JP5178787B2 - 磁気メモリデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、磁気トンネル接合素子を有する磁気メモリセルを複数備えた磁気メモリデバイスに関する。
磁気トンネル接合(MTJ;magnetic tunnel junction)素子は、上部磁性層と下部磁性層との間に極薄の誘電体層(トンネルバリア層)が設けられた構造をなし、上部磁性層および下部磁性層の互いの磁化方向に応じて、トンネルバリア層を通過するスピン分極したトンネリング電流の抵抗値が変化するようになっている。電子は下部磁性層を通過する際に、その磁化方向によってスピン分極する。電子が下部磁性層からトンネルバリア層を介して上部磁性層へとトンネリングする確率は、上部磁性層の磁化方向に依存する。すなわち、トンネリングの確率は電子の持つスピンに依存し、トンネル電流は上部磁性層の磁化方向と下部磁性層の磁化方向との相対的な関係に依存する。MTJ素子における2つの強磁性層のうちの一方はピンド層であり、固定された磁化方向を有し、他方のフリー層が外部磁場に応じて変化する磁化方向を示すようになっている。フリー層の磁化方向が連続して動くことができる場合、MTJ素子は外部磁界を連続的に変化させることによって可変抵抗として動作するデバイスとなる。フリー層の磁化方向がピンド層の磁化方向と平行または逆平行の2つの向きのいずれかのみに限定される場合には、低抵抗状態(トンネリング確率の高い状態)または高抵抗状態(トンネリング確率の低い状態)を形成するスイッチとして振る舞う。したがって、MTJ素子は、データの格納および検索を行う磁気ランダムアクセスメモリ(magnetic random access memory;MRAM)アレイにおける磁気メモリ素子としての利用がなされている。
図11に、MTJ素子を有する従来の代表的な磁気メモリセルを示す。この磁気メモリセルは行方向または列方向にマトリックス状に配列され、MRAMアレイを構成するものである。各磁気メモリセルは、ビット線110と、MTJ素子100と、ワード線140とを備えている。MTJ素子100は3層構造をなしており、強磁性材料からなるフリー層180およびピンド層195が、絶縁層であるトンネルバリア層190を上下に挟むように構成されている。MTJ素子100は、ビット線110とワード線140との交差点に配置されている。MTJ素子100の一端面(ここではフリー層180側の面)はビット線110と接続され、他端面(ここではピンド層195側の面)は分離トランジスタ(isolation transistor)150と接続されている。ここで、ビット線110にはビット線電流120が供給されて電流磁界130を生じるようになっており、ワード線140にはワード線電流170が供給されて電流磁界160を生じるようになっている。
磁気メモリセルは、MTJ素子100の抵抗の相違に基づく2つの状態を示す。その抵抗は、フリー層180およびピンド層195におけるそれぞれの磁化方向が、互いに平行または逆平行のいずれであるかによって変化する。互いに逆平行をなす場合は平行をなす場合よりも抵抗が増大し、その増加率は50%に達することもある。2つの異なった状態を磁気メモリセルに書き込む際には、ビット線110およびワード線140に、それぞれビット線電流120およびワード線電流170を同時に流す必要がある。
MTJ素子100は例えば図12に示すようなヒステリシス特性を発現する。図12には、単一のMTJ素子における2つの履歴曲線が描かれている。図12では、横軸にビット線電流(mA)を示し、縦軸に接合抵抗RA(kΩ・μm2)を示す。ワード線電流170が0mAの場合、曲線C1で示したようにフリー層180の磁化方向のスイッチングを行うためには、およそ±7.5mAのビット線電流120が必要となる。ところが、ワード線電流170を4mAとすると、曲線C2で示したようにフリー層のスイッチングに必要なビット線電流120はおよそ±0.25mAで済んでしまう。このとき、MTJ素子の抵抗値は7.6kΩから10.5kΩへと変化する(37%〜38%の増加)。図12のヒステリシス曲線は、わずかな非対称性を示している。これにより、低抵抗状態から高抵抗状態へとスイッチングするために、より多くのビット線電流120が必要であることがわかる。
フリー層180の磁化状態をスイッチングするのに要する最小の電流磁界130,160は、図13のアステロイド曲線によって求められる。図13では、横軸が磁化容易軸Hxであり、例えばビット線電流120が発生する電流磁界130に対応する。一方、縦軸が磁化困難軸Hyであり、ワード線電流170が発生る電流磁界160に対応する。ここで、アステロイド曲線の内部領域(以下、アステロイド領域)310では、フリー層180の磁化方向反転は生じない。一方、アステロイド領域310の外側領域320ではフリー層180の磁化方向反転が生じることとなる。そのうえ、外側領域320に相当する場合、同一のワード線140またはビット線110を共用している他の磁気メモリセルに対して意図に反した混乱を生じさせる場合もある。多数の磁気メモリセルにより構成されたMRAMアレイでは、各磁気メモリセルにおけるMTJ素子の特性が、製造プロセスのばらつきによって著しく左右される可能性がある。図13のアステロイド曲線は、MRAMアレイにおける全てのMTJ素子における特性が合成されたものである。
このようなMRAMアレイを構成する多数のMTJ素子について、それぞれ良好にスイッチング動作をおこなうものかどうかを検査する必要がある。Maejima等は、特許文献1において、MRAMデバイスやEEPROMデバイスにおける不良品を検出するためのダイ・テスト(die test)の実施方法について開示している。また、これに関連するものとして、例えば特許文献2に、様々な寸法のテストアレイを試験するための装置が開示されている。さらに、特許文献3にはMRAMセルの試験方法について開示されている。
米国特許第6639848号明細書 米国特許第6639859号明細書 米国特許第6477081号明細書
上記したように、磁気メモリセルは行方向(例えばワード線方向)および列方向(ビット線方向)に複数並べられることによりMRAMアレイを編成している。同じワード線およびビット線をそれぞれ共有する複数の磁気メモリセルは、行方向の書込電流(ワード線電流)や列方向の書込電流(ビット線電流)によって個々の識別が可能となる。これらの磁気メモリセルは、周囲の他の磁気メモリセルへの書込操作に影響されて、意図に反して書込がなされたり、書込が妨げられたりしてはならない。しかしながら、意図した(書込対象とする)磁気メモリセルへの書込操作を可能としつつ、同一のワード線やビット線を共有する他の磁気メモリセルの磁化状態に対して悪影響を与えないような電流レベルは、製造プロセス上のばらつきに起因して、個々の磁気メモリセルによって異なってしまう。これは、アレイが巨大化したときに特に重大な問題となる。ところが、同一のワード線またはビット線に沿った他の磁気メモリセルの磁化状態を乱さずに全ての磁気メモリセルにおける両方向への反転を可能するような、一定の書込電流を選択することは困難な作業である。
そこで、例えば、図14に示したように、MRAMアレイを分割していくつかの磁気メモリセル410を含む複数のセル群411N(Nは自然数である。)を形成し、セル群毎にローカルワード線490をそれぞれ設けるようにしたものがある。ここで、グローバルワード線420およびローカルワード線490は、図11におけるワード線140に対応し、ビット線460は図11におけるビット線110に相当する。このMRAMアレイは、いくつかのビット線460毎にセグメント化されており、図14では、そのうちの2つ(セグメント470N-1およびセグメント470N)について示している。各セグメントには、そのセグメントにおけるローカルワード線490を選択するトランジスタ491が設けられている。ローカルワード線490はグローバルワード線420に沿って延在しており、複数の磁気メモリセル410によって共有されている。ローカルワード線490の一端はグローバルワード線420と接続され、他端はリターンライン(グローバルワードラインリターン)450と接続されている。セレクト線430Nによってトランジスタ491Nがされた場合のみセル群411Nにおける各磁気メモリセル410に書込が可能となる。このようにセグメント化することにより、各セル群411Nにおける複数の磁気メモリセル410相互間のばらつきのみを考慮して書込電流の最適化を行えばよいこととなる。
しかしながら、このように複数のセル群ごとに書込電流の最適化を行うようにすると、MRAMアレイ中における任意の磁気メモリセルへの書き込み時間が増大してしまう。そのような長い書き込み時間は、1回書込のEPROMのほか、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)やフラッシュEEPROMであれば許容可能であるが、SRAM(Static Random Access Memory)のように繰り返しの書き込み動作および読み出し動作を行うデバイスとして使用するには不向きである。また、MRAMアレイはますます巨大化する傾向にあり、1つのMRAMアレイ中におけるMTJ素子の構造(寸法や組成)のばらつきが増大するものと予想される。このため、ワード線の書込電流およびビット線の書込電流の好ましい範囲を見つけることがますます困難となる。したがって、書込電流の最適化を効率よく実施可能な方法が望まれる。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目的は、書込条件の最適化および良否判断を正確に行うことのできる磁気メモリデバイスを提供することにある。
本発明の磁気メモリデバイスは、複数の磁気メモリセルを有する少なくとも1つのメモリサブアレイと、複数の行方向書込線と、複数の列方向書込線と、複数の行方向書込線と接続された行方向ドライバと、複数の列方向書込線と接続された列方向ドライバと、少なくとも1つの定電流源と、メモリサブアレイと連結され所望の磁気メモリセルとアクセスするためのアドレスを一時的に保持するアドレスレジスタと、メモリサブアレイと連結され所望の磁気メモリセルと比較を行うためのデータまたは磁気メモリセルへ書き込むためのデータを一時的に保持するデータレジスタと、メモリサブアレイと連結されたアドレスマルチプレクサと、メモリサブアレイへの外部からのアクセスを可能とするアドレスバスと、アドレスマルチプレクサと連結され、アドレスバスによって駆動されて外部からのアドレス信号をアドレスマルチプレクサへ出力するアドレスバッファと、メモリサブアレイと連結されたセンスアンプとを備える。定電流源は、互いに並列接続された複数の電流源と、複数の電流源の各々と直列接続された複数のトランジスタと、複数のトランジスタとそれぞれ接続されてその起動を行う複数のラッチセルとを有し、行方向ドライバおよび列方向ドライバがメモリサブアレイと連結され、アドレスマルチプレクサからの所定のアドレスに対応して、データレジスタからのデータを所定の磁気メモリセルへ書き込むものである。
本発明の磁気メモリデバイスでは、上記の各構成要素を備えるようにしたので、所望の磁気メモリセルへの入力データの書き込みを可能としつつ、他の磁気メモリセルの磁化状態に対して悪影響を与えることのない最適な行方向書込電流および列方向書込電流の設定が容易に可能となる。
本発明の磁気メモリデバイスでは、アルゴリズムコントローラをさらに備えるようにするとよい。その場合、アドレスバッファを介してアドレスマルチプレクサと連結されたアドレスバス、入出力バッファを介してメモリサブアレイと連結された双方向データバス、アルゴリズムコントローラとそれぞれ接続されたチップイネーブル、アウトプットイネーブルおよび書込信号入力端子をさらに備えるようにすることが望ましい。
本発明の磁気メモリデバイスによれば、複数の磁気メモリセルを有するメモリサブアレイと、定電流源と、メモリサブアレイと連結された行方向ドライバおよび列方向ドライバ、アドレスレジスタ、データレジスタ、アドレスマルチプレクサ、センスアンプおよび入出力バッファと、アドレスマルチプレクサと連結されたアドレスバッファとを備えるようにしたので、所望の磁気メモリセルへの入力データの書き込みを可能としつつ、他の磁気メモリセルの磁化状態に対して悪影響を与えることのない最適な行方向書込電流および列方向書込電流の組み合わせを容易に設定することができる。
本発明の第1の実施の形態としての磁気メモリデバイスの全体構成を表す概略図である。 図1に示した磁気メモリデバイスにおける定電流源の構成を表す概略図である。 図2に示した定電流源の要部構成を表す概略図である。 図1に示した磁気メモリデバイスにおける磁気メモリセルの構成を表す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法を説明するための流れ図である。 本発明の第2の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法を説明するための流れ図である。 本発明の第2の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法を説明するための流れ図である。 本発明の第2の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法を説明するための他の流れ図である。 本発明の第3の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法を説明するための流れ図である。 本発明の第3の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法を説明するための他の流れ図である。 従来の磁気メモリデバイスにおける磁気メモリセルの構成を表す斜視図である。 図11に示した磁気メモリセルに含まれるMTJ素子のヒステリシス曲線を表す特性図である。 一般的なアステロイド曲線である。 図11に示した磁気メモリデバイスの要部を拡大した概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る磁気メモリデバイスの全体構成を表すブロック図である。この磁気メモリデバイスは、複数のメモリサブユニット1010と、これと各々インターフェイス接続されたアドレスバッファ1080と、アドレスマルチプレクサ1090と、コントローラ1076と、データレジスタおよびセンスアンプ1085と、入出力バッファ1095とを備えている。
メモリサブユニット1010は、複数の磁気メモリセル1(後出)を有するメモリサブアレイ1020と、定電流源1030と、メモリサブアレイ1020と連結された列方向ドライバ1040および行方向ドライバ1050とをそれぞれ備えている。行方向ドライバ1050および列方向ドライバ1040は、コントローラ1076によって制御される定電流源1030によって駆動される。
コントローラ1076は、データレジスタ1055と、アドレスレジスタ1065と、アルゴリズムコントローラ1075とを有している。アドレスレジスタ1065は、メモリサブアレイ1020における所望の磁気メモリセル1とアクセスするためのアドレスを一時的に保持するものである。一方、データレジスタ1055は、所望の磁気メモリセル1との比較をおこなうためのデータまたは磁気メモリセル1へ応答するためのデータを一時的に保持するものである。
さらに、この磁気メモリデバイスは、アドレスバッファ1080を介してアドレスマルチプレクサ1090と連結されたアドレスバス1060と、入出力バッファ1095を介してメモリサブユニット1010と連結された双方向データバス1070と、アルゴリズムコントローラ1075と接続されたチップイネーブル1071、アウトプットイネーブル1072および書込信号入力端子1073とを備えている。
アドレスマルチプレクサ1090は、メモリサブアレイ1020における所望の磁気メモリセルに対応するアドレスを、アドレスバッファ1080またはアドレスレジスタ1065のいずれかより選択するものである。ここで、アドレスバッファ1080は、アドレスバス1060によって駆動される。
センスアンプ1085は、メモリサブアレイ1020に書き込まれたデータを読み出す際に使用される。
入出力バッファ1095は、双方向データバス1070によって駆動される。
アドレスバス1060は、メモリサブアレイ1020への外部からのアクセスを可能とするものである。
双方向データバス1070は、メモリサブアレイ1020への書き込みおよびメモリサブアレイ1020からの読み出しの際に使用される。
チップイネーブル1071は、メモリサブアレイ1020への書き込みを有効とするか無効とするかの選択を行う。
アウトプットイネーブル1072は、双方向データを有効とするか無効とするかの選択を行う。
チップイネーブル1071、アウトプットイネーブル1072および書込信号入力端子1073からなるコントロールインプットは、メモリサブアレイ1020を対象とした書き込み、読み出しおよびプログラミングを可能とするものである。
定電流源1030は、行方向ドライバ1050および列方向ドライバ1040を介して書込電流IR,ICの調整を行うものである。図2に、より詳細な構成を示す。図2に示したように、定電流源1030は、不揮発性のラッチセル511〜513を有するラッチセル群510と、ラッチセル511〜513にそれぞれ対応して設けられた電流源521〜523を有する電流源群520と、ラッチセル511〜513と電流源521〜523との間にそれぞれ設けられた複数のトランジスタ530と、電流源群520に対して電力を供給する電源540とを備えている。電流源521〜523は互いに並列接続されると共に、それぞれ1つのトランジスタと直列接続されている。このような構成により、各ラッチセル511〜513からの出力に応じてトランジスタ530が選択的に起動し、結果として所望のレベルに調整された全体の電流550が出力される。
図3は、図2におけるラッチセル511の詳細な構成を示している。なお、他のラッチセル512,513についても同様の構成である。図3に示したように、ラッチセル511は、P型金属酸化膜半導体からなる2つの電解効果トランジスタ(PMOS−FET)610,630と、N形金属酸化膜半導体からなる2つのFET(NMOS−FET)620,640と、2つの可変抵抗体(例えばMTJ素子)670,680と、2つのインバータ650,655と、出力部665,655とを備えている。さらに、PMOS−FET610,630の各々の一端には、それらに対する電源供給を行う電源供給部690が接続されている。PMOS−FET610,630は、それぞれNMOS−FET620,640と直列に接続されており、可変抵抗体670,680を介してアース695と接続されている。
メモリサブアレイ1020は、磁気メモリセル1(後出)がマトリックス状に行方向(X軸方向)および列方向(Y軸方向)へ複数配置されたものである。以下、図4を参照して、磁気メモリセル1の構成について説明する。
図4は、磁気メモリセル1の構成を表す斜視図である。磁気メモリセル1は、行方向に延在するワード線20と列方向に延在するビット線10との交差点にMTJ素子30が配置されたものである。
MTJ素子30はフリー層31と、トンネルバリア層32と、ピンド層33とが順に積層された3層構造をなしている。MTJ素子30の一端面(ここではフリー層31側の面)は接続層S1を介してビット線10と接続され、他端面(ここではピンド層33側の面)は電極層40および接続層S2を介してトランジスタ(isolation transistor)15と接続されている。ここで、ビット線10には書込電流(列方向電流)ICが供給されて電流磁界12を生じるようになっており、ワード線20には書込電流(行方向電流)IRが供給されて電流磁界22を生じるようになっている。
磁気メモリセル1は、MTJ素子30の抵抗の相違に基づく2つの状態を示す。その抵抗は、フリー層31の磁化方向とピンド層33の磁化方向とが、互いに平行または逆平行のいずれであるかによって変化する。互いに平行をなす場合は低抵抗状態となり、互いに逆平行をなす場合は高抵抗状態となる。2つの状態のうち、所望の状態を選択するには、ビット線10およびワード線20に、それぞれ書込電流ICおよび書込電流IRを同時に所定方向へ流す必要がある。所定の大きさの書込電流ICおよび書込電流IRを同時に流すことにより電流磁界12と電流磁界22との合成磁界を発生させると、フリー層31の磁化方向が反転することとなる。その結果、高抵抗状態または低抵抗状態のいずれかが選択される。
なお、複数のワード線20は行方向ドライバ1050と接続され、一方の複数のビット線10は列方向ドライバ1040と接続されている。
このような磁気メモリデバイスでは、アドレスバス1060、双方向データバス1070、チップイネーブル1071、アウトプットイネーブル1072およびコントロールインプット(書込信号線)1073を用いることにより、メモリサブユニット1010におけるメモリサブアレイ1020へのデータ入力が行われる。アドレスバス1060によってアドレスバッファ1080が駆動されると、アドレスバッファ1080の出力がアドレスマルチプレクサ1090へ向かう。このアドレスマルチプレクサ1090は、アドレスバッファ1080の出力とアドレスレジスタ1065の出力との選択を行い、いずれかをメモリサブユニット1010へ出力する。ここで、アドレスレジスタ1065は、アルゴリズムコントローラ1075によって駆動されるものであるが、このアルゴリズムコントローラ1075は、後出の図5〜図8に示したフローに従って動作が行われる。図5〜図8に示したフローでは、予め、アドレスレジスタ1065を所定の数値に設定しておくことを要求する。
一方、双方向データバス1070は入出力バッファ(I/Oバッファ)1095とのインターフェースがとられている。入出力バッファ1095は、アルゴリズムコントローラ1075を利用してデータレジスタおよびセンスアンプ1085と、データレジスタ1055と順にインターフェースをとるように構成されている。アルゴリズムコントローラ1075からの出力によって定電流源1030が制御されると、行方向ドライバ1050および列方向ドライバ1040が駆動する。その結果、アドレスマルチプレクサ1090からの所定のアドレスに対応したワード線20およびビット線10に書込電流が流れることとなり、所定の記憶領域にデータが入力される。
次に、図5を参照して、本実施の形態における磁気メモリデバイスの書込条件設定方法について説明する。
図5は、磁気メモリデバイスにおける適切な書込電流IR,ICを設定すると共に良否判断を行う作業のフローを表したものである。まず、ワード線20を流れる書込電流IR(行方向書込電流)の初期値を設定と共にビット線10を流れる書込電流IC(列方向書込電流)の初期値を設定する(ステップS710)。次に、これらの初期値に相当する書込電流IR,ICをワード線20およびビット線10にそれぞれ供給することにより、全ての磁気メモリセル1に入力データを書き込む(ステップS720)。さらに、各々の磁気メモリセル1から出力データを読み出す(ステップS730)。こののち、各磁気メモリセル1について、ステップS720において書き込まれた入力データと、ステップS730において読み出された各出力データとの比較をそれぞれ行い、それらの一致または不一致を判断(ステップS740)する。ステップS740において一致(Yes)と判断された場合には、そのときの書込電流IRおよび書込電流ICの各々の値を最適値と判断して固定し(ステップS750)、この磁気メモリデバイスを良品であると判断する(ステップS760)。この場合には以上により作業が終了する。
一方、ステップS740において不一致(No)と判断された場合には、書込電流IRおよび書込電流ICのうちの少なくとも一方の値を変化させることでそれらの組み合わせを変更する(ステップS770)。ここでは、書込電流IRおよび書込電流ICのそれぞれについて許容される範囲内でそれぞれの値を変更する。組み合わせを変更したのち、全ての組み合わせについて出力データと入力データとの比較が実施されたかどうかについて判断する(ステップS780)。その結果、未実施の組み合わせである(No)と判断されれば、磁気メモリデバイス上の全ての磁気メモリセル1に関して入力データと出力データとが一致するまで、すなわち、アステロイド領域の外側の領域に相当する妥当な合成磁界が形成されるようになるまで、書込電流IRおよび書込電流ICの組み合わせを変化させつつ、ステップS720からステップS740までの操作を順に繰り返しおこなう。ステップS780において全ての組み合わせについての実施が完了した(Yes)と判断された場合には、この磁気メモリデバイスを不良品であると判断する(ステップS790)。
以上により、磁気メモリセルデバイスの良否判断および書込電流IR,ICの最適化が終了する。このように書込電流IR,ICが最適化された磁気メモリデバイスは、SRAM(static random access memory)のように、データの入出力を随時繰り返し行うものとして好適である。
このように、本実施の形態によれば、全ての磁気メモリセルに対して確実なデータ書込を可能としつつ、意図しない他の磁気メモリセルの磁化状態を乱すような悪影響を与えることのない最適な書込電流IRおよび書込電流ICの組み合わせを設定する ことができる。その上、入力データと出力データとが一致した場合には良品と判断し、書込電流IRおよび書込電流ICの全ての組み合わせにおいて入力データと出力データとが不一致であった場合には不良品と判断するようにしたので、正確な良否判断も可能である。
[第2の実施の形態]
次に、図6〜図8を参照して、本発明の第2の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法について説明する。本実施の形態の磁気メモリデバイスは、上記第1の実施の形態と同様の構成である。
ここでは、まず、図6を参照して、磁気メモリデバイスにおける任意の単一のバイト(記憶領域)にデータ書込を行う際の書込電流IR,ICの最適化を行うと共にその良否判断を行う手順について説明する。
まず、ワード線20を流れる書込電流IRの初期値を設定と共にビット線10を流れる書込電流ICの初期値を設定する(ステップS810)。次に、外部からの第1の初期データをデータレジスタ1055およびアドレスレジスタ1065に一時保存する(ステップS820)。この第1の初期データは、のちに磁気メモリデバイス上の複数の記憶領域のうちの書込対象とする記憶領域(以下、BBP:Byte Being Programmed)へ入力されるものである。次いで、磁気メモリデバイス上の複数の記憶領域のうち、BBPと同じ列に配置された他のバイト(記憶領域)の全てにおける第2の初期データを読み出したのち、データレジスタ1055およびアドレスレジスタ1065に一時保存する(ステップS830)。なお、ここでは、BBPと同じ列に配置されたものを「他のバイト」としたが、これに限定されず、BBPと同じ行に配置されたものや、BBPと同じ列およびBBPと同じ行にそれぞれ配置されたものとしてもよい。
続いて、ステップS810で設定した初期値に相当する書込電流IR,ICを所定のワード線20およびビット線10にそれぞれ供給することにより、データレジスタ1055およびアドレスレジスタ1065に保存された第1の初期データをBBPに書き込んだのち(ステップS840)、BBPから第1の出力データを読み出す(ステップS845)。こののち、BBPについて、ステップS820において一時保存された第1の初期データと、ステップS845において読み出された第1の出力データとの比較を行い、それらの一致または不一致を判断(ステップS850)する。
ステップS850において不一致(No)と判断された場合には、書込電流IRおよび書込電流ICのうちの少なくとも一方の値を変化させることでそれらの組み合わせを変更する(ステップS860)。ここでは、書込電流IRおよび書込電流ICのそれぞれについて許容される範囲内でそれぞれの値を変更する。組み合わせを変更したのち、全ての組み合わせについて第1の出力データと第1の初期データとの比較が実施されたかどうかについて判断する(ステップS865)。その結果、未実施の組み合わせである(No)と判断されれば、第1の出力データが第1の初期データと一致するまで、書込電流IRおよび書込電流ICの組み合わせを変化させつつ、ステップS840,ステップS845およびステップS850の操作を順に繰り返しおこなう。ステップS865において全ての組み合わせについての実施が完了した(Yes)と判断された場合には、この磁気メモリデバイスを不良品であると判断する(ステップS895)。
一方、ステップS850において一致(Yes)と判断された場合には、他のバイトの全てから第2の出力データを読み出したのち(ステップS870)、この第2の出力データと第2の初期データとを比較し、その一致または不一致を判断する(ステップS875)。そこで不一致(No)と判断された場合には、書込電流IRおよび書込電流ICのうちの少なくとも一方の値を変化させることでそれらの組み合わせを変更する(ステップS880)。組み合わせを変更したのち、全ての組み合わせについて第2の出力データと第2の初期データとの比較が実施されたかどうかについて判断する(ステップS885)。その結果、未実施の組み合わせである(No)と判断されれば、第2の出力データが第2の初期データと一致するまで、書込電流IRおよび書込電流ICの組み合わせを変化させつつ、ステップS840,ステップS845,ステップS850,ステップS870およびステップS875の操作を順に繰り返しおこなう。ステップS885において全ての組み合わせについての実施が完了した(Yes)と判断された場合には、この磁気メモリデバイスを不良品であると判断する(ステップS895)。
これに対し、ステップS875において一致(Yes)と判断された場合には、そのときの書込電流IRおよび書込電流ICの各々の値を最適値と判断し、このBBPが良好に動作するものと判断する(ステップS890)。この場合には以上で作業が終了する。
図7を参照して、磁気メモリデバイスにおける任意の単一のバイト(記憶領域)にデータ書込を行う際の書込電流IR,ICの最適化を行うと共にその良否判断を行う手順について説明する。
まず、ワード線20を流れる書込電流IRの初期値を設定と共にビット線10を流れる書込電流ICの初期値を設定する(ステップS810)。次に、外部からの第1の初期データをデータレジスタ1055およびアドレスレジスタ1065に一時保存する(ステップS820)。この第1の初期データは、のちに磁気メモリデバイス上の複数の記憶領域のうちの書込対象とする記憶領域(以下、BBP:Byte Being Programmed)へ入力されるものである。次いで、磁気メモリデバイス上の複数の記憶領域のうち、BBPと同じ列に配置された他のバイト(記憶領域)の全てにおける第2の初期データを読み出したのち、データレジスタ1055およびアドレスレジスタ1065に一時保存する(ステップS830)。なお、ここでは、BBPと同じ列に配置されたものを「他のバイト」としたが、これに限定されず、BBPと同じ行に配置されたものや、BBPと同じ列およびBBPと同じ行にそれぞれ配置されたものとしてもよい。
続いて、ステップS810で設定した初期値に相当する書込電流IR,ICを所定のワード線20およびビット線10にそれぞれ供給することにより、データレジスタ1055およびアドレスレジスタ1065に保存された第1の初期データをBBPに書き込んだのち(ステップS840)、BBPから第1の出力データを読み出す(ステップS845)。こののち、BBPについて、ステップS820において一時保存された第1の初期データと、ステップS845において読み出された第1の出力データとの比較を行い、それらの一致または不一致を判断(ステップS850)する。
ステップS850において不一致(No)と判断された場合には、書込電流IRおよび書込電流ICのうちの少なくとも一方の値を変化させることでそれらの組み合わせを変更する(ステップS860)。ここでは、書込電流IRおよび書込電流ICのそれぞれについて許容される範囲内でそれぞれの値を変更する。組み合わせを変更したのち、全ての組み合わせについて第1の出力データと第1の初期データとの比較が実施されたかどうかについて判断する(ステップS865)。その結果、未実施の組み合わせである(No)と判断されれば、第1の出力データが第1の初期データと一致するまで、書込電流IRおよび書込電流ICの組み合わせを変化させつつ、ステップS830,ステップS840,ステップS845およびステップS850の操作を順に繰り返しおこなう。ステップS865において全ての組み合わせについての実施が完了した(Yes)と判断された場合には、この磁気メモリデバイスを不良品であると判断する(ステップS895)。
一方、ステップS850において一致(Yes)と判断された場合には、他のバイトの全てから第2の出力データを読み出したのち(ステップS870)、この第2の出力データと第2の初期データとを比較し、その一致または不一致を判断する(ステップS875)。そこで不一致(No)と判断された場合には、書込電流IRおよび書込電流ICのうちの少なくとも一方の値を変化させることでそれらの組み合わせを変更する(ステップS880)。組み合わせを変更したのち、全ての組み合わせについて第2の出力データと第2の初期データとの比較が実施されたかどうかについて判断する(ステップS885)。その結果、未実施の組み合わせである(No)と判断されれば、第2の出力データが第2の初期データと一致するまで、書込電流IRおよび書込電流ICの組み合わせを変化させつつ、ステップS830,ステップS840,ステップS845,ステップS850,ステップS870およびステップS875の操作を順に繰り返しおこなう。ステップS885において全ての組み合わせについての実施が完了した(Yes)と判断された場合には、この磁気メモリデバイスを不良品であると判断する(ステップS895)。
これに対し、ステップS875において一致(Yes)と判断された場合には、そのときの書込電流IRおよび書込電流ICの各々の値を最適値と判断し、このBBPが良好に動作するものと判断する(ステップS890)。この場合には以上で作業が終了する。
このように、書込対象とするBBP以外の他のバイトにおける磁化状態を維持しつつ、特定のBBPに対する正確なデータ書込を行うことのできる書込電流IRおよび書込電流ICの最適化を行うことができる。
さらに、磁気メモリデバイス上の全てのバイトを書込対象として同様の調整(書込電流IR,ICの最適化および良否判断)を行う場合の手順を、図8を参照して説明する。
まず、最初の調整対象とするバイトのアドレスを指定する(ステップS910)。次いで、指定されたアドレスのバイトについて、図6の手順に従って調整する(ステップS920)。その結果、不良品と判断された場合には、その磁気メモリデバイスは不良品であると判断する(ステップS950)。ステップS920で良品と判断された場合には、全てのバイトについて調整を実施したか否かについて判断する(ステップS930)。その結果、未実施のバイトがある(No)と判断されれば、全てのバイトについて調整が終了するまで調整対象とするバイトのアドレスを順次指定(ステップS960)し、ステップS920およびステップS930の操作を繰り返しおこなう。ステップS930において全てのバイトについて調整が終了した(Yes)と判断された場合には、この磁気メモリデバイスを良品であると判断する(ステップS940)。以上により、磁気メモリデバイス上の全てのバイトについて書込電流IR,ICの最適化および良否判断を行うことができる。
このように、本実施の形態によれば、全てのバイトに対して確実なデータ書込を可能としつつ、意図しない他のバイトの磁化状態を乱すような悪影響を与えることのない最適な書込電流IRおよび書込電流ICの組み合わせを設定することができる。その上、初期データと出力データとが一致した場合には良品と判断し、書込電流IRおよび書込電流ICの全ての組み合わせにおいて初期データと出力データとが不一致であった場合には不良品と判断するようにしたので、正確な良否判断も可能である。
[第3の実施の形態]
次に、図5および図8に加え、新たに図9を参照して、本発明の第3の実施の形態としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法について説明する。本実施の形態の磁気メモリデバイスは、上記第1の実施の形態と同様の構成であり、書き込み動作の制御を行うアルゴリズムコントローラを内蔵したものである。
ここでは、図5または図8に示した作業手順に従って、磁気メモリデバイスにおける書込電流IR,ICの最適化を行うと共に磁気メモリデバイスの良否判断を行い、その結果に応じて用途を選別することとする。
図9に示したように、まず、図5の手順に従って検査し、良否を判断する(ステップS1210)。ここで良品と判断されたものについては、SRAMの代替品として(随時書込読出メモリデバイスとして)使用可能と判断する(ステップS1260)。一方、ステップS1210において不合格となったものについては、図8の手順に従ってEEPROMテストまたはフラッシュEEPROMテストを行い、良否を判断する(ステップS1220)。ここで良品と判断されたものについては、EEPROMまたはフラッシュEEPROMとして使用可能と判断する(ステップS1270)。ステップS1220において不合格となったものについては、不良品と判断する(ステップS1230)。このような選別を行うことにより、本来の機能(書込動作および読出動作を繰り返し行うという機能)を有さないものについても救済することができる。
<変形例>
次に、図10を参照して、本実施の形態の変形例としての磁気メモリデバイスの書込条件設定方法について説明する。本変形例が対象とする磁気メモリデバイスは、外部からの信号によって書き込み動作の制御を行うものである。
図10に示したように、まず、図5の手順に従って検査し、良否を判断する(ステップS1110)。ここで良品と判断されたものについては、SRAMの代替品として(随時書込読出メモリデバイスとして)使用可能と判断する(ステップS1160)。一方、ステップS1110において不合格となったものについては、図8の手順に従って検査を行い、良否を判断する(ステップS1120)。ここで良品と判断されたものについては、1回書込可能なEPROMとして使用可能と判断する(ステップS1170)。ステップS1120において不合格となったものについては、不良品と判断する(ステップS1130)。
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。すなわち当技術分野を熟知した当業者であれば理解できるように、上記実施の形態は本発明の一具体例であり、本発明は、上記の内容に限定されるものではない。製造方法、構造および寸法などの修正および変更は、本発明と一致する限り、好ましい具体例に対応して行われる。
IC,IR…書込電流、1…磁気メモリセル、10…ビット線、20…ワード線、30…MTJ素子、1010…メモリサブユニット、1020…メモリサブアレイ、1030…定電流源、1040…列方向ドライバ、1050…行方向ドライバ、1055…データレジスタ、1060…アドレスバス、1065…アドレスレジスタ、1075…アルゴリズムコントローラ、1076…コントローラ、1080…アドレスバッファ、1090…アドレスマルチプレクサ。

Claims (17)

  1. 複数の磁気メモリセルを有する少なくとも1つのメモリサブアレイと、
    複数の行方向書込線と、
    複数の列方向書込線と、
    複数の行方向書込線と接続された行方向ドライバと、
    複数の列方向書込線と接続された列方向ドライバと、
    少なくとも1つの定電流源と、
    前記メモリサブアレイと連結され、所望の前記磁気メモリセルとアクセスするためのアドレスを一時的に保持するアドレスレジスタと、
    前記メモリサブアレイと連結され、所望の前記磁気メモリセルと比較を行うためのデータまたは磁気メモリセルへ書き込むためのデータを一時的に保持するデータレジスタと、
    前記メモリサブアレイと連結されたアドレスマルチプレクサと、
    前記メモリサブアレイへの外部からのアクセスを可能とするアドレスバスと、
    前記アドレスマルチプレクサと連結され、前記アドレスバスによって駆動されて外部からのアドレス信号を前記アドレスマルチプレクサへ出力するアドレスバッファと、
    前記メモリサブアレイと連結されたセンスアンプと、
    を備え、
    前記定電流源は、互いに並列接続された複数の電流源と、前記複数の電流源の各々と直列接続された複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタとそれぞれ接続されてその起動を行う複数のラッチセルとを有し、
    前記行方向ドライバおよび前記列方向ドライバは、前記メモリサブアレイと連結され、前記アドレスマルチプレクサからの所定のアドレスに対応して、前記データレジスタからのデータを所定の前記磁気メモリセルへ書き込む
    ことを特徴とする磁気メモリデバイス。
  2. さらに
    前記行方向書込線を流れる行方向書込電流の初期値および前記列方向書込線を流れる列方向書込電流の初期値を設定することと、
    前記行方向ドライバおよび前記列方向ドライバを駆動し、前記初期値に相当する前記行方向書込電流および列方向書込電流を、それぞれ前記アドレスマルチプレクサからの所定のアドレス信号に対応した前記行方向書込線および前記列方向書込線に供給することにより、前記磁気メモリセルへの入力データの書込を行うことと、
    前記磁気メモリセルから出力データを読み出し、前記データレジスタに保持されたデータと比較することと
    を行うアルゴリズムコントローラを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気メモリデバイス。
  3. 前記アドレスバッファを介して前記アドレスマルチプレクサと連結されたアドレスバスと、
    前記メモリサブアレイと連結された双方向データバスと、
    前記アルゴリズムコントローラと接続されたチップイネーブルと
    前記アルゴリズムコントローラと接続されたアウトプットイネーブルと、
    前記アルゴリズムコントローラと接続された書込信号入力端子と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の磁気メモリデバイス。
  4. 前記メモリサブアレイは、前記磁気メモリセルがマトリックス状に行方向および列方向へ複数配置されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気メモリデバイス。
  5. 前記磁気メモリセルは、磁気トンネル接合素子を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁気メモリデバイス。
  6. 前記メモリサブアレイは、行方向に延在する複数のワード線を有している
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁気メモリデバイス。
  7. 前記メモリサブアレイは、列方向に延在する複数のビット線を有している
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁気メモリデバイス。
  8. 前記複数のワード線と接続された行方向ドライバを有している
    ことを特徴とする請求項6に記載の磁気メモリデバイス。
  9. 前記複数のビット線と接続された列方向ドライバを有している
    ことを特徴とする請求項7に記載の磁気メモリデバイス。
  10. 前記行方向ドライバおよび列方向ドライバは、前記定電流源によって駆動される
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気メモリデバイス。
  11. 前記定電流源は、前記アルゴリズムコントローラによって制御される
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁気メモリデバイス。
  12. 前記アドレスマルチプレクサは、前記メモリサブアレイにおける所望の磁気メモリセルに対応するアドレスを、前記アドレスバッファまたは前記アドレスレジスタのいずれかより選択するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気メモリデバイス。
  13. 前記センスアンプにより、前記メモリサブアレイに書き込まれたデータの読み出しが行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気メモリデバイス。
  14. 前記双方向データバスの利用により、前記メモリサブアレイへの書き込みおよび前記メモリサブアレイからの読み出しが行われる
    ことを特徴とする請求項3に記載の磁気メモリデバイス。
  15. 前記チップイネーブルを利用して前記メモリサブアレイへの書き込みを有効とするか無効とするかの選択が行われる
    ことを特徴とする請求項3に記載の磁気メモリデバイス。
  16. 前記アウトプットイネーブルによって、双方向データを有効または無効とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の磁気メモリデバイス。
  17. 前記書込信号入力端子は、前記メモリサブアレイを対象とした書き込み、読み出しおよびプログラミングを可能とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の磁気メモリデバイス。
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