JP2006215327A - 撮像装置 - Google Patents

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靖 長谷川
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Abstract

【課題】特定のフィルムを用いた写真撮影における撮影倍率の情報を提供できる撮像装置を得る。
【解決手段】撮像装置1では、撮影レンズ3にクローズアップレンズ6が装着された場合、その種類を装着検知部28で検出し装着レンズLUT23aを参照することで焦点距離の情報を取得する。また、本撮影前のライブビュー表示時に距離検出部29で検出される撮影距離の情報と、撮影レンズ3の焦点距離の情報とを取得する。以上のように取得した各情報に基づき、演算部21において例えば135フォルムに換算した撮影倍率を算出し電子ファインダ17等にライブビュー画像とともに表示する。これにより、特定のフィルムを用いる写真撮影における撮影倍率の情報を撮影者に提供できることとなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮影光学系を介して被写体を撮像し、被写体画像を取得する撮像装置に関する。
銀塩カメラにおいては、被写体の大きさを推定するためにスケールをフィルムに写し込む技術がある(特許文献1、特許文献2参照)。
一方、歯科医療における歯列等の写真撮影では、被写体の大きさを推定できるように例えば135フィルムを用いた定倍率の撮影が行われている。
特開平6−194733号公報 特開平7−295064号公報
しかしながら、上記の歯科医療での撮影をデジタルカメラ(撮像装置)で行う場合には、135フィルムと大きさやアスペクト比が異なる撮像素子を使用して被写体画像を取得するため、135フィルムを用いる写真撮影での撮影倍率を的確に把握し、135フィルムと同等の定倍率撮影を行うのは難しい。
特に、歯列等を撮影するためには近接撮影となるが、デジタルカメラで近接撮影を行う場合にはワーキングディスタンス確保の観点からクローズアップレンズの装着が望ましい。しかし、クローズアップレンズが装着されるとレンズ全体の焦点距離が変化するため、135フィルムと同様の定倍率撮影を行うのは一層困難となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、特定のフィルムを用いた写真撮影における撮影倍率の情報を提供できる撮像装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、撮像装置であって、(a)撮影光学系を介して被写体を撮像し、被写体画像を取得する撮像素子と、(b)前記被写体画像を表示可能な表示手段と、(c)特定のフィルムを基準とした撮影倍率を算出する算出手段と、(d)撮影準備状態において前記撮影倍率を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備える。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、前記特定のフィルムは、135フィルムである。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る撮像装置において、前記表示制御手段は、(d-1)被写体に対する近接撮影時のみ前記撮影倍率を表示させる手段を有する。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る撮像装置において、前記撮影光学系にはアタッチメントレンズが装着可能であり、前記算出手段は、(c-1)前記撮影光学系に装着されたアタッチメントレンズの情報を取得する手段と、(c-2)前記アタッチメントレンズの情報に基づき、前記撮影倍率を算出する手段とを有する。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明に係る撮像装置において、前記アタッチメントレンズは、クローズアップレンズである。
また、請求項6の発明は、請求項4または請求項5の発明に係る撮像装置において、(e)被写体までの撮影距離の情報を取得する距離検出手段をさらに備え、前記算出手段は、(c-3)前記アタッチメントレンズの焦点距離の情報と前記撮影光学系の焦点距離の情報と前記撮影距離の情報とに基づき、前記撮影倍率を算出する倍率算出手段を有する。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明に係る撮像装置において、前記倍率算出手段は、前記撮影光学系の主点と前記アタッチメントレンズの主点との距離情報にも基づき、前記撮影倍率を算出する手段を有する。
また、請求項8の発明は、請求項6または請求項7の発明に係る撮像装置において、(f)自動合焦を行うオートフォーカス手段をさらに備え、前記距離検出手段は、(e-1)前記オートフォーカス手段による合焦後に前記撮影距離の情報を取得する手段を有する。
また、請求項9の発明は、請求項6または請求項7の発明に係る撮像装置において、(g)フォーカス状態の手動設定が可能なマニュアルフォーカス手段をさらに備え、前記距離検出手段は、(e-2)前記マニュアルフォーカス手段での設定に基づき前記撮影距離の情報を取得する手段を有する。
また、請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかの発明に係る撮像装置において、(h)前記撮影素子によって撮影された画像とともに前記撮影倍率を所定の記録手段に記録させる記録制御手段をさらに備える。
請求項1ないし請求項10の発明によれば、特定のフィルムを基準とした撮影倍率を算出し、この撮影倍率を撮影準備状態において表示手段に表示させるため、特定のフィルムを用いた写真撮影における撮影倍率の情報を本撮影前に提供できる。
特に、請求項2の発明においては、特定のフィルムが135フィルムであるため、135フィルムの場合の撮影倍率情報を提供できるので、最も一般的に使われてきた倍率表示を行える。
また、請求項3の発明においては、被写体に対する近接撮影時のみ撮影倍率を表示させるため、撮影倍率の情報が有効となる近接撮影時に適切な情報提供を行える。
また、請求項4の発明においては、撮影光学系に装着されたアタッチメントレンズの情報に基づき撮影倍率を算出するため、アタッチメントレンズが装着される場合でも、精度良く撮影倍率を算出できる。
また、請求項5の発明においては、アタッチメントレンズがクローズアップレンズであるため、近接撮影を容易に行える。
また、請求項6の発明においては、アタッチメントレンズの焦点距離の情報と撮影光学系の焦点距離の情報と撮影距離の情報とに基づき撮影倍率を算出するため、アタッチメントレンズが装着される場合でも、精度の良い撮影倍率を簡易に求められる。
また、請求項7の発明においては、撮影光学系の主点とアタッチメントレンズの主点との距離情報にも基づき撮影倍率を算出するため、アタッチメントレンズ装着時に撮影倍率を一層精度良く算出できる。
また、請求項8の発明においては、オートフォーカス手段による合焦後に撮影距離の情報を取得するため、正確な撮影距離の情報を取得できる。
また、請求項9の発明においては、マニュアルフォーカス手段での設定に基づき撮影距離の情報を取得するため、撮影距離の情報を適切に取得できる。
また、請求項10の発明においては、撮像素子によって撮影された画像とともに撮影倍率を所定の録手段に記録させるため、撮影画像に関連付けて撮影倍率を記録できる。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の概略構成を示す斜視図である。図1に示すように、デジタルカメラとして構成される撮像装置1のカメラ本体2は、その前面側に撮影レンズ3が配置され、上面側にシャッタボタン4と、外部フラッシュを接続するためのフラッシュ接続部5とが配置されている。
撮影レンズ3は一般的な被写体を撮影するための撮影光学系として機能し、その撮影可能範囲は、撮影レンズ前方に数十cm程度である最近接位置から無限遠方までの範囲となっている。撮影レンズ3の内部には焦点調節を行うためのフォーカシングレンズ31(図3)とズームレンズ32(図3)と、絞り板とが設けられており、フォーカシングレンズ31を光軸Lに沿って移動させることにより最近接位置から無限遠方までの任意の位置にある被写体を良好に合焦状態に導くことができる。また、ズームレンズ32を光軸Lに沿って移動させることにより、撮影レンズ3の焦点距離が変化して撮影倍率を変更できる。
撮影レンズ3にはフォーカスリング3aが設けられており、該フォーカスリング3aを撮影者が手動操作で回動させることにより、撮影レンズ3内のフォーカシングレンズ31を光軸Lに沿って移動させることができ、フォーカス状態の手動設定が可能となる(マニュアルフォーカス機能)。また撮像装置1は、オートフォーカス機能も備えており、例えば撮影者がシャッタボタン4を半押し状態にしたときに、オートフォーカス制御が開始されて、自動合焦つまり自動的に被写体像が合焦状態に導かれる。なお、オートフォーカス(AF)モードとマニュアルフォーカス(MF)モードとは、操作部24(図3)に対する操作によって切替え可能となっている。
シャッタボタン4は、半押し(S1オン)状態と全押し(S2オン)状態との2段階を区別して検知可能な押し込みスイッチであり、撮影準備状態、例えば半押し状態のときに上記のオートフォーカスを実行し、全押し状態のときに記録用画像を取得するための本撮影動作を開始する。上記の半押し状態のときには、AF、AE動作を行う。図3に示す電子ファインダ17や液晶ディスプレイ18に被写体画像を表示するライブビュー表示(プレビュー表示)は電源投入時から行われる。
撮影レンズ3の前端部(対物側端部)は、アタッチメントレンズであるコンバージョンレンズが装着可能なように構成されており、本実施形態においてはクローズアップレンズ6が撮影レンズ3の前端部に装着される。クローズアップレンズ6は、近距離撮影を行うための光学レンズであり、撮像装置1の撮影可能範囲を、数cm程度から数m程度までの近距離領域(マクロ領域)に変換する光学系である。そのため、クローズアップレンズ6を撮影レンズ3に装着することにより、撮像装置1は上記の近距離領域内にある被写体については良好に合焦状態に導くことができるが、近距離領域外にある被写体についてはフォーカシングレンズ31を移動させても合焦状態を実現することができなくなる。換言すれば、クローズアップレンズ6を撮影レンズ3に装着することにより、撮像装置1の光学系は近距離撮影に適した構成となる。
そしてクローズアップレンズ6の前端部は、近距離撮影用のフラッシュ発光装置7を装着可能なように構成されている。フラッシュ発光装置7は、フラッシュを発光する発光部7aと、クローズアップレンズ6の前端部に装着されるリング部材7bと、該リング部材7bに接続され、発光部7aを支持するアーム7cとを備えて構成される。図1及び図2に示すように、複数の発光部7aが光軸Lに対して対称な位置に配置され、各発光部7aの光軸Lからの距離が等しくなるように構成されている。また、発光部7aとアーム7cとは、回動部材7dを介して連結されており、光軸Lに対する発光部7aの設置角度が任意に調整できる構造となっている。
また、カメラ本体2のフラッシュ接続部5には、フラッシュ発光装置7の発光制御を行うためのフラッシュ制御部8が装着される。フラッシュ制御部8には、発光部7aに発光電力を供給するための電源などが内蔵されており、図2に示すようにフラッシュ制御部8と発光部7aとがケーブル9を介して電気的に接続されることにより、フラッシュ制御部8が発光部7aの発光制御を行えるようになる。
そして図2に示すように、撮影レンズ3に対してクローズアップレンズ6が装着され、クローズアップレンズ6に対してフラッシュ発光装置7が装着されるとともに、フラッシュ制御部8がカメラ本体2に取り付けられることにより、撮像装置1は近距離撮影においてフラッシュ撮影を行うことができるハードウェア構成となる。
なお、撮像装置1においてフラッシュ撮影を行う場合の制御方法として、調光制御とフラッシュマティック制御とがあり、撮像装置1にクローズアップレンズ6が取り付けられていないときには調光制御が採用され、例えば撮影前に発光部7aのプリ発光を行ってその反射光を測定することにより、本撮影時におけるフラッシュの発光量が決定される。一方、撮像装置1にクローズアップレンズ6が取り付けられ、近距離領域にある被写体をフラッシュ撮影するときにはフラッシュマティック制御が採用され、例えば被写体までの距離に基づいてフラッシュの発光量が決定される。
図3は、撮像装置1の機能構成を示すブロック図である。本図については、クローズアップレンズ6、フラッシュ発光装置7及びフラッシュ制御部8がカメラ本体2に取り付けられた状態における撮像装置1の内部構成を示している。
上述のように、撮影レンズ3には、開口径を調整可能な絞り板30と、撮像素子10に結像される被写体像のフォーカス状態を調整するためのフォーカシングレンズ31とズーミングを行うためのズームレンズ32とが設けられている。撮像素子10は、例えばアスペクト比4:3のCCDイメージセンサとして構成されており、クローズアップレンズ6及び撮影レンズ3を介して入射する光を受光して電気的な画像信号を生成する。
撮像素子10で取得された被写体画像の電気信号は、CDS回路(相関二重サンプリング回路)11において所定の信号処理が施された後、AGC回路(オートゲインコントロール回路)12において画像信号に対するゲイン付与が行われて、信号レベルが調整される。AGC回路12において適用されるゲインは、撮像素子10の感度を調整するためのものであり、その値は撮影制御部20によって設定される。そしてAGC回路12で信号レベルの調整がなされた画像信号は、A/D変換器13においてアナログ信号からデジタル信号に変換された後、一時的に画像メモリ14に格納される。
画像処理部15は、例えばマイクロコンピュータとして働くCPUおよびメモリを有し種々の画像処理を行えるように構成されており、画像処理された画像信号を、電子ファインダ17、液晶ディスプレイ18、メモリカード19または撮影制御部20に出力する。例えば、撮像装置1の背面側には、撮影者が画像の確認をできるように電子ファインダ17や液晶ディスプレイ18が設けられており、撮影して得られた画像をこれらの表示手段に表示するために、各表示手段での表示に適した画像処理が実行される。また、撮影動作によって取得された画像信号を、記録媒体(記録手段)として働くメモリカード19に記録する際には、画像信号の圧縮処理等を行ったうえでメモリカード19に記録する。さらに、オートフォーカス時には撮像素子10から得られた画像から、所定のフォーカス領域に相当する部分画像を抽出し、撮影制御部20に出力する。
画像処理部15は、OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)部16を有しているが、このOSD部16では、各種の文字や記号、フレーム等を生成し、表示画像の任意位置に重ねることが可能である。このOSD部37により、図4に示すようにライブビュー画像PIに撮影倍率の表示MGを重畳させて電子ファインダ17や液晶ディスプレイ18に表示できることとなる(後で詳述)。
撮影制御部20はマイクロコンピュータ等によって構成され、撮像装置1における撮影動作を統括的に制御するものであり、後述する撮影倍率を演算する演算部21を有している。また、撮影制御部20は、撮像装置1に対してクローズアップレンズ6が装着されていないときには、近接位置から無限遠方までの任意の位置にある被写体を最適な状態で撮影できるように制御する。一方、クローズアップレンズ6が撮像装置1に装着されたときには、クローズアップレンズ6によって規定される近距離領域内に位置する被写体を最適な状態で撮影できるように制御する。
また、撮影制御部20は、オートフォーカス時には、フォーカシングレンズ31を所定ピッチで移動させ、画像処理部15から逐次入力する部分画像のコントラストを算出して、そのコントラストが最大となる位置を合焦位置として特定する。そして最終的にフォーカシングレンズ31をその合焦位置に移動させることで、撮像素子10に結像される被写体像を合焦状態に導く。
絞りドライバ25は、撮影レンズ3に設けられている絞り板30を駆動することにより、絞り板30の開口径を調整するものであり、撮影制御部20からの指令に基づいて絞り板30を駆動する。
フォーカスモータ26は、オートフォーカス制御時に、撮影レンズ30に設けられているフォーカシングレンズ31を光軸Lに沿って所定ピッチで移動させるものであり、撮影制御部20から指令される移動方向及び移動量に基づいて、フォーカシングレンズ31の駆動を行う。ただし、上述のように、フォーカシングレンズ31は撮影者がフォーカスリング3aをマニュアル操作することによっても光軸Lに沿った方向に移動する。
タイミングジェネレータ27は、撮影制御部20からの撮影指示に基づき、撮像素子10に対して露光開始及び終了のタイミング信号を送出するものである。
装着検知部28は、撮影レンズ3に対してコンバージョンレンズが装着されたことを検知する部位であり、レンズの装着を検知すると、例えばコンバージョンレンズに内蔵されるROM(不図示)からレンズ固有の情報を読み出して装着レンズの種類等を特定する。そして、装着検知部28において取得された情報は撮影制御部20に送られる。
距離検出部29は、フォーカシングレンズ31による被写体のフォーカス状態に基づいて、被写体までの距離情報を生成するものである。具体的には、オートフォーカス若しくはマニュアルフォーカスでフォーカシングレンズ31の位置が決定された場合、距離検出部29は、そのレンズ位置から、撮影レンズ3の撮影可能範囲において被写体がどの位置にあるかを判定し、距離情報を生成する。そして距離検出部29で得られた距離情報は撮影制御部20に出力される。
操作部24は、撮像装置1に対して撮影者が各種操作入力を行うための操作部材であり、上記シャッタボタン4を含む各種の操作ボタンを有しており、操作部24を操作することによってズーミングや、撮影モード・再生モードの切替え、撮影倍率表示(後述)の設定などを行える。
メモリ22は撮影制御部20に用いられる制御データを格納する記憶手段であり、例えば、装着レンズLUT(ルックアップテーブル)23aや主点間距離LUT23b(後述)が記憶されている。装着レンズLUT23aは、撮影レンズ3に装着されるコンバージョンレンズに関する情報をテーブルデータとして記憶するものであり、本実施形態ではクローズアップレンズ6に関する情報が記憶される。
<撮影倍率の表示について>
撮像装置1においては、操作部24を操作して撮影倍率の表示機能を能動化させる場合には、図4のように135フィルムシステムに換算した撮影倍率の表示MGをライブビュー画像PIの表示に重畳させることができる。以下では、135フィルムに写った被写体像を基準とした撮影倍率の算出について説明する。
図5は、135フィルムシステムでの撮影倍率を説明するための概念図である。
135フィルムシステムでは、被写体からの光像がレンズを含む撮影光学系LNによって縦24mm×横36mmの135フィルムFMに結像されることで撮影が行われる。
ここで、水平方向に36mmの横幅を有する被写体SB1を135フィルムFM一杯に結像させた場合には、135フィルムの横幅が被写体の横幅に対して等倍となるため、撮影倍率は等倍(「×1.0」)となる。一方、72mmの横幅を有する被写体SB2を135フィルムFM一杯に結像させた場合には、135フィルムの横幅が被写体の横幅に対して1/2倍となるため、撮影倍率は1/2となる。
上記の135フィルムFMと撮像素子10とは、そのサイズやアスペクト比が異なるため、撮像装置1において135フィルムシステムにおける撮影倍率の撮影を行うのは難しい。特に、クローズアップレンズ6がカメラ本体2に装着される場合には、撮影レンズ3のみならずクローズアップレンズ6の倍率(焦点距離)を考慮する必要があるため、一層困難となる。
そこで、撮像装置1においては、クローズアップレンズ6などのコンバージョンレンズがカメラ本体2に装着される場合でも、135フィルムシステムに換算した撮影倍率を表示して撮影者に有益な情報を本撮影前に提供できるようになっている。この撮影倍率の算出手順について、以下で詳しく説明する。
まず、撮像装置1では、AFやMFによりピント合わせが行われると、距離検出部29で撮影距離Xc(mm)の情報を取得するとともに、撮影レンズ3内のズームレンズ32等の位置から求めた撮影レンズ3の焦点距離fc(mm)の情報を演算部21が取得する。一方、装着検出部28で検出した情報に基づき装着レンズLUT23aを参照して、装着されたクローズアップレンズ6の焦点距離f(mm)の情報を演算部21で取得しておく。
次に、演算部21において、撮像素子10における光電変換領域の横幅aおよびデジタルズーム倍率DZを次の式(1)に代入して撮影対象の被写体の横幅tを算出する。
Figure 2006215327
ここで、mは撮像装置1の像倍率であるが、この像倍率mは撮影距離Xcを利用して次の式(2)により計算する。
Figure 2006215327
ここで、foは撮影レンズ3とクローズアップレンズ6との合焦点距離であり、Hは撮影レンズ3の主点とクローズアップレンズ6の主点との距離である。
上記の合焦点距離foは、演算部21で取得した撮影レンズ3の焦点距離fcとクローズアップレンズ6の焦点距離fとに基づき次の式(3)により算出する。
Figure 2006215327
また、上式(2)、(3)の主点間距離Hについては、メモリ22に記憶される主点間距離LUT(図6)を用いて求められる。
具体的には、装着されるクローズアップレンズ6の焦点距離fと撮影レンズ3の焦点距離fcとに基づき図6(a)に示すデータテーブルを参照してHn(n:整数)を求め、このHnと撮影距離Xcとに基づき図6(b)に示すデータテーブルを参照して主点間距離(mm)を算出する。例えば、fc=20mm、f=1000mm、Xc=300mmの条件では、主点間距離H=199mmが求まることとなる。なお、図6(b)のデータテーブルでは、撮影距離が100mm刻みとなっているが、これらの中間の撮影距離に該当する場合には、補間計算で主点間距離を算出するのが好ましい。
最後に、以上の式(1)〜(3)および主点間距離LUT(図6)を用いて得られた被写体の横幅tを次の式(4)に代入することで、横幅36mmの135フィルムに換算した撮影倍率βが算出される。
Figure 2006215327
なお、撮影倍率βについては、式(4)によって算出するのは必須でなく、例えばメモリ部22に格納される図7のLUTを参照して求めるようにしても良い。
上式(4)によって得られた撮影倍率βの情報は、演算部21から画像処理部15のOSD部16に転送され、例えば図4に示す撮影倍率の表示MGが行われることとなる。また、撮影された画像をメモリカード19に記録する際には、撮影画像を含む画像ファイルのタグ部分に撮影倍率βの情報を記録する。
なお、撮影倍率βについては、例えば1/10以上の撮影倍率となる近接撮影時のみ表示させるのが好ましい。特に、1/3以上の撮影倍率で表示させるのが好適である。
<撮像装置1の動作>
図8は、撮像装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。
まず、操作部24を撮影者が操作して撮影モードに設定する。これにより、電子ファインダ17等で被写体を動画的態様で表示するライブビュー表示が開始される(ステップS1)。
ステップS2では、カメラ本体2に装着されたクローズアップレンズ6が装着検知部28によって検知される。そして、装着レンズLUT23aを参照してクローズアップレンズ6の焦点距離fの情報を演算部21が取得する。
ステップS3では、撮影者が操作部24を操作することにより、撮影倍率表示が設定される。
ステップS4では、AFモードに設定されているかを判定する。ここで、AFモードに設定されている場合には、ステップS5に進み、AFモードでなくMFモードに設定されている場合には、ステップS10に進む。
ステップS5では、撮影レンズ3の焦点距離fcの情報を演算部21が取得する。
ステップS6では、シャッタボタン4が撮影者によって半押しされているかを判定する。ここで、半押しされている場合には、ステップS7に進み、半押しされていない場合には、ステップS5を繰り返す。
ステップS7では、撮像装置1においてAF制御と露出を調整するAE制御とを行う。
ステップS8では、距離検出部29により検出された撮影距離Xcの情報を演算部21が取得する。このようにAF制御(ステップS7)による合焦後に撮影距離Xcの情報を取得すれば、正確な撮影距離の情報を得られることとなる。
ステップS9では、135フィルムに換算した撮影倍率を算出し、電子ファインダ17や液晶ディスプレイ18で例えば図4に示す撮影倍率の表示MGを行う。すなわち、本撮影(ステップS15)前のライブビュー表示状態(撮影準備状態)において撮影倍率βが表示される。この撮影倍率βについては、ステップS2で取得したクローズアップレンズ6の焦点距離fの情報と、ステップS5で取得した撮影レンズ3の焦点距離fcの情報と、ステップS8で取得した撮影距離Xcの情報とに基づき、上述した式(1)〜式(4)および図6のLUTを用いて演算部21で求められる。
ステップS10では、上記のステップS5と同様に撮影レンズ3の焦点距離fcの情報を演算部21が取得する。
ステップS11では、上記のステップS8と同様に撮影距離Xcの情報を演算部21が取得する。この際には、MFモードにおけるフォーカス状態の設定に基づき距離検出部29が撮影距離を検出することにより、撮影距離の情報を適切に取得できることとなる。
ステップS12では、上記のステップS9と同様に135フィルムに換算した撮影倍率を算出し、電子ファインダ17等で撮影倍率の表示MGを行う。すなわち、本撮影前のライブビュー表示状態において撮影倍率βが表示される。この撮影倍率βについては、ステップS2で取得したクローズアップレンズ6の焦点距離fの情報と、ステップS10で取得した撮影レンズ3の焦点距離fcの情報と、ステップS11で取得した撮影距離Xcの情報とに基づき、上述した式(1)〜式(4)および図6のLUTを用いて演算部21で求められる。
ステップS13では、シャッタボタン4が撮影者によって半押しされているかを判定する。ここで、半押しされている場合には、ステップS14に進み、半押しされていない場合には、ステップS10に戻る。
ステップS14では、シャッタボタン4が撮影者によって全押しされているかを判定する。ここで、全押しされている場合には、ステップS15に進み、全押しされていない場合には、ステップS4に戻る。
ステップS15では、撮像素子10を用いて被写体画像を取得する撮影動作を行う。
ステップS16では、ステップS15で撮影された画像とともに、上記のステップS9(S12)で算出された撮影倍率βをメモリカード19に記録する。
ステップS17では、次の撮影を行うかを判定する。ここで、次の撮影を行う場合には、ステップS4に戻る。
以上の撮影装置1の動作により、被写体光像を露光する露光部に135フィルムを用いた場合の撮影倍率をライブビュー時に表示するため、特定のフィルムを用いた写真撮影における撮影倍率の情報を撮影者に本撮影前に提供できる。その結果、撮影画像では、被写体の大きさの推定が容易となる。
なお、撮像装置1においては、撮影倍率表示の設定(図8のステップS3)を行う場合に撮影倍率を画面に表示させるのは必須でなく、アスペクト比を3:2に選択した場合に自動的に撮影倍率を表示させるようにしても良い。
<変形例>
◎上記の実施形態においては、クローズアップレンズ6に関する情報が、装着レンズLUT23aとしてメモリ22に格納されることを示したが、そのメモリ22は、予めカメラ本体2に設けられるものであっても構わないし、クローズアップレンズ6に内蔵されるものであっても構わない。クローズアップレンズ6がメモリを内蔵する場合、クローズアップレンズ6が撮影レンズ3に対して装着されたときに、カメラ本体2とクローズアップレンズ6とが電気的に接続され、撮影制御部20がクローズアップレンズ6内のメモリ22に対してアクセス可能になる構成であればよい。
◎上記の実施形態においては、クローズアップレンズ6の装着等を装着検知部28が自動判別する場合を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば液晶ディスプレイ18等にメニュー画面を表示して、撮影者が操作部24を操作することによって撮影レンズ3にクローズアップレンズ6の装着や種類等の情報を手動入力するように構成してもよい。
◎上記の実施形態においては、図6に示す主点間距離LUTを用いて主点間距離を求めるのは必須でなく、図6(a)および図6(b)に示すデータ群から得られる近似式を用いた計算により主点間距離を求めても良い。
◎上記の実施形態においては、被写体や撮像素子の横幅を基準に撮影倍率を算出するのは必須でなく、縦幅や対角長を基準に撮影倍率を算出するようにしても良い。
◎上記の実施形態においては、撮像素子で露出のコントロールを行っているが、これに限らずシャッター等の遮光部材でコントロールを行うようにしても良い。
本発明の実施形態に係る撮像装置1の概略構成を示す斜視図である。 撮像装置1の概略構成を示す斜視図である。 撮像装置1の機能構成を示すブロック図である。 撮影倍率の表示について説明するための図である。 135フィルムシステムでの撮影倍率を説明するための概念図である。 主点間距離LUTを示す図である。 撮影倍率と被写体幅との関係を規定するLUTを示す図である。 撮像装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
2 カメラ本体
3 撮影レンズ
4 シャッタボタン
6 クローズアップレンズ
7 フラッシュ発光装置
15 画像処理部
16 OSD部
17 電子ファインダ
18 液晶ディスプレイ
19 メモリカード
20 撮影制御部
21 演算部
23a 装着レンズLUT
23b 主点間距離LUT
28 装着検知部
29 距離検出部
MG 撮影倍率表示

Claims (10)

  1. 撮像装置であって、
    (a)撮影光学系を介して被写体を撮像し、被写体画像を取得する撮像素子と、
    (b)前記被写体画像を表示可能な表示手段と、
    (c)特定のフィルムを基準とした撮影倍率を算出する算出手段と、
    (d)撮影準備状態において前記撮影倍率を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記特定のフィルムは、135フィルムであることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記表示制御手段は、
    (d-1)被写体に対する近接撮影時のみ前記撮影倍率を表示させる手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の撮像装置において、
    前記撮影光学系にはアタッチメントレンズが装着可能であり、
    前記算出手段は、
    (c-1)前記撮影光学系に装着されたアタッチメントレンズの情報を取得する手段と、
    (c-2)前記アタッチメントレンズの情報に基づき、前記撮影倍率を算出する手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置において、
    前記アタッチメントレンズは、クローズアップレンズであることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の撮像装置において、
    (e)被写体までの撮影距離の情報を取得する距離検出手段、
    をさらに備え、
    前記算出手段は、
    (c-3)前記アタッチメントレンズの焦点距離の情報と前記撮影光学系の焦点距離の情報と前記撮影距離の情報とに基づき、前記撮影倍率を算出する倍率算出手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項6に記載の撮像装置において、
    前記倍率算出手段は、
    前記撮影光学系の主点と前記アタッチメントレンズの主点との距離情報にも基づき、前記撮影倍率を算出する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の撮像装置において、
    (f)自動合焦を行うオートフォーカス手段、
    をさらに備え、
    前記距離検出手段は、
    (e-1)前記オートフォーカス手段による合焦後に前記撮影距離の情報を取得する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項6または請求項7に記載の撮像装置において、
    (g)フォーカス状態の手動設定が可能なマニュアルフォーカス手段、
    をさらに備え、
    前記距離検出手段は、
    (e-2)前記マニュアルフォーカス手段での設定に基づき前記撮影距離の情報を取得する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の撮像装置において、
    (h)前記撮影素子によって撮影された画像とともに前記撮影倍率を所定の記録手段に記録させる記録制御手段、
    をさらに備えることを特徴とする撮像装置。
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