JP5192098B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、各種機器の操作、例えば内視鏡の挿入部における湾曲部を上下方向(UD方向)及び左右方向(RL方向)に操作する操作装置を備えた内視鏡に関する。
内視鏡は、例えば被検体内の病変部を観察、処置等するために被検体内に挿入される可撓性を有する挿入部と、この挿入部をUD方向及びRL方向に湾曲させるための操作を行なう操作装置とを有する。操作装置は、UD方向の操作を行うためのUDアングルノブと、RL方向の操作を行うためのRLアングルノブとが設けられている。病変部の観察、処置等を行う場合には、UDアングルノブとRLアングルノブとを操作して挿入部をUD方向及びRL方向に湾曲させることになる。
かかる操作において熟練の操作者は、操作装置を片手で把持した状態で、UDアングルノブとRLアングルノブとの両方を操作可能である。操作の経験の少ない初心の操作者は、熟練の操作者のように操作装置を片手で把持した状態でUDアングルノブとRLアングルノブとの両方を操作することができず、両手でUDアングルノブとRLアングルノブとを操作せざるを得ない。
例えば、被検体内の大腸等の屈曲部が複数存在し、かつ複雑な形状を呈する管路における観察、処置等を行う場合、操作者は、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で操作装置を把持し、この左手の片手のみで操作装置のUDアングルノブとRLアングルノブとの両方を操作する必要がある。
初心の操作者は、上述したように両手でUDアングルノブとRLアングルノブとを操作せざるを得ない状態になるために、例えば右手でシースを抑えながら左手の片手のみで操作装置のUDアングルノブとRLアングルノブとの両方を操作することには相当の困難性がある。
挿入部のUD方向とRL方向との操作性を改善した技術として例えば実公平7−6882号公報がある。実公平7−6882号公報は、体腔内等に挿入可能な可撓性を有する挿入部と、この挿入部を湾曲操作するための操作部とを有し、操作部に対して略直交して延設基部を形成し、操作部には、当該操作部の外側に突出して挿入部の上下(UD)湾曲操作を行うためのノブが設けられると共に、操作部の側方に左右(RL)方向湾曲スイッチが配設されることを開示する。ノブは、操作者の手動により回転操作されると、挿入部を上下(UD)方向に湾曲させる。左右(RL)方向湾曲スイッチは、操作されることにより左右(RL)湾曲用DCモータを駆動して挿入部を左右(RL)方向に湾曲させる。
特開平2004−8342号公報は、第2の湾曲部を湾曲させるアングルノブが操作部の上端に配設され、かつアングルノブには、協働して回転するレバーが取り付けられている内視鏡を開示する。
実公平7−6882号公報は、挿入部の上下(UD)方向の湾曲を手動操作とし、左右(RL)方向の湾曲をモータを用いた自動操作とし、これら操作のためのノブと左右(RL)方向湾曲スイッチとを操作部に設けているが、これらノブと左右(RL)方向湾曲スイッチとは、ただ単に、操作部に設けられているだけであり、操作部を片手で把持した状態で、UD方向の操作とRL方向の操作との両方を行うことを考慮した配置位置になっていない。
このため、上述したように例えば被検体内の大腸等の屈曲部が複数存在し、かつ複雑な形状を呈する管路における観察、処置等を行う場合、実公平7−6882号公報においても、操作部を片手で把持した状態でUD方向の操作とRL方向の操作と行う状況になるが、この状況で、例えば右手でシースを抑えながら左手の片手のみで操作部のノブと左右(RL)方向湾曲スイッチとの両方を操作することに相当の困難性がある。
特開平2004−8342号公報は、アングルノブに協働して回転するレバーを親指で操作すれば、操作部を把持する片手のみで操作可能である。しかしながら、レバーは、第2の湾曲部を湾曲操作するもので、第1の湾曲部を左右(RL)方向に湾曲するノブではないので、操作部を片手で把持した状態で、第1の湾曲部をUD方向の操作とRL方向の操作との両方を行うことができない。UDアングルノブが親指で操作する場合が多く、特開平2004−8342号公報に記載されたレバーとUDアングルノブを片手のみで操作することに相当の困難性がある。さらに、特開平2004−8342号公報は、後方にレバーが突き出しているので、操作者の親指が誤って接触して、意図せず第2の湾曲部を湾曲操作してしまう虞がある。
本発明の目的は、UD方向とRL方向との操作性をより向上させた内視鏡を提供することにある。
本発明の主要な局面に係る内視鏡は、第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向へ湾曲可能な湾曲部を含む挿入部と、回転操作が入力されると前記第1の方向へ前記湾曲部を湾曲させる第1湾曲機構と、前記湾曲部を前記第2の方向へ湾曲駆動させる駆動力を発生する駆動部と、前記駆動力を前記湾曲部に伝達し、前記湾曲部を前記第2の方向へ湾曲駆動させる第2湾曲機構と、前記湾曲部の湾曲操作を行う操作部本体と、前記操作部本体に一体的に形成されたグリップと、前記湾曲部を前記第1の方向に湾曲させる第1の操作入力の入力方向を前記第1の方向に沿うように前記操作部本体に軸支して設けられ、前記グリップを片手で把持した状態で、前記片手のいずれかの指により前記第1の操作入力が行われると回転するアングルノブを有し、前記アングルノブの回転を前記回転操作として前記第1湾曲機構に伝達するアングル機構と、前記グリップを前記片手で把持して前記アングルノブを操作する状態で、前記片手のいずれかの前記指による操作範囲内の前記グリップ又は前記操作部本体に設けられ、かつ前記第2の操作入力の入力方向が前記第2の方向に沿う方向に設定され、前記湾曲部を前記第2の方向に湾曲させる第2の操作入力が入力される操作子と、前記操作子に入力された前記第2の操作入力の操作量に応じた電気量信号を出力する電気信号出力部と、前記電気信号出力部から出力された前記電気量信号に基づき前記湾曲部を前記第2の方向に湾曲駆動させる制御信号を前記駆動部に出力する制御部とを具備する。
本発明によれば、UD方向とRL方向との操作性をより向上させた内視鏡を提供できる。
図1は本発明に係る内視鏡装置の第1の実施の形態を示す全体構成図。 図2は同装置における操作装置を示す外観構成図。 図3は同装置におけるRL操作子としてのダイヤルを示す外観図。 図4は同装置におけるダイヤルの傾斜を示す図。 図5は本発明に係る内視鏡装置の第2の実施の形態を示す構成図。 図6は本発明に係る内視鏡装置の第3の実施の形態を示す構成図。 図7は本発明に係る内視鏡装置の第4の実施の形態を示す外観構成図。 図8は同装置を操作者が片手で把持した状態を示す外観構成図。 図9は同装置におけるRL操作子としてのダイヤルを示す外観図。 図10は同装置を操作者によりダイヤル操作時の状態を示す図。 図11は同装置を操作者によりダイヤル非操作時の状態を示す図。 図12は本発明に係る内視鏡装置の第5の実施の形態を示す全体構成図。 図13は同装置における操作子に配設された誤操作防止部の構成を示す平面図。 図14は同装置の図13に示すSa−Sa断面図。 図15は本発明に係る内視鏡装置の第6の実施の形態を示す全体構成図。 図16は同装置に配設された誤操作防止部の構成を示す平面図。 図17は同装置の図16に示すSb−Sb断面図。 図18は同装置を操作者によりダイヤル非操作時の状態を示す図。 図19は同装置を操作者によりダイヤル操作時の状態を示す図。 図20は本発明に係る内視鏡装置の第7の実施の形態を示す外観構成図。 図21は本発明に係る内視鏡装置の第8の実施の形態を示す外観構成図。 図22は同装置を操作者が片手で把持した状態を示す外観構成図。
以下の説明において、各実施の形態に基づく図面は、模式的なものである。同図面では、各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率などは現実のものと異なることに留意すべきであり、かつ図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の内視鏡装置の全体構成図を示す。内視鏡装置1は、内視鏡2と、制御装置3と、光源装置4と、画像撮影装置5と、送水装置6と、キーボード7と、モニタ8とを有する。制御装置3は、光源装置4を点灯制御すると共に、送水装置6により内視鏡2への送水を制御し、画像撮影装置5により内視鏡2を通して撮影された被検体の画像を画像処理してモニタ8に表示する。
内視鏡2は、ユニバーサルコード21と、操作装置22と、挿入部23とから成る。内視鏡2は、ユニバーサルコード21を介して制御装置3、光源装置4、画像撮影装置5及び送水装置6に接続されている。操作装置22は、例えば医師である操作者(ユーザ)の操作を受けて挿入部23を第1の方向としての上下方向(UD方向)と、第2の方向としての左右方向(RL方向)とにそれぞれ操作する。
挿入部23は、被検体内に挿入される。挿入部23は、被検体内に挿入される先端側に湾曲部23aが設けられている。挿入部23は、上下方向(UD方向)及びこの上下方向(UD方向)と直交する左右方向(RL方向)へ湾曲可能な湾曲部23aを含む。挿入部23は、操作装置22の操作を受けて湾曲部23aにおいてUD方向、RL方向に湾曲する。挿入部23は、可撓性部材により形成されている。
図2は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。操作装置22は、操作部本体24とグリップ25とを同軸上に一体的に形成してなる。操作部本体24は、挿入部23における湾曲部23aの湾曲操作を行う。グリップ25は、操作部本体24に一体的に形成されている。操作装置22は、操作者が片手で当該操作装置22を把持した状態に、操作部本体24を上方側とし、グリップ25を下方側とする。操作部本体24には、ユニバーサルコード21が接続されている。グリップ25には、挿入部23が連設されている。操作部本体24及びグリップ25は、操作者が片手で主にグリップ25を把持した状態に、片手の掌内に収まるような形状、例えば操作部本体24からグリップ25に向かって太さが次第に小さくなるように形成されている。グリップ25は、円錐状で、操作部本体24の下端から挿入部23に向かって次第に径が細くなるように形成されている。
操作部本体24には、湾曲部23aを第1の方向としての上下方向(UD方向)に湾曲させる第1湾曲機構が設けられている。すなわち、操作部本体24には、アングル機構としてのUDアングルノブ26とUD解除ノブ41とが設けられている。
UDアングルノブ26は、湾曲部23aを上下方向(UD方向)に湾曲させる第1の操作入力の入力方向を上下方向(UD方向)に沿うように操作部本体24に設けられている。UDアングルノブ26は、主にグリップ25を片手で把持した状態で、片手のいずれかの指により第1の操作入力が行われると、第1の操作入力を第1湾曲機構に伝達する。第1湾曲機構は、湾曲部23aを上下方向(UD方向)に湾曲させる。
UDアングルノブ26は、操作者の手動による矢印A方向への回転操作により挿入部23をUD方向に湾曲させる。UDアングルノブ26は、操作部本体24における当該操作部本体24から延出しているユニバーサルコード21の取り付け方向とグリップ25の取り付け方向とから成る平面に平行な側面24a上に設けられている。UDアングルノブ26は、操作者が片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態に、例えば親指と人差し指、操作者によっては親指と中指等により回転操作される。
UD解除ノブ41は、UDアングルノブ26の回動位置を固定し、挿入部23の湾曲部23aの湾曲角度を固定又は解除する。
UDアングルノブ26の回転中心上には、RL駆動部27が設けられている。具体的に、操作部本体24には、UDアングルノブ26とRL駆動部27とが重ねて設けられている。RL駆動部27には、RL駆動用モータ28が設けられている。RL駆動部27は、RL駆動用モータ28の駆動により自動で挿入部23をRL方向に湾曲させる。
操作部本体24には、スイッチ29と、吸引ボタン30と、送気/送水ボタン31とが設けられている。これらスイッチ29と、吸引ボタン30と、送気/送水ボタン31は、それぞれUDアングルノブ26の側方で、操作者が片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態に、例えば人差し指、中指等により操作可能な範囲に設けられている。スイッチ29と吸引ボタン30と送気/送水ボタン31とは、操作部本体24の上下方向に一列に整列して設けられている。
RL操作子32は、グリップ25の上部、例えば操作部本体24とグリップ25との境界から下側のグリップ25上に設けられている。RL操作子32は、操作者の矢印B方向への回転操作により自動で挿入部23をRL方向に湾曲させる。内視鏡2の挿入部23のUD方向の操作とRL方向の操作とのうちUDアングルノブ26によるUD方向の操作を主操作とし、RL操作子32によるRL方向の操作を補助操作とする。
具体的に、RL操作子32は、UDアングルノブ26の下方側近傍のグリップ25に設けられている。RL操作子32は、グリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指又は小指のうちいずれかの指による操作範囲内のグリップ25に設けられている。操作範囲内とは、例えば左手の片手でグリップ25を把持した状態で、当該片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指又は小指のうちいずれかの指によってUDアングルノブ26を操作可能とする範囲である。
RL操作子32は、操作者の操作を受けてRL駆動用モータ28を駆動し、RL駆動用モータ28の駆動により自動で挿入部23をUD方向に湾曲させる。RL駆動用モータ28は、湾曲部23aを第2の方向としての左右方向(RL方向)に湾曲駆動させる駆動力を発生する駆動部である。このRL駆動用モータ28の駆動力を湾曲部23aに伝達し、湾曲部23aを左右方向(RL方向)に湾曲駆動させる第2湾曲機構が設けられている。すなわち、RL操作子32は、ダイヤル33を有する。ダイヤル33は、例えば図3に示すように円板状に形成されている。ダイヤル33は、当該円板状の互いに対向する円形状平面の中心を通る回転軸33aを中心として矢印B方向に回転可能に設けられている。
RL操作子32は、主にグリップ25を片手で把持してUDアングルノブ26を含むアングル機構を操作する状態で、片手のいずれかの指による操作範囲内のグリップ25又は操作部本体24に湾曲部23aを左右方向(RL方向)に湾曲させる第2の操作入力の入力方向を左右方向(RL方向)に沿うように設けられている。
制御装置3は、第2の操作入力に対応して湾曲部23aを左右方向(RL方向)に湾曲駆動させる制御信号をRL駆動用モータ28に出力する。
ダイヤル33の回転軸33aには、ポテンショメータ33bが連結されている。ポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bからの電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動して挿入部23をRL方向に湾曲する。ダイヤル33は、矢印B方向への回転量に応じて挿入部23のRL方向の湾曲量を調整可能である。ダイヤル33は、例えば操作部本体24からグリップ25への上方から見て右回りに回転させると、挿入部23をR方向に湾曲し、左回りに回転させると、挿入部23をL方向に湾曲させる。
ダイヤル33は、図4に示すように回転軸33aを操作部本体24及びグリップ25の中心を貫く軸34に対して角度θだけ傾斜して設けられている。傾斜角θだけ傾くダイヤル33の回転軸33aは、グリップ25から操作部本体24に向かって当該操作部本体24及びグリップ25の軸34から離れる方向に傾斜する。傾斜角θは、例えば7°〜10°の範囲に設定される。特に傾斜角θは、上記の通りグリップ25を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指、小指のいずれかの指により操作するに、例えば8.5°に設定されるのが最良である。ダイヤル33の傾斜角θで傾斜する回転軸33aは、円錐状のグリップ25の傾斜面に対して平行に設定してもよい。
ダイヤル33は、回転軸33aを傾斜角θで傾斜して設けられることにより、操作部本体24及びグリップ25の軸34を中心とする円周方向に沿った矢印B方向で回転可能に設けられる。ダイヤル33の矢印B方向への回転方向は、グリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指又は小指のうちいずれかの指により回転操作し易い方向である。ダイヤル33は、グリップ25の表面から一部突出して設けられている。
制御装置3は、第2の操作入力に対応して湾曲部23aを第2の方向に湾曲駆動させる制御信号を駆動部に出力する。
このような内視鏡2であれば、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で内視鏡2を持つ。操作者は、図2に示すように例えば親指によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。UDアングルノブ26の回転により挿入部23は、UD方向に湾曲する。
これと共に、操作者は、同図2に示すようにグリップ25を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、例えば中指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印B方向に回転操作する。この操作では、操作者は、中指に限らず、例えば、人差し指、薬指又は小指のいずれかの指によりダイヤル33を回転操作可能である。例えば、操作者は、例えば親指1本によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。この操作状態で、操作者は、例えば人差し指によりスイッチ29、吸引ボタン30又は送気/送水ボタン31のいずれかを操作し、これと共に例えば中指でダイヤル33を矢印B方向に回転操作することが可能である。
ダイヤル33が回転操作されると、ダイヤル33の回転軸33aに連結されているポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bからの電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動し、挿入部23をRL方向に湾曲する。
しかるに、内視鏡2の操作の経験の少ない初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2に用いた操作装置22を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を操作すると共に、RL操作子32のダイヤル33を回転操作することができ、かつ当該操作により挿入部23をUD方向に湾曲すると共に、同挿入部23をRL方向に湾曲できる。例えば、被検体内の大腸等の屈曲部が複数存在し、かつ複雑な形状を呈する管路における観察、処置等を行う場合、操作者は、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で内視鏡2の操作装置22を把持し、当該左手の片手のみで挿入部23をUD方向とRL方向との両方に湾曲する必要がある。
本装置であれば、UD方向とRL方向との操作性をより向上でき、初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2をUD方向とRL方向との両方向に操作することができる。従って、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で内視鏡2の操作装置22を把持し、この左手の片手のみで挿入部23をUD方向とRL方向との両方に湾曲することが可能である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図5は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。RL操作子32は、操作部本体24におけるUDアングルノブ26の上方側の左側近傍に設けられている。RL操作子32は、操作者が例えば左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で、当該片手の主に親指による操作範囲内に設けられている。
RL操作子32は、操作部本体24におけるUDアングルノブ26の上方側の右側近傍に設けてもよい。RL操作子32は、操作者が例えば左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で、当該片手の主に人差し指による操作範囲内に設けられる。操作範囲内とは、例えば左手の片手でグリップ25を把持した状態で、当該当該片手の主に人差し指によるによってUDアングルノブ26を操作可能とする範囲である。
RL操作子32は、操作者の操作を受けてRL駆動用モータ28を駆動し、RL駆動用モータ28の駆動により自動で挿入部23をUD方向に湾曲させる。RL操作子32は、ダイヤル33を有する。ダイヤル33は、例えば上記図3に示すように円板状に形成されている。ダイヤル33は、当該円板状の互いに対向する円形状平面の中心を通る回転軸33cを中心として矢印C方向に回転可能に設けられている。
ダイヤル33の回転軸33cには、ポテンショメータ33bが連結されている。ポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印C方向への回転量に応じた電気量の信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bからの電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動して挿入部23をRL方向に湾曲する。ダイヤル33は、例えば操作部本体24からグリップ25への上方から見て右回りに回転させると、挿入部23をR方向に湾曲し、左回りに回転させると、挿入部23をL方向に湾曲させる。
ダイヤル33は、回転軸33cが操作部本体24及びグリップ25の中心を貫く軸34に対して角度θだけ傾斜して設けられている。傾斜角θだけ傾くダイヤル33の回転軸33cは、グリップ25から操作部本体24に向かって当該操作部本体24及びグリップ25の軸34から離れる方向に傾斜する。傾斜角θは、上記同様に、例えば7°〜10°の範囲に設定されている。特に傾斜角θは、上記の通りグリップ25を片手で把持した状態で操作するに、例えば8.5°に設定されるのが最良である。
ダイヤル33は、操作部本体24の表面から一部突出して設けられている。
このような内視鏡2であれば、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で内視鏡2を持ち、この状態で、例えば親指によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。UDアングルノブ26の回転により挿入部23は、UD方向に湾曲する。
操作者は、グリップ25を片手で把持した状態で、例えば親指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印C方向に回転操作する。例えば、操作者は、例えば親指1本によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作し、又親指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印C方向に回転操作し、さらに例えば人差し指によりスイッチ29、吸引ボタン30又は送気/送水ボタン31のいずれかを操作することが可能である。
ダイヤル33が回転操作されると、ダイヤル33の回転軸33aに連結されているポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bからの電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動し、挿入部23をRL方向に湾曲する。
しかるに、上記第1の実施の形態と同様に、内視鏡2の操作の経験の少ない初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2に用いた操作装置22を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を操作すると共に、RL操作子32のダイヤル33を回転操作することができ、これらの操作により挿入部23をUD方向に湾曲すると共に、同挿入部23をRL方向に湾曲できる。
本装置であれば、UD方向とRL方向との操作性をより向上でき、初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2をUD方向とRL方向との両方向に操作することができるので、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で内視鏡2の操作装置22を把持し、この左手の片手のみで挿入部23をUD方向とRL方向との両方に湾曲することが可能である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図6は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。RL操作子32は、グリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば小指による操作範囲内のグリップ25に設けられている。具体的に、RL操作子32は、グリップ25の上下方向における中央部で、かつ例えばスイッチ29と吸引ボタン30と送気/送水ボタン31とが並ぶ列の方向の下方への延長線上のグリップ25に設けられている。又は、RL操作子32は、スイッチ29と吸引ボタン30と送気/送水ボタン31とが並ぶ列の位置と操作部本体24の真正面の位置との間のグリップ25に設けられている。
RL操作子32は、操作者の操作を受けてRL駆動用モータ28を駆動し、RL駆動用モータ28の駆動により自動で挿入部23をUD方向に湾曲させる。RL操作子32は、ダイヤル33を有する。ダイヤル33の回転軸33aには、ポテンショメータ33bが連結されている。ポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の信号を出力する。
ダイヤル33は、操作部本体24の表面から一部突出して設けられている。
このような内視鏡2に用いた操作装置22であれば、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で内視鏡2を持ち、この状態で、例えば親指によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。UDアングルノブ26の回転により挿入部23は、UD方向に湾曲する。
操作者は、グリップ25を片手で把持した状態で、例えば小指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印D方向に回転操作する。例えば、操作者は、例えば親指1本によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作し、又小指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印D方向に回転操作し、さらに例えば人差し指によりスイッチ29、吸引ボタン30又は送気/送水ボタン31のいずれかを操作することが可能である。
ダイヤル33が回転操作されると、ダイヤル33の回転軸33aに連結されているポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印D方向への回転量に応じた電気量の信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bからの電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動して挿入部23をRL方向に湾曲する。
しかるに、上記第1の実施の形態と同様に、内視鏡2の操作の経験の少ない初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2に用いた操作装置22を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を操作すると共に、RL操作子32のダイヤル33を回転操作することができ、これらの操作により挿入部23をUD方向に湾曲すると共に、同挿入部23をRL方向に湾曲できる。
本装置であれば、UD方向とRL方向との操作性をより向上でき、初心の操作者であっても、熟練の操作者のように内視鏡2をUD方向とRL方向との両方向に操作することができるので、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で内視鏡2の操作装置22を把持し、この左手の片手のみで挿入部23をUD方向とRL方向との両方に湾曲することが可能である。
上記各実施の形態は、以下のように変形してもよい。例えば、RL操作子32としてのダイヤル33は、操作部本体24に設けてもよい。操作部本体24におけるダイヤル33の取り付け位置は、グリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指又は小指のうちいずれかの指による操作範囲内の操作部本体24に設けてもよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図7は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。図8は内視鏡2における操作装置22を操作者が片手で把持した状態の外観構成図を示す。
RL操作子32は、UDアングルノブ26の動作領域の近傍で、かつUDアングルノブ26に干渉しない位置に設けられている。RL操作子32は、例えば操作部本体24とグリップ25との境界から上側の操作部本体24上に設けられている。RL操作子32は、操作者による矢印B方向への回転操作により自動で挿入部23の湾曲部23aをRL方向に湾曲させる。RL操作子32は、UDアングルノブ26よりもグリップ25の近傍に配設されている。
具体的に、RL操作子32は、UDアングルノブ26の下方側で、かつUDアングルノブ26の近傍の操作部本体24に設けられている。RL操作子32は、グリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指または小指のうちいずれかの指による操作範囲内のグリップ25に設けられている。
RL操作子32は、操作者の操作を受けてRL駆動用モータ28を駆動し、RL駆動用モータ28の駆動により自動で湾曲部23aをUD方向に湾曲させる。RL操作子32は、グリップ25上に位置するダイヤル33を含む。
図9はRL操作子32に含むダイヤル33の外観図を示す。ダイヤル33は、例えば円板状に形成されている。ダイヤル33は、互いに対向する各円形の平面の中心を通る回転軸33aを中心として矢印B方向に回転可能に設けられている。ダイヤル33の回転軸33aには、ポテンショメータ33bが連結されている。ポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の電気信号を出力する。
RL駆動部27は、ポテンショメータ33bからの電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動し、湾曲部23aをRL方向に湾曲する。ダイヤル33は、自身の回転量に応じて湾曲部23aのRL方向の湾曲量を調整可能である。ダイヤル33は、例えば操作部本体24からグリップ25への上方から見て右回りに回転させると、湾曲部23aをR方向に湾曲する。ダイヤル33は、左回りに回転させると、湾曲部23aをL方向に湾曲させる。
ダイヤル33は、図9に示すダイヤル33の回転軸33aが操作部本体24及びグリップ25の中心を貫く軸34に対して図7に示すように角度θだけ傾斜して設けられている。ダイヤル33の回転軸33aは、グリップ25から操作部本体24に向かって当該操作部本体24及びグリップ25の軸34から離れる方向に傾斜する。
傾斜角θは、例えば7°〜10°の範囲に設定される。特に傾斜角θは、上記の通りグリップ25を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指、小指のいずれかの指により操作する場合、例えば8.5°に設定されるのが最良である。
ダイヤル33の傾斜角θで傾斜する回転軸33aは、円錐状のグリップ25の傾斜面に対して平行に設定しても良い。ダイヤル33は、回転軸33aが傾斜角θで傾斜して設けられることにより、操作部本体24及びグリップ25の軸34を中心とする円周方向に沿った矢印B方向で回転可能に設けられる。ダイヤル33の矢印B方向への回転方向は、操作者がグリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指または小指のうちいずれかの指により回転操作し易い方向である。ダイヤル33は、グリップ25の表面から一部突出して設けられていても良い。
RL操作子32の近傍には、誤操作防止部としての突起部50が配設されている。突起部50は、例えば操作部本体24とグリップ25との境界から上側の操作部本体24上に主に設けられている。突起部50は、RL操作子32のダイヤル33に並設されている。
具体的に、突起部50は、UDアングルノブ26が配設された操作部本体24の側面24aに交差し、かつスイッチ29、吸引ボタン30及び送気/送水ボタン31が設けられる一面から突出するように配設されている。突起部50は、送気/送水ボタン31よりも下方側であって、RL操作子32のダイヤル33の回動を阻害しないように、当該ダイヤル33の脇の上記側面24aとは反対側の位置に配設されている。
突起部50は、突起面の中央部が凹部状に形成されている。当該突起部50の形状は、操作者がグリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、片手の親指以外の指、例えば中指、薬指または小指のうちいずれかの指を引掛けたり、突起面に載せたりすることができるようにするためである。
このような内視鏡2であれば、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で内視鏡2を持ち、この状態で、図8に示すように例えば親指によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。UDアングルノブ26の回転により挿入部23の湾曲部23aは、UD方向に湾曲する。
図10は操作者によるダイヤル33の操作時の状態を示す。操作者は、図8及び図10に示すようにグリップ25を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、例えば中指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印B方向に回転操作する。操作者は、中指に限らず、例えば、人差し指、薬指または小指のいずれかの指によりダイヤル33を回転操作可能である。例えば、操作者は、親指1本によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作し、この操作状態で、例えば人差し指によりスイッチ29、吸引ボタン30又は送気/送水ボタン31のいずれかを操作し、これと共に、例えば中指でダイヤル33を矢印B方向に回転操作することが可能である。
ダイヤル33が回転操作されると、ダイヤル33の回転軸33aに連結されているポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の電気信号を出カする。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bから出力された電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動し、挿入部23の湾曲部23aをRL方向に湾曲する。
本装置であれば、上記第1の実施の形態と同様に、内視鏡2の操作の経験の少ない初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように操作装置22を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を操作すると共に、RL操作子32のダイヤル33を回転操作することができる。UDアングルノブ26及びダイヤル33の操作により挿入部23の湾曲部23aをUD方向に湾曲すると共に、湾曲部23aをRL方向に湾曲できる。例えば、被検体内の大腸などの屈曲部が複数存在し、かつ複雑な形状を呈する管路における観察、処置などを行う場合、操作者は、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で内視鏡2の操作装置22を把持し、この左手の片手のみで挿入部23の湾曲部23aをUD方向とRL方向との両方に湾曲する必要がある。
本内視鏡2であれば、UD方向とRL方向との操作性をより向上でき、初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2をUD方向とRL方向との両方向に操作することができる。従って、初心の操作者は、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で操作装置22を把持し、この左手の片手のみで挿入部23の湾曲部23aをUD方向とRL方向との両方に湾曲することが可能である。
図11は操作者によりダイヤル非操作時の状態を示す。操作装置22は、RL操作子32の近傍に突起部50が設けられているので、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で、例えばダイヤル33の非操作時に、ダイヤル33を操作する例えば中指を突起部50に引掛けたり、載置したりして、無意識にダイヤル33に接触しないことが可能である。操作者は、意識的に、例えば中指を突起部50に引掛けたり、載せたりすることで、中指が誤ってダイヤル33に接触し、意図せず挿入部23の湾曲部23aを湾曲操作してしまうことを防止できる。
従って、本内視鏡2であれば、挿入部23の湾曲部23aを湾曲させる操作性をより向上させることができると共に、湾曲部23aを湾曲操作する操作装置22に操作者の指が誤って接触して誤操作となる湾曲部23aの動作を防止することができる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図12は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。図13は操作子に配設された誤操作防止部の構成の平面図を示す。図14は図13に示すSa−Sa断面図を示す。
内視鏡2には、誤操作防止部としての突起部60が配設されている。突起部60は、操作装置22のRL操作子32の一部を覆うように設けられている。突起部60は、図12に示すように例えば操作部本体24とグリップ25との境界に設けられている。突起部60は、RL操作子32のダイヤル33の両側部分を覆うように配設されている。
具体的に、突起部60は、図13及び図14に示すようにダイヤル33の外周に配置され、かつダイヤル33の回転軸33aを介して互いに対向するダイヤル33の両側部分をそれぞれ覆うように設けられている。突起部60は、RL操作子32のダイヤル33の回動を阻害しないように設けられている。突起部60には、矩形状の切り欠き部61が形成されている。切り欠き部61は、ダイヤル33の外周の一部分を突出するように露出させる。
突起部60は、操作者がグリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、片手の親指以外の指、例えば中指、薬指または小指のうちいずれかを操作者が意識的にダイヤル33の外周の上部に触れないと操作できないように、ダイヤル33の外周側部へ無意識に接触しないようにしている。
このようにRL操作子32のダイヤル33の一部を覆う突起部60を設けた操作装置22であれば、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態において、ダイヤル33を非操作時に、例えば中指が突起部60によりダイヤル33への接触が制限される。操作者が意識的にダイヤル33の外周の中央部分に接触させないと、ダイヤル操作ができない。これにより、操作者は、意識しないと、例えば中指が突起部60にRL操作子32のダイヤル33へのアクセスが制限される。
このような内視鏡2であれば、上記第4の実施の形態と同様に、操作者の中指などが誤ってダイヤル33に接触し、操作者が意図せず挿入部23の湾曲部23aを湾曲操作してしまうことを防止できる。従って、内視鏡2は、湾曲部23aを湾曲操作する操作装置22に対して操作者の指が誤って接触し、誤操作となる湾曲部23aの動作を防止できる。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図15は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。内視鏡2における操作装置22のRL操作子32の近傍には、誤操作防止部としてのバネカバー70が配設されている。バネカバー70は、例えば操作部本体24とグリップ25との境界に設けられている。バネカバー70は、RL操作子32のダイヤル33の外周面にラップし、かつダイヤル33を覆うように配設されている。
図16は操作子に配設された誤操作防止部の構成の平面図を示す。図17は図16におけるSb−Sb断面図を示す。バネカバー70は、ダイヤル33の直上に延設されている。このバネカバー70であれば、RL操作子32のダイヤル33の回動を阻害しない。バネカバー70は、板バネである。バネカバー70は、ダイヤル33から離なれる外方側へ付勢力を生じる。
バネカバー70は、折曲して形成され、その断面がV字の形状に形成されている。バネカバー70は、矩形状の切り欠き部71が形成されている。切り欠き部71は、ダイヤル33を突出させるために設けられている。バネカバー70は、操作部本体24の送気/送水ボタン31よりも下方側の一面に例えばビスなどにより固定されている。
バネカバー70は、操作者がグリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、片手の親指以外の指、例えば中指、薬指または小指のうちいずれかがダイヤル33に接触しないようにしている。
図18は操作者によりダイヤル非操作時の状態を示す。操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態において、例えば中指によりバネカバー70の表面をダイヤル33に向けて矢印D方向にバネ付勢力に抗して押し込む。
図19は操作者によりダイヤル操作時の状態を示す。ダイヤル33は、バネカバー70の切り欠き部71により、バネカバー70の板面から突出する状態となる。これに従って、操作者は、バネカバー70を押し込みながら切り欠き部71から突出するダイヤル33を操作することができる。
ダイヤル33をラップして覆うバネカバー70を設けたので、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態において、ダイヤル33を非操作時に、例えば中指がバネカバー70によりダイヤル33への接触が制限され、操作者が意識的にバネカバー70を押し込まないとダイヤル33 に接触することができず操作できないようになる。これにより、操作者は、意識的に、例えば中指がバネカバー70にダイヤル33へのアクセスが制限される。
本内視鏡2であれば、上記第4及び第5の実施の形態と同様に、操作者の中指などが誤ってダイヤル33に接触し、操作者が意図せずに湾曲部23aを湾曲操作してしまうことを防止できる。従って、内視鏡2は、操作者の指が誤って操作装置22に接触して誤操作となる湾曲部23aの動作を防止できる。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図20は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。RL操作子32は、操作部本体24におけるUDアングルノブ26の上方側で、かつUDアングルノブ26の左側の近傍に設けられている。本操作装置22においても、上記第4の実施の形態で説明した突起部50が配設されている。突起部50は、上記第5の実施の形態における突起部60又は上記第6の実施の形態におけるバネカバー70に代えてもよい。
RL操作子32は、操作者が例えば左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で、当該片手の主に親指による操作範囲内に設けられる。RL操作子32は、操作部本体24におけるUDアングルノブ26の上方側で、かつUDアングルノブ26の右側の近傍に設けてもよい。RL操作子32は、操作者が例えば左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で、当該片手の主に人差し指による操作範囲内に設けてもよい。
RL操作子32は、操作者の操作を受けてRL駆動用モータ28を駆動し、RL駆動用モータ28の駆動により自動で挿入部23の湾曲部23aをUD方向に湾曲させる。RL操作子32は、ダイヤル33を有する。ダイヤル33は、例えば上記図9に示すように円板状に形成されている。ダイヤル33は、互いに対向する円形状の平面の中心を通る回転軸33cを中心として矢印C方向に回転可能に設けられる。
ダイヤル33の回転軸33cには、ポテンショメータ33bが連結されている。ポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印C方向への回転量に応じた電気量の電気信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bから出力された電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動し、挿入部23の湾曲部23aをRL 方向に湾曲する。ダイヤル33は、例えば操作部本体24からグリップ25への上方から見て右回りに回転させると、挿入部23の湾曲部23aをR方向に湾曲する。ダイヤル33は、例えば操作部本体24からグリップ25への上方から見て左回りに回転させると、挿入部23の湾曲部23aをL方向に湾曲させる。
ダイヤル33は、回転軸33cが操作部本体24及びグリップ25の中心を貫く軸34に対して角度θだけ傾斜して設けられている。傾斜角θだけ傾くダイヤル33の回転軸33cは、グリップ25から操作部本体24に向かって当該操作部本体24及びグリップ25の軸34から離れる方向に傾斜する。傾斜角θは、上記同様に、例えば7°〜10°の範囲に設定される。特に傾斜角θは、上記の通りグリップ25を片手で把持した状態で操作する場合、8.5°に設定されるのが最良である。ダイヤル33は、操作部本体24の表面から一部突出して設けられる。
このような内視鏡2であれば、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で操作装置22を持つ。この状態で、操作者は、例えば親指によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。UDアングルノブ26の回転により挿入部23の湾曲部23aは、UD方向に湾曲する。操作者は、グリップ25を片手で把持した状態で、例えば親指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印C方向に回転操作する。例えば、操作者は、例えば親指1本によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。操作者は、親指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印C方向に回転操作する。操作者は、例えば人差し指によりスイッチ29、吸引ボタン30又は送気/送水ボタン31のいずれかを操作する。
ダイヤル33が回転操作されると、ダイヤル33の回転軸33aに連結されているポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の電気信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bから出力された電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動し、挿入部23の湾曲部23aをRL方向に湾曲する。
このような内視鏡2であれば、上記第4の実施の形態と同様に、内視鏡2の操作の経験の少ない初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2に用いた操作装置22を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を操作すると共に、RL操作子32のダイヤル33を回転操作することができる。これら操作により挿入部23の湾曲部23aをUD方向に湾曲すると共に、同挿入部23の湾曲部23aをRL方向に湾曲できる。
本内視鏡2であれば、UD方向とRL方向との操作性をより向上でき、初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2をUD方向とRL方向との両方向に操作することができる。初心の操作者は、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で内視鏡2の操作装置22を把持し、この左手の片手のみで挿入部23の湾曲部23aをUD方向とRL方向との両方に湾曲することができる。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図21は内視鏡2における操作装置22の外観構成図を示す。図22は内視鏡2における操作装置22を操作者が片手で把持した状態の外観構成図を示す。
RL操作子32は、グリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば小指による操作範囲内のグリップ25に設けられている。RL操作子32は、グリップ25の上下方向における中央部で、かつ例えばスイッチ29と吸引ボタン30と送気/送水ボタン31とが並ぶ列の下方への延長線上に設けられている。又は、RL操作子32は、スイッチ29と吸引ボタン30と送気/送水ボタン31とが並ぶ列の位置と、操作部本体24の真正面の位置との間におけるグリップ25に設けられている。
このような内視鏡2の操作装置22においても、上記第4の実施の形態で説明した突起部50が配設されている。突起部50は、上記第5の実施の形態における突起部60又は上記第6の実施の形態におけるバネカバー70に代えてもよい。
RL操作子32は、操作者の操作を受けてRL駆動用モータ28を駆動し、RL駆動用モータ28の駆動により自動で挿入部23の湾曲部23aをUD方向に湾曲させる。RL操作子32は、ダイヤル33を有する。ダイヤル33の回転軸33aには、ポテンショメータ33bが連結されている。ポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印B方向への回転量に応じた電気量の電気信号を出カする。ダイヤル33は、操作部本体24の表面から一部突出して設けられている。
このような内視鏡2であれば、操作者は、左手の片手の掌内に主にグリップ25を把持した状態で操作装置22を持つ。この状態で、操作者は、例えば親指によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。UDアングルノブ26の回転により挿入部23の湾曲部23aは、UD方向に湾曲する。操作者は、グリップ25を片手で把持した状態で、例えば小指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印D方向に回転操作する。例えば、操作者は、例えば親指1本によりUDアングルノブ26を矢印A方向に回転操作する。操作者は、小指によりRL操作子32のダイヤル33を矢印D方向に回転操作する。操作者は、例えば人差し指によりスイッチ29、吸引ボタン30又は送気/送水ボタン31のいずれかを操作する。
ダイヤル33が回転操作されると、ダイヤル33の回転軸33aに連結されているポテンショメータ33bは、ダイヤル33の矢印D方向への回転量に応じた電気量の電気信号を出力する。RL駆動部27は、ポテンショメータ33bからの電気信号を入力し、この電気信号の電気量に応じてRL駆動用モータ28を駆動し、挿入部23の湾曲部23aをRL方向に湾曲する。
このような内視鏡2であれば、上記第4の実施の形態と同様に、内視鏡2の操作の経験の少ない初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2に用いた操作装置22を片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を操作すると共に、RL操作子32のダイヤル33を回転操作することができる。これら操作により挿入部23の湾曲部23aをUD方向に湾曲すると共に、同挿入部23の湾曲部23aをRL方向に湾曲できる。
本内視鏡2であれば、UD方向とRL方向との操作性をより向上でき、初心の操作者であっても、初心の操作者は、熟練の操作者のように内視鏡2をUD方向とRL方向との両方向に操作することができる。初心の操作者は、管腔の位置を確保するために例えば右手でシースを抑えながら左手で内視鏡2の操作装置22を把持し、この左手の片手のみで挿入部23の湾曲部23aをUD方向とRL方向との両方に湾曲することができる。
本発明は、以下のように変形しても良い。
例えば、RL操作子32としてのダイヤル33は、操作部本体24に設けても良い。操作部本体24におけるダイヤル33の取り付け位置は、グリップ25を例えば左手の片手で把持した状態で、UDアングルノブ26を例えば親指により操作中に、当該片手の親指以外の指、例えば人差し指、中指、薬指または小指のうちいずれかの指による操作範囲内の操作部本体24に設けても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

Claims (23)

  1. 第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向へ湾曲可能な湾曲部を含む挿入部と、
    回転操作が入力されると前記第1の方向へ前記湾曲部を湾曲させる第1湾曲機構と、
    前記湾曲部を前記第2の方向へ湾曲駆動させる駆動力を発生する駆動部と、
    前記駆動力を前記湾曲部に伝達し、前記湾曲部を前記第2の方向へ湾曲駆動させる第2湾曲機構と、
    前記湾曲部の湾曲操作を行う操作部本体と、
    前記操作部本体に一体的に形成されたグリップと、
    前記湾曲部を前記第1の方向に湾曲させる第1の操作入力の入力方向を前記第1の方向に沿うように前記操作部本体に軸支して設けられ、前記グリップを片手で把持した状態で、前記片手のいずれかの指により前記第1の操作入力が行われると回転するアングルノブを有し、前記アングルノブの回転を前記回転操作として前記第1湾曲機構に伝達するアングル機構と、
    前記グリップを前記片手で把持して前記アングルノブを操作する状態で、前記片手のいずれかの前記指による操作範囲内の前記グリップ又は前記操作部本体に設けられ、かつ前記第2の操作入力の入力方向が前記第2の方向に沿う方向に設定され、前記湾曲部を前記第2の方向に湾曲させる第2の操作入力が入力される操作子と、
    前記操作子に入力された前記第2の操作入力の操作量に応じた電気量信号を出力する電気信号出力部と、
    前記電気信号出力部から出力された前記電気量信号に基づき前記湾曲部を前記第2の方向に湾曲駆動させる制御信号を前記駆動部に出力する制御部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記操作部本体を上方側とし、前記グリップを下方側とすると、
    前記操作子は、前記アングル機構の前記下方側の近傍の前記グリップに設けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡。
  3. 前記操作子は、前記片手の主に人差し指、中指、薬指又は小指のいずれかの指による前記操作範囲内に設けられることを特徴とする請求項2記載の内視鏡。
  4. 前記操作子は、前記グリップを前記片手で把持した状態で、前記片手の掌が当接する面と前記操作部本体及び前記グリップを通る軸を挟んで反対側の面に設けられることを特徴とする請求項1記載の内視鏡。
  5. 前記操作部本体を上方側とし、前記グリップを下方側とすると、
    前記操作子は、前記アングル機構の前記上方側の左又は右側のいずれか一方の近傍に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡。
  6. 前記操作子は、前記片手の主に親指による前記操作範囲内に設けられることを特徴とする請求項5記載の内視鏡。
  7. 前記アングル機構は、前記第1の方向として上下方向の操作を可能とし、
    前記操作子は、前記第2の方向として左右方向の操作を可能とする、
    ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡。
  8. 前記アングル機構による前記上下方向の操作を主操作とし、
    前記操作子による前記左右方向の操作を前記上下方向の操作の補助操作とする、
    ことを特徴とする請求項7記載の内視鏡。
  9. 前記操作子は、円板状に形成された回転可能なダイヤルを含み、当該ダイヤルの回転量に応じて前記左右方向の操作量を調整可能とすることを特徴とする請求項7記載の内視鏡。
  10. 前記ダイヤルは、前記回転可能とする回転軸が設けられ、
    前記回転軸は、前記操作部本体及び前記グリップを通る軸に対して傾斜して設けられる、
    ことを特徴とする請求項9記載の内視鏡。
  11. 前記操作部本体を上方側とし、前記グリップを下方側とすると、
    前記ダイヤルの前記回転軸は、前記グリップから前記操作部本体に向かって前記操作部本体及び前記グリップを通る軸から離れる方向に傾斜する、
    ことを特徴とする請求項10記載の内視鏡。
  12. 前記傾斜の角度は、7°〜10°の範囲に設定されることを特徴とする請求項10記載の内視鏡。
  13. 前記傾斜の角度は、8.5°に設定されることを特徴とする請求項10記載の内視鏡。
  14. 前記ダイヤルは、前記操作部本体又は前記グリップの前記軸を中心とする円周方向に沿った方向で回転可能に設けられることを特徴とする請求項10記載の内視鏡。
  15. 前記ダイヤルは、前記操作部本体又は前記グリップの表面から一部突出して設けられることを特徴とする請求項9記載の内視鏡。
  16. 前記操作子の近傍に配設され、前記指が前記操作者の意図することなく前記操作子への接触を防止する誤操作防止部、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の内視鏡。
  17. 前記アングル機構は、前記操作者が前記グリップを把持した前記片手の指の前記操作範囲内の前記操作部本体に設けられ、前記第1の方向に湾曲操作するための第1のアングル機構と、
    前記操作部に設けられ、前記第2の方向に湾曲操作するための第2のアングル機構と、
    を備えることを特徴とする請求項16記載の内視鏡。
  18. 前記操作子は、円板状に形成された回転可能なダイヤルを含み、
    前記誤操作防止部は、前記ダイヤルに並設された突起部である、
    ことを特徴とする請求項16記載の内視鏡。
  19. 前記操作子は、円板状に形成された回転可能なダイヤルを含み、
    前記誤操作防止部は、前記ダイヤルを覆うように配設された突起部を含み、
    前記突起部は、前記ダイヤルの一部を露出させる切り欠き部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項16記載の内視鏡。
  20. 前記操作子は、円板状に形成された回転可能なダイヤルを含み、
    前記誤操作防止部は、前記ダイヤルの直上に延設された板バネを含み、
    前記板バネは、前記ダイヤル側へ押し込むことで前記ダイヤルを突出する切り欠き部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項16記載の内視鏡。
  21. 被検体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の撮像により取得される撮像画像の左右方向、上下方向に対応する方向に湾曲可能な湾曲部を含む挿入部と、
    前記湾曲部を前記左右方向に湾曲駆動させる駆動力を発生する駆動部と、
    前記駆動力を前記湾曲部に伝達し、前記湾曲部を前記左右方向に湾曲駆動させる左右湾曲機構と、
    回転操作が入力されると前記上下方向へ前記湾曲部を湾曲させる上下湾曲機構と、
    前記湾曲部の湾曲操作を行う操作部本体と、
    前記操作部本体に一体的に形成されグリップと、
    前記操作部本体に軸支して設けられ、前記グリップを片手で把持した状態で、前記片手のいずれかの指により操作入力が行われると回転するアングルノブを有し、前記アングルノブの回転を前記回転操作として前記上下湾曲機構に伝達するアングル機構と、
    前記グリップ又は前記操作部本体に設けられ、前記湾曲部を前記左右方向に湾曲させる操作入力の入力方向を、前記グリップの長手軸に対して略直交する方向に沿った方向とする操作子と、
    前記操作子に入力された前記操作入力の操作量に応じた電気量信号を出力する電気信号出力部と、
    前記電気信号出力部から出力された前記電気量信号に基づき前記湾曲部を前記左右方向に湾曲駆動させる制御信号を前記駆動部に出力する制御部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  22. 前記操作子は、前記グリップ又は前記操作部本体に設けられた回転軸と、前記回転軸に連結され前記操作入力が入力される回転体とを有することを特徴とする請求項21記載の内視鏡。
  23. 前記電気信号出力部は、前記回転軸の回転量を前記操作入力の前記操作量として検知することを特徴とする請求項22記載の内視鏡。
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