JP5174569B2 - 部品実装装置における基板搬送装置 - Google Patents

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本発明は、部品実装装置における基板搬送装置に関し、詳しくは搬送されてくる基板の搬送方向の端面をその基板の外形形状にかかわらずに確実に検出するのに好適な部品実装装置における基板搬送装置に関する。ここで、基板の搬送方向の端面とは、搬送されてくる基板において搬送方向に最も突出した部位のことである。
図1は、従来の部品実装装置における一般的な基板搬送装置を模式的に示す平面図であり、図2は、図1の矢視II−II線断面図であり、図3は、図1の矢視III−III線断面図である。図4は、搬送方向の端面に切り欠きのある基板を模式的に示す平面図である。
図1〜図3に示す従来の基板搬送装置100は、インバッファ102と、センターステーション104と、アウトバッファ106と、を有してなる。インバッファ102は、前工程から搬送されてきた基板1をセンターステーション104に搬送するまで待機させるための領域であり、センターステーション104は、搬送されてきた基板1を所定の位置で固定して該基板1上に部品を搭載するための領域であり、アウトバッファ106は、センターステーション104で部品を搭載された基板1がセンターステーション104から搬出されて、次の工程に送られるまで、センターステーション104から搬出された基板1を待機させるための領域である。
インバッファ102、センターステーション104、アウトバッファ106は、それぞれ、可動ガイドレール108と、固定ガイドレール110と、無端の搬送ベルト112と、プーリ114と、基板検出センサ116と、を有しており、センターステーション104は、さらにストッパ118を有している。
インバッファ102、センターステーション104、アウトバッファ106のいずれにおいても、可動ガイドレール108および固定ガイドレール110のそれぞれの両端部近傍の上部には水平軸回りに回転可能にプーリ114が取り付けられており、無端の搬送ベルト112は、可動ガイドレール108および固定ガイドレール110のどちらにおいても、プーリ114を両端にして水平に掛け渡されて配置されている。そして、駆動機構部115から駆動力を供給されてプーリ114が回転することにより、搬送ベルト112は回転する。基板1は搬送ベルト112によって両側部を下から支持されており、上側の搬送ベルト112の進行方向に搬送される。
固定ガイドレール110は位置が固定されており移動することができないが、可動ガイドレール108は幅方向(搬送方向と直交する水平方向)に移動可能であり、部品実装を行う基板1の幅に応じて、固定ガイドレール110との間の距離を変更できるようになっている。
基板検出センサ116は、反射型のセンサであり、下からほぼ真上に向かって光Lを発しており、その上部を通過する基板1によって反射された光を受光することによって基板1の搬送方向の端面1Aを検知する。
センターステーション104に設けられたストッパ118は、搬送されてくる基板1に当接して基板1を停止させて位置決めを行う。
次に、従来の基板搬送装置100における基板搬送動作について説明する。
前工程からインバッファ102に搬送されてきた基板1は、インバッファ102の搬送ベルト112によって両側部を下から支持されつつ、上側の搬送ベルト112の進行方向に搬送されて、センターステーション104に搬送される。
センターステーション104に搬送された基板1は、センターステーション104の搬送ベルト112によって両側部を下から支持されつつ、上側の搬送ベルト112の進行方向に搬送されていくが、センターステーション104の基板検出センサ116が基板1の搬送方向の端面1Aを検出すると、センターステーション104の搬送ベルト112の進行速度が減じられて基板1の進行速度は小さくなり、そして、基板1はストッパ118に当接して停止する。停止した基板1はセンターステーション104内でクランプされ、基板1上に部品搭載ヘッド120によって部品の搭載が行われる。
部品の搭載終了後、基板1は、センターステーション104の搬送ベルト112によって両側部を下から支持されつつ、上側の搬送ベルト112の進行方向に搬送されて、アウトバッファ106に搬送される。アウトバッファ106に搬送された基板1は、次工程に搬送されるまで、アウトバッファ106において待機する。
以上説明した従来の基板搬送装置100と同様な基板搬送装置は、例えば特許文献1に記載されている。
また、以上説明した従来の基板搬送装置100の基板検出センサ116は反射型のセンサであったが、例えば特許文献2には、透過型センサである基板検出センサ132により、搬送されてくる基板1を検出する基板検出装置130が記載されている。この基板検出装置130は、図5(特許文献2の図1)に示すように、搬送手段134の搬送ベルト134A上を搬送されてくる基板1の検出に、透過型センサである基板検出センサ132(発光部132A、受光部132B)を用いている。基板検出センサ132においては、発光部132Aから受光部132Bに向けて、基板搬送方向と直交する方向に斜め上向きに光が発せられており、この光のうち、受光部132Bに照射される光L2を受光部132Bが受光する。受光部132Bが受光していた光L2を、搬送ベルト134A上を搬送されてくる基板1の端面1Aが遮ると、これを受光部132Bが検出して、基板1の端面1Aを検出する。
特開2005−45140号公報 特開平6−211334号公報
しかしながら、図1に示す従来の基板搬送装置100においては、反射型センサである基板検出センサ116が固定された位置のほぼ真上の検出可能領域においてのみ、搬送されてくる基板1の端面1Aを検出することができる。このため、図4(A)、(B)に示すような、搬送方向の端面1Aに切り欠き1Bのある基板1では、切り欠き1Bが基板検出センサ116の真上に位置した場合、搬送されてくる基板1の搬送方向の端面1Aが基板検出センサ116の検出可能領域と搬送方向において同位置に位置しても、基板検出センサ116から発せられた検出可能領域の光は切り欠き1Bを通過してしまい、基板1によって反射されず、基板検出センサ116は端面1Aを検出することができない。このため、従来の基板搬送装置100においては、搬送されてくる基板1の搬送方向の端面1Aが基板検出センサ116の検出可能領域と搬送方向において同位置に位置しても、端面1Aを検出できずに搬送ベルト112の進行速度を適切に減じることができない場合があった。
また、透過型センサである基板検出センサ132を備えた特許文献2に記載の基板検出装置130を用いる場合であっても、基板検出センサ132の発光部132Aの発する光Lのうち受光部132Bに照射される光L2の水平面に対する角度が大きいため、光L2の全体が切り欠き1Bを通過してしまうことがあった。この場合、搬送されてくる基板1の搬送方向の端面1Aが、受光部132Bに照射される光L2と搬送方向において同位置に位置しても、端面1Aは光L2を遮ることができず、基板検出センサ132の受光部132Bは端面1Aを検出することができない。このため、搬送ベルト134Aの進行速度を適切に減じることができない場合があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、搬送方向の端面に切り欠きのある基板であっても、搬送されてくる基板の搬送方向の端面を確実に検出することができる、部品実装装置における基板搬送装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決した本発明に係る部品実装装置における基板搬送装置は、水平軸回りに回転可能なプーリと、該プーリに掛け渡されて基板を水平に搬送する無端の搬送ベルトと、を備えた、部品実装装置における基板搬送装置において、前記搬送ベルトの少なくとも一部は、高さ位置の異なる複数の前記プーリに掛け渡されて上下方向に蛇行しておりこれにより、前記搬送ベルトによって搬送される基板の通り道である搬送路に前記搬送ベルトが沿っていない領域があり、また、搬送される基板を検出する透過型の基板検出センサが設けられており、該基板検出センサの発光部および受光部は、該発光部から該受光部へ照射される光が前記領域を通過するように配置されているとともに、該光の進行方向が基板搬送方向と直交する方向となるように配置されておりさらに搬送される基板の搬送方向と直交する面で該基板を切断したときの断面全体が、前記光が進行する領域を通過するように配置されていることを特徴とする。
本発明に係る部品実装装置における基板搬送装置によれば、搬送ベルトの少なくとも一部は、高さ位置の異なる複数の前記プーリに掛け渡されて上下方向に蛇行しておりこれにより、前記搬送ベルトによって搬送される基板の通り道である搬送路に前記搬送ベルトが沿っていない領域があり、また、搬送される基板を検出する透過型の基板検出センサが設けられており、該基板検出センサの発光部および受光部は、該発光部から該受光部へ照射される光が前記領域を通過するように配置されているとともに、該光の進行方向が基板搬送方向と直交する方向となるように配置されておりさらに搬送される基板の搬送方向と直交する面で該基板を切断したときの断面全体が、前記光が進行する領域を通過するように配置されているので、搬送方向の端面に切り欠きのある基板であっても、搬送されてくる基板の搬送方向の端面を確実に検出することができる。
このため、端面の切り欠きの位置や形状が異なる基板が搬送されてくる場合であっても、基板検出センサの位置を調整することが不要である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る基板搬送装置10について詳細に説明するが、従来の基板搬送装置100の部位と同一の構成および機能を有する部位については原則として同一の符号を付し、説明は省略する。
図6は、本発明の実施形態に係る基板搬送装置10を模式的に示す平面図であり、図7は、図6の矢視VII−VII線断面図であり、図8は、図6の矢視VIII−VIII線断面図である。なお、図示の都合上、図7では、駆動機構部115およびストッパ118を描いていない。
本実施形態に係る基板搬送装置10は、基板検出センサ12に透過型センサを用い、その発光部12Aと受光部12Bを、基板搬送方向と直交する方向に、かつ、水平方向に対してわずかに斜めに傾けた方向に、対向させて配置している点と、このように基板検出センサ12を配置しても、搬送ベルト112が発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2を遮らないように搬送ベルト112を這い回している点が、従来の基板搬送装置100、130とは異なる。以下では、本実施形態に係る基板搬送装置10について、これら2つの相違点を中心に説明する。なお、基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bは、それぞれ、可動ガイドレール108および固定ガイドレール110に取り付けられている。
まず、第1の相違点である基板検出センサ12の配置について説明する。
特許文献2に記載の基板搬送装置130も、基板検出センサ132には透過型センサを用い、基板検出センサ132の発光部132Aと受光部132Bを、基板搬送方向と直交する方向に、かつ、水平方向に対して斜めに傾けた方向に、対向させて配置しており、この点は本実施形態に係る基板搬送装置10と同様である。しかし、基板検出センサ132の発光部132Aと受光部132Bを結ぶ直線の水平方向に対する角度が大きい。一方、本実施形態に係る基板搬送装置10においては、対向する基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bを結ぶ直線の水平方向に対する角度が、特許文献2に記載の基板搬送装置130の場合よりも小さい。
このため、特許文献2に記載の基板検出装置130では、搬送方向の端面1Aに切り欠き1Bのある基板1を検出する際、基板検出センサ132が発する光L1のうち受光部132Bに照射される光L2(検出可能範囲)の全体が切り欠き1Bの中に入ってしまうことがあるが、本実施形態に係る基板搬送装置10においては、図9に示すように、基板1の形状にかかわらず、基板検出センサ12の発光部12Aが発した光L1のうち受光部12Bに照射される光L2(検出可能範囲)の中に基板1の端面1Aの全体が含まれるようになっている。
したがって、本実施形態に係る基板搬送装置10を用いた場合、基板1の形状にかかわらず、搬送方向の端面1Aに切り欠き1Bのある基板1であっても、搬送されてくる基板1の搬送方向の端面1Aを確実に検出することができる。このため、端面1Aの切り欠き1Bの位置や形状が異なる基板1が搬送されてくる場合であっても、基板検出センサ12の位置を調整することが不要である。
なお、基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bとの位置関係は、発光部12Aと受光部12Bを結ぶ直線の水平方向に対する角度が適切に小さければよく、図8および図9に示すように、発光部12Aの高さ位置を受光部12Bの高さ位置よりも高くして、光L2の向きを水平方向よりもやや斜め下方に向かう方向としてもよいし、あるいは、発光部12Aの高さ位置を受光部12Bの高さ位置よりも低くして、発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2の向きを水平方向よりもやや斜め上方に向かう方向としてもよい。
また、基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bの高さ位置を同じ高さ位置とし、発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2の向きを水平方向とした場合も、基板1の形状にかかわらず、発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2の中に基板1の端面1Aの全体を含めることができるが、この場合は、基板1によって光L2が遮光される量が小さくなり基板1の端面1Aを検出する感度が悪くなる。したがって、本実施形態に係る基板搬送装置10のように、対向する基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bとを結ぶ直線の水平方向に対する角度を適切に大きくして、適切な遮光量が得られるようにするのがよい。ただし、発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2の向きが水平方向である場合であっても、基板検出センサ12に検出感度の高い透過型センサを用いることにより、基板1によって遮光される量が小さくなることをカバーして、基板1の検出感度を適切なレベルまで向上させることは可能である。
また、基板検出センサ12には透過型センサを用いているので、反射型センサのように基板1の表面形状、色に影響されることなく基板1を検出することができ、反射型センサを用いた場合よりも基板1の検出感度が向上する。
また、基板検出センサ12の発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2は水平方向からやや下方またはやや上方に進行するので、反射型センサで下から上に光を発する場合のように基板1の上方にある部品搭載ヘッド120等を基板1と誤って検出することがなくなる。
次に、第2の相違点である搬送ベルト112の這い回しについて説明する。
本実施形態に係る基板搬送装置10においては、前述のように、対向する基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bを結ぶ直線の水平方向に対する角度が小さくなっているので、従来の基板搬送装置100、130のように、搬送される基板1と接する搬送ベルト112の上側の部位が切れ目のない1つの水平面となっている場合には、基板検出センサ12の発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2が上側の搬送ベルト112に遮られてしまう。
そこで、図7および図10(図7のX部を拡大して示す拡大図)に示すように、本実施形態に係る基板搬送装置10の可動ガイドレール108の両端部近傍において水平軸回りに回転可能にプーリ14を4つ配置し、搬送ベルト112を這い回し、搬送される基板1と接する搬送ベルト112の上側の部位を分割して、両端部近傍に隙間16を設けている。
搬送ベルト112の這い回しについて、図10を用いてより具体的に説明する。可動ガイドレール108の両端部近傍に水平軸回りに回転可能に設けられた4つのプーリ14は、最上部が同じ高さ位置となるように配置されたプーリ14A、14Cと、プーリ14A、14Cから等距離に下方に配置されたプーリ14Bと、プーリ14Cの真下にプーリ14Bよりも下方に設けられたプーリ14Dとからなる。搬送方向(水平方向)に移動してきた上側の搬送ベルト112は、プーリ14Aにより進行方向を下向きに変更させられた後、プーリ14Bにより進行方向を上向きに変更させられ、さらにプーリ14Cにより進行方向を再度下向きに変更させられる。そして、下降した搬送ベルト112は、プーリ14Dにより進行方向を基板搬送方向とは反対方向(水平方向)に変更させられる。このようにプーリ14A〜14Dを配置して、搬送ベルト112を這い回しすることにより、搬送ベルト112を円滑に駆動させるとともに、搬送される基板1と接する搬送ベルト112の上側の部位を分割して、両端部近傍に隙間16を設けることが可能となる。
図7および図10では、可動ガイドレール108側における搬送ベルト112の這い回しの状況を示しているが、固定ガイドレール110側においても搬送ベルト112の這い回しは同様であり、固定ガイドレール110側においても、搬送される基板1と接する搬送ベルト112の上側の部位は分割されて、両端部近傍に隙間16が設けられている。そして、可動ガイドレール108側の隙間16と固定ガイドレール110側の隙間16とは対向しており、それら2つの隙間16は、可動ガイドレール108と固定ガイドレール110との中心位置にある鉛直面を中心として、対称な位置に位置している。
対向する基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bは、それぞれ、可動ガイドレール108および固定ガイドレール110に、隙間16に対応する位置に取り付けられており、基板検出センサ12の発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2は、2つの隙間16を通って、基板検出センサ12の受光部に至るようになっている。
このため、対向する基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bとを結ぶ直線の水平方向に対する角度が小さくても、発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2は、搬送ベルト112に遮られることなく、基板検出センサ12の受光部12Bに至ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る基板搬送装置10の可動ガイドレール108および固定ガイドレール110のいずれにおいても、基板1と接する搬送ベルト112の上側の部位は、その両端部近傍において這い回されて分割されて、隙間16が設けられており、かつ、その隙間16と対応する位置に透過型の基板検出センサ12が設けられているので、対向する基板検出センサ12の発光部12Aと受光部12Bとを結ぶ直線の水平方向に対する角度が小さくても、発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2は、搬送ベルト112に遮られることなく、基板検出センサ12の受光部12Bに至ることができ、発光部12Aから受光部12Bに照射される光L2の中に基板1の端面1Aの全体が含まれるようになっている。
したがって、本実施形態に係る基板搬送装置10を用いた場合、搬送方向の端面1Aに切り欠き1Bのある基板1であっても、搬送されてくる基板1の搬送方向の端面1Aを確実に検出することができ、基板1の形状にかかわらず、搬送されてくる基板1の搬送方向の端面1Aを確実に検出することができる。
なお、基板1の幅を変更する場合、可動ガイドレール108が基板1の幅に対応した位置まで幅方向(搬送方向と直交する水平方向)に移動するが、可動ガイドレール108と固定ガイドレール110との間の距離が短くなる場合、基板検出センサ12の受光部12Bが受光する受光量が大きくなるので、基板を検出する感度を向上させるために、受光量の閾値を適切に大きくすることが好ましく、可動ガイドレール108と固定ガイドレール110との間の距離が長くなる場合、基板検出センサ12の受光部12Bが受光する受光量が小さくなるので、基板を検出する感度を向上させるために、受光量の閾値を適切に小さくすることが好ましい。
以上説明した本実施形態に係る基板搬送装置10に用いる基板検出センサ12は透過型センサであればよく、その種類は問わないので、基板検出センサ12として透過型のエリアセンサを用いることもできる。透過型のエリアセンサを用いた場合、基板検出センサ12の発光部12Aが発した光L1のうち受光部12Bに照射される光L2の範囲(検出可能範囲)が広がるので、通常の透過型センサを用いた場合よりも、対向する発光部12Aと受光部12Bとを結ぶ直線の水平方向に対する角度を大きくしても、光L2の範囲内に基板1の搬送方向の端面1Aの全体を含めることができる。また、受光部12Bに照射される光L2の範囲(検出可能範囲)が広がるので、基板検出センサ12を配置する際の調整が容易になる。
また、以上説明した本実施形態に係る基板搬送装置10において、隙間16は、基板1と接する搬送ベルト112の上側の部位の両端部近傍に設けたが、基板1の端面1Aを検出するのに必要な位置に応じて、隙間16を設ける位置を変更してもよく、例えば搬送ベルト112の上側の部位の中央部付近に設けてもよい。
従来の部品実装装置における一般的な基板搬送装置(反射型センサを使用)を模式的に示す平面図 図1の矢視II−II線断面図 図1の矢視III−III線断面図 搬送方向の端面に切り欠きのある基板を模式的に示す平面図 従来の部品実装装置における他の基板搬送装置(透過型センサを使用)を模式的に示す図 本発明の実施形態に係る基板搬送装置を模式的に示す平面図 図6の矢視VII−VII線断面図 図6の矢視VIII−VIII線断面図 前記基板搬送装置において、発光部から受光部12Bに照射される光(検出可能範囲)と基板との位置関係を示す模式図 図7のX部を拡大して示す拡大図
符号の説明
1…基板
1A…端面
1B…切り欠き
10…基板搬送装置
12…基板検出センサ
12A…発光部
12B…受光部
14、14A、14B、14C、14D…プーリ
16…隙間
L1、L2…光

Claims (2)

  1. 水平軸回りに回転可能なプーリと、該プーリに掛け渡されて基板を水平に搬送する無端の搬送ベルトと、を備えた、部品実装装置における基板搬送装置において、
    前記搬送ベルトの少なくとも一部は、高さ位置の異なる複数の前記プーリに掛け渡されて上下方向に蛇行しておりこれにより、前記搬送ベルトによって搬送される基板の通り道である搬送路に前記搬送ベルトが沿っていない領域があり、また、
    搬送される基板を検出する透過型の基板検出センサが設けられており、
    該基板検出センサの発光部および受光部は、該発光部から該受光部へ照射される光が前記領域を通過するように配置されているとともに、該光の進行方向が基板搬送方向と直交する方向となるように配置されておりさらに搬送される基板の搬送方向と直交する面で該基板を切断したときの断面全体が、前記光が進行する領域を通過するように配置されていることを特徴とする、部品実装装置における基板搬送装置。
  2. 前記発光部から前記受光部へ照射される前記光の進行方向は、水平方向に対して斜めに傾けた方向であることを特徴とする、請求項1に記載の部品実装装置における基板搬送装置。
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