JP3017186B1 - ウエハ搬送装置および半導体製造装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置および半導体製造装置

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JP3017186B1
JP3017186B1 JP10297133A JP29713398A JP3017186B1 JP 3017186 B1 JP3017186 B1 JP 3017186B1 JP 10297133 A JP10297133 A JP 10297133A JP 29713398 A JP29713398 A JP 29713398A JP 3017186 B1 JP3017186 B1 JP 3017186B1
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浩一 芹川
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九州日本電気株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 ウエハカセット内でロボットハンドと接触し
て傷が発生したウエハを検出して、ウエハに傷が発生す
るという被害を少なくすることができるウエハ搬送装置
を実現する。 【解決手段】 ウエハカセットの内部には、複数のウエ
ハ3が垂直方向に整列して収納されている。複数のウエ
ハ3のうちのウエハ3bをウエハカセットに搬入する際
に、ロボットハンド2の停止位置の経時的な位置ずれ
や、ウエハカセットの歪みなどが原因でロボットハンド
2の裏面がウエハ3cに接触することによりウエハ3c
が位置ずれを起こしている。ウエハ3cの、搬送基準線
9から飛び出た突出部分が反射式フォトセンサー1によ
り検出され、反射式フォトセンサー1の検出信号がロボ
ット制御ユニット6に送信される。検出信号を受信した
ロボット制御ユニット6は、ロボットハンド2の動作を
強制停止させると共にブザー7に信号を送り、ブザー7
から警報が出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置を製造
するための所定の処理を行う処理部にウエハを搬送する
ウエハ搬送装置、およびウエハ搬送装置を備えた半導体
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体製造装置では、複数のウエ
ハを垂直方向に整列させて収納するウエハカセットが用
いられている。ウエハカセットと、そのウエハカセット
に対するウエハの搬出および搬入を行うロボットとから
ウエハ搬送装置が構成されている。そして、そのウエハ
搬送装置と、ウエハ搬送装置のロボットにより搬送され
たウエハに対して、半導体装置を製造するための所定の
処理を行う処理部とから半導体製造装置が構成されてい
る。
【0003】ウエハカセットの内部には、ウエハカセッ
ト内の複数のウエハのそれぞれの表面がほぼ水平の状態
で、かつウエハ同士が所定の間隔をおいて整列するよう
にスロットが複数形成されている。それぞれのスロット
にウエハが挿入されることで、ウエハカセット内に複数
枚のウエハが収納される。ウエハカセットの内部に収納
されたウエハは、ロボットなどの装置によりウエハカセ
ットの外部に搬出され、搬出されたウエハが、そのウエ
ハに対して所定の処理を行うための処理部に搬送され
る。処理部では、露光処理などの、半導体装置を製造す
る工程が行われる。
【0004】ウエハカセット内からウエハを取り出して
そのウエハを搬送するロボットには、ウエハを吸着し
て、吸着したウエハと共に移動するロボットハンドが備
えられている。ウエハカセット内のウエハをロボットハ
ンドによりウエハカセットから搬出する動作としては、
ロボットハンドを移動させて、ウエハカセット内のウエ
ハの裏面側、すなわちウエハの下方にロボットハンドの
先端部を配置させる。そして、ロボットハンドの先端部
の上方にあるウエハをロボットハンドの先端部に吸着さ
せた後、ロボットハンドをウエハと平行な方向に移動さ
せることにより、ロボットハンドに吸着したウエハがウ
エハカセットから搬出される。
【0005】ロボットによってウエハカセットから搬出
されたウエハは、ロボットハンドにより処理部に搬送さ
れ、搬送されたウエハに対して処理部で所定の処理が行
われる。その後、そのウエハを収納していた元のウエハ
カセット、または、そのウエハを収納していた元のウエ
ハカセットと異なる別のウエハカセットにロボットによ
って収納される。
【0006】また、ロボットによりウエハカセットの内
部にウエハを搬入する動作としては、ロボットハンドの
表面に吸着したウエハをロボットの動作によってウエハ
カセットのスロットに挿入する。挿入されたウエハをウ
エハカセットの内部で所定の位置に配置した後に、ロボ
ットハンドの先端部へのウエハの吸着を解除する。そし
て、ロボットハンドの裏面側のウエハにロボットハンド
が接触しないように、ロボットハンドを微小な量だけ下
降させる。これにより、ロボットハンドの先端部に吸着
していたウエハがロボットハンドから離れ、その後、ロ
ボットハンドをウエハと平行な方向に移動させて、ロボ
ットハンドを所定の待機位置に配置させる。
【0007】ウエハカセットに対してウエハを搬出入す
る方式としては、ウエハカセットのスロットから取り出
したウエハを、処理後に元のウエハカセットの元のスロ
ットに戻す方式(スロット to スロット)や、後述する
ような、ウエハカセットのスロットから取り出したウエ
ハを、処理後に元のウエハカセットと異なる別のウエハ
カセットに戻す方式(キャリア to キャリア)がある。
【0008】処理後のウエハを元のウエハカセットの元
のスロットに戻す方式では、ウエハカセット内からウエ
ハを搬出、または、ウエハカセット内にウエハを搬入す
る際に、ウエハカセット内で隣り合うウエハ同士の間の
わずかなスペースにロボットハンドを出し入れする必要
がある。そのため、ロボットハンドの停止位置の経時的
なずれや、ウエハカセットの歪みによるウエハカセット
内のウエハの位置ずれが原因で、ロボットハンドがウエ
ハカセット内のウエハに接触し、ウエハに傷がついてし
まうという問題点がある。
【0009】このようにロボットハンドによってウエハ
に傷がつくことを防止するための対策として、供給側ウ
エハカセットから取り出したウエハを、処理後にその供
給側ウエハカセットと異なる処理後収納側ウエハカセッ
トに戻す方式、すなわち上記のキャリア to キャリアが
用いられている。この方式では、処理が行われる前の複
数のウエハが供給側ウエハカセットの内部に垂直方向に
整列されて収納されており、その供給側ウエハカセット
内の最下段のウエハから順番に供給側ウエハカセットか
らウエハが取り出される。供給側ウエハカセットから取
り出されて処理部で所定の処理が行われたウエハは、ロ
ボットにより処理後収納側ウエハカセットに収納され
る。処理後収納側ウエハカセットにウエハを収納する際
には、そのカセットの最上段のスロットから順番にウエ
ハが挿入される。
【0010】供給側ウエハカセットからウエハを搬出す
る際や、処理後収納側ウエハカセット内にウエハを搬入
する際には、スロット to スロットの方式のようにウエ
ハカセット内のウエハ同士の間のわずかな隙間にロボッ
トハンドを挿入するということがない。従って、キャリ
ア to キャリアの方式を用いることで、ウエハにロボッ
トハンドが接触することによるウエハの傷の発生を防止
することができる。
【0011】しかしながら、半導体製造装置を小型化す
るためには、ウエハを搬送する際に用いられるウエハカ
セットの数が少なくなるように、ウエハカセットから取
り出したウエハを元の同じウエハカセットに戻す方式、
いわゆる前記のスロット toスロットの方式が用いられ
る。このスロット to スロットの方式において、ウエハ
カセットからウエハを搬出する際にロボットハンドによ
ってウエハに傷がつくことを防止するために複数のロボ
ットハンドが用いられている。次では、複数のロボット
ハンドを用いたウエハ搬送装置について図4を参照して
説明する。
【0012】図4は、従来の半導体製造装置に用いられ
たウエハ搬送装置について説明するための斜視図であ
る。従来のウエハ搬送装置は、図4に示すように2つの
ロボットハンド22を備えたロボット25と、ロボット
25によって搬送されるウエハ23を複数枚収納するウ
エハカセット24と、ロボット25の動作を制御するロ
ボット制御ユニット(不図示)などとから構成されてい
る。2つのロボットハンド22はそれぞれ、水平平面内
で移動可能となるように支持部25aに取り付けられて
いる。一方、ウエハカセット24の内部には、複数のウ
エハ23を垂直な方向に整列させて収納するためのスロ
ット24aが複数形成されている。それぞれのスロット
24aにウエハ23を挿入することにより、それぞれの
ウエハ23の表面がほぼ水平になるように、かつ、隣り
合うウエハ23同士がわずかな間隔をおいて対向するよ
うに、それぞれのウエハ23がウエハカセット24に収
納されている。
【0013】ロボット25によってウエハカセット24
からウエハ23を搬出する動作としては、まず、2つの
ロボットハンド22のうち一方のロボットハンド22
を、ウエハカセット24内の最下段のウエハ23の裏面
側に配置させる。次に、その一方のロボットハンド22
の表面に、最下段のウエハ23の裏面を吸着させた後、
一方のロボットハンド22をウエハ23と平行な方向に
移動させて、吸着したウエハ23をウエハカセット24
から搬出する。そして、一方のロボットハンド22によ
りウエハ23を処理部に搬送している間、または、処理
部に搬送されたウエハ23に所定の処理を行っている間
に、他方のロボットハンド22によりウエハカセット2
4の下から2段目のスロット24a内のウエハ23をウ
エハカセット24から搬出する。ここで、下から2段目
のスロット24a内のウエハ23を他方のロボットハン
ド22により搬出する際には、最下段のスロット24a
内にあったウエハ23が一方のロボットハンド22によ
り搬出されて、最下段のスロット24aが空の状態とな
っており、他方のロボットハンド22がウエハ23に接
触することがない。
【0014】処理部で所定の処理が行われたウエハ23
は、そのウエハ23を搬送した一方のロボットハンド2
2によって処理部からウエハカセット24の最下段のス
ロット24aに搬入される。次に、一方のロボットハン
ド22がウエハカセット24の最下段のスロット24a
にウエハ23を戻した後には、その一方のロボットハン
ド22によってウエハカセット24の下から3段目のス
ロット24a内のウエハ23がウエハカセット24から
搬出される。この時、ウエハカセット24の下から2段
目のスロット24a内にあったウエハ23は他方のロボ
ットハンド22によって既に搬出されており、下から2
段目のスロット24aは空の状態になっている。よっ
て、下から3段目のスロット24a内のウエハ23と、
最下段のウエハ23との間には、ロボットハンド22の
先端部の厚みよりも充分に大きな間隔の隙間があり、ロ
ボットハンド22をウエハ23に接触させないで充分に
余裕を持ってロボットハンド22をその隙間に挿入する
ことができる。従って、下から3段目のスロット24a
内のウエハ23を搬出するために、下から3段目のウエ
ハ23の下方に一方のロボットハンド22の先端部を配
置させるように一方のロボットハンド22をウエハカセ
ット24の内部に挿入した際に、一方のロボットハンド
22の裏面が最下段のウエハ23に接触することはほと
んどない。
【0015】このように、下から2段目以降のウエハ2
3をロボットハンド22により搬出する際には、搬出す
るウエハ23の下の段のスロット24aが既に空の状態
にある。従って、複数のロボットハンド22を用いるこ
とにより、ウエハカセット24からウエハ23を搬出す
る際に、ロボットハンド22の裏面が、搬出するウエハ
23の下のウエハ23に接触することによるウエハ23
の傷の発生が防止される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウエハ
カセットのスロットから取り出したウエハを元のスロッ
トに戻す、いわゆるスロット to スロットの方式を用い
た従来のウエハ搬送装置では、複数のロボットハンドを
用いることにより、ウエハを搬出する際のウエハの傷の
発生を防止することができるが、ウエハをウエハカセッ
トに搬入する際のウエハの傷の発生を完全に防止するこ
とができないという問題点がある。図4に基づいて説明
した従来のウエハ搬送装置おいてウエハカセット24内
の最下段のウエハ23を除くウエハ23をウエハカセッ
ト24に搬入する際には、そのウエハ23の下の段のス
ロット24aに、既に処理を終えたウエハ23が戻され
ている。従って、ロボットハンド22によりウエハ23
を元のスロット24aに挿入し、ロボットハンド22へ
のウエハ23の吸着を解除した後にロボットハンド22
を微小の移動量だけ下降させた際に、ロボットハンド2
2の停止位置の経時的な位置ずれ、またはウエハカセッ
ト24の歪みにより、ロボットハンド22の裏面がその
裏面側のウエハ23の表面に接触してしまうことがあ
る。このようにロボットハンド22がウエハ23の表面
に接触すると、ウエハ23の表面に傷がつくという不具
合が発生してしまう。特に、従来のウエハ搬送装置で
は、このようなウエハの傷の発生を検出する機能がない
ため、ロボットハンド22の停止位置の位置ずれや、ウ
エハカセット24の歪みがあるままロボットハンド22
によってウエハ23の搬出および搬入を行った場合、複
数のウエハ23に傷がついてしまい、被害が拡大する可
能性がある。
【0017】本発明の目的は、ウエハカセットにウエハ
を搬入する際にロボットハンドの停止位置の経時的な位
置ずれや、ウエハカセットの歪みなどが原因でウエハカ
セット内でロボットハンドと接触して傷が発生したウエ
ハを検出することができ、それらの原因による、ウエハ
に傷が発生するという被害を少なくすることができるウ
エハ搬送装置、およびそのウエハ搬送装置を用いた半導
体製造装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のウエハが所定の間隔をおいて垂直
方向に整列するように前記ウエハのそれぞれを所定の位
置に配置して前記ウエハを複数枚収納するウエハカセッ
トと、前記ウエハの裏面を吸着して前記ウエハカセット
に対する前記ウエハの搬出および搬入を行い、前記ウエ
ハを搬送するロボットハンドと、前記ロボットハンドに
装着され、前記ウエハカセット内の複数の前記ウエハの
うち、前記ウエハカセット内に挿入された前記ロボット
ハンドの下方にあって所定の位置からの位置ずれを起こ
したウエハを検出可能な検出手段と、前記ロボットハン
ドの動作を制御し、前記検出手段が、前記位置ずれを起
こしたウエハを検出した際に前記ロボットハンドの動作
を停止させる制御手段と、前記検出手段が、前記位置ず
れを起こしたウエハを検出した際に警報を出す報知手段
とを含むことを特徴とする。
【0019】上記の発明では、ウエハカセットに対する
ウエハの搬出および搬入をロボットハンドにより行う際
にウエハカセット内でウエハが所定の位置からの位置ず
れを起こした場合、位置ずれを起こしたウエハが検出手
段により検出されることで、制御手段によりロボットハ
ンドの動作が停止すると共に、報知手段により警報が出
される。例えば、ロボットハンドによりウエハカセット
にウエハを搬入する動作として、ロボットハンドに吸着
したウエハをウエハカセットの内部の所定の位置に配置
させてからロボットハンドの吸着を解除し、ロボットハ
ンドを微小な移動量だけ下降させた後に、ロボットハン
ドをウエハカセットの内部から引き抜く。ここで、ロボ
ットハンドの停止位置の経時的な位置ずれ、またはウエ
ハカセットの歪みなどが原因でウエハカセット内でロボ
ットハンドの裏面がウエハに接触してウエハが位置ずれ
を起こした場合に、ロボットハンドの動作が停止し、警
報が出される。この場合、ロボットハンドがウエハに接
触する原因に応じてロボットハンドの停止位置を修正し
たり、ウエハカセットを別の異なるウエハカセットに交
換したりすることにより、ウエハの搬入時にロボットハ
ンドがウエハに接触することを無くすことができる。従
って、ロボットハンドの停止位置の経時的な位置ずれ、
またはウエハカセットの歪みが原因でロボットハンドが
ウエハに接触し、ウエハに傷がつくという被害を最小限
の枚数に抑えることができる。
【0020】具体的には、前記検出手段が、前記位置ず
れを起こしたウエハの、前記ウエハカセット内のウエハ
の列から飛び出た突出部分を検出するものである。この
場合、前記検出手段として、前記ウエハカセット内で前
記ウエハが位置ずれを起こした後に、前記位置ずれを起
こしたウエハの前記突出部分に光を照射するように光を
放射すると共に、放射された前記光のうち前記ウエハの
前記突出部分により反射された光を検出する反射式フォ
トセンサーを用いることができる。あるいは、前記検出
手段として、前記位置ずれを起こしたウエハの前記突出
部分に光を照射するように光を放射する発光部と、前記
ウエハカセット内の前記ウエハが位置ずれを起こしてい
ない時に前記発光部からの光を受光し、かつ、前記ウエ
ハカセット内の前記ウエハが位置ずれを起こした後に、
前記位置ずれを起こしたウエハの前記突出部分によって
前記発光部からの光が遮断されるように配置された受光
部とから構成された透過式フォトセンサーを用いてもよ
い。
【0021】さらに、上述したウエハ搬送装置は前記ロ
ボットハンドを複数有し、複数の前記ロボットハンドの
それぞれに前記検出手段が取り付けられていることが好
ましい。
【0022】上記のようにウエハ搬送装置がロボットハ
ンドを複数有していることにより、それら複数のロボッ
トハンドを用いてウエハカセットからウエハを搬出する
ことで、ウエハの搬出時にウエハに傷が発生することを
防止することができる。例えば、複数のロボットハンド
のうちの1つを用い、そのロボットハンドにウエハカセ
ット内のウエハの裏面を吸着させてそのウエハを搬出す
る際に、搬出するウエハの下の段のウエハを、そのロボ
ットハンドと異なる別のロボットハンドにより予め搬出
しておく。これにより、ウエハの裏面をロボットハンド
に吸着させるためにウエハの裏面側にロボットハンドを
配置させる際に、そのウエハの下方のウエハにロボット
ハンドが接触することが防止され、ウエハに傷が発生す
ることが防止される。
【0023】また、本発明の半導体製造装置は、上述し
た本発明のウエハ搬送装置と、該ウエハ搬送装置の前記
ロボットハンドにより前記ウエハカセットから搬送され
たウエハに対して、半導体装置を製造するための所定の
処理を行う処理部とを有する。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態の半導体製造
装置に備えられたウエハ搬送装置について説明するため
の斜視図である。本実施形態の半導体製造装置は、図1
に基づいて説明するウエハ搬送装置と、そのウエハ搬送
装置により搬送されたウエハに対して、半導体装置を製
造するための所定の処理を行う処理部とから構成されて
いる。
【0026】本実施形態の半導体製造装置に備えられた
ウエハ搬送装置は、図1に示すように、2つのロボット
ハンド2を備えたロボット5と、ロボットハンド2によ
って搬送されるウエハ3を複数枚収納するウエハカセッ
ト4と、ロボット5の動作などを制御する制御手段であ
るロボット制御ユニットなどとから構成されている。ロ
ボットハンド2は、ウエハ3の裏面を吸着してそのウエ
ハ3を搬送するためのものである。このウエハ搬送装置
では、後述するように、ロボット5によりウエハカセッ
ト4からウエハ3を搬出する際にウエハ3に傷が発生す
ることを防止するために2つのロボットハンド2がロボ
ット5に備えられている。ロボット5では、2つのロボ
ットハンド2がそれぞれ、水平平面内で移動可能となる
ように支持部材5aに取り付けられている。
【0027】ウエハカセット4の内部には、複数のウエ
ハ3を垂直な方向に整列させて収納するためのスロット
4aが複数形成されている。それぞれのスロット4aに
ウエハ3を挿入することにより、それぞれのウエハ3の
表面がほぼ水平になるように、かつ、隣り合うウエハ3
同士がわずかな間隔をおいて対向するように、それぞれ
のウエハ3がウエハカセット4に収納されている。それ
ぞれのスロット4a内でウエハ3を所定の位置に配置さ
せることで、それぞれのスロット4a内のウエハ3が垂
直方向に整列する。ロボットハンド2によってウエハカ
セット4から搬出されたウエハ3は、そのウエハ3に対
して、半導体装置を製造するための所定の処理を行う処
理部(不図示)にロボット5によって搬送される。
【0028】ロボット5によってウエハカセット4から
ウエハ3を搬出する動作としては、まず、2つのロボッ
トハンド2のうち一方のロボットハンド2を、ウエハカ
セット4内の最下段のウエハ3の裏面側に配置させる。
次に、その一方のロボットハンド2を微小量だけ上昇さ
せ、一方のロボットハンド2の表面に、最下段のウエハ
3の裏面を吸着させる。その後、一方のロボットハンド
2をウエハ3と平行な方向に移動させて、一方のロボッ
トハンド2に吸着したウエハ3をウエハカセット4から
搬出する。一方のロボットハンド2によりウエハ3を処
理部に搬送している間、または、処理部に搬送されたウ
エハ3に所定の処理を行っている間に、他方のロボット
ハンド2によりウエハカセット4の下から2段目のスロ
ット4a内のウエハ3をウエハカセット4から搬出す
る。
【0029】ここで、下から2段目のスロット4a内の
ウエハ3を他方のロボットハンド2により搬出する際に
は、最下段のスロット4a内にあったウエハ3が一方の
ロボットハンド2により搬出されて、最下段のスロット
4aが空の状態となっている。従って、他方のロボット
ハンド2をウエハカセット4の内部に挿入する際には、
その他方のロボットハンド2がウエハ3に接触すること
がない。
【0030】処理部で所定の処理が行われたウエハ3
は、そのウエハ3を搬送した一方のロボットハンド2に
よって処理部からウエハカセット4の最下段のスロット
4aに搬入される。ロボットハンド2によりウエハカセ
ット4にウエハ3を搬入する動作としては、まず、ロボ
ットハンド2の表面に吸着したウエハ3をロボット5の
動作によってウエハカセット4のスロット4aに挿入す
る。スロット4aに挿入されたウエハ3をウエハカセッ
ト4の内部で所定の位置に配置した後に、ロボットハン
ド2へのウエハ3の吸着を解除する。そして、ロボット
ハンド2の裏面側のウエハ3にロボットハンド2が接触
しないように、ロボットハンド2を微小量だけ下降させ
る。これにより、ロボットハンド2に吸着していたウエ
ハ3がロボットハンド2から離れ、その後、ロボットハ
ンド2をウエハ3と平行な方向に移動させて、ロボット
ハンド2を所定の待機位置に配置させる。
【0031】一方のロボットハンド2により処理部から
ウエハカセット4にウエハ3を搬送した後には、他方の
ロボットハンド2に吸着してウエハカセット4から搬出
されたウエハ3が、その他方のロボットハンド2により
処理部に搬送される。
【0032】次に、一方のロボットハンド2がウエハカ
セット4の最下段のスロット4aにウエハ3を搬入した
後には、その一方のロボットハンド2によってウエハカ
セット4の下から3段目のスロット4a内のウエハ3が
ウエハカセット4から搬出される。この時、ウエハカセ
ット4の下から2段目のスロット4a内にあったウエハ
3は他方のロボットハンド2によって既に搬出されてお
り、下から2段目のスロット4aは空の状態になってい
る。よって、下から3段目のスロット4a内のウエハ3
と、最下段のウエハ3との間には、ロボットハンド2の
先端部の厚みよりも充分に大きな間隔の隙間があり、ロ
ボットハンド2をウエハ3に接触させないで充分に余裕
を持ってロボットハンド2をその隙間に挿入することが
できる。従って、下から3段目のスロット4a内のウエ
ハ3を搬出するために、下から3段目のウエハ3の下方
に一方のロボットハンド2の先端部が配置されるように
一方のロボットハンド2をウエハカセット4の内部に挿
入した際に、一方のロボットハンド2の裏面が最下段の
ウエハ3に接触することはほとんどない。
【0033】このように、下から2段目以降のウエハ3
を、2つのロボットハンド2のいずれか一方のロボット
ハンド2により搬出する際には、搬出するウエハ3の下
の段のスロット4aは、他方のロボットハンド2によっ
て既にウエハ3が取り出されて空の状態にある。従っ
て、複数のロボットハンド2を用いることにより、ウエ
ハカセット4からウエハ3を搬出する際に、搬出するウ
エハ3の下方のウエハ3にロボットハンド2の裏面が接
触するということがない。従って、ウエハ3の搬出時に
ウエハカセット4内のウエハ3にロボットハンド2の裏
面が接触することによる、ウエハ3の傷の発生を防止す
ることができる。
【0034】図2は、図1に示したロボットハンド2に
取付けられた検出手段、およびウエハカセットにウエハ
を搬入する動作について説明するための図である。図2
では、図1に示したウエハカセット4内の複数のウエハ
3のうちのウエハ3aをウエハカセット4から搬出する
ためにウエハカセット4の内部にロボットハンド22の
先端部を挿入した状態が示されている。また、図2に示
される状態では、ウエハ3aの2段下のスロット4aに
挿入されたウエハ3cが位置ずれを起こしている。
【0035】図2に示される搬送基準線9は、ウエハカ
セット4内で整列した複数のウエハ3のそれぞれを所定
の位置に配置させるための基準となる線であり、ロボッ
ト5を調整した際にロボットハンド2が停止する位置に
対応して決定される。一度、ロボット5を調整した後に
は搬送基準線9は不変である。ウエハカセット4内のそ
れぞれのスロット4aにそれぞれのウエハ3が位置ずれ
を起こさずに収納された際に、それぞれのウエハ3の、
ウエハカセット4の取り出し口側の先端が搬送基準線9
に揃うことになる。
【0036】図2に示すように、2つのロボットハンド
2のそれぞれには、ウエハカセット4内で所定の位置か
らの位置ずれを起こしたウエハ3を検出する反射式フォ
トセンサー1が取り付けられている。この反射式フォト
センサー1によって、ウエハカセット4内のロボットハ
ンド2の裏面側で位置ずれを起こしているウエハ3の、
搬送基準線9から飛び出た突出部分が検出される。
【0037】ウエハカセット4内でウエハ3が所定の位
置からの位置ずれを起こした場合には、位置ずれを起こ
したウエハ3の一部がウエハカセット4内のウエハ3の
列から飛び出ることになる。ここで、図2に示すよう
に、ウエハ3cがウエハカセット4の取り出し口側にず
れるとウエハ3cの一部が搬送基準線9から飛び出る。
このウエハ3cがウエハカセット4内で位置ずれを起こ
した後に、ウエハ3cの、搬送基準線9から飛び出た突
出部分に反射式フォトセンサー1からの光が照射される
ように反射式フォトセンサー1から光が放射される。そ
して、放射された光のうちウエハ3cの前記突出部分に
より反射された光が反射式フォトセンサー1により検出
される。
【0038】また、本実施形態のウエハ搬送装置には、
図1に示したロボット5の動作を制御する制御手段とし
てのロボット制御ユニット6と、ロボット制御ユニット
6からの信号を受けて警報を出す報知手段としてのブザ
ー7とが備えられている。反射式フォトセンサー1によ
り、搬送基準線9から飛び出したウエハ3cを検出した
際に、反射式フォトセンサー1からの検出信号がロボッ
ト制御ユニット6に送られる。ロボット制御ユニット6
が反射式フォトセンサー1からの検出信号を受信する
と、ロボット制御ユニット6は、ロボット5によるウエ
ハの搬送を強制終了させる。
【0039】次に、ウエハカセット4からウエハ3を搬
出した際にウエハカセット4内のウエハが搬送基準線9
から飛び出した時の動作について図2を参照して説明す
る。
【0040】ウエハ3aを搬出するために、図2に示さ
れるようにウエハ3aとウエハ3bとの間にロボットハ
ンド2を挿入する前には、ウエハ3aより下段のウエハ
は全て、所定の処理が完了して元のスロットに戻された
ものである。ウエハ3aから2段下のスロットに挿入さ
れたウエハ3cは、ウエハ3aから1段下のスロット内
にウエハ3bを搬入した時にロボットハンド2の裏面が
ウエハ3cに接触することで位置ずれを起こしている。
【0041】ウエハ3cが位置ずれを起こす原因として
は、ロボットハンド2の停止位置の経時的なずれや、ウ
エハカセット4の歪みによるウエハカセット4内のウエ
ハ3の位置ずれなどが挙げられる。これらの原因によっ
て、ウエハ3bをウエハカセット4に搬入する際に、ロ
ボットハンド2に吸着したウエハ3cをスロット4a内
の所定の位置に配置してからウエハ3cの吸着を解除
し、ロボットハンド2が微小量だけ下降した時にロボッ
トハンド2の裏面がウエハ3cに接触してしまう。そし
て、ロボットハンド2がウエハ3cと平行な方向に移動
すると、ロボットハンド2によってウエハ3cが引きず
られて、図2に示すようにウエハ3cが位置ずれを起こ
す。このように、ロボットハンド2の裏面が接触するこ
とにより、ほとんどの場合、ウエハ3cの表面には傷が
発生している。従って、本実施形態のウエハ搬送装置で
は、ロボットハンド2がウエハカセット4内のウエハ3
に接触することによりウエハカセット4内でウエハ3の
搬送位置がばらつく現象を利用して、傷が発生したウエ
ハ3を検出している。
【0042】従って、図2に示すように、ウエハ3cの
位置がずれた後にウエハ3aとウエハ3bとの間にロボ
ットハンド2が挿入されると、ウエハ3cの、搬送基準
線9から飛び出た突出部分が反射式フォトセンサー1に
よって検出される。反射式フォトセンサー1が、ウエハ
3cの前記突出部分を検出すると、反射式フォトセンサ
ー1からロボット制御ユニット6に送信される。ロボッ
ト制御ユニット6は、反射式フォトセンサー1からの検
出信号が受信すると、ロボット5によるウエハ3の搬送
を強制停止すると共にブザー7に信号を送り、ブザー7
から警報が出される。
【0043】ブザー7から警報が出された場合には、人
の手によってウエハ3cをウエハカセット4から取り出
すか、あるいはロボット5とは異なる別の装置などによ
りウエハ3cを取り出す。これにより、ロボットハンド
2により傷が発生したウエハ3を半導体製造装置から完
全に除去することができる。そして、ロボットハンド2
の裏面がウエハに接触する原因に応じて、ロボット5を
調整してロボットハンド2の停止位置を修正したり、ウ
エハカセット4の歪みを直したり、あるいは、ウエハカ
セット4を、異なる別のウエハカセットに取り替えたり
する。これにより、ロボットハンド2によりウエハを搬
送する次の動作からは、ロボットハンド2の裏面がウエ
ハに接触することがなくなる。
【0044】以上で説明したように、本実施形態のウエ
ハ搬送装置では、ウエハカセット4にウエハを搬入する
際にウエハカセット4内のウエハにロボットハンド2が
接触することでウエハカセット4内の所定の位置からず
れたウエハを反射式フォトセンサー1により検出し、反
射式フォトセンサー1の検出信号を受信したロボット制
御ユニット6がロボットハンド2によるウエハの搬送を
強制終了する。これにより、ロボットハンド2の停止位
置の経時的な位置ずれ、およびウエハカセット4の歪み
による、ウエハに傷がつくという被害を最小限の枚数に
抑えることができる。また、ウエハカセット4内で位置
ずれを起こしたウエハ3を反射式フォトセンサー1によ
り検出することで、ロボットハンド2の動作の異常も検
出できる。
【0045】図3は、図2に基づいて説明したウエハ搬
送装置の変形例について説明するための図である。図2
に示した反射式フォトセンサー1の代わりに、図3に示
すように、ロボットハンド2に取り付けられた受光部1
1と、ブラケット18を介してロボットハンド2に取り
付けられた発光部17とからなる透過式フォトセンサー
を検出手段として用いてもよい。
【0046】受光部11は、ウエハカセット4内でウエ
ハ3が位置ずれを起こした後に、位置ずれを起こしたウ
エハ3の、搬送基準線9から飛び出た突出部分に光を照
射するように光を放射するものである。また、受光部1
7は、ウエハカセット4内でウエハ3が位置ずれを起こ
していない時に常に発光部11からの光を受光するもの
である。そして、ウエハカセット4内のウエハ3が位置
ずれを起こした後には、ウエハカセット4内で隣り合う
ウエハ3同士の間にロボットハンド2を挿入すること
で、位置ずれを起こしたウエハ3の前記突出部分によっ
て発光部11からの光が遮断され、受光部11は発光部
11からの光を受信しない。受光部11と発光部17と
の間は、ウエハ3同士の間にロボットハンド2を挿入し
た際にロボットハンド2の下方のウエハ3の1段下のウ
エハ3の突出部分が受光部11と発光部17との間に配
置される距離だけ開いていればよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のウ
エハを、所定の間隔をおいて垂直方向に整列させて収納
するウエハカセット内でウエハが所定の位置からの位置
ずれを起こした場合、位置ずれを起こしたウエハが検出
手段により検出され、制御手段によりロボットハンドの
動作が停止されるので、ロボットハンドの停止位置の経
時的な位置ずれ、またはウエハカセットの歪みが原因で
ロボットハンドがウエハに接触し、ウエハに傷がつくと
いう被害を最小限の枚数に抑えることができるという効
果がある。また、位置ずれを起こしたウエハを検出手段
により検出することで、ロボットハンドの動作の異常を
検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体製造装置に備えら
れたウエハ搬送装置について説明するための斜視図であ
る。
【図2】図1に示したロボットハンドに取付けられた検
出手段、およびウエハカセットにウエハを搬入する動作
について説明するための図である。
【図3】図1に基づいて説明したウエハ搬送装置の変形
例について説明するための図である。
【図4】従来の半導体製造装置に用いられたウエハ搬送
装置について説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 反射式フォトセンサー 2 ロボットハンド 3、3a〜3c ウエハ 4 ウエハカセット 4a スロット 5 ロボット 5a 支持部 6 ロボット制御ユニット 7 ブザー 9 搬送基準線 11 受光部 17 発光部 18 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−5784(JP,A) 特開 平4−75362(JP,A) 特開 平7−169823(JP,A) 特開 平8−148546(JP,A) 特開 平5−178407(JP,A) 特開 平11−139559(JP,A) 特開 平11−163080(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 49/06 - 49/07 B25J 13/08 B25J 19/02 B25J 19/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウエハが所定の間隔をおいて垂直
    方向に整列するように前記ウエハのそれぞれを所定の位
    置に配置して前記ウエハを複数枚収納するウエハカセッ
    トと、 前記ウエハの裏面を吸着して前記ウエハカセットに対す
    る前記ウエハの搬出および搬入を行い、前記ウエハを搬
    送するロボットハンドと、前記ロボットハンドに装着され、 前記ウエハカセット内
    の複数の前記ウエハのうち、前記ウエハカセット内に挿
    入された前記ロボットハンドの下方にあって所定の位置
    からの位置ずれを起こしたウエハを検出可能な検出手段
    と、 前記ロボットハンドの動作を制御し、前記検出手段が、
    前記位置ずれを起こしたウエハを検出した際に前記ロボ
    ットハンドの動作を停止させる制御手段と、 前記検出手段が、前記位置ずれを起こしたウエハを検出
    した際に警報を出す報知手段とを含むことを特徴とする
    ウエハ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、前記位置ずれを起こし
    たウエハの、前記ウエハカセット内のウエハの列から飛
    び出た突出部分を検出するものであることを特徴とする
    請求項1に記載のウエハ搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が、前記ウエハカセット内
    で前記ウエハが位置ずれを起こした後に、前記位置ずれ
    を起こしたウエハの前記突出部分に光を照射するように
    光を放射すると共に、放射された前記光のうち前記ウエ
    ハの前記突出部分により反射された光を検出する反射式
    フォトセンサーであることを特徴とする請求項2に記載
    のウエハ搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が、前記位置ずれを起こしたウエハ の前記突出部分に光を照
    射するように光を放射する発光部と、 前記ウエハカセット内の前記ウエハが位置ずれを起こし
    ていない時に前記発光部からの光を受光し、かつ、前記
    ウエハカセット内の前記ウエハが位置ずれを起こした後
    に、前記位置ずれを起こしたウエハの前記突出部分によ
    って前記発光部からの光が遮断されるように配置された
    受光部とから構成された透過式フォトセンサーである
    とを特徴とする請求項2に記載のウエハ搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記ロボットハンドを複数有し、複数の
    前記ロボットハンドのそれぞれに前記検出手段が取り付
    けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載のウエハ搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のウ
    エハ搬送装置と、 該ウエハ搬送装置の前記ロボットハンドにより前記ウエ
    ハカセットから搬送されたウエハに対して、半導体装置
    を製造するための所定の処理を行う処理部とを含むこと
    を特徴とする 半導体製造装置。
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