φ3、Φ4、Φ5、Φ6を発生する一次巻線W1は、図1(b)、図1(c)に示したと同様に、2種類ある。但し図2においては、図1(b)に示したのと同様の、一次巻線の卷回方向を全て同一とし、前記第1グループの一次巻線と第2グループに印加される電圧eの極性を逆にする方法を図示してあり、図1(c)に示したような、第1グループと第2グループの一次巻線の卷回方向を互いに逆方向とし、第1グループの一次巻線と第2グループの一次巻線に印加される電圧eの極性を同一にする方法は図示を省略してある。何れの場合も第1グループのコア3a、3c、3eに隣り合う第2グループのコア3b、3d、3fに発生される磁束Φ2、Φ4、Φ6の向きは、前記第1グループのコア3a、3c、3eに発生される磁束Φ1、Φ3、Φ5とは互いに逆方向となる。
【0024】
前記のような方向に各磁束が発生されると、該磁束によって前記第1グループのコア3a、3c、3eに卷回されている二次巻線W2の端子c、d間に誘起される電圧の極性は同一極性になる。また、第2グループのコア3b、3d、3fに卷回されている二次巻線W2は、磁束の方向が逆になるが、巻線の卷回方向が前記第1グループとは逆方向のため、その端子c、d間に誘起される電圧の極性は第1グループと同一極性になる。
【0025】
また、一次巻線W1は図2(b)あるいは図1(b)、図1(c)に示したのと同様に、それぞれ並列に接続してもよく、あるいはそれぞれを直列に接続してもよい。かかる場合においても前記のように各磁束が発生されるように一次巻線の方向、あるいは印加電圧の極性が定められる。
【0026】
なお、前記第1の実施形態及び第2の実施形態において、外側コア2の内側に配置して所定の漏洩インダクタンスをもつように接合される略I形状の内側コアの数は、それぞれ3本及び6本として説明したが、下記の関係を満たすものであって3本以上の数であれば、これ以外であってもよい。即ち、前記複数個の内側コアの互いに隣り合わない内側コア(第1グループのコア)にそれぞれに卷回されている一次巻線に流れる電流によって当該第1グループのコアそれぞれに発生される磁束の向きは互いに同方向である。また、前記第1グループのコアに隣り合うコア(第2グループのコア)に発生される磁束の向きは互いに同方向であると共に前記第1グループのコアに発生される磁束と第2グループのコアに発生される磁束とが当該第2グループのコアにおいて互いに逆方向である。更に、前記第1グループ及び第2グループのコアに卷回されている二次巻線に誘起される電圧の極性が同一極性である。
【0027】
以下、図3、図4、図5により本発明の第1実施の形態に係るインバータトランスの構造を説明する。図3、図4、図5におけるインバータトランスの巻線の極性は、図1に示したものと同一にして実現できるのでその説明を省略する。図3は、本発明の第1実施の形態に係るインバータトランス20の組立工程を理解するためにインバータトランス20の分解斜視図である。インバータトランス20は、略ロ字形状のコア(以下、ロ字状コアという。)21及びこのロ字状コア21と共に磁心22を構成する3本のI形状の内側コア23(23a、23b、23c)と、3つの一次巻線24(24a、24b、24c)と、3つの二次巻線25(25a、25b、25c)と、該3つの二次巻線25(25a、25b、25c)に対応して設けられ3つの一次巻線24(24a、24b、24c)と3つの二次巻線25(25a、25b、25c)を巻回する3本の矩形筒状のボビン26(26a、26b、26c)とから大略構成されている。
【0028】
インバータトランス20は、ボビン26(26a、26b、26c)にI形状の内側コア23(23a、23b、23c)をそれぞれ挿入し、I形状の内側コア23(23a、23b、23c)の上に後述する非磁性材のシート27を載置し、さらに、この上に、ロ字状コア21を載置して組立てられる。ロ字状コア21は、2つの四角柱状の短辺部28、及び2つの四角柱状の長辺部29からなっている。前記内側コア23と長辺部29とは互いに平行である。I形状の内側コア23(23a、23b、23c)は、各一次巻線(24a、24b、24c)と、3つの二次巻線25(25a、25b、25c)とが相互に均等の特性をもって所定の漏洩インダクタンスをもつように磁気的に結合するように、前記非磁性材のシート27を介してロ字状コア21に電磁気的に同等な箇所に位置決めして固定されている。
【0029】
3本のボビン26(26a、26b、26c)は、同一形状に構成されている。3本のボビン26(26a、26b、26c)のうち、ボビン26aを第1ボビンといい、また、ボビン26bを第2ボビン更に、ボビン26cを第3ボビンという。本実施の形態では、ロ字状コア21が外側コアを構成し、I形状の内側コア23(23a、23b、23c)が内側コアを構成している。3つの二次巻線25a、25b、25c及び一次巻線24(24a、24b、24c)は、第1、第2、第3ボビン26a、26b、26cにそれぞれ巻回されている。
【0030】
3本のI形状の内側コア23a,23b、23cは、後述するようにロ字状コア21に非磁性材のシート27を介して接合され所定の漏洩インダクタンスをもつようにされている。ロ字状コア21の両短辺部28の一面側には一次巻線端子台38a、二次巻線端子台39aが嵌合される溝(以下、端子台用嵌合溝という。)30が、それぞれ形成されている。前記内側コア23a,23b、23cの巻線が卷回されている部分のコアの横断面積はそれぞれ同一であると共に、ロ字状コア21の長辺部29の横断面積は、前記内側コア23a,23b、23cの横断面積より小さい。その理由は、長辺部29を流れる磁束は隣り合う内側コアに分流するため磁束の量は内側コアよりも少なく、長辺部29の磁気飽和が生じにくい。そのために長辺部29の横断面積を減少でき、インバータトランスの小型化に効果がある。
【0031】
一次巻線端子台38aには、一次巻線24から一次巻線端子ピン40aへ接続するリード線(図示省略)用の孔部(図示省略)または溝(図示省略)が設けられている。前記リード線は絶縁物で覆われた状態で孔部に通されるかまたは溝に埋め込まれ、充分な沿面距離及び絶縁性を保つようにしている。二次巻線25の一端は二次巻線端子ピン40aに接続される。同様に二次巻線端子台39aには、二次巻線25から二次巻線ピン41aへ接続するリード線(図示省略)用の孔部(図示省略)または溝(図示省略)が設けられている。前記リード線は絶縁物で覆われた状態で孔部に通されるかまたは溝に埋め込まれ、充分な沿面距離及び絶縁性を保つようにしている。
【0032】
二次巻線25aは、第1ボビン26a(I形状の内側コア23a)の軸方向に沿って巻回されるが、高電圧を発生するため、その軸方向で複数個(本実施の形態では5つ)のセクションに分割され、各セクション間には絶縁性の複数個の仕切板56aが設けられ、沿面放電の阻止に必要な沿面距離が保持されている。仕切板56aには図示しない切欠が形成されており、仕切板56aを間にした両セクションの二次巻線25aは、この切欠を通して接続されている。他の二次巻線25b、25cについても同様である。
【0033】
第1ボビン26aの一次巻線24aと二次巻線25aとの間には仕切板57aが設けられており、他のボビン26b、26cについても同様である。
【0034】
なお、本発明の前記第2実施の形態に係るインバータトランスも同様な構造で実現できるが、その詳細な説明を省略する。かかる場合においてはロ字状コア21及びこのロ字状コア21と共に磁心22を構成するI形状コアを6本とする。そして、前記6つの一次巻線と、6つの二次巻線と、該6つの二次巻線に対応して設けられ6つの一次巻線と、前記6つの二次巻線を巻回する6本の矩形筒状のボビンとで大略構成する。
【0035】
図6、図7により前記第1実施の形態に係るインバータトランスの特性について説明する。図6、図7における巻線の極性は、図1(b)に示したのと同一である。即ち、内側コア3a、3b、3cに卷回されている一次巻線W1は全て同方向に卷回されており、内側コア3bの二次巻線W2は、内側コア3a、3cとは逆方向に卷回されている。又、図6における符号A、B、Cは、図1(a)における内側コア3a、3b、3cに卷回されている一次巻線W1と二次巻線W2に相当する。即ち、入力A、B、Cとは内側コア3a、3b、3cに卷回されている一次巻線W1それぞれに印加される一次電圧である。また、回路A、B、Cとは内側コア3a、3b、3cに卷回されている二次巻線W2それぞれに誘起される二次電圧である。また、負荷は同一定格のCCFLであって、一次巻線W1それぞれに印加される一次電圧の極性は、内側コア3bのみ逆極性である。
【0036】
内側コア3a、3cに卷回されている一次巻線W1の巻き数は23回、内側コア3bに卷回されている一次巻線W1の巻き数は25回、二次巻線W2の巻き数は全て2400回である。また、一次巻線W1に印加される一次電圧は8.8Vrms、周波数は55kHz(図6のみ)である。
【0037】
図6において、項番7は全ての一次巻線W1に前述した電圧を印加した時の、無負荷時の出力電圧と有負荷時の出力電流のばらつきを示したものである。第1グループのコアそれぞれに発生される磁束の向きを互いに同方向に、第2グループのコアに発生される磁束の向きを互いに同方向にすると共に、前記第1グループのコアに発生される磁束と第2グループのコアに発生される磁束とが当該第2グループのコアにおいて互いに逆方向とすることで無負荷時の出力電圧と有負荷時の出力電流のばらつきが低減できる。
【0038】
また、同図6において、項番1から6は参考データであり、内側コア3a、3b、3cの何れか1つ又は2つの一次巻線W1のみに前述した電圧を印加した時の、無負荷時の出力電圧と有負荷時の出力電流のばらつきを示したものである。無負荷時には一次巻線に電圧の印加されていない内側コアの二次巻線には他の内側のコアからの磁束によって電圧が誘起される場合がある。しかし、内側コアは所定の漏洩インダクタンスをもつように外側コアに接合されており、CCFLの点灯に必要な誘起電圧は発生せず電流は流れないことがわかる。
【0039】
図7に示すように、一次巻線に印加される電圧の周波数を変化してもランプ▲1▼、▲2▼、▲3▼に流れる電流のばらつきが少なく、駆動周波数変動に強い特性を有し、製品の品質を向上させる効果がある。また、このことにより、設計の自由度が増すと共に、部品の選択余地が増え、低価格化に効果がある。
【0040】
図6、図7から明らかなように、第1実施の形態に係るインバータトランスは、内側コア3bに卷回されている一次巻線W1と二次巻線W2を内側コア3a、3cに卷回されている一次巻線W1と二次巻線W2の卷回方向とは逆方向に卷回し、一次巻線W1それぞれに印加される一次電圧の極性を全て同極性とすることにより、前述した効果が現れる。
【0041】
【発明の効果】
本発明のインバータトランスによれば、1つのインバータトランスにより多数のCCFLを点灯することができる。また、二次巻線には同一方向の電圧が誘起され、二次巻線間に印加される電圧の差がなくなり、インバータトランスの絶縁耐圧を低くすることができる。その結果、部品点数が削減されると共に、装置の小型化が図れ、ひいては装置の低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明する図であって、図1(a)は、巻線の状態を説明する図、図1(b)及び図1(c)は、巻線の極性と印加電圧との関係を説明する図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を説明する説明図であって、図2(a)は、巻線の状態を説明する図、図2(b)は、巻線の極性と印加電圧との関係を説明する図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における構造を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における構造を示す上面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における特性図であって、無負荷時の出力電圧と有負荷時の出力電流のばらつきを示したものである。
【図7】本発明の第1の実施形態における特性図であって、印加する電圧の周波数を変化させた時のランプ▲1▼、▲2▼、▲3▼の出力電流のばらつきを示したものである。
【図8】従来のインバータトランスの構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1、20 インバータトランス
2、 外側コア
3a、3b、3c、3d、3e、3f 内側コア
23(23a、23b、23c) 内側コア
24(24a、24b、24c)、W1 一次巻線
25(25a、25b、25c)、W2 二次巻線
Claims (6)
- 略ロの字状の外側コアと、該外側コアの内側に配置して所定の漏洩インダクタンスをもつように接合される略I形状の複数個の内側コアを備え、該複数個の内側コアには一次巻線と二次巻線がそれぞれ卷回されると共に、第1グループを構成する前記複数個の内側コアの互いに隣り合わない内側コアにそれぞれに卷回されている一次巻線に流れる電流によって当該第1グループのコアそれぞれに発生される磁束の向きは互いに同方向であり、第2グループを構成する前記第1グループのコアに隣り合うコアに発生される磁束の向きは、前記第1グループのコアに発生される磁束と互いに逆方向であり、前記第1グループ及び第2グループのコアに卷回されている二次巻線に誘起される電圧の極性が同一極性であることを特徴とするインバータトランス。
- 前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている二次巻線は、それぞれ互いに逆方向に卷回されていると共に、前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている一次巻線には前記二次巻線に誘起される電圧の極性が同一極性となる方向に電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載のインバータトランス。
- 前記第1グループ及び第2グループのコアに卷回されている一次巻線はそれぞれ同一方向に卷回されていると共に、前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている一次巻線に印加される電圧は、第1グループと第2グループとで逆極性であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインバータトランス。
- 前記第1グループと第2グループのコアに卷回されている一次巻線は、それぞれ互いに逆方向に卷回されており、前記第1グループと第2グループのコアのに卷回されている一次巻線に印加される電圧は、第1グループと第2グループとで同一極性であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインバータトランス。
- 前記複数個の内側コアの数は、3以上であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のインバータトランス。
- 前記内側コアの横断面積はそれぞれ同一であると共に、略ロの字状の外側コアの前記内側コアと平行な辺の横断面積は、前記内側コアの横断面積より小さいことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のインバータトランス。
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