JP3526832B2 - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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JP3526832B2 JP2001030134A JP2001030134A JP3526832B2 JP 3526832 B2 JP3526832 B2 JP 3526832B2 JP 2001030134 A JP2001030134 A JP 2001030134A JP 2001030134 A JP2001030134 A JP 2001030134A JP 3526832 B2 JP3526832 B2 JP 3526832B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転操作具によって
駆動回転可能にリール本体に軸支してある回転枠を、糸
繰り出し方向に回転させて糸の繰り出しを行うとともに
糸巻き取り方向に回転させて糸の巻き取りを行うべく構
成してあるスピニングリールに関し、詳しくは、回転枠
の回転の動的釣り合いをとり回転を円滑にしたスピニン
グリールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスピニングリールにおい
て、回転枠の回転バランスを良好に設定してあるものは
なかった(特公昭52−876号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、回転枠が
逆転して糸を繰り出して行く際に、回転枠の回転が円滑
でない為に、糸の出がスムーズではなく、針を咥たまま
で、横走りする魚に張力を与えて警戒心を起こさせ、魚
の横走りを止めることができないといった事態や、針掛
かりした魚を引き寄せる際に、円滑な回転操作具の操作
を行うことができず、魚に岩間に逃げ込まれて取り逃が
すといったこともあり、操作性に欠ける面があった。
【0004】本発明の目的は、回転枠又は回転枠への回
転系に簡単な機構を追加構成することによって、回転枠
の回転の動的釣り合いをとり、回転を円滑にして魚との
やりとり途中の操作性を向上させることのできるスピニ
ングリールを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスピニングリールは、回転操作具によって
駆動回転可能にリール本体に軸支してある回転枠を、ス
プールに対して糸繰り出し方向に回転させて糸の繰り出
しを行うとともに、前記スプールに対して糸巻き取り方
向に回転させて糸の巻き取りを行うスピニングリールで
あって、前記回転枠に支持された第1支持腕および第2
支持腕と、前記第1支持腕の先端に揺動自在に装着さ
れ、先端に糸案内部を備えたアームカムと、前記第2支
持腕の先端に揺動自在に装着された揺動アームと、前記
アームカムから前記揺動アームにわたって設けられたベ
ールと、前記回転枠の回転軸方向前方に位置する第1の
回転平面において求められる前記回転枠の第1の回転不
釣り合い量を減少させるように設けられた第1のバラン
ス手段と、前記第1の回転平面に対して前記回転枠の回
転軸方向後方に所定距離隔てた第2の回転平面において
求められる前記回転枠の第2の回転不釣り合い量を減少
させるように設けられた第2のバランス手段とを有し、
前記第1のバランス手段および前記第2のバランス手段
は、前記回転枠全体の回転の動的不釣り合い量を減少さ
せるものであり、前記第1のバランス手段は、前記第1
支持腕の中心と前記第2支持腕の中心を結ぶ直線が、前
記回転枠の回転軸芯と所定距離だけ離れた状態となるよ
うに偏位して支持された前記第1支持腕および前記第2
支持腕と、前記回転枠の前面側に設けられたバランサと
により構成されたものである。なお、この構成は、図1
0および図11に示した実施の形態に対応する。
【0006】また、上記のスピニングリールにおいて、
前記バランサは、前記回転枠の回転軸芯から見て前記第
1支持腕の中心と前記第2支持腕の中心を結ぶ直線が偏
位している方向に設けられていることが好ましい。な
お、この構成は、図10に示した実施の形態に対応す
る。
【0007】これにより、次のような作用効果を奏す
る。つまり、回転枠の回転が円滑になる。したがって、
魚の横走り等によって糸が引き出される際や、魚を引き
寄せ糸を巻き取る際にも、回転枠が軽快に回転するとこ
ろから、糸が円滑に引き出されかつ巻き取られる為に、
魚の走りに対する抵抗も少なく、かつ、回転操作具の巻
き取り操作も軽快に行える。
【0008】
【発明の効果】その結果、魚とのやりとりにおいて、魚
の動きに合わせた操作を円滑迅速に行うことができ、リ
ールの操作性を向上させることができるとともに、魚の
取り逃がしも少なくなる。又、糸の出かたも均一になる
ので、糸のうねりが少なく、糸が竿を叩くことが少な
く、かつ、糸が竿を叩くことがあってもその音が小さく
なった。更に、回転枠の重量バランスが良くなったこと
によって、ハンドル自重によって回転枠が糸繰り出し方
向に不測に回転し糸が不必要に引き出されることを回避
出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、回転操作具と
してハンドル1が備えられたリール本体2の前部に釣り
糸を巻き取るスプール3、及び、ハンドル1からの駆動
力により回転する回転枠4を備えると共に、この回転枠
4に形成した一対の支持腕4A,4Aのアームカム5、
揺動アーム6の間にベール7を備えてスピニングリール
を構成する。
【0010】図5に示すように、このリールではハンド
ル1の巻き取り方向への回動操作力を、駆動ギヤ8、ピ
ニオンギヤ9、筒軸10夫々を介して回転枠4のドラム
部4Bに伝えるよう巻き取り駆動系を構成し、この駆動
時にスプール軸11を介してスプール3を前後方向に往
復移動させるようピニオンギヤ9からの動力が伝えられ
るオシレーティング機構12を備なえ、この巻き取り方
向への駆動時には前記ベール7によって案内される釣り
糸をアームカム5の側のラインローラ13を介してスプ
ール3に導くように構成してある。
【0011】因みに、このラインローラ13を備えたア
ームカム5を、図8に示すように、軸5A周りで揺動自
在に構成すると共に、トグル機構Tで開放姿勢と巻き取
り姿勢とに切換自在に構成する。このトグル機構Tを、
アームカム5に連結されたスライドロッド27とこのス
ライドロッド27の遊端を挿入保持するホルダ28とス
ライドロッド27を突出付勢するバネ29とで構成する
とともに、バネ29をホルダ28内に収納し、かつ、ア
ームカム5の揺動移動によってもホルダ28より突出し
ないようにして、バネ29のコジレを少なくする。
【0012】又、このリールでは魚が掛かった際には回
転枠4に所望の強さの制動力を作用させる摩擦式ブレー
キ機構Dを備なえている。つまり、図5及び図7に示す
ように、回転枠4の内部にはこの回転枠4の回転軸芯X
と同軸芯上で回転自在となるよう、回転枠4のドラム部
4Bの内周面に対し、ベアリング15を介して回転体1
6を遊転支承してあり、この回転枠4と回転体16との
間には回転体16に対する回転枠4の釣り糸巻き取り方
向への回転のみを許す構造のラチェット機構Cを配置
し、リール本体2には、この回転体16の内周面16A
に接触可能な摩擦式の制動片17を有したレバー型の操
作具18を備えてあり、この操作具18を引き操作する
ことによって、制動片17を回転体16の内周面16A
に接触させることによりこの回転体16を介して、回転
枠4に作用する制動力を調節し得るようになっている。
【0013】前記ラチェット機構Cは、予めアルミ材料
で一体形成された別部品を、回転枠4のドラム部4B内
面に装着してビス止め固定されたラチェットホイール型
の歯部19と、回転体16の側に軸20周りに揺動自在
に支持された爪体21と、回転枠4が釣り糸繰り出し方
向に回転した場合にのみ、この爪体21を歯部19に係
合させる切換手段Aとで成り、この切換手段Aは回転枠
4のボス部4Cに外嵌する摩擦伝動部22Aと、爪体2
1に形成した被操作片21A,21Aとの接触で爪体2
1の姿勢を切り換える操作部22Bとが形成されたバネ
材22で構成されている。
【0014】そして、回転体16に制動力が作用してい
る状態で回転枠4が釣り糸繰り出し方向に回転した場合
には、図7に示す如く、バネ材22の摩擦伝動部22A
を介してボス部4Cの回転力が爪体21に伝わって、爪
体21を歯部19に係合させて回転枠4の回転に制動力
を作用させると共に、回転体16に制動力が作用してい
る状態で回転枠4が釣り糸巻き取り方向に回転した場合
には、バネ材22の摩擦伝動部22Aを介してボス部4
Cの回転力が爪体21に伝わり爪体21を歯部19から
離間させて回転枠4の回転を許すと共に、摩擦伝動部2
2Aとボス部4Cとの間に滑りを生じて、この切換手段
Aが回転枠4の回転の妨げにならないように構成してあ
る。
【0015】このスピニングリールにおいては、魚が針
掛かりして魚とのやりとりを行うさいには、操作具によ
って常に回転体に抵抗を付与しながら行うことにしてあ
り、魚が横走りする際には、回転枠と回転体とを一体で
回転させて、適当な摩擦抵抗を与えた状態で糸を繰り出
して、糸切れを回避しながら魚の動きに合わせるととも
に、針り掛かりした魚を手元に引き寄せる際には、回転
操作具での糸巻き取り動作によって、ラチェット機構の
作用を抑えて回転枠と回転体とを相対回転可能な状態に
設定し、摩擦式ブレーキ機構のブレーキ作用を受けずに
回転枠を回転操作できものであり、その巻き取り途中に
おいても常に回転体に摩擦ブレーキを作用させているの
で、魚の急な走りにも、ブレーキ操作遅れが少ないとい
う特徴を有する。
【0016】次に、回転枠4に対するハンドル1の構造
について説明する。図6に示すように、リール本体2の
側面より突出する基端フレーム14を二又状に形成する
とともに、基端フレーム14の二又状分岐部14A,1
4Aの先端に夫々摘み部15,15を取り付けてある。
基端フレーム14を連結ピン23周りに横折れ自在に構
成するとともに、ロックボタン24への押し込み操作で
ワンタッチ式に横折れ可能に構成してある。一方、駆動
ギヤ8の両側方に向けて軸部8A,8Bを一体延出し、
この軸部8A,8Bをリール本体2にベアリング支持
し、軸部8A,8Bの両端に軸芯方向に沿った雌螺子を
形成してある。
【0017】図6に示すように、左軸部8Aにおいては
軸芯方向に一定長さの大径孔の更に奥側に小径の左螺子
を形成し、右軸部8Bにおいては大径の右螺子を形成し
た更に奥側に小径孔を形成し、ハンドル1を左右に付け
替え可能に構成するとともに、糸巻き取り時に螺子が締
まって行くようにする。この雌螺子に対応してハンドル
1の基端フレーム14の先端部に先端側より小径の左螺
子部1aと大径の右螺子部1bとを軸芯方向に並設する
とともに、ハンドル1と反対側に付け替え使用されるキ
ャップ25の取り付け軸部に先端側より小径の左螺子部
25aと大径の右螺子部25bとを軸芯方向に並設し、
夫々、左右いずれの向きにも付け替えできるようにして
ある。
【0018】このリールでは、一対の支持腕4A,4
A、ベール7、アームカム5、揺動アーム6、ラインロ
ーラ13等の重量に起因する重量アンバランスを相殺す
るよう前後軸芯方向の前後位置の2箇所にバランス手段
B,Bを形成している。
【0019】即ち、図1、図2、図3及び図4に示すよ
うに、このリールでは回転枠4の前部側と後部側との位
置夫々に前後軸芯方向での基準位置となる回転平面S,
Tを想定し、一対の支持腕4A,4A、ベール7、アー
ムカム5、揺動アーム6、ラインローラ13等の重量
と、その重量が位置する前後軸芯Xから径方向に向けて
延出された腕長さとを掛け合わせたモーメントを求め
る。このモーメントをその重量が位置する位置から回転
平面S,Tまでの間隔長に応じた長さに分割する。つま
り、回転平面S,Tに分割された分割モーメントが偶力
を生じないように分割する。このようにして、回転平面
S,Tに分割されたモーメントを回転平面内で合成す
る。この合成モーメントが各回転平面での不釣り合い量
となり、適当な位置にバランス手段Bを配置することに
よって、前記合成モーメントを相殺する対向モーメント
を、バランス手段Bが発生させる。
【0020】そこで、一対の支持腕4A,4Aの位置を
図3に示すように、前後軸芯Xから所定量Dだけ変位さ
せることによって、バランス手段Bとなすとともに、図
4に示すように、2つのバランサ26,26をドラム部
4Bの基端に備えてバランス手段Bを構成している。
【0021】以上のように、バランス手段Bを施し、回
転平面S,Tでの回転不釣り合い量を200g・mm以下
に抑えることによって、回転枠4の静的釣り合いのみな
らず、動的釣り合いをとることが可能になり、ハンドル
操作によって釣り糸の巻き取りを行う場合には、円滑な
巻き取りを行え、又、キャスティング時にも、回転枠4
のアンバランスに起因する回転を抑制できる。
【0022】バランス手段および他の機構としては、下
記(イ)から(ル)に示すような種々の形態が可能であ
る。 (イ)バランサ26を取り付ける位置としては、前後軸
芯方向で複数箇所に設置してもよい。 (ロ)本発明の範囲からは外れるが、回転枠4が軸芯長
の短いものであれば、不釣り合い量を検出する基準位置
は一箇所とすることも可能である。しかし、本発明のよ
うに不釣り合い量を検出する基準位置を二箇所とするこ
とが望ましい。
【0023】(ハ)基準となる不釣り合い量200g・
mmを回転枠4の質量で除した値(一般的には偏重心と呼
ぶ)を採用して、回転枠4の質量の違いによる適用誤差
を排除して、基準値の普遍化を図ってもよい。実用上、
不釣り合い量としては60g・mm、偏重心としては2mm
以下に抑えることが望ましい。尚、回転枠4の大きさと
ともに、回転枠4の糸巻き取り時の回転速度を考慮する
ことによって、回転不釣り合い度合いをJISの規格に
よって管理できる。つまり、偏重心に回転速度を掛け合
わせることによって得られる数値を16〜40mm/sに
維持することによって、回転枠4の回転性能をJIS6
級程度に収めることも可能である。
【0024】(ニ)本発明の範囲からは外れるが、図9
に示すように、一対の支持腕4A,4Aの取り付け位置
の変位(図2に示す如きオフセット)を行わずに前部側
の回転平面Sにおいてバランサ26S を設けて、バラン
ス手段Bを構成することも可能であり、同図に示すよう
に、後部側の回転平面Tにおいて単一のバランサ26T
を設けて実施することも可能である。
【0025】(ホ)図10に示すように、図9の状態か
ら、一対の支持腕4A,4Aの取り付け位置を回転中心
より横にDだけ変位させ、前部側の回転平面Sにおいて
図示するバランサ26S を設けて、本発明のバランス手
段Bを構成する。バランサ26 S は、回転中心から見て
支持腕4A,4Aが偏位する方向に設けられている。後
部側の回転平面Tにおいては、単一のバランサ26T
設けている。
【0026】(ヘ)図11に示すように、図10の状態
から更に、一対の支持腕4A,4Aの取り付け位置を回
転中心より横にEだけ大きく変位させ、前部側の回転平
面Sにおいて支持腕4A,4Aの変位位置とは回転中心
を挟んで反対側にバランサ26 S を設けて、本発明のバ
ランス手段Bを構成することも可能である。同図に示す
ように、後部側の回転平面Tにおいては、単一のバラン
サ26T を設けている。
【0027】(ト)図12に示すように、回転枠4の支
持腕4Aの内部と回転枠4のドラム部周部とに、夫々の
配置角度αを軸芯Xに沿う方向視で90度より小さい角
度になるようバランサ26,26を備え、かつ、回転枠
4の周部側のバランサ26の重量を大きい値に設定する
ことにより、支持腕4Aの内部のバランサ26の重量の
低減、小型化を図り、この支持腕4Aの内部のトッグル
バネ等の配置を楽に行えるように構成する。
【0028】(チ)ハンドル1の基端フレーム14を単
一の偏芯フレームで構成した場合には、図13に示すよ
うに、このリールでは、前記ハンドル1の基端フレーム
14と摘み部15の重量を相殺するように、摘み部15
と対向する側にバランサ26cを備えることにより、ハ
ンドル軸を基準としたハンドル1のアンバランスを解消
することができる。
【0029】(リ)図14に示すように、リール本体2
に枢支された駆動ギヤ8の中空軸部内にハンドル1の連
結軸1Aを延出し、この連結軸1Aと駆動ギヤ8とをト
ルク伝動可能に係合させるとともに、駆動ギヤ8の最外
周位置でハンドル1の摘み部15と180°位相のこと
なる位置にバランサ26を固着して、ハンドル1から回
転枠4までの回転枠伝動系の回転バランスを採る構成を
採ってもよい。又、連結軸1Aを締め込むキャップ25
にバランサ26を取り付けてもよい。
【0030】(ヌ)前記(リ)で示した構成のものにお
いて、ハンドル1を二又状の基端フレーム14に二つの
摘み部15を取り付けた形態に変更したものでもよい。 (ル)摩擦式ブレーキ機構Dとしては、回転体16とし
て回転ディスク型のものを使用してもよい。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】回転枠に対するバランス手段を施した状態を示
す側面図
【図3】回転枠に対するバランス手段を施した状態を示
す正面図
【図4】回転枠に対するバランス手段を施した状態を示
す一部切欠き平面図
【図5】回転枠に対する摩擦式ブレーキ機構を示す縦断
側面図
【図6】ハンドル支持部の構造を示す縦断背面図
【図7】回転枠に対する摩擦式ブレーキ機構を示す正面
【図8】アームカムに対するトグル機構を示す横断平面
【図9】回転枠に対するバランス手段の別実施例を示す
正面図
【図10】本発明における回転枠に対するバランス手段
の例を示す正面図
【図11】本発明における回転枠に対するバランス手段
の別の例を示す正面図
【図12】回転枠に対するバランス手段の別実施例を示
す正面図
【図13】ハンドルに対するバランス手段を施した状態
を示す背面図
【図14】回転枠駆動系に対するバランス手段を施した
状態を示す背面図
【符号の説明】
1…回転操作具 2…リール本体 4…回転枠 16…回転体 18…操作具 26…バランス手段 C…ラチェット機構 D…摩擦式ブレーキ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/00 - 89/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転操作具(1)によって駆動回転可能に
    リール本体(2)に軸支してある回転枠(4)を、スプ
    ール(3)に対して糸繰り出し方向に回転させて糸の繰
    り出しを行うとともに、前記スプール(3)に対して糸
    巻き取り方向に回転させて糸の巻き取りを行うスピニン
    グリールであって、 前記回転枠(4)に支持された第1支持腕(4A)およ
    び第2支持腕(4A)と、 前記第1支持腕(4A)の先端に揺動自在に装着され、
    先端に糸案内部を備えたアームカム(5)と、 前記第2支持腕(4A)の先端に揺動自在に装着された
    揺動アーム(6)と、 前記アームカム(5)から前記揺動アーム(6)にわた
    って設けられたベール(7)と、 前記回転枠(4)の回転軸方向前方に位置する第1の回
    転平面(S)において求められる前記回転枠(4)の第
    1の回転不釣り合い量を減少させるように設けられた
    1のバランス手段と、 前記第1の回転平面(S)に対して前記回転枠(4)の
    回転軸方向後方に所定距離隔てた第2の回転平面(T)
    において求められる前記回転枠(4)の第2の回転不釣
    り合い量を減少させるように設けられた第2のバランス
    手段とを有し、 前記第1のバランス手段および前記第2のバランス手段
    は、前記回転枠(4)全体の回転の動的不釣り合い量を
    減少させるものであり、 前記第1のバランス手段は、前記第1支持腕(4A)の
    中心と前記第2支持腕(4A)の中心を結ぶ直線が、前
    記回転枠(4)の回転軸芯と所定距離(D,E)だけ離
    れた状態となるように偏位して支持された前記第1支持
    腕(4A)および前記第2支持腕(4A)と、前記回転
    枠(4)の前面側に設けられたバランサ(26S )とに
    より構成されたものであるスピニングリール。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したスピニングリールであ
    って、 前記バランサ(26S )は、前記回転枠(4)の回転軸
    芯から見て前記第1支持腕(4A)の中心と前記第2支
    持腕(4A)の中心を結ぶ直線が偏位している方向に設
    けられているスピニングリール。
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