JP3625400B2 - 可変遅延素子のテスト回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変遅延素子のテスト回路に係り、可変遅延素子の製品出荷試験や受入試験およびシステム組込み後に実施される良否判定の際に可変遅延素子の遅延特性を測定するために使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
各種の測定器(パルスジェネレータ、LSIテスタのタイミング発生部など)やLSI内のタイミング調整用回路に利用されている可変遅延素子の遅延特性を測定する従来の技術について、以下に代表的に説明する。
【0003】
第1の従来技術は、測定対象とする可変遅延素子で制御信号に応じた遅延時間だけ遅延した信号エッジの”H” 、”L” レベルの変化点を測定器(LSIテスタや個別測定器)側の基準信号でサーチし、エッジの境目を見つける方法である。
【0004】
第2の従来技術は、一般にLSIのAC特性評価に利用されている技術であり、測定対象の可変遅延素子を含んだリングオシレータを構成し、可変遅延素子の遅延設定を変えた時のリングオシレータの発振周波数を周波数測定器により測定し、発振周波数の変化より遅延量を求める方法である。
【0005】
第3の従来技術は、位相差−電圧変換を用いる技術であり、可変遅延素子を経た被測定信号と基準信号との位相差に応じたパルス信号を積分し、電圧に変換し、その電圧値をA/D変換して遅延量を求める方法である。
【0006】
これら従来技術の問題点について、以下に説明する。
【0007】
第1の従来技術では、微小遅延を発生することができる高性能なLSIテスタや個別測定器を必要とし、1つの遅延素子ずつ順次テストするため測定環境のランニングコストが高くなる。また、信号エッジの”H” 、”L” レベルの変化点をサーチしながらエッジの境目を探す時、サーチするための基準信号のタイミングを制御する制御系のCPUが介在することになり、膨大な時間を必要とする。
【0008】
第2の従来技術では、リングオシレータの回路的制約により、リングオシレータの信号の立ち上がりと立ち下がりのどちらかに着目したテストを行う際には、デュティー比も計測するので、特殊な回路や測定器を必要とする。また、前述の第1の従来技術と同様に、測定系と制御系の間でデータの授受が発生し、膨大な時間を必要とする。
【0009】
第3の従来技術では、積分した電圧値をA/D変換するために必要なセットリングタイムが必要となり、前述した2例と同様に膨大な時間を必要とする。また、前述の積分した電圧値は、A/D変換器のレンジ内にある必要があり、遅延素子の遅延量に応じて基準信号のタイミングを調整する必要がある。
【0010】
この第3の従来技術は、前述した他の2例と比較して効果的ではあるが、可変遅延回路の遅延変化量が非常に小さい場合には、信号伝送系やA/D変換器で発生するジッタや測定系の特性により誤差が発生する。また、測定データの再現性も確保できないという問題が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように測定対象の可変遅延素子を含んだリングオシレータを構成する方式の従来の可変遅延素子のテスト回路は、リングオシレータの信号の立ち上がりと立ち下がりのどちらかに着目したテストを行う際に特殊な回路や測定器を必要とし、また、測定系と制御系の間でデータの授受が発生し、膨大な時間を必要とするという問題があった。
【0012】
本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもので、可変遅延素子の遅延時間変化量が非常に小くても、微小な遅延時間変化量を精度良く測定でき、可変遅延素子の良否判定を短時間に精度良く実施することが可能となる可変遅延素子のテスト回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の可変遅延素子のテスト回路は、遅延時間量を任意に設定可能な可変遅延素子を含むループ回路を形成し、前記可変遅延素子に対する入力パルス信号の正負の論理を常に一定とするループ制御部と、前記可変遅延素子の出力パルス信号の出力回数を計数し、その計数値と予め設定された設定値の一致を検出し、一致検出時に一致検出信号を生成する計数制御部と、前記計数制御部により生成された一致検出信号に基づいて前記可変遅延素子の出力パルス信号の後段回路への伝送を制御する出力制御部とを具備し、前記ループ制御部は、前記可変遅延素子の前段に設けられるセット入力端/リセット入力端付きのフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路に入力するセット信号とリセット信号として前記可変遅延素子の出力パルス信号に対して遅延調節を個別に実施する固定遅延素子とを有し、所定の入力パルス信号により起動され、前記一致検出信号に基づいてループが閉じられることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
まず、図1を参照して、本発明の可変遅延素子のテスト回路の概要を説明する。
【0016】
可変遅延素子12は、信号の入力から出力までの伝搬遅延時間を任意に設定された制御信号入力に応じて変化させるものであり、一般に制御ビット数の2乗種類の遅延時間を実現できる構成になっている。この遅延時間の変化量は非常に小さく、遅延時間の変化量が数psオーダーの可変遅延素子12の性能をテストするために、従来は高価な測定機器と膨大な時間を必要としていた。
【0017】
本発明では、可変遅延素子12を通過する信号を、任意の指定回数だけループ回路を通過させてから取り出すことにより、可変遅延素子12で設定された遅延時間変化量を任意の指定数倍の変化として観測することを可能とする。
【0018】
ここで重要なポイントとなるのは、可変遅延素子12の遅延時間は決められた信号エッジ(つまり、信号の立ち上がりエッジか立ち下がりエッジかのどちらか)に意味があり、単純にループ回路を構成しただけでは、両方のエッジの遅延時間の総和が観測されることになり、微小な遅延時間差を正確に測定することができない。本発明では、どちらか一方のエッジに着目した条件でループ回路を構成させて観測することを可能としたものである。
【0019】
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る可変遅延素子のテスト回路を示すブロック図である。
【0020】
この例では、例えば2進データで表わされる制御信号入力により遅延量を設定可能な可変遅延素子12が形成されているLSI内にそのテスト回路10も形成されており、可変遅延素子12はその入力側の第1のマルチプレクサMPX1および出力側の第2のマルチプレクサMPX2によって、通常の信号回路(図示せず)あるいはテスト回路10に選択的に接続されるようになっている。
【0021】
図1中のテスト回路10において、入力ノードINPUT に印加される入力信号を受けるループ制御部11は、第1のマルチプレクサMPX1、可変遅延素子12、第2のマルチプレクサMPX2とともにループ回路を形成するとともに、可変遅延素子12に印加されるパルス信号が同一エッジになるように制御する。
【0022】
計数制御部13は、前記ループ回路の動作によりパルス信号が可変遅延素子12を通過した回数(ループ回数)を計数するとともに、この計数値と予め記憶されたループ回数の設定値とを比較し、一致検出時に一致検出信号を生成する。
【0023】
出力制御部14は、前記計数制御部13で生成された一致検出信号と可変遅延素子12の出力パルス信号を入力とし、テスト回路10の出力ノードOUTPUTに対する出力信号の制御を行うものである。
【0024】
図2(a)、(b)は、図1中のテスト回路10の相異なる動作例を示すタイミングチャートである。図2(a)はループ回数の設定値(記憶値)を小さいものとした場合の動作例であり、図2(b)はループ回数の設定値(記憶値)を図2(a)の場合よりも大きいものとした場合の動作例である。
【0025】
次に、図2(a)、(b)を参照しながら、図1中のテスト回路10の動作例について説明する。
【0026】
図2(a)は、ループ回数の記憶値を小さく設定した場合において、入力ノードINPUT に印加された入力信号に対する出力ノードOUTPUTの出力信号のタイミングを示している。
【0027】
ここで、出力ノードOUTPUTの出力信号のうち、最上段の表示は、可変遅延素子12の遅延時間の設定を最低値に制御した場合の信号タイミングであり、入力信号に対してオフセット遅延を持つ。それより下段の表示は、可変遅延素子12の遅延時間の設定を制御信号入力の1LSB(LSB;最小重みビット)づつ大きくした場合の信号タイミングを比較のために示した。
【0028】
図2(a)に示した動作例によれば、制御信号入力の1LSBの遅延制御変化による実際の出力ノードOUTPUTの信号波形の遅延量が小さい。
【0029】
一方、図2(b)は、ループ回数の記憶値を大きく設定した場合において、入力ノードINPUT に印加された入力信号に対する出力ノードOUTPUTの出力信号のタイミングを示している。
【0030】
ここで、出力ノードOUTPUTの出力信号のうち、最上段の表示は、可変遅延素子12の遅延時間の設定を最低値に制御した場合の信号タイミングであり、入力信号に対してオフセット遅延を持つ。それより下段の表示は、可変遅延素子12の遅延時間の設定を制御信号入力の1LSBづつ大きくした場合の信号タイミングを比較のために示した。
【0031】
図2(b)に示した動作例によれば、制御信号入力の1LSBの遅延に相当する遅延時間の変化量が大きいことが分かる。
【0032】
即ち、可変遅延素子12の制御信号入力の1LSBの変化に対応する遅延時間差を測定する際、上記したように同じ可変遅延素子12に対して信号を複数回通過させた後に出力信号として取り出すことにより、遅延時間差が本来は微少であっても観測可能な範囲まで大きくして観測することが可能となる。
【0033】
<第1の実施の形態の具体例>
図3は、図1中のテスト回路10を取り出して具体例を示す回路図である。
【0034】
図4および図5は、図3のテスト回路の動作条件が異なる場合の動作例を示すタイミングチャートである。なお、図4はループ回数の記憶値を大きく設定した場合の動作例であり、図5はループ回数の記憶値を図4の場合よりも小さく設定した場合の動作例である。
【0035】
図3において、入力ノードINPUT は、入力信号として負パルスが印加される。ループ制御部3bは、入力ノードINPUT からの入力信号およびループ回路の帰還信号が入力する二入力のナンド回路31と、このナンド回路31の出力信号がセット(Set )入力となるフリップフロップ(FF)回路32と、このFF回路32の出力パルス信号が可変遅延素子3aを経由して入力する二入力のノア回路33と、このノア回路33の出力パルス信号が入力し、一定時間遅延させる第1の固定遅延回路39と、この第1の固定遅延回路39の出力信号を反転させた帰還信号Retring を前記ナンド回路31の一方の入力とするインバータ回路40と、前記ノア回路33の出力パルス信号が入力し、一定時間遅延させ、前記FF回路32のリセット(Reset )入力として印加する第2の固定遅延回路41を有する。
【0036】
上記構成により、ナンド回路31、FF回路32、可変遅延素子3a、ノア回路33、第1の固定遅延回路39、インバータ回路40からなるループ回路は、発振回路を形成しており、可変遅延素子3aに印加される信号は同一エッジ(本例では立ち下がりエッジ)になる。
【0037】
前記計数制御部3cは、前記ノア回路33の出力信号CLK がクロックとして印加されるカウンタ35と、前記可変遅延素子3aに信号を何回通過させるかを設定するためのデータを予め記憶しておく記憶素子(例えばレジスタ)34と、このレジスタ34の記憶値データと前記カウンタ35の計数値データが一致しているかいないかを検出する一致検出回路36と、この一致検出回路36の出力信号(一致検出信号DISA)を前記ノア回路33の一方の入力とする信号線を有する。
【0038】
上記構成により、計数制御部3cは、前記ループ回路(発振回路)の動作により信号が可変遅延素子3aを通過した回数(ループ回数)を計数するとともに、この計数値と予め記憶されたループ回数の設定値とを比較し、一致検出時に一致検出信号DISAを生成して後段の回路を制御することが可能になっている。
【0039】
出力制御部3dは、前記計数制御部3cの一致検出回路36で生成された一致検出信号DISAと前記ノア回路33の出力信号CLK (可変遅延素子3aを通過した信号)が入力し、一致検出信号DISAが”H” になるとクロック信号CLK を通過させる機能を持つクロック制御回路37と、このクロック制御回路37の出力信号を反転してテスト回路の出力ノードOUTPUTに出力するインバータ回路38とを有する。
【0040】
次に、上記構成のテスト回路の動作について概要を説明する。
【0041】
ループ制御部3bにおいては、入力ノードINPUT からの負パルスの入力信号を起動トリガとしてFF回路32から負パルスを生成し、可変遅延素子3aの入力ノードA に印加する。この可変遅延素子3aを通過した出力ノードZ の負パルスは、ノア回路33を介してカウンタ35のクロックとして印加される。このノア回路33の出力信号CLK は、第2の固定遅延回路41を経てFF回路32のReset 入力に印加され、FF回路32をリセットさせる。
【0042】
前記ノア回路33の出力信号CLK は、第1の固定遅延回路39により遅延された後にインバータ回路40を経て帰還信号Retring となり、この帰還信号Retring がナンド回路31を経て前記FF回路32のSet 入力に印加されることにより、FF回路32がセットされ、再び負パルスが生成され、可変遅延素子3aに印加される。
【0043】
一方、計数制御部3cでは、可変遅延素子3aに何回信号を通過させるかを予め設定しているレジスタ34の設定値とカウンタ35の計数値CNT が一致すると、一致検出回路36で一致検出信号DISAが生成される(DISAが活性レベル”H” になる)。
【0044】
そして、出力制御部3dにおいて、クロック制御回路37は、一致検出信号DISAが”H” になると、前記ノア回路33の出力信号CLK を通過させ、この通過信号をインバータ回路38で反転してテスト回路の出力ノードOUTPUTに出力する。この出力ノードOUTPUTの信号は、LSI外部に接続される測定器により観測される。
【0045】
次に、上記構成のテスト回路の動作について、図4に示したタイミングチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0046】
入力ノードINPUT から負パルスの入力信号がナンド回路31の一方の入力として印加された時、このナンド回路31の他方の入力のレベルが”H” であれば、ナンド回路31から正パルスが出力する。この正パルスがFF回路32のSet 入力として印加されると、FF回路32のQN出力端に負パルスが出力する。
【0047】
この負パルスは、可変遅延素子3aを通過し、可変遅延素子3aに設定された遅延時間分だけ遅れて可変遅延素子3aの出力ノードZ に出力し、ノア回路33の一方の入力として印加される。この時、ノア回路33の他方の入力のレベルが”L” であれば、このノア回路33から正パルスCLK が出力する。この正パルスCLK はカウンタ35に入力され、正パルスCLK の立上げエッジでカウンタ35の計数値がインクリメントされる。
【0048】
なお、上記正パルスCLK が第2の固定遅延回路41により遅延され、この遅延された正パルスCLK によりFF回路32がリセットされ、FF回路32のQN出力端は再び”H” レベルに戻る。
【0049】
また、前記正パルスCLK が第1の固定遅延回路39により遅延された後、インバータ40により反転されて負パルスRetrigとなり、この負パルスは前記ナンド回路31の他方の入力として印加される。この時、ナンド回路31の一方の入力として入力ノードINPUT の”H” レベルが印加されているので、上記負パルスはナンド回路31を通過してFF回路32のSet 入力として印加され、FF回路32のQN出力端は再び”L” レベルに落ちる。
【0050】
上記したようなループ動作を繰り返すことにより、カウンタ35の計数値がインクリメントされる。このカウンタ35の計数値CNT がレジスタ34の設定値(図4は“3”の場合、図5は“1”の場合)までインクリメントされると、一致検出回路36で一致検出が行われ、一致検出信号DISAが活性レベル”H” になる。この時点で、前記ノア回路33が閉じられ、可変遅延素子3aを通過した負パルスはノア回路33を通過しなくなり、カウンタ35のインクリメント動作が停止する。
【0051】
そして、出力制御部3dのクロック制御回路37は、一致検出信号DISAが”H” になると、ノア回路33の出力信号(正パルスCLK )を通過させ、この通過信号をインバータ回路38で反転して負パルスとし、出力ノードOUTPUTに出力する。
【0052】
上記したような動作において、図4に示したようにレジスタ34の設定値が“3”の場合および図5に示したようにレジスタ34の設定値が“1”の場合について、それぞれ入力ノードINPUT に信号の立ち下がりエッジが印加されてから、出力ノードOUTPUTに信号の立ち下がりエッジが出力されるまでの伝搬遅延時間Tpd3、Tpd1の内訳はそれぞれ次式(1)、(2)で示される。
【0053】
ここで、
Tnd2r はナンド回路31の入力として信号の立ち下がりエッジが印加されてから出力に立ち上がりエッジが出力されるまでの時間、
TfffはFF回路32の入力として信号の立ち上がりエッジが印加されてから出力に立ち下がりエッジが出力されるまでの時間、
Tverf は可変遅延素子3aの入力として信号の立ち下がりエッジが印加されてから出力に立ち下がりエッジが出力されるまでの時間、
Tnr2r はノア回路33の入力として信号の立ち下がりエッジが印加されてから出力に立ち上がりエッジが出力されるまでの時間、
Tdelr は第1の固定遅延回路39の入力として信号の立ち上がりエッジが印加されてから出力に立ち上がりエッジが出力されるまでの時間、
Tivfはインバータ回路40、38の入力として信号の立ち上がりエッジが印加されてから出力に立ち下がりエッジが出力されるまでの時間、
Tclkr はクロック制御回路37の入力として信号の立ち上がりエッジが印加されてから出力に立ち上がりエッジが出力されるまでの時間
を表わしている。
【0054】
一方、可変遅延素子3aの遅延時間の設定を変えてTverf’とした場合の伝搬遅延時間Tpd3’ 、Tpd1’ は、前式(1)および(2)中のTverf をTverf’に置換えたものになる。
【0055】
したがって、レジスタ34の設定値を“1”とした場合は、Tpd1’−Tpd1=Tverf’−Tverf として出力ノードOUTPUTで観測されることになる。
【0056】
これに対して、レジスタ34の設定値を“3”とした場合は、Tpd3’−Tpd3=Tverf’×3 −Tverf ×3 =(Tverf’−Tverf)×3となり、レジスタ34の設定値を“1”とした場合に比べて、遅延時間の変化を3倍に拡大して観測することが可能となる。
【0057】
次に、上記したテスト回路の動作の論理シミュレーションを行った結果を下表1に示す。
【0058】
ここで、Reg データはレジスタ34の設定値、Tpd0は可変遅延素子3aの遅延設定データを#000(=0)とした場合の伝搬遅延時間、Tpd1は可変遅延素子3aの遅延設定データを#001(=1)とした場合の伝搬遅延時間、倍率はReg データを1とした場合のTpd1−Tpd0 を基準とした比率である。
【0059】
【表1】
【0060】
上記表1によれば、本例のテスト回路では、入力信号に対してレジスタ34の設定値分だけ遅延時間の変化量を増倍した信号が出力ノードOUTPUTに出力されることが確認される。しかも、前式(1)、(2)で示した通り、可変遅延素子3aを通過する信号の立ち下がりエッジに着目した遅延時間の抽出が可能となっている。
【0061】
ここで、比較のため、図7に、可変遅延素子VER とインバータ回路IVをループ接続して構成したリングオシレータおよびその動作波形のタイミングチャートを示す。
【0062】
図7に示すリングオシレータにおいて、インバータ回路IVの入力として信号の立ち上がりエッジが印加されてから立ち下がりエッジが出力されるまでの伝搬遅延時間をTivf、可変遅延素子VER の入力として信号の立ち下がりエッジが印加されてから出力ノードOUTPUTの信号として立ち下がりエッジが出力されるまでの伝搬遅延時間をTverf 、インバータ回路IVの入力として信号の立ち下がりエッジが印加されてから立ち上がりエッジが出力されるまでの伝搬遅延時間をTivf、可変遅延素子VER の入力として信号の立ち上がりエッジが印加されてから出力ノードOUTPUTの信号として立ち上がりエッジが出力されるまでの伝搬遅延時間をTverr で表わすと、出力ノードOUTPUTの信号の周期は次式(3)で示される。
【0063】
Tverr +Tivf+Tverf +Tivf …(3)
である。
【0064】
上式(3)から分かるように、図7のテスト回路においては、可変遅延素子VER を通過する信号のエッジは立ち上がりと立ち下がりが混在しており、信号エッジの立ち上がりと立ち下がりのどちらか一方に着目した遅延時間の抽出は不可能であった。
【0065】
<第2の実施の形態>
図6(a)は、本発明の第2の実施の形態に係るテスト回路を示す回路図である。図6(b)は、同図(a)のテスト回路の動作例を示すタイミングチャートである。
【0066】
図6(a)において、71は入力ノードINPUT からの入力信号およびループ回路の帰還信号が入力する発振制御用の二入力のアンド回路である。このアンド回路71の出力ノードZ0の信号は、正転バッファ回路72を経て第1の可変遅延素子7aの入力ノードA1に入力するとともに、反転バッファ回路73を経て第2の可変遅延素子7bの入力ノードA2に入力する。波形整形用のSR型のFF回路74は、セット入力端Sに前記第1の可変遅延素子7aの出力ノードZ1の信号が入力し、リセット入力端Rに前記第2の可変遅延素子7bの出力ノードZ2の信号が入力する。
【0067】
上記FF回路74の出力端の信号は、出力ノードOUTPUTに出力されるとともにインバータ回路75により反転され、前記アンド回路71の一方の入力ノードA0に帰還信号として入力する。
【0068】
上記構成において、発振制御用のアンド回路71、正転バッファ回路72、第1の可変遅延素子7a、波形整形用のFF回路74、インバータ回路75からなるループ回路は、リングオシレータを形成しており、第1の可変遅延素子7aに印加される信号は立ち上がりエッジになり、第2の可変遅延素子7bに印加される信号は立ち下がりエッジになる。
【0069】
入力ノードINPUT の入力信号が”H” レベルになると、発振制御用のアンド回路71の出力ノードZ0が”H” レベルになり、このノードZ0の正パルスを起動トリガとして周期Tring でリングオシレータの発振が開始する。
【0070】
上記周期Tring の内訳は次式(4)で示される。
【0071】
Tring=VER1r+SET+IVf+ANf+VER2r+RESET+IVr+ANr …(4)
ここで、VER1r は、第1の可変遅延素子7aを信号の立ち上がりエッジが通過する時間、SET は波形整形用のFF回路74のSet 入力端に信号の立ち上がりエッジが印加されてから出力ノードOUTPUTに立ち上がり信号が出力されるまでの時間、IVf はインバータ75の入力として信号の立ち上がり信号が印加されてから出力が立ち下がるまでの時間、ANf は発振制御用のアンドゲート71を立ち下がり信号が通過する時間、VER2r は第2の可変遅延素子7bを信号の立ち上がりエッジが通過する時間、RESET は波形整形用のFF回路74のReset 入力端に信号の立ち上がりエッジが印加されてから出力ノードOUTPUTに立ち下がり信号が出力されるまでの時間、IVr はインバータ75の入力として信号の立ち下がり信号が印加されてから出力が立ち上がるまでの時間、ANr は発振制御用のアンドゲート71を立ち上がり信号が通過する時間である。
【0072】
上式(4)に示した時間の内訳の中で重要なのは、第1の可変遅延素子7aを立ち上がり信号が通過する時間VER1r および第2の可変遅延素子7bを信号の立ち上がりエッジが通過する時間VER2r に意味があり、信号の立ち下がりエッジが通過する時間の影響は、出力ノードOUTPUTに観測される発振信号には影響しない点である。
【0073】
図6(a)のテスト回路を用いて実際に遅延時間の測定を行う場合は、出力ノードOUT の後段側に、第1の実施の形態と同様に、計数制御回路3c、出力制御回路3dを設け、第1の可変遅延素子7aおよび第2の可変遅延素子7bの遅延設定を任意に変えた場合について、入力ノードINPUT の信号レベルの制御により発振制御を行い、外部接続される測定器により第1の可変遅延素子7aおよび第2の可変遅延素子7bの遅延時間の変化量を測定する。
【0074】
図6のテスト回路によれば、信号の立ち上がりエッジが印加される可変遅延素子7aと信号の立ち下がりエッジが印加される可変遅延素子7bを使用することにより、図3のテスト回路と比べて構成を簡略化することができる。
【0075】
<第3の実施の形態>
前記第1の実施の形態では、1個の可変遅延素子3aに対してテスト回路を接続したが、測定対象である可変遅延素子3aに対して同一LSI内の別の遅延素子が直列に接続された状態のもの(図示せず)にテスト回路を接続して、前記実施の形態と同様にテストを行うようにしてもよい。この場合には、複数の可変遅延素子を単一乃至少ないテスト回路によりテストする場合に効果的である。
【0076】
<第4の実施の形態>
前記各実施の形態では、テスト回路を測定対象である可変遅延素子3a,7aと同じLSI内に組み込むことにより、LSIチップの生産段階、出荷後の使用状態のいずれにおいてもテストを行うことを可能とした場合を説明したが、これに限らず、LSI外のプリント基板上にテスト回路を構成するようにしてもよい。この場合には、テスト回路自体の汎用性が大きいという利点が得られる。
【0077】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、可変遅延素子の遅延時間変化量が非常に小くても、微小な遅延時間変化量を精度良く測定でき、可変遅延素子の良否判定を短時間に精度良く実施することが可能となる可変遅延素子のテスト回路を提供することができる。
【0078】
即ち、請求項1の発明によれば、微少な遅延時間を増倍することにより、従来から用いている測定環境にて良否判定を実施できる。
【0079】
請求項2の発明によれば、測定対象とする可変遅延素子が単一の場合(もしくは複数組み合わせてテスト回路を構成することが困難な場合)に効果的である。請求項3の発明によれば、単一乃至少ないテスト回路にて複数の可変遅延素子をテストする場合に効果的である。
【0080】
請求項4の発明によれば、請求項2の発明とは逆に、可変遅延素子を複数個利用することにより、テスト回路の構成を簡略化できる。
【0081】
請求項5の発明によれば、可変遅延素子と同じLSIチップにテスト回路を作り込むので、LSIチップの生産段階、出荷後の使用状態のいずれにおいてもテストを行うことができる。
【0082】
請求項6の発明によれば、LSI内部のみならず、プリント基板上でもテスト回路を構成することが可能になり、汎用性が大きいテスト回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る可変遅延素子のテスト回路を示すブロック図。
【図2】図1中のテスト回路の相異なる動作例を示すタイミングチャート。
【図3】図1中のテスト回路を取り出して具体例を示す回路図。
【図4】図3のテスト回路においてループ回数の記憶値を大きく設定した場合の動作例を示すタイミングチャート。
【図5】図3のテスト回路においてループ回数の記憶値を小さく設定した場合の動作例を示すタイミングチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るテスト回路を示す回路図およびその動作例を示すタイミングチャート。。
【図7】可変遅延素子とインバータ回路をループ接続してリングオシレータを構成したテスト回路の回路図およびその動作例を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
3a…可変遅延素子、
3b…ループ制御部、
3c…計数制御部、
3d…出力制御部。
Claims (4)
- 遅延時間量を任意に設定可能な可変遅延素子を含むループ回路を形成し、前記可変遅延素子に対する入力パルス信号の正負の論理を常に一定とするループ制御部と、
前記可変遅延素子の出力パルス信号の出力回数を計数し、その計数値と予め設定された設定値の一致を検出し、一致検出時に一致検出信号を生成する計数制御部と、
前記計数制御部により生成された一致検出信号に基づいて前記可変遅延素子の出力パルス信号の後段回路への伝送を制御する出力制御部とを具備し、
前記ループ制御部は、
前記可変遅延素子の前段に設けられるセット入力端/リセット入力端付きのフリップフロップ回路と、
前記フリップフロップ回路に入力するセット信号とリセット信号として前記可変遅延素子の出力パルス信号に対して遅延調節を個別に実施する固定遅延素子
とを有し、所定の入力パルス信号により起動され、前記一致検出信号に基づいてループが閉じられることを特徴とする可変遅延素子のテスト回路。 - 前記可変遅延素子に対して別の可変遅延素子あるいは遅延素子が直列に接続されていることを特徴とする請求項1記載の可変遅延素子のテスト回路。
- 前記ループ制御部、計数制御部および出力制御部は、前記可変遅延素子と同じ半導体集積回路チップに形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の可変遅延素子のテスト回路。
- 前記ループ制御部、計数制御部および出力制御部は、前記可変遅延素子が形成されている半導体集積回路の外部に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の可変遅延素子のテスト回路。
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