JP5180111B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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本発明は魚釣用スピニングリールに係り、詳しくは仕掛けの釣針によるベールや釣竿のガイド等の傷付き防止を図った魚釣用スピニングリールに関する。
魚釣用スピニングリール(以下、「スピニングリール」という)の不使用時に、スプールに巻回された釣糸端末のほつれを防止するため、特許文献1には、図9及び図10に示すようにリール本体1のギヤボックス3の一側開口部に蓋体5をネジ7で固定するに当たり、該ネジ7を用いて釣糸挟着片9を蓋体5に共締め固定すると共に、蓋体5側に、釣糸挟着片9に対応する釣糸係止溝11を形成した糸止め装置13が開示されている。
また、図示しないが特許文献2には、リール本体のベールアーム反転用ノック部材に、釣糸を挟持する挟持部を設けたスピニングリールが開示されており、この従来例にあっても、挟持部で釣糸を挟持することによって、スピニングリールの不使用時にスプールに巻回された釣糸端末のほつれが防止できることとなる。
しかし乍ら、前記従来例は何れも釣糸を係止するものであるため、釣糸端部の仕掛けが動いて、仕掛けがリール本体の突出部に絡まり易い不具合が指摘されていた。
また、釣人によってはベールや釣竿のガイドに釣針を係止させることがあるが、釣針によってベールやガイドが傷付き、糸切れの一因となっていた。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、釣針を容易にリール本体に係止でき、釣針端部の仕掛けの所謂ブラブラ発生をなくしてリール本体の突出部に絡み付くのを防止し、併せて釣針によるベールやガイド等の損傷をなくしたスピニングリールを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、リール本体に装着された巻取り駆動機構の駆動軸に連結されるハンドルを備えたスピニングリールに於て、前記リール本体の反ハンドル側側部の駆動軸上に、先端側に釣針係止部を有するフックホルダーを外方へ向けて突設すると共に、前記前記釣針係止部を、前記ハンドルの操作で回転するロータに取り付く釣糸案内部の回転軌跡より半径方向外方に配置したことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、リール本体に装着された巻取り駆動機構の駆動軸に連結されるハンドルを備えたスピニングリールに於て、前記リール本体の反ハンドル側側部の駆動軸上に、先端側に釣針係止部を有するフックホルダーを外方へ向けて突設すると共に、前記釣針係止部を、フックホルダーの周方向へ回転可能に装着したことを特徴とする。
そして、請求項に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のスピニングリールに於て、前記フックホルダーは、着脱自在であることを特徴とする。
請求項1及び請求項2に係る発明によれば、リール本体の反ハンドル側側部の駆動軸上にフックホルダーが突出する構造としたので、釣針を容易にリール本体に係止でき、釣針端部の仕掛けの所謂ブラブラ発生をなくしてリール本体の突出部に絡み付くのを防止することができる。
そして、ベールや釣竿のガイドに仕掛けの釣針を係止させる必要がなくなるため、釣針でベールやガイド等を傷付けることがなくなり、糸切れの原因を解消できることとなる。
而も、フックホルダーをリール本体の反ハンドル側側部に取り付けたため、仕掛けの係止を容易に行え、ハンドルの操作に支障を来すことがない。
また、請求項1に係る発明によれば、釣針係止部を釣糸案内部の回転軌跡より半径方向外方に配置したので、釣針を釣針係止部に引っ掛けても、釣竿と釣糸に角度がつくため、釣糸が釣糸案内部やロータの支持アーム等に絡まる等のトラブルを確実に回避することができる。
更に、請求項2に係る発明は、釣針係止部をフックホルダーの周方向へ回転可能に装着したため、常に釣針係止部を竿先側に向けておくことができ、釣針を釣針係止部から取り外す作業が容易となる。そして、釣針係止部に釣針を引っ掛けた状態で釣糸が緩んだときには、ハンドルを回転操作すれば、釣針係止部が釣糸で引っ張られて回転することで竿先側を向く利点を有する。
そして、請求項3に係る発明によれば、実釣の動作を行わないとき、例えば釣行時の移動時や家での釣竿の保管時に、スピニングリールにフックホルダーが取り付いていてフックホルダーが邪魔になる場合には、フックホルダーを取り外すことができる。また、フックホルダーをオプションパーツとして既存のスピニングリールに応用でき、幅広い対応が可能となる。
釣竿に取り付く請求項1乃至請求項の第一実施形態に係るスピニングリールの側面図である。 スピニングリールの要部切欠き側面図である。 スピニングリールの要部切欠き背面図である。 フックホルダーの要部拡大断面図である。 図3のA−A線断面図である。 カラーとこれに取り付く釣針係止部の斜視図である。 請求項1乃至請求項の第二実施形態に係るスピニングリールの要部切欠き背面図である。 請求項1乃至請求項の第三実施形態に係るスピニングリールの要部切欠き背面図である。 従来のスピニングリールの側面図である。 糸止め装置の要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は固定フード21と移動フード23を介して釣竿25のリールシート27に取り付く請求項1乃至請求項の第一実施形態に係るスピニングリール29の側面図、図2はスピニングリール29の要部切欠き側面図を示し、図2中、31は軸受33を介してリール本体35の前部に回転可能に支持された中空なフライヤ軸で、その先端に円筒状に形成されたロータ37がナット39で固定されている。
そして、図2及び図3に示すようにフライヤ軸31の後端側外周に設けられたピニオン41に、ハンドル43の駆動軸45に回り止め嵌着した駆動歯車47が噛合しており、ハンドル43の回転操作(巻取り操作)が、駆動軸45,駆動歯車47,ピニオン41等からなる巻取り駆動機構によりフライヤ軸31に伝達されて、ロータ37が釣糸巻取り方向へ回転するようになっている。
、ハンドル43と駆動軸45は、ハンドル43のハンドルアーム43aに一体的に取り付くシャフト48が駆動軸45内に回り止め嵌合されている。シャフト48の端部に設けた雌ネジ部50に、後述するフックホルダー81が断面T字状のワッシャ52を介してネジ止めされている。
そして、図1及び図3に示すようにロータ37の基部には、一対の支持アーム49が前方へ向けて一体に延設されており、両支持アーム49の先端に、一対の支持部材51が釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転自在に取り付けられている。そして、両支持部材51間に半環状のベール53が取り付き、一方のベール支持部材51にラインローラ(釣糸案内部)55が回転可能に装着されている。
また、図2中、57はフライヤ軸31内を挿通してリール本体35の前後方向に摺動可能に支持されたスプール軸で、スプール軸57のロータ側突出端にスプール59がドラグノブ61を介して取り付き、スプール軸57の後端側に、周知のトラバース機構(スプール往復動装置)63の摺動子65が連結されている。
そして、従来と同様、ベール53を釣糸放出位置へ倒して仕掛けをキャスティングすると、スプール59の釣糸巻回胴部67に巻回された釣糸(図1中、符号69)が、釣竿25に装着された複数のガイド71を通してスパイラル状に繰り出され、また、ベール53を釣糸巻取位置側へ倒してハンドル43を巻取り操作すると、トラバース機構63によりロータ37の回転に連動して前後方向へ往復動するスプール59の釣糸巻回胴部67に、釣糸69がラインローラ55を介して巻回されるようになっている。
更に、フライヤ軸31の略中間部分の外周には、キャスティング時や釣糸の巻取り操作時にハンドル43の逆回転を阻止する一方向クラッチ73からなる周知の逆転防止機構75が装着されており、リール本体35の後部側に、逆転防止機構75の切換えレバー77が装着されている。
そして、図に示すように本実施形態に係るスピニングリール29は、既述した構成に加え、リール本体35の反ハンドル側に、先端側に釣針係止部79を有するフックホルダー81を外方へ向けて突設したことを特徴とする。
即ち、図3に示すようにリール本体35の左右側部には、駆動軸45を軸心として側面視円形状のハンドル装着口83,85が外方へ環状に突出して設けられている。ハンドル装着口83,85の外周には、フックホルダー81の非使用時にハンドル装着口83,85を閉塞するキャップ(図示せず)が螺着可能にネジが螺刻されている。そして、図示するように本実施形態は、左側のハンドル装着口83にハンドル43が装着され、右側のハンドル装着口85にフックホルダー81が駆動軸45と同軸上に着脱自在に挿着されている。
図3乃至図5に示すようにフックホルダー81は、一例として金属材や合成樹脂材等で形成された中実な円柱状(棒状)のフックホルダー本体87と、フックホルダー本体87の先端側に取り付く釣針係止部79と、釣針係止部79をフックホルダー本体87に軸受89を介して回転可能に取り付ける筒状のカラー91と断面略T字状の止着部材93、そして、カラー91や止着部材93をフックホルダー本体87に締め付け固定する固定ネジ95とを備えている。止着部材93の頂部はフックホルダー本体87と同一径の半球状に形成されて、その中央にネジ挿通孔97が設けられている。
そして、図3に示すようにフックホルダー本体87の後端側中央には、駆動軸45の端部と同一径の円柱状の連結軸99が形成され、連結軸99の中央に、雌ネジ部50に螺着する雄ネジ101が取り付けられている。
更に、フックホルダー本体87の後端側外周には、順次拡開してハンドル装着口85の外周を覆うスカート部103が設けられている。このように、ワッシャ52を介して雄ネジ101が雌ネジ部50に螺着することで、駆動軸45に連動してフックホルダー81がハンドル43操作で回転し、また、フックホルダー81によって駆動軸45やハンドル43の抜け止めが図られている。
一方、図4に示すようにフックホルダー本体87の先端側には、筒状の小径部105が設けられており、その中央に固定ネジ95が螺着する雌ネジ部107が設けられている。そして、小径部105の外周に、図6に示すカラー91が挿入されており、カラー91の外径はフックホルダー本体87の大径部分と同一径とされて、フックホルダー本体87と面一に取り付けられている。そして、図5及び図6に示すようにカラー91の内周に、釣針係止部79を止着する1本のスリット109が軸方向に形成されると共に、スリット109と連通する挿通孔111が周壁に設けられている。
図4及び図6に示すように釣針係止部79は、1本の短寸な金属製の線材の中央をコ字状に折曲させて仕掛けの釣針113が係止可能な凸状部115が形成されている。
カラー91の一端側から釣針係止部79を挿入し、凸状部115を挿通孔111に挿通させてこれを外方へ突出させ乍ら釣針係止部79をスリット109内に収納した後、図4の如く止着部材93の筒状部117をカラー91内に挿入することで、釣針係止部79の位置決め保持ができるようになっている。
そして、図4に示すように止着部材93のネジ挿通孔97の内周には、軸受89を係止する段差部119が設けられており、段差部119に軸受89を係止させて固定ネジ95を雌ネジ部107に螺着すると、軸受89を介して止着部材93とカラー91が、フックホルダー本体87の小径部105に回転可能に取り付くようになっている。
このように、フックホルダー85が駆動軸45と一体に同軸上に取り付き、フックホルダー85の先端側に釣針係止部79が取り付けられているが、図3に示すように釣針係止部79は、ハンドル43の操作で回転するロータ37に取り付くラインローラ55の回転軌跡(図3中、符号C)より半径方向外方に配置されている。
このため、図1の如く竿先側のガイド71から釣糸69を伸ばして釣針113を釣針係止部79の凸状部115に引っ掛けた際に、釣竿25と仕掛けに結ばれた釣糸69に角度がついて、釣糸69がロータ37や支持アーム49に当たることがないようになっている。
本実施形態はこのように構成されているから、実釣の動作を行わないとき、例えば釣行時の移動時や家での保管時にスピニングリール29が取り付いた釣竿25を釣竿ケースに収納する場合、スピニングリール29にフックホルダー81が取り付いていてフックホルダー81が邪魔になる場合には、駆動軸45から取り外し、駆動軸45の雌ネジ部50に抜け止め用のネジ部材(図示せず)を螺着してハンドル装着口85にキャップを取り付けておけばよい。
そして、釣場でネジ部材とキャップを外し、フックホルダー81の雄ネジ101を駆動軸45の雌ネジ部50に螺着して、フックホルダー81をスピニングリール29に取り付ければよい。
一方、スピニングリール29の取り付いた釣竿25を釣竿ケースに収納する場合、フックホルダー81が取り付いていても邪魔にならなければ、スピニングリールからフックホルダー81を取り外す必要はない。縮めた釣竿25の竿先側のガイド71から釣糸69を伸ばして釣針113を釣針係止部79の凸状部115に引っ掛けておけばよく、釣針係止部79がラインローラ55の回転軌跡より半径方向外方に配置されているため、釣竿25と仕掛けに結ばれた釣糸69に角度がついて、釣糸69がラインローラ55や支持アーム49等に絡まることがない。
そして、釣場でフックホルダー81が取り付いたスピニングリール29を使用すれば、ハンドル43の操作で回転する駆動軸45と共にフックホルダー81は回転するが、フックホルダー81はリール本体35の反ハンドル側に取り付いているため、ハンドル43の操作に支障を来すことがない。
また、釣場でのスピニングリール29の不使用時には、図1の如く竿先側のガイド71から釣糸69を伸ばして釣針113を釣針係止部79の凸状部115に引っ掛けておけばよい。釣針係止部79がラインローラ55の回転軌跡より半径方向外方に配置されているため、釣竿25と仕掛けに結ばれた釣糸69に角度がついて、釣糸69がラインローラ55や支持アーム49等に絡まることがない。
更に、釣針係止部79とカラー91,止着部材93は軸受89を介してフックホルダー本体87の小径部105に回転可能であるから、常に釣針係止部79を竿先側に向けておくことができる。
このため、凸状部115に釣針113を引っ掛けた状態で釣糸69が緩んだときは、ハンドル43を回転操作すればフックホルダー81が回転して釣糸69が真っ直ぐに矯正され、同時に、釣針係止部79は釣糸69で引っ張られて回転することで竿先側を向くこととなる。
このように本実施形態によれば、フックホルダー81を用いることで、釣糸69端末のほつれを防止することができると共に、ベール53や釣竿25のガイド71に釣針113を係止させる必要がなくなるため、釣針113でベール53やガイド71を傷付けることがなくなり、糸切れの原因が解消できることとなる。
また、釣針係止部79をラインローラ55の回転軌跡より半径方向外方に配置したので、釣針113を釣針係止部79の凸状部115に引っ掛けても、釣竿25と釣糸69に角度がつくため、釣糸69がラインローラ55や支持アーム49等に絡まる等のトラブルを確実に回避することができる。
更に、本実施形態はフックホルダー81をリール本体35の反ハンドル側に取り付けたため、ハンドル43の操作に支障を来すことがない。
更にまた、本実施形態はフックホルダー81をリール本体35に着脱自在としたので、既述したように釣行時の移動時や家での釣竿25の保管時に、スピニングリール29にフックホルダー81が取り付いていてフックホルダー81が邪魔になる場合には、駆動軸45から取り外すことができるため、収納に支障を来すことがなく、また、フックホルダー81をオプションパーツとして既存のスピニングリールに応用でき、幅広い対応が可能となる。
而も、既述したように釣針係止部79とカラー91,止着部材93は軸受89を介してフックホルダー本体87の小径部105に回転可能であるから、常に釣針係止部79を竿先側に向けておくことができ、釣針113を凸状部115から取り外す作業が容易となる。
た、凸状部115に釣針113を引っ掛けた状態で釣糸69が緩んだときは、ハンドル43を回転操作すればフックホルダー81が回転して釣糸69が真っ直ぐに矯正され、同時に、釣針係止部79が釣糸69で引っ張られて回転することで竿先側を向く利点を有する。
図7は請求項1乃至請求項の第二実施形態に係るスピニングリール29-1を示す。
実施形態は、駆動歯車47が取り付く駆動軸45-1の両端に雄ネジ部121,123を形成し、ハンドル43-1のハンドルアーム43a-1に、両雄ネジ部121,123に螺着可能な雌ネジ部125を設けると共に、フックホルダー81-1のフックホルダー本体87-1の後端側に形成した連結軸99-1に、両雄ネジ部121,123に螺着可能な雌ネジ部127を設けたものである。
そして、図示するように本実施形態は、リール本体35の右側に開口するハンドル装着口85側の雄ネジ部121にハンドルアーム43a-1を螺着し、他方のハンドル装着口83側の雄ネジ部123に、フックホルダー81-1を駆動軸45-1と同軸上に螺着している。
また、図中、129はフックホルダー本体87-1の後端側に取り付くスカート部材で、スカート部材129によってハンドル装着口83の外周が覆われている。尚、その他の構成は図1の実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態はこのように構成されているから、本実施形態によっても前記第一実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、釣針113でベール53やガイド71を傷付けることがなくなると共に、釣針113を釣針係止部79の凸状部115に引っ掛けても、釣竿25と釣糸69に角度がつくため、釣糸69がラインローラ55や支持アーム49等に絡まる等のトラブルを確実に回避することができる。
そして、釣針係止部79とカラー91,止着部材93は軸受89を介してフックホルダー本体87の小径部105に回転可能であるから、常に釣針係止部79を竿先側に向けておくことができ、釣針113を凸状部115から取り外す作業が容易となる。
また、凸状部115に釣針113を引っ掛けた状態で釣糸69が緩んだときは、ハンドル43を回転操作すればフックホルダー81が回転して釣糸69が真っ直ぐに矯正され、同時に、釣針係止部79が釣糸69で引っ張られて回転することで竿先側を向く利点を有する。
図8は請求項1乃至請求項の第三実施形態に係るスピニングリール29-2を示す。
実施形態は、前記第二実施形態に代え、リール本体35の左側に開口するハンドル装着口83側の雄ネジ部123に、ハンドルアーム43a-2を螺着し、他方のハンドル装着口8の外周に設けたネジ部(図示せず)にフックホルダー本体81-2を駆動軸45-1と同軸上に螺着したものである。フックホルダー本体87-2の後端側に設けたスカート部103-1の内周には、ハンドル装着口83,85の外周に設けたネジ部に螺着可能な雌ネジが螺刻されている。そして、ハンドル43-2のハンドルアーム43a-2の後端側に、両雄ネジ部121,123に螺着可能な雌ネジ部131が形成されている。
尚、その他の構成は前記第一,二実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
このように本実施形態は、ハンドル装着口83の外周にフックホルダー本体87-2を螺着してフックホルダー81-2を回転不能としたが、釣針係止部79とカラー91,止着部材93は軸受89を介してフックホルダー本体87-2の小径部105に回転可能であるから、常に釣針係止部79を竿先側に配置させておくことができ、この結果、前記実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
更にまた、釣針係止部は、コ字状の凸状部115を形成した釣針係止部79に代え、例えばフックホルダーのフックホルダー本体に、直接釣針が係止可能な貫通孔や係止凸部を設けてフックホルダー81の周方向へ回転可能な釣針係止部としたり、フックホルダー81の端部に設けた止着部材93に、直接釣針が係止可能な釣針係止部をフックホルダー81の周方向へ回転可能に設けてもよい。
25・・釣竿;29,29-1,29-2・・スピニングリール;35・・リール本体;37・・ロータ;43,43-1・・ハンドル;45,45-1・・駆動軸;47・・駆動歯車;49・・支持アーム;50,107,125,127,131・・雌ネジ部;51・・ベール支持部材;52・・ワッシャ;53・・ベール;55・・ラインローラ(釣糸案内部);57・・スプール軸;59・・スプール;69・・釣糸;71・・ガイド;79・・釣針係止部;81,81-1,81-2・・フックホルダー;83,85・・ハンドル装着口;87,87-1,87-2・・フックホルダー本体;89・・軸受;91・・カラー;93・・止着部材;95・・固定ネジ;99,99-1・・連結軸;101・・雄ネジ;103,103-1・・スカート部;105・・小径部;109・・スリット;111・・挿通孔;113・・釣針;115・・凸状部;117・・筒状部;121,123・・雄ネジ部;129・・スカート部材
実開昭56−131770号公報 実開昭55−142973号公報

Claims (3)

  1. リール本体に装着された巻取り駆動機構の駆動軸に連結されるハンドルを備えた魚釣用スピニングリールに於て、
    前記リール本体の反ハンドル側側部の駆動軸上に、先端側に釣針係止部を有するフックホルダーを外方へ向けて突設すると共に、
    前記前記釣針係止部を、前記ハンドルの操作で回転するロータに取り付く釣糸案内部の回転軌跡より半径方向外方に配置したことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. リール本体に装着された巻取り駆動機構の駆動軸に連結されるハンドルを備えた魚釣用スピニングリールに於て、
    前記リール本体の反ハンドル側側部の駆動軸上に、先端側に釣針係止部を有するフックホルダーを外方へ向けて突設すると共に、
    前記釣針係止部を、フックホルダーの周方向へ回転可能に装着したことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  3. 前記フックホルダーは、着脱自在であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
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