JPH0265966A - 定盤の高平坦度研磨法 - Google Patents

定盤の高平坦度研磨法

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JPH0265966A
JPH0265966A JP63213535A JP21353588A JPH0265966A JP H0265966 A JPH0265966 A JP H0265966A JP 63213535 A JP63213535 A JP 63213535A JP 21353588 A JP21353588 A JP 21353588A JP H0265966 A JPH0265966 A JP H0265966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface plate
polishing
correction
flatness
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP63213535A
Other languages
English (en)
Inventor
Yamato Sakou
左光 大和
Nobuo Yasunaga
安永 暢男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0265966A publication Critical patent/JPH0265966A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は高脆性材料のラッピング、ポリッシングに用
いる定盤を研磨する方法に関するものである。ここで高
脆性材料とは例えばSiウェハ、 GaAsウェハある
いはセラミックス等の材料をいう。
[従来の技術] 従来、高脆性材料のラッピング、ポリッシングに用いる
定盤(以下定盤とよぶ)は平坦度をあげるため、修正リ
ングにより研磨している。この修正リングは第2図に示
す中空リングか第3図に示す中実リングを用いている。
中空リングを用いて定盤を研磨している場合の位置関係
を第4図に示す。修正リングと定盤の接触長さは定盤の
中央近傍の半径旧の位置ではLlとなり、定盤の直径の
イの位置の半径R2の位置ではLlとなり、定盤の外周
にあたる半径R3の位置ではL3となる。定盤上の一点
が修正リングによって研磨される摩擦距離係数Tは旧の
位置ではTI(Ll/旧)、R2の位置ではT2(L2
/R2) 、 R3の位置ではT3(L3/R3)とな
る。
加工圧力が一定であれば定盤の研磨速度(摩耗量)は研
磨される距fiTに比例する。ところがTI、T2.T
3の値を同一にすることはできないのが現状である。(
例えば昭和62年精密工学会秋季大会学術講演会論文集
「ラップ定盤の面精度回復技術に関する研究」)。この
ため定盤形状は第7図(a)に示したように外周部が高
く、内側が低い形状となり、半径100mmの定盤で1
5μmの平坦度以上に平坦にできないのか現状である。
また、第3図に示した中実リングを用いるとT2か最も
長く、次にT3が長く、T1が最も短い。このため定盤
形状は第7図(b)に示すように下に凹となり、半径3
00mmの定盤で15μmの平坦度以上平坦にでないの
が現状である。
[発明が解決しようとする課題] 上記問題に鑑み、本発明は高平坦度に定盤を研磨する方
法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、高脆性材料のラッピングまたはポリッシング
に用いる定盤を修正リングで研磨する方法において、少
なくとも2個の修正リングを用い、前記修正リングの研
磨面を互いにオーバーラツプするように、かつ中心部の
前記修正リンクはその研磨面が前記定盤中心点を含み、
最外周部の前記修正リングはその研磨面が前記定盤の最
外周部を含む扛に配置することを特徴とする定盤の高平
坦度研磨法である。
[作用コ 以下本発明について詳細に説明する。
なお、Sjウェハとは単結晶Siの棒状の(インゴット
)から薄く(約0.7+n+++ )に切断した直径5
〜10inの円盤状の板をいう。GaAsウェハはsi
の単結晶をGaAsに置き換えたものである。セラミッ
クス等の高脆性材料とはアルミナ、5iJS43N、、
サイアロン等を示す。また、ポリッシングとは第5図に
示す様に定盤1上に固定した研磨布4に砥粒5を懸濁し
た加工液を人わ、Siウェハ6に荷重7を負荷し1.定
盤Iと研磨布4に相対速度8を与え、Siウェハ6と砥
粒5の接触により、Siウェハ6を鏡面に研磨すること
である。またラッピングとは第5図に於いて研磨布4を
用いずに砥粒5と定盤1とを直接接触させてSiウェハ
6を研磨する方法である。
ポリッシング、ラッピングでは高脆性材料、例えばSi
ウェハ6を平坦に加工するためには定盤1か如何に平坦
であるかが重要である。つまりS1ウニ八6の平坦度は
定盤1の平坦度に依存する。第4図に示した定盤と修正
リングの接触長さL1〜L3は以下の様に計算できる。
定盤中心を通る円の半径をROとすると円の式(1)は x2+y2=RO2(]) 修正リングの外径をR5とする外周上の点(x。
y)は (x−a)  2 +y2 =R52(2)同様に修正
リングの内径をINとする内周上の点(x、 y)は (x−a)2+y2=RN2 (3) (1)式と(2)式の接触する円弧の部分から(])式
と(3)式の接触する円弧の部分を差引き、Llを(旧
=50mm) 、 L3を(R3=300mm )とし
て求めた値をROで除した摩擦距離係数Tの定盤半径方
向の変化を第6図に示す。定盤の内周と外周に大きな差
があり、したかって第7図(a)に示すように実際に研
磨した場合に15μm以下の平坦度か得られない。また
同様に中実リングを用いた場合の定盤半径方向の平坦度
を第7図(b)に示す様に20um以下の平坦度が得ら
れない。
第1図に本発明の1例である修正リングを3個配置した
定盤の研磨図を示した。各修正リング2は中空でも中実
でもよいが中空でリングの方が平坦度は向上する。各修
正リング2は互いに接触しない様に修正リングの中心は
定盤1の中心部に1個、外周部に2個を放射線状に配置
する。また第1図に示した最外周の修正リングは定盤1
の外周よりオーバー代3を修正リング外周の少なくとも
15%以上とり、最内周は定盤1の中心より、少なくと
も15%以上とる必要がある。
第1図の様に配置した場合の摩擦距離係数Tの定盤の半
径方向の変化を第8図に示す。従来法では摩擦距離係数
下は、第6図に示した様に0.03〜0.3まで変化し
ていたものが本発明法によれば0.8〜1.4に改善で
きる。しかも本発明法で研磨した定盤の平坦度は第9図
に示すように4.2.5μmに改善できる。
また本発明では内周に修正リンクを1個、外周に修正リ
ングを2個配置しているが、修正リング2の径をせばめ
て更に外周に3個配置することも可能である。この場合
修正リング数は6個となる。修正リンクを6個用いた場
合は定盤の平坦度は更に向上し、0.5μm以下が達成
できる。
さらに、本発明では第1O図に示した様に、修正リング
9の様におおぎ型にすれば前記の摩擦距離係数丁は等し
くなり、定盤の研磨量も一定となり平坦な面かえられる
と考えられるが、しかし修正リング9は回転しないため
、常に同じ面か定盤1と修正リング9と接触することに
なり、−旦生じた凹凸は改善されない。つまり、定盤の
平坦度を良くするためには修正リングは回転させること
が必要条件である。修正リングは回転させつつ、修正リ
ングをおおぎ型に近く配置することか定盤の平坦度を向
上できる方法であり、第1図に示した修正リングの配置
はこの原理を適用したものである。しかし修正リングの
個数が増えた場合、必ずしも定盤の中心から引いた放射
線の上に修正リングの中心を配置する必要はない。また
摩擦距離係数Tの変化を第8図に示した様に60%以下
にすることが重要であり、又第1図の様に修正リンクの
径は必ずし・も等しくする必要はない。例えば定盤の中
心部に径の小さな修正リングを配置し、外周部に径の大
きな修正リンクを配置することにより、従来の1個の修
正リングに比較してF5J擦距離係数Tを改善すること
が可能となる。またコストとの兼ね合いから修正リング
は11個以上にするのは得策ではない。
[実施例コ (実施例1) 定盤半径を300mmとし、修正リングは中空リングで
半径115m+nのものを6個配置し、定盤回転数を1
100rp、修正リングの回転数を15rp田、砥粒は
WA#1200を用い、押しつけ圧力を120g/cm
2で研磨したところ、平坦度が0.5μm以下が得られ
た。
(実施例2) 定盤半径を300nonとし、修正リングは中空リング
で半径55mmのものを10個配置し、定盤回転数を1
100rp、修正リングの回転数を15rpm 、砥粒
はWA#1200を用い、押しつけ圧力を120g/c
m2で研磨したところ、平坦度か0.15μm以下が得
られた。
(実施例3) 定盤半径を30On++nとし、修正リングは中実リン
グで半径115mmのものを6個配置し、定盤回転数を
Ioorpm、修正リングの回転数を15rpm 、砥
粒は詳#1200を用い、押しつけ圧力を120g/c
m2で研磨したところ、平坦度が1.5μm以下が得ら
れた。
(実施例4) 本発明による修正リング6個を配置して半径を300m
mの定盤を研磨し、平坦度0.45μmとした定盤を用
いて6inのSiウェハをポリッシングしたところ、従
来法ではSiウェハの平坦度が3μmであるが、本発明
により研磨した定盤を用いた場合、1μmにすることが
できた。
[発明の効果] 本発明による研盤を修正リング2個以上を用いて研磨す
る方法の採用により、研磨後の平坦度を、従来法の20
μmから2.5μm以下に向上させることが可能となり
、Siウェハの研磨後の平坦度を向上させ得る効果か得
られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は複数修正リングによる定盤研磨の概念図、第2
図は中空リング、第3図は中実リング、第4図は接触長
さの差を示す概念図、第5図はポリッシング、ラッピン
グの概念図、第6図は従来技術の定盤半径方向の摩擦距
離係数、第7図(a)は従来の中空リングによる定盤の
平坦度、第7図(b)は従来の中実リングによる定盤の
平坦度、第8図は末法による摩擦距離係数、第9図は本
発明による定盤の平坦度、第10図は本発明の原理の概
念図を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1高脆性材料のラッピングまたはポリッシングに用いる
    定盤を修正リングで研磨する方法において、少なくとも
    2個の修正リングを用い、前記修正リングの研磨面を互
    いにオーバーラップするように前記修正リングを配置す
    ると共に、中心部に配置した前記修正リングはその研磨
    面が前記定盤中心点を含み、最外周部に配置した前記修
    正リングはその研磨面が前記定盤の最外周部を含むよう
    に配置することを特徴とする定盤の高平坦度研磨法。
JP63213535A 1988-08-30 1988-08-30 定盤の高平坦度研磨法 Pending JPH0265966A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6354918B1 (en) 1998-06-19 2002-03-12 Ebara Corporation Apparatus and method for polishing workpiece
US7189151B2 (en) 2001-12-27 2007-03-13 Fujitsu Limited Embedding tool designed to embed grains into faceplate for lapping apparatus
JP2009291911A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Disco Abrasive Syst Ltd ラップ装置

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