JP5152162B2 - 変速機構の潤滑構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機やハイブリッド駆動装置などに用いられる変速機構の潤滑構造に係り、詳しくは、プラネタリギヤの潤滑構造に関する。
一般に、中心に位置するサンギヤと、このサンギヤの周りを自転しながら公転するピニオンギヤと、ピニオンギヤを支持するキャリヤと、ピニオンギヤと噛合しかつ、その外周を包み込むような形で配置されるリングギヤと、からなる複数の回転要素を備えたプラネタリギヤが広く知られており、自動変速機やハイブリッド駆動装置などでは、このプラネタリギヤと、クラッチおよびブレーキなどの摩擦係合要素と、を組み合わせて、動力源(エンジンやモータ)からの動力を変速する変速機構が構成されている。
このような変速機構において、従来、サンギヤの歯底に油孔を設け、サンギヤの回転に伴う遠心力によってこの油孔から飛散するオイルによりプラネタリギヤを潤滑するものが案出されている(特許文献1参照)。また、このようなサンギヤの油孔からオイルを供給するものにおいて、キャリヤに該サンギヤと軸方向にオーバーラップする油溜め部材を設け、サンギヤの油孔から飛散したオイルを集めてピニオンギヤに供給するものも案出されている(特許文献2参照)。
特開2008−157470号公報 特開平2−72243号公報
しかしながら、上記特許文献1および2の変速機構のように、サンギヤの歯底に設けた油孔から供給されるオイルによってプラネタリギヤを潤滑すると、サンギヤが固定された場合に、この油孔からプラネタリギヤを潤滑するのに必要な量のオイルを十分、供給することが出来なくなる虞があった。
また、ピニオンギヤは、サンギヤの外周を公転しているため、この油孔が設けられたサンギヤの噛合歯と噛合する歯の周りだけが潤滑され、油孔間のサンギヤの噛合歯と噛合する歯周りとの間に潤滑性能の偏りが生じてしまうと共に、潤滑性能を向上させようと上記油孔の数を増やすと、加工コストが増大してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、キャリヤの側板を挟んでピニオンギヤとは反対側のオイルを捕集し、この捕集したオイルをピニオンギヤの歯面に供給するオイルレシーバをキャリヤに一体に取付けることにより、上記課題の少なくとも1つを解決した変速機構の潤滑構造を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、サンギヤ(5)の周りを自転しながら公転するピニオンギヤ(6a,6b)を、ピニオンシャフト(10,11)を介してキャリヤ(9)により支持するプラネタリギヤ(DP)を備えた変速機構の潤滑構造において、
前記キャリヤ(9)の側板(9a,9b)を挟んで前記ピニオンギヤ(6a,6b)とは反対側にて内径側から飛散されるオイルを捕集する捕集部(41)と、前記捕集部(41)によって捕集されたオイルを案内する案内部(42)と、を有し、前記キャリヤ(9)に一体に取付けられたオイルレシーバ(40)を備え、
前記案内部(42)が、前記キャリヤ(9)の側板(図1の9a、9b)を貫通して前記ピニオンシャフト(図1の1,図の1)の中心(図1のX,図3のY)よりも内径側で開口し、前記ピニオンギヤ(例えば図1の6b、図3の6a,6b)の歯面(例えば図1の6b,図3の6a,6b)にオイルを供給する、
ことを特徴とする変速機構の潤滑構造にある。
請求項2に係る発明は、前記オイルレシーバ(40)に隣接して油圧サーボ(21)が配置されたクラッチ(C−4)を備え、
前記オイルレシーバ(40)の捕集部(41)は、前記クラッチ(C−4)の油圧サーボ(21)を通過したオイルを捕集してなる
ことを特徴とする請求項1記載の変速機構の潤滑構造にある。
請求項3に係る発明は、前記オイルレシーバ(40)は、前記クラッチ(C−4)の油圧サーボ(21)と、前記キャリヤ(9)との間隔を維持するスペーサである、
ことを特徴とする請求項2記載の変速機構の潤滑構造にある。
請求項4に係る発明は、前記オイルレシーバ(40)の案内部(42)は、前記キャリヤ(9)のオイルレシーバ(40)が取付けられた側の側板(9a)から他方側の側板(9b)へと前記ピニオンギヤ(6a)に並列するように延設され、前記ピニオンギヤ(6a)の歯面に沿った複数箇所で開口する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造にある。
請求項5に係る発明は、前記ピニオンギヤ(6a,6b)は、噛合歯(6a,6b)が傾斜して螺旋状に形成されたはすば歯車であると共に、一方向に自転するように回転駆動されてなり、
前記オイルレシーバ(40)の案内部(42)は、前記一方向の自転(B,C)に基づき、前記ピニオンギヤ(6a,6b)の螺旋状の噛合歯(6a,6b)に沿って流れるオイルの移動方向上流側に開口部(42a)を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造にある。
請求項6に係る発明は、前記プラネタリギヤ(DP)は、前記キャリヤ(9)が一方向に回転駆動されてなると共に、前記サンギヤ(5)と噛合する第1ピニオンギヤ(6a)と、リングギヤ(7)と噛合する第2ピニオンギヤ(6b)とを一組とするダブルピニオン式のプラネタリギヤであり、
前記案内部(42)は、前記第1ピニオンギヤ(6a)よりも前記キャリヤ(9)の回転方向前方側で、前記第1ピニオンギヤ(6a)に近接して配置されてなる、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造にある。
請求項7に係る発明は、前記サンギヤ(5)は、固定して使用されてなる、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明によると、キャリヤにオイルレシーバを一体に取付けたことにより、サンギヤの周りを公転するピニオンギヤの歯面に対して、常にオイルレシーバにより捕集したオイルを供給することができる。また、オイルレシーバは、キャリヤの側板を挟んでピニオンギヤとは反対側にて内径側から飛散したオイルを捕集するため、サンギヤが固定されても十分な量のオイルをピニオンギヤに供給することができる。更に、サンギヤの歯底に油孔を穿設する必要がないため、加工コストを低減することができる。
請求項2に係る発明によると、隣接したクラッチの油圧サーボを通過したオイルをオイルレシーバにより捕集することにより、ギヤの噛合によって発熱していない比較的温度の低いオイルによってピニオンギヤを潤滑することができ、冷却性能を向上させることができる。
請求項3に係る発明によると、オイルレシーバを、隣接したクラッチの油圧サーボとキャリヤとの間隔を維持するスペーサとしても兼用することによって、部品点数を少なくし、コストダウンを図ることができる。
請求項4に係る発明によると、オイルレシーバの案内部を、ピニオンギヤに沿って長く形成し、その中途部の複数箇所で開口することによって、ピニオンギヤの歯面全体に均一にオイルを供給することができる。
請求項5に係る発明によると、一定方向に回転駆動されるピニオンギヤをはすば歯車により形成し、ピニオンギヤの歯面上を流れるオイルの流動方向を一定にすると共に、このオイル流動方向の上流側にオイルレシーバの案内部の開口部を設けたことにより、流動方向にそってピニオンギヤの歯面全体にオイルを供給することができる。
請求項6に係る発明によると、ダブルピニオン式のプラネタリギヤにおいて、リングギヤと噛合する第1ピニオンギヤよりも、キャリヤの回転方向前方側にオイルレシーバの案内部を設けたことにより、この案内部の開口部から飛散したオイルを、慣性力によって効率よく第1ピニオンギヤの歯面に掛かることができると共に、このオイルを、第1ピニオンギヤを介してサンギヤ及び第2ピニオンギヤの歯面にも供給することができる。
請求項7に係る発明によると、サンギヤが固定された場合であっても、オイルレシーバは、ピニオンギヤとはキャリヤの側板を挟んで反対側からオイルを捕集して、ピニオンギヤに供給することができる。
(a)本発明の第1の実施形態に係る変速機構のプラネタリギヤの正面図、(b)本発明の第1の実施形態に係る変速機構の側面図。 (a)本発明の第1の実施形態に係るオイルレシーバの正面図、(b)本発明の第1の実施形態に係るオイルレシーバの側面図、(c)本発明の第1の実施形態に係るオイルレシーバの背面図。 (a)本発明の第2の実施形態に係る変速機構のプラネタリギヤの正面図、(b)本発明の第2の実施形態に係るオイルレシーバの取付状態を示す要部拡大図。 本発明の第2の実施形態に係るピニオンギヤの歯面を流れるオイルの流れを示す模式図。
<第1の実施の形態>
以下、本発明に係る第1の実施の形態を図面に沿って説明する。なお、以下の説明中において、前後左右及び上下の方向は、自動変速機が車輌に搭載された際の向きを基準とすると共に、回転方向前方側とは回転の進行方向前側を意味し、回転方向後方側とは回転の進行方向後側、即ち回転上流側を意味する。また、クラッチ及びブレーキという言葉は、それぞれ摩擦板(外摩擦板及び内摩擦板)と、これらを接断させる油圧サーボとを含めた意味で使用する。
図1(b)に示すように、変速機構1は、FRタイプ(フロントエンジン、リヤドライブ)の車輌に用いて好適な8段変速の自動変速機の変速機構であり、矢示F方向が車輌前方側、矢示R方向が車輌後方側になるように車輌に搭載される。この変速機構1は、不図示のエンジンに接続し得る自動変速機の入力軸3を中心として、サンギヤ5、ピニオンギヤ6a,6b、リングギヤ7及びキャリヤ9が所定の関係で径方向に配置されたプラネタリギヤDPを有しており、プラネタリギヤDPの前方側にはキャリヤ9を介して入力軸3からの入力回転を伝達する入力回転伝達クラッチである第4クラッチC−4が、プラネタリギヤDPの外径側には減速回転を伝達する減速回転伝達クラッチである第3クラッチC−3がそれぞれ近接して配置されている。
上記プラネタリギヤDPは、サンギヤ5と噛合する第1ピニオンギヤ6aと、該第1ピニオンギヤ6a及びリングギヤ7と噛合する第2ピニオンギヤ6bと、を一組としてキャリヤ9に支持するダブルピニオン式のプラネタリギヤであり、キャリヤ9は、これら第1ピニオンギヤ6a及び第2ピニオンギヤ6bのピニオンシャフト10,11を回転自在に支持する前部側板9a及び後部側板9bと、これら環状に形成された前後の側板9a,9b間を連結するブリッジ9cとから形成されている。なお、第1ピニオンギヤ6a及び第2ピニオンギヤ6bは、それぞれの噛合歯6a,6bが傾斜して螺旋状に形成されたはすば歯車からなり、本明細書では、それらはすば歯車の表面を歯面6a,6bという。
上記後部側板9bは、ピニオンギヤ6a,6bの後方側(図1(b)中R側)で径方向に延設された入力軸3のフランジ部3aに固設されており、キャリヤ9は入力軸3と一体に回転するように構成されている。また、前部側板9aには、外周から前方側(図1(b)中F側)に延びる第4クラッチC−4のハブ部9dが形成されている。
キャリヤ9の内径側では、サンギヤ5が、入力軸3の外周面に被嵌されるとともに前方に延びるスリーブ部材12に固定されている。このスリーブ部材12は、ミッションケースの隔壁部材の後面における内径側から後方に延びるボス部14の内周面に一体的に固定されており、広義としてボス部14の一部となっている。つまりサンギヤ5はボス部14に対して回転不能に固定されている。
一方、リングギヤ7は、その外周面に第3クラッチC−3の内摩擦板13がスプライン嵌合していると共に、その内周面の後端部に第1クラッチのクラッチドラムを形成する支持部材15がスプライン嵌合することにより支持されている。
ついで、第4クラッチC−4の構成について詳しく説明をする。第4クラッチC−4は、キャリヤ9の前部側板9aに一体に形成された上記ハブ部9dにスプライン嵌合された内摩擦板16と、第3クラッチC−3のピストン部材19の内径側で軸方向に延設されたドラム部20にスプライン嵌合された外摩擦板17と、これらの摩擦板16,17を係脱させる油圧サーボ21と、を有しており、該油圧サーボ21は、キャリヤ9の前部側板9aに隣接して配置されている。
上記油圧サーボ21は、クラッチドラム20と、ピストン部材22と、キャンセルプレート23と、リターンスプリング25とを有しており、これらにより油室6及びキャンセル油室27を構成している。クラッチドラム20は、内径側から外径側に延びるフランジ部20aと、このフランジ部20aの外周から後方に延びるドラム部20bとを有している。フランジ部20は、内径側の基端部が、第3クラッチC−3のクラッチドラムの一部であるハブ部24にスプライン嵌合している。
ピストン部材22は、クラッチドラム20のフランジ部20aの後方に前後方向移動可能に配置されており、3本のシールリング29a,29b,29cにより、クラッチドラム20との間に、油密状の油室26を構成している。また、キャンセルプレート23は、上述のハブ部24に嵌合されたスナップリング28によって後側への移動が阻止されている。キャンセルプレート23は、その前方に配置されたピストン部材22との間に、リターンスプリング25が縮設されるとともに、2本のシールリング29c,29dにより油密状のキャンセル油室27を構成している。
ついで、変速機構1の油路構造(潤滑構造)について説明をする。入力軸3は、後端から前方に向けて穿設された油路a1,a2を有しており、油路a2は方向の油路c1,c2,c3により、それぞれ入力軸3の外周面と連通している。また、隔壁部材のボス部14には、前方側から油路b1が穿設されており、該油路b1は、ボス部14及びクラッチドラム20のフランジ部20aに穿設され、油室26と連通する油路b2,b3及び、該油路b2の後方側でボス部14及びハブ部2に穿設され、キャンセル油室27と連通する油路b4,b5と接続している。
また、キャリヤ9の後部側9bには、ピニオンシャフト10,11のニードルベアリング30,31及びリングギヤ7に潤滑油(オイル)を供給するための油路d1が穿設されており、油路d1は、第1及び第2のピニオンギヤ6a,6bのピニオンシャフト10,11に穿設された油路d2,d3と連通している。
不図示のオイルポンプにより発生した油圧に基づき潤滑油がボス部14内の油路に供給されると、この潤滑油は入力軸3の油路a2に供給されると共に、入力軸3の回転による遠心力によって、油路c1〜c3から外径側に飛散する。そして、油路c1から供給された潤滑油は、スリーブ部材12に設けられた油孔c4を介してキャリヤ9の前部側板9aと第1ピニオンギヤ6aとの間へと飛散し、第1ピニオンギヤ6aのピニオンシャフト10とニードルベアリング30との間を前方側から潤滑する。
また、油路c2から供給された潤滑油は、サンギヤ5及び入力軸3のフランジ部3aとの間を通ってキャリヤ9の後部側壁9bに穿設された油路d1へと供給される。そして、この油路d1に供給された潤滑油は、ピニオンシャフト10,11の中心に穿設された油孔d2,d3及び、その中央部にて外周に開口した油路d4,d5を介して、ニードルベアング30,31に供給される。更に、このニードルベアリング30,31を潤滑した潤滑油は、ニードルベアリング30,31の転送面を伝わって、第2ピニオンギヤ6bがリングギヤ7と噛合うために形成されたキャリヤ9の切欠き部33において、第2ピニオンギヤ6bとキャリヤ9の後部側板9bとの隙間部35からリングギヤ7へと供給され、リングギヤ7を潤滑する。
一方、オイルポンプにより発生した油圧に基づき、不図示の油圧制御装置において、第1クラッチ、第2クラッチ、第3クラッチC−3、第4クラッチC−4、第1ブレーキ、第2ブレーキ、及びロックアップクラッチの係合油圧が油圧制御されて発生し、第4クラッチC−4の係合用の作動油(オイル)がボス部14内の油路b1に供給されると、油路b2,b3を介して、第4クラッチC−4の油室26に供給される。そして、作動油が油室26に供給されると、ピストン部材22が後方側に押圧され、第4クラッチC−4が係合する。また、油路b1に供給された作動油は、クラッチドラム20の回転に伴う遠心力によって、上述した油路b4,b5を介してキャンセル油室27へと供給される。
ついで、オイルレシーバ40について説明をする。図1及び図2に示すように、オイルレシーバ40は、環状に形成された樹脂部材であり、取付け状態において後方側となる裏面には、円周上の4箇所において、内径側から飛散したオイルを捕集する捕集部41と、捕集部41が捕集したオイルを案内する案内部42と、が形成されている。
上記案内部42は、円筒状に形成された突起部となっており、キャリヤ9の回転方向A前部内径側が切欠いて形成されていると共に、この案内部42がキャリヤ9の前部側板9aに穿設された貫通孔43に嵌挿されることにより、オイルレシーバ40は、第4クラッチC−4のキャンセルプレート23との間において、キャリヤ9(前部側板9a)に一体に取付けられている。
また、捕集部41は、この案内部4の切欠き部を基端として、オイルレシーバ40の内周縁に沿って形成された溝であり、より多くのオイルを捕集することができるように、その径方向の幅が、キャリヤ9の回転方向Aの前方側に行くほど、狭くなるようなっている。即ち、キャリヤ9の回転方向Aに対して、捕集部41がオイルを迎えに行く形状となっている。
更に、捕集部41の外径側には、凹部45が形成されていると共に、オイルレシーバ40の表面には、複数の溝部46が内径側から外径側に向かって形成されており、これら凹部45及び溝部46によって、オイルレシーバ40によって捕集したオイルを一定量、外径側へと逃がし、第4クラッチC−4の摩擦板16,17を潤滑するように形成されている。
一方、この案内部42が嵌挿される貫通孔43は、第2ピニオンギヤ6bの中心Xよりも、キャリヤ9の内径側かつ、キャリヤ9の回転方向前方側に形成されているため、オイルレシーバ40は、キャリヤ9の前部側板9aを挟んでピニオンギヤ6a,6bとは反対側の車輌前方側において、第4クラッチC−4のキャンセルプレート23の基部(孔部)23aから飛散するオイルを捕集部41で捕集すると、前部側板9a側から後部側板9b側へと延設された案内部42によって、前部側板9aを貫通してプラネタリギヤDP側へと案内すると共に、第2ピニオンギヤ6bのキャリヤ9の回転方向前部において開口して案内したオイルを飛散させる。すると、この案内部42から飛散したオイルは、キャリヤ9の回転による遠心力及び慣性力により、第2ピニオンギヤ6bの歯面6bに向かって飛散し、ピニオンギヤ6bの歯面6bを冷却すると共に潤滑する。
このように、オイルレシーバ40を前部側板9aと第4クラッチC−4との間で前部側板9aに一体に取付けることによって、オイルレシーバ40を、第4クラッチC−4のキャンセルプレート23とキャリヤ9との間の間隔を維持するスペーサとして使用することが出来ると共に、プラネタリギヤDPとは前部側板9aを挟んだ反対側において、第4クラッチC−4の油圧サーボ21を通過したオイル、つまり第4クラッチC−4のキャンセル油室27からのギヤの噛合いにより発熱していない比較的冷たいオイルを捕集することができる。更に、オイルレシーバ40は、第4クラッチC−4の油圧サーボ21を通ったオイルを捕集するため、サンギヤ5が固定であっても必要量のオイルを捕集することができる。
また、この第4クラッチC−4の油圧サーボ21を通ったオイルを、案内部42によって、プラネタリギヤDP側へと案内し、第2ピニオンギヤ6bのピニオンシャフト11の中心(軸心)Xよりも内径側かつ、キャリヤ9の回転方向前方側で第2ピニオンギヤ6bに近接した位置で飛散させることによって、キャリヤ9の回転による遠心力及び慣性力により、第2ピニオンギヤ6bの歯面6bに向かってオイルを飛散させることが出来ると共に、第2ピニオンギヤ6bがサンギヤ5上を公転しても、それに沿ってオイルレシーバ40も移動するため、第2ピニオンギヤ6bの歯面6bに、常にオイルを供給することができる。
更に、オイルレシーバ40は、樹脂によって形成されているため、射出成形などにより容易に成形することができ、加工コストが安く、スペーサと共用部品としたこととも相俟って、コストダウンを図ることができる。
<第2の実施の形態>
ついで、上記第1の実施の形態を一部変更した第2の実施の形態について、図3及び図4に従って説明をする。この第2の実施形態は、オイルレシーバ40の案内部42の形状および取付け位置を第1の実施形態から変更したものであり、図3(a)に示すように、案内部42を嵌挿するキャリヤ9の貫通孔43が、第1ピニオンギヤ6aのピニオンシャフト10の中心(軸心)Yよりも内径側かつ、キャリヤ9の回転方向前方側にて、該第1ピニオンギヤ6aに近接して設けられている。
また、図3(b)に示すように、上記案内部42は、第1ピニオンギヤ6aの歯面と並列して後方側に長く延設して設けられており、前部側板9側から貫通孔43に嵌挿されると共に、その先端部が後部側板9b(即ち、オイルレシーバが取付けられた側の側板から他方側の側板)に穿設された孔部50に嵌挿されて支持されている。更に、この円筒状に形成された案内部42は、第1ピニオンギヤ6aの歯面の前方部、中央部、後方部において、それぞれ外周(外径側)に複数箇所で開口する開口部42a,42b,42cが形成されており、第1ピニオンギヤ6aの歯面6aに対して均一にオイルが飛散するように形成されている。
ついで、ピニオンギヤ上のオイルの流れについて説明をする。図4に示すように、第1ピニオンギヤ6a及び第2ピニオンギヤ6bは、それぞれの噛合歯6a,6bが傾斜して螺旋状に形成されたはすば歯車であり、入力軸3(エンジン)からキャリヤ9に入力される入力回転が一方向であり、かつサンギヤ5の回転が固定されているため、これら第1及び第2ピニオンギヤ6a,6bは、互いに自転方向B,C、公転方向Aのどちらも、一方向に回転駆動される。
すると、これらピニオンギヤ6a,6b上に案内部42から供給されたオイルは、このピニオンギヤ6a,6bの自転方向B,C及び噛合歯6a,6bの捩れ方向に基づいて、キャリヤ9の後部側板9b側(図4中R側)から前部側板9a側(図4中F側)へと向けて歯面上をオイルが流れ、オイルの流動方向D,Eが生じる。
上記オイルレシーバ40の案内部42は、このオイルの流動方向上流側(移動方向上流側)である後部側板9b側に、開口部42aを形成しており、このオイルの流動方向にそって、上流側から下流側に亘って第1ピニオンギヤ6aの歯面6aをまんべんなく、均一に潤滑することができるように構成している。
そして、この十分に潤滑された第1ピニオンギヤ6aの歯面がサンギヤ5の歯面と噛合することにより、サンギヤ5をもムラ無く潤滑及び冷却することができる。また、第1ピニオンギヤ6aよりも外径側に位置している第2ピニオンギヤ6bの歯面についても、ムラ無く効率的に潤滑及び冷却をすることができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態では、キャリヤ9の後部側板9b側をオイルの流動方向上流側にしたが、第1及び第2のピニオンギヤ6a,6bの噛合歯6a,6bの傾斜を逆側にして、前部側板9a側をオイルの流動方向上流側にしても良い。また、本発明は、FR式の自動変速機だけではなく、FF式の自動変速機は、もちろんのこと、無段変速機やハイブリッド駆動装置の変速機構に適用しても良い。なお、この変速機構とは、無段変速機の前後進切換え機構やハイブリッド駆動装置の動力分配機構をも含む概念である。
更に、本発明は、ダブルピニオン式のプラネタリギヤではなく、シングルピニオン式のプラネタリギヤに適用しても勿論良いと共に、ラビニオ式のプラネタリギヤやシンプソン式のプラネタリギヤの適用しても好適である。
5 サンギヤ
6a 第1ピニオンギヤ
6b 第2ピニオンギヤ
6a 噛合歯
6b 噛合歯
6a 歯面
6b 歯面
9 キャリヤ
9a 取付け側の側板(前部側板)
9b 他方側の側板(後部側板)
10 ピニオンシャフト
11 ピニオンシャフト
X ピニオンシャフトの中心
Y ピニオンシャフトの中心
21 油圧サーボ
40 オイルレシーバ
41 捕集部
42 案内部
42a 開口部
C−4 第4クラッチ
B 第1ピニオンギヤの自転方向
C 第2ピニオンギヤの自転方向

Claims (7)

  1. サンギヤの周りを自転しながら公転するピニオンギヤを、ピニオンシャフトを介してキャリヤにより支持するプラネタリギヤを備えた変速機構の潤滑構造において、
    前記キャリヤの側板を挟んで前記ピニオンギヤとは反対側にて内径側から飛散されるオイルを捕集する捕集部と、前記捕集部によって捕集されたオイルを案内する案内部と、を有し、前記キャリヤに一体に取付けられたオイルレシーバを備え、
    前記案内部が、前記キャリヤの側板を貫通して前記ピニオンシャフトの中心よりも内径側で開口し、前記ピニオンギヤの歯面にオイルを供給する、
    ことを特徴とする変速機構の潤滑構造。
  2. 前記オイルレシーバに隣接して油圧サーボが配置されたクラッチを備え、
    前記オイルレシーバの捕集部は、前記クラッチの油圧サーボを通過したオイルを捕集してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の変速機構の潤滑構造。
  3. 前記オイルレシーバは、前記クラッチの油圧サーボと、前記キャリヤとの間隔を維持するスペーサである、
    ことを特徴とする請求項2記載の変速機構の潤滑構造。
  4. 前記オイルレシーバの案内部は、前記キャリヤのオイルレシーバが取付けられた側の側板から他方側の側板へと前記ピニオンギヤに並列するように延設され、前記ピニオンギヤの歯面に沿った複数箇所で開口する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造。
  5. 前記ピニオンギヤは、噛合歯が傾斜して螺旋状に形成されたはすば歯車であると共に、一方向に自転するように回転駆動されてなり、
    前記オイルレシーバの案内部は、前記一方向の自転に基づき、前記ピニオンギヤの螺旋状の噛合歯に沿って流れるオイルの移動方向上流側に開口部を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造。
  6. 前記プラネタリギヤは、前記キャリヤが一方向に回転駆動されてなると共に、前記サンギヤと噛合する第1ピニオンギヤと、リングギヤと噛合する第2ピニオンギヤとを一組とするダブルピニオン式のプラネタリギヤであり、
    前記案内部は、前記第1ピニオンギヤよりも前記キャリヤの回転方向前方側で、前記第1ピニオンギヤに近接して配置されてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造。
  7. 前記サンギヤは、固定して使用されてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の変速機構の潤滑構造。
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