JP2000114350A - ウェーハの検出装置及び検出方法 - Google Patents

ウェーハの検出装置及び検出方法

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JP2000114350A
JP2000114350A JP27592798A JP27592798A JP2000114350A JP 2000114350 A JP2000114350 A JP 2000114350A JP 27592798 A JP27592798 A JP 27592798A JP 27592798 A JP27592798 A JP 27592798A JP 2000114350 A JP2000114350 A JP 2000114350A
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wafer
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Shigeki Matsuyama
茂樹 松山
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリア内にウェーハが有るか無いかを検出す
る際に、ウェーハの材質、厚み等に起因する誤検出を防
止する。 【解決手段】キャリア11内におけるウェーハ12の有
無を、検出用の発信光を発信する発光素子15及び発光
素子から発信された発信光を受光する受光素子16を備
える透過型検出センサを用いて検出する際に、発光素子
15から受光素子16に向かう発信光15aの光線がウ
ェーハ12の主面12aに対して傾斜するように発信光
を発信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程に
おいて、キャリア内に積層して収納されたウェーハを検
出するウェーハの検出装置及び検出方法に関し、特に、
検出センサの配置に特徴を有したウェーハの検出装置及
び検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、キャリア内に
積層されたウェーハの有無を検出する手法としては、反
射型検出センサを用いる手法と、透過型検出センサを用
いる手法が採用されている。
【0003】上記反射型検出センサを用いる手法は、図
3に示すように、搬送ロボットのアーム3によりウェー
ハを出し入れするための出し入れ用開口部1aと、この
出し入れ用開口部1aと対向する側に検出用開口部1b
とを有するキャリア1内に、ウェーハ2が積層された状
態で、検出用開口部1bに面する位置に反射型検出セン
サ4を配置し、この反射型検出センサ4の発光素子4a
から、検出用の発信光をウェーハ2の外周縁部2aに向
けて投光し、その外周縁部2aにて反射された反射光を
受光素子4bにて受光するようにして、ウェーハ2の有
無を検出するものである。
【0004】一方、上記透過型検出センサを用いる手法
としては、特開平1−144647号公報、特開平2−
302057号公報等に開示されたものが存在する。こ
れらの公報に開示の手法は、図4に示すように、搬送ロ
ボットのアーム3によりウェーハを出し入れするための
出し入れ用開口部1aと、この出し入れ用開口部1aと
対向する側に検出用開口部1bとを有するキャリア1内
に、ウェーハ2が積層された状態で、出し入れ用開口部
1aに面する側に透過型検出センサの一方例えば発光素
子6を配置し、検出用開口部1bに面する側に透過型検
出センサの他方例えば受光素子7を配置し、さらに、こ
れら発光素子6と受光素子7とを結ぶラインがウェーハ
2の主面2aと平行になるように配置して、この発光素
子6から、検出用の発信光を受光素子7に向けて発信
し、受光素子7による受光の有無、すなわち、ウェーハ
2の外周縁部2aにて発信光が反射され、受光素子7が
受光できない場合はウェーハ2が有り、一方、受光素子
7が受光できた場合はウェーハ2が無いものとして、ウ
ェーハ2の有無を検出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記反射型
検出センサを用いる従来の手法においては、反射型検出
センサそのものがもつ検出感度のバラツキにより、ウェ
ーハ2の有無の誤検出を招くという問題があった。すな
わち、ウェーハ2の反射率が一定でない場合、発光素子
4aにより発信された発信光がウェーハ2から正しく反
射されず、ウェーハ2が有るにも関わらず無いものとし
て誤検出され、又、受光素子4bに発信光の反射光でな
い別の光が回り込み、ウェーハ2が無いにも関わらず有
るものとして誤検出される場合があった。
【0006】上記発光素子4aから発信される発信光
は、図5(a),(b)に示すように、ウェーハ2の外
周縁部2a(エッジ)に向けて発信されるため、この外
周縁部2aに投光された発信光は乱反射の状態となり、
受光素子4bに向けて正しく反射されない場合があっ
た。また、ウェーハ2の厚みが約400〜700μmで
あることから、外周縁部2aにより反射されて受光素子
4bに到達する光量にもバラツキを生じる場合があっ
た。さらに、キャリア1を昇降ステージ5にて上下動さ
せるような機構を採用する場合においては、この機構の
位置決め精度により、図5(c)に示すように、発信光
が外周縁部2aの一部にのみ投光されることになり、上
述同様に受光素子4bに到達する光量にバラツキを生じ
る場合があった。
【0007】一方、透過型検出センサを用いる従来の手
法においては、ウェーハ2の厚みが約400〜700μ
mであることから、図4(b)に示すように、発光素子
6から発信された発信光が、ウェーハ2の外周縁部2a
に遮られることなく、ウェーハ2を回り込んで受光素子
7にて受光され、ウェーハ2が有るにも関わらず無いも
のとして誤検出されるという問題があった。また、昇降
装置8により、キャリア1と透過型検出センサ6,7と
を相対的に移動させる機構を採用する場合においては、
この機構の位置決め精度により、発光素子6と受光素子
7とを結ぶラインがウェーハ2から外れる場合があり、
同様にウェーハ2が有るにも関わらず無いものとして誤
検出される場合があった。
【0008】上記のような誤検出、例えば、ウェーハ2
が有るのに無いものとして誤検出された場合は、当該工
程での処理が行なわれないままウェーハ2がキャリア1
内に存在し、このウェーハ2は次工程に搬送されること
になる。次工程が、例えばバッチ処理工程である場合
は、この工程における装置、設備等のオーバーホールが
必要になる場合があり、そのための無駄な費用と時間を
費やすことになる。
【0009】また、ウェーハ2が無いのに有るものとし
て誤検出された場合は、キャリア1内にはウェーハ2が
存在するものと見なして、搬送ロボットのアーム3等が
空動作を行ない、場合によっては処理ステージあるいは
周辺部品に損傷を及ぼすことになり、当該部品の交換あ
るいはオーバーホールが必要になり、上述同様に無駄な
費用と時間を費やすことになる。
【0010】いずれの場合においても、このような誤検
出が発生した場合には、次工程への影響が生じ、半導体
製造工程における生産性、品質等の低下を招くことにな
る。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、その目的とするところは、ウェー
ハの材質、厚み等に起因する誤検出、あるいは、他の光
源からの光の回り込みによる誤検出等を解消して、確実
かつ高精度にウェーハの有無を検出できるウェーハの検
出装置及び検出方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するべく鋭意検討した結果、以下の如き構成をなす
発明を見出すに至った。すなわち、本発明のウェーハの
検出装置は、キャリア内におけるウェーハの有無を検出
する透過型検出センサを備えたウェーハの検出装置であ
って、上記透過型検出センサは、検出用の発信光を発信
する発光素子と、上記発光素子から発信された発信光を
受光する受光素子とからなり、上記発光素子及び受光素
子は、上記発光素子から上記受光素子に向かう発信光の
光線がウェーハの主面に対して傾斜するように配置され
ている、ことを特徴としてる。
【0013】また、本発明のウェーハの検出装置は、ウ
ェーハを上下方向に配列して収納し得ると共にウェーハ
を出し入れする第1開口部及び第1開口部に対向する第
2開口部を有するキャリア内におけるウェーハの有無を
検出する透過型検出センサを備えたウェーハの検出装置
であって、上記透過型検出センサは、検出用の発信光を
発信する発光素子と、上記発光素子から発信された発信
光を受光する受光素子とからなり、上記発光素子及び受
光素子の一方が上記第1開口部側に配置され、上記発光
素子及び受光素子の他方が上記第2開口部側に配置さ
れ、上記発光素子から上記受光素子に向かう発信光の光
線がウェーハの主面に対して傾斜するように、上記発光
素子及び受光素子の一方が、上記発光素子及び受光素子
の他方に対して、上下方向下側に配置されている、こと
を特徴としている。
【0014】さらに、本発明のウェーハの検出装置は、
ウェーハを上下方向に配列して収納し得ると共にウェー
ハを出し入れする第1開口部及び第1開口部に対向する
第2開口部を有するキャリア内におけるウェーハの有無
を検出する透過型検出センサを備えたウェーハの検出装
置であって、上記透過型検出センサは、検出用の発信光
を発信する発光素子と、上記発光素子から発信された発
信光を受光する受光素子とからなり、上記発光素子及び
受光素子の一方が上記第1開口部側に配置され、上記発
光素子及び受光素子の他方が前記第2開口部側に配置さ
れ、上記発光素子から上記受光素子に向かう発信光の光
線がウェーハの主面に対して傾斜するように、上記発光
素子及び受光素子の一方が、上記発光素子及び受光素子
の他方に対して、上下方向上側に配置されている、こと
を特徴としている。
【0015】本発明のウェーハの検出方法は、キャリア
内におけるウェーハの有無を、検出用の発信光を発信す
る発光素子及び発光素子から発信された発信光を受光す
る受光素子を備える透過型検出センサを用いて検出する
ウェーハの検出方法であって、上記発光素子から上記受
光素子に向かう発信光の光線がウェーハの主面に対して
傾斜するように、上記発光素子から上記受光素子に向け
て発信光を発信する、ことを特徴としている。
【0016】本発明のウェーハに検出装置及びウェーハ
の検出方法においては、透過型検出センサを構成する発
光素子及び受光素子が、発光素子から受光素子に向かう
発信光の光線がウェーハの主面に対して傾斜するように
配置されていることから、ウェーハが存在する場合は、
発光素子から発信された発信光は、ウェーハの主面によ
り反射され、受光素子において所定量の発信光が受光さ
れない。これにより、ウェーハは有るものとして検出さ
れる。一方、ウェーハが存在しない場合は、発光素子か
ら発信された発信光は、そのまま受光素子において受光
される。これにより、ウェーハは無いものとして検出さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るウェー
ハの検出装置の第1実施形態を示すものであり、(a)
はその概略構成図、(b)は透過型検出センサとウェー
ハとの配置関係を示す縦断面図である。この実施形態に
係る検出装置は、図1(a)に示すように、ウェーハ1
2を上下方向に配列して収納し得ると共にウェーハ12
を出し入れする第1開口部11a及びこの第1開口部1
1aに対向する第2開口部11bを有する箱型のキャリ
ア11に対して、このキャリア11内にウェーハ12が
存在するか否か、すなわち、ウェーハ12の有無を検出
する透過型検出センサを備えている。
【0018】尚、上記キャリア11は、昇降ステージ1
4に載置されており、キャリア11の第1開口部11a
に面して、搬送ロボットのアーム13が移動可能に配置
されている。
【0019】上記透過型検出センサは、検出用の発信光
15aを発信する発光素子15と、この発光素子15か
ら発信された発信光15aを受光する受光素子16とに
より構成されている。そして、図1(b)に示すよう
に、上記発光素子15が、キャリア11の第2開口部1
1b側に配置され、上記受光素子16が、キャリア11
の第1開口部11a側に配置されており、さらに、この
発光素子15が、受光素子16よりも上下方向において
上側に、言い換えれば、受光素子16が発光素子15よ
りも上下方向において下側に配置されている。すなわ
ち、発光素子15からの発信光15aが、水平に配列さ
れたウェーハ12の主面12aに対し、所定の傾斜角θ
をなして斜め下方に直進するように発信され、この発信
光15aの光線上に配置された受光素子16が、発信光
15aを受光できるようになっている。
【0020】ここで、上記キャリア11内でのウェーハ
12の収納ピッチは、ウェーハ12のサイズによって異
なり、例えば、外径が4〜6インチのウェーハ12を収
納する場合の収納ピッチPは、例えば4.76mmであ
り、外径が8インチのウェーハ12を収納する場合の収
納ピッチPは、例えば6.35mmである。
【0021】したがって、キャリア11の外形寸法は、
収納するウェーハ12のサイズによって異なり、例え
ば、外径5インチのウェーハ12を収納するキャリア1
1の場合は、例えば幅152mm×奥行き143mm×
高さ146mmの寸法のものを採用することができ、こ
の場合の発光素子15と受光素子16との離隔距離は、
約170mm程度に設定される。また、このキャリア1
1における収納ピッチPは上述の如く4.76mmであ
ることから、発信光15aとウェーハ12の主面12a
とがなす角度すなわち傾斜角θは、約15°程度に設定
される。
【0022】本実施形態に係る検出装置でウェーハ12
の有無を検出する際には、発光素子15からの発信光1
5aの光線が,ウェーハ12の主面12aに対して傾斜
するように発信される。そして、ウェーハ12がキャリ
ア11内に存在する場合は、発光素子15から発信され
た発信光15aは、ウェーハ12の主面12aに投光さ
れ、この主面12aにより反射され、受光素子16にお
いて所定量の発信光が受光されない。これにより、ウェ
ーハ12は有るものとして検出される。一方、ウェーハ
12がキャリア11内に存在しない場合は、発光素子1
5から発信された発信光15aは、そのまま受光素子1
6において受光される。これにより、ウェーハ12は無
いものとして検出される。
【0023】本実施形態に係る検出装置及び検出方法に
よれば、キャリア11内にウェーハ12が存在する場合
は、ウェーハ12の主面12aにより発信光15aが完
全に遮断され、一方、キャリア11内にウェーハ12が
存在しない場合は、発信光15aは受光素子16により
確実に受光されることになり、ウェーハ12の有無の誤
検出を防止でき、確実に正確な検出を行なうことができ
る。
【0024】また、ウェーハ12の出し入れをする第1
開口部11aに配置する受光素子16を、発光素子15
よりも下側に配置したことから、この受光素子16が搬
送ロボットのアーム13の動作の障害にならず、ウェー
ハ12の取り出し等を容易に行なうことができる。
【0025】本実施形態においては、発光素子15を、
キャリア11の第2開口部11b側に配置し、受光素子
16を、キャリア11の第1開口部11a側に配置した
構成を採用したが、逆に、受光素子16を、キャリア1
1の第2開口部11b側に配置し、発光素子15を、キ
ャリア11の第1開口部11a側に配置する構成を採用
することも可能である。
【0026】図2は、本発明に係るウェーハの検出装置
の第2実施形態を示すものであり、(a)はその概略構
成図、(b)は透過型検出センサとウェーハとの配置関
係を示す縦断面図である。この実施形態に係る検出装置
は、前述第1実施形態に対して、透過型検出センサの配
置関係を変更した以外は、前述第1実施形態と同様の構
成であり、この同様の構成についての説明は省略する。
【0027】この実施形態に係る検出装置は、図2
(a),(b)に示すように、発光素子15が、キャリ
ア11の第2開口部11b側に配置され、受光素子16
が、キャリア11の第1開口部11a側に配置されてお
り、さらに、この発光素子15が、受光素子16よりも
上下方向において下側に、言い換えれば、受光素子16
が発光素子15よりも上下方向において上側に配置され
ている。すなわち、発光素子15からの発信光15a
が、水平に配列されたウェーハ12の主面12aに対
し、所定の傾斜角θをなして斜め上方に直進するように
発信され、この発信光15aの光線上に配置された受光
素子16が、発信光15aを受光できるようになってい
る。
【0028】そして、例えば、外径5インチのウェーハ
12を収納するキャリア11の場合において、前述第1
実施形態と同様に、発光素子15と受光素子16との離
隔距離は、約170mm程度に設定され、又、発信光1
5aとウェーハ12の主面12aとがなす角度すなわち
傾斜角θは、約15°程度に設定される。
【0029】本実施形態に係る検出装置でウェーハ12
の有無を検出する際には、発光素子15からの発信光1
5aの光線が,ウェーハ12の主面12aに対して上向
きに傾斜するように発信される。そして、ウェーハ12
がキャリア11内に存在する場合は、発光素子15から
発信された発信光15aは、ウェーハ12の主面12a
に投光され、この主面12aにより反射され、受光素子
16において所定量の発信光が受光されない。これによ
り、ウェーハ12は有るものとして検出される。一方、
ウェーハ12がキャリア11内に存在しない場合は、発
光素子15から発信された発信光15aは、そのまま受
光素子16において受光される。これにより、ウェーハ
12は無いものとして検出される。
【0030】本実施形態に係る検出装置及び検出方法に
よれば、キャリア11内にウェーハ12が存在する場合
は、ウェーハ12の主面12aにより発信光15aが完
全に遮断され、一方、キャリア11内にウェーハ12が
存在しない場合は、発信光15aは受光素子16により
確実に受光されることになり、ウェーハ12の有無の誤
検出を防止でき、確実に正確な検出を行なうことができ
る。
【0031】また、特に、外径が8インチ等の大きいサ
イズのウェーハ12を収納するキャリア11に対して、
ウェーハ12の有無を検出するような場合には、元々ウ
ェーハ12と搬送ロボットのアーム13の幅との関係に
おいて、十分なスペ−スが確保されるため、ウェーハ1
2の出し入れをする第1開口部11aに配置する受光素
子16を、発光素子15よりも上側に配置した場合で
も、この受光素子16が障害となることはなく、搬送ロ
ボットのアーム13を作動させて、ウェーハ12を容易
に取り出すことができる。
【0032】本実施形態においては、発光素子15を、
キャリア11の第2開口部11b側に配置し、受光素子
16を、キャリア11の第1開口部11a側に配置した
構成を採用したが、逆に、受光素子16を、キャリア1
1の第2開口部11b側に配置し、発光素子15を、キ
ャリア11の第1開口部11a側に配置する構成を採用
することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べた本発明のウェーハの検出装置
及び検出方法によれば、発光素子から発信される発信光
が、ウェーハの主面に所定の傾斜角度をもって投光され
るように構成されていることから、発信光の回り込み等
が確実に防止でき、又、ウェーハがキャリア内に存在す
る場合、発光素子から発信される発信光の光線はウェー
ハの主面により確実に遮断される位置にあり、これによ
り、ウェーハの有無が誤検出されることなく、確実かつ
高精度な検出を行なうことができる。
【0034】また、ウェーハの外周縁部(エッジ)では
なく主面に発信光が投光されることから、ウェーハの材
質あるいは厚み等に起因する誤検出を防止することがで
きる。さらに、上記のような誤検出が防止できることに
より、製造工程における装置の破損を防止でき、生産性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェーハの検出装置の第1実施形
態を示すものであり、(a)はその概略配置図、(b)
はその縦断面配置図である。
【図2】本発明に係るウェーハの検出装置の第2実施形
態を示すものであり、(a)はその概略配置図、(b)
はその縦断面配置図である。
【図3】従来のウェーハの検出装置を示すものであり、
(a)はその概略配置図、(b)はキャリアの外観図で
ある。
【図4】従来のウェーハの検出装置を示すものであり、
(a)はその概略配置図、(b)はその特性を説明する
ための断面図である。
【図5】従来のウェーハの検出装置の一部を拡大して示
すものであり、(a)は反射型検出センサとウェーハと
の関係を示す断面図、(b),(c)は発信光の反射状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
11・・・キャリア、11a・・・第1開口部、11b
・・・第2開口部、12・・・ウェーハ、12a・・・
主面、13・・・アーム、14・・・昇降ステージ、1
5・・・発光素子、15a・・・発信光、16・・・受
光素子。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 AA08 BB09 CC02 DD01 DD03 DD06 EE05 HH11 KK02 KK05 KK18 KK20 LL14 MM11 NN12 PP06 QQ12 3F027 AA00 BA00 CA02 DA00 FA11 5F031 CA02 DA01 FA11 GA45 GA47 GA48 JA05 JA07 JA22 KA07 PA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア内におけるウェーハの有無を検
    出する透過型検出センサを備えたウェーハの検出装置で
    あって、 前記透過型検出センサは、検出用の発信光を発信する発
    光素子と、前記発光素子から発信された発信光を受光す
    る受光素子とからなり、 前記発光素子及び受光素子は、前記発光素子から前記受
    光素子に向かう発信光の光線がウェーハの主面に対して
    傾斜するように、配置されている、ことを特徴とするウ
    ェーハの検出装置。
  2. 【請求項2】 ウェーハを上下方向に配列して収納し得
    ると共にウェーハを出し入れする第1開口部及び前記第
    1開口部に対向する第2開口部を有するキャリア内にお
    けるウェーハの有無を検出する透過型検出センサを備え
    たウェーハの検出装置であって、 前記透過型検出センサは、検出用の発信光を発信する発
    光素子と、前記発光素子から発信された発信光を受光す
    る受光素子とからなり、 前記発光素子及び受光素子の一方が前記第1開口部側に
    配置され、前記発光素子及び受光素子の他方が前記第2
    開口部側に配置され、 前記発光素子から前記受光素子に向かう発信光の光線が
    ウェーハの主面に対して傾斜するように、前記発光素子
    及び受光素子の一方が、前記発光素子及び受光素子の他
    方に対して、上下方向下側に配置されている、ことを特
    徴とするウェーハの検出装置。
  3. 【請求項3】 ウェーハを上下方向に配列して収納し得
    ると共にウェーハを出し入れする第1開口部及び前記第
    1開口部に対向する第2開口部を有するキャリア内にお
    けるウェーハの有無を検出する透過型検出センサを備え
    たウェーハの検出装置であって、 前記透過型検出センサは、検出用の発信光を発信する発
    光素子と、前記発光素子から発信された発信光を受光す
    る受光素子とからなり、 前記発光素子及び受光素子の一方が前記第1開口部側に
    配置され、前記発光素子及び受光素子の他方が前記第2
    開口部側に配置され、 前記発光素子から前記受光素子に向かう発信光の光線が
    ウェーハの主面に対して傾斜するように、前記発光素子
    及び受光素子の一方が、前記発光素子及び受光素子の他
    方に対して、上下方向上側に配置されている、ことを特
    徴とするウェーハの検出装置。
  4. 【請求項4】 キャリア内におけるウェーハの有無を、
    検出用の発信光を発信する発光素子及び前記発光素子か
    ら発信された発信光を受光する受光素子を備える透過型
    検出センサを用いて検出するウェーハの検出方法であっ
    て、 前記発光素子から前記受光素子に向かう発信光の光線が
    ウェーハの主面に対して傾斜するように、前記発光素子
    から前記受光素子に向けて発信光を発信する、ことを特
    徴とするウェーハの検出方法。
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