JP5209378B2 - ラップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を研磨するためのラップ装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状であるウエーハの表面をラップ装置によって研磨し、研磨されたウエーハの表面にIC、LSI等のデバイスが形成される。ウエーハ等の被加工物を研磨するためのラップ装置は、回転可能に支持された定盤と、該定盤の表面に砥粒を含む砥液を供給する砥液供給手段と、該砥液供給手段によって供給された砥液に含まれる砥粒を該定盤の表面に埋設する砥粒埋設手段と、被加工物を保持し該定盤の表面に接触せしめる被加工物保持部材とからなっている。
このようなラップ装置においては、砥粒埋設手段によって定盤の表面に供給された砥液に含まれる砥粒を埋設して研磨面を形成した後、被加工物保持部材によって保持された被加工物を研磨面に接触させて研磨加工を実施する。このようにして研磨加工を実施すると、定盤に埋設された砥粒が徐々に磨耗して研磨機能が低下するため、定盤に砥粒を埋設する作業を定期的に実施する必要がある。
定盤に砥粒を埋設する方法としては、砥粒を含む砥液を定盤の表面に供給しつつ砥粒埋設用の治具を定盤の表面上を摺動させる方法が一般に実施されている。しかるに、このような砥粒埋設方法においては、砥粒の埋設効率が低く、定盤の表面に十分な量の砥粒を埋設するには長時間を要するという問題がある。
上述した問題を解消するために、砥粒埋設用の治具に超音波振動を付与しつつ砥粒埋設作業を行うようにしたラップ装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
特許第3848643号公報
而して、上記特許文献1に開示された砥粒埋設用の治具はドーナツ状の振動体からなっており、砥粒を押圧する押圧面の面積が少ないため、砥粒埋設効率の面で必ずしも満足し得るものではない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、研磨面を形成する定盤に砥粒を効率よく埋設することができる砥粒埋設手段を備えたラップ装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、回転可能に支持された定盤と、該定盤を回転せしめる回転駆動手段と、該定盤の表面に砥粒を含む砥液を供給する砥液供給手段と、該砥液供給手段によって供給された砥液に含まれる砥粒を該定盤の表面に埋設する砥粒埋設手段と、被加工物を保持し該定盤の表面に接触せしめる被加工物保持部材と、を具備するラップ装置において、
該砥粒埋設手段は、該定盤の表面と対向する円形の押圧面と該押圧面と反対側の取付面を有する押圧部材と、該押圧部材の該取付面が装着される支持部と該支持部から立設して設けられた支持軸部とを有する支持部材と、該支持部材の支持軸部に配設された超音波振動子と、該支持部材に配設される錘部材とを備えた砥粒埋設機構と、該砥粒埋設機構の該超音波振動子に超音波振動を発生させるための交流電力を印加する交流電力供給手段とを具備し、
該押圧部材は、該円形の押圧面全面を該定盤の表面に接触するように形成されている、
ことを特徴とするラップ装置が提供される。
上記押圧部材の円形の押圧面には、複数の溝が形成されていることが望ましい。
本発明によるラップ装置は、砥液供給手段によって供給された砥液に含まれる砥粒を定盤の表面に埋設する砥粒埋設手段を構成する砥粒埋設機構が、定盤の表面と対向する円形の押圧面と該押圧面と反対側の取付面を有する押圧部材と、押圧部材の取付面が装着される支持部と該支持部から立設して設けられた支持軸部とを有する支持部材と、支持部材の支持軸部に配設された超音波振動子と、支持部材に配設される錘部材とを備え、押圧部材は円形の押圧面全面を定盤の表面に接触するように形成されているので、定盤の表面に砥粒を効率よく埋設することができる。
以下、本発明に従って構成されたラップ装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたラップ装置の斜視図が示されている。図1に示すラップ装置は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。この装置ハウジング2を構成するテーブルプレート21には、円盤状の定盤3が回転可能に支持されている。この定盤3は錫等の金属材料によって形成されており、その下面には回転軸31が設けられている。このように構成された定盤3は、回転軸31に伝動連結された回転駆動手段としての電動モータ32によって回転せしめられるようになっている。
上記装置ハウジング2を構成するテーブルプレート21には、定盤3の表面(上面)30に砥粒を含む砥液を供給する砥液供給手段4が配設されている。この砥液供給手段4は、例えば粒径が0.05〜1μmのダイヤモンド砥粒を含む砥液を収容する砥液タンク41と、該砥液タンク41に収容された砥液を送給するポンプ42と、該ポンプ42から送給された砥液を定盤3の表面(上面)30に噴出するノズル43とからなっている。
図示の実施形態におけるラップ装置は、砥液供給手段4によって供給された砥液に含まれる砥粒を定盤3の表面(上面)30に埋設するための後述する砥粒埋設手段および被加工物を保持し定盤3の表面(上面)30に接触せしめるための後述する被加工物保持部材を回転可能に支持するロータリー支持手段5を具備している。このロータリー支持手段5は、定盤3の表面(上面)30と平行に移動可能に配設された支持レバー51を備えている。この支持レバー51は、図示しない作動手段によって図1において矢印Xで示す方向に移動せしめられるようになっている。支持レバー51の先端には互いに所定の間隔を持って形成された第1にローラ支持部511と第2のローラ支持部512が設けられている。第1にローラ支持部511には駆動ローラ52が回転可能に支持されており、第2のローラ支持部512には従動ローラ53が回転可能に支持されている。また、支持レバー51には、上記駆動ローラ52を回転するための回転駆動手段54が配設されている。回転駆動手段54は、電動モータ541と、該電動モータ541の駆動軸と駆動ローラ52の回転軸を伝動連結する伝動ベルト等を含む伝動連結手段542とからなっている。
次に、上記砥液供給手段4によって供給された砥液に含まれる砥粒を定盤3の表面(上面)30に埋設するための砥粒埋設手段について、図2および図3を参照して説明する。図2および図3には、砥粒埋設手段6を構成する砥粒埋設機構60が示されている。図2および図3に示す砥粒埋設機構60は、上記定盤3の表面(上面)30 に供給された砥液に含まれる砥粒を押圧するための押圧部材61と、該押圧部材61を支持する支持部材62を具備している。押圧部材61は、図示の実施形態においてはセラミックスによって直径が例えば40mmの円形に形成されており、その下面に押圧面611を有し、該押圧面611と反対側の上面に取付面612を有している。上記押圧面611には、上記砥液供給手段4によって供給された砥粒を含む砥液を貯留するための複数の溝が形成されていることが望ましい。押圧面611に形成される複数の溝としては、例えば図4に示すように複数の放射状の溝611a、図5の(a)および(b)に示すように複数の環状の溝611b、図6に示すように複数の放射状の溝611aと複数の環状の溝611b、図7に示すように格子状の複数の溝611cをあげることができる。なお、放射状の溝611aや環状の溝611b或いは格子状の複数の溝611cの幅は、1〜2mmでよい。
図2および図3を参照して説明を続けると、上記支持部材62は、上記押圧部材61の取付面612が接着剤によって装着される支持部621と、該支持部621から立設して設けられた支持軸部622とを有している。支持部621は上記押圧部材61より大きい外径を有する円形に形成されており、外周部には互いに等角度の位置に4個のボルト挿通穴621aが設けられている。この支持部621の下面に上記押圧部材61の取付面612が適宜の接着剤によって固着される。支持部材62を構成する支持軸部622は、支持部621の上面から上方に延びる大径の錘部材遊嵌部622aと、該錘部材遊嵌部622aの上端から上方に延びる錘部材遊嵌部622aより小径の振動子取付部622bと、該振動子取付部622bの上端から上方に延びる振動子取付部622bより小径の電極端子取付部622cを備えている。
上述したように構成された支持部材62には、錘部材63が配設される。錘部材63は、ステンレス鋼等の金属材によって環状に形成されている。この錘部材63は、中央部に上記支持部材62を構成する支持軸部622の錘部材遊嵌部622aに遊嵌する遊嵌穴631が形成されているとともに、その下面には上記支持部材62の支持部621に設けられた4個のボルト挿通穴621aと対応する位置に4個の雌ネジ穴632が形成されている。このように構成された錘部材63は、遊嵌穴631を上記支持部材62を構成する支持軸部622の錘部材遊嵌部622aに遊嵌して支持部621の上面に載置し、支持部621の下側からボルト挿通穴621aに締結ボルト64を挿通して雌ネジ穴632に螺合することにより、支持部材62の支持部621に装着される。なお、錘部材63の重量は、5Kg程度でよい。
また、支持部材62の振動子取付部622bには、超音波振動子65が配設される。超音波振動子65は、環状の圧電体651と、該圧電体651の両側分極面にそれぞれ装着された環状の電極652a、652bとからなっている。圧電体651は、チタン酸バリウム(BaTiO3)、チタン酸ジルコン酸鉛(PB(Zi,Ti)O3)、リチウムナイオベート(LiNbO3)、リチウムタンタレート(LiTaO3)等の圧電セラミックスによって形成されている。このように構成された超音波振動子65は、上記支持部材62を構成する支持軸部622の振動子取付部622bに嵌合され、上記錘部材遊嵌部622aの上面に載置される。このようにして錘部材遊嵌部622aの上面に載置された超音波振動子65の上には振動子取付部622bに嵌合された環状のスペーサー66が載置される。そして、振動子取付部622bの上端部に形成された雄ネジ部622dに締結ナット67を螺合することにより、超音波振動子65は振動子取付部622bに装着される。
上記支持部材62の電極端子取付部622cには外周に2個のスリップリング681aと681bが配設されている。このスリップリング681aと681bは上記超音波振動子65を構成する電極652a、652bに配線682aと682bを介して接続されるようになっている。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における砥粒埋設手段6は、上記砥粒埋設機構60を構成する超音波振動子65の電極652a、652bに交流電力を供給する交流電力供給手段69を具備している。交流電力供給手段69は、例えば周波数が10〜50kHzで電圧が20〜100Vの交流電力を出力する。この交流電力供給手段69から出力される交流電力は、フレキシブルパイプ691内に配設された配線(図示せず)およびフレキシブルパイプ691の先端に配設されたロータリーコネクター692を介して上記スリップリング681aと681bから配線682aと682bを介して超音波振動子65に供給される。なお、ロータリーコネクター692は上記支持部材62の電極端子取付部622cに嵌合するように構成されており、その内周面には上記スリップリング681aと681bと摺接するブラシが配設されている。従って、ロータリーコネクター692を上記支持部材62の電極端子取付部622cに嵌合することにより、交流電力供給手段69と超音波振動子65の電極652a、652bが電気的に接続される。
次に、被加工物を保持し定盤3の表面(上面)30に接触せしめるための被加工物保持部材について、図8を参照して説明する。図8に示す被加工物保持部材7は、ステンレス鋼等の金属材によって円柱状に形成されており、その下面に被加工物としてのウエーハWがワックスによって取り付けられる。
図示の実施形態におけるラップ装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
先ず、定盤3の表面(上面)30に砥粒を埋設する砥粒埋設作業について、図9を参照して説明する。砥粒埋設作業を実施するには、砥粒埋設手段6を構成する砥粒埋設機構60を定盤3の表面(上面)に載置し、錘部材63の外周面をロータリー支持手段5の駆動ローラ52と従動ローラ53に接触させる。このようにして砥粒埋設機構60をロータリー支持手段5の駆動ローラ52と従動ローラ53によって支持したならば、砥粒埋設機構60を構成する支持部材62の電極端子取付部622cに交流電力供給手段69のロータリーコネクター692を嵌合する。次に、定盤3の回転駆動手段としての電動モータ32を作動して定盤3を矢印3aで示す方向に例えば10rpmの回転速度で回転するとともに、砥液供給手段4を作動して砥粒40aを含む砥液40を定盤3の表面(上面)30に供給する。そして、ロータリー支持手段5の電動モータ541を作動して駆動ローラ52を矢印52aで示す方向に回転する。この結果、駆動ローラ52と錘部材63の外周面が接触している砥粒埋設機構60は、矢印60aで示す方向に回転せしめられる。このように砥液供給手段4を作動し定盤3を回転するとともに砥粒埋設機構60を回転することにより、定盤3の表面(上面)30に供給された砥粒40aを含む砥液40は砥粒埋設機構60を構成する押圧部材61の押圧面611と定盤3の表面(上面)との間に侵入する。
次に、交流電力供給手段69を作動し、上述したように超音波振動子65を構成する電極652a、652bに交流電力を印加する。この結果、圧電体651が超音波振動し、この超音波振動は砥粒埋設機構60の支持部材62を介して押圧部材61に伝達され、押圧部材61が上下方向に超音波振動せしめられる。本発明者等の実験によると、超音波振動子65を構成する電極652a、652bに周波数が10〜50kHzで電圧が20〜100Vの交流電力を印加すると、押圧部材61は10〜50kHzの周波数で上下方向に0.5〜5μmの振幅で振動した。
このようにして超音波振動する押圧部材61の押圧面611と定盤3の表面(上面)との間には上述したように砥粒40aを含む砥液40が侵入しているので、図10に示すように砥粒40aが押圧部材61の押圧面611によって定盤3の表面(上面)30に押圧され埋設される。このとき、砥粒埋設機構60を回転可能に支持するロータリー支持手段5の図示しない作動手段を作動して支持レバー51を矢印Xで示す方向に移動することにより、定盤3の全表面(上面)30に砥粒40aを埋設することができる。なお、押圧部材61は、円形の押圧面611の全面で砥粒40aを押圧するので、定盤3の表面(上面)30に砥粒40aを効率よく埋設することができる。また、図示の実施形態においては押圧部材61の押圧面611には図4乃至図7に示すように複数の放射状の溝611aや複数の環状の溝611b或いは格子状の複数の溝611cが形成されているので、該複数の放射状の溝611aまたは複数の環状の溝611bに砥粒40aを含む砥液40が貯留されるため、押圧面611と定盤3の表面(上面)30との間に常に砥粒40aを含む砥液40を保持することができる。本発明者等の実験によると、直径が40mmの押圧面611を有する押圧部材61を用いて直径が600mmの定盤3の表面(上面)30に上述したように砥粒40aを埋設したところ、10分程度で定盤3の表面(上面)30に必要量の砥粒40aを埋設することができた。
次に、上述したように砥粒40aが埋設された定盤3を用いて実施するラッピング作業について、図11を参照して説明する。
ラッピング作業を実施するには、図11に示すように上記砥粒埋設作業に用いた砥液供給手段4と砥粒埋設機構60および交流電力供給手段69を取り除き、上記図8に示すように被加工物としてのウエーハWが装着された被加工物保持部材7を定盤3の表面(上面)にウエーハW側を載置し、被加工物保持部材7の外周面をロータリー支持手段5の駆動ローラ52と従動ローラ53に接触させる。このようにして被加工物保持部材7をロータリー支持手段5の駆動ローラ52と従動ローラ53によって支持したならば、定盤3の回転駆動手段としての電動モータ32を作動して定盤3を矢印3aで示す方向に例えば10rpmの回転速度で回転するとともに、ロータリー支持手段5の電動モータ531を作動して駆動ローラ52を矢印52aで示す方向に回転し被加工物保持部材7を矢印7aで示す方向に回転せしめる。このとき、被加工物保持部材7を回転可能に支持するロータリー支持手段5の図示しない作動手段を作動して支持レバー51を矢印Xで示す方向に移動する。この結果、被加工物保持部材7の下面に装着された被加工物としてのウエーハWは、被研磨面が定盤3の表面(上面)30に埋設された砥粒40aで研磨される。
次に、上記砥粒埋設機構60の他の実施形態について、図12および図13を参照して説明する。
図12および図13に示す砥粒埋設機構60は、押圧部材61をそれぞれ装着した複数(図示の実施形態においては3個)の支持部材62を錘部材63に装着して構成したものである。押圧部材61および支持部材62は、上記図2および図3に示す押圧部材61および支持部材62に比して径は小さいが実質的に同様の構成であり、従って同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。なお、図12および図13に示す支持部材62の支持部621には、上記図2および図3に示す支持部材62の支持部621に形成されているボルト挿通穴621aは設けられていない。一方、錘部材63には、上記3個の支持部材62をそれぞれ配設するための3個の嵌合穴633が設けられている。また、錘部材63の上面中心部には、共通の電極端子取付部634が突出して設けられており、この共通の電極端子取付部634の外周面に2個のスリップリング635aと635bが配設されている。このように構成された共通の電極端子取付部634に上記交流電力供給手段69のロータリーコネクター692が嵌合するようになっている。このように構成された錘部材63の嵌合穴633に図13に示すように下面側から砥粒埋設機構60の支持部材62を嵌合し、支持部材62を構成する支持部621上面と錘部材63の下面との間にウレタンゴムリング8を介在させて適宜の接着剤によって支持部621を錘部材63の下面に装着する。そして、上記共通の電極端子取付部634に配設されたスリップリング635aと635bと、3個の支持部材62にそれぞれ配設された各超音波振動子65を構成する電極652a、652bを電気的に接続する。
本発明に従って構成されたラップ装置の斜視図。 図1に示すラップ装置に装備される砥粒埋設手段を構成する砥粒埋設機構を分解して示す斜視図。 図1に示すラップ装置に装備される砥粒埋設手段を構成する砥粒埋設機構の断面図。 図2および図3に示すに示す砥粒埋設機構を構成する押圧部材の第1に実施形態を示す底面図。 図2および図3に示すに示す砥粒埋設機構を構成する押圧部材の第2に実施形態を示す底面図。 図2および図3に示すに示す砥粒埋設機構を構成する押圧部材の第3に実施形態を示す底面図。 図2および図3に示すに示す砥粒埋設機構を構成する押圧部材の第4に実施形態を示す底面図。 図1に示すラップ装置に装備される被加工物保持部材の斜視図。 図1に示すラップ装置を用いて実施する砥粒埋設作業の説明図。 図9に示す砥粒埋設作業によって定盤の表面に砥粒が埋設される状態を示す説明図。 図1に示すラップ装置を用いて実施するラッピング作業の説明図。 図1に示すラップ装置に装備される砥粒埋設手段を構成する砥粒埋設機構の他の実施形態を示す分解斜視図。 図12に砥粒埋設機構の断面図。
符号の説明
2:装置ハウジング
21:テーブルプレート
3:定盤
4:砥液供給手段
41:砥液タンク
42:ポンプ
43:ポンプ
5:ロータリー支持手段
51:支持レバー
52:駆動ローラ
53:従動ローラ
54:回転駆動手段
6:砥粒埋設手段
60:砥粒埋設機構
61:押圧部材
62:支持部材
63:錘部材
65:超音波振動子
66:スペーサー
69:交流電力供給手段
692:ロータリーコネクター
8:被加工物保持部材
W:ウエーハ

Claims (2)

  1. 回転可能に支持された定盤と、該定盤を回転せしめる回転駆動手段と、該定盤の表面に砥粒を含む砥液を供給する砥液供給手段と、該砥液供給手段によって供給された砥液に含まれる砥粒を該定盤の表面に埋設する砥粒埋設手段と、被加工物を保持し該定盤の表面に接触せしめる被加工物保持部材と、を具備するラップ装置において、
    該砥粒埋設手段は、該定盤の表面と対向する円形の押圧面と該押圧面と反対側の取付面を有する押圧部材と、該押圧部材の該取付面が装着される支持部と該支持部から立設して設けられた支持軸部とを有する支持部材と、該支持部材の支持軸部に配設された超音波振動子と、該支持部材に配設される錘部材とを備えた砥粒埋設機構と、該砥粒埋設機構の該超音波振動子に超音波振動を発生させるための交流電力を印加する交流電力供給手段とを具備し、
    該押圧部材は、該円形の押圧面全面を該定盤の表面に接触するように形成されている、
    ことを特徴とするラップ装置。
  2. 該押圧部材の円形の押圧面には、複数の溝が形成されている、請求項1記載のラップ装置。
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