JP5162390B2 - 走行車輌のボンネット装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタ等の走行車輌のボンネット装置に関するものである。
トラクタには、ボンネットの後端部側に、トラクタ車体に立設したボンネットサポートが設けられ、ボンネットサポートの上端部に、ボンネットの後端部の上側が左右方向の支持軸廻りに開閉自在に支持され、ボンネットの後端部内にマフラ本体が設けられたものがある(例えば、特許文献1、特許文献2)。
この種の従来のトラクタでは、ボンネットとマフラ本体との間に板金製カバーを設けて、マフラ本体の熱でボンネットが高温になるのを防止していた(特に公知文献としては開示されていないが、実際のトラクタにそのように実施していた)。
特開2007−320504号公報 特開2004−237779号公報
従って、従来では、ボンネットとマフラ本体との間に板金製カバーを支持するための支持部材を別途設ける必要があり、支持部材の設置等ため断熱構造の製造コストが高く付いた。また、板金製カバーによる断熱の効率が悪く断熱効果が不十分であった。
本発明は上記問題点に鑑み、ボンネット内面を熱影響を低減することができると共に、低コストでボンネットをマフラ本体から断熱できるようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、ボンネット内にマフラ本体が設けられ、ボンネットの後端部側に、トラクタ車体に立設したボンネットサポートが設けられ、ボンネットは、ボンネット本体とボンネットフレームとを備え、ボンネット本体はボンネットフレームを外方から被覆した状態でボンネットフレームに固定され、ボンネット本体の内面に対面する断熱カバーがマフラ本体に対応してボンネットフレームに取り付けられており、
前記ボンネットサポートの上端部に締結具によって固定される部材に、左右方向の支持軸を介してボンネットフレームが回動自在に支持されることにより、ボンネットサポートの上端部に、ボンネットの後端部の上側が左右方向の軸心廻りに開閉自在に支持され、ボンネット本体の天板部に、前記締結具を回動操作する工具をボンネット内に挿入するための開口孔が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ボンネット本体は、天板部と左右一対の側板部とを有する断面コ字状に形成され、ボンネットフレームは、ボンネット本体の天板部と左右側板部とに対応する部分を有する前枠体及び後枠体を備え、
前記断熱カバーはアルミニウム板により構成され、断熱カバーはボンネット本体の側板と間隔をおいて対面するように配置されていて、前枠体と後枠体とにわたって設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ボンネットの前部にフロントグリルが設けられ、フロントグリルは前部メッシュ体と左右一対の側部メッシュ体とを別体に有し、それぞれボンネット側に固定され、前部メッシュ体と左右一対の側部メッシュ体との下方に隣接してヘッドライトカバーが設けられ、ヘッドライトカバーはボンネット側に設けた支持ステーに支持され、ヘッドライトカバーに左右一対のヘッドランプが装着されている点にある。
本発明によれば、断熱の効率がよくなり断熱性能の向上を図ることができるし、断熱カバーを支持するための特別の支持部材が不要になり、製造コストの低減を図ることができる。しかも、ボンネットサポートにボンネットフレームを介してボンネットを開閉自在に簡単かつ確実に支持することができ、ボンネットとボンネットサポートとの取付容易化を図ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4において、トラクタ車体1はエンジン2、ミッションケース、前車軸フレーム5等を直結して構成されている。エンジン2から前方へ延出して設けられた前車軸フレーム5の上方には、エンジン2をはじめ、その周辺に付設される各種機器類やエンジン補機等を含めて全体的に取り囲むようにしたボンネット7が設けられている。
また、エンジン2より後方のトラクタ車体1上には、図示省略のキャビンが設けられ、このキャビン内にハンドル及び運転席を配置した操縦室が形成されて、キャビン内又はキャビン近傍にエアコン本体が設けられ、キャビン内はエアコン本体を有する空調設備(エアコン装置)によって冷暖房調節が可能とされている。
図4に示すように、ボンネット7内には、エンジン2の前部からその前方へ向けて空調用コンプレッサ9、ベルト駆動部10、冷却ファン11、ラジエータ12、オイルクーラ13、空調用レシーバ14、空調用コンデンサ15及びバッテリ16が設けられ、冷却ファン11、空調用コンプレッサ9をエンジン2の動力によって回転駆動するように構成されている。
ラジエータ12に筒状のシュラウド(風胴)19が後方突出状に設けられ、シュラウド19内に冷却ファン11の前部側が配置されている。また、バッテリ16の上部にはエアクリーナ20が設けられている。
図1、図2及び図6に示すように、ボンネット7は、ボンネット本体23とボンネットフレーム24とを備え、ボンネット本体23はボンネットフレーム24を外方から被覆した状態でボンネットフレーム24に固定されている。
ボンネット本体23は天板部25と左右一対の側板部26とを有する断面コ字状に形成されている。ボンネットフレーム24は、ドーム状に形成された後枠体29と、ドーム状に形成された前枠体30と、左右一対の支持枠体31と、門型の支柱枠体32等とを備えると共に、右上側枠体34、右下側枠体35、右後連結枠体36、左上側枠体37、左下側枠体38、左後連結枠体39等を備えている。左右一対の支持枠体31は、天板部25の下面側に前後方向に配置され、後枠体29と前枠体30との左右方向中央部を前後に連結している。右上側枠体34及び右下側枠体35は、ボンネット本体23の右側の側板部26の内面側に前後方向に配置され、後枠体29と前枠体30との右側を前後に連結している。左上側枠体37及び左下側枠体38は、ボンネット本体23の左側の側板部26の内面側に前後方向に配置され、後枠体29と前枠体30との左側を前後に連結している。支柱枠体32はボンネット本体23の前後方向の中間位置にその天板部25と左右一対の側板部26との内面に沿って配置され、支柱枠体32の上端側が連結片40を介して左右一対の支持枠体31の前端部に連結されている。
図1〜図3において、ボンネット7の前部にフロントグリル41が設けられている。フロントグリル41は前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43とを別体に有し、それぞれボンネット7側に固定されている。また、前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43との下方に隣接してヘッドライトカバー44が設けられている。前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43はそれぞれ多数の網目を有する金属製等のメッシュ板により構成されている。ヘッドライトカバー44は前後にスライド抜き可能とされ、ボンネット7側に設けた支持ステー45に支持され、ヘッドライトカバー44に左右一対のヘッドランプ47が装着されている。
ボンネット本体23の前部側に、前部メッシュ体42及びヘッドライトカバー44を装着するための前面開口部50と、左右一対の側部メッシュ体43を装着するための左右一対の側面開口部51とが左右一対の縦支持枠52を残して連続状に設けられており、これ
によりフロントグリル41によるボンネット本体23の左右両側への開口面積が広げられ、ボンネット本体23の前端部がくの字状に切り欠かれた状態になっている。
ボンネット本体23の前面開口部50に対応して支持ステー45が設けられている。支持ステー45はL字状の連結板54とL字状の支持板55とを正面視T字状に有し、連結板54は一対の縦支持枠52に連結固定され、支持板55は連結板54と前面開口部50の下開口縁部に連結固定されている。この支持ステー45にフロントグリル41のヘッドライトカバー44がボルト等の取付具により支持固定されている。支持ステー45にボンネット開閉用のバンド56の一端が連結されている。ボンネット開閉用のバンド56の他端は前記ボンネットフレーム24の支柱枠体32等に連結されており、ボンネット開閉用のバンド56は、後述するボンネット7の支持軸66廻りの回動によりボンネット7が過度に大きく開くのを規制すると共に、ボンネット7が開いた状態でバンド56を引っ張ることにより、ボンネット7を支持軸66廻りに回動させてボンネット7を容易に閉めることができるように構成されている。
図4及び図5において、ボンネット7の後端部に、トラクタ車体1のエンジン2又はクラッチハウジング等に立設したボンネットサポート58が設けられている。ボンネットサポート58は、左右一対の支柱60と、左右一対の支柱60の上端部間に連結した上連結板61とを備える。上連結板61の上面に支持板62が配置され、支持板62はボルトナット等からなる締結具63により上連結板61に着脱自在に締め付け固定されている。支持板62の後部側の左右両端部に筒体65が固設されている。左右一対の支持枠体31の後端部間に左右方向の支持軸66が連結されており、この支持軸66は支持板62の一対の筒体65に左右方向の軸心廻りに回動自在に挿通保持されている。
従って、支持板62を締結具63によって上連結板61に固着することによって、ボンネットサポート58の上端部にボンネットフレーム24乃至ボンネット7が左右方向の支持軸66廻りに回動自在に連結されており、これにより、ボンネットサポート58の上端部に、ボンネット7の後端部の上側が左右方向の支持軸66廻りに開閉自在に支持され、ボンネット7は天板部25と側板部26だけでなくフロントグリル41もが、支持軸66廻りに上下方向に揺動自在になっている。ボンネット7が閉まった状態は、フロントグリル41の内側に設けられたロック機構68によって保持されるようになっている。なお、図5に示すように一対の支持枠体31の後端部に取付ステー69を介してボンネット本体23の天板部25の後端部がボルト等の固定具により固着されている。
ボンネット本体23の天板部25の後端部に、締結具63に対応する開口孔71が設けられ、この開口孔71から工具をボンネット7内に挿入して締結具63を回動操作することにより、ボンネット7をボンネットサポート58に簡単に組み付けることができるようになっている。開口孔71を着脱自在に塞ぐキャップ72が設けられている。
図4に示すように、一対の支柱60とエンジン2側と間にL字状の支持板部材75が連結固定されており、この支持板部材75と一対の支持枠体31との間に左右一対のダンパ76が連結され、ダンパ76の伸長動作によって、ボンネット7を支持軸66廻りに開放動作させるように構成されている。
ボンネット7内のエンジン2上方にパワステコントローラ77が設けられ、パワステコントローラ77の回転軸78からユニバーサルジョイント79を介してキャビン内のステアリングハンドル側に動力を取り出すようになっている。
図9に示すように、ボンネット7の後部内でエンジン2にマフラ装置80が接続されている。マフラ装置80は、マフラ本体81と、マフラ本体81に接続されてボンネット7から外側方に突出されたマフラパイプ82から主構成され、エンジン2に設けられた排気マニホールドに接続されている。
マフラパイプ82は、基部パイプ84と下突出パイプ85と側方突出パイプ86と排気パイプ87とを有している。基部パイプ84はマフラ本体81から右側方に突設され、下突出パイプ85はフレキシブルパイプにより構成されて基部パイプ84からボンネット7下方に突出され、側方突出パイプ86は下突出パイプ85の下端部からボンネット7の側方に突出されている。排気パイプ87は側方突出パイプ86の突出端部に接続されてボン
ネット7側方の下方からボンネット7の上方に突出されている。
排気パイプ87の上端に排気口88が設けられている。排気パイプ87にパイプカバー89が外嵌されている。パイプカバー89は排気パイプ87よりも大径の円筒状に形成されている。パイプカバー89は、排気パイプ87の上部側中途部から下端部に亘って外嵌され、排気パイプ87の上端部はパイプカバー89から上方突出されている。排気パイプ87は、上下方向の中途部でキャビンの右側の前支柱等に支持されている。
図4、図9に示すように、ボンネットサポート58の一対の支柱60に上支持ステー91と下支持ステー90とが前方突出状に取り付けられ、支持ステー91,90にL字状の断熱カバー92がボルト等により固着され、断熱カバー92はマフラパイプ82の基部パイプ84の前方側と上方側とを塞いで断熱している。この断熱カバー92は、後述する断熱カバー96と同様にアルミニウム製のインナープレートとアウタプレートとを重合固着しかつ表面に多数の凹凸を有するアルミニウム板により構成されている。
図2及び図6に示すように、ボンネットフレーム24の前枠体30の左側と左上側枠体37と左下側枠体38と左後連結枠体39とで矩形枠95が構成され、矩形枠95に断熱カバー96が取付けられている。断熱カバー96は、図7及び図8に示すように、アルミニウム製のインナープレート98とアウタプレート99とを重合固着しかつ表面に多数の凹凸部100を有するアルミニウム板を長方形状に切断してなり、断熱カバー96の外周縁部が外部に露出しないように矩形枠95の外面(矩形枠95とボンネット本体23の側板部26との間に)に配置されて、矩形枠95にボルト等の取付具101で固着されている。
而して、ボンネット本体23とボンネットフレーム24との間に、マフラ本体81に対応して断熱カバー96が設けられ、断熱カバー96の端縁部はボンネットフレーム24とボンネット本体23との間に配置さており、断熱カバー96の端縁部は、ボンネットフレーム24とボンネット本体23との間に挟まれていて外部に露出しない状態になっている。従って、断熱カバー96はアルミニウム板を長方形状に切断するのみで、断熱カバー96の端縁部を挟持固定するための特別の端縁部処理用の挟持部材等が不要になり、経済的である。
上記実施の形態によれば、ボンネット7は、ボンネット本体23とボンネットフレーム24とを備え、ボンネット本体23はボンネットフレーム24を外方から被覆した状態でボンネットフレーム24に固定されているので、ボンネットサポート58にボンネットフレーム24を介してボンネット7を開閉自在に簡単かつ確実に支持することができ、ボンネット7とボンネットサポート58との取付容易化を図ることができる。ボンネット本体23とボンネットフレーム24との間に、マフラ本体81に対応して断熱カバー96が設けられているので、断熱性能を向上できるし、断熱カバー96を支持するための特別の支持部材が不要になり製造コストの低減を図ることができる。また、断熱カバー96はアルミニウム板により構成され、断熱カバー96の端縁部がボンネットフレーム24とボンネット本体23との間に配置されているので、ボンネット7内面への熱影響の低減を図ると共に、断熱カバー96の周囲の端縁部(エッジ部)をボンネットフレーム24の構造部材で覆うことができ、端部処理の必要がなくなり、断熱性能の向上と同時にコストダウンを図り得る。また、ボンネット7がボンネット本体23とボンネットフレーム24とを備えることによるフレーム構造のシンプル化を図り、ボンネット本体23に設けた開口孔71によってボンネット7の取付ボルト等の締結具63の組付容易化も図ることができる。
また、前記実施の形態によれば、フロントグリル41の前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43との下方に隣接してヘッドライトカバー44が設けられているので、ヘッドランプ47自体は従来と同じものであっても、フロントグリル41部分のデザインが一新され、斬新なイメージを創出することができる。また、前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43とを別体に有し、それぞれボンネット7側に固定され、また、前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43との下方に隣接して設けられたヘッドライトカバー44が前後にスライド抜き可能とされ、ボンネット7側に設けた支持ステー45に支持されているので、フロントグリル41部分の前部メッシュ体42、左右一
対の側部メッシュ体43及びヘッドライトカバー44を容易に取り付けることができるし、これらを容易に成形することができる。また、前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43によってエンジンルームの冷却性能を向上させることができる。
図10及び図11は他の実施形態を示している。図11に示すように、マフラパイプ82の後にセパレータ111を、前側に燃料ポンプ112とフューエルフィルタ113を分散配置している。このように、マフラパイプ82の後にセパレータ111を、前側に燃料ポンプ112とフューエルフィルタ113を分散配置することにより、燃料系統の各部材等の取付けが容易化されると共に、見栄えも改善されている。
ボンネット7内に金属網等により構成した網カバー115が右側の側板部26内面に沿って設けられている。ボンネット7内の後部の右側に燃料ポンプステー116がエンジン2に固定して設けられ、燃料ポンプステー116に燃料ポンプ112が取付られている。燃料ポンプステー116の上方にフューエルチューブステー117が設けられ、フューエルチューブステー117はエンジン2に固定され、フューエルチューブステー117の内外にフューエルチューブ118、119等が並設されている。燃料ポンプステー116に取付ステー121が設けられ、この取付ステー121に網カバー115の後下端部が取り付けられている。フューエルチューブステー117に取付ステー122が設けられ、この取付ステー122に網カバー115の後上端部が取付けられている。また、振動対策として、ヒューズ取付ステー124の一対の取付金具125,126を取付ブラケット127に対して前後対称に配置している。
また、図10に示すように、エンジン2の左側方にスタータ131等を覆うカバー体132とハーネスカバー133とが設けられ、金属網等により構成した網カバー135が左側の側板部26内面に沿って設けられている。カバー体132とハーネスカバー133とはエンジン2等に固定されている。カバー体132及びハーネスカバー133の内側に、照明灯や各種センサに電流を供給するワイヤーハーネス136が配置され、カバー体132及びハーネスカバー133の外側に網カバー135が設けられている。ハーネスカバー133等に取付ステー138が設けられ、この取付ステー138に網カバー135を取り付けている。
また、カバー体132の前方に別体のステー部材140が設けられ、このステー部材140にワイヤーハーネス136とヒューズ141とを取り付けている。これにより、ワイヤーハーネス136とヒューズ141等との組み付け見栄えの改善を図ると共に、部品の機能の集約化を図っている。
その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成であり、図示省略しているが、ボンネット7は、ボンネット本体23とボンネットフレーム24とを備え、ボンネット本体23はボンネットフレーム24を外方から被覆した状態でボンネットフレーム24に固定され、ボンネット本体23とボンネットフレーム24との間に、マフラ本体81に対応して断熱カバー96が設けられている。また、図示省略しているが、前記実施の形態の場合と同様に、ボンネット7の前部にフロントグリル41が設けられ、フロントグリル41は前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43とを別体に有し、それぞれボンネット7側に固定され、前部メッシュ体42と左右一対の側部メッシュ体43との下方に隣接してヘッドライトカバー44が設けられ、ヘッドライトカバー44はボンネット7側に設けた支持ステー45に支持され、ヘッドライトカバー44に左右一対のヘッドランプ47が装着されている。
本発明の一実施形態を示すトラクタ前部の右側面図である。 同トラクタ前部の左側面図である。 同トラクタの正面図である。 同ボンネット内の左側面図である。 同ボンネット内の後部の左側面図である。 同ボンネットをボンネット内から見た斜視図である。 同断熱カバーの正面図である。 同図7のA−A線断面図である。 同マフラ装置部分の側面図である。 他の実施形態を示すボンネット内の左側面図である。 同ボンネット後部内の右側面図である。
1 トラクタ車体
2 エンジン
7 ボンネット
23 ボンネット本体
24 ボンネットフレーム
41 フロントグリル
42 前部メッシュ体
43 側部メッシュ体
44 ヘッドライトカバー
45 支持ステー
47 ヘッドランプ
58 ボンネットサポート
66 支持軸
81 マフラ本体
96 断熱カバー

Claims (3)

  1. ボンネット(7)内にマフラ本体(81)が設けられ、ボンネット(7)の後端部側に、トラクタ車体(1)に立設したボンネットサポート(58)が設けられ、ボンネット(7)は、ボンネット本体(23)とボンネットフレーム(24)とを備え、ボンネット本体(23)はボンネットフレーム(24)を外方から被覆した状態でボンネットフレーム(24)に固定され、ボンネット本体(23)の内面に対面する断熱カバー(96)がマフラ本体(81)に対応してボンネットフレーム(24)に取り付けられており、
    前記ボンネットサポート(58)の上端部に締結具(63)によって固定される部材(62)に、左右方向の支持軸(66)を介してボンネットフレーム(24)が回動自在に支持されることにより、ボンネットサポート(58)の上端部に、ボンネット(7)の後端部の上側が左右方向の軸心廻りに開閉自在に支持され、ボンネット本体(23)の天板部(25)に、前記締結具(63)を回動操作する工具をボンネット(7)内に挿入するための開口孔(71)が設けられていることを特徴とする走行車輌のボンネット装置。
  2. 前記ボンネット本体(23)は、天板部(25)と左右一対の側板部(26)とを有する断面コ字状に形成され、ボンネットフレーム(24)は、ボンネット本体(23)の天板部(25)と左右側板部(26)とに対応する部分を有する前枠体(30)及び後枠体(29)を備え、
    前記断熱カバー(96)はアルミニウム板により構成され、断熱カバー(96)はボンネット本体(23)の側板(26)と間隔をおいて対面するように配置されていて、前枠体(30)と後枠体(29)とにわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の走行車輌のボンネット装置。
  3. ボンネット(7)の前部にフロントグリル(41)が設けられ、フロントグリル(41)は前部メッシュ体(42)と左右一対の側部メッシュ体(43)とを別体に有し、それぞれボンネット(7)側に固定され、前部メッシュ体(42)と左右一対の側部メッシュ体(43)との下方に隣接してヘッドライトカバー(44)が設けられ、ヘッドライトカバー(44)はボンネット(7)側に設けた支持ステー(45)に支持され、ヘッドライトカバー(44)に左右一対のヘッドランプ(47)が装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の走行車輌のボンネット装置。
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