JP2005349800A - 印刷用ブランケット及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 べた着肉性、網点再現性等の印刷性能に優れ、しかも、製造時に於いて、積層一体化構造が簡単にでき、溶剤による作業環境悪化の虞が少ない印刷用ブランケットを提供する。
【解決手段】 本発明は、表面印刷層と基材層とを含む積層構造を有する印刷用ブランケットであって、表面印刷層および基材層がともにポリウレタンからなり且つ遠心成形により形成されてなり、前記基材層のJIS A硬度が90〜99度で且つ前記表面印刷層のJIS A硬度より大きいことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、表面印刷層と基材層とを含む積層構造を有する印刷用ブランケットであって、表面印刷層および基材層がともにポリウレタンからなり且つ遠心成形により形成されてなり、前記基材層のJIS A硬度が90〜99度で且つ前記表面印刷層のJIS A硬度より大きいことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷用ブランケット及びその製造方法に関する。
フラット型表示装置に用いられるカラーフィルターなどへのパターンの印刷、基板上への電子回路の印刷、帳票類、カード、チケットなどのビジネスフォームへの印刷等においては、スキージを用いてインクをパターン用凹版に充填してパターンを形成し、印刷用ブランケット表面に接触転写し、被印刷体に再転写する所謂オフセット印刷が行われてる。
オフセット印刷に使用される印刷用ブランケットは、通常、ロール状に成形され、円筒又は円柱上の金属製支持体の外周に外嵌圧着されて用いられる。
ところで、このような印刷用ブランケットは、パターンを正確に転写するため(即ち、ベタ着肉性、網点再現性等の印刷性能を良好とするため)に、凹版に点接触ではなく、所定幅(ニップ幅)で接触される。
そのため、印刷用ブランケットには、表面が変形し易いことが求められ種々の工夫がなされている。
オフセット印刷に使用される印刷用ブランケットは、通常、ロール状に成形され、円筒又は円柱上の金属製支持体の外周に外嵌圧着されて用いられる。
ところで、このような印刷用ブランケットは、パターンを正確に転写するため(即ち、ベタ着肉性、網点再現性等の印刷性能を良好とするため)に、凹版に点接触ではなく、所定幅(ニップ幅)で接触される。
そのため、印刷用ブランケットには、表面が変形し易いことが求められ種々の工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、ビジネスフォーム印刷用でシリンダーに貼り付けて用いる印刷用ブランケットを、多孔質の耐油性ゴムからなる単層の圧縮性層とその片面に形成された表面印刷層とを備える二層構造とし、前記圧縮性層の密度を0.3〜0.8g/cm3、厚みを0.3〜0.8mmとすることが開示されている。また、圧縮歪み0.1〜0.15mm時の圧縮応力として5〜25kg/cm2が好ましいことも開示されている。
しかし、このような印刷用ブランケットは、均一な多孔質ゴムが得られにくく、また、多孔質であるために剛性が低く品質が安定しないことから、良好な印刷性能という点で依然として問題を有している。さらに、圧縮性層を設けるための製造工程が煩雑になるという問題も有している。
特開平11−291660号公報
しかし、このような印刷用ブランケットは、均一な多孔質ゴムが得られにくく、また、多孔質であるために剛性が低く品質が安定しないことから、良好な印刷性能という点で依然として問題を有している。さらに、圧縮性層を設けるための製造工程が煩雑になるという問題も有している。
また、特許文献2には、ゴム糊を塗布し積層した基材層の上に、中空微小球を分散含有する常温硬化型の硬化性ウレタンで圧縮性層を形成し、その上にゴム糊で表面印刷層を形成した、空隙率が高く、均一で圧縮特性に優れた印刷用ブランケットが開示されている。
しかし、このような印刷用ブランケットは、構造が複雑で製造工程が煩雑であり、ゴム糊を多数回用いているため、溶剤による作業環境悪化の問題や廃棄物処理の問題を有している。
特開2000−1061号公報
しかし、このような印刷用ブランケットは、構造が複雑で製造工程が煩雑であり、ゴム糊を多数回用いているため、溶剤による作業環境悪化の問題や廃棄物処理の問題を有している。
また、特許文献3には、ゴム糊を塗布し積層した基材層の上に、未加硫ゴムシートをゴム糊で貼り付けるか又はゴム糊を調整して表面印刷層を設けることにより、表面を変形し易いものとした印刷用ブランケットが開示されている。更に、該特許文献には、前記各層の少なくとも一層を溶剤含有量10体積%以下の無溶剤形ウレタンで形成し、ゴム糊の使用量を減らし、作業環境の悪化や大気汚染を防ぐことも開示されている。
しかし、このような印刷用ブランケットでは、溶剤の使用量は減少するが、いまだ多くの溶剤が使用されるため(特許文献3[表1]参照)、作業環境を悪化させる問題や廃棄物処理の問題が残存する。また、印刷用ブランケットの構造が複雑なため工程が煩雑になるという問題もある。
特開2000−168259号公報
しかし、このような印刷用ブランケットでは、溶剤の使用量は減少するが、いまだ多くの溶剤が使用されるため(特許文献3[表1]参照)、作業環境を悪化させる問題や廃棄物処理の問題が残存する。また、印刷用ブランケットの構造が複雑なため工程が煩雑になるという問題もある。
上記問題点に鑑み、本発明の課題は、べた着肉性、網点再現性等の印刷性能に優れ、しかも、製造時に於いて、積層一体化構造が簡単にでき、溶剤による作業環境悪化の問題や廃棄物処理の問題が生じる虞の少ない印刷用ブランケットおよびその製造方法を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決すべく、表面印刷層と基材層とを含む積層構造を有する印刷用ブランケットであって、表面印刷層および基材層がともにポリウレタンからなり且つ遠心成形により形成されてなり、前記基材層のJIS A硬度が90〜99度で且つ前記表面印刷層のJIS A硬度より大きいことを特徴とする印刷用ブランケットを提供する。
更に、本発明は、斯かる印刷用ブランケットを製造する印刷用ブランケットの製造方法であって、
ポリオールとイソシアネートとを混合した表面印刷層形成用の液状材料を、加熱され回転する円筒金型内側に注入し半硬化させ、その状態で、ポリオール、鎖延長剤およびイソシアネートを混合した基材層形成用の液状材料を注入し硬化させることを特徴とする印刷用ブランケットの製造方法を提供する。
ポリオールとイソシアネートとを混合した表面印刷層形成用の液状材料を、加熱され回転する円筒金型内側に注入し半硬化させ、その状態で、ポリオール、鎖延長剤およびイソシアネートを混合した基材層形成用の液状材料を注入し硬化させることを特徴とする印刷用ブランケットの製造方法を提供する。
本発明によれば、べた着肉性、網点再現性等の印刷性能に優れ、しかも、製造時に於いて、積層一体化構造が簡単にでき、溶剤による作業環境悪化の問題や廃棄物処理の問題が生じる虞の少ない印刷用ブランケット及びその製造方法が提供される。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
本実施形態の印刷用ブランケットは、熱硬化性ポリウレタンにより形成され、遠心成形により図1に示すような円筒状の形態に成形されている。
前記印刷用ブランケット10は、基材層12と、該基材層12上に積層された表面印刷層11とを備え、前記基材層12のJIS A硬度が90〜99度とされてなる。
尚、前記基材層12は、特に、補強布等を備えず、ポリウレタンの弾性体のみから構成されている。
本実施形態の印刷用ブランケットは、熱硬化性ポリウレタンにより形成され、遠心成形により図1に示すような円筒状の形態に成形されている。
前記印刷用ブランケット10は、基材層12と、該基材層12上に積層された表面印刷層11とを備え、前記基材層12のJIS A硬度が90〜99度とされてなる。
尚、前記基材層12は、特に、補強布等を備えず、ポリウレタンの弾性体のみから構成されている。
本実施形態に於いては、前記基材層12がJIS A硬度で90〜99度とされてなるので、補強布等によって補強されずとも、シリンダ等の支持体を挿入し回転させる場合の剪断力に耐えうる圧着保持力を有するものとなる。
即ち、前記基材層12の硬度がJIS A硬度で90未満の場合は、印刷用ブランケット1を支持体に伸張率2〜10%程度で被覆保持させるのに十分な圧着力が得られず、また、JIS A硬度で99度より大きくなると、硬化が早すぎて遠心成形が困難となる。
即ち、前記基材層12の硬度がJIS A硬度で90未満の場合は、印刷用ブランケット1を支持体に伸張率2〜10%程度で被覆保持させるのに十分な圧着力が得られず、また、JIS A硬度で99度より大きくなると、硬化が早すぎて遠心成形が困難となる。
また、本実施形態に於いて、前記表面印刷層11としては、JIS A硬度で10〜70度のものが好ましい。JIS A硬度が10度より低くなると、パターン凹版との圧着による永久歪みが大きくなって網点の再現性が悪くなる傾向があり、70度より高くなると、凹版との接触長さ(ニップ幅)が短くなってベタ着肉性が悪くなる傾向があり、更に、印刷機のギヤ駆動部等からの振動が吸収不足になり、いずれにしても印刷品質が低下する虞がある。
前記基材層12及び表面印刷層11の厚さは、上記硬度において、それぞれ基材層12が0.15〜0.5mm、表面印刷層11が0.15〜2.0mmで且つ表面印刷層11≧基材層12とされてなる。
本実施形態に於いては、前記表面印刷層11及び前記基材層12が熱硬化性ポリウレタンにより形成されてなるので、液状材料としてのポリオール、イソシアネートの種類、架橋剤の種類や組成、及びこれらの混合比率を調整することにより、得られる層の硬度、剛性等の物性を容易に調整することができ、且つ、耐インク性に優れ、溶剤を用いずに形成されうるものとなる。しかも、遠心成形により成形されてなるので、積層一体化構造が連続操作で簡単に形成されたものとなる。
前記ポリウレタンに使用するポリオールは、特に限定されるものではなく、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどのポリエーテルポリオール、ポリエチレンアジペートやポリブチレンアジペートなどの縮合ポリエステル系ポリオール、ポリカプロラクタムの開環重合ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリオレフィンポリオール等の公知の多価アルコールを使用することができる。
前記イソシアネートとしては、特に限定されるものではなく、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシアネートなどの芳香族イソシアネートや、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネートなどの脂肪族イソシアネート等の公知のものを使用することができる。
また、要すれば、前期ポリオールと前記イソシアネート以外に架橋剤として、エチレングルコール、ブタンジオールなどのアルコール系架橋剤や、4,4’−ジアミノ−ジフェニルアミン、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルアミン(MOCA)などの芳香族ジアミン、エチレンジアミン、ブチレンジアミンなどの脂肪族ジアミン等のアミン系などを併用することができる。
本実施形態の印刷用ブランケットの製造は、例えば、図2に示すような遠心成形機1を用いて行われる。尚、遠心成形機1は、モータ3などで回転する駆動軸5と、該駆動軸5の先端に取付けられ、且つ片持ちで回転可能に支持された円筒形状の金型2と、該金型2の外周に適宜配置されたヒータ41と、該ヒータ41及び金型2などを覆う断熱ケース4と、該断熱ケース4を開閉する扉42とを備えて構成されている。
このような遠心成形機1を用いて第一実施形態の印刷用ブランケットを製造する方法についてより具体的に説明する。
まず、脱泡し加熱したポリオールに硬化剤およびイソシアネートを所定量添加、混合して表面層形成用の液状材料(粘性液)及び基材層形成用の液状材料(粘性液)を調製する。
次いで、金型2を回転させながら前記扉42から粘性液を金型2内に注入し、更に、この金型2を加熱しつつ回転させることにより、粘性液に遠心力をかけながら、前記粘性液を流動性はないが更に硬化が進行しうる所謂半硬化状態にまで硬化させる。次いで、この半硬化状態に於いて、基材層形成用の粘性液をその内側に注入し、同様に、加熱しつつ回転させて硬化させて、表面印刷層11及び基材層12が積層一体化された印刷用ブランケットとする。
まず、脱泡し加熱したポリオールに硬化剤およびイソシアネートを所定量添加、混合して表面層形成用の液状材料(粘性液)及び基材層形成用の液状材料(粘性液)を調製する。
次いで、金型2を回転させながら前記扉42から粘性液を金型2内に注入し、更に、この金型2を加熱しつつ回転させることにより、粘性液に遠心力をかけながら、前記粘性液を流動性はないが更に硬化が進行しうる所謂半硬化状態にまで硬化させる。次いで、この半硬化状態に於いて、基材層形成用の粘性液をその内側に注入し、同様に、加熱しつつ回転させて硬化させて、表面印刷層11及び基材層12が積層一体化された印刷用ブランケットとする。
斯かる方法に於いては、表面層形成用の粘性液が半硬化の状態で、基材層形成用の粘性液を注入して硬化させるため、双方の未反応成分を反応させて化学的に結合させることができ、互いの層を強固に一体化させることができる。
本実施形態に於いては、前記表面層形成用の粘性液を金型2内に注入する前に、反応型シリコーンゴム等の離型性を向上させる樹脂の原料液(離型性液状材料)を金型2に注入し且つ金型2を加熱し回転させて完全硬化させることにより、金型2内面に離型性を向上させる樹脂層を形成しておくことが好ましい。
このような樹脂層を形成しておくことで、金型2内面の切削目(バイト目)や、その他の傷、あるいは異物の付着などがあっても、印刷用ブランケットの表面粗さをより小さなものとすることができる。また、回転時の円筒金型内面の振れを小さくできるので、この表面処理(樹脂層を形成する処理)をした金型を用いて形成する表面印刷層の厚みのばらつきを小さくできる。
このような樹脂層を形成しておくことで、金型2内面の切削目(バイト目)や、その他の傷、あるいは異物の付着などがあっても、印刷用ブランケットの表面粗さをより小さなものとすることができる。また、回転時の円筒金型内面の振れを小さくできるので、この表面処理(樹脂層を形成する処理)をした金型を用いて形成する表面印刷層の厚みのばらつきを小さくできる。
尚、本実施形態における印刷用ブランケットは、表面印刷層11と基材層12の二層からなるものであったが、本発明における印刷用ブランケットは、前記二層のものに限定されるものではなく、前記表面印刷層11と前記基材層12との間に中間層が形成されてなるものであってもよい。
斯かる中間層が形成された印刷用ブランケットを製造するには、表面印刷層形成用の粘性液を半硬化させた状態で、中間層形成用の粘性液を金型2内に注入して半硬化させ、次いで、中間層形成用の粘性液が半硬化の状態で、基材層形成用の液状材料を注入して硬化させればよい。
斯かる中間層が形成された印刷用ブランケットを製造するには、表面印刷層形成用の粘性液を半硬化させた状態で、中間層形成用の粘性液を金型2内に注入して半硬化させ、次いで、中間層形成用の粘性液が半硬化の状態で、基材層形成用の液状材料を注入して硬化させればよい。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<実施例1>
100℃で12時間減圧脱泡したひまし油ポリオール(豊年製油社製、2T−5008、水酸基価=17.3KOHmg/g)100重量部と、液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412、NCO%=33.5)4重量部とを混合し、約2分間攪拌して表面印刷層形成用粘性液を調製した。この表面印刷層形成用粘性液を、回転振れ0.05mm以内に調整し、120℃に予熱され且つ500rpmで回転している遠心成形用円筒金型の内側に注入し、2500rpmで3分間回転させた後、500rpmに戻し30分かけて上記粘性液を半硬化状態にした。
一方、100℃で12時間減圧脱泡したポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製 ニポランN141、OH価=110KOHmg/g)60重量部と加熱溶融した鎖延長剤(イハラケミカル工業社製 キュアミンMT)40重量部との混合液に、HDIトリマー(住化バイエルウレタン社製 スミジュールN3300、NCO%=21.8)84.4重量部を混合攪拌して基材層形成用粘性液を調製した。この基材層形成用粘性液を、120℃、500rpmで回転する上記半硬化状態の表面印刷層の内側に注入し、2500rpmで3分間回転させた後、500rpmに戻し30分かけて硬化させた後、脱型し、内側に基材層、外側に表面印刷層が積層一体化された円筒体を得た。この円筒体を110℃で3時間、後架橋させ、有機溶剤を使用することなく表面印刷層厚み1.2mm、基材層厚み0.3mm、総厚1.5mmの印刷用ブランケットを得た。
100℃で12時間減圧脱泡したひまし油ポリオール(豊年製油社製、2T−5008、水酸基価=17.3KOHmg/g)100重量部と、液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412、NCO%=33.5)4重量部とを混合し、約2分間攪拌して表面印刷層形成用粘性液を調製した。この表面印刷層形成用粘性液を、回転振れ0.05mm以内に調整し、120℃に予熱され且つ500rpmで回転している遠心成形用円筒金型の内側に注入し、2500rpmで3分間回転させた後、500rpmに戻し30分かけて上記粘性液を半硬化状態にした。
一方、100℃で12時間減圧脱泡したポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製 ニポランN141、OH価=110KOHmg/g)60重量部と加熱溶融した鎖延長剤(イハラケミカル工業社製 キュアミンMT)40重量部との混合液に、HDIトリマー(住化バイエルウレタン社製 スミジュールN3300、NCO%=21.8)84.4重量部を混合攪拌して基材層形成用粘性液を調製した。この基材層形成用粘性液を、120℃、500rpmで回転する上記半硬化状態の表面印刷層の内側に注入し、2500rpmで3分間回転させた後、500rpmに戻し30分かけて硬化させた後、脱型し、内側に基材層、外側に表面印刷層が積層一体化された円筒体を得た。この円筒体を110℃で3時間、後架橋させ、有機溶剤を使用することなく表面印刷層厚み1.2mm、基材層厚み0.3mm、総厚1.5mmの印刷用ブランケットを得た。
<実施例2>
表面印刷層形成用に用いるポリオールをポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポラン4032、水酸基価=60KOHmg/g)とし、該ポリエステル系ポリオールを100重量部、イソシアネートとして液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412、NCO%=33.5)を10.7重量部用いた以外は実施例1と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
表面印刷層形成用に用いるポリオールをポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポラン4032、水酸基価=60KOHmg/g)とし、該ポリエステル系ポリオールを100重量部、イソシアネートとして液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412、NCO%=33.5)を10.7重量部用いた以外は実施例1と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
<実施例3>
予め円筒金型の内側に液状シリコーンゴム(信越化学工業社製、KE17)を注入して、500rpmの回転数で120℃×5時間硬化をさせて、内面平滑化処理をした金型を用いた以外は実施例2と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
予め円筒金型の内側に液状シリコーンゴム(信越化学工業社製、KE17)を注入して、500rpmの回転数で120℃×5時間硬化をさせて、内面平滑化処理をした金型を用いた以外は実施例2と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
<実施例4>
基材層と表面印刷層との間にJIS−A硬度が50度の中間層を遠心成形により設け3層構造とした以外は、実施例2と同様にして、印刷用ブランケットを得た。
尚、JIS−A硬度が50度の中間層は、ポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポラン4032)100重量部に、イソシアネートとして液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412)5.8重量部とHDIトリマー(住化バイエルウレタン社製、スミジュールN3300)10.8重量部とを混合したものを用いて形成した。
基材層と表面印刷層との間にJIS−A硬度が50度の中間層を遠心成形により設け3層構造とした以外は、実施例2と同様にして、印刷用ブランケットを得た。
尚、JIS−A硬度が50度の中間層は、ポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポラン4032)100重量部に、イソシアネートとして液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412)5.8重量部とHDIトリマー(住化バイエルウレタン社製、スミジュールN3300)10.8重量部とを混合したものを用いて形成した。
<実施例5>
基材層形成用粘性液のポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポランN141、水酸基価=110KOHmg/g)の重量部数を60重量部に代えて50重量部とし、且つ、鎖延長剤(イハラケミカル工業社製、キュアミンMT)の加熱溶融物の重量部数を40重量部に代えて50重量部とし、HDIトリマーを84.4重量部に代えて95.6重量部として、得られる表面印刷層(ポリウレタン)のJIS A硬度を99度にした以外は、実施例2と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
基材層形成用粘性液のポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポランN141、水酸基価=110KOHmg/g)の重量部数を60重量部に代えて50重量部とし、且つ、鎖延長剤(イハラケミカル工業社製、キュアミンMT)の加熱溶融物の重量部数を40重量部に代えて50重量部とし、HDIトリマーを84.4重量部に代えて95.6重量部として、得られる表面印刷層(ポリウレタン)のJIS A硬度を99度にした以外は、実施例2と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
<実施例6>
表面印刷層形成用粘性液の液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412、NCO%=33.5)の重量部数を4重量部に代えて21.6重量部として、得られる表面印刷層(ポリウレタン)のJIS A硬度を70度にした以外は実施例1と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
表面印刷層形成用粘性液の液状MDI(住化バイエルウレタン社製、スミジュールG412、NCO%=33.5)の重量部数を4重量部に代えて21.6重量部として、得られる表面印刷層(ポリウレタン)のJIS A硬度を70度にした以外は実施例1と同様にして、印刷用ブランケットを製造した。
<比較例1>
実施例2の表面印刷層形成用粘性液にて遠心成形し、総厚1.5mmのポリウレタン(JIS A硬度30度)単層からなる印刷用ブランケットを製造した。
実施例2の表面印刷層形成用粘性液にて遠心成形し、総厚1.5mmのポリウレタン(JIS A硬度30度)単層からなる印刷用ブランケットを製造した。
<比較例2>
実施例2の基材層形成用粘性液にて遠心成形し、総厚1.5mmのポリウレタン(JIS A硬度90度)単層からなる印刷用ブランケットを製造した。
実施例2の基材層形成用粘性液にて遠心成形し、総厚1.5mmのポリウレタン(JIS A硬度90度)単層からなる印刷用ブランケットを製造した。
<比較例3>
シリコーンゴム(信越化学工業社製、KE1402)粘性液を用いて表面印刷層(JIS A硬度30度のシリコーンゴム)を遠心成形にて形成し、一旦冷却し接着プライマーをスプレー塗工して再度120℃に昇温し、次いで、実施例1の基材層形成用粘性液にて遠心成形し、シリコーンゴムの表面印刷層を有する印刷用ブランケットを製造した。
シリコーンゴム(信越化学工業社製、KE1402)粘性液を用いて表面印刷層(JIS A硬度30度のシリコーンゴム)を遠心成形にて形成し、一旦冷却し接着プライマーをスプレー塗工して再度120℃に昇温し、次いで、実施例1の基材層形成用粘性液にて遠心成形し、シリコーンゴムの表面印刷層を有する印刷用ブランケットを製造した。
<比較例4>
基材層形成用粘性液のポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポランN141、水酸基価=110KOHmg/g)の重量部数を60重量部に代えて80重量部とし、且つ、鎖延長剤(イハラケミカル工業社製、キュアミンMT)の加熱溶融物の重量部数を40重量部に代えて20重量部とし、HDIトリマーを84.4重量部に代えて60重量部とした以外は、実施例6と同様にして、表面印刷層のJIS A硬度(70度)が、基材層のそれ(60度)より高い構成の印刷用ブランケットを製造した。
基材層形成用粘性液のポリエステル系ポリオール(日本ポリウレタン工業社製、ニッポランN141、水酸基価=110KOHmg/g)の重量部数を60重量部に代えて80重量部とし、且つ、鎖延長剤(イハラケミカル工業社製、キュアミンMT)の加熱溶融物の重量部数を40重量部に代えて20重量部とし、HDIトリマーを84.4重量部に代えて60重量部とした以外は、実施例6と同様にして、表面印刷層のJIS A硬度(70度)が、基材層のそれ(60度)より高い構成の印刷用ブランケットを製造した。
<比較例5>
表面印刷層のみ実施例2と同様に作成し、糊付き基布をゴム糊を介して積層し形成した基材層に、ウレタン系接着剤を用いて接着して印刷用ブランケットを製造した。
表面印刷層のみ実施例2と同様に作成し、糊付き基布をゴム糊を介して積層し形成した基材層に、ウレタン系接着剤を用いて接着して印刷用ブランケットを製造した。
<評価>
各実施例、比較例の評価については次のとおり実施した。
物理特性評価
<JIS A硬度>
表面印刷層及び基材層の硬度測定用試料は、各実施例及び比較例に於ける表面印刷層及び基材層の粘性液を、別途シート成形金型に注入し、加熱条件を遠心成形に於ける各層形成の条件と同様にして硬化させ、脱型、後架橋して作製した。
この硬度測定用試料のJIS A硬度をJIS K 6253のタイプAデュロメータを用いて、23℃の温度で測定した。
<剥離、破れ>
印刷枚数ごとに、印刷用ブランケットの剥離あるいは破れが発生していないかどうかを目視にて観察した。
<表面粗さ>
JIS B 0601に準じ、表面粗さ計(ミツトヨ社製 SURF TEST SV400)を用い10点平均粗さ(Rz)を測定した。
各実施例、比較例の評価については次のとおり実施した。
物理特性評価
<JIS A硬度>
表面印刷層及び基材層の硬度測定用試料は、各実施例及び比較例に於ける表面印刷層及び基材層の粘性液を、別途シート成形金型に注入し、加熱条件を遠心成形に於ける各層形成の条件と同様にして硬化させ、脱型、後架橋して作製した。
この硬度測定用試料のJIS A硬度をJIS K 6253のタイプAデュロメータを用いて、23℃の温度で測定した。
<剥離、破れ>
印刷枚数ごとに、印刷用ブランケットの剥離あるいは破れが発生していないかどうかを目視にて観察した。
<表面粗さ>
JIS B 0601に準じ、表面粗さ計(ミツトヨ社製 SURF TEST SV400)を用い10点平均粗さ(Rz)を測定した。
印刷特性評価
各実施例、比較例の印刷用ブランケットをオフセット印刷機に5%伸張させて取り付け、コート紙に対するベタ印刷と網点印刷を行いベタ着肉性と網点の太りを下記のように評価した。
<ベタ着肉性>
ベタ印刷分より1cm角の部分をコート紙一枚あたり16箇所採取し、コート紙5枚分の計80箇所の試料について画像処理装置(ピアス社製LA55)を用いて濃度分布の標準偏差を求め、7.0以下を◎、7.0を超え9.0以下を○、9.0を超え11.0以下を△、11.0を超えるものを×とした。
<網点の太り>
原版の網点と印刷された網点とを顕微鏡により面積を測定し、該面積が原版に対し1.07倍以下を◎、1.07倍を超え1.10倍以下を○、1.10倍を超え1.15倍以下を△、1.15倍を超えるものを×とした。
各実施例、比較例の印刷用ブランケットをオフセット印刷機に5%伸張させて取り付け、コート紙に対するベタ印刷と網点印刷を行いベタ着肉性と網点の太りを下記のように評価した。
<ベタ着肉性>
ベタ印刷分より1cm角の部分をコート紙一枚あたり16箇所採取し、コート紙5枚分の計80箇所の試料について画像処理装置(ピアス社製LA55)を用いて濃度分布の標準偏差を求め、7.0以下を◎、7.0を超え9.0以下を○、9.0を超え11.0以下を△、11.0を超えるものを×とした。
<網点の太り>
原版の網点と印刷された網点とを顕微鏡により面積を測定し、該面積が原版に対し1.07倍以下を◎、1.07倍を超え1.10倍以下を○、1.10倍を超え1.15倍以下を△、1.15倍を超えるものを×とした。
作業性評価
各実施例、比較例の印刷用ブランケットの脱型性、層間接着処理の要否を下記のように評価し、併せて総合評価も行った。なお、総合評価においては、有機溶剤を使用するものは、×とした。
<脱型性>
硬化後の脱型において、表面のむしり取られ等の有無を目視にて評価した。
<層間接着処理>
基材層と表面印刷層との層間接着状態を観察し、一体化が十分なものを層間接着処理なし、不十分なものを層間接着処理要として評価した。
各実施例、比較例の印刷用ブランケットの脱型性、層間接着処理の要否を下記のように評価し、併せて総合評価も行った。なお、総合評価においては、有機溶剤を使用するものは、×とした。
<脱型性>
硬化後の脱型において、表面のむしり取られ等の有無を目視にて評価した。
<層間接着処理>
基材層と表面印刷層との層間接着状態を観察し、一体化が十分なものを層間接着処理なし、不十分なものを層間接着処理要として評価した。
前記評価の結果を表1に示した。
1 遠心成形機
2 金型
10 印刷用ブランケット
11 表面印刷層
12 基材層
2 金型
10 印刷用ブランケット
11 表面印刷層
12 基材層
Claims (5)
- 表面印刷層と基材層とを含む積層構造を有する印刷用ブランケットであって、
表面印刷層および基材層がともにポリウレタンからなり且つ遠心成形により形成されてなり、前記基材層のJIS A硬度が90〜99度で且つ前記表面印刷層のJIS A硬度より大きいことを特徴とする印刷用ブランケット。 - 前記表面印刷層がJIS A硬度10〜70度で、可塑剤を含有しないポリウレタンからなることを特徴とする請求項1記載の印刷用ブランケット。
- 請求項1又は2記載の印刷用ブランケットを製造する印刷用ブランケットの製造方法であって、
ポリオールとイソシアネートとを混合した表面印刷層形成用の液状材料を、加熱され回転する円筒金型内に注入し半硬化させ、その状態で、ポリオール、鎖延長剤およびイソシアネートを混合した基材層形成用の液状材料を注入し硬化させることを特徴とする印刷用ブランケットの製造方法。 - 請求項1又は2記載の印刷用ブランケットを製造する印刷用ブランケットの製造方法であって、
ポリオールとイソシアネートとを混合した表面印刷層形成用の液状材料を、加熱され回転する円筒金型内に注入し半硬化させ、その状態で中間層用液状材料を注入し半硬化させ、次いで、中間層用液状材料が半硬化の状態で、ポリオール、鎖延長剤およびイソシアネートを混合した基材層形成用の液状材料を注入し硬化させることを特徴とする印刷用ブランケットの製造方法。 - 前記表面印刷層形成用の液状材料を注入する前に、前記円筒金型内面に予め離型性液状材料を注入し、硬化させて金型の成形面を平滑化することを特徴とする請求項3又は4記載の印刷用ブランケットの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004175735A JP2005349800A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 印刷用ブランケット及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2004-06-14 JP JP2004175735A patent/JP2005349800A/ja not_active Withdrawn
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