JP5114811B2 - 光学フィルム用粘着剤および粘着加工光学フィルム - Google Patents
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Description
ところで、上記のような表示装置に使用される粘着剤としてアクリル系樹脂からなる粘着剤が広汎に使用されている。こうしたアクリル系の樹脂からなる粘着剤は、基本的には、アルキル(メタ)アクリレートと、極性基含有(メタ)アクリレートと、必要により(メタ)アクリル酸とを反応させて得られた共重合体に、イソシアネート化合物のような架橋性成分を配合して一定の架橋密度で架橋構造を形成することにより製造されている。ここで使用される極性基含有(メタ)アクリレートとしては、架橋剤であるイソシアネート化合物により良好な架橋構造を形成して、粘着剤自体に三次元架橋構造を形成して高分子化合物であるアクリル系共重合体の分子レベルでのずれ込みを防止するために水酸基含有(メタ)アクリル系化合物が使用されることが多い。また、少量ではあるが、(メタ)アクリル酸を共重合させることにより、伸び、破断強度、1000%モジュラスを全体として高く保つことができる。
置の粘着剤における技術はほぼ完成の域にあると考えられていたのが一般的である。
による影響を受け易く、こうした粘着剤あるいは接着剤により接着されている偏光板あるいは位相差板などの機能性の光学フィルムが粘着剤などの熱変化によって剥離し、あるいは粘着剤層が発泡してその機能を失うといった事態の発生が懸念されている。
要件(1)(A)アクリル系共重合体のゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより測定した重量平均分子量が130万〜200万の範囲内にあり、
要件(2)有機溶剤中に溶解された(A)アクリル系共重合体に(B−1)架橋剤を加え、剥離性PETフィルム上に乾燥後の厚さが1mmになるように塗布し、塗布層を形成し、乾燥により溶剤を除去した後、この塗布層のもう一方の面に剥離性PETフィルムを被覆して、23℃・65%RHの条件で4〜7日間熟成して得られた、粘着剤シートから、5mm×30mm×1mmtの大きさに切り出したサンプルを使用して求めた際の、9
0℃における伸びが1400%以上であり(2−1)、90℃における破断強度が13〜30g/mm2の範囲内にあり(2−2)、かつ90℃における1000%モジュラスが
10〜20g/mm2の範囲内にあり(2−3)、
要件(3)前記粘着剤シートのゲル分率が65〜95%の範囲内にある。
要件(1)(A)アクリル系共重合体のゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより測定した重量平均分子量が130万〜200万の範囲内にあり、
要件(2)有機溶剤中に溶解された(A)アクリル系共重合体に(B−1)架橋剤を加え、剥離性PETフィルム上に乾燥後の厚さが1mmになるように塗布し、塗布層を形成し、乾燥により溶剤を除去した後、この塗布層のもう一方の面に剥離性PETフィルムを被覆して、23℃・65%RHの条件で4〜7日間熟成して得られた、粘着剤シートから、5mm×30mm×1mmtの大きさに切り出したサンプルを使用して求めた際の、9
0℃における伸びが1400%以上であり(2−1)、90℃における破断強度が13〜30g/mm2の範囲内にあり(2−2)、かつ90℃における1000%モジュラスが
10〜20g/mm2の範囲内にあり(2−3)、
要件(3)前記粘着剤シートのゲル分率が65〜95%の範囲内にある。
しい。
前記(B−2)架橋剤が、イソシアネート化合物であることが好ましい。
前記(A)アクリル系共重合体が三元共重合体であることが好ましい。
本発明には、機能性光学フィルムと、機能性光学フィルム上に下記光学フィルム用粘着剤から形成される粘着剤層とを有することを特徴とする粘着加工光学フィルムを含む;
(a)n-ブチルアクリレート95.0〜98.0重量部、(b)下記式(1)で表される水酸基含有(メタ)アクリレート2.0〜5.0重量部、及び、(c)(メタ)アクリル酸2.0重量部以下の量で、共重合した(A)アクリル系共重合体(上記(a)〜(c)の合計は100重量部である)と、(B−2)架橋剤とを含有する下記要件(1)〜(3)を満たす光学フィルム用粘着剤;
要件(1)(A)アクリル系共重合体のゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより測定した重量平均分子量が130万〜200万の範囲内にあり、
要件(2)有機溶剤中に溶解された(A)アクリル系共重合体に(B−1)架橋剤を加え、剥離性PETフィルム上に乾燥後の厚さが1mmになるように塗布し、塗布層を形成し、乾燥により溶剤を除去した後、この塗布層のもう一方の面に剥離性PETフィルムを被覆して、23℃・65%RHの条件で4〜7日間熟成して得られた、粘着剤シートから、5mm×30mm×1mmtの大きさに切り出したサンプルを使用して求めた際の、9
0℃における伸びが1400%以上であり(2−1)、90℃における破断強度が13〜30g/mm2の範囲内にあり(2−2)、かつ90℃における1000%モジュラスが
10〜20g/mm2の範囲内にあり(2−3)、
要件(3)前記粘着剤シートのゲル分率が65〜95%の範囲内にある。
た水酸基である。また(A)アクリル系共重合体には、(a)n−ブチルアクリレートに由来する炭素数4のアルキル基を有する側鎖が多数存在する。
(A)アクリル系共重合体の側鎖の−CO−O−基から数えて二番目の炭素原子に結合
した水酸基を起点として架橋剤(イソシアネート化合物)と反応することにより分子間に架橋構造が形成されているので、引張り応力をかけても形成された架橋構造が分子のすべ
り現象を抑制するように作用する。
例えば(b)式(1)で表される水酸基含有(メタ)アクリレートに変えて、4−ヒドロキシn−ブチルアクリレートを使用した場合には、架橋構造の起点が主鎖から離れすぎるために、上記のような特性は発現しない。
本発明の光学フィルム用粘着剤は、(a)n−ブチルアクリレート95.0〜98.0重量部、(b)下記式(1)で表される水酸基含有(メタ)アクリレート2.0〜5.0重量部、及び、(c)(メタ)アクリル酸2.0重量部以下の量で、共重合した(A)アクリル系共重合体(上記(a)〜(c)の合計は100重量部である)を含有し、好ましくはさらに(B−2)架橋剤を含有する下記要件(1)〜(3)を満たす光学フィルム用粘着剤である。;
要件(1)(A)アクリル系共重合体のゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより測定した重量平均分子量が130万〜200万の範囲内にあり、
要件(2)有機溶剤中に溶解された(A)アクリル系共重合体に(B−1)架橋剤を加え、剥離性PETフィルム上に乾燥後の厚さが1mmになるように塗布し、塗布層を形成し、乾燥により溶剤を除去した後、この塗布層のもう一方の面に剥離性PETフィルムを被覆して、23℃・65%RHの条件で4〜7日間熟成して得られた、粘着剤シートから、5mm×30mm×1mmtの大きさに切り出したサンプルを使用して求めた際の、9
0℃における伸びが1400%以上であり(2−1)、90℃における破断強度が13〜30g/mm2の範囲内にあり(2−2)、かつ90℃における1000%モジュラスが
10〜20g/mm2の範囲内にあり(2−3)、
要件(3)前記粘着剤シートのゲル分率が65〜95%の範囲内にある。
ル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシル(メタ)アクリレート、および、オクタデシル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレートなどを挙げることができる。
メタ)アクリレートとは、通常は9:1〜6:4の範囲内、好ましくは8:2〜7:3の
範囲内の重量比で使用する。
ロピル(メタ)アクリレート(下記式(2))であり、R2が、エチル基である化合物は、2-
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート(下記式(3))である。
n−ブチルアクリレートを主な単量体とする(A)アクリル系共重合体の、n−ブチルアクリレートに由来する側鎖の先端よりも主鎖側に入り込んだ位置にある。
炭素原子に水酸基が結合しており、このように重合性二重結合から離れた位置に水酸基を有するアクリル系化合物を使用しても、光学フィルムを貼着するための粘着剤としての伸びと強度のバランスが崩れる。
本発明の光学フィルム用粘着剤を構成するアクリル系共重合体には、上記(a)n−ブチルアクリレート、(b)式(1)で表される水酸基含有(メタ)アクリレートに加えて、
さらに(c)(メタ)アクリル酸が共重合していても良い。
本発明に用いる(A)アクリル系共重合体は、(a)n−ブチルアクリレートと、(b)上記式(1)で表される水酸基含有(メタ)アクリレートとが共重合してなり、さらに(c)(メタ)アクリル酸が共重合していてもよい。本発明の(A)アクリル系共重合体は、式(7−1)(7−2)で表される少なくとも二種類の構成単位を有しており、(7−1)〜(7−3)で表される三種類の成分単位を有していても良い。
有機溶媒を反応溶媒として、この反応溶媒中に上記アクリル系共重合体を形成する単量体を溶解もしくは分散させて、攪拌下に重合開始剤を添加することにより製造することができる。
ンゼン、クミルパーオキシネオデカノエート、ジ-n-プロピルパーオキシジカーボネート
、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ-sec-ブチルパーオキシジカーボネート
、1,1,3,3,-テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート、ビス(4-ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ジ-tert-ブチルパーオキ
サイド、ラウロイルパーオキサイド、tert-ブチル-オキシ-2-エチルヘキサノエートなど
を挙げることができる。これらは単独であるいは組み合わせて使用することができる。
ましくは150万〜185万の範囲内にある。このような重量平均分子量を有する(A)アクリル系共重合体を用いることにより、より強度の高い粘着剤を形成することができる。
例えば上記のようにして(A)アクリル系共重合体を製造する際に用いる単量体は、反応性がよく、ほぼ100%の反応率で重合するので、得られる(A)アクリル系共重合体における成分単位の比率は、単量体の仕込み量と略同一になる。
基と結合して架橋構造を形成するので、硬質すぎず、光学フィルム用粘着剤にとって良好な弾性力が発現し、しかも強度が高い。なお、本発明における(A)アクリル系共重合体には、通常(c)(メタ)アクリル酸も共重合しており、この(c)(メタ)アクリル酸のカルボキシル基も架橋剤との反応性を有するが、実際にはこの(c)(メタ)アクリル酸に由来するカルボキシル基は(A)アクリル系共重合体の主鎖に近く、さらに(a)n−ブチルアクリレートの側鎖が立体障害になってほとんど架橋剤とは反応せずにカルボキシル基の形態を保持している。
有機溶剤中に溶解された(A)アクリル系共重合体に(B−1)架橋剤を加え、剥離性PETフィルム上に乾燥後の厚さが1mmになるように塗布し、塗布層を形成し、乾燥により溶剤を除去した後、この塗布層のもう一方の面に剥離性PETフィルムを被覆して、23℃・65%RHの条件で4〜7日間熟成して得られた、粘着剤シートから、5mm×30mm×1mmtの大きさに切り出したサンプルを使用して求めた際の、90℃におけ
る伸びが1400%以上であり(2−1)、90℃における破断強度が13〜30g/mm2の範囲内にあり(2−2)、かつ90℃における1000%モジュラスが10〜20
g/mm2の範囲内にあり(2−3)。なお、前記粘着剤シートのゲル分率が65〜95
%の範囲内にある。
、好ましくは10〜15g/mm2の範囲内にある。このため本発明の光学フィルム用粘着剤
を用いて形成された、粘着剤層は、貼着される機能性フィルム内に生じた応力を吸収することができ、しかも形態追随性もよいので、貼着される機能性フィルムの形態変化によっても剥離などが発生しない。
層が機能性光学フィルムの表面に形成されてなる。
ここで機能性光学フィルムとは、偏光フィルム、位相差フィルム、電磁波シールドフィルムなどである。このような機能性フィルムの少なくとも一方の表面に本発明の光学フィルム用粘着剤からなる粘着剤層が形成されている。
ムなどを挙げることができる。
本発明の光学フィルム用粘着剤あるいは粘着加工光学フィルムは、粘着剤が優れた耐熱性および耐湿熱性を有しているので、機能性フィルムが貼着された表示装置を長期間使用してもフクレ、ハガレなどが発生しにくい。さらに、高熱環境、あるいは、高熱高湿度環境で長期間使用したとしても、フクレ、ハガレなどが発生しにくく、また、貼着面積が大きくなっても、その端部付近からのハガレが発生しにくく、またフクレによる剥離も生じにくい。さらに本発明のアクリル系粘着剤は透明性が高く、本発明のアクリル系粘着剤を用いたことによる光透過率の低下はほとんどない。
ワーク性を有する。
本発明の光学フィルム用粘着剤は、上記のように(A)アクリル系共重合体を架橋した後に単独で使用するものであるが、その特性を損なわない範囲内で他の粘着剤を配合して使用してもよい。
添加剤を添加する場合、上記(A)アクリル系共重合体を100重量部とすると、通常は0.01〜100重量部の範囲で添加される。
〔評価方法〕
<重量平均分子量の測定>
以下に示す装置を用いて測定した。
装置名:東ソー(株)製、HLC-8120
カラム:東ソー(株)製、G7000HXL;7.8mm1D×30cm 1本、GMHXL;7.8mm1D×30cm 2
本、G2500HXL;7.8mm1D×30cm 1本
サンプル濃度:1.5mg/cm3になるようにテトラヒドロフランで希釈して用いた。
移動用溶媒:テトラヒドロフラン
流量:1.0cm3/min
カラム温度:40℃
<ゲル分率>
ゲル分率は、架橋熟成後の粘着剤約0.1gをサンプル瓶に採取し、酢酸エチル30ccを加えて4時間振盪した後、このサンプル瓶の内容物を200メッシュのステンレス製金網で濾過し、金網上の残留物を100℃で2時間乾燥して乾燥重量を測定し、次式により
求めた。
ゲル分率(%)=(乾燥重量/粘着剤採取重量)×100
<1000%モジュラス、破断強度、破断伸びの測定方法>
厚さ1mmの粘着剤シートを5mm×30mmに切り出し、引張り試験装置(東洋精機(株)製、ストログラフR3)を用いて、引張り速度300mm/min、チャック間距離10mmの条件
で90℃における応力−歪曲線を求め、1000%モジュラス(1000%歪時の応力)と破断強度と破断までの伸びを測定した。
実施例および比較例に示すように、アクリル系共重合体を含有する有機溶媒溶液に架橋剤を加えて塗布液を形成した後、この塗布液を剥離処理されたPETフィルム上に乾燥厚さ
20μmになるように塗布し、偏光板(450mm×350mm)を貼着して23℃・6
5%RHの条件で7日間放置して熟成させた。
こうして得られた積層体を120℃の条件で2000時間保持して粘着剤層の耐熱性について光学フィルムのハガレ、フクレの有無により評価した。表2〜9における記号は以
下の意味である。なお、記号の右に記載した数字は、異常が認められるまでの時間である。
○・・・外観に以上なし
×・・・外観に以上あり
<耐湿熱性>
上記耐熱性の試験におけるのと同様にして得られた積層体を
80℃、90%RHの条件で2000時間保持して粘着剤層の耐熱性について光学フィルムのハガレ、フクレの有無により評価した。表2〜9における記号は以下の意味である。な
お、記号の右に記載した数字は、異常が認められるまでの時間である。
○・・・外観に以上なし
×・・・外観に以上あり
〔製造実施例1〕
<アクリル系共重合体1の製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)96.5重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)3重量部、アクリル酸(AA)0.5重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル100重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体1を製造した。
により求めた重量平均分子量は170万であった。また、このアクリル系共重合体1のガラス転移温度(Tg)は−52℃であった。
<アクリル系共重合体1Cの製造>
製造実施例1において、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)3重量部の代わりに、4-ヒドロキシn-ブチルアクリレート(4HBA)3重量部を使用した以外は同様にしてアクリル系共重合体1Cを製造した。
った。また、このアクリル系共重合体1Cのガラス転移温度(Tg)は−54℃であった。
〔製造実施例2〕
<アクリル系粘着剤2の製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)95重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)3重量部、アクリル酸(AA)2.0重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル100重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体2を製造した。
により求めた重量平均分子量は138万であった。また、このアクリル系共重合体2のガラス転移温度(Tg)は−51℃であった。
<アクリル系共重合体2Cの製造>
製造実施例2において、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)3重量部の代わりに、4-ヒドロキシn-ブチルアクリレート(4HBA)3重量部を使用した以外は同様にしてアクリル系共重合体2Cを製造した。
った。また、このアクリル系共重合体2Cのガラス転移温度(Tg)は−53℃であった。
〔製造実施例3〕
<アクリル系共重合体3の製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)97.1重量部、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)2.2重量部、アクリル酸(AA)0.7重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル100重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下65℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体3を製造した。
により求めた重量平均分子量は168万であった。また、このアクリル系共重合体3のガラス転移温度(Tg)は−52℃であった。
<アクリル系共重合体3Cの製造>
製造実施例3において、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)2.2重量部の代わりに、4-ヒドロキシn-ブチルアクリレート(4HBA)2.2重量部を使用した以外は同様にしてアクリル系共重合体3Cを製造した。
った。また、このアクリル系共重合体3Cのガラス転移温度(Tg)は−54℃であった。
〔製造実施例4〕
<アクリル系共重合体4の製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)71.5重量部、メチルアクリレート(MA)25重量部、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)3重量部、アクリル酸(AA)0.5重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル100重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体4を製造した。
により求めた重量平均分子量は174万であった。また、このアクリル系共重合体4のガラス転移温度(Tg)は−39℃であった。
<アクリル系共重合体4Cの製造>
製造実施例4において、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)3重量部の代わりに、4-ヒドロキシn-ブチルアクリレート(4HBA)3重量部を使用した以外は同様にしてアクリル系共重合体4Cを製造した。
った。また、このアクリル系共重合体4Cのガラス転移温度(Tg)は−41℃であった。
〔製造実施例5〕
<アクリル系共重合体5の製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)96.0重量部、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)4.0重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル100重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下65℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体5を製造した。
により求めた重量平均分子量は170万であった。また、このアクリル系共重合体5のガラス転移温度(Tg)は−52℃であった。
<アクリル系共重合体5Cの製造>
製造実施例6において、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)4.0重量部の代わりに、3-ヒドロキシプロピルアクリレート(3HPA)4.0重量部を使用した以外は同様にしてアクリル系共重合体5Cを製造した。
った。また、このアクリル系共重合体5Cのガラス転移温度(Tg)は−55℃であった。
〔製造実施例6〕
<アクリル系共重合体6の製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)96.7重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)2.6重量部、アクリル酸(AA)0.7重量部、および、上記(BA)+(2HEA)+(AA)=100重量部に対して、2重量部の酢酸ビニル(Vac)を、反応溶媒として酢酸エチル
100重量部とを仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体6を製造した。
により求めた重量平均分子量は160万であった。また、このアクリル系共重合体6のガラス転移温度(Tg)は−54℃であった。
<アクリル系共重合体6Cの製造>
製造実施例6において、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)2.6重量部の代わりに、4-ヒドロキシn-ブチルアクリレート(4HBA)2.6重量部を使用した以外は同様に
してアクリル系共重合体6Cを製造した。
った。また、このアクリル系共重合体6Cのガラス転移温度(Tg)は−56℃であった。
〔製造実施例例7〕
<アクリル系共重合体7の製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)95.7重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)2.6重量部、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)1.4重量部、アクリル酸(AA)0.3重量部と、反応溶媒として酢酸エチル100重量部とを仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体7を製造した。
により求めた重量平均分子量は181万であった。また、このアクリル系共重合体7のガラス転移温度(Tg)は−52℃であった。
<アクリル系共重合体7Cの製造>
製造実施例7において、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)2.6重量部、2-ヒドロキシプロピルアクリレート(2HPA)1.4重量部の代わりに、4-ヒドロキシn-ブチルアクリレート(4HBA)4重量部を使用した以外は同様にしてアクリル系共重合体7Cを製
造した。
上記のようにして製造したアクリル系共重合体1〜7およびアクリル系共重合体1C〜7Cの組成および物性を表1に示す。
〔製造比較例8〕
<アクリル系共重合体8Cの製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)92.5重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)7重量部、アクリル酸(AA)0.5重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル100重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体8Cを製造した。
<アクリル系共重合体9Cの製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)98.5重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)1重量部、アクリル酸(AA)0.5重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル100重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体9Cを製造した。
<アクリル系共重合体10Cの製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)96.5重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)3重量部、アクリル酸(AA)0.5重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル130重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下65℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体10Cを製造した。
<アクリル系共重合体11Cの製造>
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、単量体として、n-ブチルアクリレート(BA)94重量部、アクリル酸(AA)6重量部、および、反応溶媒として酢酸エチル90重量部を仕込み、2,2-アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)0.1重量部を加えて、窒素ガス気流下60℃で4時間反応を行ってアクリル系共重合体11Cを製造した。
BAはn-ブチルアクリレート、
MAはメチルアクリレート、
2HEAは2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2HPAは、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、
3HPAは、3-ヒドロキシプロピルアクリレート、
4HBAは、4-ヒドロキシn-ブチルアクリレート、
Vacは、酢酸ビニル、
AIBNは、アゾビスイソブチロニトリルである。
製造実施例1で製造したアクリル系共重合体1:100重量部に、KBE-9007(信越ポリ
マー(株)製、イソシアネート型シランカップリング剤)0.2重量部、および、イソシア
ネート系架橋剤(コロネートL:日本ポリウレタン(株)製)を0.2重量部配合して、アクリル系共重合体中の水酸基とイソシアネート系架橋剤とを反応させて光学フィルム用粘着剤を製造した。
布して、溶剤を除去し、別の剥離処理したPETフィルムに貼着して23℃・65%HRの条
件で7日間熟成させ粘着剤シートを得た。
得られた光学フィルム用粘着剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートの特性を上記の方法で調べた。結果を表2に示す。
実施例1において、製造実施例1で製造したアクリル系共重合体1の代わりに製造比較例1で製造したアクリル系共重合体1Cを使用した以外は同様にして光学フィルム用粘着
剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートを製造し上記の方法でその特性を調べた。結果を表2に併記する。
製造実施例2で製造したアクリル系共重合体2:100重量部に、イソシアネート系架橋剤(コロネートL:日本ポリウレタン(株)製)を0.2重量部配合して、アクリル系共重合体中の水酸基とイソシアネート系架橋剤とを反応させて光学フィルム用粘着剤を製造した。
布して、溶剤を除去し、別の剥離処理したPETフィルムに貼着して23℃・65%HRの条
件で7日間熟成させ粘着剤シートを得た。
得られた光学フィルム用粘着剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートの特性を上記の方法で調べた。結果を表3に示す。
実施例2において、製造実施例2で製造したアクリル系共重合体2の代わりに製造比較例2で製造したアクリル系共重合体2Cを使用した以外は同様にして光学フィルム用粘着
剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートを製造し上記の方法でその特性を調べた。結果を表3に併記する。
製造実施例3で製造したアクリル系共重合体3:100重量部に、イソシアネート系架橋剤(コロネートL:日本ポリウレタン(株)製)を0.25重量部配合して、アクリル系共重合体中の水酸基とイソシアネート系架橋剤とを反応させて光学フィルム用粘着剤を製造した。
布して、溶剤を除去し、別の剥離処理したPETフィルムに貼着して23℃・65%HRの条
件で7日間熟成させ粘着剤シートを得た。
得られた光学フィルム用粘着剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートの特性を上記の方法で調べた。結果を表4に示す。
実施例3において、製造実施例3で製造したアクリル系共重合体3の代わりに製造比較例3で製造したアクリル系共重合体3Cを使用した以外は同様にして光学フィルム用粘着
剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートを製造し上記の方法でその特性を調べた。結果を表4に併記する。
製造実施例4で製造したアクリル系共重合体4:100重量部に、イソシアネート系架橋剤(コロネートL:日本ポリウレタン(株)製)を0.2重量部配合して、アクリル系共重合体中の水酸基とイソシアネート系架橋剤とを反応させて光学フィルム用粘着剤を製造した。
布して、溶剤を除去し、別の剥離処理したPETフィルムに貼着して23℃・65%HRの条
件で7日間熟成させ粘着剤シートを得た。
得られた光学フィルム用粘着剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートの特性を上記の方法で調べた。結果を表5に示す。
実施例4において、製造実施例4で製造したアクリル系共重合体4の代わりに製造比較例4で製造したアクリル系共重合体4Cを使用した以外は同様にして光学フィルム用粘着
剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートを製造し上記の方法でその特性を調べた。結果を表5に併記する。
製造実施例5で製造したアクリル系共重合体5:100重量部に、イソシアネート系架橋剤(コロネートL:日本ポリウレタン(株)製)を0.3重量部配合して、アクリル系共重合体中の水酸基とイソシアネート系架橋剤とを反応させて光学フィルム用粘着剤を製造
した。
布して、溶剤を除去し、別の剥離処理したPETフィルムに貼着して23℃・65%HRの条
件で7日間熟成させ粘着剤シートを得た。
得られた光学フィルム用粘着剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートの特性を上記の方法で調べた。結果を表6に示す。
実施例5において、製造実施例5で製造したアクリル系共重合体5の代わりに製造比較例5で製造したアクリル系共重合体5Cを使用した以外は同様にして光学フィルム用粘着
剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートを製造し上記の方法でその特性を調べた。結果を表6に併記する。
製造実施例6で製造したアクリル系共重合体6:100重量部に、イソシアネート系架橋剤(コロネートL:日本ポリウレタン(株)製)を0.25重量部配合して、アクリル系共重合体中の水酸基とイソシアネート系架橋剤とを反応させて光学フィルム用粘着剤を製造した。
布して、溶剤を除去し、別の剥離処理したPETフィルムに貼着して23℃・65%HRの条
件で7日間熟成させ粘着剤シートを得た。
得られた光学フィルム用粘着剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートの特性を上記の方法で調べた。結果を表7に示す。
実施例6において、製造実施例6で製造したアクリル系共重合体6の代わりに製造比較例6で製造したアクリル系共重合体6Cを使用した以外は同様にして光学フィルム用粘着
剤、粘着加工光学フィルムおよび粘着剤シートを製造し上記の方法でその特性を調べた。結果を表7に併記する。
製造実施例7で製造したアクリル系共重合体7:100重量部に、イソシアネート系架橋剤(コロネートL:日本ポリウレタン(株)製)を0.15重量部配合して、アクリル系共重合体中の水酸基とイソシアネート系架橋剤とを反応させて光学フィルム用粘着剤を製造した。
布して、溶剤を除去し、別の剥離処理したPETフィルムに貼着して23℃・65%HRの条
件で7日間熟成させ粘着剤シートを得た。
得られた光学フィルム用粘着剤、加工光学フィルムおよび粘着剤シートの特性を上記の方法で調べた。結果を表8に示す。
実施例7において、製造実施例7で製造したアクリル系共重合体7の代わりに製造比較例7で製造したアクリル系共重合体7Cを使用した以外は同様にして光学フィルム用粘着
剤、加工光学フィルムおよび粘着剤シートを製造し上記の方法でその特性を調べた。結果を表8に併記する。
上記製造比較例8〜11で製造したアクリル系共重合体8C〜11Cを用た以外は実施例1と同様にして光学フィルム用にアクリル系粘着剤を製造し、さらに、この粘着剤を用いて上述のようにして貼着加工光フィルムを製造した。
結果を表9にまとめて示す。
光板、位相差板などのフィルムを貼着する際の粘着剤として使用してもアクリル系粘着剤で内部応力などが吸収されハガレ、フクレなどが生じにくい。
糊残りが発生しにくいとの特性も有する。
Claims (6)
- アクリル系(共)重合体として、
(a)n−ブチルアクリレート95.0〜98.0重量部、
(b)下記式(1)で表される水酸基含有(メタ)アクリレート2.0〜5.0重量部、及び、
(c)(メタ)アクリル酸2.0重量部以下の量で、共重合した
下記要件(1)を満たす(A)アクリル系共重合体(上記(a)〜(c)の合計は100重量部である)のみを含有し、
さらに(B−2)架橋剤を含有する光学フィルム用粘着剤を架橋させてなる下記要件(2)および(3)を満たす粘着剤シート;
要件(1)(A)アクリル系共重合体のゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより測定した重量平均分子量が130万〜200万の範囲内にある。
要件(2)有機溶剤中に溶解された(A)アクリル系共重合体に(B−2)架橋剤を加え、剥離性PETフィルム上に乾燥後の厚さが1mmになるように塗布し、塗布層を形成し、乾燥により溶剤を除去した後、この塗布層のもう一方の面に剥離性PETフィルムを被覆して、23℃・65%RHの条件で4〜7日間熟成して得られた、粘着剤シートから、5mm×30mm×1mmtの大きさに切り出したサンプルを使用して求めた際の、90℃における伸びが1400%以上であり(2−1)、90℃における破断強度が13〜30g/mm2の範囲内にあり(2−2)、かつ90℃における1000%モジュラスが10〜20g/mm2の範囲内にある(2−3)。
要件(3)前記粘着剤シートのゲル分率が65〜95%の範囲内にある。
- 光学フィルム用粘着剤に含有される(A)アクリル系共重合体を100重量部とすると、(B−2)架橋剤が0.1〜0.4重量部であることを特徴とする請求項1に記載の粘着剤シート。
- (B−2)架橋剤が、イソシアネート化合物であることを特徴とする請求項1または2に記載の粘着剤シート。
- 機能性光学フィルムと、
機能性光学フィルム上に下記光学フィルム用粘着剤から形成される下記(2)および(3)の要件を満たす粘着剤層とを有することを特徴とする粘着加工光学フィルム;
アクリル系(共)重合体として、
(a)n−ブチルアクリレート95.0〜98.0重量部、
(b)下記式(1)で表される水酸基含有(メタ)アクリレート2.0〜5.0重量部、及び、
(c)(メタ)アクリル酸2.0重量部以下の量で、共重合した
下記要件(1)を満たす(A)アクリル系共重合体(上記(a)〜(c)の合計は100重量部である)のみを含有し、
さらに(B−2)架橋剤を含有する光学フィルム用粘着剤;
要件(1)(A)アクリル系共重合体のゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより測定した重量平均分子量が130万〜200万の範囲内にある。
要件(2)有機溶剤中に溶解された(A)アクリル系共重合体に(B−2)架橋剤を加え、剥離性PETフィルム上に乾燥後の厚さが1mmになるように塗布し、塗布層を形成し、乾燥により溶剤を除去した後、この塗布層のもう一方の面に剥離性PETフィルムを被覆して、23℃・65%RHの条件で4〜7日間熟成して得られた、粘着剤シートから、5mm×30mm×1mmtの大きさに切り出したサンプルを使用して求めた際の、90℃における伸びが1400%以上であり(2−1)、90℃における破断強度が13〜30g/mm2の範囲内にあり(2−2)、かつ90℃における1000%モジュラスが10〜20g/mm2の範囲内にある(2−3)。
要件(3)前記粘着剤シートのゲル分率が65〜95%の範囲内にある。
- 前記光学フィルム用粘着剤に含有される(A)アクリル系共重合体を100重量部とすると、(B−2)架橋剤が0.1〜0.4重量部であることを特徴とする請求項4に記載の粘着加工光学フィルム。
- 前記光学フィルム用粘着剤に含有される(B−2)架橋剤が、イソシアネート化合物であることを特徴とする請求項4または5に記載の粘着加工光学フィルム。
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