JP2014095852A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力化、および、位置決め精度と高速駆動を両立させたステッピングモータを有する光学機器を提供する。
【解決手段】光学機器は、レンズ群を移動させるステッピングモータと、所定の駆動信号を用いてステッピングモータを駆動する駆動部と、ステッピングモータに発生する逆起電圧を検出する逆起電圧検出部と、逆起電圧に応じて駆動部を制御する方式を変更する制御部とを有し、制御部は、逆起電圧が所定の条件を満たす場合、所定の駆動信号の振幅が小さくなるように制御し、逆起電圧が所定の条件を満たさない場合、所定の駆動信号の振幅を維持するように制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ステッピングモータを有する光学機器に関する。
従来から、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、交換レンズなどにおけるレンズ群の駆動源として、オープンループ制御方式によるステッピングモータが広く用いられている。オープンループ制御方式によりステッピングモータを駆動する場合、脱調を回避するため、レンズ群を駆動する際の負荷トルクよりもステッピングモータの発生トルクを高く設定する必要がある。ただし、ステッピングモータの駆動周波数を高くするほど、また駆動電流の供給を少なくするほど、発生トルクは低くなる。このため、脱調を回避するには、ステッピングモータの駆動周波数を低くし、または、駆動電流を増加させることが必要である。
一方、ステッピングモータの脱調を回避するための制御方式として、フィードバック制御方式がある。フィードバック制御方式は、エンコーダやポテンショメータなどの位置検出用センサを配置し、または、モータに速度検出用のサーチコイルを付加することにより実現可能である。
特許文献1には、ステッピングモータの複数の巻線に対し、非励磁状態の巻線部分に発生する誘起電圧を順次切り替えて検出することにより、巻線部分にセンサ機能を分担させて速度検出を行う装置が開示されている。
特公平6−46880号公報
しかしながら、特許文献1において、低消費電力化のために駆動電流を減少させると、ステッピングモータ固有の負荷トルク(ディテントトルク)やレンズ駆動の際の負荷変動により、位置決め精度が劣化し、また、脱調により高速駆動が困難である。一方、位置決め精度の向上および高速駆動化のために駆動電流を増加させると、低消費電力化が困難となる。
そこで本発明は、低消費電力化、および、位置決め精度と高速駆動を両立させたステッピングモータを有する光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学機器は、レンズ群を移動させるステッピングモータと、所定の駆動信号を用いて前記ステッピングモータを駆動する駆動部と、前記ステッピングモータの励磁コイルに発生する逆起電圧を検出する逆起電圧検出部と、前記逆起電圧に応じて前記駆動部を制御する方式を変更する制御部とを有し、前記制御部は、前記逆起電圧が所定の条件を満たす場合、前記所定の駆動信号の振幅が小さくなるように制御し、前記逆起電圧が前記所定の条件を満たさない場合、前記所定の駆動信号の振幅を維持するように制御する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、低消費電力化、および、位置決め精度と高速駆動を両立させたステッピングモータを有する光学機器を提供することができる。
本実施例における光学機器の構成図である。 本実施例における光学機器の外観図である。 本実施例におけるステッピングモータの駆動電流の波形図である(無補正時)。 本実施例におけるステッピングモータのロータとステータとの位置関係を示す模式図である。 実施例1におけるステッピングモータの逆起電圧の波形図である。 本実施例における初期動作処理を示すフローチャートである。 実施例1におけるステッピングモータの駆動波形の最適化処理を示すフローチャートである。 実施例1におけるレンズの位置決め精度の説明図である。 実施例2におけるステッピングモータの逆起電圧の波形図である。 実施例2におけるステッピングモータの駆動波形の最適化処理を示すフローチャートである。 実施例3におけるステッピングモータの逆起電圧の波形図である。 実施例3におけるステッピングモータの駆動波形の最適化処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の実施例1における光学機器の構成について説明する。図1は、本実施例における光学機器(撮像装置100)の構成図である。図2は、撮像装置100(ビデオカメラ)の外観図である。なお本実施例において、撮像装置100はレンズ装置(撮像光学系)が撮像装置本体と一体的に構成されている。ただし本実施例は、これに限定されるものではなく、撮像装置本体に着脱可能なレンズ装置を撮像装置本体に装着して構成された撮像システムにも適用可能である。
撮像装置100において、被写体像の入射方向から順に、フィールドレンズ101、変倍レンズとしてのズームレンズ群102、光量を調節する絞りユニット114、アフォーカルレンズ103、合焦レンズとしてのフォーカスレンズ群104が配置されている。フィールドレンズ101、ズームレンズ群102、絞りユニット114、アフォーカルレンズ103、および、フォーカスレンズ群104により、撮像光学系(ズームレンズ)が構成される。ズームレンズは、被写体像を撮像素子116に結像させる。フォーカスレンズ群104が被写体側から見て後ろ側(像側)に配置される構成のレンズは、リアフォーカスレンズと呼ばれる。リアフォーカスレンズは、ビデオカメラやコンパクトデジタルカメラなどの撮像装置において一般的に用いられている。
116は、撮影光学系(ズームレンズ)により形成された被写体像を光電変換するCCDセンサやCMOSセンサなどの撮像素子である。ズームレンズ群102およびフォーカスレンズ群104は、ズームレンズ保持枠105およびフォーカスレンズ保持枠106によりそれぞれ保持されている。レンズ保持枠105、106は、ガイド軸(不図示)により光軸OAの方向(光軸方向)に移動可能に構成されている。
レンズ保持枠105、106には、ラック105a、106aがそれぞれ取り付けられている。ラック105a、106aは、ステッピングモータ107、108の出力軸であるスクリュー軸107a、108aのスクリュー部にそれぞれ噛み合っている。ステッピングモータ107、108が駆動されスクリュー軸107a、108aが回転することにより、スクリュー軸107a、108aとラック105a、106aとがそれぞれ噛み合い、レンズ保持枠105、106が光軸方向(図1中の矢印方向)に移動する。
ステッピングモータ107、108は、ズームレンズ群102およびフォーカスレンズ群104(レンズ群)をそれぞれ光軸方向に移動させるために駆動するモータである。ステッピングモータ107、108によりズームレンズ群102およびフォーカスレンズ群104をそれぞれの目標位置に駆動する場合、まず、撮像装置100の起動時に、各レンズ群を位置制御の基準となる位置(リセット位置)に設定する。そして、このリセット位置からそれぞれの目標位置まで移動させるため、必要な駆動パルス数の駆動波形をステッピングモータ107、108に入力する。
このため撮像装置100には、ズームレンズ群102およびフォーカスレンズ群104がそれぞれのリセット位置に位置しているか否かを検出するリセット位置センサが設けられている。本実施例において、リセット位置センサは、発光素子と受光素子とが一体的に構成されたフォトインタラプタ109、110を備えて構成されている。フォトインタラプタ109、110の発光素子と受光素子との間には、レンズ保持枠105、106のそれぞれに設けられた遮光部105b、106bが挿入されている。
遮光部105b、106bが、発光素子から受光素子に向かう光を遮断することにより、ズームレンズ群102およびフォーカスレンズ群104がリセット位置に位置していることが検出される。遮光部105bは、ズームレンズ群102が望遠側または広角側であるかのゾーン検出を可能とする形状に設定されている。また遮光部106bは、フォーカスレンズ群104の遠距離物体に対してフォーカスする位置か、至近物体に対してフォーカスする位置かのゾーン検出を可能とする形状に設定されている。
マイクロプロセッサ111(制御部)は、ステッピングモータを駆動するための駆動回路119、120(駆動部)を制御する。駆動回路119、120は、マイクロプロセッサ111からの制御信号(駆動波形に関する情報)に基づき、所定の駆動信号を用いてステッピングモータ107、108をそれぞれ駆動する。このように、撮像光学系の変倍動作およびこれに伴う合焦動作は、ビデオカメラなどの撮像装置で一般的に用いられるカム軌跡データを利用した電子カム方式によりステッピングモータ107、108を駆動制御することで行われる。
またマイクロプロセッサ111は、電源スイッチ、録画スイッチ、操作手段としてのズームスイッチなどのスイッチ(不図示)からの入力信号に基づいて、撮像装置100の全体の制御を司る。マイクロプロセッサ111に設けられた記憶装置112には、ズームレンズ群102のリセット位置に対する望遠側と広角側の位置(テレ端およびワイド端)が記憶されている。また記憶装置112には、フォーカスレンズ群104のリセット位置に対して、物体距離およびズームレンズ群102の位置に応じて決定される位置データが記憶されている。
ステッピングモータ107とマイクロプロセッサ111との間には、逆起電圧検出回路124およびフィードバック制御回路126が接続されている。逆起電圧検出回路124(逆起電圧検出部)は、ステッピングモータ107(の励磁コイル)に発生した逆起電圧を検出する。フィードバック制御回路126(フィードバック回路)は、逆起電圧検出回路124により検出された逆起電圧をマイクロプロセッサ111(制御部)へフィードバックする。マイクロプロセッサ111(制御装置113)は、フィードバック制御回路126によりフィードバックされたステッピングモータ107の逆起電圧の振幅に応じて、駆動回路119の駆動信号(駆動波形)に関する情報を記憶装置112(記憶部)から選択する。駆動信号に関する情報とは、マイクロプロセッサ111から駆動回路119への信号または駆動回路119からステッピングモータ107への信号(駆動信号)に関する情報である。このようにマイクロプロセッサ111は、逆起電圧に応じて駆動回路119を制御する方式を変更する。
ステッピングモータ108とマイクロプロセッサ111の間には、逆起電圧検出回路125およびフィードバック制御回路127が接続されている。逆起電圧検出回路125(逆起電圧検出部)は、ステッピングモータ108(の励磁コイル)で発生した逆起電圧を検出する。フィードバック制御回路127(フィードバック回路)は、逆起電圧検出回路125により検出された逆起電圧をマイクロプロセッサ111(制御部)へフィードバックする。マイクロプロセッサ111(制御装置113)は、フィードバック制御回路127によりフィードバックされたステッピングモータ108の逆起電圧の振幅に応じて、駆動回路120の駆動信号(駆動波形)に関する情報を記憶装置112(記憶部)から選択する。駆動信号に関する情報とは、マイクロプロセッサ111から駆動回路120への信号または駆動回路120からステッピングモータ108への信号(駆動信号)に関する情報である。この詳細については後述する。このようにマイクロプロセッサ111は、逆起電圧に応じて駆動回路120を制御する方式を変更する。なお本実施例において、ステッピングモータ107、108の駆動方式には限定されるものではなく、マイクロステップ駆動方式のみならず、1−2相駆動方式や2−2相駆動方式などの駆動方式を用いてもよい。
絞りユニット114は、所謂ガルバノ方式のアクチュエータ114c、および、アクチュエータ114cにより開閉駆動される絞り羽根114a、114b、および、絞り開閉状態を検出する位置検出素子115(ホール素子)を有する。撮影の際に、撮像素子116は、被写体像(光学像)を電気信号(アナログ信号)に変換する。そして、A/D変換回路117は、撮像素子116からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号を信号処理回路118に出力する。信号処理回路118は、A/D変換回路117から入力された電気信号(デジタル信号)に対して各種の画像処理を施すことにより、画像の露出状態を示す輝度信号情報を生成する。そして信号処理回路118は、輝度信号情報を記録可能なデータ形式へ変換して映像信号を生成し、映像信号を記録部150に送る。
マイクロプロセッサ111は、信号処理回路118から取得した輝度信号情報が常に適正値となるように、アクチュエータ114cをフィードバック制御する。このとき、増幅器122(Amp)は、位置検出素子115から出力された信号を増幅する。そしてA/D変換回路123は、増幅器122により増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、絞り(絞り羽根114a、114b)の開閉位置を示す情報(絞り位置情報)としてこのデジタル信号をマイクロプロセッサ111に出力する。マイクロプロセッサ111は、この絞り位置情報に基づいて、輝度信号情報が常に適正値となるように駆動回路121に開閉信号(制御信号)を送り、アクチュエータ114cの駆動制御を行う。また、マイクロプロセッサ111は、絞り(絞り羽根114a、114b)を任意の開閉位置に位置決めするための開閉信号を駆動回路121に送ることもできる。
次に、図3および図4を参照して、ステッピングモータ108(ステッピングモータ107)としての2相PM型ステッピングモータの動作原理について説明する。ここで、ステッピングモータにおける2相のコイル(不図示)をそれぞれA相コイル、B相コイルと呼ぶ。また、2相PM型ステッピングモータの構造は、公知であるため、その説明は省略する。
図3は、ステッピングモータ108の駆動電流の波形図である。図3において、横軸は電気角、縦軸は電流値(駆動電流)を示している。図3は、ステッピングモータ108を駆動するための無補正(定格振幅C)時の駆動電流の波形を示し、100aはA相コイルに励磁する余弦波形、100bはB相コイルに励磁する正弦波形である。
図4は、ステッピングモータ108(2相PM型ステッピングモータ)におけるロータ(マグネット10c)とステータ(A相ステータ10d、B相ステータ10e)の位置関係を示す模式図である。本実施例の2相PM型ステッピングモータにおいて、マグネット10cは合計10極、N極とS極が円周方向に交互に着磁されており(図4では8極のみ示されている)、例えば1−2相駆動方式で駆動した場合、1ステップあたりの回転角度は9°となる。また、A相ステータ10d、B相ステータ10eは、マグネット10cの外周を包み込むように、かつ同一形状を1周期とした場合に90°だけ互いに位相をずらして配置されている。2相のコイル(不図示)に電流が供給されると、A相ステータ10d、B相ステータ10eに磁極が発生し、マグネット10cの磁極と引き合い、磁気力が釣り合う角度でマグネット10cは停止する。
図4(a)は、図3の電気角P2におけるマグネット10cとA相ステータ10d、B相ステータ10eの位置関係を示している。図4(b)は、図3の電気角P6におけるマグネット10cとA相ステータ10d、B相ステータ10eの位置関係を示している。図4(c)は、図3の電気角P10におけるマグネット10cとA相ステータ10d、B相ステータ10eの位置関係を示している。図4(d)は、図3の電気角P14におけるマグネット10cとA相ステータ10d、B相ステータ10eの位置関係を示している。このようにして2相のコイルのそれぞれに適切な電流値が励磁されることで、ロータとしてのマグネット10cが回転し、ステッピングモータ108が駆動される。
次に、図5乃至図8を参照して、フォーカスレンズ群104を光軸方向に移動させる際におけるステッピングモータ108の駆動波形(駆動信号)の最適化処理について説明する。
図5は、逆起電圧検出回路125により検出されたステッピングモータ108の逆起電圧の波形図である。図5において、20aはA相の逆起電圧の波形、20bはB相の逆起電圧の波形であり、横軸は電気角、縦軸は逆起電圧をそれぞれ示している。また図5には、逆起電圧の範囲である第1の電圧範囲(第1の振幅範囲)および第2の電圧範囲(第2の振幅範囲)を示している。第1の電圧範囲および第2の電圧範囲は、制御装置113がステッピングモータ108の逆起電圧の振幅に応じて駆動回路120へ入力する駆動波形を記憶装置112より選択する際の指標(指標電圧範囲)として用いられる。これらの指標電圧範囲(指標電圧)は、ユーザにより任意に設定可能であるが、第1の電圧範囲の最大値(第1の電圧)は第2の電圧範囲の最大値(第2の電圧)よりも大きい関係(第1の電圧>第2の電圧)になるように設定される。
図6は、本実施例における初期動作処理を示すフローチャートである。撮像装置100の電源がオンになると(電源起動時)、マイクロプロセッサ111は一連の初期化処理を行ってから、図6に示される初期動作処理を実行する。図6において、まず、マイクロプロセッサ111はフォーカスレンズ群104のリセット位置を設定するため、ステップS101において、フォトインタラプタ110の情報に基づいて、リセット位置に向かって移動させるためのレンズ駆動方向を判別する。続いてステップS102において、マイクロプロセッサ111は、レンズ駆動を開始する。
次にステップS103において、マイクロプロセッサ111は、レンズ駆動中、リセット位置が検出されたか否かを判定する。リセット位置が検出されない場合、ステップS103は繰り返される。すなわちマイクロプロセッサ111は、レンズ駆動中、フォトインタラプタ110の出力レベルがハイ(High)からロー(Low)に、またはロー(Low)からハイ(High)に変化するまで、フォトインタラプタ110の出力レベルを常時検出し続ける。一方、リセット位置が検出されると、ステップS104において、駆動停止処理および内部位置カウンタの設定処理を行い、リセット位置の設定動作は完了する。続いてステップS105において、後述するステッピングモータの駆動波形の最適化処理を行う。そしてステップS106において、撮影画像の出力(画像出力)を開始し、電源起動時の初期動作処理を完了する。
図7は、ステッピングモータの駆動波形の最適化処理を示すフローチャートである。図7の各ステップは、マイクロプロセッサ111の指令に基づいて行われる。本実施例において、ステッピングモータの駆動方式として、ハーフステップ駆動方式が採用される。ハーフステップ駆動方式とは、1−2相駆動方式と比較して、1相位置と2相位置との中間位置でさらに細かい停止が可能であり、1ステップあたりの回転角度は機械角で4.5°、すなわち1−2相駆動方式の2倍の停止分解能を有する駆動方式である。
まずステップS201において、マイクロプロセッサ111は、記憶装置112において予め準備されたステッピングモータの駆動速度Vおよび駆動方向Dを設定する。また、駆動波形を定格振幅値C(無補正値)、このときの各励磁位置での値nを100に設定する。次に、ステップS202において、A相コイルに励磁する規定の余弦波、B相コイルに励磁する規定の正弦波をそれぞれ入力する。このときの駆動波形は図3に示される状態であり、図3の波形における振幅(±1.000ライン)がn=100を意味する。
続いてステップS203において、ステップS201、S202にて設定された駆動波形によりステッピングモータ108を駆動する。そして、逆起電圧検出回路125は、フォーカスレンズ群104を駆動させたときのステッピングモータ108で発生する逆起電圧を検出する。次にステップS204において、フィードバック制御回路127は、逆起電圧検出回路125により検出されたステッピングモータ108の逆起電圧をマイクロプロセッサ111の記憶装置112へフィードバックする。このときマイクロプロセッサ111は、ステッピングモータ108の逆起電圧Eが記憶装置112で予め設定された第1の電圧以下かつ第2の電圧以上(第1の電圧≧E≧第2の電圧)であるか否かを判定(比較)する。
ステップS204において、逆起電圧Eが第1の電圧よりも大きいか、または、第2の電圧よりも小さい場合、ステップS209へ進む。ステップS209では、ステッピングモータ108の駆動波形(補正値)として、ステップS201、S202で設定された無補正の定格振幅値Cかつn=100に決定し、最適化処理を終了する。これにより、本実施例のズームレンズにおいて、フォーカスレンズ群104の位置決め精度出しに有効なモータ制御が可能となる。
ここで、無補正の定格振幅値Cかつn=100によりステッピングモータ108を駆動させた場合のフォーカスレンズ群104の位置決め精度が効果的であることについて説明する。
図8は、レンズの位置決め精度の説明図である。図8において、定格振幅の駆動波形で駆動させたときのフォーカスレンズ群104の位置決め精度30、および、振幅を定格振幅の60%となる駆動波形で駆動させた場合のフォーカスレンズ群104の位置決め精度40が示されている。ここで、振幅を定格振幅の60%となる駆動波形で駆動させる理由は、後述のステップS205〜S208における低消費電力を目的とする駆動波形の最適化を想定しているためである。図8において、横軸はパルス数、縦軸はフォーカスレンズ群104の位置決め精度をステッピングモータ108の回転角度に換算した量として示している。
測定時のフォーカスレンズ群104の動作としては、双方とも0.0°のポイントを原点とし、正回転方向に40パルス動作させた後、逆回転方向に40パルス動作させている。正回転方向動作と逆回転方向動作の間、すなわち反転動作時のグラフに直線形状があるのは、反転動作時にパルスはステッピングモータ108へ入力されているがフォーカスレンズ群104が動作していない領域が発生していることを意味している。
ここで、レンズの位置決めとして理想的に動作した場合、40パルス動作させたときにグラフのうねりが発生せず(0.0°の水平線上に位置する)、正回転方向と逆回転方向の動作グラフが一致する(重なる)グラフが描かれる。図8に示されるように、定格振幅の駆動波形で駆動させた場合のレンズ位置決め精度30に対して、振幅を定格振幅の60%となる駆動波形で駆動させた場合のレンズ位置決め精度40のグラフのほうが、誤差が大きい。これは、ステッピングモータ108の駆動波形の振幅を小さくしたことで、前述のステッピングモータ固有の負荷トルクであるディテントトルクやレンズを駆動する際の負荷変動の影響を受け、位置決め精度が劣化したことを意味する。すなわち、位置決め精度を優先するための駆動波形としては、ステッピングモータ108の駆動波形の振幅をより大きく設定すること(無補正の定格振幅Cかつn=100を維持した状態)が望ましい。
第1の電圧≧E≧第2の電圧(第1の振幅≧E≧第2の振幅)の関係が成立しない動作例として、ステッピングモータ108を低速駆動、または高速駆動している状態、さらに起動および停止を繰り返している動作がある。また、前述のステッピングモータの代表的な特性のとおり、駆動電流の供給を増加させることで、高速駆動が可能となる。これにより、本実施例のズームレンズにおいて、フォーカスレンズ群104の位置決め精度出し、高速駆動に対応可能なモータ制御が行われる。
一方、図7のステップS204において、第1の電圧≧E≧第2の電圧(第1の振幅≧E≧第2の振幅)の関係が成立している場合、ステップS205に進む。ステップS205〜S208において、低消費電力を目的とした駆動波形の最適化が行われる。まず、ステップS205において、予め記憶装置112に記憶された駆動波形から、ステップS201で設定されたn=100から1だけ振幅を減算する。そして、n=99(n=n−1)の振幅を有する駆動波形が駆動回路120を介してステッピングモータ108へ出力される。
次に、ステップS206において、マイクロプロセッサ111は、ステッピングモータ108が脱調しているか否かを判定する。ステップS206においてステッピングモータ108が脱調していない場合、ステップS205に戻り、駆動波形の振幅nをさらに1つ減少させる。このように、ステップS205、S206は、ステッピングモータ108が脱調するまで繰り返される。
一方、ステップS205にてステッピングモータ108が脱調したと判定されると、ステップS207に移行する。ステップS207では、ステップS206でステッピングモータ108が脱調したと判定されたため、記憶装置112に記憶された駆動波形の中から、ステップS206で脱調したと判定された振幅nを1だけ増加させる(n=n+1)。すなわち、脱調が開始する振幅nに対してn+1となる、すなわち脱調しない振幅n+1での駆動波形が制御装置113により選択される。
次にステップS208において、マイクロプロセッサ111は、ステップS207にて選択された(脱調しない)駆動波形をステッピングモータ108に対する最適な駆動波形Cとして設定し、最適化処理が終了する。ここで、第1の電圧≧E≧第2の電圧(第1の振幅≧E≧第2の振幅)の関係が成立する動作例は、ステッピングモータ108を中速駆動域で動作させている状態である。すなわち、ステッピングモータ108への駆動波形を、中速駆動域で前述のステップS208で設定された駆動波形Cにすることで、必要トルクに対して最小限の振幅とした駆動波形を適用することができる。
このように、マイクロプロセッサ111は、逆起電圧が所定の条件を満たす場合、所定の駆動信号の振幅(電圧)が小さくなるように制御し、逆起電圧が所定の条件を満たさない場合、所定の駆動信号の振幅(電圧)を維持するように制御する。すなわちマイクロプロセッサ111は、逆起電圧が所定の条件を満たす場合、ステッピングモータが脱調しない範囲内で所定の駆動信号の振幅が小さくなるように制御する。本実施例において、所定の条件とは、逆起電圧の振幅(電圧)が第1の振幅以下かつ第2の振幅以上(第1の電圧以下かつ第2の電圧以上)である。
本実施例によれば、フォーカスレンズ群104の低消費電力に効果的なモータ制御を行うことができる。このため本実施例のズームレンズにおいて、フォーカスレンズ群104における低消費電力と、位置決め精度および高速駆動の両立が実現可能となる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例において、図1乃至図4、図6は本実施例にも適用されるため、それらの説明は省略する。
図9は、本実施例におけるステッピングモータの逆起電圧の波形図である。図9において、20cは逆起電圧検出回路125により検出されたステッピングモータ108のA相の逆起電圧の波形、20dはB相の逆起電圧の波形である。また、横軸は時間、縦軸は逆起電圧をそれぞれ示している。ここで、A相の逆起電圧の波形20cに着目する。図9における時間0msを開始点として、余弦波1周期(逆起電圧の値が再び1.0Vに達する点)分に要する時間を8で割って逆数を取った数値が1−2相表記での周波数(pps)である。すなわち、1周期分に要する時間が短いほど、周波数は高い値となる。図9では、ステッピングモータ108の逆起電圧の周波数に応じて、ステッピングモータ108への駆動波形を選択する際の指標となる、同じ時間軸で対応する第1の周波数および第2の周波数が示されている。これらの指標となる周波数は、ユーザにより任意に設定可能であるが、第1の周波数は第2の周波数よりも高い関係(第1の周波数>第2の周波数)、すなわち第1の周期は第2の周期よりも短い関係(第1の周期<第2の周期)になるように設定される。
次に、本実施例における初期動作処理および最適化処理について説明する。初期動作処理のフローチャートは、実施例1の図6と同様であるため、ここでの説明は省略する。図10は、本実施例におけるステッピングモータの駆動波形の最適化処理を示すフローチャートである。ステッピングモータの駆動方式としては、実施例1と同様にハーフステップ駆動方式が採用される。図10において、ステップS301、S302、S305〜S309は、図7のステップS201、S202、S205〜209とそれぞれ同様であるため、それらの説明については省略する。
ステップS303において、マイクロプロセッサ111は、ステップS301、S302にて設定された駆動波形によりステッピングモータ108を駆動する。また、逆起電圧検出回路125は、フォーカスレンズ群104を駆動させたときにステッピングモータ108で発生する逆起電圧を検出する。本実施例において、逆起電圧検出回路125またはマイクロプロセッサ111は、逆起電圧の波形の1周期あたりの周波数Fも検出する。
次にステップS304において、フィードバック制御回路127は、逆起電圧検出回路125により検出されたステッピングモータ108の逆起電圧をマイクロプロセッサ111の記憶装置112へフィードバックする。このとき、マイクロプロセッサ111は、ステッピングモータ108の逆起電圧の周波数Fが、記憶装置112で予め設定された第1の周波数と第2の周波数との範囲内であるか否か(第1の周波数≧F≧第2の周波数の関係を満たすか否か)を判定(比較)する。ステップS304にて上記関係が成立していない場合、ステップS309に進み、駆動波形をステップS301、S302で設定された無補正の定格振幅値Cかつn=100を維持した状態で、最適化処理は終了する。これにより、本実施例のズームレンズにおいては、フォーカスレンズ群104の位置決め精度出し、および、高速駆動に効果的なモータ制御が可能となる。
一方、ステップS304において第1の周波数≧F≧第2の周波数の関係が成立している場合、ステップS305に進む。ステップS305〜S308における最適化処理については、実施例1と同様であるためそれらの説明を省略する。すなわち、ステッピングモータ108への駆動波形を、中速駆動域でステップS308にて設定された駆動波形Cにすることで、必要トルクに対して最小限の振幅とした駆動波形を適用することができるため、低消費電力化に効果的である。
このように、マイクロプロセッサ111は、逆起電圧が所定の条件を満たす場合、所定の駆動信号の振幅(電圧)が小さくなるように制御し、逆起電圧が所定の条件を満たさない場合、所定の駆動信号の振幅(電圧)を維持するように制御する。すなわちマイクロプロセッサ111は、逆起電圧が所定の条件を満たす場合、ステッピングモータが脱調しない範囲内で所定の駆動信号の振幅が小さくなるように制御する。本実施例において、所定の条件とは、逆起電圧の周波数が第1の周波数以下かつ第2の周波数以上である。
本実施例によれば、フォーカスレンズ群104の低消費電力に有効なモータ制御が行われる。このため本実施例のズームレンズにおいて、フォーカスレンズ群104における低消費電力、および、位置決め精度と高速駆動の両立が実現可能となる。
次に、本発明の実施例3について説明する。本実施例において、図1乃至図4、図6は本実施例にも適用されるため、それらの説明は省略する。
図11は、本実施例におけるステッピングモータの逆起電圧の波形図であり、ステッピングモータ108の正回転および逆回転、停止の動作を示している。図11において、横軸は時間、縦軸はステッピングモータ108の逆起電圧をそれぞれ示している。ここで、「正回転動作→停止→逆回転動作→停止」の一連動作を反復動作と呼ぶ。正回転、逆回転時の駆動速度、および、停止時の時間設定に関しては、ユーザにより任意に設定可能である。
次に、本実施例における初期動作処理および最適化処理について説明する。初期動作処理のフローチャートは、実施例1の図6と同様であるため、ここでの説明は省略する。図12は、本実施例におけるステッピングモータの駆動波形の最適化処理を示すフローチャートである。ステッピングモータの駆動方式としては、実施例1と同様にハーフステップ駆動方式が採用される。図12において、ステップS401、S402、S405〜S409は、図7のステップS201、S202、S205〜209とそれぞれ同様であるため、それらの説明については省略する。
ステップS403において、マイクロプロセッサ111は、ステップS401、S402にて設定された駆動波形によりステッピングモータ108を駆動する。また、逆起電圧検出回路125は、フォーカスレンズ群104を駆動(反復動作)させたときにステッピングモータ108で発生する逆起電圧を検出する。本実施例において、逆起電圧検出回路125は、このときの反復動作時間も同時に検出する。
次にステップS404において、フィードバック制御回路127は、逆起電圧検出回路125により検出されたステッピングモータ108の逆起電圧をマイクロプロセッサ111の記憶装置112へフィードバックする。このとき、マイクロプロセッサ111は、ステッピングモータ108の逆起電圧における反復動作期間Tが、記憶装置112で予め設定された期間以上(所定の期間以上以上)、すなわちT≧所定の期間の関係が満たされるか否かを判定(比較)する。本実施例において、所定の期間は例えば0.2secに設定される。ただし本実施例はこれに限定されるものではなく、必要に応じて変更可能である。
ステップS404にて上記関係が成立していない場合、ステップS409に進み、駆動波形をステップS401、S402で設定された無補正の定格振幅値Cかつn=100を維持した状態で、最適化処理は終了する。ここで、T≧0.2secの関係が成立しない動作例として、動画撮影中に被写体の像が焦点深度内に入るように制御を行う場合における微小な反復動作がある。このような制御を行う場合、フォーカスレンズ群104の位置決め精度が重要になるため、ステッピングモータ108への駆動波形は、前述のステップS401、S402で設定された無補正の定格振幅値Cかつn=100を維持した状態が最適である。このため、本実施例によれば、フォーカスレンズ群104の位置決め精度出し、および、高速駆動に効果的なモータ制御を行うことが可能となる。
一方、ステップS404においてT≧0.2secの関係が成立している場合、ステップS405に進む。ステップS405〜S408における最適化処理については、実施例1と同様であるためそれらの説明を省略する。すなわち、ある程度大きい反復動作時では、ステッピングモータ108への駆動波形をステップS408で設定された駆動波形Cにすることで、必要トルクに対して最小限の振幅とした駆動波形を適用できるため、低消費電力化に効果的である。
このように、マイクロプロセッサ111は、逆起電圧が所定の条件を満たす場合、所定の駆動信号の振幅(電圧)が小さくなるように制御し、逆起電圧が所定の条件を満たさない場合、所定の駆動信号の振幅(電圧)を維持するように制御する。すなわちマイクロプロセッサ111は、逆起電圧が所定の条件を満たす場合、ステッピングモータが脱調しない範囲内で所定の駆動信号の振幅が小さくなるように制御する。本実施例において、所定の条件とは、ステッピングモータの反復動作期間が所定の期間以上である。これにより、本実施例のズームレンズにおいて、フォーカスレンズ群104における低消費電力、および、位置決め精度と高速駆動の両立が実現可能となる。
上記各実施例によれば、フィードバック制御回路よりフィードバックされたステッピングモータの逆起電圧の振幅に応じて、制御装置によって選択された駆動波形を出力する場合と、所定の駆動波形を出力する場合とに分けた制御方法を取ることができる。これにより、低消費電力化、および、位置決め精度と高速駆動を両立させたステッピングモータを有する光学機器(レンズ装置、撮像装置、撮像システム)を提供することができる。
なお上記各実施例において、マイクロプロセッサは、逆起電圧が所定の条件(振幅、周波数など)を満たす場合、フィードバック制御方式により駆動回路を制御し、逆起電圧が所定の条件を満たさない場合、オープンループ制御方式により駆動回路を制御する。ただし、各実施例はこれに限定されるものではない。また各実施例では、フォーカスレンズ群(レンズ群)についてのみ説明したが、ステッピングモータによって駆動させる被駆動体であれば、ズーム機構、光量調節機構、防振機構などにも適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置
104 フォーカスレンズ群
108 ステッピングモータ
111 マイクロプロセッサ
120 駆動回路
125 逆起電圧検出回路

Claims (10)

  1. レンズ群を移動させるステッピングモータと、
    所定の駆動信号を用いて前記ステッピングモータを駆動する駆動部と、
    前記ステッピングモータに発生する逆起電圧を検出する逆起電圧検出部と、
    前記逆起電圧に応じて前記駆動部を制御する方式を変更する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記逆起電圧が所定の条件を満たす場合、前記所定の駆動信号の振幅が小さくなるように制御し、
    前記逆起電圧が前記所定の条件を満たさない場合、前記所定の駆動信号の振幅を維持するように制御する、ことを特徴とする光学機器。
  2. 前記所定の条件は、前記逆起電圧の振幅が第1の振幅以下かつ第2の振幅以上であることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記所定の条件は、前記逆起電圧の周波数が第1の周波数以下かつ第2の周波数以上であることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  4. 前記所定の条件は、前記ステッピングモータの反復動作期間が所定の期間以上であることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  5. 前記制御部は、前記逆起電圧が前記所定の条件を満たす場合、前記ステッピングモータが脱調しない範囲内で前記所定の駆動信号の振幅が小さくなるように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学機器。
  6. 前記制御部は、
    前記逆起電圧が前記所定の条件を満たす場合、フィードバック制御方式により前記駆動部を制御し、
    前記逆起電圧が前記所定の条件を満たさない場合、オープンループ制御方式により前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学機器。
  7. 前記駆動部から出力される前記駆動信号に関する情報を記憶する記憶部と、
    前記逆起電圧を前記制御部へフィードバックするフィードバック回路と、を更に有し、
    前記制御部は、前記逆起電圧が前記所定の条件を満たす場合、前記記憶部に記憶された前記情報から前記駆動部により用いられる前記駆動信号を選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学機器。
  8. 前記レンズ群は、被写体像を撮像素子に結像させるズームレンズを構成し、
    前記光学機器は、前記ズームレンズを有するレンズ装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学機器。
  9. 被写体像を結像する撮像素子を更に有し、
    前記光学機器は撮像装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学機器。
  10. 前記レンズ群を含み、被写体像を撮像素子に結像させるズームレンズを備えたレンズ装置と、
    前記被写体像を結像する撮像素子を備えた撮像装置と、を有し、
    前記光学機器は、前記レンズ装置および前記撮像装置を備えて構成された撮像システムであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学機器。
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