JP2000124043A - インバータトランス - Google Patents
インバータトランスInfo
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- JP2000124043A JP2000124043A JP10290988A JP29098898A JP2000124043A JP 2000124043 A JP2000124043 A JP 2000124043A JP 10290988 A JP10290988 A JP 10290988A JP 29098898 A JP29098898 A JP 29098898A JP 2000124043 A JP2000124043 A JP 2000124043A
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- Japan
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- winding
- bobbin
- secondary winding
- primary winding
- inverter transformer
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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- H01F27/325—Coil bobbins
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/42—Flyback transformers
Abstract
(57)【要約】
【課題】高電圧となる二次巻線の周辺でコロナ放電が起
こり絶縁破壊を招くことがあった。 【解決手段】 巻軸12を有する絶縁性のボビン10と、一
次巻線30と、二次巻線40とを備えたインバータトランス
において、巻軸12の側面に複数の鍔13を設けることによ
り鍔13で区分された複数の巻溝14を形成し、巻溝14の一
つ14ａに一次巻線30を巻回するとともに、一次巻線30と
二次巻線40との間に、線材を巻回しない巻溝14ｂを配置
する。
こり絶縁破壊を招くことがあった。 【解決手段】 巻軸12を有する絶縁性のボビン10と、一
次巻線30と、二次巻線40とを備えたインバータトランス
において、巻軸12の側面に複数の鍔13を設けることによ
り鍔13で区分された複数の巻溝14を形成し、巻溝14の一
つ14ａに一次巻線30を巻回するとともに、一次巻線30と
二次巻線40との間に、線材を巻回しない巻溝14ｂを配置
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置の背面照
明用の冷陰極線管等を点灯するＤＣ／ＡＣインバータに
用いられるインバータトランスの構成に関するものであ
る。
明用の冷陰極線管等を点灯するＤＣ／ＡＣインバータに
用いられるインバータトランスの構成に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図６はインバータトランスの従来例を示
すもので、端子１が取付けられた絶縁性ボビン２の円筒
形の巻軸２ａに一次巻線３が巻回してあり、ボビン２の
下側に二次巻線４が取付けてある。そして一対の磁性体
コア５、６が、ボビン２を上下方向から挾んで絶縁シー
ト７を介して互いに突き合わされて閉磁路を形成した構
造である。
すもので、端子１が取付けられた絶縁性ボビン２の円筒
形の巻軸２ａに一次巻線３が巻回してあり、ボビン２の
下側に二次巻線４が取付けてある。そして一対の磁性体
コア５、６が、ボビン２を上下方向から挾んで絶縁シー
ト７を介して互いに突き合わされて閉磁路を形成した構
造である。
【０００３】図７は距離ｄを隔てて平行に向かい合った
二つの平板状の電極８ａ、８ｂの間の電界の分布状態を
示す図である。今、電極８ａが０ボルトで、電極８ｂに
ＶG ボルトの電圧を加えた場合を考えると、電極８ａ、
８ｂ間が空気のみの場合の電界は破線Ｅで示すようにＶ
G ／ｄで、全体にわたって均等な強さの直線的なものと
なる。一方、電極８ａ、８ｂ間に誘電体９を挿入した場
合には実線の矢印で示すようになる。誘電体９内の電界
Ｅ2 （＝Ｖ2 ／ｄ2 ）は比誘電率に応じて傾斜が緩やか
なものとなり、空気の部分の電界Ｅ1 （＝Ｖ1 ／ｄ1
）、Ｅ3 （＝Ｖ3 ／ｄ3 ）は、どちらも誘電体９部分
で緩められた分だけ強められた傾斜が急なものとなる。
二つの平板状の電極８ａ、８ｂの間の電界の分布状態を
示す図である。今、電極８ａが０ボルトで、電極８ｂに
ＶG ボルトの電圧を加えた場合を考えると、電極８ａ、
８ｂ間が空気のみの場合の電界は破線Ｅで示すようにＶ
G ／ｄで、全体にわたって均等な強さの直線的なものと
なる。一方、電極８ａ、８ｂ間に誘電体９を挿入した場
合には実線の矢印で示すようになる。誘電体９内の電界
Ｅ2 （＝Ｖ2 ／ｄ2 ）は比誘電率に応じて傾斜が緩やか
なものとなり、空気の部分の電界Ｅ1 （＝Ｖ1 ／ｄ1
）、Ｅ3 （＝Ｖ3 ／ｄ3 ）は、どちらも誘電体９部分
で緩められた分だけ強められた傾斜が急なものとなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図６のようなインバー
タトランスは、絶縁耐圧を高めるために、一次巻線３と
ボビン２の間や二次巻線４とボビン２の間に図示しない
ワニス等の樹脂が注入される。ところが、一次巻線３や
二次巻線４とボビン２との間に樹脂が完全に行き渡ら
ず、発生した気泡等のために多くの空隙が出来てしまう
ことがある。一次巻線３を図７における電極８ａに、二
次巻線４を電極８ｂに当てはめて考えると、互いに近い
位置にあるうえ、間にボビン２の誘電体が介在している
ので、一次巻線３とボビン２との間や二次巻線４とボビ
ン２との間の空隙部分の電界強度は大きなものとなる。
この結果、特に高電圧となる二次巻線４の周辺、すなわ
ちコア５やコア６、一次巻線３などと、二次巻線４との
間でコロナ放電が起こり絶縁破壊を招くことがあった。
タトランスは、絶縁耐圧を高めるために、一次巻線３と
ボビン２の間や二次巻線４とボビン２の間に図示しない
ワニス等の樹脂が注入される。ところが、一次巻線３や
二次巻線４とボビン２との間に樹脂が完全に行き渡ら
ず、発生した気泡等のために多くの空隙が出来てしまう
ことがある。一次巻線３を図７における電極８ａに、二
次巻線４を電極８ｂに当てはめて考えると、互いに近い
位置にあるうえ、間にボビン２の誘電体が介在している
ので、一次巻線３とボビン２との間や二次巻線４とボビ
ン２との間の空隙部分の電界強度は大きなものとなる。
この結果、特に高電圧となる二次巻線４の周辺、すなわ
ちコア５やコア６、一次巻線３などと、二次巻線４との
間でコロナ放電が起こり絶縁破壊を招くことがあった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、電界の
強い部分を二次巻線から離れたところに形成させ、二次
巻線の近くの電界を弱めることにより、インバータトラ
ンスの絶縁耐圧を向上させるものである。すなわち、本
発明は、端子を植設したベース部と該ベース部のほぼ中
央から上方に突出した円筒形の巻軸とを有する絶縁性の
ボビンと、該巻軸に巻回された一次巻線と、ベース部の
下方に位置し一次巻線に電磁結合した二次巻線とを備え
たインバータトランスにおいて、巻軸の側面に複数の鍔
を設けることにより該鍔で区分された複数の巻溝を形成
し、該巻溝の一つに一次巻線を巻回するとともに、一次
巻線と二次巻線との間に、線材を巻回しない巻溝を配置
した構成を特徴とする。また、本発明は、端子を取付け
たベース部と該ベース部のほぼ中央から上方に突出した
円筒形の巻軸とを有する絶縁性のボビンと、一次巻線
と、一次巻線に電磁結合した二次巻線とを備えたインバ
ータトランスにおいて、巻軸の側面に複数の鍔を設ける
ことにより該鍔で区分された三つ以上の巻溝を形成し、
一次巻線と二次巻線を異なる巻溝にそれぞれ巻回すると
ともに、一次巻線と二次巻線との間に、線材を巻回しな
い巻溝を配置した構成を特徴とする。
強い部分を二次巻線から離れたところに形成させ、二次
巻線の近くの電界を弱めることにより、インバータトラ
ンスの絶縁耐圧を向上させるものである。すなわち、本
発明は、端子を植設したベース部と該ベース部のほぼ中
央から上方に突出した円筒形の巻軸とを有する絶縁性の
ボビンと、該巻軸に巻回された一次巻線と、ベース部の
下方に位置し一次巻線に電磁結合した二次巻線とを備え
たインバータトランスにおいて、巻軸の側面に複数の鍔
を設けることにより該鍔で区分された複数の巻溝を形成
し、該巻溝の一つに一次巻線を巻回するとともに、一次
巻線と二次巻線との間に、線材を巻回しない巻溝を配置
した構成を特徴とする。また、本発明は、端子を取付け
たベース部と該ベース部のほぼ中央から上方に突出した
円筒形の巻軸とを有する絶縁性のボビンと、一次巻線
と、一次巻線に電磁結合した二次巻線とを備えたインバ
ータトランスにおいて、巻軸の側面に複数の鍔を設ける
ことにより該鍔で区分された三つ以上の巻溝を形成し、
一次巻線と二次巻線を異なる巻溝にそれぞれ巻回すると
ともに、一次巻線と二次巻線との間に、線材を巻回しな
い巻溝を配置した構成を特徴とする。
【０００６】
【実施例】図１〜図３は本発明のインバータトランスの
一実施例を示し、図１は正面断面図、図２は平面図、図
３は側面断面図である。プラスチック製のボビン10は、
複数の端子21及び端子22、23を対向する二側面にそれぞ
れ取付けたベース部11と、ベース部11の中央から上方に
突出した円筒形の巻軸12とを備えている。
一実施例を示し、図１は正面断面図、図２は平面図、図
３は側面断面図である。プラスチック製のボビン10は、
複数の端子21及び端子22、23を対向する二側面にそれぞ
れ取付けたベース部11と、ベース部11の中央から上方に
突出した円筒形の巻軸12とを備えている。
【０００７】巻軸12の側面には二つの鍔13を設けて、鍔
13で区分された二つの巻溝14ａ、14ｂを形成してある。
そして、上側の巻溝14ａにのみ一次巻線30を巻回し、そ
のリード線31はボビン10の一方の側面に取付けられた端
子21に接続してある。図示は省略してあるが、一次巻線
30と一緒に帰還発振用巻線が巻溝14ａに巻回され、一次
巻線30のタップも取り出されるので、数本のリード線31
が各端子21に接続されている。
13で区分された二つの巻溝14ａ、14ｂを形成してある。
そして、上側の巻溝14ａにのみ一次巻線30を巻回し、そ
のリード線31はボビン10の一方の側面に取付けられた端
子21に接続してある。図示は省略してあるが、一次巻線
30と一緒に帰還発振用巻線が巻溝14ａに巻回され、一次
巻線30のタップも取り出されるので、数本のリード線31
が各端子21に接続されている。
【０００８】ベース部11の下面に設けた凹部15の中に
は、高電圧側の二次巻線40が取付けてある。二次巻線40
は、線材が巻回されていない巻溝14ｂ部分の空隙及びベ
ース部11を介して対向した一次巻線30に電磁結合してい
る。ベース部11の一側面に設けた端子22、23は、図３か
ら明らかなように二次巻線40のリード線接続用の端子22
と外部接続用端子23とに分けてある。すなわち、端子23
と短い端子22は１本ずつが対になり、ベース部11の内部
で一体的に繋がった構成となっている。
は、高電圧側の二次巻線40が取付けてある。二次巻線40
は、線材が巻回されていない巻溝14ｂ部分の空隙及びベ
ース部11を介して対向した一次巻線30に電磁結合してい
る。ベース部11の一側面に設けた端子22、23は、図３か
ら明らかなように二次巻線40のリード線接続用の端子22
と外部接続用端子23とに分けてある。すなわち、端子23
と短い端子22は１本ずつが対になり、ベース部11の内部
で一体的に繋がった構成となっている。
【０００９】50、60は磁性体からなるコアである。一対
の磁性体コア50、60は、ボビン10を上下方向から挾んで
互いに突き合わされて閉磁路を形成している。図３から
明らかなように、上側のコア50は、平板部51とその両端
に一体に形成された外脚52、及び平板部51の中央に一体
に形成された円柱形の中央脚53を有する断面Ｅ形で、中
央脚53は巻軸12の孔の中に挿入されている。一方、ボビ
ン10の下側に取付けられたコア60は平板形である。
の磁性体コア50、60は、ボビン10を上下方向から挾んで
互いに突き合わされて閉磁路を形成している。図３から
明らかなように、上側のコア50は、平板部51とその両端
に一体に形成された外脚52、及び平板部51の中央に一体
に形成された円柱形の中央脚53を有する断面Ｅ形で、中
央脚53は巻軸12の孔の中に挿入されている。一方、ボビ
ン10の下側に取付けられたコア60は平板形である。
【００１０】コア50とコア60の間には絶縁材料からなる
薄いシート70を挿入して、磁気飽和が起きにくい構造と
してある。シート70には、コア50の中央脚53の横断面よ
りも僅かに大きい貫通孔71と、一側面から貫通孔71まで
達するスリット72を設けてある。二次巻線40のリード線
41（図２）は、スリット72からシート70の下を通して端
子22に接続してある。
薄いシート70を挿入して、磁気飽和が起きにくい構造と
してある。シート70には、コア50の中央脚53の横断面よ
りも僅かに大きい貫通孔71と、一側面から貫通孔71まで
達するスリット72を設けてある。二次巻線40のリード線
41（図２）は、スリット72からシート70の下を通して端
子22に接続してある。
【００１１】このように、本発明のインバータトランス
は、線材が巻回されていない巻溝14ｂ部分の空隙とベー
ス部11の誘電体を介して、二次巻線40が一次巻線30に対
向した構造である。線材が巻回されていない巻溝14ｂ部
分の空隙が一次巻線30と二次巻線40の間に存在すること
によって、二次巻線40とベース部11間における電界の強
さが緩和され、その結果、コロナ放電による絶縁破壊が
極めて起こりにくくなる。
は、線材が巻回されていない巻溝14ｂ部分の空隙とベー
ス部11の誘電体を介して、二次巻線40が一次巻線30に対
向した構造である。線材が巻回されていない巻溝14ｂ部
分の空隙が一次巻線30と二次巻線40の間に存在すること
によって、二次巻線40とベース部11間における電界の強
さが緩和され、その結果、コロナ放電による絶縁破壊が
極めて起こりにくくなる。
【００１２】図４は本発明の第２実施例を示すもので、
図１〜図３の第１実施例のインバータトランスとはボビ
ン10の下部の形状のみが異なっている。すなわち、この
場合のボビン10は、ベース部11の下面に中央脚53の直径
よりも大きな内径を有する円筒形の隔壁16を一体に形成
したものとなっている。
図１〜図３の第１実施例のインバータトランスとはボビ
ン10の下部の形状のみが異なっている。すなわち、この
場合のボビン10は、ベース部11の下面に中央脚53の直径
よりも大きな内径を有する円筒形の隔壁16を一体に形成
したものとなっている。
【００１３】このため、隔壁16の外側の部分の凹部15の
中に取付けられた二次巻線40は、その内側の側面が、誘
電体からなる隔壁16と空隙18を介してコアの中央脚53に
対向することになる。すなわち、この構造の場合は二次
巻線40と中央脚53の間に、隔壁16と空隙18が介在するこ
とにより、第１実施例の場合に比べて、二次巻線40周辺
の電界がさらに緩和されるので、絶縁破壊の防止効果を
より一層高めることができる。
中に取付けられた二次巻線40は、その内側の側面が、誘
電体からなる隔壁16と空隙18を介してコアの中央脚53に
対向することになる。すなわち、この構造の場合は二次
巻線40と中央脚53の間に、隔壁16と空隙18が介在するこ
とにより、第１実施例の場合に比べて、二次巻線40周辺
の電界がさらに緩和されるので、絶縁破壊の防止効果を
より一層高めることができる。
【００１４】図５は本発明の第３実施例を示すもので、
３枚の鍔13で区分された三つの巻溝14ａ、14ｂ、14ｃを
形成し、一次巻線30を巻溝14ａに巻回し、二次巻線40を
巻溝14ｃに巻回して、一次巻線30と二次巻線40の間に、
線材を巻回しない巻溝14ｂを配置したものである。
３枚の鍔13で区分された三つの巻溝14ａ、14ｂ、14ｃを
形成し、一次巻線30を巻溝14ａに巻回し、二次巻線40を
巻溝14ｃに巻回して、一次巻線30と二次巻線40の間に、
線材を巻回しない巻溝14ｂを配置したものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、電界の強い部分を二次巻線か
ら離れたところに形成させ、二次巻線の近くの電界を弱
めるように構成したので、コロナ放電開始電圧が高くな
り、インバータトランスの絶縁耐圧を向上し得る効果が
ある。
ら離れたところに形成させ、二次巻線の近くの電界を弱
めるように構成したので、コロナ放電開始電圧が高くな
り、インバータトランスの絶縁耐圧を向上し得る効果が
ある。
【図１】 本発明のインバータトランスの一実施例を示
す正面断面図
す正面断面図
【図２】 同トランスの平面図
【図３】 同トランスの側面断面図
【図４】 本発明の他の実施例を示す正面断面図
【図５】 本発明のさらに他の実施例を示す正面断面図
【図６】 インバータトランスの従来例を示す正面断面
図
図
【図７】 電界強度の分布を示す説明図
10 ボビン 11 ベース部 12 巻軸 13 鍔 14 巻溝 16 隔壁 18 空隙 30 一次巻線 40 二次巻線 53 中央脚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 稔 埼玉県鶴ケ島市大字五味ケ谷18番地 東光 株式会社埼玉事業所内 Ｆターム(参考） 5E043 AA01 BA01
Claims (3)
- 【請求項１】 端子を取付けたベース部と該ベース部の
ほぼ中央から上方に突出した円筒形の巻軸とを有する絶
縁性のボビンと、該巻軸に巻回された一次巻線と、ベー
ス部の下方に位置し一次巻線に電磁結合した二次巻線と
を備えたインバータトランスにおいて、巻軸の側面に複
数の鍔を設けることにより該鍔で区分された複数の巻溝
を形成し、該巻溝の一つに一次巻線を巻回するととも
に、一次巻線と二次巻線との間に、線材を巻回しない巻
溝を配置したことを特徴とするインバータトランス。 - 【請求項２】 ボビンを挟んで上下方向に突き合わされ
て閉磁路を形成する磁性体からなる一対のコアを備え、
巻軸の孔に挿入される中央脚を少なくとも一方のコアに
設けるとともに、ボビンのベース部の下面に中央脚の径
よりも大きな内径を有する筒形の隔壁を形成し、コアの
中央脚をボビンの巻軸及び該隔壁の孔の中に挿入して、
二次巻線の内側の側面が隔壁と空隙を介してコアの中央
脚に対向するようにした請求項１のインバータトラン
ス。 - 【請求項３】 端子を取付けたベース部と該ベース部の
ほぼ中央から上方に突出した円筒形の巻軸とを有する絶
縁性のボビンと、一次巻線と、一次巻線に電磁結合した
二次巻線とを備えたインバータトランスにおいて、巻軸
の側面に複数の鍔を設けることにより該鍔で区分された
三つ以上の巻溝を形成し、一次巻線と二次巻線を異なる
巻溝にそれぞれ巻回するとともに、一次巻線と二次巻線
との間に、線材を巻回しない巻溝を配置したことを特徴
とするインバータトランス。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290988A JP2000124043A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | インバータトランス |
| TW088116411A TW432407B (en) | 1998-10-13 | 1999-09-23 | Inverter transformer |
| US09/410,196 US6201463B1 (en) | 1998-10-13 | 1999-09-30 | Inverter transformer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290988A JP2000124043A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | インバータトランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000124043A true JP2000124043A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17763020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10290988A Pending JP2000124043A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | インバータトランス |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6201463B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000124043A (ja) |
| TW (1) | TW432407B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101194343B1 (ko) | 2011-06-08 | 2012-10-25 | 동양텔레콤 주식회사 | 누설인덕턴스가 극대화된 ｌｌｃ 트랜스포머 |
| JP2013058528A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Fdk Corp | トランス |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE60135949D1 (de) * | 2000-03-24 | 2008-11-13 | Tabuchi Denki Kk | Elektromagnetische Induktionsvorrichtung |
| JP3906405B2 (ja) * | 2001-05-25 | 2007-04-18 | ミネベア株式会社 | インバータトランス |
| US6771157B2 (en) * | 2001-10-19 | 2004-08-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Wire-wound coil |
| JP2004186628A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Koito Mfg Co Ltd | トランス |
| JP3906413B2 (ja) * | 2003-01-07 | 2007-04-18 | ミネベア株式会社 | インバータトランス |
| JP2005286188A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Tamura Seisakusho Co Ltd | トランス |
| TWM267472U (en) * | 2004-07-16 | 2005-06-11 | Logah Technology Corp | Air gap transformer for liquid crystal back light driver |
| KR20080070377A (ko) * | 2007-01-26 | 2008-07-30 | 삼성전자주식회사 | 인버터 트랜스포머 및 이를 구비한 전기/전자기기용 인버터파워 모듈 |
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| US9202621B2 (en) | 2011-11-03 | 2015-12-01 | Power-One, Inc. | Slotted bobbin magnetic component devices and methods |
| KR101388891B1 (ko) * | 2011-12-28 | 2014-04-24 | 삼성전기주식회사 | 트랜스포머와 이를 구비하는 파워 모듈 |
| CN104376997A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-02-25 | 苏州市吴中区大陆电子设备厂 | 一种抗短路高电压变压器绕组 |
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