JP5005182B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録材へ画像記録する際の記録ヘッドにおける吐出タイミング生成を行なう画像記録装置に関する。
記録ヘッドからインクを吐出させ、文字や画像等の情報を記録する液体吐出型記録装置として従来から知られているものに、例えばフルライン型の画像記録装置がある。
フルライン型の画像記録装置は、例えば記録紙、OHP用紙等の被記録材の全幅を覆うように記録ヘッドを主走査方向(搬送方向と直交する方向)全体にわたって液体吐出口を配設している。即ち、記録ヘッドは搬送方向と直交する方向でフルライン状に複数のノズルを配列する。被記録材は、複数の記録ヘッドの下方を搬送されることにより単色画像のみならず、カラー画像も記録される形態となっている。
次に図12を参照して特許文献1に開示されているフルライン型の画像記録装置について説明する。この従来の装置は、被記録材100を駆動ローラ101及び従動ローラ102といった回転部材により搬送する搬送部103と、インクを吐出する記録ヘッド104と、搬送部103の上流に設けられたレジストローラ対105と、レジストローラ対105のニップ部に設けられた先端検出部106と、により構成されている。
従来の装置は、搬送された被記録材100をニップ部に設けられた先端検出部106が検出することで、予め設定した時間後に記録ヘッド104からインクを吐出する構成である。
また搬送速度は、レジストローラ対105の送り出し速度よりも若干速く、また被記録材100の吸着力は、レジストローラ対105の挟持力よりも強い。
特開平05−016370号公報
しかしながら前述した特許文献1に開示されている従来の装置は、被記録材100がレジストローラ対105から搬送部103へ搬送される際(被記録材100が搬送部103に吸着されるまでの間)に、搬送部103上で被記録材100が滑り(ずれてしまい)、被記録材100の搬送ずれが生じてしまう。これにより画像記録する際、被記録材100への画像記録開始位置は、ずれることになる。
また、搬送部103上で生じる滑りは、被記録材100の材質ごとの摩擦係数で異なるため、仮に被記録材100の滑りの影響を回避するように記録タイミングを補正しようとした場合、被記録材100の材質毎に補正量を変化させる必要がある。
そこで本発明は、材質の異なる被記録材を搬送して画像記録する際、画像記録開始位置が被記録材の滑りによりずれることのない画像記録装置を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、被記録材を搬送経路の上流側における給送系より前記搬送経路の下流側へ給送し、給送された前記被記録材を、前記搬送経路の上方に設けられた画像記録部によって前記被記録材が前記搬送経路上を搬送される過程で画像記録を行なう画像記録装置であって、前記画像記録部に対向配置され、少なくとも2つのローラに架設された無端ベルト上に前記被記録材を吸着載置して搬送する搬送機構と、前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第1の孔からなる第1の孔列と、前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第2の孔からなり、前記第1の孔列と略同形の第2の孔列とを有する孔列部と、前記第1の孔列に向けて光束を投光する第1の投光部と、前記第1の投光部に対向して配設され、前記第1の投光部から投光され、前記第1の孔列の前記第1の孔を通過した光束を受光し、受光時に出力がHighになり、前記光束が遮光された時に出力がLowになる第1の受光部と、前記第2の孔列に向けて光束を投光する第2の投光部と、前記第2の投光部に対向して配設され、前記第2の投光部から投光され、前記第2の孔列の前記第2の孔を通過した光束を受光し、受光時に出力がHighになり、前記光束が遮光された時に出力がLowになる第2の受光部と、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とに基づいて、前記無端ベルト上の前記被記録材の先端部が所定位置に達したことを判別して前記画像記録のタイミング信号を生成する制御部と、を具備し、前記第1の投光部と前記第2の投光部とは、前記搬送方向に対して直交する直交方向に沿って配設され、前記第1の受光部と前記第2の受光部とは、前記直交方向に沿って配設され、且つ、前記第1の孔列と前記第2の孔列とは、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にLowにならないように互い違いに配設されており、前記制御部は、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にLowになったことにより、前記被記録材の前記先端部が前記所定位置に達したことを判別することを特徴とする画像記録装置を提供する。
また本発明は目的を達成するために、被記録材を搬送経路の上流側における給送系より前記搬送経路の下流側へ給送し、給送された前記被記録材を、前記搬送経路の上方に設けられた画像記録部によって前記被記録材が前記搬送経路上を搬送される過程で画像記録を行なう画像記録装置であって、前記画像記録部に対向配置され、少なくとも2つのローラに架設された無端ベルト上に前記被記録材を吸着載置して搬送する搬送機構と、前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第1の孔からなる第1の孔列と、前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第2の孔からなり、前記第1の孔列と略同形の第2の孔列とを有する孔列部と、前記第1の孔列の上方に配設され、前記第1の孔列に向けて光束を投光する第1の投光部と、前記第1の投光部と共に前記第1の孔列の上方に配設され、前記第1の投光部から投光され、前記被記録材の表面によって反射した光束と前記無端ベルトの表面によって反射した光束とを受光し、受光時に出力がHighになり、前記第1の投光部から投光された前記光束が入射しない時に出力がLowになる第1の受光部と、前記第2の孔列の上方に配設され、前記第2の孔列に向けて光束を投光する第2の投光部と、前記第2の投光部と共に前記第2の孔列の上方に配設され、前記第2の投光部から投光され、前記被記録材の表面によって反射した光束と前記無端ベルトの表面によって反射した光束とを受光し、受光時に出力がHighになり、前記第2の投光部から投光された前記光束が入射しない時に出力がLowになる第2の受光部と、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とに基づいて、前記無端ベルト上の前記被記録材の先端部が所定位置に達したことを判別して前記画像記録のタイミング信号を生成する制御部と、を具備し、前記第1の投光部と前記第2の投光部とは、前記搬送方向に対して直交する直交方向に沿って配設され、前記第1の受光部と前記第2の受光部とは、前記直交方向に沿って配設され、且つ、前記第1の孔列と前記第2の孔列とは、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にHighにならないように互い違いに配設されており、前記制御部は、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にHighになったことにより、前記被記録材の前記先端部が前記所定位置に達したことを判別することを特徴とする画像記録装置を提供する。
本発明によれば、例えば材質の異なる被記録材の画像記録においても、被記録材への画像記録開始位置がずれることのない画像記録装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について詳細に説明する。
図1、図2及び図3を参照して本発明の画像記録装置に係る第1実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態における画像記録装置のブロック構成図である。
図1に示されるように、給送系10より搬送経路下流側に搬送される不図示の被記録材を載置して、搬送経路の下流側に搬送する無端ベルトからなる搬送部材2と、搬送部材2を駆動させる搬送機構駆動部3と、搬送部材2の搬送情報を生成する搬送情報生成部4と、搬送機構駆動部3及び搬送情報生成部4を有する搬送機構1と、搬送機構1に載置された被記録材の端部を検出する検出部5と、検出部5によって通知され、搬送機構1を制御すると共に、画像記録部6を制御して画像記録する制御部9と、から構成される。
画像記録部6は、記録ヘッド駆動部7と、記録ヘッド駆動部7によって駆動される記録ヘッド8と、から構成される。
制御部9は、不図示の外部装置(本発明の画像記録装置に画像記録要求を発する上位コンピュータ等)から取り込んだ画像記録条件(画像記録枚数、被記録材のサイズ及び解像度(dpi)設定条件等)に基づいて画像記録する。
制御部9は、例えばCPU及びメモリ等で構成される。また、制御部9は、搬送機構1における搬送機構駆動部3の制御及び搬送情報生成部4からの通知処理、検出部5からの通知処理、画像記録データの一時記憶及び画像記録部6における記録ヘッド駆動部7の制御による記録ヘッド8のインク吐出制御等、本画像記録装置を統括制御する。
また、搬送機構駆動部3は、例えばモータ、搬送情報生成部4は、例えばロータリエンコーダ等で構成する。なお、搬送情報生成部4においては、必要に応じてロータリエンコーダにより生成されるパルス信号の周波数を整数倍する高周波発生回路を備えてもよい。
次に、図2及び図3を参照して本実施形態における装置の全体構成を詳細に説明する。図2は、本実施形態における装置構成を模式的に示す概略側面図である。図3は、図2における上面図である。
図2及び図3に示されるように、搬送経路の最上流側に設けられた給送系10は、1枚又は複数の被記録材30を収納する収納部21と、収納された被記録材30を1枚毎取り出して搬送経路下流側に給送する図示しない装置フレームにより回転可能に支持されているピックアップローラ22と、ピックアップローラ22の下流に配置され、被記録材30を挟持するように設けられ、被記録材30の斜行矯正を行なうレジストローラ対23a,23bと、から構成される。レジストローラ対23a,23bは、ピックアップローラ22と同様に装置フレームにより回転可能に支持されている。ピックアップローラ22により給送された被記録材30は、レジストローラ対23a,23bに一旦当接して斜行矯正された後、回転駆動するレジストローラ対23a,23bの挟持/回転により搬送経路下流側へと搬送される。レジストローラ対23a,23bは、位置合わせした後の被記録材30を、搬送機構1に搬送する被記録材搬送部でもある。
なお、以下、被記録材の搬送方向を副走査方向またはX方向、副走査方向に直交する方向を主走査方向またはY方向、これらのXY方向に対して直交する垂直方向をZ方向と称する。
レジストローラ対23a,23bの搬送経路の下流側には、複数の吸引孔を有するプラテン26を設けている。プラテン26の上流側に、少なくとも搬送情報生成部4である例えばロータリエンコーダを回転軸に接続する従動ローラ24と、下流側に搬送機構駆動部3である例えばモータを回転軸に接続する駆動ローラ25と、を設けており、またこれらを有する搬送機構1が設けられている。
従動ローラ24及び駆動ローラ25は、搬送部材2における複数の真っ直ぐな細長い孔(以下、スリットと称する)を有する無端ベルト2の内側を回動可能に架設している。搬送機構1は、プラテン26の下方に設けられた例えば吸引ファン29によって、吸引チャンバ28、プラテン26及び無端ベルト2を介して被記録材30を吸着保持する。
搬送機構1の上方に対向配置される画像記録部6は、被記録材30の全幅を覆い、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)等の各色の各記録ヘッド8がX方向に所定の間隔で配設される。また、記録ヘッド8の最上流側に、検出部5における投光部5a,5aを配設している。更に、投光部5a,5aの対向位置におけるプラテン26には、それぞれ受光部5b,5bがプラテン26に形成された孔27a,27bの裏面側に配設されている。また、無端ベルト2は、投光部5a,5aから投光された光を、無端ベルト2における所定の回動位置で透過させる複数の孔から成る2つの孔列を有する構成である。(詳細は後述する。)
次に、図4及び図5を参照して画像記録開始位置における被記録材検出方法について詳細に説明する。
図4は、搬送部材である無端ベルト2に形成された複数の孔から成る2つの孔列と検出部5との位置関係等を示す図である。図4に示す無端ベルト2は、検出部5に対し、無端ベルト2が、図面左側(2点鎖線で示す。)から図面右側(実線で示す。)へ直線上に移動した状態を示している。尚、ここでは無端ベルト2上に被記録材30が載置されていない場合について示している。図4(a)は、本装置部分の側面図、図4(b)は、図4(a)の上面図、図4(c)は、検出部5における制御部9への通知出力(タイミングチャート)をそれぞれ示している。
また、図4(b)に示した無端ベルト2の搬送過程において、図面左側に2点鎖線で示した無端ベルト2上に形成された第1及び第2の孔列の孔をそれぞれ31’a乃至31’a及び31’b乃至31’bと示している。また図面右側に移動し実線で示した無端ベルト2上の第1及び第2の孔列の孔をそれぞれ31a乃至31a及び31b乃至31bと示している
図4(b)に示すように、無端ベルト2に形成された各孔31a及び31bは、Y方向に所定の距離αだけ離間し、Y方向から見ると、所定の重なりを有して互い違いになるように形成されている。なお、図4(b)において、孔31’a,31’bは、孔31a,31bと重なっているため図示せずに省略している。
図4(b)に示すように、図面左側において、一方で投光部5aから投光された光束は、無端ベルト2上の図示しない孔31’a(図示した孔31a)及びプラテン26に形成された孔27aを透過した後、受光部5bによって受光される。他方、投光部5aから投光された光束は、無端ベルト2上の図示しない孔31’b(図示した孔31b)及びプラテン26に形成された孔27bを透過した後、受光部5bによって受光される。
また、例えば図面左側に示した無端ベルト2において、投光部5a,5aから投光された光束が共に無端ベルト2上の図示しない孔31’a,31’bを透過開始した際の時間をtとする。その後、無端ベルト2が、実線で示す図面右側に移動し、投光部5a,5aから投光した光束が、共に実線で示した無端ベルト2上の孔31a7,31b7を透過した時間をtとする。その結果、図4(c)に示されるように、検出部5は、各受光部5b,5bにおける受光/非受光の繰り返しに基づく制御部9への通知出力を生成する。
なお、本実施形態の制御部9への通知出力生成において、受光部5b,5bが、それぞれ受光ならば「High」(以下「H」と記す。)とし、受光部5b,5bが、それぞれ非受光ならば「Low」(以下「L」と記す。)と定義する。
図4(c)に示す検出部5から制御部9への通知出力によれば、検出部5における投光部5a,5aの光束は、共に無端ベルト2上の図示しない孔31’a,31’bを透過し、受光部5b,5bに共に受光されている。この状態から、無端ベルト2が、図4(b)に示すように右側へ移動(搬送)する過程において、受光部5b,5bから制御部9への通知出力は、計時に従い、それぞれ5b:「H」,5b:「H」となり、次に5b:「H」,5b:「L」となり、次に再び5b:「H」,5b:「H」となり、次に5b:「L」,5b:「H」の通知出力を繰り返すこととなる。
次に図5は、図4(a)に示した状態に被記録材30が載置されて搬送された状態を示す。
図5(a)は、無端ベルト2に形成された複数の孔から成る2つの孔列、プラテン26に設けられた孔、検出部5及び被記録材30の位置関係等を示す側面図、図5(b)は、無端ベルト2に形成された複数の孔から成る2つの孔列、プラテン26に設けられた孔、検出部5及び被記録材30の位置関係等を示す上面図、図5(c)は、検出部5における制御部9への通知出力(タイミングチャート)、及び検出部5における制御部9への通知出力(受光部5b,5bにおける受光/非受光の結果同士)を論理和した結果(タイミングチャート)で示している。
なお、図5(b)に示した図面左側に2点鎖線で示した無端ベルト2の移動開始位置(時間:t)においては、無端ベルト2上に形成された第1及び第2の孔列の孔をそれぞれ31’a乃至31’a及び31’b乃至31’bで示す。無端ベルト2上の孔31’a,31’bが互いにY方向からみて重なりを有する領域に、被記録材のX方向における一方の端部が重なるように載置された被記録材を被記録材30’で示している。
また、無端ベルト2が実線で示した図面右側へ移動した位置(時間:t)において、無端ベルト2上の第1及び第2の孔列の孔をそれぞれ31a乃至31a及び31b乃至31bで示している。更に各孔が互いにY方向からみて重なりを有する領域に、被記録材の搬送方向における一方の端部が重なるように載置され、投光部5a,5aに対し、被記録材の端部が対向している状態の被記録材を被記録材30で示す。
また、図5(b)においても、移動開始位置(時間:t)における無端ベルト2上の孔31’a,31’bは、無端ベルト2が図面右側へ移動した位置(時間:t)における無端ベルト2上の孔31a,31bと重なっているために図示せずに省略している。
図5(c)に示す検出部5における制御部9への通知出力によれば、時間tにおいて、投光部5a,5aに対し、被記録材30の端部が対向しているため、受光部5b,5bの制御部9への通知出力は、それぞれ5b:「L」,5b:「L」となる。これにより論理和した結果が、常に「L」となる。よって、制御部9への通知出力の論理和した結果が「H」から「L」に変化した位置が、被記録材30の搬送方向端部位置と判別できる。
以上、本実施形態は、給送系10から搬送された被記録材30を搬送機構1に設けられた無端ベルト2上に吸着させてから、被記録材30の端部検出を実施する。端部検出は、搬送された被記録材30に光束を照射した際の受光状態により検出され、制御部9へ通知出力される。被記録材30の端部は、通知出力の論理和した結果により正確に端部位置を検出される。これにより本装置は、例え種類の異なる被記録材を給送系10から搬送機構1へ搬送しても、受け渡し時の滑りによる画像記録のずれが発生しない。
従って、被記録材30の端部検出の通知出力結果をトリガ信号として、予め設定される搬送情報生成部4における所定の通知出力(エンコーダパルス数)に基づいて画像記録を行なう。これにより被記録材30に対し、常に画像記録開始位置がずれることのない記録ヘッド吐出タイミング生成を行なう画像記録装置を構築することができる。
なお、本実施形態の検出部5は、投光部5a,5aを被記録材30のZ方向上方に配設し、受光部5b,5bを搬送部2における無端ベルト2の下方におけるプラテン26に形成された孔27a,27bの下方に配設している。しかし、これに限らず投光部5a,5aと受光部5b,5bをそれぞれ反対の位置に配設してもよい。また、投光部5a,5aは、受光部5b,5bの両方に対し、一括で照射可能な一つの投光部としてもよい。
次に、図6、図7、図8及び図9を参照して本発明に係る画像記録装置の第2実施形態について詳細に説明する。図6は、本実施形態における概略側面を示す図である。図7は、図6における上面図である。図8は、検出部周辺の概略斜視図である。図9は、検出部の動作を示す図である。
なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態と共通の構成要素には同じ参照符号を付し、第1実施形態と同じ作用及び効果については、その詳細な説明を省略する。
図6、図7及び図8に示すように本実施形態においては、前述した第1実施形態の構成要素に対し、検出部5が2つの反射型の光学センサに代わっており、投光部5cと受光部5dで1個のセンサを、また投光部5cと受光部5dで1個のセンサをそれぞれ構成している。
ここで検出部5におけるセンサ5c,5dと5c,5dが検出する被記録材30からの反射光量をr、無端ベルト2からの反射光量をr、被記録材30、または無端ベルト2と共に存在しない(例えば、搬送部材2に孔等が形成されて反射部が無い状態)、または反射光が偏向(例えば、搬送部材2に形成部等が形成されて反射光を偏向する状態)により受光部に入射されない位置での反射光量をrとすると、反射光量の関係式は以下となっている。
≧r>r…(1)またはr≧r>r…(2)
上記(1), (2)式は、センサ投光部5c,5cから出射された出射光が、被記録材30または無端ベルト2によって反射され、センサ受光部5d,5dによって受光される際に、受光されるrまたはrが、少なくともセンサ受光部5d,5dに入射されないrより共に大きければよいことを示している。つまりrとrとの大小関係に依存しないことを示している。
また、(1),(2)関係式のrを生成する構成としては、図8に示す構成としてもよい。
図8に示されるように、無端ベルト2は、被記録材30の搬送方向に略平行に、且つ所定の間隔で直線上に形成された複数の孔における2つの孔列を有している。孔列31a及び31bは、被記録材30の搬送方向に略直交する方向に所定の距離αだけ離間し、孔列の孔同士が、被記録材30の搬送方向に所定の重なりを有して互い違いに形成されている。
また、無端ベルト2における各孔列のZ方向上方には、それぞれ投光部5c及び受光部5dを有する反射型の光学センサと、投光部5c及び受光部5dを有する反射型の光学センサと、が配設されている。無端ベルト2の移動により、一方の投光部5cの照射光が第1の孔列31aを、他方の投光部5cの照射光が第2の孔列31bを透過するように構成されている。透過した照明光は、下方に配設された少なくとも搬送部材2を支持するプラテン26を照射する。そして、プラテン26は、少なくとも照射光が到達する範囲に、例えば、透過してきた光束をそのまま下方に透過する孔、透過してきた光束を吸光する吸光部、または透過してきた所定の入射角で照射された光束を、所定の入射角に対する反射角と異なる角度に偏向して反射する偏向部といった光束処理部32a及び32bを形成して光束の処理を行ってもよい。
次に、図9を参照して本実施形態におけるセンサ5c,5dと5c,5dにおける光束検出動作について説明する。図9(a)は、投光部5c,5cから出射した光束が孔を透過している状態を示す図である。図9(b)は、投光部5cから出射した光束が孔を透過し、投光部5cから出射した光束が無端ベルト2により反射し、受光部5dが受光している状態を示す図である。図9(c)は、投光部5c,5cから出射した光束が被記録材30により反射し、受光部5d,5dが受光している状態を示す図である。
なお、本実施形態は、投光部5c,5cから出射した出射光が、受光部5dまたは5dへ入射されない際に、それぞれ受光部5d:「L」,受光部5d:「L」と判別し、また入射された際にそれぞれ受光部5d:「H」,受光部5d:「H」と判別して、制御部9へ通知出力される。通知を受けた制御部9は、それぞれ受光部5d:「LまたはH」,受光部5d:「LまたはH」、このような結果を論理積した結果が「H」の際、被記録材30の端部が検出されたと判別する。
図9(a)に示すように、例えば一方で投光部5cから投光された光束5c1outが、第1の孔列の孔31aを透過している。また他方では、投光部5cから投光された光束5c2outが、第2の孔列の孔31bを透過している。共に受光部5d,5dへの入射光は、各孔を透過しているためにゼロである。
従って、受光部5d,5dから制御部9への通知出力は、それぞれ受光部5d:「L」,受光部5d:「L」となる。よって論理積した結果は、「L」となることから、被記録材30の端部が検出されたと判別しない。
次に、図9(b)に示すように、例えば一方で投光部5cから投光された光束5c1outは、第1の孔列の孔31aを透過する。よって反射光は、受光部5dに入射しない。他方で投光部5cから投光された光束5c2outは、無端ベルト2によって反射され、受光部5dに入射する。
従って、受光部5d,5dから制御部9への通知出力は、それぞれ受光部5d:「L」,受光部5d:「H」となる。よって論理積した結果は、「L」となることから、被記録材30の端部が検出されたと判別しない。
次に、図9(c)に示すように、例えば一方で投光部5cから投光された光束5c1outが、被記録材30に反射され受光部5dに入射する。他方で投光部5cから投光された光束5c2outも、被記録材30によって反射され受光部5dに入射される。
従って、受光部5d,5dから制御部9への通知出力は、それぞれ受光部5d:「H」,受光部5d:「H」となる。よって論理積した結果は、「H」となることから、被記録材30の端部が検出されたと判別する。
なお、搬送される被記録材30が斜行し、これにより例えば一方で受光部5dが被記録材30の反射により受光部5d:「H」となり、他方で受光部5dが無端ベルト2からの反射により受光部5d:「H」となった場合は、被記録材30の端部が検出されたと判別される。
しかし、前述したように被記録材30は、無端ベルト2に載置される前に、レジストローラ対23a,23bに一旦当接して斜行矯正されているので斜行量は微小である。
従って、受光部5dが、被記録材30からの反射により光束5c1outを検出し、他方の受光部5dが、無端ベルト2からの反射により光束5c2outを検出しても問題はない。
以上、本実施形態によれば、給送系10から搬送された被記録材30を、無端ベルト2上に吸着してから、前述した第1の実施形態と同様に被記録材30の端部検出が行なわれるため、給送系10から搬送機構1への被記録材30受け渡し時のずれが生じない。
次に、図10及び図11を参照して本発明に係る画像記録装置の第3実施形態について説明する。
なお、本実施形態の構成要素について、前述した第1実施形態と同等の構成要素には同じ参照符号を付してその詳細な説明については省略する。
本実施形態は、図10に示されるように前述した第1実施形態に、検出機構部11が追加された構成である。
本実施形態は、無端ベルト2上に形成された孔31a乃至31a及び31b乃至31bに対して投光部5cと受光部5dで1個のセンサを構成し、投光部5cと受光部5dで1個のセンサを構成する。さらに本実施形態は、移動している無端ベルト上の孔31a乃至31a及び31b乃至31bが、Y方向(主走査方向)にずれた際に、Y方向における相対位置ずれを補正するものである。
次に、図11(a)、(b)及び(c)を参照して本実施形態に係る画像記録装置の検出機構部11の構成について詳細に説明する。図11(a)は、給送系10方向から搬送方向に見た構成図である。図11(b)は、無端ベルト2とプラテン26との境界部を検知する構成を示した図である。図11(c)は、検出機構部11の動作を示す図である。
図11(a)に示すように検出部5を垂下するように支持する検出機構部11は、画像記録部6に対しY方向に移動可能に設けられている。また、検出機構部11は、例えば検知部11aと、モータ11bと、支持材11cと、支持ガイド11d及びラック部11eとで構成される。
支持ガイド11dは、画像記録部6のY方向に略平行に配設され、支持材11cを水平移動可能に支持する。モータ11bは、支持材11cに固定される。また、モータ11bの回転軸に圧入されたピニオンギヤ11fは、画像記録部6に形成されるラック部11eに噛合い、モータ11bの回転により、支持材11cに垂下された検出部5及び検知部11aを一体的にY方向に移動させる構成である。
また、図11(b),(c)に示すように検知部11aは、例えばLED、LD等から構成される光源部11aと、コリメートレンズ11aと、フォトディテクタ11aと、光源部11aの制御回路及びフォトディテクタ11aのI/V変換回路を有するドライブ基板11aと、により構成されている。ドライブ基板11aは、フォトディテクタ11aに入射された光量に基づく電圧を制御部9へ通知する。
次に、図11(c)を参照して検出機構部11の動作について詳細に説明する。
図11(c)に示されるように、無端ベルトにずれが生じない場合、光源部11aより照射された光束は、コリメートレンズ11aで一旦平行光束に変換される。変換された平行光束は、光束の略半分を無端ベルトに照射すると共に、残り半分の光束をプラテン26に照射するように構成される。
従って、無端ベルト2とプラテン26との境界部33において、無端ベルト2からの反射光束及びプラテン26からの反射光束は、フォトディテクタ11aに出射される。無端ベルト2からの反射光束に基づく反射光量をr、プラテン26からの反射光束に基づく反射光量をrとする。よってフォトディテクタ11aは、rとrを合わせた総反射量であるrを受光することになる。ドライブ基板11aは、総反射量:rに基づく電圧Vを制御部9に通知する。
図11(c)に示すように、rとrの関係がr>rであり、例えば移動中の無端ベルトがY方向内側(搬送機構1の中心に向けた方向)にずれた際、無端ベルト2による反射光束は、細く、またプラテン26からの反射光束は、太くなる。これによりフォトディテクタ11aにおける受光面上でrの占める割合が増加し、rの割合は減少することになる。結果、無端ベルトがよれていない時のrに基づく電圧Vに対し、V’に変動することになる(V<V’)。
そこで、光源部11aの出射光量を一定に保つと共に、制御部9で電圧Vを予め記憶しておく。無端ベルト2の移動中に、制御部9が常に電圧Vを保つように検出機構部11を制御し、検出部5をY方向に相対的に移動させる。
これにより無端ベルト移動中にずれが発生しても、無端ベルト2に形成された孔31a乃至31a及び31b乃至31bと、検出部5とのY方向における相対位置ずれを補正することができる。
以上、本実施形態によれば、無端ベルトがY方向(主走査方向)によれた場合にも、無端ベルトに形成された孔31a乃至31a及び31b乃至31bと、検出部5とのY方向における相対位置ずれを補正できるため、被記録材30の端部検出を確実に行なうことができる。
また、本発明は、前述した第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態に限定されるものではなく、実施の段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
前述した第2実施形態及び第3実施形態は、無端ベルトに形成された孔31a乃至31a及び31b乃至31bの代わりに、例えば、各孔の形成部において、所定の入射角で照射された光束を入射角に対する反射角と異なる角度に偏向して反射する偏向部を形成する。これにより投光部5c,5cから投光する光束を偏向部により受光部5d,5dが受光できない反射角で反射する構成とすることができる。また形成部は、透過してきた光束を吸光する吸光部を有してもよい。
また、前述した第1実施形態及び第2実施形態は、無端ベルト2に形成された孔31a乃至31a及び31b乃至31bの代わりに、例えば、各孔の形成部分において、被記録材30及び無端ベルト2の反射率に対し、より反射率が高い、または低い反射部を形成することでも実現できる。
例えば、形成部分の反射率が高い場合においては、被記録材30の端部は、「L」と検出され、無端ベルト2の非形成部が「L」と検出されると、論理積結果が「L」で判別できる。また形成部分の反射率が低い場合においては、被記録材30の端部検出で「H」、無端ベルトの非形成部が「H」これらの論理積結果が「H」で判別できる。
また、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態に示される全体構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る画像記録装置の第1実施形態におけるブロック構成図である。 第1実施形態における装置構成を模式的に示す概略側面図である。 図2における上面図である。 無端ベルトに形成された複数の孔から成る2つの孔列と検出部5との位置関係等を示す図である。 無端ベルトに形成された複数の孔から成る2つの孔列、プラテンに設けられた孔、検出部5及び被記録材30の位置関係等を示す図である。 本発明に係る画像記録装置の第2実施形態における装置構成を模式的に示す概略側面図である。 図6における上面図である。 第2実施形態における検出部5周辺の概略斜視図である。 第2実施形態における検出部5の動作を示す図である。 本発明に係る画像記録装置の第3実施形態におけるブロック構成図である。 第3実施形態における装置構成を模式的に示す概略側面図及び検出機構部11の動作を説明するため図である。 従来の記録ヘッド吐出タイミング生成機構を搭載した画像記録装置の概略側面図である。
符号の説明
1…搬送機構、2…搬送部材(無端ベルト)、3…搬送機構駆動部、4…搬送情報生成部、5…検出部、5a,5a2,5c,5c…投光部、5b,5b2,5d,5d…受光部、6…画像記録部、7…記録ヘッド駆動部、8…記録ヘッド、9…制御部、10…給送系、11…検出機構部、11a…検知部、11a…光源部、11a…コリメータレンズ、11a…フォトディテクタ、11a4…ドライブ基板、11b…モータ、11c…支持材、11d…支持ガイド、11e…ラック部、11f…ピニオンギヤ、21…収納部、22…ピックアップローラ、23a,23b…レジストローラ、24…従動ローラ、25…駆動ローラ、26…プラテン、27a,27b,31a,31a,31a,31a,31a,31a,31a及び31b,31b,31b,31b,31b,31b,31b,31’a,31’a,31’a,31’a,31’a,31’a,31’a及び31’b,31’b,31’b,31’b,31’b,31’b,31’b…孔、28…吸引チャンバ、29…吸引ファン、30,30’…被記録材、32a,32b…光束処理部、33…境界部。

Claims (3)

  1. 被記録材を搬送経路の上流側における給送系より前記搬送経路の下流側へ給送し、給送された前記被記録材を、前記搬送経路の上方に設けられた画像記録部によって前記被記録材が前記搬送経路上を搬送される過程で画像記録を行なう画像記録装置であって、
    前記画像記録部に対向配置され、少なくとも2つのローラに架設された無端ベルト上に前記被記録材を吸着載置して搬送する搬送機構と、
    前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第1の孔からなる第1の孔列と、前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第2の孔からなり、前記第1の孔列と略同形の第2の孔列とを有する孔列部と、
    前記第1の孔列に向けて光束を投光する第1の投光部と、
    前記第1の投光部に対向して配設され、前記第1の投光部から投光され、前記第1の孔列の前記第1の孔を通過した光束を受光し、受光時に出力がHighになり、前記光束が遮光された時に出力がLowになる第1の受光部と、
    前記第2の孔列に向けて光束を投光する第2の投光部と、
    前記第2の投光部に対向して配設され、前記第2の投光部から投光され、前記第2の孔列の前記第2の孔を通過した光束を受光し、受光時に出力がHighになり、前記光束が遮光された時に出力がLowになる第2の受光部と、
    前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とに基づいて、前記無端ベルト上の前記被記録材の先端部が所定位置に達したことを判別して前記画像記録のタイミング信号を生成する制御部と、
    を具備し、
    前記第1の投光部と前記第2の投光部とは、前記搬送方向に対して直交する直交方向に沿って配設され、前記第1の受光部と前記第2の受光部とは、前記直交方向に沿って配設され、且つ、前記第1の孔列と前記第2の孔列とは、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にLowにならないように互い違いに配設されており、
    前記制御部は、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にLowになったことにより、前記被記録材の前記先端部が前記所定位置に達したことを判別することを特徴とする画像記録装置。
  2. 被記録材を搬送経路の上流側における給送系より前記搬送経路の下流側へ給送し、給送された前記被記録材を、前記搬送経路の上方に設けられた画像記録部によって前記被記録材が前記搬送経路上を搬送される過程で画像記録を行なう画像記録装置であって、
    前記画像記録部に対向配置され、少なくとも2つのローラに架設された無端ベルト上に前記被記録材を吸着載置して搬送する搬送機構と、
    前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第1の孔からなる第1の孔列と、前記無端ベルト上に備えられた、前記被記録材の搬送方向に略平行に配設され且つ所定の間隔離れて直線状に配設されている複数の第2の孔からなり、前記第1の孔列と略同形の第2の孔列とを有する孔列部と、
    前記第1の孔列の上方に配設され、前記第1の孔列に向けて光束を投光する第1の投光部と、
    前記第1の投光部と共に前記第1の孔列の上方に配設され、前記第1の投光部から投光され、前記被記録材の表面によって反射した光束と前記無端ベルトの表面によって反射した光束とを受光し、受光時に出力がHighになり、前記第1の投光部から投光された前記光束が入射しない時に出力がLowになる第1の受光部と、
    前記第2の孔列の上方に配設され、前記第2の孔列に向けて光束を投光する第2の投光部と、
    前記第2の投光部と共に前記第2の孔列の上方に配設され、前記第2の投光部から投光され、前記被記録材の表面によって反射した光束と前記無端ベルトの表面によって反射した光束とを受光し、受光時に出力がHighになり、前記第2の投光部から投光された前記光束が入射しない時に出力がLowになる第2の受光部と、
    前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とに基づいて、前記無端ベルト上の前記被記録材の先端部が所定位置に達したことを判別して前記画像記録のタイミング信号を生成する制御部と、
    を具備し、
    前記第1の投光部と前記第2の投光部とは、前記搬送方向に対して直交する直交方向に沿って配設され、前記第1の受光部と前記第2の受光部とは、前記直交方向に沿って配設され、且つ、前記第1の孔列と前記第2の孔列とは、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にHighにならないように互い違いに配設されており、
    前記制御部は、前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力とが共にHighになったことにより、前記被記録材の前記先端部が前記所定位置に達したことを判別することを特徴とする画像記録装置。
  3. 前記孔列部は、前記被記録材を前記無端ベルトに吸引させる吸引孔を兼ねることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記録装置。
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