JP5202531B2 - 試験装置および製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、試験装置および製造方法に関する。本発明は、特に、被試験デバイスを試験する試験装置およびデバイスを製造する製造方法に関する。
半導体等の試験装置は、試験のための基本となる周期(試験周期)毎に、被試験デバイスから出力された出力信号の値を取り込む。そして、試験装置は、取り込んだ値を期待値と比較して被試験デバイスの良否を判定する。
試験装置は、出力信号の値の取り込みタイミングを示す信号として、エッジストローブ信号およびウィンドウストローブ信号を発生する。エッジストローブ信号は、試験周期中における指定された位相の瞬時タイミングを示す。ウィンドウストローブ信号は、試験周期中における指定された位相範囲の期間(ウィンドウ期間)を示す。
当該試験装置がエッジストローブモードで動作する場合、取込部(例えばタイミングコンパレータ)は、エッジストローブ信号により指定されたタイミングで出力信号の論理値を検出する。また、当該試験装置がウィンドウストローブモードで動作する場合、取込部は、ウィンドウストローブ信号により指定されたウィンドウ期間中において出力信号の値が所定の論理値となったか否かを検出する。
また、試験装置は、被試験デバイスの1つの端子から出力された出力信号に対して、複数の取込部を備え、複数の取込部に対して互いに異なるウィンドウ期間を示すウィンドウストローブ信号を与えてもよい。これにより、試験装置は、いずれのウィンドウ期間において所定論理値となったか、または、いずれのウィンドウ期間において所定論理値とならなかったかを検出して、被試験デバイスのクラス分けをすることができる。
特開2000−304832号公報
ところで、複数のウィンドウストローブ信号を同時に発生させるためには、試験装置は、複数のウィンドウストローブ信号のそれぞれに対応したタイミング発生器を備えなければならなかった。しかしながら、タイミング発生器は、多数のレジスタおよび多数の遅延器を有するので、回路規模が大きい。従って、多数のウィンドウストローブ信号を同時に発生することが可能な試験装置は、装置規模が大きくなってしまっていた。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、試験周期を示すメイン周期信号を発生するメイン周期発生部と、試験周期毎に試験周期を分割したサブ周期を示すサブ周期信号を発生するサブ周期発生部と、被試験デバイスから出力された出力信号を閾値と比較して、比較結果に応じた論理値を表す比較信号を出力するレベルコンパレータと、サブ周期信号を基準として、試験周期中の異なる位相範囲を示す複数のウィンドウ期間を指定するウィンドウ期間指定部と、複数のウィンドウ期間のそれぞれにおいて比較信号が所定論理値となったタイミングを含むか否かを検出するウィンドウタイミング比較部と、ウィンドウタイミング比較部による検出結果に基づき、被試験デバイスのクラスを判定する判定部とを備え、ウィンドウ期間指定部は、複数のウィンドウ期間のそれぞれの境界タイミングを示す複数のエッジ信号を生成し、ウィンドウタイミング比較部は、複数のエッジ信号の各タイミングにおいて比較信号の論理値を入力して、入力した複数の論理値を入力順に記憶するシフトレジスタと、シフトレジスタに記憶された複数の論理値に基づき、複数のウィンドウ期間のそれぞれについて比較信号が所定論理値となったか否かを表す値を出力する出力部とを有する試験装置を提供する。
本発明の第2の形態においては、デバイスを製造する製造方法であって、デバイスを製造する製造段階と、製造されたデバイスを、本発明の第1の形態の試験装置により試験して選別する選別段階とを備える製造方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
図1は、本発明の実施形態に係る試験装置10の構成を被試験デバイス200と共に示す。 図2は、本発明の実施形態に係る取得部14の構成を示す。 図3は、取得部14内の各信号の一例を示す。 図4は、エッジタイミング比較部30およびウィンドウタイミング比較部34による比較結果の一例を示す。 図5は、本発明の実施形態に係るウィンドウ期間指定部32の構成の一例を示す。 図6は、図5に示した回路内の信号の一例を示す。 図7は、本発明の実施形態に係るウィンドウ回路38の構成の一例を示す。 図8は、図7に示したウィンドウ回路38内の信号の第1例を示す。 図9は、図7に示したウィンドウ回路38内の信号の第2例を示す。 図10は、本発明の実施形態の第1変形例に係るウィンドウ期間指定部32およびウィンドウタイミング比較部34の構成を示す。 図11は、図10に示したウィンドウ期間指定部32およびウィンドウタイミング比較部34の信号の第1例を示す。 図12は、図10に示したウィンドウ期間指定部32およびウィンドウタイミング比較部34の信号の第2例を示す。 図11は、図10に示したウィンドウ期間指定部32およびウィンドウタイミング比較部34の信号の第3例を示す。
符号の説明
10 試験装置
12 試験信号供給部
14 取得部
16 判定部
22 レベルコンパレータ
24 メイン周期発生部
26 サブ周期発生部
28 エッジストローブ発生部
30 エッジタイミング比較部
32 ウィンドウ期間指定部
34 ウィンドウタイミング比較部
36 セレクタ
38 ウィンドウ回路
42 カウンタ
44 エッジ発生部
46 SRラッチ
52 AND回路
54 遅延器
56 フリップフロップ
58 反転器
60 ウィンドウ比較部内前段SRラッチ
62 ウィンドウ比較部内前段AND回路
64 立上り検出部
66 立下り検出部
68 第1遅延素子
70 ウィンドウ比較部内後段AND回路
72 立上り側SRラッチ
74 立下り側SRラッチ
76 OR回路
78 第2遅延素子
80 立上り側シフトレジスタ
82 立下り側シフトレジスタ
84 デコーダ
200 被試験デバイス
510 試験信号
520 出力信号
530 比較信号
540 メイン周期信号
550 サブ周期信号
560 エッジストローブ信号
570 ウィンドウストローブ信号
580 エッジ信号
590 判定期間信号
600 AND信号
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る試験装置10の構成を被試験デバイス200と共に示す。試験装置10は、半導体メモリ等の被試験デバイス200を試験する。
試験装置10は、試験信号供給部12と、取得部14と、判定部16とを備える。試験信号供給部12は、被試験デバイス200を試験するための試験信号510を被試験デバイス200に供給する。取得部14は、被試験デバイス200が試験信号510に応じて出力する出力信号520を取得する。判定部16は、取得部14が取得した出力信号520に基づいて被試験デバイス200の良否を判定する。これに代えて又はこれに加えて、判定部16は、取得部14が取得した出力信号520に基づいて被試験デバイス200のクラスを判定する。
図2は、本実施形態に係る取得部14の構成を示す。取得部14は、レベルコンパレータ22と、メイン周期発生部24と、サブ周期発生部26と、エッジストローブ発生部28と、エッジタイミング比較部30と、ウィンドウ期間指定部32と、ウィンドウタイミング比較部34と、セレクタ36とを備える。
レベルコンパレータ22は、被試験デバイス200から出力された出力信号520を入力して、閾値と比較する。そして、レベルコンパレータ22は、出力信号520と閾値との比較結果に応じた論理値を有する比較信号530を出力する。本実施形態において、レベルコンパレータ22は、出力信号520が閾値以上の場合にはH論理(又はL論理)となり、比較信号530が閾値より小さい場合にはL論理(又はH論理)となる比較信号530を出力する。
メイン周期発生部24は、試験のための基本となる周期(試験周期)を示すメイン周期信号540を発生する。サブ周期発生部26は、試験周期毎に、試験周期を分割したサブ周期を示すサブ周期信号550を発生する。
エッジストローブ発生部28は、試験周期毎に、試験周期中における指定された位相の瞬時タイミングを示すエッジストローブ信号560を発生する。エッジストローブ発生部28は、一例として、メイン周期信号540を外部から与えられた時間分遅延して、エッジストローブ信号560を生成してよい。
エッジタイミング比較部30は、エッジストローブ信号560により示された位相において、比較信号530が所定論理値となっているか否かを検出する。本実施形態において、エッジタイミング比較部30は、エッジストローブ信号560のタイミングにおいて比較信号530が所定論理値(例えばH論理)の場合、フェイルを出力する。また、エッジタイミング比較部30は、エッジストローブ信号560のタイミングにおいて比較信号530が所定論理値ではない場合(例えばL論理)の場合、パスを出力する。
ウィンドウ期間指定部32は、サブ周期信号550を基準として、試験周期中の異なる位相範囲を示す複数のウィンドウ期間を指定する。ウィンドウ期間指定部32は、一例として、複数のウィンドウ期間を示す複数のウィンドウストローブ信号570を発生してよい。本実施形態において、ウィンドウ期間指定部32は、試験周期中の3つの異なる位相範囲を示す第1〜第3のウィンドウストローブ信号570−1〜570−3を発生する。また、本実施形態において、ウィンドウ期間指定部32は、ウィンドウ期間においてH論理となり、ウィンドウ期間以外においてL論理となるウィンドウストローブ信号を発生する。
ウィンドウタイミング比較部34は、複数のウィンドウ期間のそれぞれにおいて比較信号530が所定論理値となったか否かを検出する。ウィンドウ期間指定部32は、一例として、複数のウィンドウストローブ信号570に対応して設けられた複数のウィンドウ回路38を有してよい。本実施形態においては、ウィンドウタイミング比較部34は、第1〜第3のウィンドウストローブ信号570−1〜570−3に対応した第1〜第3のウィンドウ回路38−1〜38−3を有する。
複数のウィンドウ回路38のそれぞれは、対応するウィンドウストローブ信号570に示されたウィンドウ期間において、比較信号530が所定論理値となっているタイミングを含むことを条件として、対応するウィンドウ期間において比較信号530が所定論理値となったことを表す値を出力する。本実施形態において、複数のウィンドウ回路38のそれぞれは、対応するウィンドウストローブ信号570に示されたウィンドウ期間において、比較信号530が少なくとも所定論理値(例えばH論理)となっている期間を含む場合、フェイルを出力する。また、本実施形態において、複数のウィンドウ回路38のそれぞれは、対応するウィンドウストローブ信号570により示されたウィンドウ期間において、比較信号530が所定論理値(例えばH論理)となっている期間を含まない場合、パスを出力する。
セレクタ36は、当該試験装置10がエッジストローブ信号560により比較信号530を検出した結果により被試験デバイス200を判定する動作モード(エッジストローブモード)により動作する場合、エッジタイミング比較部30による検出結果を選択する。また、セレクタ36は、当該試験装置10がウィンドウストローブ信号570により比較信号530を検出した結果により被試験デバイス200を判定する動作モード(ウィンドウストローブモード)により動作する場合、ウィンドウタイミング比較部34による検出結果を選択する。
セレクタ36は、選択した検出結果を判定部16に出力する。そして、セレクタ36から検出結果が与えられた判定部16は、エッジストローブモードの場合、エッジタイミング比較部30による検出結果に基づき被試験デバイス200の良否を判定する。判定部16は、ウィンドウストローブモードの場合、ウィンドウタイミング比較部34による検出結果に基づき被試験デバイス200のクラスを判定する。
以上のような構成の取得部14は、複数のウィンドウ期間を、サブ周期信号550を基準として指定する。これにより取得部14によれば、回路構成が大きい複数のタイミング発生器を備えることなく、複数のウィンドウ期間を生成することができる。この結果、試験装置10によれば、小さい回路構成で被試験デバイス200のクラスを判定することができる。
なお、取得部14は、一例として、出力信号520がH論理か否かを判定するためのH論理判定用のレベルコンパレータ22と、出力信号520がL論理か否かを判定するためのL論理用判定用とを別個に有してよい。この場合、取得部14は、エッジタイミング比較部30、ウィンドウタイミング比較部34およびセレクタ36についても、H論理判定用とL論理用判定用とをそれぞれ別個に有してよい。また、H論理判定用のレベルコンパレータ22とL論理判定用のレベルコンパレータ22とは、互いに異なる閾値が与えられてよい。
図3は、取得部14内の各信号の一例を示す。図3の(A)は、メイン周期信号540を示す。図3の(B)は、エッジストローブ信号560を示す。図3の(C)は、サブ周期信号550を示す。図3の(D)は、第1ウィンドウストローブ信号570−1を示す。図3の(E)は、第2ウィンドウストローブ信号570−2を示す。図3の(F)は、第3ウィンドウストローブ信号570−3を示す。
メイン周期信号540は、一例として、図3の(A)に示されるように、試験周期の境界を示す。エッジストローブ信号560は、一例として、図3の(B)に示されるように、試験周期中における指定された位相にパルス波形を有する。
サブ周期信号550は、一例として、試験周期の1/N(Nは2以上の整数、本例の場合N=4)のサブ周期を示す。サブ周期信号550は、一例として、図3の(C)に示されるように、サブ周期の境界にパルス波形を有する。
メイン周期発生部24およびサブ周期発生部26は、共通の基準クロックに基づきメイン周期信号540およびサブ周期信号550を生成してよい。また、メイン周期発生部24は、サブ周期発生部26により生成されたサブ周期信号550を分周して、メイン周期信号540を生成してもよい。
ウィンドウ期間指定部32は、試験周期毎に、例えばサブ周期信号550により示されたタイミングを境界(開始点および終了点)とした異なる複数のウィンドウ期間を指定する。そして、ウィンドウ期間指定部32は、一例として、指定した複数のウィンドウ期間のそれぞれについて、開始タイミングにおいてL論理からH論理に立ち上がり、終了タイミングにおいてH論理からL論理に立ち下がるウィンドウストローブ信号570を発生する。
本例においては、ウィンドウ期間指定部32は、図3の(D)に示されるように、試験周期毎に、1番目のサブ周期信号550で立ち上がり4番目のサブ周期信号550で立ち下がる第1ウィンドウストローブ信号570−1を発生する。また、ウィンドウ期間指定部32は、図3の(E)に示されるように、試験周期毎に、2番目のサブ周期信号550で立ち上がり4番目のサブ周期信号550で立ち下がる第2ウィンドウストローブ信号570−2を発生する。また、ウィンドウ期間指定部32は、図3の(F)に示されるように、試験周期毎に、3番目のサブ周期信号550で立ち上がり4番目のサブ周期信号550で立ち下がる第3ウィンドウストローブ信号570−3を発生する。なお、ウィンドウ期間指定部32は、図3に示すような位相範囲を示すウィンドウ期間に代えて、例えば、開始点が共通して、終了点が異なる複数のウィンドウ期間を発生してもよい。
図4は、エッジタイミング比較部30およびウィンドウタイミング比較部34による比較結果の一例を示す。図4の(A)は、比較信号530の一例を示す。図4の(B)および(C)は、エッジストローブ信号560の一例を示す。図4の(D)、(E)および(F)は、第1〜第3ウィンドウストローブ信号570−1〜570−3の一例を示す。
本例において、エッジタイミング比較部30は、図4の(B)に示されるように、エッジストローブ信号560のタイミングにおいて比較信号530が所定論理値(例えばH論理)の場合、フェイルを出力する。また、本例において、エッジタイミング比較部30は、図4の(C)に示されるように、エッジストローブ信号560のタイミングにおいて比較信号530が所定論理値(H論理)ではない場合(L論理の場合)、パスを出力する。
本例において、ウィンドウ回路38は、図4の(D)および(E)に示されるように、ウィンドウストローブ信号570により指定されたウィンドウ期間において、比較信号530が少なくとも所定論理値(H論理)となっている期間を含む場合、フェイルを出力する。また、ウィンドウ回路38は、図4の(F)に示されるように、ウィンドウストローブ信号570により指定されたウィンドウ期間において、比較信号530が所定論理値(H論理)となっている期間を含まない場合(全てL論理の場合)、パスを出力する。
図5は、本実施形態に係るウィンドウ期間指定部32の構成の一例を示す。図6は、図5に示した回路内の信号の一例を示す。ウィンドウ期間指定部32は、一例として、カウンタ42と、エッジ発生部44と、複数のSRラッチ46(本例においては、第1〜第3のSRラッチ46−1〜46−3)とを有する。
カウンタ42は、図6の(A)に示されるようなサブ周期信号550を入力する。カウンタ42は、試験周期毎に、サブ周期信号550をカウントする。すなわち、一例として、カウンタ42は、試験周期の開始タイミングにおいてカウント値をリセットして、サブ周期信号550が発生される毎にカウント値を1ずつ増加する。本例において、カウンタ42は、図6の(B)に示されるように、サブ周期信号550が発生される毎に、1から4までの値を巡回的にカウントする。
エッジ発生部44は、サブ周期信号550およびカウンタ42のカウント値に基づき、生成すべき複数のウィンドウ期間のそれぞれの境界タイミング(開始タイミングおよび終了タイミング)を示す複数のエッジ信号580を生成する。本例において、エッジ発生部44は、図6の(C)に示されるような第1ウィンドウ期間の開始タイミングを示す第1エッジ信号580−1、図6の(D)に示されるような第2ウィンドウ期間の開始タイミングを示す第2エッジ信号580−2を生成する。また、本例において、エッジ発生部44は、図6の(E)に示されるような第3ウィンドウ期間の開始タイミングを示す第3エッジ信号580−3、図6の(F)に示されるような、第1ウィンドウ期間、第2ウィンドウ期間および第3ウィンドウ期間の終了タイミングを示す第4エッジ信号580−4を生成する。
エッジ発生部44は、一例として、複数のエッジ信号580のうちの次に発生すべきエッジ信号580を、カウンタ42のカウント値に基づき選択する。そして、エッジ発生部44は、選択したエッジ信号580を、サブ周期信号550のタイミングに同期させて出力する。
複数のSRラッチ46は、発生すべき複数のウィンドウストローブ信号570のそれぞれに対応して設けられる。複数のSRラッチ46のそれぞれは、対応するウィンドウ期間の開始タイミングを示すエッジ信号580を、セット端子に入力する。また、複数のSRラッチ46のそれぞれは、対応するウィンドウ期間の終了タイミングを示すエッジ信号580を、リセット端子に入力する。このような複数のSRラッチ46のそれぞれは、対応するウィンドウ期間の開始タイミングで例えばL論理からH論理に立ち上がり、対応するウィンドウ期間の終了タイミングでH論理からL論理に立ち下がるウィンドウストローブ信号570を発生することができる。
本例において、第1SRラッチ46−1は、第1エッジ信号580−1をセット端子に、第4エッジ信号580−4をリセット端子にそれぞれ入力して、第1ウィンドウストローブ信号570−1を出力する。第2SRラッチ46−2は、第2エッジ信号580−2をセット端子に、第4エッジ信号580−4をリセット端子にそれぞれ入力して、第2ウィンドウストローブ信号570−2を出力する。第3SRラッチ46−3は、第3エッジ信号580−3をセット端子に、第4エッジ信号580−4をリセット端子にそれぞれ入力して、第3ウィンドウストローブ信号570−3を出力する。
このようにして、ウィンドウ期間指定部32は、サブ周期信号550を基準として、複数のウィンドウストローブ信号570を発生することができる。これにより、試験装置10によれば、小さい回路構成で複数のウィンドウストローブ信号570を発生して、被試験デバイス200のクラスを判定することができる。なお、ウィンドウ期間指定部32は、動作モードがウィンドウストローブモードでないことを条件として、当該ウィンドウ期間指定部32の動作を停止させるマスク回路を更に有してもよい。
図7は、本実施形態に係るウィンドウ回路38の構成の一例を示す。ウィンドウ回路38は、一例として、AND回路52と、遅延器54と、フリップフロップ56と、反転器58とを含む。
ウィンドウ回路38は、レベルコンパレータ22から出力された比較信号530、および、ウィンドウ期間指定部32から出力された複数のウィンドウストローブ信号570のうちの対応する1つのウィンドウストローブ信号570を入力する。AND回路52は、当該ウィンドウ回路38が入力した比較信号530およびウィンドウストローブ信号570のAND演算結果を表す信号を出力する。遅延器54は、AND回路52から出力された信号を微小遅延した信号をフリップフロップ56のリセット端子に与える。
フリップフロップ56は、H論理の固定値が入力端子に与えられ、当該ウィンドウ回路38が入力したウィンドウストローブ信号570がクロック端子に与えられる。この結果、フリップフロップ56は、ウィンドウストローブ信号570がL論理からH論理に立ち上がったタイミングで内部にH論理をセットする。また、フリップフロップ56は、リセット端子に遅延器54から出力された信号が入力されるので、ウィンドウストローブ信号570がH論理の期間において比較信号530がH論理の期間を含んでいる場合、内部の値をL論理にリセットする。そして、フリップフロップ56は、内部に格納している値に応じた論理の信号を出力する。
反転器58は、フリップフロップ56から出力された信号を論理反転した信号を、セレクタ36に対して出力する。反転器58は、H論理の場合にフェイル、L論理の場合にパスを表す信号を出力する。
図8は、図7に示したウィンドウ回路38内の信号の第1例を示す。図9は、図7に示したウィンドウ回路38内の信号の第2例を示す。
図8および図9の(A)は、比較信号530を示す。(B)は、ウィンドウストローブ信号570を示す。(C)はAND回路52から出力された信号を示す。(D)は、遅延器54から出力された信号を示す。(E)は、フリップフロップ56の出力信号を示す。(F)は、反転器58から出力された信号を示す。
図8の(A)および(B)に示されるように、ウィンドウストローブ信号570のH論理の期間(ウィンドウ期間)において、比較信号530がH論理となっている期間を含む場合、図8の(C)に示されるように、AND回路52から出力される信号は、当該期間中においてL論理からH論理へと立ち上がる。そして、AND回路52から出力された信号の立ち上がりエッジは、図8の(D)に示されるように、遅延器54により微小時間遅延される。これにより、遅延器54は、フリップフロップ56のセット端子およびリセット端子へ同時に信号が与えられることを防止することができる。
この結果、フリップフロップ56から出力される信号は、図8の(E)に示されるように、ウィンドウストローブ信号570の立ち上がりタイミングで立ち上がった後、遅延器54から出力された信号の立ち上がりタイミングで立ち下がる。従って、ウィンドウストローブ信号570のH論理の期間において比較信号530がH論理となっている期間を含む場合、図7に示されるウィンドウ回路38は、図8の(F)に示されるような、試験周期の最終タイミングにおいてフェイルを表す信号を出力することができる。
また、図9の(A)および(B)に示されるように、ウィンドウストローブ信号570のH論理の期間において、比較信号530がH論理となっている期間を含まない場合、図9の(C)に示されるように、AND回路52から出力される信号は、当該期間においてL論理からH論理へと立ち上がらない。この結果、フリップフロップ56がリセットされないので、フリップフロップ56から出力される信号は、図9の(E)に示されるように、ウィンドウストローブ信号570の立ち上がりタイミングで立ち上がった後、立ち下がらない。従って、ウィンドウストローブ信号570のH論理の期間において比較信号530がH論理となっている期間を含まない場合、図7に示されるウィンドウ回路38は、図9の(F)に示されるような、試験周期の最終タイミングにおいてパスを表す信号を出力することができる。
このようにして、ウィンドウ回路38は、ウィンドウ期間において比較信号530がH論理となっているタイミングを含むことを条件としてフェイルを出力することができる。また、ウィンドウ回路38は、ウィンドウ期間において比較信号530がH論理となっているタイミングを含まないことを条件としてパスを出力することができる。なお、ウィンドウ回路38は、動作モードがウィンドウストローブモードでないことを条件として、当該ウィンドウ回路38の動作を停止させるマスク回路を更に有してもよい。
図10は、本実施形態の第1変形例に係るウィンドウ期間指定部32およびウィンドウタイミング比較部34の構成を示す。本変形例に係る試験装置10は、図1〜図9を参照して説明した本実施形態に係る試験装置10と略同一の構成および機能を採る。以下、図1〜図9において説明した部材および信号と略同一の構成および機能を有する部材および信号については、図中に同一符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係るウィンドウ期間指定部32は、サブ周期発生部26から出力されたサブ周期信号550を基準として、複数のウィンドウ期間のそれぞれの境界タイミングを示す複数のエッジ信号580を生成する。ウィンドウタイミング比較部34は、ウィンドウ比較部内前段SRラッチ60と、ウィンドウ比較部内前段AND回路62と、立上り検出部64と、立下り検出部66と、第1遅延素子68と、ウィンドウ比較部内後段AND回路70と、立上り側SRラッチ72と、立下り側SRラッチ74と、OR回路76と、第2遅延素子78と、立上り側シフトレジスタ80と、立下り側シフトレジスタ82と、デコーダ84と有する。
ウィンドウ比較部内前段SRラッチ60は、複数のウィンドウ期間のうち最初に開始されるウィンドウ期間の開始タイミングを示すエッジ信号580−1を、セット端子に入力する。また、ウィンドウ比較部内前段SRラッチ60は、複数のウィンドウ期間のうち最後に終了されるウィンドウ期間の終了タイミングを示すエッジ信号580−4を、リセット端子に入力する。このようなウィンドウ比較部内前段SRラッチ60は、最初に開始されるウィンドウ期間の開始タイミングで例えばL論理からH論理に立ち上がり、最後に終了されるウィンドウ期間の終了タイミングでH論理からL論理に立ち下がる判定期間信号590を出力する。
ウィンドウ比較部内前段AND回路62は、比較信号530および判定期間信号590のAND演算結果を表すAND信号600を出力する。立上り検出部64は、AND信号600の立上りエッジにおいてパルスを発生して、発生したパルスを立上り側SRラッチ72のセット端子に与える。立上り検出部64は、一例として、AND信号600と、微小遅延後のAND信号600とのAND演算結果を出力してよい。
立下り検出部66は、AND信号600の立下りエッジにおいてパルスを発生して、発生したパルスをウィンドウ比較部内後段AND回路70に与える。立上り検出部64は、一例として、AND信号600の反転信号と、微小遅延後のAND信号600とのAND演算結果を出力してよい。第1遅延素子68は、判定期間信号590を立下り検出部66における経路遅延時間遅延して、ウィンドウ比較部内後段AND回路70に与える。ウィンドウ比較部内後段AND回路70は、立下り検出部66により発生されたパルスと第1遅延素子68により遅延された判定期間信号590とAND演算結果を出力して、立下り側SRラッチ74のセット端子に与える。
立上り側SRラッチ72は、最初に開始されるウィンドウ期間の開始タイミングを示すエッジ信号580−1がリセット端子に与えられる。立上り側SRラッチ72は、立上り検出部64から出力されたパルスでH論理にセットされ、最初に開始されるウィンドウ期間の開始タイミングでL論理にリセットされる信号を、立上り側シフトレジスタ80に与える。
立下り側SRラッチ74は、最初に開始されるウィンドウ期間の開始タイミングを示すエッジ信号580−1がリセット端子に与えられる。立下り側SRラッチ74は、ウィンドウ比較部内後段AND回路70から出力されたパルスでH論理にセットされ、最初に開始されるウィンドウ期間の開始タイミングでL論理にリセットされる信号を、立下り側シフトレジスタ82に与える。
OR回路76は、ウィンドウ期間指定部32から出力された複数のエッジ信号580(580−1〜580−3)のOR演算結果を表す信号を出力する。第2遅延素子78は、OR回路76から出力された信号を経路遅延時間だけ遅延する。
立上り側シフトレジスタ80は、立上り側SRラッチ72が出力した信号を入力端子から入力する。また、立上り側シフトレジスタ80は、第2遅延素子78が出力した信号をクロック端子から入力する。このような立上り側シフトレジスタ80は、立上り側SRラッチ72が出力した信号の論理値を、複数のエッジ信号580の各タイミングにおいて入力して、入力した論理値を順番に格納する。また、立上り側シフトレジスタ80は、メイン周期信号540をリセット端子から入力して、メイン周期信号540のタイミングにおいて内部の値をリセットする。
立下り側シフトレジスタ82は、立下り側SRラッチ74が出力した信号を入力端子から入力する。また、立下り側シフトレジスタ82は、第2遅延素子78が出力した信号をクロック端子から入力する。このような立下り側シフトレジスタ82は、立下り側SRラッチ74が出力した信号の論理値を、複数のエッジ信号580の各タイミングにおいて入力して、入力した論理値を順番に格納する。また、立下り側シフトレジスタ82は、メイン周期信号540をリセット端子から入力して、メイン周期信号540のタイミングにおいて内部の値をリセットする。
デコーダ84は、試験周期毎に、立上り側シフトレジスタ80および立下り側シフトレジスタ82内に順番に格納された論理値のパターンに応じて、複数のウィンドウ期間のそれぞれについて、比較信号530が所定論理値となったか否かを表す値を出力する。デコーダ84は、一例として、試験期間の最後のエッジ信号580−4のタイミングにおいて、立上り側シフトレジスタ80および立下り側シフトレジスタ82内に格納された論理値を読み出してよい。デコーダ84は、立上り側シフトレジスタ80から読み出した論理値のパターンに基づき比較信号530の立ち上がりタイミングを判定する。また、デコーダ84は、立下り側シフトレジスタ82から読み出した論理値のパターンに基づき比較信号530の立ち下がりタイミングを判定する。そして、デコーダ84は、複数のウィンドウ期間のそれぞれについて比較信号530が所定論理値となったか否かを判定してよい。
図11、図12および図13は、図10に示したウィンドウ期間指定部32およびウィンドウタイミング比較部34の信号の一例を示す。ウィンドウ期間指定部32は、一例として、時刻t1において開始され、時刻t2において終了される第1ウィンドウ期間(図11〜図13の(A))を指定する。また、ウィンドウ期間指定部32は、一例として、時刻t2において開始され、時刻t3において終了される第2ウィンドウ期間(図11〜図13の(B))を指定する。また、ウィンドウ期間指定部32は、一例として、時刻t3において開始され時刻t4において終了される第3ウィンドウ期間(図11〜図13の(C))を指定する。
この場合、ウィンドウ期間指定部32は、図11〜図13の(E)に示されるように、時刻t1のタイミングを示す第1エッジ信号580−1を出力する。また、ウィンドウ期間指定部32は、図11〜図13の(F)に示されるように、時刻t2のタイミングを示す第2エッジ信号580−2を出力する。また、ウィンドウ期間指定部32は、図11〜図13の(G)に示されるように、時刻t3のタイミングを示す第3エッジ信号580−1を出力する。また、ウィンドウ期間指定部32は、図11〜図13の(H)に示されるように、時刻t4のタイミングを示す第4エッジ信号580−4を出力する。
ここで、図11の(J)に示されるように、比較信号530が時刻t2と時刻t3との間の時刻t5において立ち上がるとする。この場合、立上り検出部64は、図11の(L)に示されるように、時刻t5においてパルスを発生する。なお、立下り検出部66は、図11の(M)に示されるように、パルスを発生しない。
また、立上り側シフトレジスタ80は、図11の(N)に示されるように、時刻t5においてL論理からH論理に立ち上がる信号を入力する。この結果、立上り側シフトレジスタ80は、図11の(P)に示されるように、L−H−Hという順で論理値を格納する。また、立下り側シフトレジスタ82は、図11の(O)に示されるように、L論理のままで変化しない信号を入力する。この結果、立下り側シフトレジスタ82は、図11の(Q)に示されるように、L−L−Lという順で論理値を格納する。
そして、デコーダ84は、このような立上り側シフトレジスタ80および立下り側シフトレジスタ82に格納された論理値に基づき、第1〜第3ウィンドウ期間のそれぞれについて、パスおよびフェイルの判定をする。本例においては、デコーダ84は、図11の(R)に示されるように、第1ウィンドウ期間において比較信号530が所定論理値(H論理)となっていない(パス)、第2ウィンドウ期間および第3ウィンドウ期間において比較信号530が所定論理値(H論理)となっている(フェイル)と判定する。
また、図12の(J)に示されるように、比較信号530が時刻t2と時刻t3との間の時刻t5において立ち下がるとする。この場合、立上り検出部64は、図12の(L)に示されるように、時刻t1においてパルスを発生する。また、立下り検出部66は、図12の(M)に示されるように、時刻t5においてパルスを発生する。
また、ここで、立上り側シフトレジスタ80は、図12の(N)に示されるように、時刻t1においてL論理からH論理に立ち上がる信号を入力する。この結果、立上り側シフトレジスタ80は、図12の(P)に示されるように、H−H−Hという順で論理値を格納する。また、立下り側シフトレジスタ82は、図12の(O)に示されるように、時刻t5においてL論理からH論理に立ち上がる信号を入力する。この結果、立下り側シフトレジスタ82は、図12の(Q)に示されるように、L−H−Hという順で論理値を格納する。そして、本例においては、デコーダ84は、図12の(R)に示されるように、第1ウィンドウ期間および第2ウィンドウ期間において(フェイル)、第3ウィンドウ期間において(パス)と判定する。
また、ここで、図13の(J)に示されるように、比較信号530が、時刻t1と時刻t2との間の時刻t6において立ち上がり、時刻t3と時刻t4との間の時刻t7において立ち下がるとする。この場合、立上り検出部64は、図13の(L)に示されるように、時刻t6においてパルスを発生する。また、立下り検出部66は、図13の(M)に示されるように、時刻t7においてパルスを発生する。
また、立上り側シフトレジスタ80は、図13の(N)に示されるように、時刻t6においてL論理からH論理に立ち上がる信号を入力する。この結果、立上り側シフトレジスタ80は、図13の(P)に示されるように、H−H−Hという順で論理値を格納する。また、立下り側シフトレジスタ82は、図13の(O)に示されるように、時刻t7においてL論理からH論理に立ち上がる信号を入力する。この結果、立下り側シフトレジスタ82は、図13の(Q)に示されるように、L−L−Hという順で論理値を格納する。そして、本例においては、デコーダ84は、図13の(R)に示されるように、第1ウィンドウ期間〜第3ウィンドウ期間において(フェイル)と判定する。
このような本変形例に係る取得部14によれば、回路構成が大きい複数のタイミング発生器を備えることなく、複数のウィンドウ期間のそれぞれについて、比較信号530が所定論理値となっている期間を含むか否かを判断することができる。この結果、本変形例に係る試験装置10によれば、小さい回路構成で被試験デバイス200のクラスを判定する。
また、以上説明した本実施形態に係る試験装置10は、デバイスを製造する製造方法に用いることができる。この製造方法は、デバイスを製造する製造段階と、製造されたデバイスを試験装置10により試験して選別する選別段階とを備える。このような製造方法によれば、精度良く選別されたデバイスを製造することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (3)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    試験周期を示すメイン周期信号を発生するメイン周期発生部と、
    前記試験周期毎に試験周期を分割したサブ周期を示すサブ周期信号を発生するサブ周期発生部と、
    前記被試験デバイスから出力された出力信号を閾値と比較して、比較結果に応じた論理値を表す比較信号を出力するレベルコンパレータと、
    前記サブ周期信号を基準として、前記試験周期中の異なる位相範囲を示す複数のウィンドウ期間を指定するウィンドウ期間指定部と、
    前記複数のウィンドウ期間のそれぞれにおいて前記比較信号が所定論理値となったタイミングを含むか否かを検出するウィンドウタイミング比較部と、
    前記ウィンドウタイミング比較部による検出結果に基づき、前記被試験デバイスのクラスを判定する判定部と
    を備え、
    前記ウィンドウ期間指定部は、前記複数のウィンドウ期間のそれぞれの境界タイミングを示す複数のエッジ信号を生成し、
    前記ウィンドウタイミング比較部は、
    前記複数のエッジ信号の各タイミングにおいて前記比較信号の論理値を入力して、入力した複数の論理値を入力順に記憶するシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタに記憶された前記複数の論理値に基づき、前記複数のウィンドウ期間のそれぞれについて前記比較信号が前記所定論理値となったか否かを表す値を出力する出力部と
    を有する試験装置。
  2. 前記試験周期中の指定された位相を示すエッジストローブ信号を発生するエッジストローブ発生部と、
    前記エッジストローブ信号により示された位相において、前記比較信号が前記所定論理値となっているか否かを検出するエッジタイミング比較部と、
    エッジストローブモードの場合、前記エッジタイミング比較部による検出結果に基づき、前記被試験デバイスの良否を判定し、ウィンドウストローブモードの場合、前記ウィンドウタイミング比較部による検出結果に基づき、前記被試験デバイスのクラスを判定する判定部とを更に備える
    請求項1に記載の試験装置。
  3. デバイスを製造する製造方法であって、
    デバイスを製造する製造段階と、
    製造されたデバイスを、請求項1または2に記載の試験装置により試験して選別する選別段階と
    を備える製造方法。
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