JP5138019B2 - パーキングブレーキのイコライザ装置 - Google Patents

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Description

本発明はパーキングブレーキのイコライザ装置に係り、特に、イコライザ本体からの出力部材の離脱を防止する合成樹脂部材を有するイコライザ装置の製造コストを低減する技術に関するものである。
左右の車輪のブレーキ装置に連結された一対の出力部材がそれぞれ係止される一対の係止部が入力部を挟んで対称的に設けられており、パーキングブレーキを作動させるための引張力がその入力部に加えられると、その入力部を支点として揺動可能な状態で前記一対の出力部材を引っ張って前記ブレーキ装置を作動させるパーキングブレーキのイコライザ装置が知られている。特許文献1に記載の装置はその一例で、平行な一対の側板が背板を介してU字状に接続されたイコライザ本体と、そのイコライザ本体の内側に一体的に配設される合成樹脂部材とを備えており、その合成樹脂部材に設けられたゲート部の弾性変形でイコライザ本体内への出力部材の挿入が許容されるとともに、元の形状に復帰することで出力部材の抜け出しが防止されるようになっている。
特開2006−207762号公報
ところで、このような従来のイコライザ装置においては、イコライザ本体の背板にフランジが設けられ、そのフランジに合成樹脂部材のストッパ爪が弾性的に係止されることにより、合成樹脂部材がイコライザ本体に組み付けられるようになっている。このため、イコライザ本体にフランジを設けるための曲げ加工等が必要で、その分だけ製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、イコライザ本体に対する出力部材の組み付け性を損なうことなくイコライザ本体と合成樹脂部材との組付構造を改良して製造コストを低減することにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、左右の車輪のブレーキ装置に連結された一対の出力部材がそれぞれ係止される一対の係止部が入力部を挟んで対称的に設けられており、パーキングブレーキを作動させるための引張力がその入力部に加えられると、その入力部を支点として揺動可能な状態で前記一対の出力部材を引っ張って前記ブレーキ装置を作動させるパーキングブレーキのイコライザ装置であって、(a) 平行な一対の側板が背板を介してU字状に接続されたイコライザ本体と、そのイコライザ本体の内側に一体的に配設される合成樹脂部材とを備えており、且つ、(b) 前記イコライザ本体は、(b-1) 前記背板に設けられて、前記出力部材と前記ブレーキ装置とを連結している連結具が外部へ延び出すことを許容するとともにその出力部材の通過を阻止する一対の係止穴と、(b-2) 前記一対の側板の一方の第1側板に前記一対の係止穴に対応して設けられ、前記一対の出力部材を前記U字状の内側へ挿入することができる一対の挿入穴と、(b-3) その挿入穴と前記係止穴とを繋ぐように、前記第1側板と前記背板とに跨がって設けられ、前記連結具を挿入できる一対のスリットと、を有し、(b-4) 前記背板のうち前記係止穴が設けられた部分が前記係止部として機能するようになっている一方、(c) 前記合成樹脂部材は、(c-1) 前記第1側板の前記U字状における内側に位置する内側面に対向するように、その第1側板と平行に配設される略平板状を成しているとともに、(c-2) 前記一対の挿入穴をそれぞれ部分的に閉塞するように設けられ、弾性変形によって前記出力部材の挿入を許容するとともに元の形状に復帰することによりその出力部材がその挿入穴から抜け出すことを防止する一対のゲート部と、(c-3) 前記第1側板の外端縁よりも外側から前記内側面と反対側の外側面方向へ突き出してその外側面に係止される係止爪と、を有し、(c-4) その係止爪によって前記イコライザ本体に取り付けられることを特徴とする。
第2発明は、第1発明のパーキングブレーキのイコライザ装置において、(a) 前記係止爪は、前記第1側板の前記背板と平行な幅方向の両側の側端縁においてそれぞれ前記外側面に係止されるように複数設けられているとともに、(b) 前記イコライザ本体の前記一対の側板のうち前記第1側板と反対側の第2側板は、前記背板からの突出寸法がその第1側板よりも短く、そのイコライザ本体がJ字形状を成していることを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明のパーキングブレーキのイコライザ装置において、前記合成樹脂部材は、前記第1側板に設けられた位置決め穴内に嵌合される位置決め突起と、その第1側板の突出方向の先端縁に係止される回り止め突起とを一体に備えていることを特徴とする。
このようなパーキングブレーキのイコライザ装置においては、合成樹脂部材のゲート部を弾性変形させつつイコライザ本体の挿入穴内に出力部材を挿入するとともに、その出力部材から延び出す連結具をスリット内に挿入し、相対的に背板側へ移動させて出力部材を係止穴に着座させれば良い。その場合に、出力部材が挿入穴内に挿入されてゲート部が元の形状に復帰すると、出力部材が挿入穴から抜け出すことが防止されるため、ゲート部を弾性変形させつつ出力部材を挿入穴内に挿入して組み付けるだけで、イコライザ装置に対する出力部材の係止状態が良好に維持され、出力部材と連結する組付作業を容易に行うことができる。
一方、上記ゲート部を有する合成樹脂部材は、第1側板の内側面に対向するように配設される略平板状を成しているとともに、係止爪がその第1側板の外端縁よりも外側から外側面方向へ突き出してその外側面に係止されることにより、イコライザ本体に取り付けられるようになっている。このため、合成樹脂部材を係止するためのフランジ等をイコライザ本体側に設ける必要がなく、製造コストが低減される。合成樹脂部材に係止爪を設ける必要があるが、一体成形により簡単に設けることができるため、全体として製造コストを低減できる。
第2発明では、複数の係止爪が第1側板の幅方向の両側の側端縁においてそれぞれ外側面に係止されるように設けられ、第1側板を長手方向(幅方向)から挟み込むようにして固定されるため、部材同士の合わせ寸法が安定し、合成樹脂部材をイコライザ本体に対して確実に取り付けることができる。また、イコライザ本体の第2側板は背板からの突出寸法が第1側板よりも短く、イコライザ本体がJ字形状を成しているため、第2側板が短い分だけ軽量化を図ることができるとともに、合成樹脂部材をイコライザ本体の第1側板に組み付ける際の作業性が向上し、作業コストが低減される。
第3発明では、合成樹脂部材が位置決め突起および回り止め突起を一体に備えており、位置決め突起は第1側板に設けられた位置決め穴内に嵌合され、回り止め突起は第1側板の突出方向の先端縁に係止されるため、簡易な構成で合成樹脂部材のイコライザ本体に対するがたつきを確実に抑制できる。
本発明の一実施例であるパーキングブレーキのイコライザ装置にプルロッドが取り付けられた状態を示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) の右方向から見た右側面図、(c) は(a) の下方から見た底面図、(d) は(c) のID部の拡大図である。 図1のイコライザ装置を分解して示す図で、図1(a) に対応する正面図である。 図1のイコライザ装置を分解して示す図で、図1(b) に対応する右側面図である。 図1のイコライザ装置からプルロッドを外した状態で、(a) は図1(a) の裏側から見た背面図、(b) は(a) の右方向から見た側面図である。 図1のイコライザ装置とパーキングブレーキケーブルとを連結する際の作業を説明する図である。 図1のイコライザ装置にパーキングブレーキケーブルが連結された状態を示す図で、(a) はイコライザ本体の一部を切り欠いた正面図、(b) は(a) の右方向から見た右側面図、(c) は(a) の下方から見た底面図である。 本発明の他の実施例を示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) の右方向から見た右側面図である。
前記イコライザ本体は、例えば金属板材に打ち抜き加工や穴明け加工、曲げ加工等のプレス加工を行なって製作することが望ましい。合成樹脂部材は、イコライザ本体の第1側板の内側面に向かって略垂直に押圧されることにより、複数の係止爪が第1側板の外端縁と係合して外側へ弾性変形しつつ外側面方向へ進行してその外側面に係止され、ワンタッチで抜け出し不能に組み付けられるようにすることが望ましい。合成樹脂部材を第1側板と平行にスライド移動させて係止爪を外側面に係止させるように構成することも可能である。
係止部(係止穴)に係止される出力部材は、例えばパーキングブレーキケーブルの端部に同心に一体的に取り付けられた円柱形状や球形状等の金属製のケーブルエンドなどであるが、ブレーキ装置に連結される連結具は必ずしもケーブルに限定されず、リンクなどでも良い。出力部材の係止穴に着座する部分は、揺動可能なように円弧形状或いは球面形状とすることが望ましい。
引張力が加えられる入力部は、その入力部を支点として揺動させられることから、凸円弧(部分円筒状など)や凹円弧(部分円筒状など)で構成することが望ましいが、円穴等に円柱形状の入力部材が軸心まわりの相対回動可能に連結されるようになっていても良いなど、揺動可能な種々の態様を採用できる。入力部には、例えばパーキングブレーキ操作装置(レバーやペダルなど)に機械的に連結された金属製のプルロッドやケーブルなどの入力部材が連結されるが、電動モータなどで電気的に引張力を発生させる場合にも適用され得る。
ゲート部は、少なくとも出力部材が係止穴に着座させられた状態で元の形状に復帰し、その出力部材の抜け出しを防止できれば良く、例えば円柱形状の出力部材が挿入穴内に完全に挿入されることにより、その出力部材との係合が解除されて直ちに元の形状に復帰する場合でも、出力部材が背板側へ移動させられる際に、その出力部材との係合が解除されることによって元の形状に復帰する場合でも良い。
上記ゲート部が出力部材の抜け出しを防止する態様は、例えばゲート部が挿入穴を部分的または全面的に塞ぐことにより、出力部材がその挿入穴から抜け出すことを防止するように構成されるが、出力部材が後退(係止穴から離間する方向の移動)する際にゲート部に当接し、それ以上の後退が阻止されて挿入穴からの抜け出しが防止されるようにすることもできる。
係止爪は、例えば第1側板の幅方向の側端縁において外側面に係止されるように1または複数設けられるが、第1側板の先端縁において外側面に係止されるように1または複数設けることもできる。側端縁側および先端縁側の両方に設けることも可能である。
第2発明では、イコライザ本体の第2側板の突出寸法が第1側板よりも短いが、他の発明の実施に際しては、第1側板および第2側板の突出寸法が略同じであっても良いなど、種々の態様が可能である。
合成樹脂部材には、例えば第1側板に設けられた位置決め穴内に嵌合される位置決め突起や、第1側板の先端縁に係止される回り止め突起が一体に設けられるが、上記位置決め穴および位置決め突起を複数組設けることもできるし、第1側板の側端縁に係止される回り止め突起を設けることも可能である。なお、これ等の位置決め突起や回り止め突起は必要に応じて設けられれば良い。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるイコライザ装置10に入力部材としてプルロッド16が取り付けられた状態を示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) の右方向から見た右側面図、(c) は(a) の下方から見た底面図、(d) は(c) のID部の拡大図である。図2および図3は、それぞれイコライザ装置10を分解して示す図で、図2は図1(a) に対応する正面図、図3は図1(b) に対応する右側面図である。図4は、イコライザ装置10からプルロッド16を外した状態で、(a) は図1(a) の裏側から見た背面図、(b) は(a) の右方向から見た側面図である。図5は、イコライザ装置10とパーキングブレーキケーブル26a、26bとを連結する際の作業を説明する図である。また、図6は、イコライザ装置10にパーキングブレーキケーブル26a、26bが連結された状態を示す図で、(a) はイコライザ本体12の上板20を切り欠いた正面図、(b) は(a) の右方向から見た右側面図、(c) は(a) の下方から見た底面図である。
イコライザ装置10は、金属製のイコライザ本体12と、合成樹脂により一体成形された合成樹脂部材14とを備えている。イコライザ本体12は、平行な一対の側板である下板18および上板20と、その下板18および上板20をU字状に接続する背板22とを一体に有し、例えば金属板材に曲げ加工や穴抜き加工等のプレス加工を施すことによって製作される。下板18および上板20はそれぞれ第1側板、第2側板に相当し、本実施例では背板22からの突出寸法が上板20よりも下板18の方が長く、図1(b) や図3に示す右側面図においてJ字形状を成している。上板20の突出寸法は、下板18の約半分である。
出力部材であるケーブルエンド24a、24bは、図6に示されるようにイコライザ本体12のU字形状の内側に収容されて連結され、それ等のケーブルエンド24a、24bには、それぞれ左右の車輪のブレーキ装置25a、25b(図5参照)に連結されたパーキングブレーキケーブル26a、26bが接続されている。パーキングブレーキケーブル26a、26bは連結具に相当し、図5に示すように車両のフロア27から車室内に引き込まれ、その端部に同心に取り付けられた円柱形状のケーブルエンド24a、24bがイコライザ装置10に連結されるようになっている。
上記イコライザ本体12の背板22には、その背板22の長手方向(図6(a) の左右方向)において略対称的な2位置に一対の係止穴28a、28bが設けられ、その係止穴28a、28bから前記パーキングブレーキケーブル26a、26bが外部に延び出している。前記ケーブルエンド24a、24bは円柱形状を成しているが、係止穴28a、28bはケーブルエンド24a、24bよりも小径で、それ等のケーブルエンド24a、24bは係止穴28a、28bに抜け出し不能に着座させられるようになっている。ケーブルエンド24a、24bのケーブル連結側の端部は球面形状を成しており、係止穴28a、28bに対して揺動可能に着座させられている。背板22のうち係止穴28a、28bが設けられた部分、すなわちケーブルエンド24a、24bが着座させられる部分は、係止部に相当する。
イコライザ本体12の下板18には、前記一対の係止穴28a、28bに対応する位置、具体的には中心線に対して対称的な位置であってその間隔(中心間距離)が係止穴28a、28bと同じ2箇所に一対の挿入穴30a、30bが平行に設けられ、前記一対のケーブルエンド24a、24bをイコライザ本体12の内側へ挿入できるようになっている。また、それ等の挿入穴30a、30bと前記係止穴28a、28bとを繋ぐように、下板18と背板22とに跨がって中心線と平行に一対のスリット32a、32bが設けられており、前記パーキングブレーキケーブル26a、26bを、それ等のスリット32a、32bからイコライザ本体12内に挿入できるようになっている。上板20は、上記挿入穴30a、30bの中間位置まで設けられており、ケーブルエンド24a、24bが上板20側へ脱落することを防止しつつ、できるだけ短くして軽量化されている。
また、イコライザ本体12の背板22のうち前記一対の係止穴28a、28bの間の中央部分には、図6(a) に示す正面図において円弧状に膨出する入力部34が設けられるとともに、その入力部34の中央には貫通穴36が形成され、前記プルロッド16のおねじ部38が挿通させられるようになっている。おねじ部38にはナット部材40が螺合され、そのナット部材40の平坦な着座面42が入力部34に当接させられることにより、前記ブレーキ装置25a、25bを作動させるための引張力がプルロッド16から加えられる。貫通穴36は図6(a) の左右方向に長い長穴で、プルロッド16との間に遊びを有し、イコライザ装置10は、ナット部材40と入力部34との当接部を支点として図6(a) の左右方向に揺動可能とされている。
プルロッド16は、図5に示すように、おねじ部38と反対側の端部に設けられた連結部43がパーキングブレーキ操作レバー44の連結ピン45に相対回動可能に連結され、そのパーキングブレーキ操作レバー44が支持軸46の右まわりに回動操作されることにより、図5の左方向へ移動させられる。これにより、互いに当接させられたナット部材40および入力部34を介してイコライザ装置10が図5の左方向へ引っ張られ、パーキングブレーキケーブル26a、26bを介して左右両輪のブレーキ装置25a、25bが作動させられる。その場合に、それ等のパーキングブレーキケーブル26a、26bからケーブルエンド24a、24bを介してイコライザ装置10に作用する反力が釣り合うように、ナット部材40と入力部34との当接部を支点としてイコライザ装置10が揺動させられ、両ブレーキ装置25a、25bが略等しいブレーキ力で作動させられる。
前記合成樹脂部材14は薄肉の略平板状を成しており、前記下板18の内側面すなわち上板20と相対向する側の面に対向するように、その下板18と平行に配設される。この合成樹脂部材14は、図1(a) および図2から明らかなように、下板18の先端縁に沿って配置される長板部50と、その長板部50の両端に設けられて下板18の幅方向の端縁である側端縁に沿って配置される一対の短板部52、54と、長板部50の中央部分に設けられた中央短板部56とを一体に有し、全体としてEの字形状を成している。一対の短板部52、54は、それぞれ前記挿入穴30a、30bの外側に配置されるとともに、それ等の挿入穴30a、30b側へ突き出して部分的に閉塞するゲート部58、60を備えている。ゲート部58、60は、前記ケーブルエンド24a、24bを挿入穴30a、30bからイコライザ本体12の内側へ挿入する際に弾性変形させられることにより、その挿入を許容する。また、ゲート部58、60の突出寸法は、円柱形状のケーブルエンド24a、24bの半径寸法よりも小さく、ケーブルエンド24a、24bが挿入穴30a、30b内に完全に挿入されると、ゲート部58、60は自身の弾性で元の形状に復帰し、ケーブルエンド24a、24bが挿入穴30a、30bから抜け出すことを阻止してイコライザ本体12内に保持する。
上記短板部52、54にはまた、ゲート部58、60と反対側すなわち下板18の側端縁から外側へはみ出した部分に係止爪62、64が設けられている。これ等の係止爪62、64は、下板18の側端縁よりも外側を通って反対側、すなわちイコライザ本体12の外側に位置する外側面18f側(図1(b) における右側で、図1(c) における下側)へ突き出し、その外側面18fに係止されて抜け出し不能に組み付けられる。係止爪62、64は弾性変形可能で、図3の丸付き数字「1」に示すように、合成樹脂部材14をイコライザ本体12の内側の下板18上へ挿入してから、その下板18へ向かって押圧することにより、係止爪62、64は下板18の側端縁と係合して外側へ弾性変性しつつ外側面18f方向へ進行し、その外側面18fに自動的に係止され、ワンタッチで組み付けることができる。図2、図3の丸付き数字「1」〜「3」は、それぞれ組付手順を表しており、合成樹脂部材14をイコライザ本体12に組み付けた後、プルロッド16を貫通穴36内に挿入してナット部材40を螺合することにより、図1の状態となる。
合成樹脂部材14の前記中央短板部56の裏面、すなわち下板18に対向する面側には、円筒形状の位置決め突起66が垂直に立設されており、下板18に設けられた位置決め穴68内に嵌合されることにより、合成樹脂部材14を下板18の所定位置に位置決めするようになっている。また、前記長板部50には、下板18の先端縁から外側へはみ出した部分に、前記外側面18f側へ突き出すように一対の回り止め突起70が設けられ、その下板18の先端縁に係止されることにより、合成樹脂部材14のがたつきが規制される。合成樹脂部材14には、その両面に所定の補強リブ72、74が設けられている。
このようなパーキングブレーキのイコライザ装置10においては、イコライザ本体12の下板18に一対の挿入穴30a、30bが平行に設けられているため、一対のパーキングブレーキケーブル26a、26bを連結する際には、合成樹脂部材14のゲート部58、60を弾性変形させつつそれ等の挿入穴30a、30b内に一対のケーブルエンド24a、24bを挿入するとともに、そのケーブルエンド24a、24bから延び出すパーキングブレーキケーブル26a、26bを各スリット32a、32b内に挿入し、その状態でパーキングブレーキケーブル26a、26bを引っ張るなどして、相対的にケーブルエンド24a、24bを背板22側へ移動させて係止穴28a、28bに着座させれば良く、パーキングブレーキケーブル26a、26bを連結する組付作業を容易且つ迅速に行なうことができる。
具体的には、予めプルロッド16が組み付けられたイコライザ装置10を、図5に示すようにプルロッド16を介してパーキングブレーキ操作レバー44に連結し、その後、車両のフロア27から車室内へ引き込まれたケーブルエンド24a、24bを、挿入穴30a、30b内に押し込んで連結すれば良い。その場合に、挿入穴30a、30bは、イコライザ本体12の下板18に平行に設けられているため、ケーブルエンド24a、24bを略平行に並べた状態でイコライザ装置10を押圧することにより、それ等のケーブルエンド24a、24bを同時に一対の挿入穴30a、30b内に挿入して簡単に組み付けることができる。
また、ケーブルエンド24a、24bが挿入穴30a、30b内に完全に挿入されると、合成樹脂部材14のゲート部58、60が元の形状に復帰し、ケーブルエンド24a、24bが挿入穴30a、30bから抜け出すことが阻止されるため、ゲート部58、60を弾性変形させつつケーブルエンド24a、24bを挿入穴30a、30b内に挿入して組み付けるだけで、イコライザ装置10に対するケーブルエンド24a、24bの係止状態が良好に維持される。
一方、上記ゲート部58、60を有する合成樹脂部材14は、下板18の内側面に対向するように配設される略平板状を成しているとともに、一対の係止爪62、64がその下板18の外端縁よりも外側から外側面18f方向へ突き出してその外側面18fに係止されることにより、イコライザ本体12に取り付けられるようになっている。このため、合成樹脂部材14を係止するためのフランジ等をイコライザ本体12側に設ける必要がなく、製造コストが低減される。合成樹脂部材14に係止爪62、64を設ける必要があるが、一体成形により簡単に設けることができるため、全体として製造コストを低減できる。
また、本実施例では、一対の係止爪62、64が下板18の幅方向の両側の側端縁においてそれぞれ外側面18fに係止されるように設けられており、下板18を長手方向(幅方向)から挟み込むようにして固定されるため、部材同士の合わせ寸法が安定し、合成樹脂部材14をイコライザ本体12に対して確実に取り付けることができる。
また、イコライザ本体12の上板20は背板22からの突出寸法が下板18の半分程度と短く、イコライザ本体12がJ字形状を成しているため、上板20が短い分だけ軽量化を図ることができるとともに、合成樹脂部材14をイコライザ本体12の下板18に組み付ける際に、下板18の半分程度が上板20よりも突き出していることから作業性が向上し、作業コストが低減される。
また、合成樹脂部材14が位置決め突起66および回り止め突起70を一体に備えており、位置決め突起66は下板18に設けられた位置決め穴68内に嵌合され、回り止め突起70は下板18の先端縁に係止されるため、簡易な構成で合成樹脂部材14のイコライザ本体12に対するがたつきを確実に抑制できる。
なお、上記実施例ではイコライザ本体12の上板20の突出寸法が下板18よりも短く、側面形状が非対称のJ字形状を成していたが、図7に示すイコライザ装置80のように、上板20の突出寸法が下板18と略同じ寸法の側面形状が対称的なU字形状のイコライザ本体82を採用することもできる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
10、80:イコライザ装置 12、82:イコライザ本体 14:合成樹脂部材 18:下板(第1側板) 18f:外側面 20:上板(第2側板) 22:背板 24a、24b:ケーブルエンド(出力部材) 26a、26b:パーキングブレーキケーブル(連結具) 28a、28b:係止穴(係止部) 30a、30b:挿入穴 32a、32b:スリット 34:入力部 58、60:ゲート部 62、64:係止爪 66:位置決め突起 68:位置決め穴 70:回り止め突起

Claims (3)

  1. 左右の車輪のブレーキ装置に連結された一対の出力部材がそれぞれ係止される一対の係止部が入力部を挟んで対称的に設けられており、パーキングブレーキを作動させるための引張力が該入力部に加えられると、該入力部を支点として揺動可能な状態で前記一対の出力部材を引っ張って前記ブレーキ装置を作動させるパーキングブレーキのイコライザ装置であって、
    平行な一対の側板が背板を介してU字状に接続されているイコライザ本体と、該イコライザ本体の内側に一体的に配設される合成樹脂部材とを備えており、且つ、
    前記イコライザ本体は、
    前記背板に設けられて、前記出力部材と前記ブレーキ装置とを連結している連結具が外部へ延び出すことを許容するとともに該出力部材の通過を阻止する一対の係止穴と、
    前記一対の側板の一方の第1側板に前記一対の係止穴に対応して設けられ、前記一対の出力部材を前記U字状の内側へ挿入することができる一対の挿入穴と、
    該挿入穴と前記係止穴とを繋ぐように、前記第1側板と前記背板とに跨がって設けられ、前記連結具を挿入できる一対のスリットと、
    を有し、前記背板のうち前記係止穴が設けられた部分が前記係止部として機能するようになっている一方、
    前記合成樹脂部材は、
    前記第1側板の前記U字状における内側に位置する内側面に対向するように、該第1側板と平行に配設される略平板状を成しているとともに、
    前記一対の挿入穴をそれぞれ部分的に閉塞するように設けられ、弾性変形によって前記出力部材の挿入を許容するとともに元の形状に復帰することにより該出力部材が該挿入穴から抜け出すことを防止する一対のゲート部と、
    前記第1側板の外端縁よりも外側から前記内側面と反対側の外側面方向へ突き出して該外側面に係止される係止爪と、
    を有し、該係止爪によって前記イコライザ本体に取り付けられる
    ことを特徴とするパーキングブレーキのイコライザ装置。
  2. 前記係止爪は、前記第1側板の前記背板と平行な幅方向の両側の側端縁においてそれぞれ前記外側面に係止されるように複数設けられているとともに、
    前記イコライザ本体の前記一対の側板のうち前記第1側板と反対側の第2側板は、前記背板からの突出寸法が該第1側板よりも短く、該イコライザ本体がJ字形状を成している
    ことを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキのイコライザ装置。
  3. 前記合成樹脂部材は、前記第1側板に設けられた位置決め穴内に嵌合される位置決め突起と、該第1側板の突出方向の先端縁に係止される回り止め突起とを一体に備えている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のパーキングブレーキのイコライザ装置。
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