JP2763802B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2763802B2
JP2763802B2 JP1234328A JP23432889A JP2763802B2 JP 2763802 B2 JP2763802 B2 JP 2763802B2 JP 1234328 A JP1234328 A JP 1234328A JP 23432889 A JP23432889 A JP 23432889A JP 2763802 B2 JP2763802 B2 JP 2763802B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、操作部に電動湾曲操作機構を設けた内視鏡
に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視鏡が広く利用されている。
ところで、前記内視鏡では、挿入部の先端側に、湾曲
可能な湾曲部を設け、この湾曲部を湾曲操作できるよう
にしたものがある。前記湾曲部を操作する手段として
は、従来は、操作部に湾曲操作ノブを設け、この湾曲操
作ノブを回動操作するものが一般的であったが、最近
は、例えば特開昭61−122619号公報に示されるように、
操作部内にモータを設けた電動湾曲操作機構も提案され
ている。
前記操作部内には、送気送水、吸引等の操作機構が内
蔵されるが、従来の湾曲操作ノブを用いた湾曲操作機構
を有する内視鏡では、前記送気送水、吸引等の操作機構
及び湾曲操作機構は、全て、挿入部の略軸延長上に配置
されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、湾曲操作をモータで行う場合には、湾
曲操作用のモータは、かなり大きく、従来のように送気
送水、吸引等の操作機構を、電動湾曲操作機構と同様に
挿入部の軸延長上に配置すると、操作部が大きくなり、
各機構の操作性が損なわれるという問題点がある。
尚、特開昭59−160431号公報には、光源装置に接続さ
れるコネクタに送気送水の切換弁を設けた内視鏡が開示
されているが、この場合には、切換弁が手元にないので
操作性が悪い。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、操
作部に電動湾曲操作機構と他の機能用の操作機構とを設
けたものにおいて、各機構の操作性を向上した内視鏡を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明による内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部の
先端側に設けられた湾曲部を湾曲するための電動湾曲操
作機構と他の機能用の操作機構とを操作部に設けた内視
鏡において、 前記挿入部の軸上基端側に延設された第1の操作部
と、この第1の操作部の基端側から第1の操作部と平行
に、かつ所定の間隔をあけて前記挿入部側へ延設された
端部を形成する第2の操作部とを有し、前記電動湾曲操
作機構の操作部材と他の機能用の操作機構の操作部材の
うちの少なくとも1つを、前記第1と第2の操作部との
間隔内に突出するように配置すると共に、前記第2の操
作部の端部からユニバーサルコードを延設したことを特
徴とする。
[作用] 本発明では、挿入部の軸上基端側に延設された第1の
操作部と、この第1の操作部の基端側から第1の操作部
と平行に、かつ所定の間隔をあけて前記挿入部側へ延設
された端部を形成する第2の操作部とを設け、前記第1
と第2の操作部との間隔内に、前記電動湾曲操作機構の
操作部材と他の機能用の操作機構の操作部材のうちの少
なくとも1つが突出するように配置すると共に、前記2
の操作部の端部からユニバーサルコードを延設する。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は内視鏡操作部の断面図、第2図は内視鏡の全体を
示す側面図、第3図は第2図のA−A′線断面を示す説
明図、第4図は湾曲操作スイッチの変形例を示す説明
図、第5図は第4図のB矢視図である。
第2図に示すように、内視鏡1は、細長の挿入部2
と、この挿入部2の後端に連設された操作部3と、この
操作部3から延設されたユニバーサルコード4とを備
え、前記ユニバーサルコード4の端部には、光源装置に
接続されるコネクタ5が設けられている。前記挿入部2
は、先端側から順に硬性の先端構成部6,湾曲可能な湾曲
部7,可撓性を有する可撓管部8を連設して構成されてい
る。
前記操作部3は、挿入部2の軸延長上に設けられた第
1操作部11と、この第1操作部11の側方に、第1操作部
11の軸方向に対して略直交する方向に延出されたグリッ
プ状の第2操作部12とを有している。第1操作部11の後
端部には、接眼部13が設けられている。また、第2操作
部12には、吸引釦14,送気送水釦15及び湾曲操作用のジ
ョイスティック16が設けられている。前記吸引釦14及び
送気送水釦15は、第2の操作部12の前端面(挿入部2側
の端面)に上下に並べて設けられている。また、第3図
に示すように、前記ジョイスティック16は、第2操作部
12の後端面と側面の間を大きく面取りして形成された斜
面に設けられている。そして、術者は、第2操作部12を
左手で把持し、親指でジョイスティック16を、人指指で
吸引釦14を、中指で送気送水釦15をそれぞれ操作できる
ようになっている。また、第2図に示すように、前記第
2操作部12の下端部に、折れ止め部17を介して、前記ユ
ニバーサルコード4が接続されている。
前記先端構成部6には、観察窓,照明窓,送気送水口
(ノズル)及び吸引口が設けられている。前記観察窓の
内側には、対物レンズ系が設けられ、この対物レンズ系
の結像位置にイメージガイド18の先端面が配置されてい
る。このイメージガイド18は、挿入部2及び第1操作部
11内を挿通され、後端面は、前記接眼部13内の接眼レン
ズに対向している。前記照明窓の内側には、照明レンズ
が設けられ、この照明レンズの後端にはライトガイド19
が連設されている。このライトガイド19は、挿入部2,第
1操作部11,第2操作部12及びユニバーサルコード4内
を挿通され、コネクタ5に接続されている。前記送気送
水口には、送気送水チューブが接続されている。このチ
ューブは、送気チューブ20と送水チューブ21とに分岐さ
れ、この両チューブ20,21は、挿入部2,第1操作部11,第
2操作部12及びユニバーサルコード4内を挿通され、コ
ネクタ5に接続されている。第1図に示すように、前記
チューブ20,21の途中には、第2操作部12内にて、前記
送気送水釦15によって操作される送気送水操作機構とし
てのシリンダ22が介装されている。また、前記吸引口に
は、吸引チューブ23が接続されている。この吸引チュー
ブ23は、挿入部2,第1操作部11,第2操作部12及びユニ
バーサルコード4内を挿通され、コネクタ5に接続され
ている。第1図に示すように、前記吸引チューブ23の途
中には、第2操作部12内にて、前記吸引釦14によって操
作される吸引操作機構としてのシリンダ24が介装されて
いる。
前記湾曲部7は、互いに回動自在に連結された複数の
関節駒を有し、最先端の関節駒には、4本の湾曲操作ワ
イヤの先端部が固定されている。この湾曲操作ワイヤ
は、挿入部2内を挿通されて、後端部は第1操作部11内
に設けられた電動湾曲操作機構に接続されている。
次に、第1図を用いて、前記電動湾曲操作機構につい
て説明する。
第1操作部11のケース25内には、一定の間隔をおいて
互いに平行に対向させた一対のメインフレーム26a,26b
とサブフレーム27とからなる1組のフレーム28が、第1
操作部11の前後軸方向に沿って長く配置されている。そ
して、このフレーム28には、後述する上下湾曲用の湾曲
操作装置部29aと左右湾曲操作用の湾曲操作装置部29bと
が組み込まれている。これらは、同様な構成であるが、
第1操作部11の前後に、後述するような特定の配置で設
置されている。
まず、一方の湾曲操作装置部29aについて具体的に説
明する。サブフレーム27には、超音波モータユニット31
が組み込まれている。この超音波モータユニット31にお
ける超音波モータ32は、円板状のステータ33と、このス
テータ33の周部におけるケース25側に対向する面に密着
するロータ34とを備え、ロータ34とは反対側に位置する
ステータ33の周部における面には、圧電体35が接着固定
されている。前記ロータ34は、回転軸36の先端部に被嵌
して固定されている。前記回転軸36は、スラストベアリ
ング37と第1のラジアルベアリング38とにより軸支され
ている。前記スラストベアリング37と第1のラジアルベ
アリング38は、ベアリングボックス39内に収納して支持
されている。このベアリングボックス39は、前記サブフ
レーム27に対して接合すると共に、ねじ41により固着さ
れている。また、ベアリングボックス39の外周には、前
記ステータ33が被嵌しており、このステータ33は、ベア
リングボックス39の外周に形成したねじ42に螺合するナ
ット43により締め付けられて固定されている。つまり、
ステータ33は固定され、回転できない。
また、前記スラストベアリング37は、ワッシャ45を介
し、回転軸36の周囲に設けられた溝46に嵌め込まれたス
ナップリング47によって支持されている。また、回転軸
36の内端側部分は一方のメインフレーム26aに取り付け
られた第2のラジアルベアリング48によって支持されて
いる。この第2のラジアルベアリング48は、ベアリング
ボックス48aによって支持されている。
一方、このように支持される回転軸36の外端部には、
皿ばね49がかしめ等により取り付けられ、この皿ばね49
は、前記ロータ34をステータ33に押し当てる向きに強く
付勢している。尚、ロータ34と皿ばね49との間には、ロ
ータ34を傷から守るため、及び回転軸36とロータ34の滑
りを防ぐためのゴムシート44が設けられている。
また、この超音波モータユニット31の回転軸36には、
第1のラジアルベアリング38と第2のラジアルベアリン
グ48との中間に位置して、伝達歯車機構、例えば伝達歯
車列50の駆動ギア51が焼ばめ等の手段で固着されてい
る。この駆動ギア51は、従動ギア52に噛み合っている。
従動ギア52は、メインフレーム26bとサブフレーム27と
の間に架設されたシャフト53に対して自由に回転できる
ように支持されている。この従動ギア52とサブフレーム
27との間には、その回転が滑らかになるように、例えば
樹脂製のワッシャ54が介装されている。また、従動ギア
52とメインフレーム26bとの間には、そのシャフト53に
対して自由に回転できるように牽引操作用回転体として
のスプロケット55が支持されている。この従動ギア52と
スプロケット55は、図示しない例えばビスで結合され、
一体的に回転するようになっている。
更に、このスプロケット55には、図示しないチェーン
が巻回され、このチェーンの各端には、連結片を介して
前記湾曲操作ワイヤが連結されている。そして、このチ
ェーンと湾曲操作ワイヤは牽引部材を構成している。そ
して、前記スプロケット55が回転すれば、その回転する
向きに応じて各湾曲操作ワイヤを逆向きに押し引きし
て、湾曲部7を湾曲するようになっている。尚、前記伝
達歯車列50とチェーンとの間には、この両者の接触を防
止する仕切り板59が設置されている。尚、図中、符号60
はチェーンガイドである。
尚、第1図に示すように、駆動ギア51とスプロケット
55は、第1操作部11の軸方向にずれて配置される。そし
て、スプロケット55の外径に対応したチェーン間の幅
は、ラジアルベアリング48の軸受け部材48aの外径より
も大きい。従って、ラジアルベアリング48の軸受部材48
aはチェーンの間に余裕をもって配置されるため、その
軸受部材48aがチェーンに接触することがない。
一方、この上下湾曲操作用の湾曲操作装置部29aの手
前側(接眼部13側)に配置される左右湾曲用の湾曲操作
装置部29bも、上下湾曲操作用の湾曲操作装置部29aと同
様に構成される。但し、従動ギア52を支持するシャフト
53は、一対のメインフレーム26a,26bとサブフレーム27
とにわたって貫通して支持されている。そして、左右湾
曲操作用の湾曲操作装置部29bにおける伝達歯車列50
は、上下湾曲操作用の湾曲操作装置部29aにおけるスプ
ロケット55と第1操作部11の軸方向に沿う同じ平面上に
配置される。また、左右湾曲操作用の湾曲操作装置部29
bにおけるスプロケット55は、一対のメインフレーム26
a,26b間に位置して、そのシャフト53に軸支されると共
に、従動ギア52に対して一体的に連結されている。そし
て、このスプロケット55は、メインフレーム26a,26bの
間の空間に位置し、これには牽引部材のチェーンが巻装
されている。このチェーンの各端には、湾曲操作ワイヤ
が連結されている。この湾曲操作ワイヤは、メインフレ
ーム26a,26bの間の空間を通じて挿入部2側に導かれて
いる。尚、この左右湾曲操作用の湾曲操作装置部29bに
おいては、伝達歯車列50のチェーンとの間に一方のメイ
ンフレーム26bが介在し、これが上述した仕切り板59と
同じ機能を発揮してその両者の接触を防止するようにな
っている。
尚、第1操作部11のケース25の内部空間には、イメー
ジガイド18,ライトガイド19,送気チューブ20,送水チュ
ーブ21,吸引チューブ23が内挿されている。
また、第2操作部12内には、前記ジョイスティック16
に対応する位置に、このジョイスティック16によって操
作されるスイッチ装置61が設けられている。このスイッ
チ装置61には、超音波モータユニット31の圧電体35に接
続されたモータ駆動ケーブル62と、図示しない制御回路
に接続されたケーブル63とが接続されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、内視鏡1の挿入部2を体腔内に挿入し、このと
き例えば湾曲部7を上向きに湾曲したいとき、術者はジ
ョイスティック16を上側に傾ける。これにより、上下湾
曲操作用の湾曲操作装置部29aにおける超音波モータユ
ニット31の圧電体35には制御された駆動電圧が印加さ
れ、ステータ33には所定の向きの進行波が発生する。こ
の結果、ロータ34はその進行波によって所定の向きに回
転する。このロータ34の回転は、回転軸36に伝達され、
回転軸36に取り付けられた駆動ギア51を回転する。更
に、駆動ギア51の回転は従動ギア52に伝達され、これと
一体的なスプロケット55を回転駆動する。そして、チェ
ーンを回転してその一端に連結した上側の湾曲操作ワイ
ヤを引き、下側の湾曲操作ワイヤを繰り出す。これによ
り、湾曲部7は上側に強制的に湾曲される。尚、伝達歯
車列50は、その駆動ギア51の径に対して従動ギア52の径
を充分に大きくしてあるので、駆動力を高めることがで
きる。
また、湾曲部7を下向きに湾曲したいときには、前記
ジョイスティック16を下向きに傾けることにより、上記
と同様の動作にて、湾曲部7が下向きに湾曲される。ま
た、湾曲部7を右向き,左向きに湾曲したいときには、
前記ジョイスティック16をそれぞれの方向に傾けること
により、上記と同様の動作にて、左右湾曲操作用の湾曲
操作装置部29bが駆動され、湾曲部7が所望の向きに湾
曲される。
また、吸引釦14を操作することにより、吸引のオン,
オフを制御することができ、送気送水釦15を操作するこ
とにより、送気と送水の切換及びそれぞれのオン,オフ
を制御することができる。
このように本実施例では、電動湾曲操作機構を、挿入
部2の略軸延長上にある第1操作部11内に配置し、この
第1操作部11から側方に延出された第2操作部12に、吸
引釦14,送気送水釦15及び湾曲操作用のジョイスティッ
ク16を設けている。電動湾曲操作機構は大きいので、従
来のように、各操作機構全てを挿入部2の軸延長上の操
作部内に配置すると、この操作部が太径になったり長く
なったりして操作部の操作性が悪くなる。これに対し、
本実施例では、上記の配置により、操作部11が操作しや
すい形状となり、且つ、各操作機構の操作手段が互いに
近くに配置されているので、各操作機構の操作性が良
い。
次に、第4図及び第5図を用いて、湾曲操作スイッチ
の変形例について説明する。
この変形例では、第2操作部12に、ジョイスティック
16の代りに、スイッチ装置65と、指サック状マグネット
66とを設けている。第4図に示すように、前記スイッチ
装置65内には、移動可能なマグネットまたは磁性材から
なる可動部材67と、この可動部材67によってオン,オフ
される上下左右用の4つのスイッチ68が設けられてい
る。前記指サック状マグネット66は、前記可動部材67に
吸着しており、この指サック状マグネット66に親指を入
れて動かすことにより、マグネット66の移動に伴って可
動部材67が移動し、スイッチ68を作動させるできるよう
になっている。尚、スイッチ装置67は、可変抵抗等を用
いて連続的に変化する出力が可能なものでも良い。
第6図ないし第10図は本発明の第2実施例に係り、第
6図は操作部の平面図、第7図は操作部の側面図、第8
図は操作部の背面図、第9図は送気送水,吸引操作機構
の変形例を示す説明図、第10図は送気送水,吸引操作機
構の他の変形例を示す説明図である。
本実施例の内視鏡は、電子内視鏡であり、コネクタ5
を介して、光源と信号処理回路とを内蔵したビデオプロ
セッサに接続されるようになっている。また、対物レン
ズ系の結像位置には、イメージガイドの代りにCCD等の
固体撮像素子が配設されている。この固体撮像素子に接
続された信号線は、前記ビデオプロセッサ内の信号処理
回路に接続されるようになっている。対物レンズ系によ
って結像された被写体像は、固体撮像素子によって電気
信号に変換され、この固体撮像素子の出力信号は、前記
信号処理回路で映像信号処理されるようになっている。
そして、この信号処理回路からの映像信号がモニタに入
力され、このモニタに被写体像が表示されるようになっ
ている。
また、第6図及び第7図に示すように、挿入部2の軸
延長上には、操作部71が連設されている。そして、この
操作部71の後端側の側部から、下方に向けて、折れ止め
部17を介してユニバーサルコード4が延設されている。
また、このユニバーサルコード4と同じ側の操作部71の
側部にはハンドグリップ72が設けられている。そして、
このハンドグリップ72の内側に手を通し操作部71をホー
ルドできるようになっている。
第7図に示すように、前記操作部71内には、第1実施
例と同様に、電動湾曲操作機構として2つの超音波モー
タ32が軸方向に沿って設けられている。操作部71の後端
部には、軸方向に対して45゜傾けられて下側を向いた斜
面73が形成され、この斜面73に前記電動湾曲操作機構を
操作するジョイスティック16が設けられている。このよ
うな位置にジョイスティック16を配置したことにより、
ハンドグリップ72に左手を通したときに、その親指で容
易にジョイスティック16を操作できるようになってい
る。
また、操作部71の上面では、送気チューブ20,送水チ
ューブ21,吸引チューブ23が、外部に露出している。こ
れらのチューブの露出部は、ハンドグリップ72に左手を
通したときに、その人差指で送気チューブ20を、中指で
送水チューブ21を、薬指で吸引チューブ23を、それぞれ
押圧できる位置に配置されている。そして、これらのチ
ューブの露出部を押圧して閉塞することにより、各チュ
ーブ内の流体の流量を規制することができるようになっ
ている。このような構成としたので、本実施例では、送
気送水,吸引操作機構としてのシリンダや釦は設けられ
ていない。
その他の構成及び作用は、第1実施例と同様である。
このように本実施例によれば、送気送水,吸引操作機
構を簡略化したことにより、操作部71を挿入部2の軸延
長上に配置しながら、操作部71が大きくなることがな
く、また、各操作機構の操作性が良くなる。
次に、第9図を用いて、送気送水,吸引操作機構の変
形例について説明する。
この変形例では、送気チューブ20,送水チューブ21,吸
引チューブ23は、操作部71の内部において、その上端近
傍に配置されている。そして、これらのチューブ20,21,
23を、それぞれ、一端が操作部71の外部に露出したレバ
ー74,75,76を押すことによって閉塞できるようになって
いる。
次に、第10図を用いて、送気送水,吸引操作機構の他
の変形例について説明する。
この変形例では、送気チューブ20,送水チューブ21,吸
引チューブ23は、操作部71の内部において、その上端近
傍に配置されている。これらのチューブ20,21,23の近傍
には、各チューブ20,21,23を閉塞可能なチューブ閉塞板
77,78,79が回動自在に設けられている。このチューブ閉
塞板77,78,79は、それぞれ、ばね80,80,80によって、各
チューブ20,21,23を閉塞する方向に付勢されている。ま
た、操作部71の上端部には、前記各チューブ閉塞板77,7
8,79を押し下げることの可能なボタン81,82,83が設けら
れている。そして、ボタン81,82,83を押すことによって
チューブ20,21,23が開放され、ボタン81,82,83を押さな
いときにはチューブ20,21,23が閉塞されるようになって
いる。
第11図ないし第14図は本発明の第3実施例に係り、第
11図は操作部の平面図、第12図は操作部の側面図、第13
図は操作部の背面図、第14図は湾曲操作スイッチの斜視
図である。
本実施例の内視鏡では、ユニバーサルコード4は、ハ
ンドグリップ72の前端部から下方に延出されている。ま
た、ハンドグリップ72の後端部には、左手親指を入れる
穴84が設けられている。この穴84は、内視鏡をスコープ
ハンガーに引っ掛けるための穴を兼ねている。
また、操作部71の斜面73には、第2実施例のジョイス
ティック16の代りに、湾曲操作スイッチボックス受け85
が設けられている。この湾曲操作スイッチボックス受け
85内には、スイッチ接点86が設けられている。前記湾曲
操作スイッチボックス受け85には、第14図に示すような
湾曲操作スイッチボックス87A,87B,87C,87Dが選択的に
装着されるようになっている。第14図(a)に示すスイ
ッチボックス87Aは、上下左右用の各スイッチ89Aが別々
に設けられたものである。第14図(b)に示すスイッチ
ボックス87Bは、上下左右用のスイッチ89Bが一体的に形
成されたものである。第14図(c)に示すスイッチボッ
クス87Cは、タッチセンサ式のスイッチ89Cを用いたもの
である。第14図(d)に示すスイッチボックス87Dは、
ジョイスティック89Dを用いたものである。各スイッチ
ボックス87A,87B,87C,87Dには、湾曲操作スイッチボッ
クス受け85内のスイッチ接点86に接続されるスイッチ接
点88が設けられている。そして、これらのスイッチボッ
クス87A,87B,87C,87Dを湾曲操作スイッチボックス受け8
5に装着することにより、これらが湾曲操作スイッチと
して機能するようになっている。
このように本実施例によれば、使用者の好みに応じ
て、湾曲操作用のスイッチの形状を変えることができ
る。
その他の構成,作用及び効果は、第2実施例と同様で
ある。
第15図ないし第17図は本発明の第4実施例に係り、第
15図は操作部の側面図、第16図は操作部の背面図、第17
図は湾曲操作スイッチの斜視図である。
本実施例の内視鏡では、操作部71の斜面73には、第3
実施例の湾曲操作スイッチボックス受け85の代りに、複
数の、例えば4つのコネクタ受け90が設けられている。
このコネクタ受け90には、第17図に示すような湾曲操作
スイッチ91A,91B,91C,91Dが選択的に接続されるように
なっている。第17図(a)に示すスイッチ91Aは、スイ
ッチ本体92上に上下左右用の各スイッチ89Aが別々に設
けられたものである。第17図(b)に示すスイッチ91B
は、スイッチ本体92上に上下左右用のスイッチ89Bが一
体的に形成されたものである。第17図(c)に示すスイ
ッチ91Cは、スイッチ本体92上にタッチセンサ式のスイ
ッチ89Cを設けたものである。第17図(d)に示すスイ
ッチ91Dは、スイッチ本体92上にジョイスティック89Dを
設けたものである。各スイッチ91A,91B,91C,91Dのスイ
ッチ本体92からは、ケーブル93が延設され、このケーブ
ル93の端部に、前記コネクタ受け90に接続されるコネク
タ94が設けられている。また、前記スイッチ本体92の裏
面はマグネットになっており、操作部71外装は磁性材で
形成されている。従って、湾曲操作スイッチ91A,91B,91
C,91Dを操作部71の任意の位置に取り付けることができ
るようになっている。
このように本実施例によれば、使用者の好みに応じ
て、湾曲操作用のスイッチの形状を変えることができる
と共に、このスイッチの位置を選択することができる。
尚、ケーブル93を長くし、またスイッチも大きくし
て、各スイッチ91A〜91Dをフットスイッチとして使用し
ても良い。
その他の構成,作用及び効果は、第2または第3実施
例と同様である。
第18図ないし第20図は本発明の第5実施例に係り、第
18図は操作部の平面図、第19図は操作部の側面図、第20
図は操作部の背面図である。
本実施例の内視鏡では、第2実施例と同様に、操作部
71の上面で、送気チューブ20,送水チューブ21及び吸引
チューブ23が外部に露出している。そして、この露出部
を押圧して閉塞することにより、各チューブ内の流体の
流量を規制することができるようになっている。尚、本
実施例では、ハンドグリップ72は設けられていない。ま
た、操作部71の上面には、前記チューブ20,21,23の前側
に、フィンガーグリップ96が設けられている。このフィ
ンガーグリップ96は人差指,中指,薬指,小指をそれぞ
れ通す孔を有している。この各孔の左側には、上,下,
右,左用の各湾曲操作スイッチ97が設けられている。そ
して、術者は、右手の人差指,中指,薬指,小指をフィ
ンガーグリップ96の各孔に通して操作部71を把持し、湾
曲させたいときは指を伸ばして湾曲操作スイッチ97を押
すことができるようになっている。
その他の構成,作用及び効果は、第2実施例と同様で
ある。
第21図ないし第24図は本発明の第6実施例に係り、第
21図は内視鏡の側面図、第22図は操作部の第1の変形例
を示す側面図、第23図は操作部の第2の変形例を示す内
視鏡の側面図、第24図は操作部の第3の変形例を示す側
面図である。
本実施例の内視鏡101は、電子内視鏡であり、細長の
挿入部2と、この挿入部2の後端に連設された操作部10
3と、この操作部103から延設されたユニバーサルコード
104とを備え、前記ユニバーサルコード104の端部には、
光源と信号処理回路とを内蔵したビデオプロセッサ106
に接続されるコネクタ105が設けられている。前記ビデ
オプロセッサ106には、モニタ107が接続されるようにな
っている。
前記挿入部2の構成は、第1実施例と略同様である
が、対物レンズ系の結像位置には、イメージガイドの代
りにCCD等の固体撮像素子が配設されている。この固体
撮像素子に接続された信号線は挿入部2,操作部103及び
ユニバーサルコード104内を挿通されてコネクタ105に接
続され、このコネクタ105を介してビデオプロセッサ106
内の信号処理回路に接続されるようになっている。対物
レンズ系によって結像された被写体像は、固体撮像素子
によって電気信号に変換され、この固体撮像素子の出力
信号は、ビデオプロセッサ106内の信号処理回路で映像
信号処理されるようになっている。そして、この信号処
理回路からの映像信号がモニタ107に入力され、このモ
ニタ107に被写体像が表示されるようになっている。
前記操作部103は、挿入部2の軸延長上に設けられた
第1操作部111と、この第1操作部111の後端部から上側
に若干延出された連結部113と、この連結部113の上端部
から挿入部2側に延出された第2操作部112とを有して
いる。従って、第1操作部111と第2操作部112とは、所
定の間隔をもって略平行に配置されている。第1操作部
111には第1実施例と同様に、電動湾曲操作機構として
2つの超音波モータ32が軸方向に沿って設けられてい
る。また、第1操作部111の後端部には、下側を向いた
斜面が形成され、この斜面に前記電動湾曲操作機構を操
作するジョイスティック16が設けられている。このジョ
イスティック16は、第1操作部111を把持した手の親指
で容易に操作できるようになっている。
また、第2操作部112内には、送気チューブ20,送水チ
ューブ21に介装された送気送水操作用のシリンダ22と、
吸引チューブ23に介装された吸引操作用のシリンダ24と
が設けられている。第2操作部112の底部には、吸引操
作用のシリンダ24を操作するためのレバー114と、送気
送水操作用のシリンダ22を操作するためのレバー115と
が設けられている。これらのレバー114,115は、引くこ
とにより各チューブ20,21,23を開放し、引かない状態で
は各チューブ20,21,23は閉塞されるようになっている。
前記レバー114,115は、それぞれ、第1操作部111を把持
した手の中指,人指指で操作できるようになっている。
その他の構成及び作用は、第1実施例と同様である。
このように本実施例では、電動湾曲操作機構としての
2つの超音波モータ32を、挿入部2の軸延長上にある第
1操作部111に設け、送気送水,吸引用のシリンダ22,24
は、第1操作部111と略平行に配置された第2操作部112
内に、前記超音波モータ32と対向するように設けてい
る。そして、送気送水,吸引操作用のレバー115,114
を、第1操作部111を把持した手で操作できる位置に設
けている。このような配置により、手で把持する第1操
作部111が大きくならず、しかも、湾曲,送気送水,吸
引の各操作が可能となり、操作性が良くなっている。
次に、第22図ないし第24図を用いて、操作部の3つの
変形例について説明する。
第22図に示す第1の変形例は、第2操作部112を把持
するようにした例であり、第2操作部112の外側(第1
操作部111の反対側)の端面に、人差指,中指で操作で
きる送気送水釦15,吸引釦14を設けている。また、第2
操作部112の後端側の内側には、第2操作部112を保持し
た手の親指で操作できる湾曲操作用のジョイスティック
16を設けている。尚、このジョイスティック16の代り
に、第2操作部112に、前記送気送水釦15,吸引釦14より
も前側に、薬指で操作可能な湾曲操作スイッチ116を設
けても良い。
第23図に示す第2の変形例は、第1の変形例と同様
に、第2操作部112を把持するようにした例であり、第
2操作部112の内側(第1操作部111側)の端面に、人差
指,中指で操作できる送気送水釦15,吸引釦14を設けて
いる。また、第2操作部112の後端部に形成された斜面
に、第2操作部112を把持した手の親指で操作可能な湾
曲操作用のジョイスティック16を設けている。
第24図に示す変形例は、第1,第2の変形例と同様に、
第2操作部112を把持するようにした例であり、第2操
作部112の内側の端面に、人差指,中指で操作できる送
気送水釦15,吸引釦14を設けている。また、この送気送
水釦15,吸引釦14よりも前側に、基本的に薬指で操作す
る湾曲操作スイッチ116を設けている。
ところで、湾曲操作ノブを用いた手動による湾曲操作
機構では、湾曲操作ノブを回動操作する際の抵抗によっ
て、手感によって湾曲量をある程度知ることができる。
しかし、上記各実施例のように電動湾曲操作機構を用い
た場合には、従来は、手感によって湾曲量を知ることが
できず、微妙な操作が難しかったり、湾曲させ過ぎたり
する場合があった。そこで、第25図に、電動湾曲操作機
構を用いた場合にも、手感によって湾曲量をある程度知
ることができるようにした例を示す。
この例では、超音波モータ等の湾曲駆動モータの駆動
軸121には駆動ギア122が取り付けられ、この駆動ギア12
2に、スプロケット123と一体の従動ギアが噛合してい
る。前記スプロケット123にはチェーン125が巻回され、
このチェーン125の各端に湾曲操作ワイヤ126が連結され
ている。前記スプロケット123には、磁石127が円環状に
取り付けられ、この磁石127に対向する位置に、ホールI
C128が設けられている。このホールIC128には、電源と
湾曲角検知回路130とが接続されている。この湾曲角検
知回路130は、前記ホールIC128の出力から、スプロケッ
ト123の回転量に対応する湾曲部の湾曲角を検知するよ
うになっている。
一方、湾曲操作用のジョイスティック装置131は、ス
ティック132と、このスティック132の操作に応じた信号
を湾曲駆動モータへ出力するスイッチ回路部133とを備
えている。また、ジョイスティック装置131は、複数の
電磁ブレーキ134を備え、この電磁ブレーキ134のブレー
キパッド135が、前記スティック132の近傍に、このステ
ィック132に接触可能に配設されている。前記電磁ブレ
ーキ134は、前記湾曲角検知回路130からの出力によって
制御され、湾曲角が増大すると、スティック132の操作
の抵抗を増大させるようになっている。
従って、この例によれば、スティック132を操作して
湾曲部の湾曲角が増大すると、このスティック132の操
作の抵抗が増大するので、手感によって湾曲量をある程
度知ることができる。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば、
送気送水,吸引等の機能用の操作機構を挿入部の軸延長
上に配置し、電動湾曲操作機構を挿入部の軸延長上以外
に配置しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、挿入部の軸上基
端側に延設された第1の操作部と、この第1の操作部の
基端側から第1の操作部と平行に、かつ所定の間隔をあ
けて前記挿入部側へ延設された第2の操作部とを設け、
前記第1と第2の操作部との間隔内に、前記電動湾曲操
作機構の操作部材と他の機能用の操作機構の操作部材の
うちの少なくとも1つが突出するように配置したので、
操作部を操作し易い形状にでき、また各機能の操作手段
を互いに近く配置することが可能となり、操作部に電動
湾曲操作機構と他の機能用の操作機構とを設けながら、
各機能の操作性を向上できるという顕著な効果が得られ
る。
また、操作部の向上に加えて、両操作部の間隔部に術
者が手を入れて操作できるので、操作部を把持しなくて
も(手を開いても)間隔部に指をかける状態で、楽に操
作部を保持することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡操作部の断面図、第2図は内視鏡の全体を示
す側面図、第3図は第2図のA−A′線断面を示す説明
図、第4図は湾曲操作スイッチの変形例を示す説明図、
第5図は第4図のB矢視図、第6図ないし第10図は本発
明の第2実施例に係り、第6図は操作部の平面図、第7
図は操作部の側面図、第8図は操作部の背面図、第9図
は送気送水,吸引操作機構の変形例を示す説明図、第10
図は送気送水,吸引操作機構の他の変形例を示す説明
図、第11図ないし第14図は本発明の第3実施例に係り、
第11図は操作部の平面図、第12図は操作部の側面図、第
13図は操作部の背面図、第14図は湾曲操作スイッチの斜
視図、第15図ないし第17図は本発明の第4実施例に係
り、第15図は操作部の側面図、第16図は操作部の背面
図、第17図は湾曲操作スイッチの斜視図、第18図ないし
第20図は本発明の第5実施例に係り、第18図は操作部の
平面図、第19図は操作部の側面図、第20図は操作部の背
面図、第21図ないし第24図は本発明の第6実施例に係
り、第21図は内視鏡の側面図、第22図は操作部の第1の
変形例を示す側面図、第23図は操作部の第2の変形例を
示す内視鏡の側面図、第24図は操作部の第3の変形例を
示す側面図、第25図は手感によって湾曲量をある程度知
ることができるようにした電動湾曲操作機構の例を示す
説明図である。 1……内視鏡、2……挿入部 3……操作部、11……第1操作部 12……第2操作部、14……吸引釦 15……送気送水釦、16……ジョイスティック 22,24……シリンダ 32……超音波モータ、61……スイッチ装置
フロントページの続き (72)発明者 宝 敏幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 後藤 正仁 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 竹端 榮 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉満 浩一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青木 義安 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−94632(JP,A) 特開 昭57−39826(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 1/00 - 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体腔内に挿入される挿入部の先端側に設け
    られた湾曲部を湾曲するための電動湾曲操作機構と他の
    機能用の操作機構とを操作部に設けた内視鏡において、 前記挿入部の軸上基端側に延設された第1の操作部と、
    この第1の操作部の基端側から第1の操作部と平行に、
    かつ所定の間隔をあけて前記挿入部側へ延設された端部
    を形成する第2の操作部とを有し、前記電動湾曲操作機
    構の操作部材と他の機能用の操作機構の操作部材のうち
    の少なくとも1つを、前記第1と第2の操作部との間隔
    内に突出するように配置すると共に、前記第2の操作部
    の端部からユニバーサルコードを延設したことを特徴と
    する内視鏡。
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