JP3461077B2 - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents

魚釣用スピニングリ−ル

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幸雄 伊藤
わたる 堤
守 小池
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ロ−タの回転バ
ランスの不均衡を効率良く改善すると共に軽量化を図っ
た魚釣用スピニングリ−ルに関する。 【0002】 【従来の技術】従来魚釣用スピニングリ−ルは、ロ−タ
−の両側に形成した一対のベ−ル支持腕の先端部に釣糸
案内部を有するア−ムレバ−やベ−ルホルダ−等のベ−
ル支持部材を介して半環状のベ−ルア−ムを釣糸巻取位
置と釣糸放出位置に反転自在に取付けているが、ベ−ル
ア−ムは左右対称に形成されていないためにロ−タ−の
回転バランスが悪い欠点がある。この回転バランスの不
良を改善する手段として、実開昭52−80887 号公報に見
られるように、釣糸巻取状態のベ−ルア−ムと反対側の
ロ−タ−の部分にバランサ−を取付けたり、ベ−ルア−
ムのベ−ル支持腕に対する軸着位置を釣糸巻取状態のベ
−ルア−ムとは反対側に偏寄したり、実公昭53−33033
号公報に見られるように、一方のベ−ル支持腕の先端部
にスプ−ル軸方向と平行にバランサ−を移動可能に設け
たり、更には両端の支持部材の材質に重量のことなるも
のを使用したりしてロ−タ−の回転バランスの不均衡を
改善することが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが近年は巻取効
率を向上するために、実開平1−59063 号公報に見られ
るように釣糸案内ロ−ラ−にボ−ルベアリングを使用し
たり、実開平3−74260号公報や実開平4−9564号公報
に見られるように、ベ−ル支持部材に糸絡み防止部材を
設ける等、ベ−ルア−ムの釣糸案内部を有する側を取付
けるベ−ル支持腕は、その先端部側への重量偏寄が一層
進みこの重量化による回転バランスの不均衡現象は、前
記従来公知のバランス調整手段だけでは充分に改善する
ことができず、従って未だ釣糸を円滑に巻取ることがで
きない問題点がある。これらの現状に鑑み、本発明は特
に前記のような釣糸案内部を有する側のベ−ルア−ムを
取付けるベ−ル支持部材の先端部側の重量偏寄によって
生ずる回転バランスの不均衡を効率良く改善できるよう
にした魚釣用スピニングリ−ルを提供することを目的と
するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、ハンドルに連
動回転するロ−タに形成された一対の支持腕先端部に、
一方側に釣糸案内部を有する一対のベ−ル支持部材を釣
糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在に支持した魚釣用
スピニングリ−ルにおいて、前記一対のベ−ル支持部材
夫々の基部における支軸の周囲に前記ロ−タの略芯方向
に向けて貫通孔を複数形成し、且つ一対のベール支持部
材夫々の基部より先端側に前記ロ−タの略芯方向に向け
て貫通孔を形成したことを要旨とするものである。 【0005】課題を解決する手段によって、ロ−タ4の
回転において、半環状の異形ベ−ルア−ム17や釣糸案内
部Cのロ−ラ支持部18と釣糸案内ロ−ラ19の重量化によ
ってベ−ル支持腕4f、4gの重量が偏寄し、ロ−タ4の回
転バランスが崩れるのを、ベ−ル支持腕4f、4gの形状が
ベ−ル支持部材7、7′が取付けられた先端部から基部
4d、4eに向けてベ−ルア−ム17側に偏寄し、かつ幅広に
形状されると共に、ベ−ル支持部材7のタッピングネジ
軸15の周囲の基部7aと、ベ−ル支持部材7′のタッピン
グネジ軸16の周囲の基部7dにロ−タ4の略芯方向に向け
て夫々複数個の貫通孔7b、7eが穿設され、かつベ−ル支
持部材7の基部7aより先端側に貫通孔7cが穿設され、ベ
−ル支持部材7′の基部7dより先端側に貫通孔7fがロ−
タ4の略芯方向に向けて穿設されているので、重量のア
ンバランスが補正される。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図示の実施例によって本発
明を説明すると、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図、図2は制動力調節ツマミの拡大断面側面
図、図3は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面
図、図4は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面正面図、
図5は図4のa−a断面線のア−ムの断面図、図6は一
方のベ−ル支持腕側を示す魚釣用スピニングリ−ルの一
部断面底面図、図7は他方のベ−ル支持腕側を示す魚釣
用スピニングリ−ルの底面図である。 【0007】魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1
の前部1a内の筒状の駆動軸2の外周に該駆動軸2を回転
自在に支持する軸受10が嵌合され、該軸受10のスプ−ル
3側前方に爪車11とカラ−12が嵌合され、更にカラ−12
の前方にロ−タ4の筒部4aを回り止め嵌合してナット13
で固定されている。ロ−タ4は駆動軸2に設けられた図
6のピニオン2aと噛合する駆動歯車5を介してハンドル
Aの回転に連動して回転されるように支持されている。
前記駆動軸2内に嵌合されて前方に突出されたスプ−ル
軸14の先端部にスプ−ル3が支持され、スプ−ル3はハ
ンドルAの回転に連動して前後に往復動される。 【0008】リ−ル本体1にはリ−ル脚1bが上方に向か
って突出されて上端に竿受け部1cが形成されている。竿
受け部1cには軽量化のために複数個の透孔1dが穿設され
ている。スプ−ル3は、前側の鍔部3aと釣糸が巻回され
る外周テ−パ−状の釣糸巻回胴部3bと、円筒状の後側円
筒部3cとで形成されている。スプ−ル3の前側の鍔部3a
内には浅い凹部3dと深い凹部3eが形成されて深い凹部3e
内に制動部材Bが収容され、スプ−ル軸14の先端部に螺
合された制動力調節ツマミ6で制動力が調節される。 【0009】ロ−タ4は図1、図3のように、前記筒部
4aと前壁4bと大径の筒部4cと基部4d、4eと基部4d、4eの
外周から前方に向けて突出された一対の支持腕4f、4gと
で形成されている。一方の支持腕4f内の軸部4hには一方
のベ−ル支持部材7がタッピングネジ軸15で反転自在に
支持され、図6で一方のベ−ル支持部材7は釣糸巻取時
実線の釣糸巻取位置にあり、釣糸放出時2点鎖線の釣糸
放出位置に反転される。他方の支持腕4g内の軸部4iには
他方のベ−ル支持部材7′がタッピングネジ軸16で反転
自在に支持され、図7で他方のベ−ル支持部材7′は釣
糸巻取時実線の釣糸巻取位置にあり、釣糸放出時2点鎖
線の釣糸放出位置に反転される。一対の支持腕4f、4gの
形状は、ベ−ル支持部材7、7′が取付けられた先端部
から基部4d、4eに向けて図6、図7のように、実線の釣
糸巻取位置側のベ−ルア−ム17側に偏寄した形状に形成
されている。 【0010】ベ−ル支持部材7の先端には釣糸案内部C
のロ−ラ支持部18と釣糸案内ロ−ラ19が設けられてい
る。ロ−ラ支持部18とベ−ル支持部材7′の間にベ−ル
ア−ム17の両端が取り付けられている。一方の支持腕4f
内の凹部4j内にはト−ションバネ20が設けられて一端が
一方のベ−ル支持部材7の穴に、他端がベ−ル支持腕4f
に係止されて一方のベ−ル支持部材7と他方のベ−ル支
持部材7′と釣糸案内部Cとベ−ルア−ム17を釣糸捲取
り位置と釣糸放出位置に振分け付勢するように構成さ
れ、ト−ションバネ20はビス21で固定されたカバ−22で
覆われている。 【0011】他方の支持腕4g内の基部4eにはロ−タ4の
中心方向に貫通する透孔4kが穿設されている。他方の支
持腕4gの凹部4m内には図1、図3、図7のように、ベ−
ル支持部材7、7′とベ−ルア−ム17を2点鎖線の釣糸
放出位置から実線の釣糸巻取位置側に反転させるL字形
の内蹴りレバ−23が載せられてビス24で固定されたカバ
−25で覆われている。内蹴りレバ−23の一端の凸部23a
はベ−ル支持部材7の図示しない穴に挿入され、他端23
b は図1、図3のように下向きに形成されて透孔4kに挿
入されている。レバ−23の他端23b は図1、図3のリ−
ル本体1に設けられた反転用突起1eに当接可能に臨まさ
れている。 【0012】図1、図3、図6のように、ベ−ル支持部
材7のタッピングネジ軸15の周囲の基部7aにロ−タ4の
略芯方向に向けて複数個の貫通孔7bが穿設されている。
ベ−ル支持部材7の基部7aより先端側に貫通孔7cが穿設
されている。図1、図3、図7のように、ベ−ル支持部
材7′のタッピングネジ軸16の周囲の基部7dにロ−タ4
の略芯方向に向けて複数個の貫通孔7eが穿設されてい
る。ベ−ル支持部材7′の基部7dより先端側に貫通孔7f
が穿設されている。 【0013】制動力調節ツマミ6は円板部6aと円板部6a
の前面のツマミ部6bと、円板部6aの裏面の凹部6cと凹部
6dが形成されている。円板部6aのツマミ部6bより外側に
複数個の貫通孔6eが穿設されている。ツマミ部6bの内側
にはスプ−ル軸14の先端部に螺合されるナット26が固定
されている。凹部6cには押圧部27の係止部27a が挿入さ
れて凹部6dに係止されたEリング28で抜け止めされてい
る。押圧部27の内側に発条29が挿入されている。 【0014】駆動歯車5は軸筒5aがリ−ル本体1と蓋板
30に取り付けられた軸受31、32に軸承されている。軸筒
5aの中にはハンドル軸33が左右交換自在に挿入嵌合され
てハンドル軸33にビス34が螺合されている。ハンドルA
はハンドル軸33が固定された基部8とア−ム部9とア−
ム部9の自由端に回動自在に取り付けられたハンドルツ
マミ35で構成されている。基部8とア−ム部9は軸36で
折り畳み自在に連結されてレバ−37で操作される。基部
8とリ−ル本体1の反対側に螺合されたカバ−8′には
軽量化と釣糸が基部8とカバ−8′の内側に達しないよ
うにした凹部8aが形成されている。ア−ム部9は図4、
図5のように、断面U字形に形成されると共に複数個の
透孔9aが穿設されている。 【0015】魚釣用スピニングリ−ルの動作は、図示し
ない仕掛が投擲される時ベ−ル支持部材7、7′が図
6、図7の2点鎖線の釣糸放出位置にあってスプ−ル3
に巻回された図示しない釣糸が放出される。仕掛が投擲
された後ハンドルAの回転でロ−タ4が回転されると、
内蹴りレバ−23の他端23b がリ−ル本体1に設けられた
反転用突起1eに当接されて後退され、ベ−ル支持部材7
が反転されてベ−ル支持部材7、7′とベ−ルア−ム17
が図6、図7の実線の釣糸巻取位置に起こされる。この
時釣糸はベ−ルア−ム17ですくい上げられて釣糸案内ロ
−ラ19へ案内される。ハンドルAの回転でロ−タ4が回
転されると、図示しない釣糸がスプ−ル3に巻回され
る。 【0016】ロ−タ4の回転において、半環状の異形ベ
−ルア−ム17や釣糸案内部Cのロ−ラ支持部18と釣糸案
内ロ−ラ19の重量化によってベ−ル支持腕4f、4gの重量
が偏寄し、ロ−タ4の回転バランスが崩れるのを、ベ−
ル支持腕4f、4gの形状がベ−ル支持部材7、7′が取付
けられた先端部から基部4d、4eに向けてベ−ルア−ム17
側に偏寄し、かつ幅広に形状されると共に、ベ−ル支持
部材7のタッピングネジ軸15の周囲の基部7aと、ベ−ル
支持部材7′のタッピングネジ軸16の周囲の基部7dにロ
−タ4の略芯方向に向けて夫々複数個の貫通孔7b、7eが
穿設され、かつベ−ル支持部材7の基部7aより先端側に
貫通孔7cが穿設され、ベ−ル支持部材7′の基部7dより
先端側に貫通孔7fがロ−タ4の略芯方向に向けて穿設さ
れているので、重量のアンバランスが補正され、ベ−ル
支持部材7、7′の基部7a、7dの軽量化、つまり、ハン
ドルに連動回転するロ−タ4全体の軽量化を図りながら
前方への重量偏寄を極力抑えることができるので、ロ−
タ4の回転バランスの均衡化が容易に行えて巻取り操作
性が向上する。 【0017】又、実釣時や釣り後、必要に応じて釣針を
貫通孔7b、7eに係止することも可能となり、大変便利で
ある。更にベ−ル支持部材7、7′の基部7a、7dに貫通
孔7b、7e形成により、基部7a、7dの回転方向強度に柔軟
性が生じて反転復帰時の衝撃が緩和されて耐久性が向上
すると共に締付けネジ等の緩みも防止される。 【0018】リ−ル本体1のリ−ル脚1bの上端の竿受け
部1cに穿設された複数個の透孔1dと、制動力調節ツマミ
6に穿設された複数個の貫通孔6eと、ハンドルAのア−
ム部9が断面U字形に形成されると共に複数個の透孔9a
が穿設されているので、軽量化が図られる。制動力調節
ツマミ6の複数個の貫通孔6eによって制動部材Bで発生
する熱が放熱される。 【0019】前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構
成されると、釣糸案内部Cのロ−ラ支持部18と釣糸案内
ロ−ラ19の重量化によってベ−ル支持腕4f、4gの先端部
側に重量が偏寄しロ−タ4の回転バランスが崩れるの
を、ベ−ル支持腕4f、4gが基部4d、4eに向けてベ−ルア
−ム17側に偏寄し、かつ幅広に形成し、ベ−ル支持部材
7とベ−ル支持部材7′のタッピングネジ軸15、16の周
囲の基部7a、7dにロ−タ4の略芯方向に向けて夫々複数
個の貫通孔7b、7eが穿設され、かつベ−ル支持部材7の
基部7aより先端側に夫々貫通孔7cが穿設され、ベ−ル支
持部材7′の基部7dより先端側に貫通孔7fがロ−タ4の
略芯方向に向けて穿設されて重量のアンバランスが補正
されることにより、ロ−タ4による釣糸巻取り時の回転
バランスが安定し、巻取操作を快適に行える。 【0020】図8、図9は制動力調節ツマミの第1変形
例で、図8は制動力調節ツマミの正面図、図9は制動力
調節ツマミの(a)は断面側面図で、(b)は他の角度
の断面側面図である。 【0021】第1変形例では、制動力調節ツマミ6′は
円板部6aと円板部6aの前面のツマミ部6bと、円板部6aの
裏面の凹部6cと凹部6dが形成されている。円板部6aに貫
通孔6fが穿設されてツマミ部6bで円板部6aの内側と外側
が連結されている。他の構成は前記実施例と略同一であ
る。貫通孔6fで円板部6aの肉抜き容積が大きくなる。 【0022】図10は制動力調節ツマミの第2変形例で、
図10は制動力調節ツマミの正面図である。 【0023】第2変形例では、制動力調節ツマミ6″は
ツマミ部6gが星形に形成されている。他の構成は前記第
1変形例と略同一である。 【0024】前記説明では、ベ−ル支持部材7、7′と
ベ−ルア−ム17を2点鎖線の釣糸放出位置から実線の釣
糸巻取位置側に反転させるために一方の支持腕4f内にL
字形の内蹴りレバ−23を設けたが、リ−ル本体1の上部
に設けた脚部1bに復帰部材を設けてベ−ル支持部材7の
衝接で反転させてもよい。 【0025】 【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
釣糸案内部の重量化によって一対のベ−ル支持腕の先端
部側に重量が偏寄しロ−タの回転バランスが崩れるの
を、一対のベ−ル支持部材夫々の基部より先端側にロ−
タの略芯方向に向けて穿設された貫通孔により軽量化を
行うことにより、ロ−タ全体の軽量化を図りながらロー
タの前方への重量偏寄を極力抑えることができるので、
ロ−タの回転バランスの均衡化を容易に行えて巻取り操
作性が向上するのと同時に、更に一対のベ−ル支持部材
夫々の基部の支軸回りに貫通孔を複数形成することによ
り、基部の回転方向強度に柔軟性が生じて反転復帰時の
衝撃が緩和されて耐久性が向上すると共に締付けネジ等
の緩みも防止される等の優れた効果を奏する魚釣用スピ
ニングリ−ルを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面図であ
る。 【図2】制動力調節ツマミの拡大断面側面図である。 【図3】魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図
である。 【図4】魚釣用スピニングリ−ルの要部断面正面図であ
る。 【図5】図4のa−a断面線のア−ムの断面図である。 【図6】一方のベ−ル支持腕側を示す魚釣用スピニング
リ−ルの一部断面底面図である。 【図7】他方のベ−ル支持腕側を示す魚釣用スピニング
リ−ルの底面図である。 【図8】第1変形例で、制動力調節ツマミの正面図であ
る。 【図9】同制動力調節ツマミの(a)は断面側面図で、
(b)は他の角度の断面側面図である。 【図10】制動力調節ツマミの第2変形例で、制動力調節
ツマミの正面図である。 【符号の説明】 4 ロ−タ 4f、4g ベ−ル支持腕 7、7′ ベ−ル支持部材 7a、7d 基部 7b、7e、7c、7f 貫通孔 C 釣糸案内部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−177836(JP,A) 実開 平4−65068(JP,U) 実開 平6−81265(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/01

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハンドルに連動回転するロ−タに形成さ
    れた一対の支持腕先端部に、一方側に釣糸案内部を有す
    一対のベ−ル支持部材を釣糸巻取位置と釣糸放出位置
    に反転自在に支持した魚釣用スピニングリ−ルにおい
    て、前記一対のベ−ル支持部材夫々の基部における支軸
    の周囲に前記ロ−タの略芯方向に向けて貫通孔を複数
    成し、且つ一対のベール支持部材夫々の基部より先端側
    に前記ロ−タの略芯方向に向けて貫通孔を形成したこと
    を特徴とする魚釣用スピニングリ−ル。
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