JP5100412B2 - 焦点調節装置及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、焦点調節装置及びそれを用いた光学機器に関する。
従来から、ビデオカメラやテレビカメラなどの光学機器で用いられているオートフォーカスとして山登り駆動が特許文献1及び2で開示されている。山登り駆動は、撮影レンズにより得られた映像信号中の高域周波数成分から撮影画面の精細度を検出し、精細度が最大となるようにフォーカスレンズの光軸方向の位置を制御する方式である。従来の位置制御は、ステッピングモータを使用した開ループ制御を通じて、フォーカスレンズを光軸方向に一定周期で微小往復移動(ウォブリング)させることによって行っていた。
しかし、ステッピングモータは、高速回転時や過大負荷がかかった時に、制御パルスとモータの回転の同期が失われる(脱調)。この問題を解決するために、ステッピングモータの代わりにブラシレスDCモータを使用することを特許文献3は提案している。ブラシレスDCモータは、ロータの位置をセンサによって検出するため、指令信号とロータの位置の同期を維持して脱調を防止するという長所を有する。
特開平05−150154号公報 特開平05−064056号公報 特開平10−150798号公報
しかしながら、ブラシレスDCモータによる開ループ制御ではレンズの位置制御をすることは不可能であり、ウォブリングの振幅が不正確になるという問題がある。ブラシレスDCモータによって位置制御を正確に行なうには閉ループを組む必要があるが、それによって回路が複雑になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、脱調を防止しつつ高精度な位置決めを比較的単純に達成する焦点調節装置及び光学機器を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面としての光学部材の焦点を調節する焦点調節装置は、前記光学部材により形成された像を検出し画像信号を出力するセンサと、前記センサから出力された前記画像信号より前記像のコントラスト値に基づいて焦点状態を検出する焦点状態検出手段と、焦点を調節させる際に前記光学部材と前記センサとの一方を他方に対して移動させるために駆動する駆動機構と、を有し、前記駆動機構は、磁石を有するロータと、磁石に回転力を与えるコイルを有するステータと、を有するモータと、前記モータの前記ロータの位置を検出する位置センサと、前記位置センサの出力に応じて前記モータの前記コイルへの通電状態を切り替えることで前記光学部材を一定方向に第1の速度で移動させるフィードバック通電切替モードと、決められた時間間隔に従って前記モータの前記コイルへの通電状態を切り替えることで前記光学部材を光軸方向に前記第1の速度よりも遅い第2の速度で一定周期で往復移動させるステップモードとを、前記コントラスト値に応じて切り替える駆動制御手段と、を有し、前記駆動制御手段は、前記ステップモードにおいて往復移動の範囲内で合焦できない場合に前記ステップモードから前記フィードバック通電切替モードに切り替えて合焦点に向かって前記光学部材を移動し、前記フィードバック通電切替モードにおいて前記合焦点を前記コントラスト値のピークとして検出した場合に前記フィードバック通電切替モードから前記ステップモードに切り替えて前記合焦点まで前記光学部材を移動することを特徴とする。
本発明は、脱調を防止しつつ高精度な位置決めを比較的単純に達成する焦点調節装置及び光学機器を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の焦点調節装置及びそれを用いた光学機器を説明する。
図1は、実施例1の光学機器100のブロック図である。図2は、光学機器100の焦点調節装置の駆動機構4の斜視図である。光学機器100は、光学部材1と、光学部材1の焦点調節装置とを有する。焦点調節装置は、光学部材1の焦点を調節し、焦点状態検出手段と駆動機構4を有する。
光学部材1は、レンズ群などであり、フォーカスレンズ(群)1aを含む。フォーカスレンズ1aを光軸方向Dに微小に往復移動(ウォブリング)させても像倍率がほとんど変化することがなく、焦点位置のみが変化する。従って、フォーカスレンズ1aを光軸方向Dに移動することで、撮像素子2上に結像される像の焦点を調節することができる。
焦点状態検出手段は、光学部材1により形成された像のコントラスト値に基づいて焦点状態を検出する。焦点状態検出手段は、撮像素子2と信号処理部3を有する。撮像素子2は、CCDやC−MOSセンサなどの、光学部材を通過した光を電気信号に変換する光電変換手段である。信号処理部3は、撮像素子2で電気信号に変換された信号に基づいて画面のコントラスト値を検出する。これにより、フォーカスレンズ1aの焦点状態を知ることができる。焦点状態検出手段は、光学部材1によって形成された像のコントラスト値を撮像素子2で得られた電気信号の高周波成分を検出することで得て、これに基づいて焦点状態を検出する。
図2に示す駆動機構4は、フォーカスレンズ1aを光軸方向に移動させる。駆動機構4は、図1におけるモータ5、位置センサ6、モータドライバ7、駆動切替手段8、第1の駆動手段9、第2の駆動手段10、コントローラ11を含む。図2において、フォーカスレンズ1aは、レンズホルダー41に保持されている。レンズホルダー41は、フォーカスレンズ1aの光軸に関して対称に配置された一対の光軸に平行なガイドバー43及び44に移動可能に支持されている。この結果、フォーカスレンズ1aは光軸方向にのみ移動可能となる。レンズホルダー41にはナット部42が設けられ、モータ5に設けられたリードスクリュー部と勘合している。モータ5を回転させることにより、フォーカスレンズ1aを光軸方向に移動させることが可能である。なお、焦点調節装置が使用する駆動機構は図2に示す構造に限定されず、カムとピンを使うタイプなど、モータの回転方向の運動をレンズの光軸方向の運動に変換する公知の構造を使用することができる。
本実施例は、フォーカスレンズ1aを光軸方向Dに移動することによって、撮像素子2上に結像される像の焦点を調節しているが、駆動機構は、光学部材1と焦点状態検出手段の一方を他方に対して移動すれば足りる。即ち、フォーカスレンズ1aではなく撮像素子2を光軸方向に移動させてもよい。即ち、フォーカスレンズ1aと撮像素子2の光軸方向における相対位置を変えることで、光学部材1が撮像素子2上に結像する像の焦点を調節することができる。
モータ5は2相のステッピングモータであり、A相、B相の2つのコイルを具備し、それぞれのコイルへの通電方向を順次切り替えることで、所定の角度である1ステップ分だけ回転させることができる。より詳細には、モータ5は、磁石5aを有するロータ5aと、磁石5aに回転力を与えるコイル5bを有するステータ5bと、を有する。
位置センサ6は、図2に示すように、フォトインタラプタ61及び62と、回転方向に周期的に設けられたスリットを回転盤63とを有し、モータ5のロータ5aの回転位置に応じて電気信号を出力する。フォトインタラプタ61及び62は、電気角にして90°離れた信号を出力するような位相差を持たせて配置する。これにより、回転盤の回転方向を判別できるようになる。フォトインタラプタ61及び62の詳しい配置場所については後述する。位置センサ6として、ホール素子やMR素子を用い、モータのロータに取り付けられたマグネットの磁束を読み取ってもよい。
モータドライバ7は、モータ5への通電を行い、モータ5のそれぞれのコイルに、所定の方向の電流を流すことができる。駆動切替手段8は、モータ5の駆動を、コントローラ11から指令によって、第1の駆動手段9又は第2の駆動手段10で行う。
第1の駆動手段9は、フィードバック通電切替モードでモータ5を駆動させる。フィードバック通電切替モードは、位置センサ6のパルス信号に応じてモータ5のコイル5bへの通電を切り替えるモードであり、ブラシレスDCモータと同じ駆動方法となる。フィードバック通電切替モードは、フォーカスレンズ1aを一定方向に(例えば、合焦点に向かって)高速度(第1の速度)で移動させるのに使用される。
第2の駆動手段10は、ステップモードでモータ5を駆動させる。ステップモードは、決められた時間間隔に従ってモータ5のコイル5bへの通電状態を切り替えるモードであり、ステッピングモータと同じ駆動方法となる。ステップモードは、フォーカスレンズ1aを光軸方向Dに低速度(第1の速度よりも遅い第2の速度)で一定周期で往復移動(ウォブリング)させるのに使用される。
コントローラ11は、信号処理部3で得られたコントラスト値に応じて、駆動切替手段8へ切替信号を送信する。具体的な切替信号生成方法については後述する。
なお、駆動切替手段8とコントローラ11は駆動制御手段を構成する。駆動制御手段は、コントラスト値に応じてモータ5のコイルへの通電を第1の駆動手段9と第2の駆動手段10との間で切り替える。
以下、モータ5の動作モードであるフィードバック通電切換モードとステップモードについて説明する。
フィードバック通電切換モードは、位置センサ6の信号に応じてモータ5への通電方向を切り替える方法である。フォトインタラプタ61及び62の詳しい配置場所について、図3を用いて説明する。
図3(A)はコイルへ一定電流を流したときの、ロータ5aに働くトルクを示している。モータ5のコイル5bを2相で構成した場合、2つのコイル5bそれぞれに正方向、逆方向の電流を流すことができるので、図に示すようにA−B−、A+B−、A+B+、A−B+の4種類のトルク分布ができる。これらはほぼ正弦波形状の同一波形であり、電気角で90°の位相差を持っている。
図3(B)はフォトインタラプタ61及び62の出力信号を表している。フォトインタラプタ61は、A+B−のトルクとA−B−のトルクの交点、及びA+B+のトルクとA−B+のトルクの交点での出力が切り替わるように配置している。また、フォトインタラプタ62は、A+B+のトルクとA+B−のトルクの交点、及びA−B+のトルクとA−B−のトルクの交点での出力が切り替わるように配置している。
図3(C)は、A相コイル及びB相コイルへの通電方向を示している。フィードバック通電切替モードでは、フォトインタラプタ61の出力が切り替わったときにA相コイルへの通電方向を切り替え、フォトインタラプタ62の出力が切り替わったときにB相コイルへの通電方向を切り替える。このことによりモータ5は図3(A)にTとして示すような、ロータ5aの回転角度に応じた最適な通電を行なうことができる。フィードバック通電切換モードではモータ5が1ステップ分回転したことを確認してから次の通電に切り替えるので、原理的に駆動パルスとモータの回転の同期が失われず、脱調が起こらない。一方、モータ5が1ステップ分回転するまでの時間は、モータにかかる負荷によって変動するため、フィードバック通電切換モードではモータの速度を決めることはできない。
ステップモードは、モータ5の回転状態によらず、所定の時間になったら次の通電状態に切り替える方法である。モータ5は、A相コイル及びB相コイルへの通電方向を切り替えることで、所定の角度ずつ回転させることができる。従って、開ループ制御で容易に目的の位置までモータを回転させることができる。一方、モータの回転状態を検知せずに次の通電に切り替えるので、脱調してしまう危険性がある。
図4は、モータの発生するトルクと回転数を表すグラフである。横軸はモータ5の発生するトルク、縦軸はそのときのモータ5の回転数である。フィードバック通電切替モードでは、モータ5は常にこの線上で動作する。例えば、図4中、
で示す動作点の状態でモータ5を駆動していたとする。このモータ5に負荷変動があった場合、モータ5は脱調せず、負荷が大きくなれば回転数は小さくなり(同図
)、負荷が小さくなれば回転数は大きくなる(同図
)。一方、ステップモードでは、この曲線は脱調する限界を表す。この曲線よりも高速に駆動パルスを入力した場合、モータ5の回転が通電の切り替えについていけずに、同期を失い脱調してしまう。これを避けるため、この曲線に対して余裕をもたせて、低速側でモータを使用する。(図3の
)。それにより、負荷変動によらずにモータを一定回転させることができる。その反面、モータ5の速度はフィードバック通電切換モードの半分程度になってしまう。(図3中、
)。以上、フィードバック通電切換モードではステップモードよりも高速にモータを回転することができ、ステップモードでは正確な速度制御、位置制御が行なえる。従って、長いストロークを高速に移動させたいときは、高速化の容易なフィードバック通電切換モードを用い、短いストロークを正確に移動させたいときはステップモードを用いる。これにより、高精度な位置決めを実現しながらも合焦動作中の脱調を防ぐことができる。
次に、第1及び第2の駆動手段9及び10の切替方法を、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、本実施例の駆動方法を説明するグラフであり、横軸にフォーカスレンズ1aの移動距離を、縦軸に被写体のコントラスト値を示している。図6は、コントローラ11が行う駆動方法を示すフローチャートである。
まず、フォーカスレンズ1aが図5のA点にあると仮定する。駆動開始後(ステップ101)、コントローラ11はステップモードを選択し(ステップ102)、フォーカスレンズ1aを光軸上前後に一定周期で微小往復移動(ウォブリング)させる(ステップ103)。ステップモードより、ウォブリングの振幅を正確に設定することができる。次に、コントローラ11は合焦判定ができたかどうか判断し(ステップ104)、できればフォーカスレンズ1aを停止する(ステップ112)。コントローラ11は合焦判定ができないと判断すれば(ステップ104)、コントラスト値を検出する信号が高くなる方向を調べる(ステップ105)。コントローラ11は方向判別ができなければ(ステップ105)、ステップ103に帰還する。
ウォブリングの振幅をモータの1ステップの大きさ以下にしたいときは、モータ5のコイル5bへの通電を方相ずつ行なう1−2相駆動や、それぞれのコイル5bへの電流の割合を徐々に変化させるマイクロステップ駆動とすればよい。これにより、モータ5の振幅を1ステップの大きさ以下にすることができ、フィードバック通電切換モードでは不可能な小さな振幅でモータを往復移動させることができる。
コントローラ11は方向判別ができれば(ステップ105)、フィードバック通電切換モードに移行し(ステップ106)、その方向にフォーカスレンズ1aを山登り駆動する(ステップ107)。フィードバック通電切換モードにより、高速動作時のモータ5の脱調を避けることができる。コントラスト値は、図5のAからCへと増加する。コントラスト値の極大値Cがフォーカスレンズ1aの合焦点である。コントラスト値がB点まで下がった時点で、合焦点を通り過ぎたと判断し(ステップ108)、モータ5の動作モードをステップモードに切り替える(ステップ109)。そして移動方向を反転させ、合焦点へフォーカスレンズ1aを移動させる(ステップ110、111)。ステップ111後はステップ103に移行する。これにより、コントラスト値の極大値であるC点に戻ったら、再びレンズをウォブリング駆動させ、合焦の判定を行なう(ステップ104)。フォーカスレンズ1aが合焦点へ到達したら、コントローラ11はモータ5への通電を切る(ステップ112)。合焦後に再びフォーカスレンズ1aを光軸上前後に往復移動させてもよい。これにより、フォーカスレンズ1aが合焦点を外れることを検出し、外れた場合は再び上述の動作を行う。
本実施例は、フィードバック通電切り替えモードとステップモードの二つのモータ駆動モードを使用する。フィードバック通電切換モードでは、モータを高速駆動しても脱調しないため、モータの速度を上げて合焦に要する時間を短縮することができる。また、ステップ駆動時よりもモータに求められるトルクが小さくなるため、より小型のモータでも駆動することができ、装置全体の小型化にも役立てることができる。ステップモードでは開ループ制御により容易に速度や位置を決めることができる。また、1−2相通電駆動やマイクロステップ駆動を行なうことにより、フィードバック通電切り替えモードよりも高分解能のモータ位置を決めることができる。このように、フィードバック通電切換モードと、ステップモードを切り替えることにより、高精度な位置決めを行なうことを可能にしながらも、合焦動作中のモータの脱調を防ぐことができ、合焦時間の短縮化が可能である。
以下、図7を参照して、本発明の実施例2の駆動方法について説明する。なお、図7において図6と共通する箇所については、同一の参照符号を付すことによって説明を省略する。実施例1は、ウォブリング駆動時はステップモード、それ以外ではフィードバック通電切換モードを選択している。これに対して、実施例2は、コントラスト値の変化率の値によってフィードバック通電切換モードとステップモードを切り替えている。
フォーカスレンズ1aの起動時には、実施例1と同じくステップモードによってフォーカスレンズ1aをウォブリングさせ、コントラスト値が高くなる方向を調べる。従って、ステップ101乃至105まで(ステップ104からステップ112も含む)は図6と同様である。現在位置から合焦点までの方向が決まったら(ステップ105)、コントローラ11はその方向へフォーカスレンズ1aを山登り駆動する(ステップ206)。このとき、一定時間ごとにコントラスト値の変化量を調べ、その値を移動距離で割ることによって、コントラスト値のレンズ位置に対する傾きを得る。コントローラ11は、その値が閾値以上であると判断した場合には(ステップ207)、ステップモードからフィードバック通電切換モードに切り替え(ステップ208)、閾値未満であると判断した場合にはステップモードを維持又は選択する(ステップ209)。
図10に示すように、コントラスト値とレンズ位置の関係は合焦点付近では傾きが小さくなる傾向がある。従って、その傾きが閾値以上ならば、レンズ位置は合焦点までまだ距離があると判断することができる。そのときは高速化の容易なフィードバック通電切換モードが有効である。傾きが閾値未満ならば、合焦点までの距離が近いと判断することができる。そのときは位置制御の容易なステップモードに切り替える。
ピークを検出すると(ステップ210)、ステップモードに移行する(ステップ211)。また、この動作モードの切り替えにヒステリシス性を持たせることで、フォーカスレンズ1aのハンチングを防止することも有効である。また、モータ5への負荷変動が十分少なく、モータ5に速度変化が少ないときは、コントラスト値のレンズ位置に対する傾きの代わりに、コントラスト値の時間変化量が所定値を越えるかどうかを、動作モード切り替えの判断基準として用いることもできる。コントラスト値の変化量を移動距離で割る必要がなくなるため、計算にかかる負荷を減らすことができる。
実施例2は、実施例1の効果に加えて、合焦時間をより短縮にすることができるという効果を与える。即ち、実施例1は、画面のコントラスト値が一度ピークを越えたところでフィードバック通電切換モードからステップモードへ切り替えていたため、合焦点を大きく通り過ぎて、合焦に時間がかかるおそれがある。これに対して、本実施例は、合焦点からの行き過ぎを小さくすることができる。合焦点である画面のコントラスト値のピークが近づくと、コントラスト値の変化量が小さくなってくる。コントラスト値の変化量が小さくなったときに、フィードバック通電切換モードからステップモードへ切り替えることができるため、合焦点の手前から減速動作を始めることができ、合掌時間の短縮化に効果的である。
以下、図8を参照して、本発明の実施例3の駆動方法について説明する。本実施例は、ウォブリング時の振幅によって、フィードバック通電切換モードとステップモードを切り替える。フォーカスレンズ1aをウォブリングすると結像した像は焦点がボケるので、ウォブリングの振幅は、像の変化が検出可能な範囲で、しかも目には目立たない程度の量であることが求められる。この値は、光学部材1の焦点深度に関係する。焦点深度が浅いときは、フォーカスレンズ1aの移動量を小さくしなければ像の変化が目立ち、焦点深度が深いときは、フォーカスレンズ1aの移動量を大きくしなければ像の変化が検出できない。
駆動開始後(ステップ301)、ウォブリングの振幅を計算する(ステップ302)。焦点深度は光学部材1の焦点距離と絞りのF値によって大きく変化し、焦点深度の最も深いときと最も浅いときの割合は数十倍程度となる。従って、ステップ302で計算されるウォブリングの振幅も、最小と最大では数十倍の差になる。
モータ5の移動量が小さい場合には、制御性の良いステップモードで駆動する方が有利である。モータ5の移動量が大きくなると、フィードバック通電切換モードを使用して高速でモータ5を駆動することができる。フォーカスレンズ1aの焦点深度から定まるウォブリング振幅に応じて、振幅が所定値よりも大きいときは(ステップ303)、フィードバック通電切換モードで駆動する(ステップ304)。一方、振幅が所定値よりも小さいときは(ステップ303)、ステップモードで駆動する(ステップ305)。これにより、ウォブリング動作(ステップ306)を高速化することができる。
その後、コントローラ11は合焦判定ができたかどうか判断し(ステップ307)、できればフォーカスレンズ1aを停止する(ステップ313)。コントローラ11は合焦判定ができないと判断すれば(ステップ307)、コントラスト値を検出する信号が高くなる方向を調べる(ステップ308)。コントローラ11は方向判別ができなければ(ステップ308)、ステップ303に帰還する。
コントローラ11は方向判別ができれば(ステップ308)、その方向にフォーカスレンズ1aを山登り駆動する(ステップ309)。次に、コントローラ11は、コントラスト値のピークを越えたかどうかによって合焦点を通り過ぎたと判断し(ステップ310)、移動方向を反転させ、合焦点へフォーカスレンズ1aを移動させる(ステップ311、312)。ステップ312後はステップ303又は306に移行する。
本実施例は、ウォブリング終了後の山登り駆動(ステップ309)における駆動モードは限定をしない。常にステップモードで動かしてもよいし、他の実施例のように、何らかの条件でステップモードとフィードバック通電切換モードを切り替えてもよい。
以下、図9を参照して、本発明の実施例4の駆動方法について説明する。なお、図9において図6と共通する箇所については、同一の参照符号を付すことによって説明を省略する。本実施例は、山登り駆動時にコントラスト値の絶対値によって、フィードバック通電切換モードとステップモードを切り替える。
フォーカスレンズ1aの起動時には、実施例1と同じくステップモードによってフォーカスレンズ1aをウォブリングさせ、コントラスト値が高くなる方向を調べる。従って、ステップ101乃至105まで(ステップ104からステップ112も含む)は図6と同様である。現在位置から合焦点までの方向が決まったら(ステップ105)、コントローラ11はその方向へフォーカスレンズ1aを山登り駆動する(ステップ406)。コントローラ11は、コントラスト値が所定値以上であると判断した場合には(ステップ407)、ステップモードを維持する(ステップ408)。また、コントローラ11は、コントラスト値が所定値未満であると判断した場合には(ステップ407)、ステップモードからフィードバック通電切換モードに切り替える(ステップ409)。
図10に示すように、フォーカスレンズ1aが合焦位置より遠ければ遠いほどコントラスト値は低い。フォーカスレンズ1aが合焦位置が近づくにつれてコントラスト値が高くなる。従って、コントラスト値が閾値よりも小さいときは、フォーカスレンズ1aを移動すべき量が大きくフィードバック通電切換モードが有利である。コントラスト値が閾値を越えるとステップモードで減速を始める必要が出てくる。
次に、コントローラ11は、コントラスト値のピークを越えたかどうかによって合焦点を通り過ぎたと判断し(ステップ410)、ステップモードを選択する(ステップ109)。ステップ109以降は実施例1と同様である。
本実施例は、ピークを越える前に合焦点が近づいたことを検知して、ステップモードに切り替えて減速を始めることができるので、合焦点からの行き過ぎを小さくすることができる。
なお、コントラスト値の絶対値は被写体やフォーカスレンズ1aの焦点深度によって大きく変化する。このため、閾値も、被写体やレンズの焦点深度によって大きく変化する。具体的には、フォーカスレンズ1aの焦点距離、絞り量及び被写体の明るさの少なくとも一つに基づいて閾値を変更する。このときの閾値は、合焦点位置でのコントラスト値の5割乃至9割の範囲内で変化させるのが好適である。またこのときも、モード間の切り替えにヒステリシス性を持たせることにより、モータ5のハンチングを抑える効果がある。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
実施例1のデジタルカメラ(光学機器)のブロック図である。 図1に示す駆動機構の斜視図である。 図1に示すモータをブラシレスDCモータとして駆動する原理を説明するグラフである。 図1に示すモータの発生するトルクと回転数を表すグラフである。 実施例1の駆動方法を説明するグラフである。 実施例1の駆動方法を説明するためのフローチャートである。 実施例2の駆動方法を説明するためのフローチャートである。 実施例3の駆動方法を説明するためのフローチャートである。 実施例4の駆動方法を説明するためのフローチャートである。 山登り駆動におけるフォーカスレンズの位置とコントラスト値との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 光学部材
2 撮像素子(焦点状態検出手段)
3 信号処理部(焦点状態検出手段)
8 駆動切替手段(駆動制御手段)
9 第1の駆動手段
10 第2の駆動手段
11 コントローラ(駆動制御手段)
100 デジタルカメラ(光学機器)

Claims (4)

  1. 光学部材の焦点を調節する焦点調節装置において、
    前記光学部材により形成された像を検出し画像信号を出力するセンサと、
    前記センサから出力された前記画像信号より前記像のコントラスト値に基づいて焦点状態を検出する焦点状態検出手段と、
    焦点を調節させる際に前記光学部材と前記センサとの一方を他方に対して移動させるために駆動する駆動機構と、を有し、
    前記駆動機構は、
    磁石を有するロータと、磁石に回転力を与えるコイルを有するステータと、を有するモータと、
    前記モータの前記ロータの位置を検出する位置センサと、
    前記位置センサの出力に応じて前記モータの前記コイルへの通電状態を切り替えることで前記光学部材を一定方向に第1の速度で移動させるフィードバック通電切替モードと、決められた時間間隔に従って前記モータの前記コイルへの通電状態を切り替えることで前記光学部材を光軸方向に前記第1の速度よりも遅い第2の速度で一定周期で往復移動させるステップモードとを、前記コントラスト値に応じて切り替える駆動制御手段と、を有し、
    前記駆動制御手段は、前記ステップモードにおいて往復移動の範囲内で合焦できない場合に前記ステップモードから前記フィードバック通電切替モードに切り替えて合焦点に向かって前記光学部材を移動し、前記フィードバック通電切替モードにおいて前記合焦点を前記コントラスト値のピークとして検出した場合に前記フィードバック通電切替モードから前記ステップモードに切り替えて前記合焦点まで前記光学部材を移動することを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記駆動制御手段は、前記コントラスト値が閾値以上の場合には前記ステップモードを選択し、閾値未満の場合には前記フィードバック通電切替モードを選択することを特徴とする請求項に記載の焦点調節装置。
  3. 前記駆動制御手段は、前記光学部材の焦点距離、絞り量及び被写体の明るさの少なくとも一つに基づいて前記閾値を変更することを特徴とする請求項に記載の焦点調節装置。
  4. 光学部材と、
    前記光学部材の焦点を調節する請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の焦点調節装置と、
    を有することを特徴とする光学機器。
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