JP5174997B1 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

実施の形態のモータ駆動装置1は、位置指令およびモータの位置検出値に基いて、前記モータを駆動する電流を生成するモータ駆動部と、前記モータのモータコイルの周辺部に設置された温度センサの出力値を位相進み特性とローパス特性を併せ持つフィルタで補正することによりモータコイル周辺温度推定値を算出するモータコイル周辺温度推定部7と、前記電流からモータコイル上昇温度推定値を算出するモータコイル上昇温度推定部6と、前記モータコイル周辺温度推定値と前記モータコイル上昇温度推定値とに基いて前記電流に制限をかけるモータコイル保護部9と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイルを備える多相モータの駆動装置に関し、特に、モータコイル温度推定機能を備えるモータ駆動装置に関する。
モータおよびモータ駆動装置では、モータコイルに電流を流すことで駆動トルクを発生させるが、モータコイルに大電流を流し続けた場合、モータコイルが発熱して例えば180℃以上の高温に達してモータコイルの破損やモータマグネットの減磁などの障害が生じることがあり得る。そのため、モータコイルの温度を測定して、モータコイルに流す電流を制限するなどの保護が必要である。しかしながら、モータコイルに温度センサを直接設置することは物理的に困難であるため、何らかの方法でモータコイル温度を推定する必要がある。
従来のモータ駆動装置のモータコイル温度推定方法では、例えば、特許文献1に記載の通り、モータ周辺に設置した温度センサで検出した温度と、モータ電流の2乗値にゲインを掛けた値の積分値をローパスフィルタに通した値との加算によりモータコイル温度を推定していた。
特開2005−204358号公報
しかしながら、上記従来のモータコイル温度推定方法においては、モータコイルからモータ周辺に設置された温度センサまでの熱伝導遅れが考慮されていない。このため、起動直後から温度センサが設置されたモータ周辺部の温度が上昇して定常状態に達するまでの期間、モータコイル温度推定値と実際の値との差である温度推定誤差が大きくなり、十分なモータコイルの保護ができないという課題があった。
また、上記のモータコイル温度推定方法では、モータ電流の2乗値に掛けるゲインとして固定値を用いているが、モータの熱抵抗はモータが組み付けられるフランジ等の装置の構造に依存して変化するため装置によってはモータコイル温度推定誤差が大きくなるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、起動直後の温度センサが設置されたモータ周辺部の温度が低い状態でも、有効なモータコイル保護を作用させるための誤差の少ないモータコイル温度推定方法を用いたモータ駆動装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、モータが組み付けられる装置が変化しても、モータコイル温度推定に用いる定数を簡便に同定することにより、有効なモータコイル保護を作用させるための誤差の少ないモータコイル温度推定方法を用いたモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、位置指令およびモータの位置検出値に基いて、前記モータを駆動する電流を生成するモータ駆動部と、前記モータのモータコイルの周辺部に設置された温度センサの出力値を位相進み特性とローパス特性を併せ持つフィルタで補正することによりモータコイル周辺温度推定値を算出するモータコイル周辺温度推定部と、前記電流からモータコイル上昇温度推定値を算出するモータコイル上昇温度推定部と、前記モータコイル周辺温度推定値と前記モータコイル上昇温度推定値とに基いて前記電流に制限をかけるモータコイル保護部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかるモータ駆動装置は、起動時などにおけるモータコイルの実温度と温度センサが設置されているモータ周辺部の温度差が大きい状態でも、熱伝達遅れが補正され、より精確なモータ周辺温度を推定することができるという効果を奏する。更に、モータ電流から推定されたモータコイル温度上昇推定値と加算することにより精確なモータコイル温度が推定できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1によるモータコイル温度推定方法を備えたモータ駆動装置およびモータの構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1によるモータ内部におけるモータコイルと温度センサの配置を説明する模式図である。 図3−1は、実施の形態1によるモータコイル温度推定部における電流の時系列をプロットしたグラフである。 図3−2は、実施の形態1によるモータコイル温度推定部におけるモータコイル推定発熱量の時系列をプロットしたグラフである。 図3−3は、実施の形態1によるモータコイル温度推定部における温度センサ検出値の時系列をプロットしたグラフである。 図3−4は、実施の形態1によるモータコイル温度推定部におけるモータコイル温度推定値の時系列をプロットしたグラフである。 図4は、実施の形態2におけるモータコイル温度推定部の構成を示すブロック図である。 図5は、実施の形態3におけるモータコイル温度推定に用いる一次進み補償時定数T2の同定方法を説明するためのグラフの模式図である。 図6は、実施の形態3におけるモータコイル温度推定に用いる一次進み補償時定数T2の同定方法を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態4におけるモータコイル温度推定に用いる一次進み補償時定数T2とモータコイル上昇温度推定係数R(ゲイン)の同定方法を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態4におけるモータコイル温度推定に用いる係数の同定方法を説明するためのグラフの模式図である。
以下に、本発明にかかるモータ駆動装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1にかかるモータ駆動装置1のモータコイル温度推定方法について説明する。図1は、この発明の実施の形態1にかかるモータコイル温度推定方法を備えたモータ駆動装置1およびモータ101の構成を示すブロック図である。モータ駆動装置1は、位置制御部2、速度制御部3、電流制御部4、モータコイル温度推定部5、およびモータコイル保護部9を備えている。また、モータ駆動装置1によって駆動されるモータ101は、モータコイル102、位置センサ103、温度センサ104を備えている。モータ駆動装置1は、位置指令に基づいて電流を制御することによりモータ101を駆動する。
モータ駆動装置1において、入力された位置指令とモータ101に設置された位置センサ103からの位置検出値に基づいて、位置指令部2は速度指令を計算する。引き続き、速度制御部3において、上記速度指令と上記位置検出値から計算される速度検出値とに基づいて電流指令を計算する。次に、電流制御部4において、上記電流指令と図示しない電流センサにより検出される電流検出値とに基づいて電流を制御し、その電流によりモータ101を駆動する。
モータ101では、モータ駆動装置1で制御された電流がモータコイル102に流れて、推力(モータトルク)が発生し、モータ101が組み込まれた装置が駆動される。また、モータ101の回転角度が位置センサ103で位置検出値として、モータコイル温度が温度センサ104でモータ周辺温度検出値として検出され、それぞれモータ駆動装置1に出力される。位置検出値およびモータ周辺温度検出値は所定の時間間隔でモータ駆動装置1に出力される。位置検出値およびモータ周辺温度検出値が出力される時間間隔は両者で必ずしも同じでなくてもよいし、出力されるタイミングが同時でなくてもよい。また、時間間隔は必ずしも等間隔でなくても構わない。
図2は、モータ101におけるモータコイル102と温度センサ104の配置を説明する模式図である。検出すべき温度はモータコイル102の温度であるが、構造的にモータコイル102の近傍に温度センサ104を設置することが困難であるため、一般的に温度センサ104は、位置センサ(エンコーダ)103などモータ周辺部に設置される場合が多い。モータ駆動装置1により制御される電流によりモータコイル102が発熱するが、モータコイル102の温度が温度センサ104に伝わるまでには熱伝達遅れがある。
モータ駆動装置1に含まれるモータコイル温度推定部5によって実施される、熱伝達遅れを考慮したモータコイル温度推定について説明する。
モータコイル102の上昇温度ΔTは、下記の式(1)に示すように、単位時間当たりの発熱量hと単位時間当たりの放熱量cとの差を積分した値を熱容量Cで割った値となる。
Figure 0005174997
ここで、モータ101の場合、単位時間当たりの発熱量hは電流の二乗に比例し、単位時間当たりの放熱量cはモータコイル102近傍の温度と周辺温度(外気温)との差に比例する。また、熱容量Cにはモータ単体だけではなく、モータ101が取り付けられるフランジ等の装置側の構造部材が含まれるため、装置によってその値が変化する。従って、上記の式(1)で示されるモータコイル102の温度上昇モデルのパラメータを精確に同定することは非常に困難であり、また、温度上昇のための演算量も多大なものとなる。そこで、モータコイル温度上昇ΔTを、下記の式(2)で示される一次遅れで近似する。
Figure 0005174997
ここで、Rは熱容量Cや発熱量hに含まれる定数をまとめて近似したゲインであり、T1は一次遅れフィルタの時定数、sはラプラス演算子、iはモータコイル102に流れる電流である。これにより、フィードフォワードでモータコイル温度上昇分が推定され、より応答遅れの少ないモータコイル温度推定ができる。なお、上記式(2)では一次遅れフィルタにより、電流の二乗和を近似しているが、他の演算手法として、電流の二乗値を移動平均フィルタで処理することでも、同様な効果を得ることができる。
次にモータコイル周辺温度の推定について説明する。図2に示すように、モータコイル102と温度センサ104の間には熱抵抗があり、熱伝達遅延が存在する。そのため、特に起動時にはモータコイル102の周辺温度と、温度センサ104で検出される温度の差が大きくなる。そこで、下記の式(3)で示すように、一次進み補償により熱伝達遅延を補正する。
Figure 0005174997
ここで、TEavはモータコイル周辺温度推定値、T2は一次進み補償時定数、T3は2次ローパスフィルタ時定数、sはラプラス演算子、TEは温度センサ検出値である。なお、上記式(3)ではノイズ等の影響を除去するための平滑処理のため2次ローパスフィルタを使用しているが、移動平均フィルタなどの他のローパスフィルタを用いても同様な効果を得ることができる。また、分子の位相進み補償についても、2次以上のフィルタを用いても同様な効果を得ることができる。
モータ駆動装置1に含まれるモータコイル温度推定部5において、モータコイル上昇温度推定部6で上記式(2)を用いて計算されるモータコイル上昇温度推定値ΔTと、モータコイル周辺温度推定部7で上記式(3)を用いて計算されるモータコイル周辺温度推定値TEavを、加算器8で下記の式(4)のように加算してモータコイル温度推定値TMを算出して出力する。算出されたモータコイル温度推定値TMはモータコイル保護部9に送られて、モータコイル保護部9はモータコイル温度推定値TMに基いて電流制御部4が流す電流に制限をかける等してモータコイル102に流れる電流を制御する。
Figure 0005174997
上記式(4)で示される、電流i、モータコイル推定発熱量ΔT、温度センサ検出値TE、およびモータコイル温度推定値TMのそれぞれについて、それらを時系列でプロットしたグラフの模式図である図3−1〜図3−4を用いて説明する。図3−1は、モータコイル102に流れる電流iの時系列グラフである。これを二乗してゲインを掛けたもの(R・P=R・i2)の時系列グラフが図3−2である。これをローパスフィルタで平滑処理したものが図3−4の中のモータコイル推定発熱量ΔT=R・Pavである。また、図3−3が温度センサ検出値TEの時系列グラフである。これを平滑化処理したものが図3−4の中のTeavであり、一次進み補償分が図3−4の中のTofである。平滑化処理しただけのTeavは起動時の値が低くなっているが、一次進み補償分Tofを加算することで、熱伝達遅れを補正することができる。モータコイル推定発熱量ΔTと一次進み補償を含むモータコイル周辺温度推定値TEavとを加算することで、起動を含む常時にわたり、高精度にモータコイル温度を推定することが可能となる。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、モータ周辺部に設置された温度センサ出力値を一次進み特性とローパス特性を併せ持つフィルタで補正してモータ周辺温度推定値としているため、起動時などにおけるモータコイル102の実温度と温度センサ104が設置されているモータ周辺部の温度差が大きい状態でも、熱伝達遅れが補正され、より精確なモータ周辺温度を推定することができる。更に、モータ電流から推定されたモータコイル温度上昇推定値と加算することにより精確なモータコイル温度が推定できる。更に、モータ周辺温度推定部7で用いるフィルタとして、一次進みフィルタと2次ローパスフィルタを組み合わせた2次フィルタを用いた場合、モータコイル102からモータ周辺部への熱伝導遅れを少ない計算量で補正しつつ、ノイズの影響を抑制した高精度なモータコイル温度推定ができる。
従って、起動時においてもモータコイル温度推定誤差を抑制してモータコイル過熱保護機能を有効な状態に保ち、また、モータが組み込まれる装置が変わってもモータコイル温度推定誤差が大きくならず、常にモータコイル過熱保護を有効に保つことが可能となる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2にかかるモータコイル温度推定方法を備えたモータ駆動装置のモータコイル温度推定部15を示すブロック図である。本実施の形態においては、図1のモータコイル温度推定部5が図4のモータコイル温度推定部15に置き換わるが、他の部分は実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
モータコイル温度推定部15は、モータコイル上昇温度推定部16、モータコイル周辺温度推定部17、および加算器18を備える。モータコイル上昇温度推定部16は、実施の形態1のモータコイル上昇温度推定部6と同じである。モータコイル周辺温度推定部17は、温度センサ検出値の前回値(前回の値:最新の値の1つ前の値)と今回値(今回の値:最新の値)を比較する温度比較部19、前回温度保存部20、一次進み補償部21、および平滑処理部22を備える。
実施の形態2によるモータコイル周辺温度推定部17においては、温度センサ検出値の前回値を前回温度保存部20に保存しておき、温度比較部19において温度センサ検出値の前回値と今回値を比較して、その差が所定の値以上の場合には一次進み補償部21における時定数T2を有効とし、温度センサ検出値の前回値と今回値の差が所定の値未満の場合は一次進み補償部21における時定数T2をゼロとする。無効時を含めて一次進み補償部21で処理された温度センサ検出値は平滑処理部22でモータコイル周辺推定値TEavとして平滑処理された後、加算器18で、モータコイル上昇温度推定部16で推定されたモータコイル上昇温度推定値ΔTと加算されてモータコイル推定温度TMとして出力される。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、モータ周辺温度推定部17で用いるフィルタとして、温度センサ104の前回値と今回値から計算される温度上昇値が所定の値以上の場合は位相進み特性を持たせ、所定の値未満の場合は位相進み特性を無いものとしている。このため、起動時などのモータコイル102と温度センサ104が設置されたモータ周辺部との温度差が大きい状態では、モータコイル102からモータ周辺部への熱伝達遅れを補正し、モータコイル102とモータ周辺部の温度差が小さい定常状態では補正を無くしてノイズなどの影響を排除することで、より精確なモータコイル温度推測が可能になる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3における、モータコイル温度推定に用いるパラメータ同定方法を説明するためのグラフの模式図である。温度センサ検出値TEは応答遅れを持ち、かつ、ノイズを含んでいる。温度センサ検出値TEを平滑処理した平滑後温度センサ検出値Teavは更に応答遅れが大きくなる。そこで、実施の形態1によるモータコイル周辺温度推定部7における一次進み補償によって応答遅れを改善する。但し、一次進み補償の時定数T2を適切に設定しないと、補償不足や過補償によりモータコイル周辺温度推定誤差が大きくなる。
図6は、一次進み補償時定数T2の同定方法を示すフローチャートである。このフローチャートに従って一次進み補償時定数T2の同定方法を説明する。まず、所定の加速度での加減速繰り返し動作を一定時間連続して実施する(ステップS1)。そして、その間の温度センサ検出値TEの時系列パターンを記録する(ステップS2)。続いて、記録した温度センサ検出値TEの時系列パターンを平滑処理する(ローパス特性をかける)(ステップS3)。最後に、最小二乗法により、温度センサ検出値TEの時系列パターンと上記平滑処理後のデータに一次進み補償を含ませたモータコイル周辺温度推定値TEavの時系列パターンとの差の二乗和が最小となる一次進み補償時定数T2を同定する(ステップS4)。なお、モータコイル温度推定方法は、実施の形態1あるいは実施の形態2と同じであるため、説明を省略する。
以上のように、この発明の実施の形態3によれば、所定の速度パターンでモータ101を駆動した場合のモータ周辺部に設置された温度センサ104の温度センサ検出値から、モータコイル周辺温度推定部7で一次進み補償に用いる係数を同定する機能を有している。このため、特性の異なる様々な装置にモータ101を取り付けた場合でも、それぞれの特性に応じた係数を同定して用いることで高精度なモータコイル温度推定が可能となる。
実施の形態4.
図7は、モータコイル温度推定部で用いる定数の同定方法を示すフローチャートである。このフローチャートに従って定数の同定方法を説明する。まず、電流の平均値が所定の値となるように定めた加速度での加減速繰り返し動作を一定時間連続して実施する(ステップS11)。その間の電流iと温度センサ検出値TEの時系列パターンを記録する(ステップS12)。続いて、記録した温度センサ検出値TEの時系列パターンを平滑処理する(ローパス特性をかける)(ステップS13)。そして、最小二乗法により温度センサ検出値TEの時系列パターンと上記平滑処理後のデータに一次進み補償を含ませたモータコイル周辺温度推定値TEavの時系列パターンとの差の二乗和が最小となる一次進み補償時定数T2を同定する(ステップS14)。引き続いて、同定したT2を用いて一次進み補償を実施したモータコイル周辺温度推定値と、予めモータを取り付けるフランジを変えて計測しておいた複数のモータコイル周辺温度モデルを比較し、最も近いモデルにおいて予め同定しておいたモータコイル上昇温度推定に用いる上記式(2)の係数R(ゲイン)を採用する(ステップS15)。なお、モータコイル温度推定方法は、実施の形態1あるいは実施の形態2と同じであるため、説明を省略する。
図8に、ほぼ同一の平均電流で連続駆動した場合における、温度センサ検出値TEと、予めモータを取り付けるフランジを変えて計測した複数の温度センサ検出値のモデル値を示すグラフを示す。同じ電流でも、フランジを含む熱容量が異なるため温度上昇のカーブが異なる。従って、実際の装置における温度センサ検出値と近いモデルが、近い熱容量を持つものと考えられる。予めモデルカーブを計測する時に、同時に熱電対などを用いてモータコイル温度を実測しておき、モータコイル上昇温度推定部6で用いる係数Rを同定しておけば、実際の装置と近い熱容量を持つモデルの係数Rを採用することで、実際の装置においてもより高精度なモータコイル上昇温度を推定することが可能となる。
以上のように、この発明の実施の形態4によれば、所定の速度パターンでモータ101を駆動した場合のモータ電流とモータ周辺部に設置された温度センサ検出値から、モータコイル上昇温度推定部6でモータ電流の二乗値に積算する係数を同定する機能を有しているため、熱抵抗の異なる様々な装置にモータ取り付けられた場合でも、それぞれの熱抵抗に応じた係数を同定して用いることで高精度なモータコイル温度推定ができる。
さらに、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。更に、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上のように、本発明にかかるモータ駆動装置は、モータコイル温度推定機能を備えるモータ駆動装置に有用であり、特に、モータコイル温度推定値に基づくモータコイル過熱保護機能を備えるモータ駆動装置に適している。
1 モータ駆動装置
2 位置制御部
3 速度制御部
4 電流制御部
5,15 モータコイル温度推定部
6,16 モータコイル上昇温度推定部
7,17 モータコイル周辺温度推定部
8,18 加算器
9 モータコイル保護部
19 温度比較部
20 前回温度保存部
21 一次進み補償部
22 平滑処理部
101 モータ
102 モータコイル
103 位置センサ
104 温度センサ
S1〜S4、S11〜S15 ステップ

Claims (4)

  1. 位置指令およびモータの位置検出値に基いて、前記モータを駆動する電流を生成するモータ駆動部と、
    前記モータのモータコイルの周辺部に設置された温度センサの出力値を位相進み特性とローパス特性を併せ持つフィルタで補正することによりモータコイル周辺温度推定値を算出するモータコイル周辺温度推定部と、
    前記電流からモータコイル上昇温度推定値を算出するモータコイル上昇温度推定部と、
    前記モータコイル周辺温度推定値と前記モータコイル上昇温度推定値とに基いて前記電流に制限をかけるモータコイル保護部と、
    を備えたモータ駆動装置において、
    前記モータコイル周辺温度推定部は、前記温度センサの出力値とその1つ前の出力値とから計算される温度上昇値が所定の値より大きい場合は前記フィルタに前記位相進み特性を持たせるようにし、所定の値より小さい場合は前記フィルタに前記位相進み特性を持たせない
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記モータコイル周辺温度推定部は、所定の加減速パターンで前記モータを駆動した場合の前記温度センサの出力値の時系列パターンおよび当該時系列パターンに前記ローパス特性をかけて得られた時系列パターンに基いて、前記位相進み特性で用いる係数を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記モータコイル上昇温度推定部は、前記電流の二乗値に所定のゲインを積算した値をローパスフィルタで補正することにより前記モータコイル上昇温度推定値を算出し、所定の加減速パターンで前記モータを駆動した場合の前記温度センサの出力値および前記電流の時系列パターンに基いて前記ゲインを決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記モータコイル上昇温度推定部は、
    前記電流の二乗値に所定のゲインを積算した値をローパスフィルタで補正することにより前記モータコイル上昇温度推定値を算出し、
    決定された前記係数を用いて得られた前記モータコイル周辺温度推定値と、前記所定の加減速パターンで前記モータを駆動した場合の前記温度センサの出力値および前記電流の時系列パターンと、に基いて前記ゲインを決定する
    ことを特徴とする請求項に記載のモータ駆動装置。
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