JP2003282338A - 昇圧トランス - Google Patents

昇圧トランス

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JP2003282338A JP2002089273A JP2002089273A JP2003282338A JP 2003282338 A JP2003282338 A JP 2003282338A JP 2002089273 A JP2002089273 A JP 2002089273A JP 2002089273 A JP2002089273 A JP 2002089273A JP 2003282338 A JP2003282338 A JP 2003282338A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 巻線の切断を解消するインバータの昇圧トラ
ンスを提供する。 【解決手段】 ベース部材と、該ベース部材上に配置さ
れた一次巻線及び二次巻線と、前記一次及び二次巻線を
囲んで互いに上下に対向して配置されて、閉磁路を形成
する一対の磁性コア部材とを備える昇圧トランスにおい
て、ベース部材のベース部材表面部の中央部に立設さ
れ、巻軸部を形成する中空筒形壁部と、該中空筒形壁部
の下端部に接続しベース部材表面部より高く形成されて
いる段部と、該ベース部材の第一の端部から対応する中
空筒形壁部にまで形成されている空隙部と、該空隙部の
側壁部の中空筒形壁部の基部に接する部位の第一の側の
側壁部に形成されている第一の側の窪み部と、前記空隙
部の第一の側の側壁部に対向する第二の側の側壁部にお
いて中空筒形壁部から離れた部位に形成されている第二
の側の窪み部と、前記ベース部材の第一の側の端部に設
けられている巻線接続端子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、薄型の昇圧トラン
スに関し、特にインバータトランス用の薄型の昇圧トラ
ンスに関する。また本発明は、放電灯点灯用のDC/A
Cインバータ回路に使用されるインバータ昇圧トランス
に関し、例えば、液晶表示装置のバックライト等に用い
られる薄型の昇圧トランスに関する。さらに、本発明
は、高電圧の内側巻線と低電圧の外側巻線を備えるイン
バータトランス用の昇圧トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置のバックライトに
は、導光板の端部には、例えば、冷陰極管が設けられて
いるが、ランプ径を、例えば1.8mmと小さくして、
液晶寿命を大きくするために、陰極は、板状、筒状又は
棒状のニッケル又はタングステンを主体とする合金製と
なっており、数百ボルトから数千ボルトのパルス電圧で
作動されており、インバータトランスが使用されてい
る。このインバータトランスは、例えば、互いに上下に
対向して重ね合わされて配置されて、閉磁路を形成する
一対のフェライトコア内に二重に形成されている円弧状
空間の一方に一次巻線を配置し、他方の空間に二次巻線
を配置して形成されている。巻軸部を備えるにベース部
材はプラスチック材料製であり、巻線の取付けを容易に
し、且つ安定させるために、巻軸部に巻線を巻回し易く
するために巻線案内用の窪みを有するスリツトが形成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液晶表示装置
が一段と薄型化しているために、インバータトランスの
配置場所が狭くなり、インバータトランスは薄型化して
いる。このようなインバータトランスの薄型化に伴い、
巻軸部の高さは小さくなり、また、コイル直径が大きく
ならないことを考慮すると、巻線は細い方が好ましい。
巻線は、スリットの案内用の窪みから巻軸部に、巻付け
て取付けられるが、スリットの案内用の窪みの上縁部の
角を丸く形成することは、プラスチックの成形金型の作
製上、構造的に難しいために、巻線を巻軸部に巻きつけ
る過程で又は巻線形成後の振動等により、スリットの案
内用の窪みの角で、巻線の切断が起こり問題とされてい
る。本発明は、インバータの昇圧トランスにおいて、巻
線の切断に係る問題点を解消することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻線の切断を
解消するインバータの昇圧トランスを提供することを目
的としている。即ち、本発明は、ベース部材と、該ベー
ス部材上に配置された一次巻線及び二次巻線と、前記一
次及び二次巻線を囲んで互いに上下に対向して配置され
て、閉磁路を形成する一対の磁性コア部材とを備える昇
圧トランスにおいて、ベース部材のベース部材表面部の
中央部に立設され、巻軸部を形成する中空筒形壁部と、
該中空筒形壁部の下端部に接続しベース部材表面部より
高く形成されている段部と、該ベース部材の第一の端部
から対応する中空筒形壁部にまで形成されている空隙部
と、該空隙部の側壁部の中空筒形壁部の基部に接する部
位の第一の側の側壁部に形成されている第一の側の窪み
部と、前記空隙部の第一の側の側壁部に対向する第二の
側の側壁部において中空筒形壁部から離れた部位に形成
されている第二の側の窪み部と、前記ベース部材の第一
の側の端部に設けられている巻線接続端子と、前記ベー
ス部材の第二の側の端部に設けられている巻線接続端子
とを備えており、前記段部は、その立上る端部を空隙部
の縁から離れて形成され、その立上る端部の上縁部の角
部が丸く形成されていることを特徴とする昇圧トランス
にある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において、インバータの昇
圧トランスは、放電灯の昇圧トランスとして使用するこ
とができ、例えば、液晶表示装置のバックライト用の放
電灯の昇圧トランスとして使用することができる。本発
明の昇圧トランス、例えば、インバータの昇圧トランス
において、巻軸部は、ベース部材のベース部材表面部の
段部に立設されている中空筒形壁部として形成されてい
る。前記ベース部材表面部には、該表面部より高く段部
が形成されており、該段部は、該中空筒形壁部の下端部
に接続して形成されている。本発明において、ベース部
材のベース部材表面部の中央部に形成される段部は、巻
軸部を形成する中空筒形壁部の下端部に接続しており、
巻軸部と一体に形成することができる。この場合、巻軸
部はベース部材表面上の段部上に形成されるので、巻線
案内用の窪み部の縁から段部の高さ分だけ巻線の角度が
大きくでき、切断の虞が少なくなる。
【0006】また、本発明においては、さらに切断の虞
を少なくするために、巻軸部を形成する中空筒形壁部の
下端部に接続し、且つ該中空筒形壁部の下端部を囲んで
設けられている段部は、その立上る端部を空隙部の縁か
ら該空隙部の幅の1/2より小さい間隔で離れて形成さ
れ、その立上る端部の上縁部の角部を丸く形成するのが
好ましい。本発明において、このように、段部の上縁部
を丸く形成すると、巻線の接する巻線案内用の窪み部に
角ばった角部がなくなるので、巻線の角張った箇所に接
することがなくなり、巻線の切断を避けることができ
る。本発明において、段部の上縁部を丸く形成すること
は、段部の上縁部を丸く形成することの他に、段部の上
縁部にテーパー状の傾斜面を形成することをも包含す
る。このように丸く形成される段部の縁は、巻線案内用
の窪み部に接した位置のみでも良く、また巻線案内用の
窪み部から離れた位置に設けても良い。
【0007】本発明において、巻線案内用の窪み部は少
なくとも二つ形成される。巻線案内用の窪み部の一つ
は、巻軸部に接する位置に形成し、他の一つは、コイル
径に接する箇所に設けられるのが好ましい。高圧側の2
次巻線は、低電位である始端と高電位である終端が近い
位置にあると電位差の大きい両間で放電し、絶縁破壊を
起こす危険があるが、巻線案内用の窪み部を離して、2
次巻線の始端および終端の距離をできるだけ離すことが
でき、これにより絶縁破壊の生じないトランスとするこ
とができる。また、本発明においては、巻線案内用の窪
み部を巻線の係止部とするので、巻線の始端と終端がず
れることなく固定され、さらに係止部の距離を離すこと
により絶縁距離を保っている。本発明において、前記ベ
ース部材の第一の側の端部には巻線接続端子が設けられ
ており、前記第一の側の端部の巻線接続端子と第一の側
の窪み部を結んで第一の巻線案内溝等の案内路を形成す
ることができる。また、前記ベース部材の第二の側の端
部には巻線接続端子が設けられており、前記第二の側の
端部の巻線接続端子と第二の側の窪み部を結んで第二の
巻線案内溝等の案内路を形成することができる。
【0008】
【実施例】添付の図面を参照して、本発明の実施の態様
について説明するが、本発明は、以下の説明及び例示に
より何ら限定されるものではない。図1は、本発明の一
実施例のベース部材についての概略の平面図である。図
2は、図1に示す本発明の一実施例のベース部材につい
ての概略の正面図である。図3は、図1に示す本発明の
一実施例のベース部材についての概略の側面図である。
図4は、本発明の他の一実施例のベース部材についての
概略の正面図である。図5は、本発明の他の一実施例の
ベース部材についての概略の正面断面図である。図6
は、図5に示す本発明の一実施例のインバータトランス
の概略の分解図である。図1乃至図6において、対応す
る箇所には同一の符号が付されている。
【0009】図1乃至3において、全体が一体に形成さ
れているベース部材1は、二次コイルが巻回される部材
であり、二次コイルの周囲に一次コイルが配置されるも
のであり、一次コイル及び二次コイルが配置されて上下
一対のマグネットコア内に収容される。本例において、
ベース部材1は、隆起状部分の段部2を備えており、段
部の中央部に巻軸部3を備えており、第一の側4の端部
5には、一次コイル及びインバータ回路用の接続端子6
を備えている。第二の側7の中央部には、巻軸部3に達
する空隙部のスリット8が形成されており、このスリッ
ト8を中心にして、第二の側7は二分されている。第二
の側7の一方の端部は、二次コイル用の始端側端部9で
あり、この端部には、二次コイル用の始端側接続端子1
0及びこの端子10にベース部材1の内部で接続する二
次コイルの始端側リード線接続端子11が設けられてお
り、第二の側7の他方の端部12には、二次コイル用の
終端側接続端子13及びこの端子13にベース部材1の
内部で接続する二次コイルの終端側リード線接続端子1
4が設けられている。
【0010】本例においては、前記スリット8の巻軸部
3に接する箇所の始端側側壁部15には、窪み部16が
形成されており、その反対側のコイルの巻線の終端側側
壁部17には、窪み部18が形成されている。始端側リ
ード線は、始端側リード線接続端子11に一端を接続し
て、ベース部材1の背面側に形成されている始端側案内
溝19を通って窪み部16で背面側から表側に折り返さ
れて巻軸部3に巻かれる。ここで窪み部16は、始端側
リード線を係り止めする機能を有する。巻軸部3に巻か
れた巻線の終端側リード線は、窪み部18で表面側から
背面側に折り返されてベース部材1の背面側に形成され
ている始端側案内溝20を通って、終端側リード線接続
端子14に、端部を接続している。ここで、窪み部18
は、終端側リード線を係り止めする機能を有する。本例
において、巻軸部には上端部に鍔部21(図1において
切断されて一部が示されている)が設けられている。ま
た、本例において、スリット8の両側に位置する段部2
の上縁部の端部22は、丸く成形されている。
【0011】本例は以上のように構成されているので、
内側巻線の端部を始端側リード線接続端子11に接続
し、背面側の始端側案内溝19を通して、巻線係止部の
窪み部16に導き、表面側に立ち上げて巻軸部3の基部
から所定の巻数だけ巻上げて終端側リード線を窪み部1
8に導いて、ベース部材1の背面側の終端側リード線案
内溝20を通して、終端側リード線接続端子14に接続
する。本例において、始端側及び終端側のリード線は、
窪み部から段部の角のない端部から巻軸部に巻上げるの
で、リード線が端部の角に接して切断されることがなく
なる。また取付け後の振動等によっても、リード線は角
のない部分と接触するのみであるから容易に切断されな
くなる。また、本例において、始端側の低圧側のリード
線は窪み部16に係止され、一方終端側の高圧側のリー
ド線は窪み部18に係止されるので、巻線の始端及び終
端が固定され、使用中の振動等によるずれを防止するこ
とができる。さらに、本例において、始端側の低圧側の
リード線は窪み部16に係止され、一方終端側の高圧側
のリード線は、前記窪み部16と位置的に離れて形成さ
れた窪み部18に係止されるので、始端側と終端側のリ
ード線を離して配置できるので、始端側と終端側のリー
ド線間で絶縁破壊を起こすことがなくなる。
【0012】図4に示す実施例は、図1乃至図3の実施
例と比較して、スリット8の両側に位置する段部2の端
部22の上縁部がテーパーを付して形成されている点で
相違し、その他の点は同一に形成されている事例であ
る。
【0013】図5に示す実施例は、ベース部材1をマグ
ネットコア23内に配置した正面側よりみた部分断面図
であり、図6はその分解図である。図5及び図6におい
て、ニッケルフェライト製のマグネットコア23は、ニ
ッケルフェライト製のマグネット上部コア部材24と下
部コア部材25で形成されている。上部コア部材24に
は、中央部に、中央磁極を形成する中央脚部26が形成
されており、中央脚部26を同心状に囲んで、両側に上
部内側隔壁部27及び28が形成されている。この上部
コア部材24の上部内側隔壁部27及び28に対応し
て、下部コア部材25には下部内側隔壁部29及び30
が形成されている。本例においては、この上部内側隔壁
部27は、下部内側隔壁部29と上下に向き合って端部
が離れて配置されて第一の側の内側隔壁部27−29を
形成し、また上部内側隔壁部28は、下部内側隔壁部3
0と上下に向き合って夫々の端部が離れて配置されて第
二の側の内側隔壁部28−30を形成し、夫々の内側隔
壁部は、高圧側の二次コイル31と低圧側の一次コイル
32との間に位置して、二次コイル31と低圧側の一次
コイル32の間の絶縁を形成している。
【0014】本例において、中央脚部26は、巻軸部3
の中空部内に配置されており、中央脚部26と第一の内
側隔壁部27−29及び第二の内側隔壁部28−30の
間には、ベース部材1の巻軸部3に巻回されている二次
コイル31が配置されている。上部コア部材24の外側
側壁部33、34は、夫々対応する下部コア部材25の
外側側壁部35、36と接触して、閉磁路を形成してい
る。下部コア部材25には、中央部に、上部コア部材2
4の中央脚部26に対応する位置に、中央脚部26の下
面37に接触して、中央磁極を形成する中央台部38が
形成されている。本例において、上部コア部材24に
は、一次及び二次コイルに発生する熱を放散するために
開口39が形成されている(図6参照)。
【0015】本例は以上のように構成されているので、
二次コイルを中央巻軸部に巻回した巻線コイルで形成
し、その外周に一次コイルの扁平なボビンレスの巻線を
配置するので、比較的薄型の昇圧トランスを形成するこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、ベース部材の始端側及び終端
側リード線の係止部として、夫々に窪み部を形成したの
で、巻線の始端及び終端が、使用中の振動等によりずれ
ることがなくなり、巻線を安定させることができる。ま
た、本発明においては、ベース部材の始端側リード線の
係止部として、始端側窪み部を形成し、終端側リード線
の係止部として終端側窪み部を、始端側窪み部と離して
形成したので、始端側リード線と終端側リード線間で絶
縁破壊を生じることがなくなる。また、本発明において
は、巻上げ軸を段部の上に形成し、さらに段部の端部の
角をなくしたので、始端側及び終端側リード線が、案内
路から巻軸部に巻きつく過程や使用中の振動により、角
部により切断されることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のベース部材についての概略
の平面図である。
【図2】図1に示す実施例のベース部材についての概略
の正面図である。
【図3】図1に示す実施例のベース部材についての概略
の側面図である。
【図4】本発明の他の一実施例のベース部材についての
概略の正面図である。
【図5】本発明の他の一実施例のベース部材についての
概略の正面断面図である。
【図6】本発明の一実施例のインバータトランスの概略
の分解図である。
【符号の説明】
1 ベース部材 2 段部 3 巻軸部 4 第一の側 5 第一の側の端部 6 一次コイル 7 第二の側 8 スリット 9 二次コイル用の始端側端部 10 二次コイル用の始端側接続端子 11 二次コイル用の始端側リード線接続端子 12 第二の側の他方の端部 13 二次コイル用の終端側接続端子 14 二次コイル用の終端側リード線接続端子 15 スリツト8の巻軸部に接する箇所の始端側側壁部 16 始端側側壁部15の窪み部 17 コイルの巻線の終端側側壁部 18 終端側側壁部17の窪み部 19 始端側リード線案内溝 20 終端側リード線案内溝 21 巻軸部3の上端部の上端鍔部 22 段部2の端部 23 マグネットコア 24 上部コア部材 25 下部コア部材 26 中央脚部 27、28 上部内側隔壁部 29、30 下部内側隔壁部 31 二次コイル 32 一次コイル 33、34 上部コア部材24の外側側壁部 35、36 下部コア部材25の外側側壁部 37 中央脚部26の下面 38 中央台部 39 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 31/00 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材と、該ベース部材上に配置さ
    れた一次巻線及び二次巻線と、前記一次及び二次巻線を
    囲んで互いに上下に対向して配置されて、閉磁路を形成
    する一対の磁性コア部材とを備える昇圧トランスにおい
    て、ベース部材のベース部材表面部の中央部に立設さ
    れ、巻軸部を形成する中空筒形壁部と、該中空筒形壁部
    の下端部に接続しベース部材表面部より高く形成されて
    いる段部と、該ベース部材の第一の端部から対応する中
    空筒形壁部にまで形成されている空隙部と、該空隙部の
    側壁部の中空筒形壁部の基部に接する部位の第一の側の
    側壁部に形成されている第一の側の窪み部と、前記空隙
    部の第一の側の側壁部に対向する第二の側の側壁部にお
    いて中空筒形壁部から離れた部位に形成されている第二
    の側の窪み部と、前記ベース部材の第一の側の端部に設
    けられている巻線接続端子と、前記ベース部材の第二の
    側の端部に設けられている巻線接続端子とを備えてお
    り、前記段部は、その立上る端部を空隙部の縁から離れ
    て形成され、その立上る端部の上縁部の角部が丸く形成
    されていることを特徴とする昇圧トランス。
  2. 【請求項2】 前記段部は、その立上る端部を空隙部の
    縁から該空隙部の幅の1/2より小さい間隔で離れて形
    成され、その立上る端部の上縁部の角部が丸く形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の昇圧トラン
    ス。
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