JP5161294B2 - 化学機械研磨装置および化学機械研磨方法 - Google Patents

化学機械研磨装置および化学機械研磨方法 Download PDF

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    • B24B47/22Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation

Description

先の出願との優先権関係
本件出願は、発明者クニヒコ サクライ、ジェラルド モロニー、ヒューイ−ミン ワン、ジュン リュー、およびピーター ラオにより2002年11月7日に出願された米国特許出願番号60/425,125、発明の名称「ピボット機構を有する研磨ヘッド」の利益を主張するとともに、参照することによりこれを組み入れる。
本発明は、概して化学機械研磨(CMP)に関し、特に、といってもこれに限れられるわけではないが、ピボット機構を有する化学機械研磨装置およびその使用の方法を提供するものである。
CMPは、化学反応と機械的バフ研磨とを組み合わせたものである。従来のCMPシステムは、反対方向又は同方向に回転するパッド表面に接触させた状態で基板(ウェハとも言われる)を保持し回転させる把持リングを有する研磨ヘッドを含んでいる。パッドは、充填材またはウレタン被覆フェルトを有する薄く切った成型ポリウレタン(または他の重合体)から形成することができる。
パッドに接触させた状態での基板の回転中に、カリウムや水酸化アンモニウムのような強くないエッチング液に懸濁されたシリカ(および/または他の研磨材)のスラリがパッド上に分散される。スラリによる化学反応とパッドによる機械的バフ研磨との組み合わせにより、基板の表面上の垂直方向の不整合が除去され、これにより極めて平坦な表面が形成される。
しかしながら、従来のCMPシステムは、基板の研磨プロファイルの不整合を招く可能性があるプロセス不安定性;異なるCMPシステムで処理された基板の研磨プロファイルの不整合を招く可能性があるテーブルごとおよび工具ごとの変動;エア加圧チャンバ内の圧力を複数の圧力コントローラによって均衡させることを難しくさせるプロセス最適化の困難性をはじめとするいくつかの短所を有している。
図1Aは、上述した欠点を表す、従来技術研磨ヘッド100の断面を示すブロック図である。把持リング140は円筒形状であり、CMP中に基板120(ウェハとも言われる)を適切な位置に保持する。図1Aの矢印に示されるように、CMP中にシャフトおよび基板120に対する下向きの押圧力を維持するために、エア圧力/力均衡方法が用いられる。さらに、プレート140が研磨ヘッド100から外に膨らむことを防止するために、供給された圧力が上向きの力を与える。
しかしながら、これらの上述した力は、基板の研磨プロファイルの不整合を招く可能性があるプロセス不安定性に影響を受ける。すなわち、上述した力は、それぞれエア圧力コントローラにより管理されるエア圧力により与えられる。各コントローラは、与えられたエア圧力の量における誤差を招く可能性のあるそれぞれの許容範囲を有している。例えば、領域105の圧力が領域115の圧力よりも大きい場合には、プレート140は予定された位置よりも低い位置に配置される。図1Bに示されるように、ゴム挿入物130が形成される(プレート140が予定された位置に置かれたときは図1Cと異なる)。図1Bに示される状態においては、プレート140は、領域105と115との間の圧力差によりゴム挿入物130の端部を押し付ける。この押し付け力は、領域115内のエア圧力により他方の領域に与えられる圧力とは異なる圧力を基板120の端部に与える。その結果、余分な圧力が基板120の端部にかかり、これが基板120の研磨速度を上げる。
また、基板のプロファイルの不整合を招く従来のCMPシステムの間に付加的な変動がある場合も考えられる。さらに、要求される力が適切にかつ調和して均衡するように、従来のCMPシステムにおけるプロセスを最適化することは難しいことも考えられる。
従来のCMPシステムの他の短所は、パッドが時間とともに摩耗したとしても、CMPヘッドが常に同じ位置に下げられることである。これは、基板の不十分な研磨を招く。
したがって、上述した欠点を克服するシステムおよび方法が必要とされる。
本発明は、化学機械研磨装置およびその利用の方法を提供する。
一実施形態においては、上記化学機械研磨ヘッドは、基板保持ヘッドとモータとを備える。モータは、ヘッドに連結され、パッド摩耗を補償するためにヘッドを垂直方向に位置決めすることができる。
本発明の一実施形態においては、上記方法は、研磨用の化学機械研磨ヘッドに基板を配置し;パッド摩耗を補償するためにヘッドを位置決めする。
限定的でなく、包括的でない本発明の実施形態を以下の図面を参照して説明する。特に示されない限り、種々の図面を通して同様の参照番号は同様の部材を言及する。
図1Aは、従来技術研磨ヘッドの断面を示すブロック図であり;図1Bおよび図1Cは、それぞれ押し付けられていない状態および押し付けられた状態の従来技術研磨ヘッドの一部を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る研磨ヘッドの断面を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る研磨ヘッドを示す上面図である。 図4は、図3の研磨ヘッド300を示す断面である。 図5は、図3の研磨ヘッド300を示す第2の断面である。 図6は、図3の研磨ヘッドを示す第3の断面である。 図7は、図3の研磨ヘッドを示す第4の断面である。 図8は、化学機械研磨の方法を示すフローチャートである。 図9A−9Dは、高さ調整可能ヘッドを組み込んだ研磨システムを示すブロック図である。 図10は、押し付けられていない状態の図9Aの研磨システムを示すブロック図である。 図11は、図9Aの研磨システムを制御可能な例示コンピュータを示すブロック図である。 図12は、位置決めシステムを示すブロック図である。 図13は、CMPヘッドを位置決めする方法を示すフローチャートである。 図14は、CMPヘッドを位置決めする第2の方法を示すフローチャートである。
以下の説明は、当業者が本発明を生産し使用することを可能とするために提供され、特定の用途およびそれに必要なものという関連において提供される。実施形態に対する種々の改変は当業者には明らかなことであり、ここに定義された原理は本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、他の実施形態および用途に適用することができる。このように、本発明は、示された実施形態に限定されることを意図しておらず、ここに開示された原理、特徴および教示と矛盾のない最も広い範囲に一致する。
図2は、本発明の実施形態に係る研磨ヘッド200の断面図を示すブロック図である。研磨ヘッド200は、上部ハウジング215、把持リング220;把持リングアダプタ225;ドライブフランジ240;シャフト245;ボール軸受250;ドーム255;サブキャリア260;ゴム挿入物210;および基準点230を含んでいる。
把持リング220は、円筒形状であり、CMP中に基板を把持する。把持リング220は、200mm基板用としては少なくとも約200mmから約203mm、あるいは300mm基板用としては少なくとも300mmから約303mmの内径を有している。把持リング220は、200mm基板用としては約230mmから約275mm、あるいは300mm基板用としては約330mmから375mmの外径を有している。把持リング220は、ダイアフラム(図示せず)および把持リング220の内外径と実質的に同じ内外径を有する把持リングアダプタ225を介して上部ハウジング215に連結されている。
ドライブフランジ240は、ボール軸受250を介してドーム255に旋回可能に連結された底面を有している。ドーム255は、ベースフランジ265に連結されている。また、ベースフランジ265は、サブキャリア260およびゴム挿入物210に連結されている。基準点230は、サブキャリア260に取り付けられており、その底部には軟質パッドを有することができる。
シャフト245は、ドライブフランジ240から上方に延び、円筒形状をしている。ボール軸受250は、それぞれ直径約5/16インチの複数のセラミックボールを備えている。本発明の実施形態においては、ボール軸受250は、15個のセラミックボールを含んでいる。ドーム255は、平坦な上面を有するドーム形状をしている。
サブキャリア260は、円筒形状をしており、基板の直径にほぼ等しい直径(例えば、約200mmまたは約300mm)を有している。基準点230も、円筒形状をしており、わずか数ミリメートルの直径を有することができる。ゴム挿入物210は、ゴム挿入物210とサブキャリア260との間に空間を作ることによって、ゾーン280、290、および295のようないくつかのエア圧力ゾーンまたはエア圧力チャンバを形成している。
CMP中には、把持リング220が基板を把持して処理を行う。そのとき、圧力がドライブフランジ240にかけられ、ブラケット950がストッパアセンブリ945(図9)に接するまで、研磨ヘッド200を下方に押し付ける。そして、制御可能な把持リングエア圧力がゾーン217に供給され、把持リング220を下方に押し付ける。また、制御可能な主エア圧力がゾーン295に供給される。さらに、付加的な制御可能なゾーンエア圧力をゾーン280および290に供給することができる。主圧力およびゾーンエア圧力は、ゴム挿入物210を基板に押圧するように作用し、これによりCMP中に基板を研磨パッド270に相互作用せしめる。さらに、主圧力およびゾーン圧力は、サブキャリア260に上向きの圧力を与える。
(ボール軸受250を備えた)ピボット機構は、主圧力およびゾーン圧力に基づいて研磨ヘッド200の旋回を可能にする。シャフト245が研磨パッド270に対して垂直に組み立てられていない場合には、研磨ヘッド200はピボット機構により研磨パッド270に平行に揃うことができる。研磨ヘッド200は、3つのばねと3つのピンを介してドライブフランジ240からわずかな距離だけ垂れ下がることができる。研磨ヘッド200が研磨パッド270上に配置され、把持リング220とウェハの背面に圧力がかけられると、上部ハウジング215はベースフランジ(図示せず)を介して上向きの力を受け、この力は、研磨ヘッド200が研磨パッド270と平行に旋回し位置合わせ可能なように、研磨ヘッド200の上部のドーム255がドライブフランジ240に連結されたボール軸受250に接するまで、研磨ヘッドアセンブリ200全体を持ち上げるのに足りるものである。したがって、サブキャリア260と挿入物210は、研磨のたびに同じ垂直方向位置を維持することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係る研磨ヘッド300の上面図である。研磨ヘッド300は、200mm基板用としては約250mmの外径、あるいは300mm基板用としては約350mmの外径を有する円筒形状をしている。研磨ヘッド300の異なる断面について、図4、図5、図6、および図7に関連してさらに詳しく述べる。
研磨ヘッド300は、中央ゾーン入力310;エッジゾーン入力305;および把持リング入力315を含む複数のエア圧力入力を備えている。また、研磨ヘッド300は、エア流路325および水流路320を備えている。エア圧力入力305,310および315は、制御可能なエア圧力を研磨ヘッド300内の異なるゾーンにそれぞれ独立して供給する。把持リング入力315は、CMP中に把持リング20(図6)に下向きの力をかけるようにエア圧力を把持リングゾーンに供給する。中央ゾーン入力310は、内側ゴム挿入物27(図6)およびサブキャリア38(図6)によって形成される研磨ヘッド300内の中央ゾーンにエア圧力を供給する。エッジゾーン入力305は、外側ゴム挿入物28(図6)およびサブキャリア38によって形成されるエッジゾーンと連通するエア流路325にエア圧力を供給する。
図4は、図3の研磨ヘッド300を示す断面である。この断面は、フランジドライブ23;ドーム24;ボール軸受26;内側ゴム挿入物27;外側ゴム挿入物28;ベースフランジ36;およびサブキャリア38を示している。ドーム24は、ボール軸受26を介してフランジドライブ23に旋回可能に連結されている。また、フランジドライブ23は円筒形状であり、フランジドライブ23の頂部にかけられた圧力は、研磨ヘッド300を下方向に押し付ける。ベースフランジ36は、円筒形状であり、ドーム24の底部に連結されている。
内側ゴム挿入物27と外側ゴム挿入物28は、ベースフランジ36に連結されているサブキャリア38に連結されており、これにより、研磨ヘッド300が作用している基板に挿入物27および28が旋回可能に接することが可能となっている。サブキャリア38は、円板形状であり、挿入物27および28と関連して上述した中央ゾーンとエッジゾーンとを形成する。中央ゾーン入力310とエッジゾーン入力305を介して圧力がそれぞれ中央ゾーンとエッジゾーンに供給される。
図5は、図3の研磨ヘッド300を示す第2の断面である。図5の断面は、2つのアセンブリ500および510を介したベースフランジ36のフランジドライブ23へのカップリングを示している。第1のアセンブリ500は、つば16;キャップ17;ねじ2;ゴムクッション22;ワッシャ7およびピン11を備えている。ピン11は、つば16に取り囲まれており、キャップ17で覆われている。さらに、ゴムクッション22は、ピン11とつば16との間の界面を緩衝するように、ピン11とつば16の間に位置している。ワッシャ7は、ベースフランジ36とフランジドライブ23との間の界面に位置しており、ピン11を取り囲んでいる。第1のアセンブリ500により、シャフトがフランジドライブ23を回転するときに研磨ヘッド300がトルクを伝達できる。
第2のアセンブリ510は、ワッシャ8;ばね12;ワッシャ9;およびねじ33を備えている。ねじ33は、ベースフランジ36をフランジドライブ23に連結している。ばね12は、ねじ33を取り囲んでおり、ベースフランジ36の旋回による反発を可能にしている。第2のアセンブリ510も、ねじ33の頂部およびダイアフラムサポートリングアルファジンバル36とフランジドライブ23との間の界面に位置するワッシャ8および9を含んでいる。第2のアセンブリ510は、ヘッド300がフランジドライブ23から垂下することを可能にしている。研磨ヘッド300が、第1のアセンブリ500および/または第2のアセンブリ510と実質的に同様な付加的なアセンブリを含むことができることは、当業者であれば理解できるであろう。例えば、本発明の一実施形態においては、研磨ヘッド300は、第1のアセンブリ500と実質的に同様の3つのアセンブリと、第2のアセンブリ510と実質的に同様の3つのアセンブリとを含む。
図6は、図3の研磨ヘッド300を示す第3の断面である。この断面において示されている研磨ヘッド300の構成要素は、上部ハウジング37;シールリング1;チューブ30;ねじ32;セラミックボール25;交差した平坦な皿穴29;フランジドライブ23;ドームアダプタ24;ボールホルダドライブフランジ25;把持リング20;サブキャリア38;内側ゴム挿入物27;内側ダイアフラムサポート34;ダイアフラムサポートリングアルファジンバル36;Oリング13;外側ゴム挿入物28;アダプタ15;ストップリング21;下部ハウジング19;ストッパ18;および主ダイアフラム35を含んでいる。
把持リング20は、リング状であり、CMP中に基板を把持する。また、把持リング20は、円板状のサブキャリア38を取り囲んでいる。下向きの圧力が把持20にかけられ、把持リング入力315(例えば、チューブ30)を介して把持リング20を研磨パッドに接触させる。
把持リング20は、ダイアフラム35を結びつけるように、シールリング1によりダイアフラム35に連結されている。ダイアフラム35の外側端は上部ハウジング37、下部ハウジング19によって拘束され、ダイアフラム35の内側端は上部ハウジング37およびベースフランジ36により拘束されており、これにより、把持リング20が下向きの圧力を研磨パッドにかけるように加圧エアを受入可能な円筒チャンバを形成している。
CMP中には、把持リングゾーン内の把持リング20に抗して中央ゾーンおよびエッジゾーンに圧力が供給される。中央ゾーンおよびエッジゾーンの圧力が、内側ゴム挿入物27および外側ゴム挿入物28を基板に向かって下方に押し、基板を研磨パッドに相互作用せしめる。チャンバ内の圧力により、上向きの力が関連部品を介してドーム24に与えられる。したがって、ドーム24は、研磨中にドライブフランジ23に接する。また、ヘッドは、ドームおよびドライブフランジ23により研磨中に旋回可能とされる。
図8は、化学機械研磨の方法800を示すフローチャートである。まず、研磨用の研磨ヘッド200または300のような研磨ヘッドに研磨用基板がロードされる(810)。基板がロードされた(810)後、研磨パッド上にスラリが分散される(820)。スラリは、カリウムや水酸化アンモニウムのような強くないエッチング液に懸濁されたシリカ(および/または他の研磨材)を含むことができる。そして、研磨パッド上に研磨ヘッドが配置される(830)。
研磨ヘッドの種々のゾーンにエア圧力が供給される(840)。例えば、研磨ヘッド200のゾーン217および295にエアを供給することができる。エア圧力を供給した(840)後、研磨パッドに接触した状態で基板が回転される(850)。スラリによる化学反応とパッドによる機械的バフ研磨との組み合わせにより、基板の表面上の垂直方向の不整合が除去され、これにより極めて平坦な表面が形成される。
上記供給(840)、分散(820)、および回転(850)および配置(830)は、上述した順番とは異なる順番で行ってもよいことは理解できるであろう。さらに、上記分散(820)、供給(840)および回転(850)はすべて実質的に同時に行ってもよいことが理解できるであろう。
図9A−9Dは、高さ調整可能ヘッドを組み込んだ研磨システム900を示すブロック図である。このシステム900は、サポートアーム940を通る円筒シャフト930に連結されたヘッド200を含んでいる。取付アセンブリ910が、シャフト930とアセンブリ920とに固定されている。サポートアーム940は、シャフト930に隣接し、これに平行なサポートアーム940の頂部に位置するストッパアセンブリ945を有している。ストッパアセンブリ945は、センサアセンブリ920が何にも邪魔されず直接ストッパアセンブリ945に臨むように、センサアセンブリ920の真下のサポートアーム940上の位置に配置されている。
図9Bにより詳細に示されているように、センサアセンブリ920は、ブラケット950に囲まれたセンサ960を含んでいる。センサ960は、センサ960とストッパアセンブリ945の頂部との間の距離を判断することができるIR距離計または他のセンサ(例えば、超音波)を含むことができる。センサ960は、図10に関連して以下でより詳細に説明するように、センサアセンブリがストッパアセンブリ945と接触したときにセンサ960をダメージから保護するために、ブラケット950内で距離Zだけ凹んでいる。本発明の一実施形態においては、Zは約10mmである。
ストッパアセンブリ945は、サポートアーム940内に位置するサーボモータ(図示せず)に連結されたストッパを含んでいる。サーボモータは、ストッパを図9Aに示される下位置から垂直方向に下位置の上方Y−Z+Xの高さまで移動する。サーボモータは、ヘッド200を垂直方向に移動させることもできる。Yは、図9Cに示されるように、ヘッド200が挿入物210をサブキャリア260に押し付ける位置にあるときのセンサ960とストッパとの間の距離である。Yの値は、パッド摩耗により各基板120の研磨の後は少し小さくなる。例えば、Yは、基板120の研磨あたりに、約0.3μmから約10.0μmだけ減少する。サーボモータの感度によっては、各CMPプロセスの後、あるいは、所定の間隔の後でYを測定することができる。例えば、サーボモータが50μmの精度でストッパを持ち上げることができる場合には、10回から50回のCMPプロセスごとの後にYを計算することができる。
Xは、図9Dに示されるように研磨中のサブキャリア260と挿入物210との間の距離、すなわち、ゾーン295の高さである。本発明の一実施形態においては、Xは約0.5mmである。
システム900がヘッド100または300のような異なる研磨ヘッドを使用できることは、当業者であれば理解できるであろう。
図10は、押し付けられていない状態、すなわち、CMPの位置にある研磨システム900を示すブロック図である。センサ960がYを測定した後、センサアセンブリ920の底部がストッパアセンブリ945の上方でY−Z+Xに等しい高さに位置するように、ヘッド200が持ち上げられる。そして、ストッパの頂部が下降した元のストッパ位置の上方Y−Z+Xに位置するように、サーボモータがストッパを持ち上げる。その後、ヘッド200が、必要に応じてセンサアセンブリ920がストッパに接するまでCMP位置に下げられる。ストッパを用いずにサーボモータにより垂直方向位置を調整することは理解できるであろう。また、垂直方向距離は、センサを使用するのではなく、サーボモータからのパルス信号により測定される。
本発明の一実施形態においては、CMPの異なるステップ中にヘッド200を異なる高さに下げることができる。例えば、全研磨時間が100秒に設定され、異なる高さの3つの異なる研磨工程を含む。1番目は研磨条件Aで30秒間、2番目は研磨条件Bに移行して60秒間、最後は研磨条件Cで10秒間とすることができる。Cu回路プロセスにおいては、回路上のCu金属が最初に除去され、その後Cuの下のバリアメタルが除去される。Cuおよびバリア層上の材料は異なり、したがって、それぞれの材料を除去するために異なるスラリおよび条件が使用される。したがって、Cuプロセスにおいては、2以上の異なる条件(研磨ステップ)が設定される。研磨ヘッドの垂直方向位置は、研磨性能を決定し、Cuとバリア層の研磨ステップ間で変える必要があるパラメータの1つである。その結果、垂直方向位置は、すべての研磨において1つの位置に固定されないが、各研磨ステップ中には固定される。
図11は、研磨システム900を制御可能な例示コンピュータ1100を示すブロック図である。例示コンピュータ1100は、サポートアーム940内、あるいは他の位置に置くことができ、有線または無線技術を介してサーボモータとセンサ960とに通信可能に連結されている。サーボモータおよびセンサ960を制御するためにコンピュータ1100を使用することについて、図12に関連して以下に述べる。例示コンピュータ1100は、中央処理ユニット(CPU)1105;作動メモリ1110;持続性メモリ1120;入力/出力(I/O)インタフェイス1130;ディスプレイ1140および入力装置1150を含んでおり、これらすべてはバス1160を介して互いに通信可能に連結されている。CPU1105は、インテルPENTIUMマイクロプロセッサ、モトローラPOWERPCマイクロプロセッサ、または持続性メモリ1120に保存されたソフトウェアを実行することができる他のプロセッサを含むことができる。作動メモリ1110は、ランダムアクセスメモリ(RAM)または他の種類のリード/ライトメモリ装置またはメモリ装置の組み合わせを含むことができる。持続性メモリ1120は、ハードドライブ、リードオンリーメモリ(ROM)または例示コンピュータ1100が停止された後にデータを保持することができる他の種類のメモリ装置またはメモリ装置の組み合わせを含むことができる。I/Oインタフェイス1130は、有線または無線技術を介してセンサ960およびサーボモータに通信可能に連結されている。ディスプレイ1140は、コンピュータ1100の他の構成要素と同様に、任意的なものであり、陰極線管ディスプレイまたは他のディスプレイ装置を含むことができる。同様に任意的なものである入力装置1150は、キーボード、マウス、またはデータを入力するための他の装置またはデータを入力するための装置の組み合わせを含むことができる。
当業者であれば、例示コンピュータ1100がネットワーク接続のような付加的な装置、付加的なメモリ、付加的なプロセッサ、LAN、ハードウェアチャンネル間で情報を伝達する入力/出力ライン、インターネットあるいはイントラネット等をも含むことができることを理解できるであろう。また、当業者であれば、プログラムおよびデータが他の方法によりシステムに受信され、保存され得ることも理解できるであろう。また、本発明の一実施形態においては、サーボモータおよびセンサ960を制御するためにコンピュータ1100の代わりにASICが使用されている。
図12は、例示コンピュータ1100に内蔵することができる位置決めシステム1200を示すブロック図である。位置決めシステム1200は、センサ960およびサーボモータと通信し、サーボモータの制御を介してセンサ960およびヘッド200の移動を制御する。位置決めシステム1200は、センサエンジン1210、サーボモータエンジン1220、ヘッドエンジン1230、およびパラメータファイル1240を含んでいる。センサエンジン1210は、距離読取を行うためにセンサ960のオンおよびオフを含んで、センサ960を制御する。サーボモータエンジン1220は、ヘッドエンジン1230によりなされた計算に応じて、ストッパおよびヘッド200の垂直方向の移動を制御する。ヘッドエンジン1230は、センサ960からの読取値およびパラメータファイル1240に保存された値に基づいて、ヘッド200がCMPのためにいるべき位置を計算する。パラメータファイル1240は、値XおよびZを保存している。本発明の一実施形態においては、XおよびZはそれぞれ約0.5mmおよび10mmである。
本発明の一実施形態においては、パラメータファイル1240は、最大パッド摩耗に対応する最大Y値を含むこともできる。ヘッドエンジン1230は、測定されたYの値を最大Y値と比較して、Yが最大Y値を超えているかどうかを判断することができる。測定されたYが最大Yを超えた場合には、ヘッドエンジン1230は、パッド270が最大パッド摩耗を超えたという警告をシステム900のオペレータに発することができ、オペレータはCMPを始める前にパッド270を新しいパッドに交換することができる。
本発明の他の実施形態においては、パラメータファイル1240は、連続した研磨間におけるパッド高さの違いを測定することによって計算されたパッド摩耗率データを含んでいる。あるいは、最初の研磨とその後の研磨(例えば、50回目)との間におけるパッド高さの違いを測定し、その違いを測定までの間の研磨の回数で割ることによってパッド摩耗データ率を計算することができる。この実施形態においては、パラメータファイル1240は、新しい研磨パッドを使用したときに、研磨用のヘッド高さを保持することもできる。したがって、サーボモータの感度によっては、ヘッドエンジン1230は、パッド摩耗率データを用いて、あらかじめ決められた回数の研磨の後の各研磨に対してヘッド200の位置の案を再計算することができる。例えば、研磨回数にパッド摩耗率をかけたものだけ少ない(新しい研磨パッドを用いたときの)元のヘッド高さとしてヘッド位置を計算することができる。
本発明の他の実施形態においては、パラメータファイル1240は、研磨プロセス中の異なるステップに対する垂直方向の位置決め情報も保存している。例えば、上述したように、ヘッドを、Cuを研磨するための第1の高さに位置決めし、その後、バリア層を研磨するための第2の高さに位置決めすることができる。
図13は、CMPヘッド200を位置決めする方法1300を示すフローチャートである。まず、基板120がヘッド200に配置される(1310)。次に、サブキャリア260を挿入物210に押し付けるように、ヘッド200が下げられる(1320)。そして、センサ960とストッパアセンブリ945の頂部との間の距離が測定され(1330)、値Yを求める。そして、値Yが最大Y値を超えているかどうかが判断される(1340)。超えていた場合、オペレータに聴覚、視覚、触覚および/または他の技術を介して、パッド摩耗が推奨される値を超えたという警告がなされ(1350)、方法1300が終了する。超えていなければ、ヘッド200が持ち上げられ(1360)、Y−Z+Xに等しい下方位置の上方の高さにストッパが持ち上げられる(1370)。そして、センサアセンブリ920がストッパアセンブリ945に接するまでヘッド200が下げられる(1380)。その後、CMPを開始することができる(1390)。本発明の一実施形態においては、CMP(1390)は、ヘッド200の垂直方向位置を調整して基板120の異なる層を研磨する異なるステップを有することができる。その後、方法1300が終了する。
図14は、CMPヘッド200を位置決めする第2の方法1400を示すフローチャートである。まず、パッド摩耗率の計算およびヘッドの圧縮率(すなわち距離X)の決定を含み得るシステムの初期化が行われる(1410)。パッド摩耗率は、連続した研磨間におけるパッド高さの違いを測定することによって計算することができる。あるいは、最初の研磨とその後の研磨(例えば、50回目)との間におけるパッド高さの違いを測定し、その違いを測定までの間の研磨の回数で割ることによってパッド摩耗データ率を計算することができる。パッドの圧縮率は、ヘッドを研磨パッドに押し付ける前と後のヘッドの高さを測定することによって測定することができる。
初期化(1410)の後、基板がヘッド200に配置される(1420)。そして、ストッパが位置決めされ(1430)、例えば、ヘッドが下げられた(1440)ときに、パッド摩耗を補償するよう位置するようにストッパが持ち上げられる。位置決めは、元のヘッド高さから、研磨回数にパッド摩耗率をかけたものを引くことにより計算される。ストッパを位置決めした(1430)後、センサアセンブリがストッパに接するまでヘッドが下げられる(1440)。その後、CMPが開始され(1450)、方法1400が終了する。
図示された本発明の実施形態に関する上記説明は単なる例示にすぎず、上記教示に基づいて上述した実施形態および方法の他の変更および改変が可能である。例えば、ここで述べた実施形態は包括的あるいは限定的であることを意図しているものではない。本発明は、以下の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。

Claims (17)

  1. 研磨パッド上に置かれた基板を研磨する化学機械研磨装置であって、
    サブキャリアと、
    各研磨動作の準備時に前記サブキャリアを研磨パッドから所定の距離だけ離れた初期位置に位置させる位置決めシステムと、
    前記サブキャリアに連結され、チャンバを形成するゴム挿入物とを備え、
    前記位置決めシステムは、研磨パッドの摩耗を決定するパッド摩耗決定装置を有し、前記位置決めシステムは、前記サブキャリアを前記初期位置から第2位置にまで、前記研磨パッドの摩耗に応じた距離だけ移動させるように構成され、
    前記サブキャリアが前記初期位置または前記第2位置にあるとき、前記チャンバに流体を供給して該チャンバ内に圧力を形成することで、前記基板を前記研磨パッドに対して押し付けることを特徴とする化学機械研磨装置。
  2. 研磨中に前記基板を把持することができる把持リングをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  3. 前記化学機械研磨装置は、ダイアフラムに連結されるハウジングをさらに備え、前記把持リングは前記ダイアフラムに連結され、前記把持リングに下向きの力を付与する流体を受入可能なチャンバを形成することを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  4. 前記把持リングに下向きの力を付与する流体の圧力は可変であることを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  5. 前記ゴム挿入物および前記サブキャリアは、研磨中に流体を受けることが可能な複数のチャンバを形成することを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  6. 前記複数のチャンバ内の流体の圧力は可変であることを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  7. 前記流体の圧力は可変であることを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  8. 研磨中の前記サブキャリアと前記ゴム挿入物との間の距離は、前記研磨パッドの摩耗に伴って変化することを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  9. 前記化学機械研磨装置は、前記サブキャリアの底面に設けられた基準点をさらに備え、前記基準点は前記研磨パッド上の基板に接触可能であり、前記サブキャリアの下方への移動を制限して前記研磨パッドの上面の位置を決定することを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  10. 前記位置決めシステムは、
    前記サブキャリアとともに移動する、該サブキャリアに連結されたブラケットと、
    下位置から移動可能なストッパ、および該ストッパを前記ブラケットの移動経路に沿って移動させるサーボモータを有するストッパアッセンブリと、
    前記ブラケットと前記下位置にある前記ストッパとの間の距離を測定するセンサとを備え、
    前記ストッパアッセンブリのサーボモータは、前記ブラケットと前記下位置にある前記ストッパとの間の距離よりも大きいか、または等しい距離だけ前記ストッパを前記下位置から移動させることを特徴とする請求項に記載の化学機械研磨装置。
  11. 研磨パッドに基板を押し付けて該基板を研磨する化学機械研磨方法であって、
    研磨パッドを用いた基板の研磨動作の準備時にサブキャリアを位置決めする工程を含み、
    前記サブキャリアは、前記基板を保持するゴム挿入物に連結され、さらに位置決めシステムに連結されており、
    前記位置決めシステムは、研磨パッドの摩耗を決定するパッド摩耗決定装置を有し、
    前記サブキャリアを位置決めする工程は、前記パッド摩耗決定装置が研磨パッドの摩耗を決定する工程と、前記位置決めシステムが前記サブキャリアを前記研磨パッドの摩耗に応じた所定の距離だけ前記研磨パッドから移動させる工程を含むことを特徴とする方法。
  12. 研磨動作の準備時における前記サブキャリアの位置決め工程は、前記ゴム挿入物が前記サブキャリアに対して押し付けられた位置から前記サブキャリアを移動させる工程を含み、前記研磨パッドを用いた先の研磨動作からの研磨パッド高さの変化に少なくとも基づいた正味の距離だけ前記サブキャリアが移動されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 研磨動作の準備時における前記サブキャリアの位置決め工程は、前記研磨パッドの摩耗率に研磨回数を掛けた値に少なくとも基づいた正味の距離だけ前記サブキャリアを移動させる工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記摩耗率は、被除数と除数との比率であり、前記被除数は、前記研磨パッドを用いた第1の研磨動作と前記研磨パッドを用いた第2の研磨動作の間での前記研磨パッドの高さの違いであり、前記除数は、前記第1の研磨動作から前記第2の研磨動作までの、前記研磨パッドを用いた研磨動作の回数であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、前記研磨パッドの磨耗パラメータと前記ゴム挿入物の圧縮率パラメータとに少なくとも基づいて決定される位置までストッパを前記サブキャリアに対して相対的に移動させる工程をさらに含み、
    研磨動作の準備時に前記サブキャリアを位置決めする工程は、前記サブキャリアに連結された部材が前記ストッパに接触するまで前記サブキャリアを移動させる工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記磨耗パラメータは、前記研磨パッドを用いた先の研磨動作からの前記研磨パッドの高さの変化に関連付けられていることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記圧縮率パラメータは、前記ゴム挿入物が前記サブキャリアに対して押し付けられたときから、前記ゴム挿入物が前記サブキャリアに対して押し付けられなくなったときまでの、前記サブキャリアの位置の違いに相当することを特徴とする請求項15に記載の方法。
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