JP5126469B2 - 包装体及びその包装体を製造するために用いられるフィルム材 - Google Patents

包装体及びその包装体を製造するために用いられるフィルム材 Download PDF

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Description

本発明は、ピロー型やガセット型の包装体に係り、詳しくは、フィルム材の両側端部を合掌状に貼り合わせて筒状体を形成し、固形内容物の入る前記筒状体の開口する両端部をシールした構造となる包装体に関する。
従来、容易に開封することのできる構造としたピロー型の包装体が提案されている(特許文献1参照)。この包装体は、フィルムシートの両側端部を合掌状に貼り合わせて背シール部(背貼り部)を形成して筒状体を形成し、その筒状体の開口する両端部をシールした構造となり、前記背シール部の端縁に所定角度にて切り込まれたノッチ(切欠部)が形成されている。また、前記背シール部の根元線(背シール部と胴部との境界線)を含む帯状の領域に微細な傷痕の列が複数形成されている。
このような包装体では、ノッチから背シール部を引き裂いていくと、その引き裂き線が背シール部の根元線に達し、更に、背シール部が傷痕列に誘導されつつ根元線に沿って剥がされていくと共に、胴部のフィルムシートが引き裂かれていく(特許文献1における図4参照)。このようにして背シール部がその根元線に沿って剥がされるとともにフィルムシートが引き裂かれると、背シール部が剥がされて胴部フィルムシートの背シール部との境界であった縁部が露出するようになる。更に、この胴部フィルムシートの縁部には傷痕列が残っており、その縁部を周方向に引き裂こうとすると、その傷痕列が引き裂きのきっかけとなって、フィルムシートが周方向に引き裂かれていく。
このような包装体によれば、背シール部のノッチから始まる引き裂き動作、及び、背シール部が剥がされて当該背シール部との境界であった胴部フィルムシートの縁部からの引き裂き動作の合計2回の引き裂き動作によって、当該包装体を確実に内容物が取出しうる程度に開封することができるようになる。
特開2002−46773号公報
しかしながら、前述した包装体では、背シール部から始まる1回の引き裂き動作では、内容物が取出せるほど十分に開封することができない。また、前述した包装体は、胴部のフィルムシートを開封することが前提となっており、内容物の先端部分を確実に露出させるように開封することが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、1回の引き裂き動作にて内容物の先端部分を確実に露出させるように開封することのできる包装体を提供するものである。
本発明に係る包装体は、フィルム材の両側端部を合掌状に貼り合せて背貼り部を形成して筒状体を形成し、固形内容物の入る前記筒状体の開口する両端部をシールして第1端シール部及び第2端シール部を形成した構造となる包装体であって、前記背貼り部の所定部位に設けられ、開封の起点となる開封起点部と、前記背貼り部に沿って形成され、前記フィルム材の前記背貼り部に沿った方向への引き裂きを誘導する第1引き裂き誘導部と、当該包装体の周方向に延び、前記フィルム材の前記周方向への引き裂きを誘導する第2引き裂き誘導部とを有し、前記第1引き裂き誘導部は、前記背貼り部の根元線近傍に形成されるとともに、前記背貼り部に沿った方向において前記開封起点部と略同位置となる開始点から前記第1端シール部に向かって延びるように形成され、前記第2引き裂き部は、その開始点が前記背貼り部の根元線上またはその近傍で、かつ、前記背貼り部に沿った方向において前記開封起点部と略同位置となるように形成され、前記第2引き裂き誘導部の開始点と前記第1引き裂き誘導部とは前記背貼り部を挟んでそれぞれ逆側に形成されている構成となる。
このような構成により、背貼り部を開封起点部から引き裂いてその引き裂き線が当該背貼り部の根元線から更に第1引き裂き誘導部に達すると、フィルム材が前記第1引き裂き誘導部に誘導されつつ前記背貼り部に沿って引き裂かれ得る。その引き裂き動作によって当該包装体の周方向への力がかかると、その力によって背貼り部の根元線に達した引き裂き線が周方向にも延びて第2引き裂き誘導部に達し、更にフィルム材が前記第2引き裂き誘導部に誘導されつつ周方向にも引き裂かれ得る。このフィルム部材の周方向の引き裂きにより、当該包装体は、前記第2引き裂き誘導部から前記第1端シール部に至る部分にて開封され得る。
前記第1引き裂き誘導部が前記背貼り部の根元線近傍に形成されているので、背貼り部の開封起点部からの引き裂きにより当該背貼り部の根元線にまで至った引き裂き線が、更に、容易かつ確実に第1引き裂き誘導部に達し得るようになる。
前記第1引き裂き誘導部が前記背貼り部に沿った方向において前記開封起点部と略同位置となる開始点から前記第1端シール部に向かって延びるように形成されているので、背貼り部の開封起点部からの引き裂きによりその根元線まで至った引き裂き線が、更に、より確実に第1引き裂き誘導部の開始点に続き得るようになる。
前記第2引き裂き部がその開始点が前記背貼り部の根元線上またはその近傍で、かつ、前記背貼り部に沿った方向において前記開封起点部と略同位置となるように形成されているので、背貼り部の開封起点からの引き裂きがよりスムーズに第2引き裂き誘導部の開始点に移行し得るようになる。
前記第2引き裂き誘導部の開始点と前記第1引き裂き誘導部とが前記背貼り部を挟んでそれぞれ逆側に形成されているので、背貼り部の引き裂を第1引き裂き誘導部と第2引き裂き部の開始点により確実につなげることができるようになる。
また、本発明に係る包装体において、前記第2引き裂き誘導部の終端点は、前記第1引き裂き誘導部より前記背貼り部から離れている構成とすることができる。
このような構成により、第2引き裂き誘導部にて誘導されつつフィルム材を周方向に引き裂いたときに、周方向の引き裂きの終端が第1引き裂き誘導部にて誘導されて引き裂かれた部分に達して包装体の第2引き裂き誘導部から第1端シール部に至る部分が切離されてしまうことを防止することができる。
また、本発明に係る包装体において、前記背貼り部に沿った方向において、前記第2引き裂き誘導部の終端点の位置は、当該第2引き裂き誘導部の前記開始点の位置より前記第1端シール部側にずれている構成とすることができる。
このような構成により、第2引き裂き誘導部の開始点から始まるフィルム材の引き裂きが、第1端シール部に近づくように螺旋状になされ得るようになる。
また、本発明に係る包装体において、前記背貼り部に沿った方向において、前記第2引き裂き誘導部の終端点の位置は、当該第2引き裂き誘導部の前記開始点の位置より前記第2端シール部側にずれている構成とすることができる。
このような構成により、第2引き裂き誘導部の開始点から始まるフィルム材の引き裂きが、第1端シール部と逆側の第2端シール部に近づくように螺旋状になされ得るようになる。
更に、本発明に係る包装体において、前記第2引き裂き誘導部の終端点は、前記背貼り部の根元線に接している構成とすることができる。
このような構成により、第2引き裂き誘導部の開始点から始まるフィルム材の引き裂きが、第2端シール部に近づくように勢い良く螺旋状になされたとしても、その引き裂きは背貼り部に至って止る。この状態で、その引き裂きの終端とその開始点とがずれているので、当該包装体の第2引き裂き誘導部から第1端シール部に至る部分が切離されることが防止され得る。
記第1引き裂き誘導部の形成に代えて、前記フィルム材が前記背貼り部の延びる方向に沿った直線引き裂き性を有する層を少なくとも1層含むように構成とすることができる。
このような構成により、第1引き裂き誘導部が形成されていなくても、フィルム材自体が背貼り部の延びる方向に引き裂かれ易い構造となるので、背貼り部を開封起点部から引き裂いていくと、根元線から更にその引き裂かれ易い方向となる前記背貼り部に沿って引き裂くことができるようになる。
記第2引き裂き誘導部の形成に代えて、前記フィルム材が当該包装体の周方向に沿った直線引き裂き性を有する層を少なくとも1層含むように構成することができる。
このような構成により、第2引き裂き誘導部が形成されていなくても、フィルム材自体が当該包装体の周方向に引き裂かれ易い構造となっているので、背貼り部を開封起点部から引き裂いていくと、根元線から更にその引き裂かれ易い方向となる当該包装体の周方向に引き裂くことができるようになる。
更に、前記第1引き裂き誘導部の形成に代えて、前記背貼り部が易剥離性を有する構成とすることができる。
このような構成により、第1引き裂き誘導部が形成されていなくても、背貼り部を剥離させることにより容易に開封することができるので、その背貼り部を開封することにより実質的に背貼り部に沿った方向への引き裂きが可能となる。
なお、背貼り部の易剥離性は、例えば、背貼り部の貼り合せ部分が容易に剥がれるようにすることにより、あるいは、包装体を形成するフィルム材に剥がれ易い層を含めることにより実現することができる。
本発明に係るフィルム材は、前述した包装体を形成するためのフィルム材であって、前記背貼り部、前記第1端シール部及び第2端シール部のそれぞれを形成すべき領域部分を有するとともに、前記第1引き裂き誘導部及び前記第2引き裂き誘導部が形成された構成となる。
本発明に係る包装体によれば、第1引き裂き誘導部に誘導されつつ背貼り部に沿ってフィルム材が引き裂かれる際の当該引き裂き動作によって包装体の周方向に力がかかると、その力によって、当該フィルム材が第2引き裂き誘導部に誘導されつつ周方向にも引き裂かれるので、その1回の引き裂き動作によって、第2引き裂き誘導部から第1端シール部に至る部分にて開封することができるようになる。そして、包装体の前記第2引き裂き誘導部から第1端シール部に至る部分にある内容物の先端部分が当該包装体から露出し得るようになる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る包装体の構造を図1乃至図3を参照して説明する。なお、図1は、本発明の実施の一形態に係る包装体の斜視図であり、図2(a)は、その包装体の裏面側の状態を示す平面図であり、図2(b)は、その包装体の正面側の状態を示す平面図であり、図3は、その包装体を形成するために用いられるフィルム材を示す図である。
図3に示すフィルム材100は、単層構造のものでも、また、この種の包装体を形成するために広く用いられている外側に印刷基材層、内側に熱接着性樹脂層が積層された多層構造のものであってもよい。また、水蒸気や酸素に対するガスバリアー性を付与するために、フィルム材100は、アルミニウム等の金属箔や金属蒸着フィルム、あるいはその他のガスバリアー性樹脂層、及び強度保持、易引き裂き性付与等を目的とする機能性樹脂を単独または複数、必要に応じて接着剤を介して積層した構造のものであってもよい。多層構造のフィルムは、ドライラミネート、押出しコーティング、サンドイッチラミネート、共押出等の手法にて積層され、その総厚さは、10乃至200μm、特に20乃至150μmとなり得るが、その積層手法及び総厚さは特に限定されない。
なお、図3に示すフィルム材100は、1つの包装体に用いられるサイズのものであるが、通常、ロール状の長尺フィルム材から図3に示すサイズのフィルム材が切り出される。
図3に示すフィルム材100の両側端部の第1縦貼代101aと第2縦貼代101bとが合掌状に貼り合わされて筒状体が形成され、固形内容物の入るその筒状体となったフィルム材100の開口する両端部の第1横貼代102aと第2横貼代102bとがそれぞれシールされることにより、図1及び図2(a)、(b)に示すような包装体10が形成される。フィルム材100の第1縦貼代101aと第2縦貼代101bとの貼り合わせによって図1及び図2(a)、(b)に示す包装体10の背貼り部13が形成される。そして、貼り合わされる第1縦貼代101a及び第2縦貼代101bの各内側端線が背貼り部13の根元線13aに対応する。また、筒状体となるフィルムシート100の第1横貼代102aのシールによって包装体10の第1端シール部12aが形成され、第2横貼代102bのシールによって包装体10の第2端シール部12bが形成される。
フィルム材100には、第1引き裂き誘導部21が形成されている。第1引き裂き誘導部21は、第2縦貼代101bの内側端線に沿い、かつ、第1横貼代102aの長端縁から略距離Lだけ離れた位置を開始点Pvsとして第1横貼代102aの内側端線に至っている。また、フィルム材100には、第2引き裂き誘導部22が形成されている。第2引き裂き誘導部22は、第1横貼代102aの長端縁から略距離Lだけ離れて当該長端縁と略平行となり、かつ、第1縦貼代101aの内側端線上の開始点Phsから延びて、第1引き裂き誘導部21より第2縦貼代101bから離れた所定位置の終端点Pheに至っている。第1引き裂き誘導部21及び第2引き裂き誘導部22は、それぞれ、フィルム材100を貫通することなく形成されたミシン目、粗面化された部分やレーザ加工された部分等、引き裂き易くした部分であり、フィルム材100の引き裂きを誘導する機能を有する。
なお、第1引き裂き誘導部21及び第2引き裂き誘導部22の加工時期については、特に限定されない。予めこれら引き裂き誘導部21、22の加工されたフィルムを積層してフィルム材100を形成してもよいし、フィルムの積層加工と同時にこれら引き裂き誘導部21、22を加工することも、フィルム材100に対してそれら引き裂き誘導部21、22を加工することも、更に、包装体の充填シール工程でそれら引き裂き誘導部21、22を加工することもできる。また、多層構造のフィルム材100を用いる場合、少なくとも1層にそれら引き裂き誘導部21、22が形成されていればよい。更に、第1引き裂き誘導部21と第2引き裂き誘導部22は、別々の層に形成しても、また、別々の加工方法にて形成しても、別々の加工時期に形成してもよい。
前述したようにフィルム材100を筒状にして形成された包装体10は、図1及び図2(a)、(b)に示すようになる。具体的には、胴部11の上下両端部に第1端シール部12a(フィルム材100の第1横貼代102aに対応)及び第2端シール部12b(フィルム材100の第2横貼代102bに対応)が形成され、第1端シール部12aから胴部11を通って第2端シール部12bに至るまで延びる背貼り部13(フィルム材100の第1縦貼代101a及び第2縦貼代101bに対応)が形成される。そして、背貼り部13の根元線13aの近傍で第1端シール部12aの端縁から略距離Lの位置を開始点Pvsとしてその背貼り部13に沿って第1端シール部12aに向けて延びるように第1引き裂き誘導部21が形成される。
背貼り部13を挟んで第1引き裂き誘導部21と逆側で、第1端シール部12aの端縁から略距離Lとなる背貼り部13の根元線13a上の位置(背貼り部13に沿った方向Aにおいて第1引き裂き誘導部21の開始点Pvsと略同位置)を開始点Phsとして胴部11の周方向に延びるように第2引き裂き誘導部22が形成される。第2引き裂き誘導部22の終端点Pheは、第1引き裂き誘導部21より背貼り部13の根元線13aから離れている。また、第2引き裂き誘導部22の終端点Pheは、第1端シール部12aの端縁から略距離Lだけ離れて、その開始点Phsと背貼り部13に沿った方向Aにおいて略同位置となる。即ち、第2引き裂き誘導部22は、第1端シール部12aの端縁と略平行となる。
背貼り部13の第1端シール部12aの端縁から略距離Lだけ離れた位置に、その端縁から根元線13aに向けて切り込まれた切欠部23(開封起点部)が形成されている。この切欠部23の形成位置は、第1引き裂き誘導部21の開始点Pvsの近傍で、また第2引き裂き誘導部22の開始点Phsの近傍でもある。なお、図3において、前記切欠部23が形成されるべきフィルム材100上での位置が参照番号23を付して破線にて示されている。
棒状固体食物を内包した前述したような構造の包装体10は、図4乃至図6に示すような動作手順に従って開封され、最終的に図7に示すように完全に開封された状態となる。
まず、図4に示すように背貼り部13の切欠部23の両側部分が指でつままれて、切欠部23から背貼り部13が引き裂かれていく。このようにして背貼り部13が引き裂かれて、その引き裂き線が根元線13aに達し、更に、その近傍の第1引き裂き誘導部21の開始点Pvsに達する。そして、更なる引き裂き動作により、図5に示すように、包装体10(フィルム材100)が第1引き裂き誘導部21に誘導されつつ背貼り部13に沿って引き裂かれていくとともに、その引き裂き動作に際しての包装体10の周方向にかかる力によって背貼り部13の根元線13a上の開始点Phs(図2(a)参照)から第2引き裂き誘導部22に誘導されつつ周方向にも引き裂かれていく。これにより、包装体10が背貼り部13から縦(背貼り部13に沿う方向)及び横(周方向)の2方向に引き裂かれて、内部の棒状固形食物50の先端部分が表れる(図5参照)。なお、図5において、第1引き裂き誘導部21に誘導されつつ引き裂かれた部分の端縁線が括弧付きの参照番号(21)で示され、第2引き裂き誘導部22に誘導されつつ引き裂かれた部分の端縁線が括弧付きの参照番号(22)で示されている(図6及び図7において同じ)。
第1引き裂き誘導部21の誘導に従った引き裂きが第1端シール部12aに達すると(図5参照)、それ以上のその方向への引き裂きが阻止される。この状態で、図6に示すように、第2引き裂き誘導部22の誘導に従った周方向への更なる引き裂きが続けられ、包装体10は、周方向に第2引き裂き誘導部22の終端点Phe(図2(a)参照)まで引き裂かれる。第2引き裂き誘導部22の終端点Pheは、第1引き裂き誘導部21より背貼り部13から離れているので(図2(a)、図3参照)、包装体10は、図7に示すように、第2引き裂き誘導部22の終端点Pheから背貼り部13に至る部分が引き裂かれずに残り、前記周方向への引き裂きによって分かれた上側部分10(a)(第2引き裂き誘導部22から第1端シール部12aに至る部分に相当)と下側部分10(b)(第2引き裂き誘導部22から第1端シール部12aと逆側の第2端シール部12bに至る部分に相当)とが完全に分離せずに、それらが部分的にくっついた状態で開封される。この状態で、内部の棒状固形食物50の先端部分が包装体10から完全に露出し、その下側部分10(b)を持って、その棒状固形食物50を食べることができるようになる。
前述したような包装体10によれば、背貼り部13の切欠部23から始まる一連の引き裂き動作によって(図4〜図7参照)、第1引き裂き誘導部21の誘導に従った背貼り部13に沿った方向Aへの引き裂きと、第2引き裂き誘導部22の誘導に従った周方向への引き裂きの2方向の引き裂きがなされる。従って、その一連の引き裂き動作によって、包装体10を第2引き裂き誘導部22から第1シール部12aに至る部分(上側部分10(a)に相当)にて開封することができるようになる。また、開封により分かれる包装体10の上側部分10(a)と下側部分10(b)とが完全に分離されることなく部分的にくっついているので(図7参照)、包装体10を開封したときに、棒状固形食物50を覆っていたその上側部分10(a)が、個別のゴミとなることを防止することができる。
前述した包装体10において、その開封される部分(第2引き裂き誘導部22と第1端シール部12aとの間の部分)の長さ、即ち、第1引き裂き誘導部21の開始点Pvs、第2引き裂き誘導部22の開始点Phs及び切欠部23の背貼り部13に沿った方向における位置(距離Lに対応)は、内容物や包装体10の大きさに応じて適宜設定することができる。例えば、前記長さ(距離L)は、内容物の上端(第1端シール部12a側)から包装体10の半分程度の位置までを目安に決めることができる。または、その長さ(距離L)を第1端シール部12aから包装体10の幅の1/2〜2倍程度の長さにすると、包装体10をよりスムーズに引き裂くことができる。なお、前記長さ(距離L)があまり短いと、周方向への引き裂きが難しくなる。
なお、第2引き裂き誘導部22の開始点Phsは、前述したように背貼り部13の根元線13aに接するのではなく、その根元線13aから離れていてもよい。ただし、その場合、前記開始点Phsは、よりスムーズな周方向への切り裂きを始めることができるという観点から、背貼り部13の根元線13aにできるだけ近いことが好ましい。
第1引き裂き誘導部21は、第1端シール部12aから第2端シール部12bに至る包装体10の縦方向全長にわたって形成してもよく、また、第2引き裂き誘導部22は、包装体10の全周にわたって形成してもよい。ただし、切欠部23(開封起点部)から始められる引き裂きが第1引き裂き誘導部21及び第2引き裂き誘導部22へスムーズに移行するという観点から、切欠部23との関係で、それぞれ適切な位置に開始点を設定することが好ましい。また、第2引き裂き誘導部22の開始点Phsを背貼り部13に位置させて、第2引き裂き誘導部22が背貼り部13にかかるようにすることもできる。
前述した実施の形態では、背貼り部13に開封起点部として切欠部23が形成されていたが、開封動作の起点となり得るものであれば、特に限定されず、例えば、微小傷加工を施した部分を開封起点部とすることもできる。
更に、第1引き裂き誘導部21の開始点Pvsと第2引き裂き誘導部22の開始点Phsは、背貼り部13に沿った方向Aにおいて略同じ位置(第1端シール部12aの端縁から略距離Lの位置)でなくてもよい。ただし、背貼り部13を根元線13aまで引き裂いてから更に前記双方の開始点Pvs、Phsまで容易に引き裂くことができるという観点から、その両開始点Pvs、Phsは、背貼り部13に沿った方向Aにおいて略同じ位置であることが好ましい。
また、第2引き裂き誘導部22の開始点Phsと終端点Pheとは、背貼り部13に沿った方向において略同位置(第1端シール部12aの端縁から略距離Lの位置)でなくてもよい。例えば、図8(a)、(b)及び図9に示すように、終端点Pheの位置が開始点Pheの位置より第1端シール部12a側にずれるように包装体10の周方向に延びる第2引き裂き誘導部221を形成することも可能である。具体的には、第1端シール部12aの端縁から略距離L1の位置となる開始点Phsと第1端シール部12aの端縁から略距離L2(<L1)の位置となる終端点Pheとをフィルム材100上で直線的に結ぶように第2引き裂き誘導部221が形成される(図9参照)。
このような第2引き裂き誘導部221によれば、第2引き裂き誘導部221の開始点Phsから始まるフィルム材の引き裂きが、第1端シール部12aに近づくように螺旋状になされ得るようになる。
また、例えば、図10(a)、(b)及び図11に示すように、終端点Pheの位置が開始点Phsの位置より第1端シール部12aと逆側の第2端シール部12b側にずれるように包装体10の周方向に延びる第2引き裂き誘導部222を形成することも可能である。具体的には、第1端シール部12aの端縁から略距離L1の位置となる開始点Phsと第1端シール部12aの端縁から略距離L3(>L1)の位置となる終端点Pheとをフィルム材100上で直線的に結ぶように第2引き裂き誘導部222が形成される(図11参照)。そして、その終端点Pheは、フィルム材100上で第2縦貼代101bの内側端線に接している。即ち、第2引き裂き誘導部222の終端点Pheは、包装体10における背貼り部13の根元線13aに、その開始点Phsと逆側から接している。
このような第2引き裂き誘導部222によれば、第2引き裂き誘導部222の開始点Phsから始まるフィルム材の引き裂きが、第1端シール部12aと逆側の第2端シール部12bに近づくように螺旋状になされ得るようになる。また、その螺旋状の引き裂きが勢い良くなされても、その引き裂きは背貼り部13に至って止まる。この状態で、その引き裂きの終端とその始点とがずれているので、当該包装体10の第2引き裂き誘導部222から第1端シール部12aに至る部分(上側部分10(a))が切離されることがなく、前述したのと同様に、その部分が別個のゴミとなることが防止される。
なお、フィルム材100に、背貼り部13の延びる方向に沿った直線引き裂き性を有する層を含めることにより、第1引き裂き誘導部21の加工を省略することができる。また、フィルム材100に、周方向に沿った直線引き裂き性を有する層を含めることにより、第2引き裂き誘導部22の加工を省略することもできる。これらの場合、フィルム材100自体が背貼り部13の延びる方向、あるいは周方向に引き裂かれ易い構造となるので、切欠部23から背貼り部13を引き裂いた際に、背貼り部13の根元線13aから更に引き裂かれ易い方向となる背貼り部13に沿った方向や、周方向に引き裂くことができるようになる。
なお、前述したような直線引き裂き性を有するフィルム層として、例えば、エンプレットPC、エンブレムNC(ユニチカ株式会社製)、トレファンYT62(東レフィルム加工株式会社製)、ユニアスロンTB(出光ユニテック株式会社製)、カラリヤンY(電気化学工業株式会社製)、ハイブロン、ノーブレン(三井化学株式会社製)等を用いることができる。
更に、フィルム材100が前述したような直線引き裂き性フィルム層を含む場合であっても、第1引き裂き誘導部21あるいは第2引き裂き誘導部22を省略しなくてもよい。この場合、包装体10の開封性をより向上させることができる。
また、背貼り部13に易剥離性(イージーピール性)を付与することにより、第1引き裂き誘導部21の加工を省略することができる。この場合、例えば、背貼り部13における切欠部23(開封起点部)と第1端シール部12aとの間の部分を剥離させることにより根元線13まで開封し、開封された背貼り部13の部分を周方向に引くことにより、第2引き裂き誘導部22の開始点Phsから包装体10(フィルム材100)を周方向に引き裂くことができる。
なお、背貼り部13の貼り合わせ部分に容易に剥離され得る層(例えば、熱接着性樹脂層)を挟み込むようにしても、また、包装体10を形成するフィルム材100全体が剥離され得る層(熱接着樹脂層)を含むものであっても、背貼り部13に易剥離性を付与することができる。前記熱接着性樹脂層にイージーピール性を付与させたフィルム材100として、例えば、9501A(東レフィルム加工株式会社製)等が挙げられる。更に、背貼り部13に易剥離性を付与した場合であっても、第1引き裂き誘導部21を形成するようにしてもよい。この場合、包装体10の開封性が更に向上する。
本発明に係る包装体は、1回の引き裂き動作にて内容物の先端部分を確実に露出させるように開封することができるという効果を有し、フィルム材の両側端部を合掌状に貼り合わせて筒状体を形成し、固形内容物の入る前記筒状体の開口する両端部をシールした構造となるピロー型の包装体として有用である。
本発明の実施の一形態に係る包装体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装体の裏面側の状態を示す平面図(a)及び、正面側の状態を平面図(b)である。 図1及び図2(a)、(b)に示す包装体を形成するためのフィルム材を示す図である。 図1及び図2(a)、(b)に示す包装体の開封動作(その1)を示す図である。 図1及び図2(a)、(b)に示す包装体の開封動作(その2)を示す図である。 図1及び図2(a)、(b)に示す包装体の開封動作(その3)を示す図である。 開封された状態の包装体を示す斜視図である。 他の形状となる第2引き裂き誘導部の形成された包装体を裏面側の状態を示す平面図(a)及び、正面側の状態を示す平面図(b)である。 図8(a)、(b)に示す包装体を形成するためのフィルム材を示す図である。 更に他の形状となる第2引き裂き誘導部の形成された包装体を裏面側の状態を示す平面図(a)及び、正面側の状態を示す平面図(b)である。 図10(a)、(b)に示す包装体を形成するためのフィルム材を示す図である。
符号の説明
10 包装体
11 胴部
12a 第1端シール部
12b 第2端シール部
13 背貼り部
13a 根元線
21 第1引き裂き誘導部
22、221、222 第2引き裂き誘導部
23 切欠部
50 棒状固形食物
100 フィルム材
101a 第1縦貼代
101b 第2縦貼代
102a 第1横貼代
102b 第2横貼代

Claims (6)

  1. フィルム材の両側端部を合掌状に貼り合せて背貼り部を形成して筒状体を形成し、固形内容物の入る前記筒状体の開口する両端部をシールして第1端シール部及び第2端シール部を形成した構造となる包装体であって、
    前記背貼り部の所定部位に設けられ、開封の起点となる開封起点部と、
    前記背貼り部に沿って形成され、前記フィルム材の前記背貼り部に沿った方向への引き裂きを誘導する第1引き裂き誘導部と、
    当該包装体の周方向に延び、前記フィルム材の前記周方向への引き裂きを誘導する第2引き裂き誘導部とを有し、
    前記第1引き裂き誘導部は、前記背貼り部の根元線近傍に形成されるとともに、前記背貼り部に沿った方向において前記開封起点部と略同位置となる開始点から前記第1端シール部に向かって延びるように形成され、
    前記第2引き裂き部は、その開始点が前記背貼り部の根元線上またはその近傍で、かつ、前記背貼り部に沿った方向において前記開封起点部と略同位置となるように形成され、
    前記第2引き裂き誘導部の開始点と前記第1引き裂き誘導部とは前記背貼り部を挟んでそれぞれ逆側に形成されていることを特徴とする包装体。
  2. 前記第2引き裂き誘導部の終端点は、前記第1引き裂き誘導部より前記背貼り部から離れていることを特徴とする請求項1記載の包装体。
  3. 前記背貼り部に沿った方向において、前記第2引き裂き誘導部の終端点の位置は、当該第2引き裂き誘導部の前記開始点の位置より前記第1端シール部側にずれていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装体。
  4. 前記背貼り部に沿った方向において、前記第2引き裂き誘導部の終端点の位置は、当該第2引き裂き誘導部の前記開始点の位置より前記第2端シール部側にずれていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装体。
  5. 前記第2引き裂き誘導部の終端点は、前記背貼り部の根元線に接していることを特徴とする請求項記載の包装体。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載の包装体を形成するためのフィルム材であって、
    前記背貼り部、前記第1端シール部及び第2端シール部のそれぞれを形成すべき領域部分を有するとともに、
    前記第1引き裂き誘導部及び前記第2引き裂き誘導部が形成されたことを特徴とするフィルム材。
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