JP2007108584A - 撮像装置及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マニュアルフォーカス操作の際に、高速且つ高い精度で焦点調節を行なう。
【解決手段】デジタルカメラ2は、カメラボディ3、レンズユニット4からなる。レンズユニット4には、撮影レンズ22、CCD21、モータドライバ32、レンズユニット用システム制御部40が設けられ、カメラボディ3には、カメラ本体システム制御部55、評価値演算部60が設けられ、接続端子9a,10aを介して接続されている。撮影レンズ22は、フォーカスレンズ28を含む。CCD21から出力された撮像信号から評価値演算部60がピント評価値を算出し、システム制御部55は、ピント評価値に応じてフォーカスレンズ28の移動速度が変化するようにモータドライバ32を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置及び制御プログラムに関するものである。
近年、CCDなどの撮像素子を用いて撮像した撮影画像をデジタルの画像データに変換し、内蔵メモリやメモリカードなどの記録媒体に記録するデジタルカメラが普及している。この種のデジタルカメラの中には、撮影レンズの焦点位置をモータ駆動などにより調節することによって被写体像を撮像素子の撮像面に自動的に合焦させる自動焦点調節機能いわゆるオートフォーカス(A/F)機能を有するものと、フォーカスリングなど手動操作による入力に連動して撮影レンズの焦点位置を調節するマニュアルフォーカス(M/F)機能を有するものとがある。
自動焦点調節機能を有するデジタルカメラでは、撮影レンズの合焦位置の検出方法としては、被写体像の鮮鋭さを表すコントラストが最大となるように合焦させるコントラスト検出方式が知られている。このコントラスト検出方式を採用したデジタルカメラでは、撮像画面のほぼ中央に設けられたフォーカスエリアにおける輝度信号から被写体像のコントラストを表す高周波成分を抽出し、この高周波成分に基づいてピント評価値を算出して、このピント評価値が最大となる位置に撮影レンズを移動させるように制御を行なう。
ところで、撮影レンズの焦点位置を自動的に調節することができるオートフォーカスの利便性が好まれる一方で、手動操作による入力で撮影者の意図をより反映した撮影を行うことができるため、マニュアルフォーカス機能を有するデジタルカメラを好むユーザーもいる。
例えば、特許文献1,2に記載されているようなデジタルカメラでは、フォーカスリングの回転操作を行なったとき、フォーカスリングの回転量が検出手段によって検出され、その回転量に応じた移動量でフォーカスリングが移動するように制御を行なうことによって焦点調節が可能となっている。
また、特許文献1に記載されているデジタルカメラでは、操作量に対する情報設定の変化量を変更する変更手段を備えている。すなわち、フォーカスリングの回転操作量に対するフォーカスレンズの移動量の設定を変更することが可能となっている。さらにまた、特許文献2記載のデジタルカメラでは、操作量に対して比例した制御と、操作量の変化量に対して比例した制御との間で切り換える制御切り換え手段を備えており、さらに、操作量の変化量に比例して制御するために、フォーカスリングの操作回転角速度に比例した制御信号によって制御を行なう構成となっている。
特開平06−265964号公報 特開平05−107424号公報
しかしながら、上記特許文献1のような変更手段を備えたデジタルカメラでは、例えば合焦位置の付近で精確な調整を行うことを目的としてフォーカスレンズの移動速度を遅い設定にすると、合焦位置から離れた位置では焦点調節に時間が掛かってシャッターチャンスを逃したりすることがあり、あるいは、フォーカスレンズの移動速度を速い設定にすると、合焦位置付近で精度の高い焦点調節を行なうことができないという問題があった。また、焦点調節の途中で設定を切り換え操作することは非常に手間が掛かってしまうため、やはりシャッターチャンスなどを逃してしまう可能性が高い。
さらにまた、特許文献2のような制御切り換え手段を備えたデジタルカメラでも、一旦切り換えを行なうと同じ制御量の設定でフォーカスレンズが移動することとなり、上記特許文献1の場合と同様の問題が発生し、撮影中などに切り換え操作を行なうことも困難である。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、マニュアルフォーカス操作の際に、高速且つ高い精度で焦点調節を行なうことが可能な撮像装置及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮影レンズと、この撮影レンズから入射した被写体光を受光して撮像信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子に対する前記撮影レンズのピント評価値を前記撮像信号から算出する演算手段と、手動操作に連動して前記撮影レンズのフォーカスレンズを移動させて前記撮像素子に対する前記撮影レンズの焦点位置を調節する焦点調節機構と、前記撮像素子、前記演算手段及び前記焦点調節機構を制御する制御手段とを備えた撮像装置において、前記制御手段は、前記ピント評価値に応じて前記フォーカスレンズの移動速度を変速するように前記焦点調節機構を制御することを特徴とする。なお、前記演算手段は、前記撮像信号から高周波成分を抽出し、この高周波成分を積分して前記ピント評価値を算出するものであり、前記制御手段は、前記ピント評価値が高ければ、前記フォーカスレンズの移動速度を遅く、前記ピント評価値が低ければ前記フォーカスレンズの移動速度を速くするよう前記焦点調節機構を制御することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御プログラムでは、撮影レンズと、この撮影レンズから入射した被写体光を受光して撮像信号に変換する撮像素子と、手動操作に連動して前記撮影レンズのフォーカスレンズを移動させて前記撮像素子に対する前記撮影レンズの焦点位置を調節する焦点調節機構とを有する撮像装置の制御プログラムであって、前記撮像信号からピント評価値を算出する演算処理と、前記ピント評価値に応じて前記フォーカスレンズの移動速度を切り換える速度設定切換処理とを行なうことを特徴とする。なお、前記演算処理では、前記撮像信号から抽出した高周波成分を積分して前記ピント評価値を算出し、前記速度決定切換処理では、前記ピント評価値が高ければ、前記フォーカスレンズの移動速度を遅く、前記ピント評価値が低ければ前記フォーカスレンズの移動速度を速くする設定に基づいて移動速度を切り換えることを特徴とする。
本発明では、撮像素子から出力された撮像信号からピント評価値を算出し、このピント評価値に応じて前記フォーカスレンズの移動速度を変速するように焦点調節機構を制御しているので、マニュアルフォーカス操作の際に、高速且つ高い精度で焦点調節を行なうことができる。
さらに、撮像信号から抽出した高周波成分を積分してピント評価値を算出し、このピント評価値が高ければ、フォーカスレンズの移動速度を遅く、ピント評価値が低ければフォーカスレンズの移動速度を速くするように制御を行なっているので、焦点調節をさらに高速に且つ高精度で行なうことができる。
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態を適用したデジタルカメラについて説明する。図1及び図2に示すように、デジタルカメラ2は、カメラボディ3とレンズユニット4とから構成される。レンズユニット4はカメラボディ3に着脱自在となっており、装着時には、カメラボディ3とレンズユニット4とが電気的に接続される。なお、図1は、レンズユニット4をカメラボディに装着した状態を、図2はレンズユニット4を取り外した状態を示す。
レンズユニット4は、鏡胴部6、フォーカスリング7及びレンズ側マウント部8とからなり、後端部に位置するレンズ側マウント部8には、バヨネット爪9が形成されている。このバヨネット爪9には接続端子9aが設けられている。カメラボディ3の前面に設けられた本体側マウント部10には、バヨネット溝11が形成されている。レンズユニット4をカメラボディ3に装着する際には、バヨネット爪9をバヨネット溝11に合わせた状態で押し込んでから回転させる。レンズユニット4を所定角度回転させて本体側マウント部10のロックピン13がレンズ側マウント部8の図示しないピン孔と係合すると、レンズユニット4が位置決めされる。また、レンズユニット4の位置決めに伴ってレンズ側マウント部8の接続端子9aが本体側マウント部10の接続端子10a(図3参照)に接続される。なお、本体側マウント部10には、前方向にバネ付勢されたマウント蓋12が設けられており、レンズユニット非装着時にカメラボディ3内部に塵埃が侵入しないようにされている。
本体側マウント部10には、ロックピン13と連動するロック解除ボタン14が設けられている。ロック解除ボタン14は、レンズユニット4を取り外す際に操作されるものであり、押圧することでロックピン13を後方に移動させてロックを解除することができる。
カメラボディ3の上面には、撮影時に押圧操作されるレリーズボタン15と、撮影/再生モードの切替え時に操作されるモード操作部16とが設けられている。また、カメラボディ3には、図3に示すように、撮影画像や各種設定条件が表示されるLCD17と、電源スイッチ18と、ズーム操作部19とが設けられている。さらにまた、カメラボディ3の前面には、ストロボ20が設けられている。
鏡胴部6は、円筒状に形成されており、その内部には、CCD(撮像素子)21、撮影レンズ22、CCD21を駆動させるための制御回路などが組み込まれている。撮影レンズ22は、後述するレンズ26,27,28(図3参照)から構成される。
鏡胴部6の外周面には、フォーカスリング7が光軸Lに対して回転自在に取り付けられている。なお、撮影レンズ22の焦点調節制御は、モード操作部16によってモード選択操作が行われ、焦点調節を自動で行なうオートフォーカスモード(以下AFモードと称する。)と、フォーカスリング7の手動操作に連動して焦点調節を行なうマニュアルフォーカスモード(以下MFモードと称する。)との間で切り換えられる。
図3にカメラシステム2の電気的構成を示す。撮影レンズ22の後方には、CCD21が配置されている。撮影レンズ22は、固定レンズ26、ズームレンズ27及びフォーカスレンズ28からなり、ズームレンズ及びフォーカスレンズ28は、ズームレンズ駆動モータ31及びフォーカス駆動モータ32の駆動によってそれぞれ移動される。また、CCD21の前方には、絞り機構(図示せず)などが配置されている。
ズームレンズ駆動モータ31は、ズームモータドライバ39に接続されており、ズームモータドライバ39を介してレンズユニット用システム制御部40(以下、システム制御部40)によって駆動を制御されている。
フォーカス駆動モータ32は、フォーカスモータドライバ41に接続されており、フォーカスモータドライバ41を介してシステム制御部40によって駆動を制御されている。このフォーカス駆動モータ32としては、例えばステッピングモータを使用しており、システム制御部40からの制御信号によって回転速度が変化する。なお、レンズユニット4には、回転量検出部42が設けられている。回転量検出部42は、フォーカスリング7の回転量を検出するものであり、ロータリエンコーダなどのデジタル検出器から構成される。回転量検出部42で検出されたフォーカスリング7の回転量は、システム制御部40に送られる。
CCD21は、CCDドライバ43に接続されており、CCDドライバ43を介してシステム制御部40によって駆動を制御される。CCD21は、光学的な被写体像を電気的な撮像信号に変換して出力する。撮像信号はアンプ44で適当なレベルに増幅された後、A/D変換回路45によってデジタル変換される。このデジタル変換された撮像信号は、シリアルドライバ46を介してカメラボディ3側へと送信される。システム制御部40では、カメラ本体用システム制御部55(以下、システム制御部55)からの指令に基づいてレンズユニット4側の撮影処理を管制している。
レンズユニット4からの撮像信号は、シリアルドライバ47を介してメモリ48に書き込まれるとともに、後述する評価値演算部60に入力される。信号処理部49は、メモリ48から画像データを読み出し、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正等の各種画像処理を施す。画像処理が施された画像データはLCDドライバ50へ入力され、LCD17に画像として表示される。撮影された画像はLCD17にスルー画として表示される。モード操作部16を操作して再生モードに設定すると、記録メディア53に記録した画像をLCD17に表示したり、撮影設定条件をLCD17に表示することができる。
レリーズボタン15が押圧操作されたときには、メディアコントローラ52の制御によって、画像処理が施された画像データが記録メディア53に記録される。また、レリーズボタン15が押圧操作されると、撮影環境からの光量に応じてストロボ20が駆動される。システム制御部55は、システム制御部40に指令を送るとともに、カメラボディ3側の撮影処理、画像表示処理、記録処理等を管制している。また、システム制御部55には、レリーズボタン15、モード操作部16、電源スイッチ18、ズーム操作部19が接続されている。ズーム操作部19を操作すると、ズームレンズ27が前後方向に移動してズーミングが行われる。
さらに、カメラボディ3には評価値演算部60が設けられている。評価値演算部60には、A/D変換器45から出力されたデジタルデータの画像信号が入力される。評価値演算部60は、高周波成分抽出回路61と積算回路62とを有し、入力される画像信号から所定のフォーカスエリアという内での高周波成分を抽出するとともにその絶対値をとり、フォーカスエリア内で絶対値データを積算して得られた値(以下ピント評価値という)をシステム制御部55に提供する。
AFモードが選択されているとき、システム制御部55は、フォーカスレンズ28を焦点調節領域内で至近から無限遠(または無限遠から至近)の方向に移動させながら複数のポイントで画像中央部分の高周波成分を抽出し、各ポイントごとにピント評価値を算出する。そして各ポイントで算出されたピント評価値を総合して、ピント評価値が最大となるレンズ位置を合焦位置として決定し、求めた合焦位置にフォーカスレンズ28を移動させるようにフォーカスモータドライバ41を制御する。
MFモードが選択されているとき、システム制御部55は、フォーカスリング7の回転量を回転量検出部42で検出するとともに、画像中央部分のピント評価値を算出する演算処理を行なう。そしてピント評価値のレベルによって、フォーカス駆動モータ32の回転速度が変化するようにフォーカスモータドライバ41の制御を行なう。なお、本実施形態においては、ピント評価値のレベルを6段階に設定するとともに、これにあわせてモータの回転速度も6段階に変化するように制御し、ピント評価値が最も高いレベル6のときには、フォーカス駆動モータ32の回転速度が最も遅く、ピント評価値が最も低いレベル1のときには、フォーカス駆動モータ32の回転速度が最も遅い設定としている。
また、カメラボディ3にはメインバッテリ56が配置され、カメラボディ3の各部に電力を供給している。さらにまた、マウント接点9a,10aを介してカメラボディ3側のメインバッテリ56と、レンズユニット4側とが接続され、メインバッテリ56からレンズユニット4の各部に電力が供給される。
上記構成の作用について、図4に示すフローチャート及び図5の説明図を参照しながら説明する。デジタルカメラ2を使用するときには、カメラ3にレンズユニット4を装着状態としてから、先ず電源スイッチ18を操作してデジタルカメラ2の電源をオン状態とするとともに、モード操作部16を操作してAFモード及びMFモードのいずれかを選択する。AFモードを選択した場合、レリーズボタン15を半押し状態にすると、システム制御部55は、AE制御及びAF制御を行い、レリーズボタン15が半押しされている期間、AFとAEをロックする。
AE制御では、撮像信号を取り込み、これらの撮像信号を積算した積算値に基づいて被写体輝度(撮影EV値)を求め、この撮影EV値に基づいて撮影時の絞り値とシャッタスピードを決定する。なお、レリーズボタン15の全押し時に前記決定した絞り値になるように絞りが制御され、また、決定したシャッタスピードとなるように電子シャッタによって電荷の蓄積時間が制御される。
続いて、CCD21のフォーカスエリアから評価値を求めるための画像信号を取り込み、その後、フォーカスレンズ28を所定量移動させるためにフォーカス駆動モータ32を駆動する。フォーカスレンズ28が次のポイントに移動すると、再びCCD21から画像信号を取り込む。このようにしてフォーカスレンズ28を焦点調節領域内で至近から無限遠(又は無限遠から至近)の方向に移動させながらCCD21から撮像信号を取り込む。各ポイントでの撮像信号に基づくピント評価値が算出されると、その算出されたピント評価値を総合して、ピント評価値が最大となるレンズ位置を合焦位置として算出し、求めた合焦位置にフォーカスレンズ28を移動させ、AF動作を終了する。
その後、レリーズボタン15が全押しされると、必要に応じてストロボ20からストロボ光が発光される。CCD21から出力された画像信号がアンプ44,A/D変換回路45を経て、メディアコントローラ52を介して記録メディア53に記録される。
一方、MFモードを選択した場合、システム制御部55は、評価値演算部60を起動させるとともに、回転量検出部42を起動させて、フォーカスリング7の回転量検出を開始する。そして、評価値演算部60は、撮像信号から抽出した高周波成分を積分演算してピント評価値を算出する演算処理を行なう。そして、システム制御部55は、ピント評価値のレベルに応じてフォーカス駆動モータ32の回転速度を切り換える速度設定切換処理を行なう。なお、図5は、このピント評価値のレベルに応じてフォーカス駆動モータ32の回転速度を切り換えるときの状態を示す説明図であり、横軸は焦点距離、縦軸はピント評価値を示す。
ピント評価値が最も低いレベル1、すなわち図5(A)に示すように、撮影レンズ22の現在の焦点位置A1が合焦点(ピント評価値の最も高い位置)から遠い位置にあり、現在のピント評価値P1がレベル1になっているときには、フォーカス駆動モータ32が最も高速で回転するようにフォーカスモータドライバ41の制御が設定されている。そして、ピント評価値がレベル1からレベル2、3、4…と上昇していくと、これに応じてフォーカス駆動モータ32の回転が徐々に遅くなるように設定されており、ピント評価値が最も高いレベル6、すなわち図5(B)に示すように、撮影レンズ22の現在の焦点位置A2が合焦点付近に位置し、現在のピント評価値P2がレベル6になっているときには、フォーカス駆動モータ32の回転は最も低速で回転するように設定されている。これによって、ピント評価値が低いときには、フォーカスレンズ28の移動速度が速く、ピント評価値が高いときには、フォーカスレンズ28の移動速度が遅くなるように制御することができる。そして、フォーカスリング7の手動操作を停止すると、回転量検出部42から検出される回転量が0となり、これを検出したシステム制御部55は、フォーカス駆動モータ32の回転を停止させる。このようにしてピント調節を行なった後、レリーズボタン15を半押し状態にすると、システム制御部55は、AE制御を行い、レリーズボタン15が半押しされている期間、AEをロックする。その後、レリーズボタン15が全押しされ、CCD21から出力された画像信号が記録メディア53に記録される。
上述のように、ピント評価値が低いときには、フォーカスレンズ28の移動速度が速く、ピント評価値が高いときには、フォーカスレンズ28の移動速度が遅くなるように制御を行なっているので、マニュアルフォーカス操作による焦点調節を高速且つ高い精度で行なうことができる。
上記実施形態では、レンズユニットが着脱自在なレンズ交換式のデジタルカメラを用いて説明を行ったが、レンズユニットとカメラボディが一体化された形態のデジタルカメラにも本発明を適用することができる。また、デジタルカメラに限らずビデオカメラなど他の撮像装置でもよく、携帯電話などに内蔵されるカメラに適用してもよい。
レンズユニットを装着状態としたデジタルカメラの外観斜視図である。 レンズユニットを取り外した状態のデジタルカメラの外観斜視図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 デジタルカメラの使用時におけるシーケンスを示すフローチャートである。 マニュアルフォーカス時における焦点調節の設定を示す説明図である。
符号の説明
2 デジタルカメラ
7 フォーカスリング
21 CCD(撮像素子)
22 撮影レンズ
28 フォーカスレンズ
32 フォーカスレンズ駆動モータ
55 システム制御部55
60 評価値演算部
61 高周波成分抽出回路
62 積算回路



Claims (4)

  1. 撮影レンズと、この撮影レンズから入射した被写体光を受光して撮像信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子に対する前記撮影レンズのピント評価値を前記撮像信号から算出する演算手段と、手動操作に連動して前記撮影レンズのフォーカスレンズを移動させて前記撮像素子に対する前記撮影レンズの焦点位置を調節する焦点調節機構と、前記撮像素子、前記演算手段及び前記焦点調節機構を制御する制御手段とを備えた撮像装置において、
    前記制御手段は、前記ピント評価値に応じて前記フォーカスレンズの移動速度を変速するように前記焦点調節機構を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記演算手段は、前記撮像信号から高周波成分を抽出し、この高周波成分を積分して前記ピント評価値を算出するものであり、前記制御手段は、前記ピント評価値が高ければ、前記フォーカスレンズの移動速度を遅く、前記ピント評価値が低ければ前記フォーカスレンズの移動速度を速くするよう前記焦点調節機構を制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮影レンズと、この撮影レンズから入射した被写体光を受光して撮像信号に変換する撮像素子と、手動操作に連動して前記撮影レンズのフォーカスレンズを移動させて前記撮像素子に対する前記撮影レンズの焦点位置を調節する焦点調節機構とを有する撮像装置の制御プログラムであって、
    前記撮像信号からピント評価値を算出する演算処理と、前記ピント評価値に応じて前記フォーカスレンズの移動速度を切り換える速度設定切換処理とを行なうことを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
  4. 前記演算処理では、前記撮像信号から抽出した高周波成分を積分して前記ピント評価値を算出し、前記速度決定切換処理では、前記ピント評価値が高ければ、前記フォーカスレンズの移動速度を遅く、前記ピント評価値が低ければ前記フォーカスレンズの移動速度を速くする設定に基づいて移動速度を切り換えることを特徴とする請求項3記載の制御プログラム。

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